小説家になろう 勝手にランキング
小説家になろう の 非公式 ランキングです
推理ランキング 6251~6300位
『どこからどう見ても鶏にしか見えない頭を持ち、胴体以下つま先まですべて人間といった奇形児が生まれたのは今から二十年前のこと。医者にはすぐ死ぬだろうと診断されたが、その診断に反し鶏男はすくすくと成長。犯人的中率百パーセントを誇る「探偵」になった。脳に障害を持ち、「三言話すと、その十分前までに聞いた会話をランダムで三言忘れる」という体質を持ちながら、華麗に事件を解決していくその姿。いつしか心ない人は彼のことを「鳥頭探偵」と呼ぶようになった』
万能人ジュビリー=ボロウは夢を見た。
それは世界一堅牢な庭をつくり、天才を守り囲い、育てること
君は特別なんだよ。
しかし【私】という例外は天才ではない。
天才の相棒役となるのが私の在り方だ。
俺は危うく遅刻しそうになり、電車から飛び降りた。しかしその後論理的に不可解なことに出くわしたらしい。いったい何がどうおかしかったのだろうか?
盲目の少女マリアと同じクラスに通うために失明を装って盲学校に編入した僕が見た物語
千城市名倉町で奇妙な遺体が発見される。それは日本全体でも前代未聞な怪奇事件だった。その事実を消そうとする警察の上層部に対し独断で事件解決に挑もうとする佐原と積弥下。同時刻に市内を牛耳るドイツマフィア"クロノイドファミリー"もまた、"殺さない殺し屋"大塚 真実と契約を交わし真相を探ろうとしていた。警察とマフィア、積弥下と真実、二つの組織と二人の主人公が交差するとき、静寂は消え再び事件は動きだす。
件名:明日が怖いものの集い
登場人物たちの元に謎の迷惑メールが届いた。彼らはそのメールに興味を持ち、メールに指定された場所に向かうことにする。そこで待ち受ける救いとは。
ジャンルが推理になっていますが、推理要素はそこまでありません。また、本小説はファンタジー要素を含みます。
残酷な描写ありのタグは保険でつけています。それほど残酷な描写はない予定です。
また、2万字程度の短い小説になる予定です。
感想・ご意見・ご指摘等は
広く求めております。折りたたむ>>続きをよむ
ユウカが殺された日、あたしは四人の客の相手をして、チップまでもらった。
あたしとユウカはデリバリー・ヘルス〈アヴァロン〉の女。決して親しくはなかったユウカだけど、そんな彼女が殺される直前に、あたしに電話をかけて来たのだった。
ふとしたきっかけで、あたしは事件の真相に近づくのだった。
怖いものが苦手な《北城悠希》は、ひょんなことから《漆原結衣》と学校の七不思議を解くことになる。
怖い話が苦手なのについつい強がってしまう北城と、『オッカタ様』以外の全ての七不思議謎を解き明かした漆原。そんな2人が謎に挑む、夏休みの記憶。
夢を見る意味はなく、夢を見ない理由もない。
ただ夢に溺れてしまえ、と誰かが言った。
トリプルスターズ 第4作目です。今回は趣向を変えた作品にしています。
霧の町、一夜市で起こった不思議な出来事、浦嶋子伝説を元に書いていきます。今回は、資料集めや取材の関係上、執筆が遅くなるかもしれません。
とあるボロアパートを中心に繰り広げられる、ちょっぴり非日常なミステリー。
主人公楠木夏蓮は、問題児認定された売れっ子小説家。そんな彼女のもとに、強い霊感を持った清瀬が引っ越しの挨拶にやってくる。清瀬は楠木の背後に幽霊を見つけ、硬直。その時生まれて初めて幽霊なるものを目にした楠木は、それに興味を示す。
幽霊――ユカリ曰く、地縛霊ゆえに部屋から出られないのだという。楠木はそんなユカリを、地縛霊から解放してやる、なんて無茶を言い出して―
―!折りたたむ>>続きをよむ
花鳥風月シリーズ始動!
転校生の辻小鳥はある男子生徒と運命的な出会いを果たす。
その男は、、、探偵部に所属していた。
ためらいつつも探偵部に入部することになった小鳥を待っていた初めての依頼とは・・・。
一年前に事故死した天才高校生作家の遺作が発見された!?
しかし、コンピュータにはロックがされており、
パスワードを解かなければならない。
やがて露になっていく探偵たちの秘密。
探偵たちを待っていたのは、衝撃の真実と青春の影。
そ
して、希望の兆し。
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殺人鬼のアジトにうっかり侵入してしまった国下陽子。当然、追われる立場になるが、兄の国下智陰と、その他諸々の友人たちと、そして、ある決定的な殺人鬼の犯罪の証拠品を武器に、必死に殺人鬼と立ち回る。
「無人島にアイテムを三つだけ持ち込めるとしたら何を持って行くか?」
そのコンセプトを元に、僕たち大学の劇団員を中心とした九人のメンバーは、北海道の西方にある無人島へと降り立った。急遽参加が決まった僕の友達であるロン君も歓迎を受けて、最高の思い出となるはずであったが、そこで殺人事件は起こった。
本格ミステリ×クローズドサークル×青春ミステリー
十人の参加者のうち被害者になるのは誰か?
