小説家になろう 勝手にランキング
小説家になろう の 非公式 ランキングです
推理ランキング 401~450位
身体に出てしまうまで気づかない事はどう言う意味だと思いますか?
大富豪の少女は小さい頃に遊んだ「ケンタロウ」という少年を探していた。しかし、名前だけでは財産目当ての男たちが集まるだけだ。そこで少女は「私にとって世界に一つだけの指輪を持ってきてくれ」といった。さて、彼女が言う「世界に一つだけの指輪」とは一体何だろうか?
『天才は有り余る才能が故に天災的な危険を孕んでいる』
《異端の流れ場》――そこには天才や狂人、壊人など様々な《異端》の人間が集まる。そこで生活している青年《リョースケ》――彼は自分自身を騙り続けて生活している。彼の周りでは常軌を逸した事件が頻繁に発生する――。普通ではない人間が、普通ではない事件を起こし、普通ではない人間がそれを解決する――そんな物語。
【注意】
一話『ボクガ見分ケタモノガタリ』を二〇一四年七月一三日以前に読んだ方は、
もう一度お読みください。内容が変わっています。さらにその変更点は事件に直接かかわる重要な部分です。本格的な推理をする方は、この改稿後の文章のみを手がかりに推理してください。改稿前の文章で明らかになっていた事実でもこの改稿後で書かれていなければ、それは事実ではありません。改稿後の文章のみが事実であり、推理のピースです。このような改稿を行ってしまい申し訳ありません。(内容の改稿を行ったのは『同類対極(同類対局)』と『破壊と再会(破解と再解)』です)
作者より
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山の中腹辺りに存在する龍臣村
その村には御本尊と呼ばれる箱が祀られていた
そして村に降り注ぐ数々の災厄
「水によって渇く事もある。それは何もおかしい事じゃない」
ある日、教師である石神健司(いしがみけんじ)に電話がかかってくる。その電話の主は、石神の旧友からの電話だった。旧友との久々の会話に喜んでいたが、旧友は女の子を殺してしまったと重い口を開く。自主をすると言いい、両親にも謝りたいと言うので、石神は電話を切った。
だがしかし、その次の日に旧友が行方不明になる。石神は旧友が被害者側だったのではないかと考え、独自に調べ上げて行く。そして彼は、事件の多くの謎に悩まされるのであった。
大学教授である瀬戸は、同じ大学の准教授である宮崎を毒殺し、隠蔽を図るが・・・
主人公、石井は探偵職員だが、元は警視庁の辣腕刑事。とはいえ、今の仕事の大半は浮気調査。ある日、石井は殺人現場から立ち去る女を目撃する。それが初恋の人と判明し、容疑者として浮かび上がる。彼女と接触し自首を勧めるが、彼女の答えは11月20日まで、待って欲しいというもの。実はその日付は新興宗教教祖の恐怖の予言、日本列島壊滅の日であった。教祖一味と探偵石井の熾烈な戦いが始まる。
この小説は、探偵が主人公のミステリーなのですが、世の不思議の
解明にも力を注いでいます。しまいには神の正体まで言及するほどの意欲作なのですが、友人に言わせるとその部分がストーリーの邪魔なのだそうです。ストーリーだけを楽しみたい方は、読み飛ばして下さい。でも、もし気が向いたらその部分だけ読み返して頂けると嬉しいです。
Wandering Networkにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ
410位 蝶
フリーカメラマンの神戸透は、雑誌社と契約し、芸能人のプライベートを写真に撮り生計を立てていた。
ある日、有名女性アイドルグループに所属する西嶋はるかが、男性とマンションで密会するという情報を入手する。
マンションで張り込んでいた透だったが、なんとベランダで男に襲われるはるかを目撃してしまう。
咄嗟に、はるかを助けようと慌てて部屋に飛び込む透だったが、そこで彼が目にしたものは……。
411位 遺書
執事として長年勤めてきた『私』は旦那様が死んだことにより、自伝を書こうと試みる。
そうして、過去は、戻ってくる。
700年も続く終わりのない物語。本当の終わりを探す模索と惨劇と推理が始まる。
その年の初冬、渋谷のパークシティーホテルでは、卒業後初めての「松本城西高校」のクラス会が開かれていた。
