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空想科学[SF]ランキング 401~450位
特殊な生い立ちのアダムはタイムスリープから目を覚ますとそこは300年後の地球だった。
現地で出会った少年とともにアダムはパートナーのイブを探し始める。
時を越え、アダムが親がわりの博士に託された人類への願いは届けることができるのか。
近未来、企業が運営する警察の一員であるマチは、警官の不審死の捜査を指示される。
警官が所有する衝撃銃で自殺したよう見える警官を見て、マチは相棒のギブスンと協力し、捜査していくが……。
仮想25世紀。都市型シェルター、ノア・ドームの市民たちは、『PAIR』と呼ばれるパートナーAIとともに暮らしていた。
PAIRはユーザーの心と身体のあらゆる情報をリアルタイムで処理しており、「もうひとりの自分」「魂の片割れ」とすら言われている。
しかしある日、治安局屋上から女性の捜査員が飛び降り自殺をする。その捜査員のPAIRはパートナーの死の兆候を予測できなかった。
果たしてPAIRに欠陥があったのか、それともAIが嘘をついたのか。
私立本駒込学園高校のミステリー研究部。平成の次の元号についての考察を始めるのだが……。
――遥か未来、人類は宇宙に追いやられ、地球は巨大機械知性体・械獣の闊歩する世界となっていた。
械獣の巣を破壊するため地球に降りた人間爆弾の姉妹と、謎の回転式拳銃型デバイス・レヴォルバーに脳を詰め込まれた青年が出会うとき、人類の歴史は最終戦争の先に新たな戦いを記録する。
廃墟を崩し山を削り、砂塵を巻き上げ森を焼き、世界の骸を荼毘に伏して、新世界を手に入れるのは、いったい誰――?
巨大ヒーロー×百合×クトゥルー神話×ポストアポカリプスを冒
涜的に混ぜ込んだ王道空想英雄譚。
カクヨムでも連載中。
https://kakuyomu.jp/works/1177354054886483267折りたたむ>>続きをよむ
ある日、咳をしたら歯車が出てきました。
どうやら私は生き物ではなかったようです。
だから将来にあれこれ思うことは、何の意味もありません。
全ては、私の、じこまんぞく。
――じゃあ、この気持ちは何なんだ?
異世界に拉致されてきた少年・任那と姉のメイフェリア。二人を拉致したのはその世界の科学者たちであり、メイを人質にとり任那に巨大ロボへの搭乗を強制する。
ただし、科学者たちは分かっていなかった。
任那は、弩の字がいくつでもつけられるレベルのシスコン少年だったのだ。
※カクヨム、Pixivにも掲載しております。
太古、パラディソスという島にムーという文明都市があった。
ムーの皇帝は、不思議な力を持つ石「スフェラ」を使って、絶滅したはずの翼竜や巨人を生きながらえさせていた。
ある日、海底火山が大噴火を起こし、平和だったムーは壊滅の危機を迎える。
当時神学徒であったダリアンは、混乱の中で死亡した皇子コールガーシャの生まれたばかりの双子の命を、皇家に仕える巨人に託すことにする。
その後、滅亡の危機を脱したムーであったが、その空から太陽が消えた。
それから16年。
皇帝に代わり国を治めていたダリアンの前に、成長した双子が現れ、闇しかなかったムーに太陽をもたらした。
だがそれは、スフェラをめぐる、時空を越えた戦いの幕開けだった。折りたたむ>>続きをよむ
なんて事のない1週間、激動の1週間。人によって様々な人生。
長い人生の中のたった7日間を切り取った話です。
とある王国で、王位継承権をめぐる議論が起きた。はたして、その解決策とは?
