小説家になろう 勝手にランキング
小説家になろう の 非公式 ランキングです
ホラーランキング 101~150位
初めてエッセイを書いてみました。
今日もベランダにはそよ風が吹きます。
この作品は「カクヨム」さまにも掲載しています。
どうか皆さんに届きますように。
私は…何歳の頃からか似たような夢を見ていた。
この記憶が現実なのか
もしくは本当に
ただの夢なのか・・・・
105位 水底
また花が咲いた。
ある日、私の首に咲いた花。
初めて見つけた時、茶色くて小さくてイボかと思ってすごく嫌だったけど
やがて緑になって気味が悪くなって
でもそれが開いて蕾だったと分かると私は嬉しくなった。
そして、花が咲いた理由にも。
彼に恋してたんだ。
「でさー! アイツが――」
真一が木造二階建てアパートの友人の部屋に上がってから、およそ二十分が経過した。
手に持っているビールから泡が消え去り、もう飲む気がないにもかかわらず
お守りのように大事に握っている。
その真一が違和感を抱いたのはいつ頃からか。
コンビニでビールとつまみを買い
夜道を二人、ご機嫌に歩いてこのアパートの前に来た時か。
ここが我が家だ! とやたら嬉しそうにしていた友人がその後ドアを開け
誰もいない真っ暗な
部屋の奥に向かって「ただいま」と言った時か。折りたたむ>>続きをよむ
あおじ、あおたん、内出血に魅せられた首フェチ男が運営するサイトがあったとしたら。有象無象のサイト、ブログ、SNS投稿、その裏には隠された意図があるのかも。というサイコホラー、のつもりです。気味が悪いと思うので、精神的に落ち着いている方だけ読んでください。
自殺を推奨する意図は全くありません。逆にネット上にはどんな相手がいるかわからないという警鐘を感じていただきたいです。
昔から動きがのろい主人公は、女占い師に「それは女の霊に取り憑かれているからだ」と言われる。
この作品はPixiv、カクヨム、ノベルアップ+、アルファポリスにも掲載しています。
苦しいキス。だが、花梨(かりん)はもっとそれを感じたかった。遊園地のパレードと花火を背に、花梨と紫苑(しえん)は互いに愛を囁く。
花梨にだけ見えている、みんなに生えている翼。花梨に嘘をついていない者だけが、「白い翼」を持つ。花梨の周囲のほとんどは「黒い翼」を生やしている中、紫苑は「白い翼」を背中に生やし、花梨に愛を囁いていた。花梨だけがそれを知っていた。
しかし、遊園地デート以後、久しぶりに夏休み中に会った紫苑の態度が、花梨にはぎ
こちなく見えてしまった。花梨は訊ねる。
「紫苑――私に隠していることない?」
「……なにも隠してないよ?」
それまで真っ白だった紫苑の翼は、花梨の問いをきっかけに真っ黒に染まってしまった――彼は花梨に噓をついた。
紫苑――恋人が嘘をついていることを知ってしまった花梨は、何を思うのか。
……花梨に嘘をついてはいけない。絶対に。
※【評価、ブックマーク】、感想、いいね、お願いいたします!m(__)m
※2023年8月26日、公開
※この作品は、カクヨム・ノベルアップ+・アルファポリスにも投稿しています。
※表紙の著作権は作家が持っています。折りたたむ>>続きをよむ
一年前、僕はコンビニのトイレで不思議な声を聞いた。
取材の帰り道、ふと立ち寄ったコンビニのトイレが使用中だった。中では男がずっと誰かと電話しているようだが一向に終わる様子がない。なぜなら……
「残酷描写あり」は保険です。交通事故にトラウマのある方は読まないでください。
※2023 夏ホラー参加作品です!
私――帰らなくちゃ。
記憶をなくし、事故にあうすんでのところで助けられた私が、ただ強く思ったのはその一事だった。
少し思えば道が分かる。景色が分かる。
家の前に立てば作りが浮かぶ。歴史が浮かぶ。何年も前に亡くした飼い犬のことも、一緒に暮らした家族のことも。
きっと誰より、正確に。
けれど、いざその人を前にして分かるんだ。
違うのだと。ここは私の家ではないと。帰る場所ではないのだと。
一秒前の「
我が家」は次の瞬間には「よそ」へと変わる。
あなたはだあれ? ここはどこ?
私はどこへ帰ればいい?