参加者は同級生の男女八人と当時の教師。
会も終わりに近づいたころ、参加者の一人、「木戸悠太」が突然苦しみ出して倒れた。薬物による中毒死だった。
参加した同級生に疑いの目が向けられた。参加者はみんな何らかのかたちで医療機関に関係していたからだ。
全員が疑心暗鬼になる中で、「永島竜也」と「川名聡美」の二人が事件を追い始める。
その矢先にまた参加者の男女二名が、故郷松本で殺害される。
二人は事件を追う過程で、思いもよらない高校時代の隠された事実を知ることになる。そして、それに関わる複雑な人間模様が、徐々に浮き彫りになっていく。
一方で、犯人像は朧げなまま、遅々として捜査は進展しなかった。
そんな中、竜也の故意に漏らした言葉で、警察の事件解明が急速に進展していく。結果は誰もが予想し得ないものだった。
ある人間が仕掛けたクラス会という舞台で、同級生の仲間が踊らされていたのだ。
首謀者は捕らえられ、事件は解決したように見えたが、犯行の動機は依然ベールに包まれたままだった。
数日に及ぶ事情聴取。その中で、明確な動機のない事件は、醜い皮を次々に剥がしながら真の姿を現し始める。
犯行は、信じられないことに、首謀者の患った『疾患』が完治したことによって引き起こされたのだった。そして、その『疾患』を誘発したのは首謀者に送られたある一本の『メール』。
その『メール』が首謀者を凶行へと走らせたのだ。
「自分を犯罪者と呼ぶなら、メールを送って自分を陥れた人間こそが真の犯罪者だ」首謀者はそう嘯いた。
その『メール』と『疾患』との関連は・・・・・。
そして、首謀者の言う犯行の動機「人間の間引き」とは・・・・・。
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ミステリー研究会のキャンプで訪れた離島。そこで今村明日香と保川多加志は殺人事件に遭遇する。血を撒き散らした首切り死体の死亡推定時刻の間、現場は出入り不可能で事実上密室だった。そして、事件はさらなる展開を迎える。
想像力の欠如。事実としては知っていても、子供なりにいくら想像を巡らせてみても、駄目な子は駄目。あたしたち全然分かってない。人は死んだら、死ぬんだよ。――赤いボーダーラインに魅了された少女。自殺者の完結しないweb漫画。生と死の円に揺り動かされ、彼女はついに最後の一線を越える。
その昔、実在したという天才科学者――――リューグナー。
彼は現在国の教科書にも載る“凶悪殺人鬼”。
何が彼を狂わせたのか。
それを知るのは一台の機械人形だった。
愛するものを失った末、そして苦悩の末の絶望から始まった物語。
筆箱を盗まれた小学生、二田次郎は放課後、犯人である長田勇次の机を探る。しかし見つからず、かわりに長田の巾着袋を取って隠すことにする。数日後、長田は突然行方不明になってしまう。やがて小学生達の間で「放課後、長田が何かを探して校内を徘徊している」という噂が流れ始める……。
十一月二十日の夜、笹島は胸を刺されて殺された。容疑者の一人として疑われている僕は、馴染みのカフェバーでパンダ姿の男と出会った。
殺し屋パンダシリーズ1作目
高校2年が始まり数日、ぼくのクラスを一人の女の子が訪問。やけに肌白いね。ちゃんと紫外線浴びてる?それになんか凄く偉そうだよね。何様?ねぇ何様?なんと彼女は「元FBIで今は日本警察の裏のTOPで世界一の天才で名探偵」! ……なんだただの変人か。
上坂彩子は探偵だ。しかし、探偵らしい仕事は何もしてない。
そこに探偵勝負!カンパニーから手紙が来る。
ライフライブシリーズ第二弾。暢気に新しい日常を楽しんでいた俺。だが俺とは全く関係ない自殺事件が俺を少しずつ大きく巻き込んでいく。美人オタク弁護士ご一行と超一般男子高校生のコミカル&シリアス推理小説。
ある日、劇場の貸衣装屋としてバイトをする光達の劇場に8人の小さな劇団が予行練習をするためにやってきた。そこで起きる残酷な展開。しかし光達はあるものを見つけてしまったために・・・
「じけんよ~! じけんよ~!」
いずみかわ幼稚園すみれ組にアユちゃんの声が響き渡る。
ウサギのみっちゃんがいなくなった。
探偵を目指している阿形クリスティは、自分の出番だと事件解決に乗り出すが。
「虚」のスピンオフ作品です。
勝山の娘である藍香が活躍するほっこりミステリ!
