小説家になろう 勝手にランキング
小説家になろう の 非公式 ランキングです
ホラーランキング 8201~8250位
"顔のない人が追いかけてくるの"
顔のない人――――それは、神か悪神か?
享保《きょうほう》二十年(一七三五年)の秋。
お姉ちゃんは七つになる前に、この世を去った。
月日が私も過ぎて私も七つを迎える。
これは、私の忘れられない幼い日の出来事。
顔のない人は私の前に幾度となく現れた、黒い能面から不敵な笑みを見せた。
ある夜、私は真夜中にうなされ、この世をなのかあの世なのか区別が付かないほど、意識が朦朧とする。
母に起こされた父は私をおぶり、「小石川養生所」へ駆け込む。
※「小石川養生所」当時の総合病院。
しかし生命のしのぎを削る、この場所でも、顔のない人は執拗につきまとい、死の淵をさまよう私を高みから見物する。
鼻歌の代わりにお経を唱え、足音の代わりに死臭を漂わせる。
気配だけで私を恐怖へとおとしめる。折りたたむ>>続きをよむ
俺が学生時代、アパートでひとり暮らしをしていた時のこと。
ある夜、自分の部屋から向かって右手の壁から、あたりをはばからない、大きな罵り声がしたんだ。
どうもものにあたっているらしく、相手の返答がない。一方的な罵倒だ。
何度も聞いているうちに頭に血が上った俺が、壁をドンと叩いたんだが……。
ある日行方不明になっていた友人から一枚の写真が送られて来た。その写真を手がかりに友人を探し出そうとするが、彼の失踪の裏にはある恐ろしい存在が潜んでいた。
大企業に務めるA子は祖母の遺品整理をした際に一冊の日記を見つける。
彼女がその日記を読みすすめると、孫であるA子への呪詛の言葉に満ちていることを知る。
己の存在を否定されたA子は仕事が上手くいかなくなり、精神を病みかけてしまう。
出張先で仲良くなった友人と私の体験談です…
そんなに怖くないと思います…
側で聞いてた私は、怖かったですけど…
色んな話を聞いたので思い出しながら書いてみました…
或る夏、としあきは母からもらったギターを担ぎ京都へ。
あら不思議な体験から物語は展開していく。
心の奥の大切な曲で『僕』は『僕』を取り戻せるか。
少しのホラー要素有り。最後には心温まる。異質なホラー小説です。
ある男が警察から逃げていた。そして男は逃げ回るうちにある場所へ辿り着く…。彼の運が尽きた瞬間だった。
信州の田舎に住む長田 治彦(おさだ はるひこ)は、祖父、丁次(ちょうじ)と二人して松茸狩りに出かけた。
先祖より代々受け継いできた、松茸が異様に採れる秘密の猟場を教えてくれるというのだ。
そこは女人禁制として知られる霊山のなかにあった。深く分け入り、次元を越えた先には『行者転ばし』と呼ばれる窪地があり、たしかに立派な松茸が所せましと生えていた。こんな光景はお目にかかれるものではない。
しかし窪地には、いつの時代のものかすら定かではない
人骨の山が築かれていた。足の踏み場もないほど、松茸に負けず散乱していた。
丁次いわく、『行者転ばし』には身の毛もよだつ歴史があるのだという。松茸は殺された人々の怨みと呪詛、人骨の栄養素まで吸い取って生長しているかのようだった。
たしかに星の数ほどの松茸を摘み取ることができた。これだけあればかなりの稼ぎになるはずだ。
丁次はさらに言うのだった。
じつは松茸以上のお宝が、ここから先にある『入らず山』の神域に眠っているという。
「いまからそこに潜入する。この獲物さえ採ることができたら、おまえは一生安泰だ。多少危険がつきまとうが、それに見合うどころか、ありあまる財産を築くことができるはずだ。それは――不老不死の秘薬となるモノだ」
とはいえそこは恐るべき魔所だった。しかも禁断の山には山姫がうろついていたのだ……。折りたたむ>>続きをよむ
異常な世界。
異常な世界。
異常な世界。
これは異常な世界。
ある夏の日、台風の中で主人公が見かけたのは仲の良い友人だった。しかし、過去の友人の言動とその状況から、彼は殺人鬼に違いないと確信を持った。
その後友人は自らの命を断つことになる。『彼は、殺人鬼だったのではないかと考えていました』と、ずっと気がかりになっていたことを友人の母親に打ち明けた主人公だが、友人の自殺をした部屋を見てまた新たな疑いが生まれることになる。
※この作品はNOVEL DAYSにも掲載しています。
小夜物語 第76話 妄春・妖夏・怖秋・惨冬 別撰ショート・ホラー小説劇場 第三話 私の中で何かがコトンと壊れた
ある晴れた、穏やかな日曜日の午後。
部活の練習帰りの女子高生二人組に襲い掛かる、理不尽な災難。
回避する事は可能だったのだろうか……?
