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推理ランキング 1~50位
「筑波ホビークラブ事件ファイル」シリーズ、第3弾。
神尾洋介がつくば駅南に設けられているペデストリアンデッキの上を歩いていると、周囲の人たちが思わず立ち止まり、その美しさを再確認する程の女性から声を掛けられた。その女性は六年前に洋介の前から去って行った元恋人の美由紀であった。彼女の夫は東京で医師をしており、勤務先の病院で開催されたパーティーの後、キノコ中毒で一人亡くなり、警察から疑われていると言う。つくば東署の鹿子木刑事との関係もあ
って、洋介はこの事故か事件かも分からない件に首を突っ込んでいく。
社会情勢によって病院の変革が要求されている中での院長・理事長後継者選びに絡んで、医師の生き方と病院の経営との狭間で繰り広げられる人間模様をバックに、事故か自殺か殺人事件かを巡って神尾洋介の推理が展開される。
キノコが採取されたという情報に基づき、洋介は大阪高槻摂津峡、京都清水山にまで足を延ばし、真相に迫ろうと努力する。
料理に使われたクロハツというキノコの情報を利用した事件を洋介は解き明かすことができるのか。洋介を慕う女子大生、小野村愛の淡い嫉妬心も絡めて物語は展開されていく。折りたたむ>>続きをよむ
「筑波ホビークラブ事件ファイル」シリーズ、第4弾。
夏の暑い日の午後、筑波山の北側にある崖からG製薬会社研究開発本部副本部長の岩宿明が転落死した。事故なのか自殺なのかはたまた事件なのかの見当も付かないつくば東署の刑事鹿子木康雄は、いつものように筑波ホビークラブの神尾洋介を頼る。
岩宿は部下の成果のほとんどを自分のものとし、従わない研究者は、研究以外の組織に異動させてきた酷い男であったことが捜査で明らかになってくる。
製薬会社の研究
所で、新たな薬を創り上げ、困っている患者を救いたいという崇高な意志を持つ真面目な研究者たちの葛藤と、その成果を掠め取って出世しようとする人間との間の軋轢の中で発生した事件の解決に向け、洋介と鹿子木の努力が始まる。
事件解決への試行錯誤とともに、製薬会社に勤務する研究者たちの日々の生活や、新薬が研究開発されていく過程で生じる様々な成果や問題が詳細に表現される。
筑波山を構成する岩石や周辺の鉄道、紅葉の名所などが絡み合って事件解決へと繋がっていく。
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「筑波ホビークラブ事件ファイル-研究者の黒い渦」に続く第2弾。
筑波山麓にある旧家で行われた恒例の梨狩りで、この家の婿さんの一人がスズメバチに刺されて亡くなった。ここ数年間に他の二人の婿さんたちや近所で覇権争いをしてきた家の跡取りもスズメバチに刺され酷い目に遭っていた。さらに、この家は昔から『呪われた一族』という気味の悪い噂があった。
この旧家の家長は近隣の人たちのリーダーとして貢献してきたものの、年を取るとおかしな言動が多くなる
ことが代々続いた。それ以外にも、天狗に襲われたり、子供が小舟で遠くに流されたり、追いはぎするような男が出たりと、恐ろしいことが沢山起こったので、周囲の人たちから『あの家は呪われている』と言われるようになった。
良きも悪しきも旧家の伝統を受け継いで生きている一族で起こったハチ刺傷事件の真相を解き明かそうと、『筑波ホビークラブ』の設立者神尾洋介とつくば東署の刑事鹿子木康雄のコンビが立ち上がる。
単なるスズメバチによる刺傷事故か、それとも殺人事件なのか。この疑問を明らかにすべく、二人の捜査は開始された。
旧家の継承者たちの立場、そこに婿養子に入ったようなものである婿さんたちの心境、地域のリーダーの座を争ってきた近所の一族の妬み等を丹念に掘り起こしていくことと、スズメバチの生態を徹底的に調べることとによって真相が少しずつ解明されてゆく。折りたたむ>>続きをよむ
ストレスに苛まれる研究者たちの癒しを目的に神尾洋介が筑波山南麓に設立した『筑波ホビークラブ』を拠点として、フグ中毒死事件が解明される。食中毒か殺人か不明な事件の捜査と並行して、偏った功名心が引き起こす黒い渦との闘いで苦しむ研究者たちの生き様、研究学園都市の特殊な状況、女子大生、小野村愛の淡い恋心などが描かれる。
