小説家になろう 勝手にランキング
小説家になろう の 非公式 ランキングです
歴史ランキング 351~400位
とある寺ものに収蔵されている刀の物語
なぜこの刀は人切りに魅入られたか
なぜ人切りは死んだか
段々明かされる謎
この物語はそんな人々が織りなす歴史ヒューマンドラマ
初投稿です。お手柔らかにお願いします。
ついに「組織」の本拠地を暴いたパディントン探偵局一行は、C州へと向かう。入念な工作と大胆な攻勢の末、その本拠地を襲撃するが……?
「あたしの勘が告げてる。チェックメイトにはあと一手、足りないって」
※この作品はブログ「黄輪雑貨本店(http://auring.blog105.fc2.com/)」にも掲載しています。
大学生スタニフワフ・レムが同級のアイザック・アジモフと知り合ったのは、ロケットつくりに勧誘されたせいだった。
1938年キエフ。第一次大戦後20年存続し続けたIFのウクライナ共和国を舞台に、SFとロケットづくりに青春をかける若者たち。キエフ工科大の技官コロリョフ、軍研究所の研究者グルシュコらとの液体ロケット開発の日々。
我々の知る巨匠SF作家も、世界で最初に人工衛星を打ち上げた男も、この1938年の幻のウクライナでは己の夢を語り互
いの手を取り合う。しかしやがて、政治情勢が彼らの運命を変えていく。
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歴史好きの現代人「俺」は嵐の夜、謎の雷鳴に包まれた。気がつくとそこは西暦1600年の関ヶ原、自分は西軍の武将、石田三成になっていた。このままでは徳川家康率いる東軍に敗北して処刑されてしまう。運命を変え、「逆転してバラ色の未来にレッツゴー!」するべく「俺」は奮闘する。
乱世を漂う内に男が得た究極のスキルとは?
『魔女狩り』。それはどんなに苦しいものであったのだろうか。(フィクション作品)
源義経は数人の郎党を連れて小舟に揺られていた。蝦夷地に逃げるためだ。追ってくる鎌倉方や藤原氏。大陸に逃げるのだ。そうすれば誰ももう追ってこない。そこで力をつけて、伝説の義経チンギス・ハーン伝説が幕を開ける。世界を、この義経が征服するのだ。え?船が?難破ですか?え?助けて。ぼくはいったい、どこへいってしまうんですか?人々の期待とは裏腹に、迷走する義経。本人の意思とは関係なく時空を縦横無尽に駆け巡るようです。
初投稿です。つまりまだ練習中です。有名な静御前の舞の伝承をもとに、私なりに書いてみました・・・が、大半は創作です(特に後半)。文体はともかく、ノリとしては歴史題材のラノベに近いかもしれません。歴史的事実や時代考証の観点からするとおかしなところは多々あるかと思いますが、よろしくお願いします。
主人公お梅と同い年の蛍(けい)のお話。
ゆっくりとながれる日常生活の中で大人になっていく二人。
恋愛結婚が珍しかった江戸時代の甘酸っぱい初恋話です。
教皇と貴族の陰謀うずまく中世フランス、教皇クレメン五世はフェリペ王の命で南フランスアビニョンに身を寄せていた。修道院親衛隊の若きリーダージュスティーヌは、フルネル卿、そして弓の名手ロランとの関係を通じ、フィリップ四世、その子ルイ十世の大きな陰謀にまきこまれていく……。
現代京都。1000年続く、怨霊(詠み人知らず)と百人一首の歌人たちが戦うIFの世界。
歌人の異能力を受け継ぐ襲名者たちが、現代に蔓延る怨霊たちに挑む。
異能力を持つ襲名者はグループ(陣営)を組み戦っている。
この物語は、京都の岡崎(平安神宮周辺)に陣を置く「唐紅(からくれない)陣営」の話。
異能力に目覚めていく高校生・栗山季乃(くりやまきの)15歳。
幼馴染の坂本天音(さかもとあまね)のあとを追ってしまったことで、
その世界へと巻き
込まれていくこととなる。
●登場人物
・栗山季乃:15歳、文京高等学校一年四組、 普通科体育コース、水泳部。
・坂本天音:15歳、文京高等学校一年一組、普通科特進コースクラスA、軽音楽部。
・吹田一夜:15歳、文京高等学校中退してサーフショップ店員。
・在原業平:21歳、大学を自主退学。探偵事務所を立ち上げるために準備中。仲間も集め中。
・在原行平:26歳、京都大学院博士一年。陣営の調整、情報収集など裏方業。
・喜撰法師:年齢不明、黄檗陣営、陣営長。
・曽禰好忠:16歳、黄檗陣営、京都芸術高等学校映像メディアデザイン表現コース二年。折りたたむ>>続きをよむ