この先は我が家だと手招きをしてくる帰り道。それのどれに乗れば、裏切られることなく帰ることができるのだろう?
心よりの「おかえりなさい」を。
どうか私に。折りたたむ>>続きをよむ
ウデアシ2回戦 おじさんとおじさんとおじさんの続編というか
ネタバレ
時に西暦20XX年……。
歩道は違法改造シニアカーで氾濫していた……。
時計塔から降るは狂気。月光の檻の中、猟奇めいた殺戮の舞踏が今、始まる。
──孤島に集められたのは対立する二つの勢力。時計塔で笑う魔人に告げられたルールは、殺戮、ただそれだけだった。
ゴーストタウンじみた島に潜む因果律、憎悪、裏切り、狂気が飛び交う地獄。
月が沈むまでに生き残った者が勝者となる猟奇めいた檻の中で、──『助けて』、その少女はただ、涙を流し呟いた。
※この作品はカクヨムでも投稿しています。
新店舗が、彼の最寄り駅から行けるところにできた、彼は、会社の帰り道にその店舗を
探しに寄り道をすることにした、
幼馴染が現金百万円で買ったマイホームはとんでもない怨霊が住んでいる曰く物件だったが、マイペースである意味最恐の幼馴染は怨霊とバトルしながらも家をDIYする――――のを無関係な僕がその一部始終を見るだけのホラーなのにあんまり恐くないお話である。
夏のホラー2023 の企画に則った、テーマ:
帰り道 のホラー作品。家を目指し、帰ろうとする話。
よく電車に乗っている時、空いているのに、誰も座らない席があったりします。
誰もいないにも関わらず、空いていたりするその席。
今宵は、そんな席にまつわる、電車の帰り道でのお話--。
※夏のホラー2023参加作品です。
小学生最後の夏休み、友達たちに約束を破られて拗ねていた冬樹。そこに従妹の舞がある提案をした。
【この作品はカクヨムにも投稿しています。】
僕の高校には地元でも有名なモミジの木が立っている。僕は立派に立つその木のことが大好きだった。もっと紅く綺麗に染まってくれたら皆喜ぶのに...。
『俺』がそのバイトを始めたのは、学校の先輩の紹介だった。 それは特定の人に定期的に連絡を取り、そしてその人の要望に応えて『お守り』を届けるバイト。 何度目かのバイトで届けに行った先のアパートで『俺』はおかしなことを目の当たりにするのだった。
※アルファポリス・カクヨムにも掲載しています
彼は海のそばに暮らしていた。もう海には近づかないようにしているんです、と彼は言った。
この世界には、たくさんの物語がある。その中でも、根強い人気のある怖い話。
怪談は、平安時代末期にも多く存在していた。
あなたは百物語を知っていますか?
誰もが知るポピュラーな、学校七不思議や都市伝説。
噂は噂を呼び、物語には尾鰭が付く。たくさんの巨像は現実となり、人間の心の隅に巣食う。
今まで私が見ていたイケメンはいったい誰?(※重複投稿作品)
自宅の風呂場に佇む、侍の幽霊。彼の生前に何が起こったのだろうか。
小さな頃から不思議な体験をしてきた
流山 康介は日常のなかの非日常へと
特殊な家系のせいで巻き込まれていく。
眠らない街新宿。
『オカマ掘りのシュン』
VS
『アイアンアヌル・アヌスタシア』
伝説の夜の幕開けである。
「屋根裏から視線を感じる」
そんな依頼を受けて、二人のエクソシストが現れる。悪魔祓いを生業としながらその存在に懐疑的な男・瀬尾とまだ新人の美少女・腹井真白。
問題の家に向かうと、腹井真白は屋根裏を指さし――
※第4回「下野紘・巽悠衣子の小説家になろうラジオ」大賞 応募作品です
たすくは探偵事務所でアルバイトを始める。 しかし、来る依頼は一風変わっている、つまりオカルトじみていたのだ。 たすくは霊の世界に引き込まれていく。
この作品は「カクヨム」にも掲載しています。
亡き祖父が自作の曲を奏でるように作ったオルゴール。
祖父の知人が管理するアパートの一室に保管されているそれを、一カ月に一回は鳴らすことが、祖父の遺言にあった。
それはなぜなのか…。
乱れた電波のなかで、ふいに湧き上がったクルブシの幻が、俺を蝕んでいる。そのクルブシには上がなく、下もなく、一つわかるのは、バレエシューズの合いそうな細身の足首で、きゅっと紫のリボンが絞られていることだけ……。いや、それすら、何かを刷り込まれたゆえに見る、幻なのか。
だが──ラジオを付けるたびに、その幻は異様に生々しく描写されていくのだ。
※本当はr15を念のため設定したいのですが、不具合で設定できていません……。
ラジオを入れていると、何かの拍子に聞こえてくる妙に引き込む、ミステリアスな女性の声がする。チャンネル名は『黒猫ラジオ』――誰かの不幸を流し、人の不幸を愉しむ番組だ。しかしその放送は、視聴者に代償を支払わせる物だとは、知らなかった。公共放送にふさわしくない、その番組の正体とは……
小学校の裏手にある林。その中を友人達と探検していると、小さな池があった。水際には誰かの鞄が落ちており、それを拾おうとした友人が突然池に落ちてしまい……
電化製品の修理を頼まれる時計屋の元に持ち込まれたのは、古いだけのラジカセ。価値はないが、思い出の品だというラジカセを預かった日から異変は始まった。
【2022年夏のホラー企画参加作品】
「明日は学校が休み」なんて心踊る響きだろう。
金曜日の夜は最高に楽しい。
夜中まで起きていても、誰も怒らないし好きなアニメもドラマも見放題!!