S研究所M研究室の送別会で港北副所長がフグ中毒死した。尋常ではない名誉欲を満たすため、港北は部下や他の研究者たちに強い圧力
を掛けたり業績を奪い取ったりしていたので、所内ばかりか外部の人間にまで疎まれ恐れられ恨まれていた。食中毒か殺人かの判断に迷う鹿子木刑事は筑波ホビークラブの洋介を頼った。洋介と鹿子木は試行錯誤を繰り返しながら、事件解決に辿り着く努力を重ねていく……。
小説好きの人だけでなく、研究者、理系の人あるいはそれを目指す人たちにも読んでいただければ幸いです。
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桐壺帝の御代。左大臣の嫡男として生まれ、恵まれた人生を謳歌する、若き日の頭中将こと藤原喬顕は、宴の松原で起こった猟奇殺人事件への関与を疑われる。自らの名誉の回復をかけて、調査に乗り出した頭中将が出会ったのは、一人の少年だった――。
あらゆる才能に恵まれながら、『源氏物語』の作中人物として、この世に生み出された瞬間から「永遠のナンバー2」を宿命づけられた男の、世に知られざる冒険譚。
事件より彼女が大事!な御曹司リオと、鈍感幼馴染のスー。
高校生探偵の恋とミステリー✧
~◆~・◆・~◆~
菫(スー)と幼馴染の璃央(リオ)が通うセレブ高校の、お嬢様OGの夫が行方不明に。
裕福だが、一廻り以上若い妻へのDVに加え、浮気もしていたという夫。
彼の身に何が起きたのか。
世界的楽器メーカーKIRIYAグループの御曹司、頭脳明晰で美少女と見紛う容貌のリオは、周囲から失踪事件の解決を期待される。
浮気相手との駆
け落ち? 身代金目的の誘拐? それとも――。
でも、
「謎は解くけど、解決はしません」
「だって、ただの高校生ですもん。僕」
常日頃から「趣味はスー」と言いきるリオには、どうにもやる気がなくて……。
~◆~・◆・~◆~
※この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません。
※※作者は、本作の著作権を放棄しておりません。無断転載・無断使用等を禁じます。
2023.7.26~折りたたむ>>続きをよむ
《後宮》×《ミステリ》×《検視》×《エンバーミング》×《メイクアップ》×《恋愛?》
ワケあり妃は屍を葬り、身分格差、男女格差によって隠された死の真実を暴く!
先帝の死後、斉の後宮はひらかれた。
高官の妻妾選びの場となった後宮では、物騒な事件が頻発するようになった。後宮丞の男 絳(コウ)は屍を蘇らすと噂の妖妃を訪ねる。
「死人に口はなしさ。けれども、死体は語るものだ」
綏(スイ) 紫蓮(シレン)
彼女は先帝の娘であり、後宮の死化粧師であ
る。後宮中から蔑まれながらも誇り高い彼女の検視と推理によって、権力で揉みけされた事件の真実が明らかになる。
だが、彼女の本領は崩れた屍を復元して、最も美しい姿で葬ることだ。
「遺され、哀惜するひとたちのため、屍は一度だけ甦るべきだ」
絳は秘密裏に、紫蓮へと依頼する。
「先帝の死の真実をあばいてくれませんか」
屍を愛し、死に愛された「妖妃」と彼女に愛執する「奇人官吏」による後宮の暗黒事件簿、開幕!
ライト文芸寄りの後宮ミステリです。LGBTにまつわる事件もありますが、作者の思想よりも世界観を優先しており、現実の事件、人物、団体等とはいっさい関係なく、特定の人物、考えかたを非難、否定する意図はございません。
R‐15ほどの性描写、G15ほどの残酷描写がございます。
*連載について
第一部は毎日連載 更新は19時から21時になります
*お知らせ
メディアワークス文庫より「後宮食医の薬膳帖 廃姫は毒を喰らいて薬となす」
ファミ通文庫より「後宮の女官占い師は心を読んで謎を解く」
好評発売中です折りたたむ>>続きをよむ
《後宮》+《占い》+《心理学》+《ミステリ》+《グルメ》+《恋愛!?》
その女官の占いには、ウラがある!
食いしん坊な後宮女官占い師と廃嫡された第一皇子が後宮に渦まく謎に挑む!