1582年、本能寺で死んだと思われていた織田信長。
しかしその死体は見つかることはなかった。
そして、時は戻り1534年。
織田信長は、再びこの世に産まれ直すのであった。
平安時代。
とある貴族の家が、待望の第一子を産んだ。誕生を記念し、魔よけの弦打ちの儀式が行われる。
この家では、独自の執り行い方があった。今回はその中でも、あまりよろしくない状態であることが分かり……。
タイムマシンによる時間航行が実現した近未来、大国の首脳陣は自国に都合の良い歴史を作り出すことに熱中し始めた。歴史学者である私の論文は韓国や中国の反感を買い反日デモが起る。豊臣秀吉が大陸に侵攻し中華帝国を制圧するという内容だ。学会を追われた私に中国の女性エージェントが接触。中国政府が私の論文どおりの歴史介入実験を行うことを告げた。中国共産党は織田信長に中国の侵略を命じた。信長は朝鮮半島を蹂躙し中国本土に攻め入る。それは中華文明を西洋近代
文明に対抗させるための戦略であった。もうひとつの歴史を作り出すという思考実験を通じて、日本とは、中国とは、アジアとは何かを考えるポリティカルSF歴史コメディー。
※この作品は「カクヨム」「アルファポリス」にも投稿しています。
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会ったこともない隣国の王子との結婚式を明日に控えた王女ブランシュは、従姉妹のエレオノールを訪ねて窓からやってきた王子の付き人アルフォンスに対し、いたずら心からエレオノールのふりをしてしまう。国を揺るがす陰謀にふたりで立ち向かううち、いつしか恋に落ちて・・・・・・
この作品は「カクヨム」にも掲載しています。
ノブナガ奇伝の番外編やこぼれ話です。
思いつくままに更新しているので、時系列の順番に並んでいません
神話の時代から幾度となく繰り返される侵略と支配、そして同化。
攻める側にはこの地を畏れる理由があり、攻められる側には立ち向かうだけの理由があった。
安倍貞任、奥州藤原三代、伊達政宗、各時代を駆け抜けた英雄たち。彼らは古代まで遡る、この国の成り立ちに関わる何かを知り、守り、抗おうとしていた。
この地で畏れ、敬われ、そして祀られるものは一体何なのか。
この国の二千年にわたる歴史に秘された因果が織りなす相克の物語りが始まる。
(いにしえの陸奥
国において最大の大社は鹽竈神社である。しかし当事の国家の正式なリストである延喜式にはその名前すら記載されていない。にもかかわらず国家の税収から他を圧倒する五倍もの祭祀料を下されていた。これは何を意味するのか?神武東征との関わりとは?アマテルは二人いる?歴史の裏側に隠された真実とは?)折りたたむ>>続きをよむ
天正十年(1582年)。
甲斐の国、天目山。
織田・徳川連合軍による甲州征伐によって新府を追われた武田勝頼は、起死回生をはかってわずかな家臣とともに岩殿城を目指していた。
そのかたわらには、五年前に相模の北条家から嫁いできた継室、十九歳の佐奈姫の姿があった。
武田勝頼公と、18歳年下の正室、北条夫人の最期の数日を描いたお話です。
すでに公開している『春恋ひにてし~戦国初恋草紙~」とは同じシリーズになります。
コバルトの短編小説大
賞「もう一歩」の作品です。
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1820年前夜、とある二人の男が、革命を前に話し合う。
それを月が、冷たく見下ろしていた……
この作品はカクヨムにも掲載しております。
拙作の「サムライー日本海兵隊史」の登場人物録です。
前半は、各部毎の登場人物紹介で、後半は、1939年9月1日時点での所属別の登場人物紹介になります。
そのため、前半は、文字通り、氏名、生年月日等のカタログで、後半になってから、登場人物の経歴等の紹介になります。
なお、史実通りの人生を、ほぼ歩んでいる人物については、基本的に紹介を省略しています。
(そうしないと、人名録が、数百名規模になり、とんでもないことになるので。)
従
って、山県有朋や西園寺公望、ヒトラー、スターリン等は出てきません。折りたたむ>>続きをよむ
時は戦国時代、二人の同じ夢を持った戦士は違う道を自然と辿ることとなる。
方や幼き頃と同じ明るき明日を、方や幼き頃とは真逆の暗い明日を目指し互いの妖術をぶつける!!