そんな晩の出来事である。
夏休みに入り暑さに負けていた夏帆は幼馴染の朝陽に誘われ肝試しに行くことに。肝試しで神社の手水舎に置いてあるラジオの電源を付けることに……。
あたし――霊視少女・丘子は、小学校三年の時に都市伝説と初めて出会っちゃいました。
それからというもの、あたしは最恐の都市伝説を求めて日本各地に飛んでいき、そこで妖怪たちとのバトルやら何やらを繰り広げるのです!
いつか悲鳴を上げるような都市伝説に遭遇できることを、夢見ながら。
※毎日投稿、七話完結です。
※こちらは、↓の作品の番外編となっております。よければ本編もどうぞ。
『【連載版】人ならざるものに愛を寄せて』
https:/
/syosetu.com/usernovelmanage/top/ncode/1995408/折りたたむ>>続きをよむ
幸助は高校の帰り道で草むらに捨てられていたテープを拾い、それをラジオカセットで聞く。だがその日、幸助は変な夢を見て…
地球は宇宙存在に支配された。姿形も見えないが、確実に侵略されている。彼らは人間を求め、主人公は質屋として売り飛ばす。何が目的で人間を欲するのかは分からないが、せめて自分は売られないために、人を売る。そんな話。
その公園を去ろうとした時、大人にだけ「おててをちょうだい」と幼い声が聞こえるという。
そんな怪現象を解決する為に、幽霊が見えるというだけでしがないホームセンター店長・代瀬トオルに白羽の矢が立った。報酬につられた彼は、唯一の店員である技術者・由良佐一と共に公園に向かうが……。
代瀬トオル(29)
若白髪の混じる温和な糸目のホームセンター店長。敬語を崩さぬ好青年で、年下ながらも佐一のことはさん付けで呼ぶ。
押しに弱く、バツ2。霊感が
あり、直感力が高い。何にでも好かれる体質で、よくわからないモノに取り憑かれることも。
そのたびに、佐一に嫌々ながらも助けてもらっている。
由良佐一(27)
ホームセンターに住んでいる天才ネクラコミュ障男。トオルが昔付き合っていた女性の息子で、女性と別れた後も何となくお互い放っておけず、居つくことになった。故障品などを直したり、高い技術を駆使して怪しげな取引先に品物を納品したりして、吹けば飛ぶようなホームセンターを裏から支えている。
が、人間嫌いの潔癖症(人と会うと体が痒くなる体質)なので、普段人と会う時はトオルの影に隠れ、トオルを介さないと会話ができない。
同登場人物作品→代瀬トオルは引き寄せる(https://ncode.syosetu.com/n9034fm/)
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「クロタシゲオのサタデーナイト」で紹介されずに廃棄された、投稿者からのリクエスト
こんにちは。
本作は、ホラー風・奇妙な小話を4つまとめたものになります。
各小話に番号を振っていますので、順番に読んでくださると嬉しいです。
また、目次の一番下のお話は、4つの小話を読了後にお読み下さい。
どの話も約5〜10分でサクッと読めるかと思いますので、暇つぶしにどうぞ。