都で占い師を営んでいた易 妙(イー ミャオ)は、ひょんなことから後宮に放りこまれ、下級女官として働きながら、妃妾たちに占いを披露していた。報酬は旨いものをひとつ。
占いとは神託である。神妙なる力を借りておこなうものだ。
だが、易 妙(イー ミャオ)の占
いにはウラがあった。彼女は《行動心理学》をもちいて人の思考を読み、真実を導きだす。
嘘をついたとき、かならず〇〇をみる。緊張したとき、△△を触る――など、人の行動にはかならず、ウラがある。
神や祖霊を信じるものたちにとって、妙の心理は邪道だ。だから、裏がばれないように努めていたのだが、第一皇子に見破られる。
「私には神も祖霊も憑いてはいませんが、嘘もついていません」
「俺と組まないか。ますますにあんたが欲しくなった」
宮廷の旨い飯につられて、後宮で起こった異常な事件にかかわることになった妙の命運はいかに!
* 後宮ものですが、男性の読者さまにも楽しんでいただけるとおもっております!折りたたむ>>続きをよむ
シャオグーは孤児ではあったが、頭が良いおかげで何とかありついた商家の下働きとして日々を過ごしていた。
しかし、突然犬の耳と尻尾が生えてしまい、獣憑きとなってしまう。
この世界には獣憑きという、普通の人間に突然動物の耳と尻尾が生えてくる現象が起こっていた。そして九尾の狐という獣憑きが帝を惑わし、国を傾けた過去があるため、獣憑きは迫害を受けていたのだ。
シャオグーはすぐさま逃げ出すが、ともに下働きをしていた者に見られており、商家の主に獣憑
きになったことが知られてしまう。
若い女性の獣憑きはペットとしても価値があるため、商家の主はシャオグーを売り飛ばす為に、捜索を始める。
しかし、シャオグーは後宮の第二側妃に保護される。第二側妃は獣憑きを保護するために、日頃から市中に情報収集者を送っていたのだ。
そうして、シャオグーは第二側妃の侍女として働くことになる。そこでカイレンというツンツンとした性格の宦官に出会い、後宮内の事件に挑んでいく。
カイレンは事件を解決すると、シャオグーに決まって問いかける。
「ほ、褒美に撫でてやろう」
それに対して、シャオグーは決まってこう答える。
「いえ、褒美になっていないので、遠慮しておきます」
そして、意地悪な笑みを浮かべるのだ。折りたたむ>>続きをよむ
『やっと、飢えに怯えることのない生活がはじまったのに……目立ちたくないからやめてよ……本当……はぁ……』
真っ白な髪を持つ林王朝の公女『林紅玉』
彼女はある日、反乱によって全てを奪われ後宮を焼け出された。
それから五年――
名前を『紅林』と変え身分を偽り、ただの民として生きていた彼女が突如後宮へと戻ることに。
この国で白い髪は『狐憑き』と呼ばれ、不吉の象徴とされている。
そして、それを表わすかのように後宮に戻った紅林の周りで様々な問
題が勃発する。
しかし元公女であり、後宮事情には誰よりも詳しい紅林にとって、後宮問題など赤子の手をひねるようなもの。
さらりと次々に問題を解決したり、回避したりして何とか目立たずに過ごそうとする。
が、うまくはいかない。
妃嬪たちだけでなく、とある衛兵にも目を付けられる始末。
しかもその衛兵の正体は、紅玉を後宮から追い出した張本人、冷帝『関玿』であった。
二人は互いの本当の身分を知らぬまま惹かれ合っていく。
誰よりも後宮に精通している紅林は、目立ちたくないのに嫌でも表舞台へと引っ張り出されていく。
折りたたむ>>続きをよむ
卒業5周年を記念した貴族学院の同窓会。その席上、ピンク髪の元男爵令嬢が、アパルトマンの隣の部屋に赤ん坊がいるはずなのに、泣き声がちっとも聞こえないのが不思議だと言い出す。騎士団長の息子の脳筋、宰相の息子の眼鏡、「顔は」超絶よろしい天然王太子、銀髪王太子妃などなどがこの謎に挑戦するが、皆目見当もつかない。そんな中、舞踏会の最中にクズ男との婚約破棄を堂々と宣言したことで名高い破天荒公爵令嬢カタリナが参戦してきて──
※春の推理2023参加
作品です。
※前作「公爵令嬢カタリナの計略」の前日譚ですが、独立してお読みいただけます。折りたたむ>>続きをよむ
その男は問われるまま語りだす。
問題があって公開が封印されることとなったとある映画の裏話を。
何の変哲もないアイドル映画だったはずが、どうしてそんなことになったのか。そこには「禁断の強制女装事件」が絡んでいるらしいのだが…