それは、誰にも分からない。
フィクションとリアルの区別が付かない方は、気分が悪くなる恐れが、大いに有り得ますので、読むのを差し控えられた方がよろしいかと思われます。
「貴女は私のエンジェルだ」そう言いながら男は今日もやってくる。
《奇談、怪談。》シリーズ1作目。
ショートショートです。
この話は、短編にしようとしたら、文字数が足りなかったので、連載に。でも、続けるかどうかは未定。
四月一日。遅刻の言い訳として、ちょっとした嘘を口にした主人公。エイプリルフールの冗談のつもりだった。ところが、彼が帰宅すると‥‥‥。
四月一日に人生が大きく変わった、一人の学生の物語。
前編・中編・後編の三話構成。
(この作品は「カクヨム」「エブリスタ」「ステキブンゲイ」「ノベリズム」でも掲載しています)
甥が小学6年生の頃。学校では集団登校を行う時期だった。
待ち合わせ場所は公民館の入り口。そこは倉庫が併設されていて、倉庫の上部にはちょうど小石を投げ入れられるほどの、採光用の窓が空いている。
そこへ石をうまいこと投げ込むことが、甥の日々の楽しみとなっていたのだけど……。
彼女はクラスで一番、色白。
それをうらやましく思う生徒も多くて、秘密を聞き出そうとするけれど、彼女は口を割ってくれない。
私も関心がある組のひとり。
ある日、町中で見かけた彼女が不審な動きをしているのが気になって……。
何かを成し遂げようという人は成し遂げることそのものに飲み込まれてしまうものです。
かつてあるクニを治め、勢力を伸ばし続けた首領。
彼は優れたる力を持つ精鋭を求め、日夜、観察を行っていた。
優れたる者同士から、かならずしも優良な者は産まれず、劣りたる者同士から、かならずしも劣る者が産まれるとは限らない。
その神秘を追う、首領は……。
おや、こんな寂れた劇場に人がいらっしゃるとは。
いえいえ、よろしいのですよ。御足労いただきありがとうございます。本日ご用意したのは、シアワセを求めた人間たちのお話です。
一枚の手紙を残し、失踪した弟を探す家族。4年かかっても見つからない。弟は、一体何処へ?
そんなある日、家族の家に、1通の電話が。
果たして、弟は帰ってくるのか───。
それでは、是非、お楽しみください。
わたしがあの日、あなたに会わなかったら。
こんな結末にはならなかったのに。
わたしがあの日、あなたに会わなかったら。
わたしはあなたを好きにならずにすんだのに。
ごめんなさい。
サンタさん。
※ドロドロの百合サイコホラーです。なんでもアリな人向け。
8225位 鼠考
ドブネズミの死骸とある男の会話。
FC2小説内でChaos accelerator名義で重複投稿しています。
ある日実際にみた夢を文字に書き起こしたお話。
殺人鬼であるらしい僕はその記憶もないまま逃亡生活のただ中にある。
人を殺した記憶はおろか、自分が眼鏡をかけ始めた時期すらも曖昧なままひたすら逃げ続け、
なんども意識を失っては様々な場所をさまよい歩く。
そして僕は遂に、ある一つの事実を思い出すが……。
蝉の鳴き声が、うるさくて、うるさくて、うるさくて…。
8228位 鴉
があがあと鴉が啼く。
世界は人間を失い警鐘を鳴らしていた。
人よ、戻れ。戻れ。と
世界を圧迫するほどに栄えた人間達に、意思を持った世界は警鐘を鳴らし続ける。
「世界ってね、日付が変わる時に、生まれ変わるんだって」
中秋の名月という名の〝三日月〟を見ながら、彼女が言った。
にこやかに笑う彼女は、世間一般で言う〝変わり者〟だ。
あと一分で、今日が終わる。
天気の悪い日。
開放された体育館も満員となると、廊下での追いかけっこが始まった。
すべてのフロアを舞台に、階段も使ったスケールの大きい鬼ごっこ。
そんなはた迷惑な行動が先生の目につかないはずがなく、お説教モードになったわけだけど……。
正義なんて曖昧で薄気味悪い…
そんなものなら壊してみよう…。
それが悪事だとしても壊してみよう…。
なぜって?
