小説家になろう 勝手にランキング
小説家になろう の 非公式 ランキングです
純文学ランキング 351~400位
東京駅の地下で友だちと待合せをしている男がいる。夕方6時に待合せしていた。友だちのナインと男は同じ大学を20年前に卒業したが、5年ごとに会っていた。男にはナインと会ってもかれがわかるかどうか一抹の不安があった。ナインは会うたびに極端に痩せたり太ったりを繰り返し、毎回容貌が変わっていたからだ。ナインはなかなかこなかった。男は待っている間、他人をナインと勘違いし、勝手な妄想を働かせて、ナインをひたすら待ち続けた。
不幸な家庭で育った主人公きーちゃんの成長物語。
今回はまだまだ自分探しをしている主人公が初めて人を好きになるお話です。
これは短編連作の四作目です。よろしければ一作目からご一読ください!
シリーズ一作目 消える人
https://ncode.syosetu.com/n5188gl/
シリーズ二作目 くじら
https://ncode.syosetu.com/n1737gm/
シリーズ三作目 扉の鍵
https://ncode.syos
etu.com/n6954gm/
PIXIV にも掲載しています。
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これは「一葉恋慕・大森編」の続きです。こんどは私が明治時代にワープして来ました。一葉さんや母おたきさん、妹邦子さんがどう暮らしてらっしゃるのか…のぞき根性で拝見しに行って来ました…などと、冗談ですが、とにかく一葉女史の本懐に迫りたくて女史の往時を描いてみようと思ったのです。それをするに当たって、往時の横浜・神戸等の慰留地で営まれていた、欧米資本による再生茶加工業の実態を描くことから始めました。なぜかと云えば彼の有名な生糸産業とも合わせ
て、明治の立国を支えるにあたって女性、就中女工たちの力が大きかったことを云う必要があると思ったからです。彼女たちの存在があまり知られていないことを理不尽と捉えました。また同じ慰留地における遊郭において、女性たちが強いられた状態と、さらには、同じ日本人からさえ受けねばならなかった白眼視というものを、こちらも是非描いてみたい。そうすることが男社会に始めてNOを突きつけた、一葉女史の本懐への、良きプロローグになると思ったからです。
日米の間の子である、美しくも哀しい、お島さんの生い立ちから筆を起こしました。ではどうぞ、一葉恋慕・明治編をお楽しみください。折りたたむ>>続きをよむ
突如大学のキャンパスで統合失調症を発症し、周りから罵倒される世界が幕を開ける。それを思考する私の世界の日常が一変した日々。
「ふいに訪れた図書館。そこで出会った君に、俺は一目惚れをした。」
ある日出会った高校生の男女を軸に繰り広げられる恋愛小説。
それぞれの過去や苦悩と向き合いながら、錯綜していく。
果てのない憎しみへの解毒があるとすれば、ただ一つ。深く傷ついても、侮辱されても、溝に捨てられても、何があろうと、それでも宇宙や自分自身に心から感謝をすること。何もかも赦すこと。人生においてはそういう初歩的なことすら分からない限り、先には絶望しかない。一途に愛するがゆえに魔女になり、不幸を招く。どうせ自分の人生には何の意味がないからせめて大切な人を守ろうというのも最大の誤解で、結果としてその唯一の希望を失ってしまう。そして、全てが自業自得
。折りたたむ>>続きをよむ
357位 偶然
朝目が覚めると頭に猫の耳が生えていたのに、彼女の生活はいつもと変わらない。
複合現実型コンタクトレンズデバイス『レゾナンス』
互いの作品を自由に行き来できる『シンクロ・システム』
そのテクノロジーは、斜陽産業であった芸術に再びスポットライトを当てた。
名門常磐学園の美術教師・穂高耀は、新設された芸術科の担任に指名される。
普通科に在籍する妹の灯と、名ばかりの部活『芸術部』で過ごす穏やかな日々――
芸術家としての自分はもう死んだ。それでいいと、思っていた。
そんな耀の世界に、運命の出会いが訪れる。
二人の天才
、八神奏と神代梓。小説家の卵、来栖結。
三つの押しかけ入部が、止まっていた時間を動かし始める。
最後に彼らが見るのは、どんな『アート』か?