三年前に夫のDVが原因で、離婚をした小和田彩加。
彼女は、女一人で息子の明を守り、生きることを覚悟した。
弱かった今までの自分を変えるべく、ボクシングを習い、
強く生きることを決意した。
元夫の藪押大和は、高校時代に柔道でインターハイを制している。
ある酷暑の朝。大渋滞に巻き込まれた薮押。
そんな渋滞の中、彼の車のエアコンが壊れ、全く動かなくなってしまった。
うだるような暑さ。
藪押は、突然何もかもが嫌になり、車から降りてしまう
。
そして、ある目的を胸に、東の方に向かって歩き出した。
しかし、彼の向かう道にはトラブルが付き纏う。
コンビニエンスストアーでの傷害事件に、食事処での老女の監禁。
しかし、藪押は止まらなかった。
その事件を追うことになったのは、親子ほどに年の離れた
2人のコンビ。西嶋と森川だ。
なぜ藪押は事件を重ね、東へと向かうのか、捜査していく中、分かった真実。
それは儚くとも叶わぬ、藪押の想いが引き起こしたものであることを知る。
納得出来ない彩加との離婚。
もう一度正直に話をすれば、必ず分かってくれると信じ、薮押は歩く。
そして、誰にも邪魔されないことを願い、廃墟となった旅館にいき、
そこに彩加と息子の明を呼び寄せる。
その廃墟に呼び出された彩加は意を決し、藪押と関係を絶つべく、
戦うことにした。
離婚をしてから、トレーニングを重ねてきたボクシングで、
大男に立ち向かう彩加。
ボクシング対柔道の戦い。
だが、そこに待ち受けていた藪押の常軌を逸したその驚きの姿に、
驚愕することになる。
廃墟で繰り広げられる惨劇。
その行く末に見たものとは。
そして、彩加は、息子を守れるのか。
終わらせたい女と、終わらせたくない男の戦いが今始まる。
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普通の人間を自称する騎士隊長と悪魔を自称する獄吏官長が事件を解決する話
星ルーニア騎士団の第五騎士隊長であるレイチェルはある日、騎士団長から呼び出しを受ける。その用件は連続殺人事件を解決するために、ある人物の橋渡しになってほしいというもの。
その人物とは犯罪者を収監する監獄棟が始まって以来の鬼才、獄吏官長の少女ラウネ。
その能力と人柄から悪魔として畏れられ、そして自らもそう自称する変わり者のラウネにとってレイチェルは、士官学校からの唯
一の友人であった。折りたたむ>>続きをよむ
日本人の華族令嬢春花は父の都合で家族でフランスに住んでいた。父の知り合いの公爵から紹介したい人がいると言われ伯爵の隣人の舞踏会に家族で出席することになった。
そこはミモザの花の咲くお屋敷だった。
一方で街中では平民の少女達が行方不明になるという事件が続いており。
十九世紀初頭のヨーロッパに似た世界。
新興国ボミラールル王国では巡察隊という警察の前身となる組織をつくり、
治安維持をはかろうとしていた。
そこに大国リューベルとの戦争の最前線で多くの武勲を上げた英雄、ルーニー・ネイピア大尉がやってくる。
のちの初代警視総監である。
ネイピアの赴任早々、奇怪な事件が起こり始める。
鍵となるのは黄色い花。
可憐な佇まいに秘められた復讐と首都ベルメルン破壊計画。
やがて、街は炎に包まれ……
ネ
イピアは美人新聞記者エレメナら協力して事件を追う。
<<登場人物>>
ルーニー・ネイピア……ボミラールル王国軍人。階級は大尉。ベルメルン巡察隊に異動になり班長を拝命。
ラブロー・デン・モーテン……巡察隊二等巡査。ネイピアの相棒。
エレメナ・アウグストリ……ベルメルンの地元新聞「ホイヘンス日報」の女性記者。
ジューゴ・バン・マルディナード……自警団長。鍛冶屋。
メイレレス・ブローリン……巡察隊班長。階級は中尉。ネイピアに敵対心を持つ。
ビールズ・グライジャー……巡察隊隊長。階級は大佐。ネイピアを冷遇する。
タッカー・ヴォルドゥ……火災にあった宿屋の主人。
ディアナ・ヴォルドゥ……タッカーの妻。
フラーツ・ロマ……火災現場から消えた宿泊者。
折りたたむ>>続きをよむ
名古屋に本社を構える大手興業の山鍋興業の秘密会議室。
その会社の社長である山鍋清彦はある大きな悩みを抱えていた。
そしてその悩みの解決策として、犯罪コーディネーター兼プランナーのレントに前金一億円、成功報酬三億円で契約を結ぶ事にした。