412位 塊
おれ
は
おれ、
は
あのひと
の こと
を
/ command: return
XXX年、戦闘民族のとある家族で子供が生まれた、その子には戦闘力がほとんど無いことが分り、名も最弱と名付けられ家族に見放され、あげくには周りからも差別を受ける、しかしその子には戦闘力の代わりに頭脳にスペックが振り分けられていた、これは少年が苦難を乗り越え最弱から最強へと成長していく話。
ある日、トラックに轢かれて異世界に転移した少年。
彼がその世界で魔王を倒す旅に出ている間、現実世界で起こっていた出来事とは。
人類は驚異的な技術力で目覚しい発展を遂げた。
だが各国が競い合うようにして急速に発展しすぎた代償は大きく、母なる海を枯れ、空は黒く染まり、大地は痩せこけ純粋な自然の姿を残したかつての青い星は消滅、地球は灰色の人工物と化していた。
人類が自らの愚行を嘆いた時、それらは災害レベルの環境汚染という形で牙を剥く。
地球のキャパを超え、浄化不能と化した汚染を前に人類は試行錯誤の末、試験的ではあるが有害物質に抵抗を示す"ナノマシン&quo
t;を開発、それを体内に組み込む事で環境への適応を試みた。
結果時代が進むに連れ、人類全体が体内にナノマシンを宿すようになり、それは環境汚染に適応する為だけにとどまらず外傷に対する瞬間的止血、いかなる状態でも精神を安定させ、循環するナノマシンを停止させる事で罪人を処し、逆に瀕死の重傷人を蘇生させる。
世界は遂に己の生き死にさえも技術により管理する時代を迎える。
だが42世紀末、世界中では老若男女総勢1万人超の相次ぐ不審死が発生。
国連の調査によると死因は体内のナノマシンが異常を起こした事と判明。
人為的なモノなのか単純にプログラムの異常なのか、一部メディアが死神の存在を謳った事からナノマシンに突如起こる異常動作、特に生死に関わるモノは通称"死神"と呼ばれるようになる。
それは"人間に感染するコンピュータウィルス"であり感染経路、発症条件、予防策などは依然不明。
神の裁きか或いは乗り越えるべく与えられた試練か。
徐々に広がりを見せる謎のコンピュータウィルス死神に対して日本政府も対策を発表。
時同じくして首相を含む一部の上級官僚達は秘密裏に、とある機関との接触を開始。
その機関の名は"社会福祉法人 技能開発研究所"。
表向きには環境汚染に対して、より高度な反応を示すナノマシンの開発及び、それに対する情報共有を目的とした民間法人企業だが、正体は政府公認の秘密機関にして非合法な研究、人の道に反した禁忌を行う国家の闇を具現化したような狂気の組織。
監視社会の手前、表立っての行動に制約を掛けられている今、動けるのは先進技術の闇に隠れた裏の組織として福祉技研に密命が下される。
究極の畜生道とも言える、その作戦名は──
"EscapeGoat(エスケープゴート)"折りたたむ>>続きをよむ
416位 A愛
今にして思うのなら、恐らく僕はその女性を初めて見た時から何かしら惹かれていたのじゃないかと思う。その女性は脳外科医で、専門は脳への人工知能チップ移植だった……
時渡りの術を開発中の魔導師のもとに、ある訪問者がやってくる…… タイムトラベルSFの王道とも言える話を自分の文字で書いてみたかったから書いた。
近未来。何でも願いを叶える究極のマシンが完成した。開発した博士は人類の救済を願い、マシンはそれを叶えた。世界が変わった後、博士は……。
僕の友達は、、、変な生き物。
グレーの羽のついた小さな生き物に会う。
その生き物の正体は、、、?
表あらすじ
リオ・ガイナスリュート一世。
それは歴史に燦然と名を残す英雄であり、解放者の名。
賤民とされるハーフダークエルフとして生を受け、奴隷として過ごしながらも、高い教養と知性。そして何よりもその勇敢さを持って、数多の民を救い、難関を越え、解放奴隷となり冒険者となり王となり、この世界を統一するまで駆け上がった希代の皇帝。
やがて天より現れた異形の獣たちさえも調伏し、獣たちを伴い天へと昇っていったという永久の少女皇帝
の物語
裏あらすじ
本星・植民惑星間の戦争の果て、死の星系と変わった母星系から、新天地を求めて旅立った長距離移民船は、跳躍事故により、巨大惑星へと不時着する。
そこは全てのスケールが桁違いな巨大生物と巨人種族が住まう星であった。
20Gという高重力を持つ惑星の環境調査と修理物資調達の為に、重力制御機関を持つ機動兵器ガイナスブレードの外装に現地人を模した偽装装甲が施され、投入されることになる。
その中の一体、ガイナスブレードの試作機能実証機であるガイナスリュートには、巨人文明調査のために若き文化人類学者であるリオグランデが搭乗していた。
これは英雄伝説の影に隠された、中の人達の惑星脱出話
エブリスタ様にも投稿しています折りたたむ>>続きをよむ
22歳になりパソコンを購入した今田修二。そのパソコンには音声認識ガイドが備わっていたのだが、そのガイドの様子がおかしく?