世界がいま、シンクロする――ようこそ、芸術家の庭へ。折りたたむ>>続きをよむ
私にとってかけがえのない幼い私と母の記憶。母と公園で遊ぶなんてことない日常のことだがやけに嬉しくて楽しかった。そして、人生の岐路に立つと決まってその記憶は私を支えてくれた。
この作品はノベルアップ+、エブリスタにも掲載しています。
363位 けち
小さな島。中学生の狭い社会から弾きだされた嫌われ転校生「佑人」と、可愛くなっていくクラスメイト達に取り残された寂しさを抱く島育ちの「織江」。 夏祭りフィナーレの夜、佑人が山の中に入りこむのを見かけ、織江は彼についていくことにした。
※魔法は登場しません。また、ファンタジーではありません。
※カクヨム・Wixサイトにも投稿しています。
365位 椅子
売れない小説家のどうしようもなかった人生。
※この作品はエブリスタ、カクヨムにも掲載してあります。
つれづれなるまゝに、日くらし硯に向かひて、心にうつりゆくよしなしごとをそこはかとなく書き付くれば、あやしうこそ物狂ほしけれ。
ふと頭によぎって書いたものなのであまり内容がありませんが読んでみてください。続きを望む声が多いようなら続きを書きます。
人間関係に疲れた少年・無知は今日も環状線の電車に乗って、無為な時間を思考に使う。
そこにいつもはいない少女・名無が現れる。
普段しゃべらない相手と普段しゃべらない会話を繰り返す無知。
果たして一人では得られない答えを無知は得ることができるのだろうか。
ちょっと病んだ人が見てるような夢っぽい話。
私の気が触れてるときの風景
375位 春琴
噂話の声が聞こえる。
或る娼婦の弾く、不思議な琴について。
音楽など、どこまで辿り着こうが、音楽でしかない。
女性アイドルの足を愛好し、写真を撮るN氏。彼を襲った悲劇とは…?
佐藤優の未完作品
『マリアは世界の中心で愛をさけんだ』
その作品に出てくる主要キャラクター、クラリス・フォスターの自伝。
少し憂鬱な主人公は何に憧れ続けたのだろう。彼はこの先どうなるのだろう。それは誰にもわからない。わかることといえば、ただ一つ。今日も月は綺麗だと言うことだけ。
男女がそれぞれ想い出の場所へ
この作品は「https://akisbar.hatenadiary.jp/」にも掲載しています。
381位 桜道
午前0時に人知れず開くBar。
そこに一人で訪れる女性の物語。
Writone(ライトーン)で声優さんに音読されている人気作品です。
イイね評価は200超え!
▼声優さんの声が聞きたい方はこちら
https://www.writone.jp/listener/Yufbhaqet3xxYrpvNbZa/episodes
【あらすじ】
28歳独身、漫画家:坑田 エトナ(ペンネーム)の最近のブームは、夜に散歩をすることだ。
特別夜が好きというわけではないのだが、昼間に仕事に集中しているせいか、
どうし
ても外の用事が夜になってしまうことが多い。
今日も身支度をして、静寂な夜へと飛び出す。
まるで昼夜逆転したニートのようだと言われても仕方ないかもしれないが、
しかし、エトナは今の生活をそれなりに気に入っているようだ。
なぜなら、深夜は私を”知らない”で包み込んでくれるから。
【シナリオスタイル】
・季節と食事、仕事を題材にした話。(構成比率は、季節=70%、食事=20%、仕事=10%)
・物語は、1話あたり1000文字〜3000文字程
・1テーマごとに、2〜5話の短編構成。
・どのテーマから読んでも問題ない形式で作成しています(○○のグルメ的な)
・時系列バラバラです。アニメの涼宮ハルヒ形式。
・不定期連載ですが、継続して作成します折りたたむ>>続きをよむ
理系科目に秀でながら文系大学に所属する彼女は「第四次元空間を概念空間とする理論」で成績を出し賛否の声に板挟みにされていた。その有名人たる彼女が何の変哲もない日に俺に告白をしてきた。俺は一度断るが、彼女と接している内恋心が徐々に膨れ、日常は奇妙な形へ変形していく。そして俺の迂闊な行動がそれを粉砕することになる……
突如、スマートフォンの画面に出現した少女。
主人公が少女に出会ったことでちょっとずつ変わっていく話です。