一方、東京の私立秀明館高校には親の転勤の都合に御神蓮司が転校し、直ぐに同級生の大谷亜理紗と秋山妙子、半藤貴新と昵懇した。
御神が転校して来て三週間が経ち、御神の名古屋の友人の山鍋清彦の娘、山鍋佳
純と山鍋興業の社員の笹野誠が婚約する事になった。
笹野誠の兄で東京に本社を構える大手興業の山光興業の部長の笹野透が主催者の、山光興業が名古屋の金山に開業するスカイタワーというホテルのオープンパーティーに御神が招待される事になった。
その同行者達として同級生の秋山妙子、大谷亜理紗、半藤貴新、同じく同級生の三堂賢悟、宮内守もそれに参加する為、名古屋に行く事になった。
御神一行は道中、佳純と出会い、目的地まで着き、その見上げた先には山光興業と大手商社積王商事が共同出資した山光興業のスカイタワーと積王商事のグランドタワーから成る高さ百五十メートルを超える二つのホテル、名称ツインホテルがあった。
ホテル内から両ホテルを行き来出来るのは、三十階にある二つのホテルを結ぶ渡り廊下しか存在しない。
二つのホテルのオープンパーティーは、同日の同時刻で開始されるとの事だった。
御神一行はオープンパーティー会場に向かうが、その途中突然後ろの方を歩いていた半籐が渡り廊下の扉が二枚共開いている事に気付き、グランドタワーへ興味を持ち、行きたいと言い出し、亜理紗と三堂がそれに付き合わされ実際に行く事になった。
しかし、スカイタワーへ戻ろうとしたが、その時には透が既に施錠した後で、三十階から戻れなくなってしまい、外は豪雨の事でそのままグランドタワーのオープンパーティーに参加する事になった。
しかし、その最中、唐突に両ホテルでハイジャック事件が発生した。両ホテルのハイジャック犯達の目的は共通で不明で、それを訊いたら者は直ちに打ち殺すとの事。
両ホテルの人質達は二手に分かれて貰い、その人質のランクをクジ引きで決める前代未聞の事が起こった。
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東京の下町、浅草にて法律事務所を経営する弁護士の榊原龍一郎。嘗ては常に事件捜査の最前線に立ち辣腕を振るった鬼検事だった。しかし、ある不祥事の責任を転嫁した上層部と懐を分かち検察を辞め、ヤメ検弁護士となった。ある日、元検事正で弁護士会理事長である大物弁護士・本多平蔵を介して、大手複合企業グループ「伊藤グループ」の女社長・伊藤加奈子が婿養子である夫の離婚訴訟を依頼してきた。元刑事の藤堂駿介の調査協力もあって不倫は確定し、訴訟まで秒読みとなっ
た最中に検察時代の旧友である捜査一課長の加納恒彦から加奈子の夫・純一が愛人である星野真由美が無理心中を図り死亡したと知らされる。弁護士となった今警察に任せ身を引くつもりだったが、4日前に遭遇した殺人事件に関連性を感じて独自に捜査を進める。そんな中で、加奈子の周りで怪しい影が見え隠れし事件に元暴力団員の復讐屋・工藤昌平の介入もあり事件は更に深刻化していく・・・。※皆さんに評価して頂いた「トラップガール」を弁護士版として改正した作品です。同時進行で執筆して行きますので読み比べしてみてください。折りたたむ>>続きをよむ
二匹の蜘蛛が生活にどのような影響をもたらすかが表現されています。蜘蛛に関する言い伝えである、「朝見た蜘蛛は縁起が良く、夜見た蜘蛛は縁起が悪い」と言ったことを題材にしております。
「異世界はおなかいっぱい。普通じゃない作品が読みたい」そんなあなたに向けて書いた作品。
【こちらは一般読者むけあらすじです】
※あらすじ(梗概)は第1部分に投稿してあります
ぷっぱか♪ぷっぱか♪ぷっぱかプー♪
突然ではありますがこれから君はとある無人島で「殺人コンテスト」をしてもらいます。殺人コンテストというのは参加者が互いを堂々と殺し合う「真のデスゲーム」ね。
そんなことしたくない?
うん。みんなそう言うんだよね。
でも君は自分の立場を分かってる?君は人を殺した罪人なんだよ?君もあそこにいる彼らと同じ、最低最悪最凶の殺人犯なんだよ。
そんな罪人にはこのデスゲームを拒否する権利はおろか、人間としての権利が無いんだ〜。
だから僕は君のことを本当は罪人って呼びたくないんだ。罪カスとか罪ゴミって呼びたいよ。でもそれは可哀想だから……そうだ!