生き残った者の中に探偵はいるのか?
これ
は「冒頭に死体を転がさない」ミステリー小説
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これは友達と小説リレーをして生まれた作品なので、所々おかしな点があるかと思います。(なるべく少なくしましたが)
それでも読んで頂けたら嬉しい限りです。
因みに主人公は謎に超能力を得ます。(笑)
結城暁人が恋する神崎小夜先輩は他人の名前が覚えられない相貌失認という病気を抱えている。
それでも彼女を何とか愛そうとする少年のお話。
その掌編。
2017年10月、関西コミティアにて同人誌として頒布する予定です。
なお、拙作「他人の名前が憶えられない神崎先輩の事件録」(削除済み)からミステリー部分を少しあいまいにしたような感じです。
6268位 春光
新入生でごった返す大学キャンパスで起こるさまざまなトラブルに、「解決屋(トラブルシューター)」が走る!
堅実で謙虚な僕に訪れた、突然の悪夢と終わりのお話。
小学五年生だった六人は「シャークゲーム」という遊びに夢中だった。ランダムに選ばれた一人が「シャーク」となり、他の五人は誰が「シャーク」なのか推理するというもの。そのゲームの最中、一人の少女が亡くなってしまう。残された五人は互いにどこか疑いながらも、事件の真相は闇に消えた。
十一年後、大学生となった彼らを再び悲劇が襲う。五人のうちの一人が自宅アパートで亡くなり、その直前、彼は意味深なメールを送っていた。「あの日、誰がシャークだったのか
わかった」という内容のメールを。そして、残された四人は再びあの日を振り返ることにした。十一年前の事件は本当に事故死だったのか、殺害された彼の残したメールの真の意味は。
互いに疑いながら推理し続け、やがて彼らはあの日の真実に近付いていく。誰が「シャーク」で、誰が二つの事件を起こしたのか。隠し、目を背けてきた事実と直面し、それでも彼らは前へと進んでいく。折りたたむ>>続きをよむ
都心から少し外れたところにある百合根町……。
そこに一人の天才高校生がいた。
新井場縁(あらいばえにし)彼は、ごく普通の高校生活に憧れていたが……。
桃子さんにはそんな事は関係なかった。
この物語は、天才高校生の新井場縁と、凡才だが運の強い女子大生作家、小笠原桃子(おがさわらももこ)の二人が、様々な難事件に挑む…。そんな感じの、ミステリー作品です。
小笠原桃子の行くとこに事件あり!そんな異名を持つ桃子に縁はつれ回されては、行く所で事
件に巻き込まれます。
普通の生活を求める天才少年と、波乱を求める凡才美人作家…。このアンバランスなコンビが繰り出す物語を、ぜひお楽しみに。
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幻想的な世界
筋道の無いストーリーです。
ただただ愛されたいと願う男女の物語。
年齢層が高校生~大学生相当の若者が集う、高校でも、大学でもない、不思議な学校が日本にある。
それが、「高等専門学校」、通称――「高専」。
そこは、五年制の学校で、変人が集いに集う「変態的」な場所。
雨の降るなか、工業地帯の地方都市に身を構える立花工業高専では、文化祭が催されていた。
機械工学科3年生の勝占理玖は、クラスの模擬店に参加しながら、親友である建設工学科3年生の鎗戸楓馬と共に、盛り上がる学内を奔走していた(※女装して
)。
だが、文化祭一日目が終了した直後、彼らは高専教員の変死体を発見してしまう。
事件によって文化祭は中止を余儀なくされ、学生たちはあと片づけに追われることになるが……、
その最中、さらにもう一つの死体が発見されてしまう。
学内で起こった二つの殺人事件。
誰が、どんな目的で、どうやって殺したのか?