「僕は偽悪者だから…」
自分が通ってる高校ではない。そもそも高校かどうかも分からない。同じ高校で同クラスの9人は、午前2時から時の動かないその校舎内で、実体の見えない《何か》に追われる。各々の人物が抱える想いと恐怖とが入り混じる、儚くも愛おしいと思えるホラーストーリー。
大学生の風間(かざま)生留(いける)は夏休みを利用して地元に帰省していた。両親の留守中に友人3名を自宅に招き、酒盛りをしていた深夜の事。退屈を持て余した友人から「肝試しをしよう」という提案をされる。
彼らの地元で有名な心霊スポット「美紗子ちゃんが首を吊った樫(カシ)の木」へ向かう流れになったが、乗り気にならなかった生留は「美紗子ちゃん」は自分が中学時代に何気なく創作した怪談が広まったものだと告白する。
「呪いも怨念もあそこにはない」そ
う主張する生留を無視して一同は美紗子ちゃんの元へ向かうが……その道中に出くわした老婆が、彼らに語りかけてくる。
『……美紗子のところに行くんかァ?』
その言葉を皮切りに、生留の創作だったはずの怪談は、思いもよらぬ結末へと向かう。
※半分くらい書いてから、夏のホラー2018企画が締め切られてる事に気付いたうっかり作品です。無念ですが、楽しんでいただければ幸いです!
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8235位 白雪
とっても可愛い子が居たので、ついお持ち帰りしちゃいました。
普通の大学生であるあなたはふとした拍子に一冊の魔道書を手に入れてしまう。
魔道書がよびだした一体の悪魔。
それから、あなたの周りで不審な出来事が発生する。
つい最近身近に起きた、現実には影響のない私だけの夢。
スノボに出かけた僕。
誰もいない森の中で、一組のきれいそうなボード用手袋を見つけた。
拾って自分で使おうかと思ったら。
……その手袋には、中身が入っていた。
夏のホラー2018参加作品。
8240位 豚
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俺たちサークルのメンバーに訪れる恐怖を知りたくは無いか?
君たちはきっと後悔するだろう……この話の元ネタは作者本人が実際に体験した話を少し改変し名前を変えたものである。
はははっ、深淵を覗くか……
何かを我慢していると、それを夢に見てしまうことがないですか?*エブリスタでも同名の作品を投稿しています。
かつては難攻不落の地下牢として機能していた場所。
しかしそこは、経年劣化によって廃墟と化してしまい、やがて誰も寄り付かなくなった。
だが、“この男”は違った。
“この男”は彼を地下牢に閉じ込め、凄惨で残虐な行為をしていった……。
Hの母は冷蔵庫をいつも満杯にする人だった。使い切れなくても腐らせても止めない。けれど、一杯なのは冷蔵庫だけ。そこにある理由とは。
upppi撤退で引き揚げた作品の加筆修正版です。
この作品はサスペンスではありません。何故ホラーなのかは読んで推理してください。
何やかんやで千切れたり千切れたり千切れたり。
あとはもげたり食われたり。
最後の一話を話し終わった時、その場に何かが起こるのだという。
どこかで誰かが体験したかもしれない、そんな怪奇譚。
つまんないね、なんかさ、花粉症も治んないし
え、、、、プラシーボ効果?
記憶を失った俺、湊 希心は突如現れたメンヘラ殺人鬼、夏木 八葉と同棲生活をしなければならなくなった。