小説家になろう 勝手にランキング
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童話ランキング 7051~7100位
7052位 大樹
遠い遠い南に、一年中暖かくて晴れが続く、小さな国がありました。
捕れた魚や作物、飲み水と果物は全て平等に分けられるので、国には物を取り合うような争いがありません。
更に国の中心には大きな木があって、一年中果物を実らせ、甘い樹液をみんなに与えてくれていました。
その国にある日、外国人がきました。
その外国人は、国の中心にある大きな木を切り倒せば、もっと素敵な生活ができるというのです。
自然保護をテーマにした童話です。
読み聞かせを強く意
識して書かせていただきました。
小さなお子さんがいるお父さんお母さんも、お子さんと一緒に読んでいただけたら幸いです。
【2010年に公開していた作品の加筆・修正版です】
【再投稿のため、評価とレビューを受け付け停止にさせていただいています】折りたたむ>>続きをよむ
目が覚めたら死んでいたミックン。ちゃんとあの世に行けるのか。この声は誰の声? 優しい木々たち。道祖神に導かれて。
昔々、雪の国と太陽の国という国がありました。
しかし二つの国は何もかもが正反対で、あまり仲良くありません。
そんな雪の国の王女、グラースは、太陽の国から一通の手紙をもらいます。
国を超えた友情物語。グラースが辿る運命の出会いとは。
洞穴で横になっているとき。山の中で手ごろな石に齧りついているとき。時々、麓の村の子どもたちの笑い声が、風に運ばれて聴こえてくることがありました。
その頃は、まだヒトというものに出会ったことのなかったオニタには、それが何の声なのかはっきりとわかりません。ただとても楽しそうだ、ということだけがなんとなく伝わるのみでした。
何度も何度も昼と夜が過ぎ、そのたびにオニタは空腹を感じて、近くに転がっている石を食べました。それ以外の時間はという
と、石や草花をすりつぶしたものを使って壁に絵を描いて過ごしました。時折訪ねてくる竜だけがオニタの話し相手でした。
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どうも、私は鬼です。あなたに手伝ってほしい事があって、遥々来たんです。
マリエッタはいつもの冬と同じように湯たんぽを使い始めるところだったが、湯たんぽの中には…。
(冬の童話祭 2016の参加作品として投稿しましたが、文字数が不足していました。これはこのままにしておきます。)
赤ずきんくんが森でオオカミちゃんと出会って――というだけでは終わらないお話。
とある村には、ひどい声の少女がいた。
フードで姿を隠し、喋らず、独りで生活していた。
そんな中、冬の雪まつりの一ヶ月前、綺麗な顔の青年に出会う。
そして__本当の自分の声を知る。
冬の童話祭2016参加作品です。
むかしむかしあるところに、お爺さんとお婆さんがいました。重複投稿作品です。
コウくんのかわいいゆび達の物語。
赤ちゃんの小さなゆびが、ほら、お話しているよ。
つよいつばさをもつ小鳥がいました。小鳥はそらもうみも嵐のなかも、きのむくままにとびつづけます。あるとき、小鳥はやさしい少年にであいました。
フィクションではなく、とある時代には存在した不条理の物語です。
童話を目指した何か。
前半・童話部:ロッテと『勇者』達と、鳥籠の中のお姫様のお話。
(2015/01/15完結)
後半部の予定は未定。
空をとんでいるお魚。
四歳になる真琴の目には、それが見えていた。身体を輝かせながら、星空をキラキラと自由にとびまわるお魚――。
どうやらそれは、父親にも、母親にも、祖母にも見えないようだった。
――彼は不思議な林檎の木を育てていました。
死後の世界、生きていた頃を彼女は語る。曖昧な記憶を繋げ合わせながら・・・。
アメジスト色の瞳を持つ占い師である猫の話。
ある日やってきた、小さな客の依頼を受けて、探し物をすることになりますが、
一筋縄ではいきません。
「もう、やめてくれ。」
痩せ細った男は車椅子から這い降り、ヒューマノイドの足に縋り付きました。ヒューマノイドの大きな手は、末端になるにつれ赤く色づく小さなマンドラゴラの首を掴んでいます。マンドラゴラは怯えた目でヒューマノイドを見ていました。
「ロイド、私は、私は……」
『了承しました。』
ヒューマノイドはゆっくりとマンドラゴラを地面に下ろし、解放しました。
誰にでも見てもらえるお兄ちゃんと、誰にも見てもらえないわたし。
それなら、わたしはいなくてもいいよね?