青く輝く美しい惑星、地球。そこには日本という小さな島国がある。
そこは今、異能力を持つ怪物と、異能力を持つ新人類の出現により混沌と化していた!
ある日、ただの特撮ファンだった賭頼信護は異形の存在へと変貌する力を得た。
その力で世界の救世主となるか、それとも世界の破壊者となるのか――。それはまだ、誰にも分からない。
「鎧装機甲オン! フィジカルチェンジ!セクトマン!!」
変身×異能力! 少年の成長譚!
戦いの先に、異能力を持
つ少年少女がどんな結末を迎えるのか、その目で確かめろ!
信じる仲間と未来を護れ! セクトマン!!折りたたむ>>続きをよむ
Carmillaの過去作『絶望都市』を内容新たにリメイク。
数々の研究都市で行われる実験。
そして、そこから生き残った者達の物語。
18世紀後半に英国新政府として新国家を設立後、間もなく英国政府によって制圧・抹殺された幻の都市”レイバ”。
21世紀、平和という文字を取り戻しつつある世界を崩壊への道へと歩ませたのは、あるはずもない国家”レイバ”であった。
レイバを巡り、争う国家、第三次世界大戦。
果たして、レイバとはなんなのか?
新種のウイルスが世界中に蔓延し、突如として滅亡の危機に立たされた人類は混乱に抗いつつウイルスを撃退するワクチンの開発に成功させる。ところが事態の収集がつかないと判断したガルヴァス帝国は各国に対し宣戦布告を行い、侵攻を開始。帝国は人型兵器「シュナイダー」を投入し、その圧倒的な戦力に追い詰められた各国は帝国の軍門に降ってしまう。
それから数年後、今も続く争いに介入する正体不明のシュナイダー「アルティメス」を擁する謎の武装組織「レイヴンイエー
ガーズ」が帝国に反旗を翻し、この死と支配に抑圧された世界の「狩り」を開始する。帝国に対抗できる戦力を持つ「究極」の反逆者たちには、実は世界を揺るがす重大な秘密があり……。
※リメイク版「漆黒の狩人アルティメス」連載しています。折りたたむ>>続きをよむ
西暦末期、人口を三分の一にまで減らし地球の環境を破壊し尽くす程の大戦争が起こった。
やがて戦争は終結し人々はその記憶を忘れ去る為に暦を新西暦と改めそれまでの西暦、旧西暦を忌まわしい歴史とした。
それから時は流れ戦争の傷が完全に癒えた世界に突如として旧西暦の生体兵器「ヴァイラム」が謎の復活を果たし人類に牙を剥く。
新西暦誕生と共に軍隊に代わる組織として発足した統合防衛機構「UG」は年々拡大するヴァイラムの脅威に対抗すべくヴァイラム専門の機
動部隊「Vカウンター」を新たに設立する。
Vカウンターに配属された青年、狩川俊也は試作強化装甲服「ウィルケン・ストライカー」の装着者となり戦争を忘れた人類を脅かす旧西暦の亡霊ヴァイラムとの戦いに身を投じることとなる…。
とにかく自分の趣味、性癖を詰め込んだ作品です!