罪の菌ってことで罪菌って呼んであげるよ! ザイキンだ!
てことでザイキンの君はこの殺人コンテストに強制参加なわけ。逃げようとしても島の周りは海だから無駄だよ。島から出たいよね? 家に帰りたいよね? そのためには!
「殺せ」
殺した後には僕の部下と対決ミニゲームをやってもらうよ。クリアすればおめでとう! 君は自由だ!
「ミニゲーム」が気になる?それも後で説明するから早くそこから出て来なよ。まさか緊張してるの?やめてよね。ザイキンの君からしたら人を殺すなんて簡単でしょ?
生きるか死ぬか。殺すか殺されるか。さあさあ君もこの真のデスゲームに参加しようよ!
あ、そうそう。もしも無人島に物を持っていくとしたら君は何を持っていくのかな?折りたたむ>>続きをよむ
「上級国民」薄田によって開かれたパーティー。
「ちょっとぐらいお邪魔したってバチは当たらない」
と、呼ばれてもいないめい子とぼくは、そこに忍び込んで、美味しいディナーを食べていた。
その時、突然あかりは消えて、再びついた時に、女の悲鳴がパーティー会場に響き渡る。
ある朝、主人公の有馬 昴は見覚えのない部屋で目を覚ました。覚えているのは自分の名前と年齢だけ。昴の恋人だという、春風あきと共に記憶探しをするのだが・・・・・・。徐々に思い出していく記憶と違和感。誰を信じて、何を信じれば良いのだろう。衝撃の結末が待ち受けていたのだった。
【連載中の話のあらすじ】
高堂を尋問するべくバーガーショップへ赴いた青野たち。しかし、そこで殺人事件が発生する。
北次学園に通う高校1年生、青野優紀。「小説部」という部活に所属する彼は、高校生探偵として日々謎解きを行っている。
そんな彼と、彼を取り巻く愉快な仲間たちの、コメディ風味なミステリです。
基本的に毎週金曜日の更新です。なお、本作は以前投稿していたもののリメイク版になりますが、ほとんどの作品で内容の練り直し及び書き直しを行う
予定となっています。
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助手である私は、巣体さんの推理を聞いて犯人を確信していた。しかし、薬剤師って犯人として全然出てこないような…?
近未来、ひどく欠点を抱えた生徒達を人間社会から隔離する裏の機関があった。
出来損ないの落ちこぼれである神田遊魔は、とうとうそこへ連れて行かれることとなった。
どうしてボクだけ……!募っていく嫉妬や憎悪は、やがて何者かによって仕組まれた"死のゲーム"により誘発させられる。
……やがて明かされる真実なんてものは意味をなさない。
逆回転していく歯車は静止を知らぬものであった
。
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主人公の黒宮 圭は、全てが白一色の空間で、記憶をなくした状態で目を覚ます。そこには、スーツ姿の謎の男がいた。黒宮は、男に『あなたは連続殺人犯に.殺された』と教えられる。だが、同時に生き返る方法を教えられた。それは、黒宮が殺される前の被害者の死体に憑依し、ダイイングメッセージを残す、というものだった。
だが、この憑依が黒宮の人生を大きく狂わせる――――
果たして、黒宮は無事生き返ることができるのか?
謎の男の正体は?
犯人は一体誰なのか?
最後、驚きの真実が明らかになる。
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ごく普通に生活していた事務員の彼女は、朝起きるとツノが生えていた。
会社に向かう途中政府の職員となのる男たちにつれられた先は「謎解き部」
政府直属のこの部署で、名探偵として働くこととなった彼女の運命はいかに!
舞台は現代の日本。
2018年8月11日(日)3時20分。
鉄筋コンクリートで建てられた築42年のボロアパートに彼は居た。
そして、彼は殺人事件に巻き込まれた・・・・・・
友達とメールしていたら、
自分の部屋に閉じ込められた。
一応、残酷な模写ありにしました。
そこまで無いので御安心下さい。
見た目はかっこいいのに性格が煩さとおバカで構成されている残念なイケメンヴァンパイア、美青年ではあるが常に無気力な雪女と人間のハーフ、可愛いけどなめてかかると危ない男の娘(普通?の人間)、自由奔放な彼らにいつも振り回されている妖狐……イレギュラーな彼らが挑むのは大学の七不思議――
七不思議はなぜ生まれた? 消えた人間の行方は? 彼ら以外の人外とは?