夢は何処へ?夢の行方とは!?
異世界『戦国』物語。
時は長篠の戦い――
史実通りに大敗し、武田方の3人の足軽が命からがら逃げている。それを追手が負う。
名もない男たちの、泥まみれでかっこよくないクソッタレな戦話
戦闘シーン祭り参加作品
今よりおよそ数千年前、日本列島の東北部一帯には「縄文人」のムラが偏在していた。そのひとつ「オグニ」に住む大弓の名人「ニツ」という若者があった。ある日彼は北方の「キツネびと」のムラへ新しい巫女を迎えに行く。彼は「キツネびと」に大切な大弓と勾玉を差し出し、引き離されようとした姉妹をムラに連れ帰る。
やがて姉の「カヤ」は東北地方に知れ渡るほどの巫女「オオヒメカヤ」と呼ばれるようになる。それに腹を立てた「キツネびと」のオサは「オグニ」を襲撃し、
「カヤ」を奪い取る。「ニツ」たちは、人質交換により「カヤ」を取り戻すことに成功した。しかし「オグニ」に戻った「カヤ」はその両腕をすでに無くしていた。
縄文・弥生時代の古代ロマン折りたたむ>>続きをよむ
男たちが、知を武を競い合う戦国時代。
様々な思惑が交差し、入り乱れる。
そんな時代、天下統一を成し遂げるのは男とは限らない。
主人公を入れてみました。
武田家の捲土重来if、真田丸の武田勝頼の最後を見て考えて作ったものです。
20xx年日本は様々な国難に直面していた。領土問題を筆頭とする数々の外交問題。さらに少子高齢化の進行による人口の減少。それに伴う経済の縮小。そして日本の地位の低下。
これらの間違いを正すべく神は3人の現代人を過去へ送った。
作者は多忙により不定期連載となります。それでもお読み頂けると幸いです。
意見、感想もどんどんお願いします。
作品概要
奥州、伊達政宗の家臣で黄色い母衣も身につけて戦場を駆け回ったことから、黄後藤と呼ばれた後藤信康。彼は、伊達家の宿老で軍奉行にもかかわらず、大坂の役の陣立ての選から外される。
後藤信康は、陣立ての選から漏れたことの不満から、戦装束のまま愛馬五島へと跨り、仙台城の断崖から身を投げて果てる。仙台市内には、このとき後藤と運命を共にした五島を祀る神社が今も残る。
しかし、後藤信康が断崖から身を投げたのは己が死んだかのように見せか
けるもので、生きていた後藤信康は、大坂の役で天下の趨勢を固めようとする徳川家康に対して、その家康の思惑とは別の方向に戦の終焉を持っていこうと画策する。
政宗の天下を実現するために、林崎孫兵衛と名を変えた後藤信康は、温泉と酒を楽しみながら各地を旅し企ての下地を作っていく。
そして遂には家康が生かしておきたいと望んだ豊臣秀頼を死へと追いやり、さらに後の世に仙台真田家として残ることになる真田幸村の遺児を救出する伝説と史実と想像を織り交ぜた小説として書き上げました。
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突然走った痛みは少女を暗がりの中へと連れ去った……!