小説を書くのは初めて故疎い部分が多々ありますがご容赦ください。
また投稿頻度がかなりスローペースになると思われますがお付き合い頂けると本当に嬉しいです。折りたたむ>>続きをよむ
どこの言葉か分からないが、なにやら激論している、あるいは相談でもしている様子である。その者達は薄暗い場所にいたが、見慣れぬ容姿でもあった。
やりとりは一段高い場所とそうでない場所にいる何者かで行われ、一段高い場所にいる者によって決断されたようである。
時代遅れの電話のベルが鳴った場所があった。慌ただしく動く者達は見慣れた者達、地球人類であり、日本人であった。電話のベルや大声が響いているのは、どこかのビルのフロアーのようである。
慌ただしさから数時間後、とある場所に五人ほどが集まっていた。そして、派遣を取り仕切っていると思しき人物から心得を聞かされた五人は、「派遣業務を遂行して参ります」と告げて虫食い穴のように漂う、ワームホールの一つに消えていった。折りたたむ>>続きをよむ
夢…それは、寝ている間に脳の整理中に勝手に頭の中で見てしまういわば、スクリーンセーバーのようなものである。
それは現実と関係があるのかはわからない…
前回の続き、L女子学院の中庭に獣魔の現れた場所に円陣が有った。そこにガラナが突入してしまった!
近未来、世界は大麻合法、ナチュラルメディカル主義、陰でひっそり化学雑貨の店、店長の苦悩。
瀬木 綾人(せき あやと)は無能力者である。だが自分が見た能力を何でもコピーするという力などを持っているが「みんなの前では使わないよ能力、目立つのは嫌いだからな」などと言うそんな男の物語。
2050年 高校生、音無律人(おとなしリツト)は、母親に大量の宝くじを見つけられ、家を出る。どうしていいのか途方に暮れていたリツトは商店街で夢を売っているという女性に謎の薬<ドリームフェアリィ>を渡された。それは、人を夢の中で覚醒させ、人と人との精神世界 (夢世界)を繋げるという一見夢のような薬だった。だが実際は精神世界を自力で脱出するまで現実の世界には戻れず、精神世界で損傷すると現実の肉体の精神が損傷し、死亡すると、現実
の精神、つまり脳が破壊され、死に至るという過酷なものだった。
リツトはDF(ドリームフェアリィ)の力を使い、精神世界のからの脱出を目指す。
━━━━━━━━━━━さぁ、夢物語を始めよう。折りたたむ>>続きをよむ
人の夢の中に入り込み、精神を食い破る凶獣「クリサリス」。双子の姉の七海がクリサリスに襲われ昏睡状態に陥ったことをきっかけに、結城八尋は、夢の中で怪物と対峙する。クリサリスを倒す為に人類に与えられた夢見武器アンチクリサリス略して「アンク」を携えて。双子の姉弟をつけ狙う怪物、亡霊、そして大人たち。結城八尋に宿ったアンク「マフリーズ」は二人の希望となるのか。
次元連続者(パラレル・ターナー)━それは平行世界の自分と入れ替わる能力を持った者たちのこと。彼らは無限に広がる平行世界の知識と、平行世界の自分同士とのつながりを利用し、全ての平行世界を傘下に収める次元統一を企んでいる。彼らは世界にとって、神か悪魔か。
端的に言えば、全ての次元支配のためにパラレル・ワールドを移動する超能力者をテーマとしたオムニバス小説です。基本的に複数主人公交代制です。パラレル・ワールドをビックリするほど自由に駆け巡
ります。たまに次元移動以外のオカルト方面でも超能力が登場します。一応SF風味の作風を目指してますが、いろいろと突っ込みどころがあれば遠慮なくお願いします。
※ハーメルンでも同名小説を投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ
宇宙難民達の墜ちたヒーロー二人が繰り広げる対抗狙撃戦勃発!
