小説家になろう 勝手にランキング
小説家になろう の 非公式 ランキングです
純文学ランキング 201~250位
日本のアニメ(漫画)における黒人が差別的な扱いを受けているとかいう言説に関しての個人的なメモ
カクヨム甲子園落選供養
無感性な少年が、少しづつ感性を身につけるお話。
人は何かにすがりたくなる。それを神と名付けたんだと思う
207位 冬
10月に入って一気に寒くなったと思ったら、もうこの街に冬が押し寄せてきた。
この街は冬でいっぱいになった。どこを見ても冬がいる。
遅刻する人が一体どういう経路を通ってやって来るのかについての話。
とある小さな町、一人の少年がいた。
彼は運動、勉強、見た目、どれも平凡で特にこれといって取柄がなかった。
尤も他の子供同様、将来はどんな才能を見せるかもわからないが
彼はそう、まだ子供。大局的見地などない。大事なのは今である。
夜、ベッドの中で悩み、どうにかして人気者になりたい。注目を集めたい。
そんな事ばかり考えていた彼はついに思いついた。
それは、しゃっくりである。
「おはよう」
挨拶。毎朝のことながら、彼のそれは形式的なものではなく
気持ちを込めたものであった。
ただ、その相手は人ではなかったのだが。
デパートの一階にある洋服売り場。それが彼の持ち場。
多少、上品な雰囲気ではあるが家族向けの何の変哲もない服屋。
でも他とは違う点が一つ。それはある一体のマネキンだ。
212位 雨
その村には古くから、ある伝統があった。
村から暫く離れた所にある洞窟。そこに棲む黒龍様に、百年に一度、生贄を捧げると云う伝統が。その生贄は、村に安寧を齎す守護神として、こう呼ばれた。
『英雄の贄』と。
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カクヨムにも投稿しています。
ある新入社員は電話の応対が大の苦手だった。
電話の内容を聞き取ることができず、それによりトラブルを頻発させているためだ。
そんな彼に、都市伝説の「メリーさん」から電話がかかってくる。
しかし、やはり「私、メリーさん」という声を聞き取ることができず、何度も聞き返してしまう。
「いや、教授というか趣味ですよ。かわいい学概論。二コマ分です。」
『note、について』
4/11、から再登録した、note、での活動について。小説家になろうでしか、書けないもの、noteでしか、書けないもの。
※2022年12月の作品です。
読んでいただけると幸いです。
いいね、スキ、フォロー、シェア、コメント、サポート、支援などしていただけるととても嬉しいです。
これからも応援よろしくお願いします。
あなたの人生の
貴重な時間をどうもありがとう。
恨みきったはずの両親に救われた。人を許すこととはなんなのか。この憎しみから解放されることはあるのか。
私の隣人の独り言がうるさくて嫌いなのに。
※R15は念のためです。
中華料理店『珍珍(ヂェンヂェン)』は医食同源を掲げた人気店である。
美味しくて元気にもなれるということで、今日も店内は賑わっていた。
ねえ、貴方私頑張ったのよ、だから次会えた時は沢山、沢山可愛がってね。
旅に出ます、お土産を楽しみにしていてください、そんな置き手紙を置いて家を出て約二年。
いい感じのお土産が、一向に見つからない。
朝起きて、トイレに行った。そして朝ごはんを食べてスーツに着替えてもう一度トイレに行った。トイレの隅に捨て忘れていたトイレットペーパーの芯があったので拾った。で、捨てる前に握りつぶした。その瞬間だ。嫌な予感がした……
「今日運勢が最下位なのはおおぐま座のあなたです。今日起きてから10番目に右手で触ったものが手に引っ付いてしまうかもしれません」
テレビをつけると女性アナウンサーが星座占いの結果を発表していた。おれはおおぐま座。こうして
おれの最悪な一日が始まった。折りたたむ>>続きをよむ
彼女は今日も人知れず仏壇に線香をあげた。
その横にはいつも彼女がいる。
この作品はカクヨム
(https://kakuyomu.jp/works/16816927861584219981)
にも掲載しています。
「私の革ジャンからおっさんの声が聞こえる」の続編ですが、前作を読まなくても大丈夫です。設定として、革ジャンたちのしゃべる声は元ギャルのヒロイン以外には聞こえないことになっています。──今のところは。
恋愛結婚した夫婦の話です。夫婦ゲンカして離婚しそうになるれけど和解する小説です。
家の窓ガラスの向こうを、猫が通り過ぎていくのが見える。曇りガラス越しに、ぼんやりと。
黒森冬炎様の移動企画参加作品です。
主人公の私は大学受験に敗れた大学生、彼はこの世から消えようと自殺を試みるが失敗に終わる。彼はこの世に生きる価値はあるのだろうかと考え、大学に通いつつ、アルバイトに明け暮れる。そこで出会った人々を通して、彼は生きるとは何かを味わう。果たしてこの世は生きるに値するのだろうか?