「助けて」と叫ぶ少女が「箱」から救出されて目にしたものは、黄昏の光に包まれつつあるヨーロッパの終末だった……!
この物語は第二次世界大戦中のヨーロッパを舞台にした史上最大のファンタジーである。最終局面を迎えつつあるヨーロッパの大地に、今、完璧な美と、純潔を持つ天使が舞い降りる!
* Pixivにも転載してみました。
なお、基本的にハゲたおっさんたちが活躍する物語です。
仮想戦国時代もの。
病で長くは生きられない男と、少女の一場面。
お金がない!
特異体質――「この世ならざる存在を問答無用で吹っ飛ばす」力を買われ、
あまねはUBP(Ubitous Bureau of Past protection=歴史保安委員)にスカウトされた。
弟のため、家族のため、アルバイトで平安時代へ行き、
怨霊に狙われる少年・源頼朝のボディ・ガードをすることになったのだが、
孤独な境遇に、頼朝は思い切りひねくれまくっており……
陰謀渦巻く平安時代、あまねは俺様頼朝を守りきることができるのか
?
乙女的大河絵巻、はじまりはじまり。
第一巻全36部 (完結)
以降続巻
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【お知らせ】
完結から、連載継続に関しまして。
ご覧くださり、ありがとうございます。
この度、ブックマーク件数が100件を越えると言う
とても、とても嬉しいことが起こりまして、
連載を継続することにいたしました。
続きは気長に待っていただけると幸いです。
今後とも『刻の守護者』を宜しくお願い申し上げます。
・重複投稿一覧
http://1no10.net/works/tg/00.html折りたたむ>>続きをよむ
【幕末長州組歴史創作】※あくまで歴史上の人物名と歴史背景を使った創作だと思ってお読みください※数年前に書いたものをサルベージ、続くかどうかは不明です※BL要素濃いめ、18禁要素はありません※
四百年続いた漢王朝は終焉を迎えようとしていた。
漢の献帝劉協に嫁いだ三人の曹操の娘。
なかでも曹節は不思議な魅力を湛えた少女であった。
曹操の娘である三姉妹に触れようとしない劉協。
それは傀儡同然の存在でありながらも、漢の皇帝としての最後の矜持でもあった。
だが、曹節は賭けを持ちかける。
『もしも皇后の愛が冷めたら、陛下の子供を産ませてください』
小田原城を見下ろす笠懸山の陣城、後に『石垣山城』と呼ばれるその城に、北方鎮定を命ぜられた前田利家らの軍勢が粛々と入城する。前田・上杉らの北越大名の他、彼らに同心した北関東諸侯の旗も少なからず見受けられた。
「うつされたって構いやしないさ。どこで死んだって誰も悲しんだりしない。ま、あたいは元気なだけが取り柄だから労咳だって尻尾をまいて逃げて行くさ」
捨て鉢には聞こえなかった。おろくの顔がひどく大人に見えた。二十四の亥之助よりも今は十六のおろくの方が年上に思える。
亥之助の首に手をかけたおろくはそのまま引き寄せて口を吸うと逃げ腰の亥之助に重なって布団の上へ倒れ込んだ。
「あたいの体の中からあの蛇男に汚されたところを綺麗に掃き出しとくれ……
」
吾労咳の剣士が死を前にして幼馴染の恋人を捜しに江戸へ出た。しかし、抜荷一味とかかわるようになり、凄惨な剣をふるう。剣士亥之助を慕う天真爛漫な女おろくは、そんな彼を見て………
吾妻橋の文吉と手習師範藤堂数馬の剣が悪を追い詰めていく。折りたたむ>>続きをよむ
調子に乗って第二弾です。
今回は30分で出来ました。
命よりも大切にしなければならない物がある。稔麿はそれを守るために走る。五分大祭参加作品。