人造神グレーテルキューブによってテラフォーミングされた惑星サトゥルヌスへ転送された地球人類は、惑星表面に設置された幾つかの巨大コロニーに分散して生き延びていた。
中でも最大規模の人口を有するコロニー・エバーグリーンは、先住生物である昆爬虫類の侵攻から自らの生活圏を守る事に成功し、着実にその領土を拡充しつつあった。
だがそれは表向きの話。歴史には様々な暗黒面がある。
昆爬虫類と最前線で対峙する一人の若きスパイナーが、英雄的行為によって戦場での壊滅的大打撃を回避した。
しかし彼は、軍上層部からある事実を隠蔽する為に、英雄の称号を与えられながらも、強制退役させられていた。
ブロンズメダルの万能兵器コネクターを持つこの英雄スパイナーの名前はロックロウ。
ロックロウが、しがない特別退役軍人年金の穴埋めに始めた始末屋稼業は、様々なトラブルを彼に運んで来るのだが、、。
※本作はアルファポリスにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ
2310名を残して人類が滅亡した後の物語。
化け物化した人類への対応策を模索するため「切り離し実験」が企画された。
これは残された2310名の人類の全てに歓迎されるはずだった。
しかし、この計画を邪魔するように、今迄とは異なる、戦闘に特化したロボット型の化け物が現れた。
主人公を化け物と恐れていた始まりの化け物が、主人公との対決を決意するまでの物語。
Sciencityの発展で人間は自然も超越できる世界を手に入れた
一方でRoboty(機械)の普及により、人は質より安定を求め、人間の手によって作られたものは欠陥品も一部出る為、複数のクレームの声から、人が作ったものを信用しなくなり、チャレンジを恐れ、Robotyが作る同じ形、同じ色、同じ味、そういったものが全体のシェアを占めていった。また、仕事の場で人間が不要になった事からNo worker(失業者)が増え、一方でRobotyに携わる
人は莫大な利益を得ている
その、Zeny man(富裕層)の間では子育てさえもRobotyに任せ、親は四六時中Private timeを過ごす等の為、Flash human:フラッシュマン(ハート無し)の子供が増える問題が起きている。この世界は本当に恵まれた、人の為の世界なのか? そういう疑問を持ち始めた人間が現れて……折りたたむ>>続きをよむ
森の奥深くで独自の研究を続ける博士のもとへ、僕はよく通っている
ある日、そこには小さな太陽があった
パラレルワールドへ行ける装置だと博士は言うが
戻ってくる術はまだないという
事故で向こう側へ行ってしまった僕は……
世界を襲ったAMEの大規模進行を食い止めた、英雄、唯山裕也を父に持つ、唯山広輝。
しかし、その才能あふれる父の元に生まれたはずなのに、戦いの武器ATにも適応できなかった。
それが原因で、自分は出来損ないだと思っていた広輝の運命は、突如変わり回り始める。
これは、英雄の後継者の物語。
人工知能とロボットに管理された社会。
人々は管理されていることなど知らずに生きている。
事実を知っている”私”は自由を求め戦うことを決心するのだが……。
5分で読めるSF短編。
オチを用意して待っています。
舞台は近未来。そこでは人間の意思に従って自在に任意の元素へと変化することのできる万能元素:Multi Element、通称ME(ミー)が発見された事により科学は大幅に進化した。MEを操作する能力を先天的に持って生まれた者たちはMER(メル)、持たざる者はNOR(ノア)と呼ばれるようになり、MERとして生まれた者たちはMEを操作するための技能を身につけたME操作師(エクスキューショナー)の資格を得るために全国の《学区》に設置された学園で
日々学んでいる。
そんな世界で今年から学園の生徒となる少年、緒多悠十(オダユウト)には記憶喪失という《欠陥》と、過去の思い出を忘却する代わりに未来を見ることのできる《能力》があった。そしてその能力ゆえに彼は戦いへと誘われていく。
彼の精神世界に住み、その《能力》の源となっている《時の核》たる少女、クロノスと学園で出会った人々が織りなす学園物語。
――《科学》と《時》の渦の中で少年は何を知り、何を思い出すのか。――
※他サイト「メクる」にて同名小説を投稿中です。http://mecuru.jp/novel/7412折りたたむ>>続きをよむ
優越感に浸った人と浸ってない人のお話。(東京新聞300文字小説 ネット小説大賞 時空モノガタリ投稿作品)
観月企画【リレー小説・秋】参加作品
一人約1200文字。四人で完結させた短編小説です。
私こと、木野亜月はどうも仕事が長続きしない。やる気はあるのに、私が怒りの感情を持つようなことが起きると、決まって不思議な現象が起きてしまうのだ。
もう、水商売でもするしかないかと思っていた時、目の前に《 急募 アシスタント募集 無料社宅完備、三食付。安全で簡単なお仕事 》というチラシが!