美術部の綺麗な男の子に美術部の女の子が思わず恋しました。でも女の子は会話が苦手です。距離の縮めかたが分かりません。そんな女の子が心のなかで思ってること(声に出しては言ってないけど心ではマシンガントークしてること)をどうぞ聞いてあげてください。
超短編。
僕と田中は高校時代、少しの間だがお付き合いをした。あれから6年、久しぶりに会うとお互い大人になった気がする。
けれども、僕は、まだ彼女に未練がある。
酔った勢いで高校に侵入し、あの日の思い出を語り合う。こうして、些細なことで笑い合うと昔に戻ったみたいだ。
何もかも上手く行くと信じていたあの頃に。
精神疾患を抱える女子高生の結香は、同じクラスの真澄に恋をしている。憧憬の世界に生きる彼女の現実は息苦しいものであった。ほんの少しですが残酷な描写があります。【この物語は自殺・自傷行為を推奨するものではありません】
389位 問題
彼女が彼に問いかける。彼女が得た大切なものとは
短編集。1ページ読み切り。
書き終えたので、次は1ページ増やして2ページ読み切りに挑戦します。
680文字に抑えて執筆しました。
初投稿の作品となります。
仙台市の定禅寺通りの欅並木も葉が茂り始めた5月の深夜。愛犬シーズーのシーと近所のセブンイレブンまで買い物に行くと、ある美しい少女と出会いました。しかし少女はどことなくさみしげでだったのです…
マサオ氏は睡眠不足に悩まされていた。布団に入っても眠ることができず、毎日のように苦しんでいた。
そしてついにマサオ氏は、禁断の召喚に手を伸ばすのだった。
五年付き合っていた彼女が死んだ。
最愛の彼女を失った十九歳・ヨシオ。彼は、廃人と化してしまった。
そんな彼を見放す死んだ彼女の姉と、そんな彼でも支えてくれる高校生時代の先輩。
生きる事に意味なんてない。
大事な人が居ない世界に未練はない。
本当に大切なモノを失った人間でも、立ち直ることができるのだろうか。
あなたは、本当の生きる意味を見つけた事がありますか?
恋の病に苦しむ少女は、胸に巣くう恋心を焼き殺すことに決めた。
彼らは黄金の大地に生まれ、数多の苦難を乗り越え繁栄していく。
そんな細長くも儚いものたちの生涯を追体験してみませんか?
“あなたの一分を僕にくれ。”
男は一人、名前について考えた。
零れ落ちそうなほどの笑顔を浮かべ嬉しそうに恋人が待つ家へと帰ってきた青年ジェシー。
しかし、彼が寝室で見たのはベッドの上で愛しい恋人が見知らぬ男の首に愛おしそうに腕を回している姿だった。
気が動転した彼は家を飛び出し、行く当てもなくさまよい歩く。
罪悪感に押しつぶされそうになりながら彼の帰りを家で待つレイチェル。
哀しみに暮れながら自分の内側を見つめなおし、彼女ともう一度やり直そうと決めたジェシーだったが、気持ちとは反対に彼の身
体は彼女を拒絶する。
「許したいのに許せない」
そんな葛藤の末、彼は自らの命をたとうと電波塔から飛びおいてしまう。
病院に駆け付けたレイチェルだったが、意識を取り戻した彼は記憶を全て失っていた。
彼があの時のことを思い出さないように、自分を思い出さないようにとレイチェルは彼の前から姿を消し、以前に彼と一緒に住んでいた家で彼を想いながら新しい生活を始めた。
そんな中、彼女のもとにある知らせが届いた...折りたたむ>>続きをよむ
学生時代に家庭教師のバイトをしていた時の生徒乃亜に再会する。芽生える想い。けれど彼女には想像を絶する大きなものを抱えていた。
専業主婦の吉沢柊花は、夫の実家で不満を募らせながらも、穏やかな日々を送っていた。しかし、姑・静香の仕打ちに我慢の限界を超えた柊花は、ついに一人娘・花梨を連れて家を飛び出してしまう。すると、茫然自失となった柊花は、雑踏で花梨を見失ってしまいパニックに。しかし、花梨は保護されており、無事に再会を果たすことが出来たのだった。そのとき、花梨を保護してくれた男は、以前柊花が勤務していた総合病院の内科医・麻生利久だった。利久の優しさに、柊花は次第
に気を許してしまうが、今度は小姑・美和の執拗な嫌がらせが始まり、柊花はついに重大な決断をすることに…。折りたたむ>>続きをよむ
電車通学の高校生の僕は、いつものように席に座って本を読んでいた。
ある駅で、おばあさんが乗ってきた。
青い服を着て、白く濁った目のおばあさんに僕は興味を抱いた。
つかの間の電車の中で、青年とおばあさんの繰り広げる物語。