栄邑の街に住む少年許龍峨は、山の中で出会った男から白き牡鹿の伝説を聞かされる。「白き牡鹿現る時、新しき国興る」と。謎の少女が残していった佩玉"白凰双龍佩"を巡る争奪戦が繰り広げられる中、それぞれの思惑は次第に一つの形を結んでいく。
391位 鬼
新選組総長、山南敬介の切腹前夜の物語。覚悟を決めた山南に土方は・・
戦国の世は終わり、天下は平定された。そんな平穏な日々が続く中、頭髪家の家臣団は慌しく騒動に巻き込まれていく。今回の騒動は南蛮時計。これの修理を依頼された斎野は、他の武将も巻き込んで手柄を独り占めにしようとする。はたして斎野は無事南蛮時計を修理できるのだろうか。
ある日川へ出かけると突如と矢を射かけられ死んだはずなのに命は助かった。
そのことに安堵するも、顔触れが微妙に知っている人たちとは違っていて
とは言え一門は一門。
当主の三郎信長の為に今日も今日とて槍働きに出るのであった。
北宋(ほくそう)の司馬光(しばこう)が編纂した編年体(へんねんたい、時系列で記述された)の歴史書の翻訳。
二本松藩の泰平の眠りを醒ましたのは、尊皇攘夷の嵐だった――。
文久2年、思いがけず名家を継いだ二本松藩の番頭、大谷鳴海の視点から二本松藩内における幕末動乱、そして天狗党騒乱について語っていきます。
(元幹部自衛官 S氏 執筆協力)
激動のメイジ時代。
極東の小国は、列強によって滅亡の危機を迎えていた。
北海道の猟師(マタギ)として輪廻転生を果たした元自衛官は、帝国の侵略から日本を守る為に再び銃を持つ。
しかし、前世の記憶を持つ転生者は一人ではなかった。
各国の転生者の目論見によって戦況は、歴史は思わぬ方向へ進んでいく。
鉄と火と、泥と雪。
地獄の塹壕戦をくぐり抜け、未曾有の国難を乗り越え、彼は皇国の危機を救えるのか。
※この
物語はフィクションです。登場する人物、団体及び名称などは架空であり実在のものとは関係ありません。
※極限状態のサバイバル描写があります、残酷な表現に耐性の無い方は閲覧をご遠慮下さい。折りたたむ>>続きをよむ
時代小説を書くことにした奈美は、ノストラダムスの話を考えます。そして、仲間の剛と晴香に話してみますが、そのうちに、新しい発見をするのです。
三国志演義のネタキャラ:厳白虎への転生。
正史では名乗った覚えもない、『東呉の徳王』から、演義もしくは、ゲームへの転生と気が付く。
後世で即座に退場するモブだけど、転生知識無双で歴史改変します。
孫策配下の、猛将を討ち取ると、同盟関係の各地の君主が慕って来て……。
※当作品は「カクヨム」でも掲載しております。
元治元年(1864)十一月二十日、「天狗の今弁慶」と呼ばれた不動院全海という修験僧が、天狗党の京都上洛の途上、高島藩、松本藩との戦で戦死する。
死の間際、傍に生えていた桑の影が、全海が過去に出会ってきた人々の姿となり、次々とこう問いかける。
「志は遂げたのか」
幕末乱世の時代を生き抜いてそして死んでいった修験僧、不動院全海を主人公とする歴史短編小説。
注:史実をベースとしたフィクションです。
時は江戸。
遊女にうつつを抜かし屋敷に戻らない兄を案じ、伏は今日も貧乏長屋へ兄を説得に向かう。
兄は伏に「廃寺に出る幽霊を伏が見つけてくれたら、必ず屋敷に戻ろう」と約束するが、廃寺にいたのは腹をすかせた少女が一人。
伏は匂いを嗅ぐだけで相手の食べたい物を感じ取る、という特技がある。
空腹の少女を捨て置けず、仕方なく兄の長屋に連れ帰ろうとするが、彼女は伏の秘密を一発で見抜き……。
から始まる、5万文字程度の中短編。
秋の歴史2023に参
加しています。幽霊×食事×時代劇、といった雰囲気のお話です。折りたたむ>>続きをよむ