妻を助手席に乗せて温泉旅行に向かっていた涼宮孝弘は突如として意識を失い、目が覚めると薄暗い畳敷きの大広間に居た。妻とは引き離され戸惑う孝弘だったが、そこには同じように困惑する孝弘含め7人の男女が居り、やがて室内に姿なき声が響き渡る。「君たちを我が領域に招待した。愉しんでくれ給え」唐突な事態により混乱が広がる中、遂に7人の中の一人があきらかな他殺で死んでいるのが発見され、少し目を離した隙にその遺体は霞のように消え去ってしまう。和洋折衷の奇
妙な空間に閉じ込められた人々と、正体不明の〈城主〉による人間狩りが開始された瞬間だったーー折りたたむ>>続きをよむ
突然、領主である両親を無くしたジャン・ドールの冒険譚ここに開幕
彼女の親友が私に持ち掛けてきた提案とは?
拙著「憎しみは雪のように」の後日譚。
大学四回生になった幸一が、謎めいた大人の女性、志保と出会う。最初は志保の美しさに惹かれただけだが、何度か会っているうちに大人の魅力に取り込まれてしまう。彼女を取り巻く暗い影と次々に起こる殺人事件。やがて幸一は、いつの間にかその女性に利用されている自分に気づく。三浦幸一最後のラブストーリー。
ネタバレ含むので書きません。
一話一話短編なので読んで頂くと嬉しいです
431位 まり
日本のある街、老齢の男性が殺され、長女のまりが逮捕された。
©2024 弓良 十矢
この世界は平等であり不公平である
学力の優劣だけで人間の価値を決めた世界
さぁ平等で不公平なゲームを始めよう
如月覚は赤字経営のために自分が起業した会社を大手に譲渡する。彼は社長でありながら強いリーダーシップもなく、人望もなかった。そんな性格が災いし、会社は経営に行き詰まり、経営譲渡となった。
そんな彼に別れた妻から依頼が来た。あるものを北大の円谷教授まで届けてくれと言う内容だった。彼女は北海道大学の准教授で柴美月といい、現在は英国で研究生活をしている。それを如月のマンションに届けたのは娘のみゆきだった。妻の美月とは学会終了後、北大で落ち合うこ
ととなっていた。
そしてその夜、事件が起きる。柴美月が事故死してしまうのだ。警視庁の保科警部はこの転落事故に事件性があると疑念を示す。転落事故の前に通話履歴が残っており、その履歴は別れた夫の如月だった。警察は如月を疑う。
如月は娘のみゆきから小さな瓶を受け取る。それは美月からの伝言で「世界の秩序を変えるもの」だという、さらに時間制限があり、72時間以内に円谷教授に届けることが必要だという。
はたして如月は無事に品物を届けることが出来るのか、そしてその小瓶は何なのか、世界の秩序を変えるものの正体とは折りたたむ>>続きをよむ
早乙女愛の次女がひき殺されたのは、衝撃的だった。
早乙女は、お通夜告別式の準備をする一方、危険にさらされていた。
伝子は、なぎさに休暇を命じた。伝子がコンティニューの正体を伏せていたのは、なぎさを慮ってのことであり。ショックも心得ていたからだ。
網島舞香は、新興宗教団体の施設で暮らす友人を助けるために教団に潜入するが、逆に拉致されてしまう。舞香の恋人である浜城彰は、教団に乗り込んで舞香を奪還しようとするが、舞香とともに拉致され、抵抗分子を“処分(処刑)”するための部屋に送り込まれる。そこには、チンピラの清水康介とその愛人である高柳瑠理、カジノの雇われ店長だった榊原洋平とディーラーの坂沼亜紀、そしてすべての財産を奪われた宗教二世の一卵性双生児・屋舗翔太と翔次という六人の先客がいた
。
一度は死を覚悟した八人だったが、教祖の子どもが生まれたことから、恩赦がおこなわれることが明らかになる。その内容は、「奇数番目に部屋を立た人物は助かり、偶数番目に部屋を出た人物は“処分”される」というものだった。折りたたむ>>続きをよむ