――様々な謎が交差する中、彼らは全ての謎を解き明かすことが出来るのか――
マスコミ探偵三部作の中心作品です。人情殺人犯の話です。現代で恨み買います。他にも同じ主人公が本格推理小説で探偵役の作品「マスコミ探偵」があります。
オモシロ料理実験サークル、通称オモケン(非公式)でシュークリームがなくなった。疑いあい、たった4人の部員の友情が危うくなる。誰が食べたのか。そして誰が残りのシュークリームを食べられるのか。
中国海南島近海で中国海軍の原子力潜水艦から巡航ミサイルが日本に向けて発射された。台風13号の影響で台湾近海に墜落した巡航ミサイルを探して中国海軍とアメリカ海軍が活動を行なっている中、CIAはミサイル発射原因究明プロジェクチームを発足させた。私立探偵・大和太郎もそのチームに参加した。
国有数の貴族の息子、アラン。
遊学先から王都に戻る途中、田舎領主の屋敷で働く少女エレノアに出会うのだが——。
華やかな宮廷を舞台に繰り広げられる復讐ミステリー。
舞台は国立桜坂学園高等学校。全寮制のこの高校には、一つ特殊な入学基準が存在する。それは「超能力を使えるかどうか」というもの。しかし、生徒たちが持っていたのは何とも中途半端な力で、世間からは微妙力なんて呼ばれる始末。
そんな学園で、何か特別なものになりたいと願う一年生 今際 空(いまわ そら)は、ひょんなことから無実の罪で窃盗の容疑者に……。
紆余曲折を経て、彼女の無罪を証明するために導かれた人物 夢路 龍(ゆめじ りゅう)。
この二人の出会いが、舞台に大きな波乱を巻き起こす。
青春異能力ミステリー開幕!折りたたむ>>続きをよむ
【殺人事件は起こらない!ほのぼの探偵コメディ!!】
舞台は地球とは別の星の、日本とは違う国。だけど、異世界要素ほとんどゼロ!
小さな町のRR探偵事務所で巻き起こる、ドタバタ推理喜劇。
R15と残酷描写ありは保険です(噛む吊る言葉あるので)。
主に女子バスケット部のメンバーが人狼ゲームをします。
この物語はノットデスゲームです。ゲーム的には死亡扱いになる訳ですが(笑)
大丈夫、楽しい人狼だよ。怖くないよ~。
ルールは人狼最大トーナメント準拠になると思います。
お試し投稿です。人狼ゲーム小説の書き方とか人狼ゲーム勉強(あと可能なら普及)したくて書いてます。
わかり易さや楽しさ追及したいので、ちょくちょく改稿されると思い
ます。
ゲームスタートすると補足説明以外ほぼ会話メインで、作者による推理誘導はあまりない筈です。
感想で改善点や要望など書いて頂ければ取り入れるかもしれませんが、ゲーム的に議論になるのは避けたいので感想は受け付けますが、返信は基本ないものと思って下さい。申し訳ありませんが予めご了承願います。
本当は別にやりたかったことあったのですが、それは運営にダメ出しされたので拙い内容かもしれませんが楽しんで頂ければ幸いです。
一応、自作「真んなか狙い撃ち♪」の番外編みたいな位置づけです。
第一夜完結までは頻繁に投稿できたらいいな~。折りたたむ>>続きをよむ
僕しか来客のない閑古鳥なく古本屋、「ウォーター・バック」。7年間通い詰めた店が僕が18になり上京するのに合わせ、閉店。「俺だって忙しくなることもある」泣き止まぬ僕に店長がかけた言葉が、僕の頭にある仮定を浮かばせて...。古本屋を舞台にした、超短編ミステリー小説。
高校の卒業式、俺は意を決して告白し――玉砕した。悲しみに暮れる中、告白した彼女から一枚の写真が送られてくる。彼女の部屋を写したらしいそれをどうして送ってきたのか判らないまま、一年が経った。未練がましくいる俺は、写真に隠されていたあることに気がついて――。
世界に名を轟かせ、彼がいればこの世の謎無しと言われている名探偵――坂巻流斗《さかまき・りゅうと》。
そんな彼、実は飛び抜けた推理力や洞察力があるわけでもない、どこにでもいるようなただの一般人だった!
しかし生まれながらの巻き込まれ体質且つ、ちょっと変わった死に戻り能力を所有しており、謎を解く運命にあるのだ。
そんな彼の謎解きミステリー死に戻りライフ。
わたしの担当作家は少し変わっている。その興味と知識が偏っているせいで一般常識がスコンと抜けていることがある。
そんな彼女でも昔は恋愛もしたことがあった。しかし、その話はどうにも腑に落ちなかった。
2022 春の推理参加作
桜の木の下で殺された男。
誰が殺したのか!