蜂の「ねこま」と飛鳴の友達に至るまでの物語。※冬の童話祭2015参加作品です。
ルビがたくさん振られています。
実際の文字数は3200字程度になります。
大きな炎によって夜でも昼のように明るい常明村。
ある日、炎がだんだんと小さくなってきました。村長によると魔物の洞窟にある宝石を使うことで炎を戻せるとの話でした。
そこで村人達は村長の息子の井次兵衛に行かせる事にしました。
井次兵衛は魔物の洞窟へと向かいます。
カフェから始まった濃いラテのような物語の試し書きです。
化け物とのバトル物の予定です。
幼い頃から仲良しの二人は薔薇の咲く頃に初めて「異性」を意識した恋を経験する。
異世界にはシンデレラの童話はないはず。だったらガラスの靴で連想される童話も違うもののはず。そんな異世界の『ガラスの靴』の童話。
僕の名前は露木真。年は11。
僕の住む町では、人族と雪族という違う種族が一緒に暮らしている。でも、仲はあまり良くないみたい。お母さんも遊んじゃいけないって言うし…。
でもね、お母さんには内緒だけど、実はこの前友達になったんだ。種族は違うけど、そんなの気にならない。一緒にいると楽しいし、彼女が笑うと幸せな気分になれる。
彼女の名前は白井千冬って言って、同い年。とても明るい子で負けず嫌い。彼女が公園で声をかけてくれたその日から、
毎日のように彼女と遊んでる。
明日は何して遊ぼうかな。折りたたむ>>続きをよむ
寒い国の雪が降り積もる町で、少年アルト・メイソンは同じ子供達にとって笑い者。彼の日課は教会の寄付金を盗むこと、親の愛情も知らないアルトは教会で老人バーズ・ニコラスと出会う。
楡の森に棲む穴熊の子供の、晩秋のお使い。
掌篇です。
ある少女の物語です。
森で育った少女が村へ行き、手探りながらに村人と会話しようと奮闘します。
ちょっとした劇の台本として書いたもの。
童話で、若干コメディー。
パリの片隅に暮らす女の子とお母さん。おなかの中にいる時から、ずっと天使に見守られていました。
ある日、白い天使像のある近所の教会に出かけたとき、お母さんはステンドグラスの光を見て、ふと思いました…。
天使との目に見えないささやかな交流と、パリの教会の様子を描いた作品です。
「ゆめくい」。漢字に直せば「夢喰い」と書く。この「ゆめくい」である彼ら彼女らは、脳が作り出した「悪夢」とは違う「悪夢」を退治する役目を持っていた。この「悪夢」は、人の夢の外からやってきて、人の魂を喰らってしまう存在であった。
これは、そんな悪夢に取り憑かれた少女の物語。
お父さんからもらったおもちゃのブロック。ぼくはそれでいろんなものを作った。でもいつだって妹が邪魔をして、片っ端から壊していくんだ。そんなぼくが最後に作ったのは……。
冷蔵庫もエアコンもパソコンもない文明の遅れた桜龍村には巫女という存在がいた。
ある時桜龍村に現代文明持ち込まれ、現代文明を取り入れたがる大人たちが現れる。
巫女の少女は止めようとするが……
風変わりなお店を訪れるのもまた、変わったお客様ばかりで……
とある世界での一幕、狭間の国の王都にてとある娼婦の息子が一人の少女の有様に怒りを感じて立ち上がる・・・・・・・・・
拙作【貴人聖域法と紳士諸氏】の一節より物語を紡ぎます。
ウサギと亀には続編があった? こんな話を考えてみました。
ワシが飽きられたカメにした申し出とは?
※あくまでも童話です。
ぼくはとうめいにんげんだ。
そうなったのにはわけがある……。
現代童話風ショートショート。
作られてから百年経ち付喪神として生まれ変わった一本の唐傘と、彼を作った職人のひ孫の小さな物語。
7096位 猫
放送部卒業後作品の台本として作ったものを、ボツ食らったので書き直してみました。
三丁目と一丁目で縄張り争いをしているミケ一家とブチ一家がいた。俺はブチさん側だ。
古い古いマリオネット(操り人形)。糸が切れて踊れなくなった人形は、人間に捨てられてしまいました。しかし、ゴミ箱に捨てられた人形を、少年が連れ帰ってくれました。少年のように人間になって、もう一度踊りたいと思った人形は、お月様の魔法で人間になれたのですが…。
蝸牛はある日、ふと浮かんだ疑問を解消するために旅に出た。それは、自分探しの旅であり、何かを求めての流離であった。そして、蝸牛は、虹を見て答えを悟る。
月夜の晩、時計塔のある広場に、一人の老人が歩いてきました。彼は、悲しみに沈んだ顔で、時計塔を見つめます。彼には少年の頃からずっと背負ってきた心の傷がありました……。