北海道沖の島に立つ双之塔は、旧日本軍によって建てられた研究施設で、忌まわしい歴史を孕んだ場所だという。施設に従事していた医学博士は不死について研究をしていたが、閉鎖空間に長期間閉じ込められたことでついに発狂した。施設の研究員を次々惨殺し、その肉を食らって塔の中に生き続けたという。そして、彼は頭部移植を自らの体で成功させ、若い研究員の身体を奪って生きながらえ、今も塔に訪れる若い人間の身体を欲しているという噂だ。そんな曰く付きの場所に集めら
れた探偵・日出最子とその助手・片藁観月を含めたメンバーは、そこで行われていた生物研究によって生まれたとされる、塔の中に眠るある医学的に重要な発明を明らかにするように依頼を受けていた。しかしそんな中、島に集まったメンバーの一人が首を切断されて発見される。そこから次々と首を切られて発見される探偵たち。これは血に飢えた不死身の医学博士の仕業なのか。そして、岩手県沖の島に立つ子之塔でも、同時期に同様の事件が進行していて……。折りたたむ>>続きをよむ
岩手の山中で死体が発見された。何がために殺されたのか、犯人は誰なのか──短編推理小説の扉が今、開く。
この作品はpixivにも掲載しています。
原宿探偵事務所の私立探偵、冬春夏子は出勤して、事務所のドアの鍵を開けた。
室内に一人でいるとドアをノックする音がする。現れたのは、門倉亜美と名乗る女子高生。夏子の大学時代の友人、鈴村まどかの妹で、苗字が違うのは自分が妾の子だからだと告げる。
亜美は、「貧乏な私立探偵の冬春夏子が飢え死にしないように仕事を持ってきた」と言う。
夏子が「未成年の依頼には保護者の同意が必要」と返すと、亜美は姉が書いた同意書を持参していた。
亜美は、学校の帰りに
奇妙な視線を感じていた。「無機質なもので見られている感じ、」でも盗撮ではない、盗撮はされたことがあるからわかる」そう主張し、夏子に奇妙な視線の正体を明らかにしてほしいと依頼をする。
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ルフモ連合国・ホランドのとあるビルの8階2号室に『情報屋バニー・ラビット』という情報屋がある。
そこを経営するのはウサ耳カチューシャをつけた銀髪幼女ネーヴェルだ。彼女の本名・年齢・国籍は全て不明。唯一明白なのは彼女が世界一の情報屋であることのみ。
ネーヴェルは超絶有能を自称するポンコツ助手セリシールと共にありとあらゆる情報の取引を行う。
それがたとえ極悪非道の凶悪犯であっても、連続殺人犯であっても、テロリストであっても。
ネーヴェルが
求めるたった一つの情報にたどり着くまでは。
「ボクの両親は十七年前に起きた大量無差別殺人の犠牲者になった。その犯人はここにいるポンコツ助手の父親さ。ボクたちはこの事件の真相が……真の情報が知りたいんだ」
天才とポンコツが織り成すモフモフで可愛い本格ミステリー小説、開幕!!!折りたたむ>>続きをよむ
現代日本の検屍(法医学)で数々の事件を解決してきた大石花蓮は、事故で幕末の江戸にタイムスリップしてしまう。江戸で医院を営む家の娘になった花蓮はお花という名前で生きていくことになる。それから数年過ぎお花は幕末の江戸で比類無き医学の腕を駆使して、医者としてのみだけではなく犯罪捜査における検屍官としても活躍していくことになる。
また法医学だけではなく、FBI行動科学(プロファイリング)や人の無意識下の行動で心の中を探るノンバーバルコミュニケー
ション(行動心理)を駆使して心許せる奉行所同心の永井源三郎と共に数々の不可解な部分が残る殺人事件に挑み事件を解決していくことになる。
この物語は現代のように科学捜査がない江戸で、現代水準の最高の検屍知識「法医学」やノンバーバルコミュニケーション「行動心理学」の技術を持ったお花が悪「殺人犯」を追う物語である。
『一話目 吊り下がる女』
『二話目 死んだ女』
『三話目 猟奇犯罪事件』
お話は現在時点では短編連作の三話で構成されています。