武田信子警部補(残念美人のキャリア)と山本寛太巡査部長(貧相な小男のノンキャリア)のコンビがその謎に挑む!!(っていうほど大した展開にはなりませぬ)
(いつも殺人に遭う探偵と同じ宿なんて、まさに悪夢だ)
舞台は猛吹雪に閉ざされたコテージ。
気づけば私は、アドベンチャーゲームの中に召喚されていた。
配役は作中で一番悲惨な殺され方をするキャラ。しかも、厳しい縛り付き。
犯人が誰かを言えない。逃げられない。特殊な能力もない。
あるのは、このゲームの知識だけ。
「早く解いてくれよ……名探偵」
謎を解くのが先か、殺されるのが先か。
私の運命は、名探偵の推理に委ねられる。
「噛み砕いて説明しましょう」
探偵事務所セレストに所属している砂橋はいつもそう言ってから推理を説明し始める。
砂橋とは大学時代から知り合い、現在も関わりを持っている小説家の弾正はいつも砂橋に呼び出され、仕事や揉め事に連れまわされる。
少し捻くれた性格をしている砂橋と、それに振り回される弾正。
二人は今日も迷い込んできた謎を解明するために出かけるのだった。
殺人事件の被害者は一体何を感じて過ごしているのでしょうか。どのようなことを考えて死へ向かうのでしょうか。これは探偵でも警察でもない、ただの被害者の物語です。
pixivで同名で活動してましたが今回こちらにもあげてみることにしました!これからも色々な作品を挙げていくつもりなのでよろしくお願いします!
警視庁は刑事部捜査第一課に「特命捜査対策室 不可能犯罪係」を設置した。
目的は、時間的制約のある難事件、および人間が行うには不可能だと思われる事件を解決することであった。不可能犯罪係を率いるのは、科学捜査のスペシャリスト、女性警部、早乙女弥生。それを支えるのは、かつて世界で活躍したマジシャン、氷室裕天。これは彼女とその仲間と奇妙な事件の物語である。
(一話完結の短編集)
第一話 プロローグ「800万分の3の青酸カリ」
第二話 「自
動人形館の殺人」
第三話 「鬼島の三密獄門」
第四話 「伊豆の霊能者」
第五話 プロローグ2「人ヲ殺ス死体 ― Murder of the Dead ―」
第六話 「天城殺人事件」
第七話 インタールード「エリちゃんと魔法のコンペイトウ」
第八話 「殺人者は、未来から……」
第九話 「ガラスハウスの梅安」折りたたむ>>続きをよむ
近未来を舞台にした学園で、ハードボイルドなヒロインと謎を追う日常風学園ミステリーです。
転入してまだ間もない主人公の高遠ユウジは特別校舎での授業を終えて本校舎に戻る途中、下駄箱前で立ち尽くすクラスメイトの麻峰レイに遭遇する。
レイは同じクラスでありながらも、その完璧に近い美貌と近寄りがたいクールな雰囲気によってユウジは自分とは縁がないと思っていた人物だった。
靴が紛失し立ち往生していたレイを助けたユウジは翌日、彼女から昨日の礼と靴の盗
難事件が多発していることを聞かされる。
レイは既に盗難事件について独自の調査を開始しており、自分を含めた被害者の生徒はいずれも同じ寮の女子生徒であることを突きとめていた。
そしてユウジは、レイからこの事件を一緒に解決しようと誘われる。好奇心からと、レイのような美少女と仲良くなるチャンスを拒む理由はないユウジはその申し出を受ける。
このようにしてユウジとレイはバディを組むと、事件と学園の謎に迫るのだった。折りたたむ>>続きをよむ
施錠された教室内、ガラスの筺に閉じ込められた人形が涙を流した。
この奇妙な事件に遭遇した僕は、これまた奇妙な喫茶店で一人の人形に出会う。
謎を解く人形に。美しくも、毒舌で、理知的ながらも性悪な、そんな人形に。
横浜。
そこには裏社会で名を轟かせる一人のおねぇが構える店があった。
その名を霧山龍治(きりやま りゅうじ)。
日々人助けに邁進する彼は、ある路地裏で大雨の日、一人の貧しい少女と出会う。
いつものように素早く少女の悩みを解決した彼だったが、その日から少女に追い掛け回されることになるのだった。