藁にもすがる思いで(?)訪れた会社。そこで私は世にも奇妙な入社
試験を受けさせられて……。
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超人工知能が誕生し、それに依存した人間社会。超人工知能”ソラ”との交渉を仕事にしている僕は、ある時から、妙なノイズに悩まされるようになって……
一粒のサプリメントで一日分の食事が賄えるような時代で、カンザキアサギは古い文化を重んじていた。
ただの嗜好品となってしまった飲食物に愛着していて、特にコーヒーを好んで飲んでいる。
技術が革新していく一方で、その必要性を問題視している一人がアサギだった。
なかでもアサギの頭から離れられない疑問が、十年前に実用化されたテレポート技術にあった。
人類が実際に生み出したテレポート技術は、目的地に対象を複製して、オリジナルを消去する事によって擬似
的に移動するような技術だった。
しかしコピーしてできた人間は本当にオリジナルの人間と同じ人間なのか。
この疑問が当時世間で問題となり、テレポートが普遍した今もアサギを悩ませている問題だった。
その問題を追及する為にアサギはテレポートの管理員として会社に勤めていた。
毎日のように人間をコピーして消去する仕事を長年続けてきた。
それでもテレポートの真実を見出す事なく時が経ち、アサギは婚約して家庭を持っていた。
愛する夫アインと幸せな日常を過ごしていたが、ある日アサギはアインの身を案じさせる悪夢を見る。
(ここから先はネタバレを含みます)
ただの夢と気にする事はなかったが、その日アサギはアインをテレポートする出来事に見舞われた。
コピーが済んだとはいえこのままアインを消してしまってもいいのかと葛藤したアサギは、真実を見出せないまま高出力レーザーでアインを消去する。
ところがその途中で緊急停止ボタンを押してしまい、アサギはそのアインの鮮血を見る事になった。
弔うつもりで再びレーザー光線の熱へとアインを送ったアサギだったが、もう一人のアインが帰ってきて、いつもと変わらない日常へと戻った。
普段通り二人で朝のコーヒーを飲んでいたが、今までの飲めなかったブラックコーヒーをアインが飲めるようになったと気付く。
もしかしたらテレポートでコピーされたアインは本物ではなかったのではないかとアサギの中に疑問が残るが、真実はわからないままだった。折りたたむ>>続きをよむ
言葉というシステムの崩壊。
medium.comと重複
~君は本当に見えているか?~
人は進化と破壊を繰り返し遂に三つの国が世界に君臨する事となった。
ロシア連合・アメリカ連合・アジア連合
この三つはれぞれの国を一つの島として統合し世界をまとめる事となった。
これは建前上の連合であり敗戦しそうになった国を統合し永遠に続くであろう無益な戦争を終わらせるための切り札となった。
ここ日本はアメリカ保有の州の一つとなり国の誇りは薄れていた。
20年前の西暦2048年。
アメリカ本国側から一つ
のデバイスを日本州に限り一般解禁する事になった。
その名は
”EYE PHONE”
グラスフォンやウォッチフォンなどが主流だった時代に於いてあまりに画期的な物であった。
眼球ごと取り替え視神経と直結する事により得られる恩得は凄まじく人々は次々に飛びつき一般化が進んでいった。
西暦2050年
EYE PHONEは齢7歳から義務化され定着していった。
だがこの時から反政府組織として一つの名がこの州民を脅かしていた。
名は
”ANALOG”
実態不明存在すら不透明なこの組織であったが都市伝説というにはあまりに大きな事件を起こしていた。
そんな激動の時代から18年後の西暦2068年。
ANALOGという名前は忘れ去られ一部のオカルトなファンが食いつぶすだけの材料と成り果てていた。
これは刑事である田辺浩一が巻き込まれた一つの事件の話。
PIXIVと重複投稿してます。折りたたむ>>続きをよむ
450位 死神
人の生死を医学的に選別し、死亡宣告を行う「死生裁判士」、別称「選別者」のひとりである若き医学者と、新型感染症を患った少女。立場の違う二人の見える世界は、やがてひとつの物語となる。思い込んできた生命観とは何か。知らされざる真実とは何か。物質世界とは異なる、独立した時代と世界で起きた変化の風の行方は――
(あなたのSFコンテスト参加作品。Science・Fiction、Sickness・Fantasy)