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平成24年、西暦に変換すると2012年の4月12日。
現役高校生である來見 佑斗は携帯電話に届いたメールを見て、非常に頭を悩ませていた。
「2012年4月13日16時30分、保 蕗沙が交通事故に遭い死亡する。」
とにかく、自分がやれる事をやるしかない。失敗の許されない状況の中、未来から届く不可思議なメールを頼りに來見は人々を救う為に奔走する。果たして将来はどう変わるのか、そうさせているのは誰なのか。そんな感じのミステリーです。
方形大学の暇田正彦ガラパゴス教授を誘拐した、とブラックスニーカーが言って来た。教授は『方正』大学の筈だが・・・。
一方、鈴木校長からの依頼で「交通安全教室」を再開したが・・・。
【全て誰かの星】
警察編、学校編…等の事件簿。
短編推理集です。
よろしくお願いします。
服部夫妻が「遠い世界に」を歌っていると、暴漢に襲われた。
20年前に起きた殺人事件の被害者、竹内恭平は恋人の佐藤怜奈を殺されたため、刑事になる。竹内は犯人を復讐することになった。実は恭平には家族を崩壊させたおj遺家族に復讐した過去があった。
恭平は叔父の息子、竹内康太を何とかしろと叔父に言うが、聞く耳を持たなかった。叔父家族が母の実家に住み始めたことで家庭が壊れていく…
伝子は、大阪の従妹の結婚式に出席した。そして、宿泊したホテルから出火した。
ごく普通のニート、畑中修矢は、いつものように深夜の街で彼女探しをしていた。
そんな彼だが、ある女との出会いをきっかけに、紫月の祭りに遭遇する
大学4年の杉原菜花(すぎはら・なのか)は、内定がもらえず半ば就職を諦めていた。そんな中、母方のいとこである吉良結翔(きら・ゆいと)からアルバイト話をもちかけられ、その話に飛びついた菜花は結翔が働いている会社へと足を運ぶが、真夏の日差しにやられ軽い熱中症になってしまう。倒れる寸前、恐ろしく顔立ちの整った顔が目に映り、そのまま気を失う。
ふと気付くとどこかの部屋で、菜花はソファに寝かされていた。そこは、菜花の目的地、アルバイトとして働く予定
の会社だった。
駅近の雑居ビルの一室に構えるその会社の名前は、「S.P.Y.株式会社」。
エス、ピー、ワイ? スパイ……?
菜花に事の経緯と仕事内容を説明する結翔。二人を微笑ましそうに見つめるのは、まるで芸能人のように華やかで容姿の整った見目麗しい男性。倒れそうになった菜花を助けたのは、彼だった。
仕事内容を聞き、菜花は自分にできるのかと尻込みするが、あれよあれよという間に丸め込まれてしまう。
こうして、菜花は全く未知の世界へと踏み出すこととなった。
誤解を受けそうな社名。そこで取り扱っている仕事とは?
世知辛い現実に向き合いながらも刺激的な毎日。その中で、少しずつ菜花の中で何かが変わっていく──。
※この物語はフィクションです。登場する人物・団体・名称等は架空であり、実在のものとは関係ありません。(念のために記載しておきます)
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エブリスタでも公開しています。(九条睦月名義)折りたたむ>>続きをよむ
「噛み砕いて説明しましょう」
そんな前置きから推理を始める探偵で腐れ縁の砂橋(すなばし)との出来事を元に小説家弾正影虎(だんじょうかげとら)が書いた短編推理小説が書いた本人である弾正の元へと送られてきた。時を同じくして、二人が世話になっている刑事の元に短編小説から破り取られた小説のページが届く。
裸コートの死体。水面に浮かぶカツラ。
小説に出てきた事件の模倣だと思われる事件と小説のページが届く。
いったい誰がなんのためにこんなことを……
?
探偵砂橋と小説家弾正が事件を解決し、謎に迫る!
※カクヨムにて連載終了済み折りたたむ>>続きをよむ