いつも通りの日常を過ごす僕とマーマだったが、
何処からか聞こえた悲鳴が彼らの日常を少しずつ犯していく、、、
加耶はアパートの屋上から飛び降りようとしていたが、決心が揺らいでいるのかなかなか足を踏み出せずにいた。そこに一人の男が声をかける。自分じゃ死ねないと悟った加耶は見知らぬその男に背中を押してほしいと頼む。
早朝、アパート屋上の淵、風が吹けば押されずとも落ちてしまう状況の中、加耶は背後から男が押してくれるのを待っていた。
242位 キザ
氷の天使と神族のひとりぼっちの姫。そんな御伽噺が語り継がれる国だった。王位継承者のフランは氷の天使の末裔と言われていたが、残念ながら魔力には恵まれなかった。それでも彼は優しく周りの人にも好かれ、王としての気質を高めていった。魔法を利用しない政治も悪くない、そう思い始めていた彼だったが、絶大な魔力を誇る『ガーディアン』のリィンと出会う。彼は隣国の隠された軍事に関わっている人と知り、フランは彼と深く関わるようになる。リィンの役職ガーディア
ンの本当の役目は。
_______________神話は歴史に過ぎない、そして歴史は繰り返されるのだ
☆この作品はカクヨム様にも掲載予定です。
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私は、とある温泉旅館の浴場で一人の青年と出会った。
その青年の体には刺青があった。
注ぎ込む温泉の音。静寂の中で刺青に秘められた物語が始まる。
舞台はみちのくの小京都角館。桧木内川堤の桜並木。武家屋敷通り枝垂れ桜。そして外ノ山の山桜。樺細工に施された桜の花びら。おやま囃子が鳴り響く中、曳山がぶつかり合う角館のお祭り。
青年は何故刺青を入れたのか。
私が知った青年の生い立ちとは……。
「ぬらりとした感覚を顔に感じて、神無月はあわてて飛び起きた。夜の獣臭に振り返ると」
こちらは
村崎羯諦様の作品、「余命3000文字( https://ncode.syosetu.com/n0112gc/ )」のオマージュ作品です。
どうぞぜひそちらをご覧ください。作者様より了承を頂いております。ありがとうございます。
ピクシブにも投稿しております。こちらもよろしくお願いいたします。
https://www.pixiv.net/nov
el/show.php?id=13156527
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夏の暑い日盛り、一人の少年が氷を売りにやってくる。そこへ身分の高そうな女(貴女)とその侍女が現れる。貴女は少年に氷を求めるが、少年の削り落とした氷は、真っ黒である。貴女は少年に綺麗な氷をと催促するが、削る氷はどうしても黒くなってしまう。貴女はそんな少年を責める。と、少年は何事かを決意したように貴女の手を引いて走り出した。紫陽花が川沿いに咲く場所へ。
泉鏡花が愛した紫陽花をモチーフにした色鮮やかで清冽な小品。
派遣労働者の日常を描きました。主人公が目的を持ちそれを達成する類いのストーリーはありません。