その謎に、「高専生」が挑む――。
薔薇色の青春など皆無、クレイジー高専ミステリー。
※この作品はフィクションであり、登場する人物、地名、団体、国名等は実在のものとは一切関係ありません(一部ノンフィクションかもしれません)。
※1話3000~4000字程度です。
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幽霊探偵派遣会社……その会社の雇用条件は「一度人生を諦めたことがある人」というアバウトな条件ただ一つ。この会社に所属している探偵達は皆『幽霊探偵』と呼ばれる。資格も学歴も戸籍も必要ない。幽霊探偵に必要なのは自分をこの世に存在していない人間――つまり、幽霊のような存在だと認めることが出来る覚悟だけ。これは、そんな一風変わった探偵事務所に所属している直観的な妹と倫理的な姉の物語である。青少年の間ではネットやSNSを通じて新しい流行が広まり
つつあった。全く新しい形の薬物――デジタルドラッグ。特に『サイダー』という隠語で呼ばれている電子覚醒剤の完成度は薬物摂取にも劣らぬ中毒性を持っていた。その蔓延を止めるべく動き出した正体不明のネットハッカー『スピリット』から幽霊探偵派遣会社に依頼が入る。姿ナキ幽霊探偵ヘ告グ 形ナキネット犯罪ヲ殲滅セヨ折りたたむ>>続きをよむ
6276位 森紫
始まりは夜明け頃の両親の会話から始まる。
夜が明け、夕暮れになる頃。
見知らぬ人物が主人公の母親を呼び出した。
そして次の日、両親の死体が無惨な姿で発見される。
両親の死をめぐる謎と、主人公の父の秘密に迫る物語。
「校内に落ちているおはじきを7つ拾い集めると、願いが叶う」という噂を敦は耳にする。このところ元気のない紗羅は、なぜかその噂が広まると困るのだと言う。夏休みを目前に控えたそんなある日の夜、紗羅は突然敦の家にやって来る。なかなか用件を切り出さない紗羅。その時電話がかかってきて、敦のクラスメイトの持田メイが行方不明となっていることが判明する。「犯人は自分なのではないか。」疑いを拭えない紗羅。紗羅と敦は敦の友人たちとともに、メイを見つけるため夜
の学校に忍び込む。※「星空文庫」との重複投稿です。折りたたむ>>続きをよむ
田舎町に住む兄を亡くした少女が、その兄の軌跡を辿る。
夏の日の、たった一日の小旅行。
止まっていた日常から、少しずつ前へ歩いて行く。
そんなお話です。
日本を代表する洋画家桐島禎博の孫、神山博延はファースト・オークションの社員だ。
たまたま立ち寄ったカフェで、博延の隣に座った女子大生は、南青山の諏訪画廊の娘馨だった。馨の手には、祖父桐島禎博の個展の図録があり、最近馨の父親が購入した一枚の絵を調べているという。
馨が調べている作品は、四十七歳の時にイランから帰った祖父が描いた『霧のペルシア』だった。個展にも出たことがない祖父の作品で、博延が住むマンションに飾られていた。その絵が馨の
父の画廊にあるという……。
本小説は、『暁』にも掲載中です。折りたたむ>>続きをよむ
嘘が嫌いな大学生・雪見正直が通う大学には、数年前に学生が変死したという噂が広まっていた。それを知ってから、雪見の周辺で次々と不思議なことが起こる。友人の失踪、豹変、死亡──そして浮き上がる、変死事件の学生幽霊の存在。何が本当で何が嘘なのか、長きにわたり大学に居座る変人・立入理穂の知恵を借りながら雪見は探っていくが……?
クラス委員長の榊の提案で、ミステリー研究会が開催する合宿に参加することになった式。しかし、そこで殺人事件に巻き込まれてしまう。殺人事件の謎を、式はミステリー研究会のメンバーと協力して解決しようと立ち上がる。
白田駆色探偵事務所は今日も気怠く営業中。
……なのですが、助手:堀越恋子の大事な羊羹がなくなりました。
そんな訳で、事務所所長たる白田駆色は、また少し頭を捻ってみます。
果たして羊羹はどこに消えたのか?
その前に探偵の助手が犬に務まるのか?
ノッキング・オン・スロープドア、第二弾です。
現代・目指せ推理小説・ノリは2時間サスペンスドラマ。
タイトル通りの漁業絡みの推理小説です。林業探偵と違って明らかな探偵役はいません。
リストラで故郷に戻ってきた戸川元(はじめ)。九年ぶりの漁で不可解な事故が起こる。それは、誰かが仕組んだことなのか?
『呪い』のスキルを授かった主人公、ウル・べリントンは、名家べリントン家から追い出される。
それから十数年。
りっぱにおっさんになったウルは呪いを解く”|解呪師《ディスぺラー》”として
山奥でひっそりと暮らしていた。
時々訪れる呪われた物や人を救って平穏に暮らしていたがある姫の呪いを解くことがきっかけに
国からの召集令状が届く。
解呪に秘められた真の力。
それは呪いを自分の力に転換できる”|放呪師《リリーサー》”としての能力だったのだ
。
呪いをため込んだおっさんが放つドタバタ冒険譚。折りたたむ>>続きをよむ
30秒で読めるQ&A
簡単なミステリ、あるいはクイズ、そんな掌編
日時の謎、多め
※カクヨムでも連載
大学を卒業し、各々刑事とディーラーになった春と莉夏。
湾岸エリアで再会するが、所轄で警官殺しが発生する。
春の警察学校時代からの友人だった。
2人はまた事件に巻き込まれる。
水川泉美は小さな街でカフェを経営していた。独身アラフォーの泉美は婚活もボチボチ参加しつつ、充実した毎日だった。特に飼い猫のミャーとも仲良しだったが、突然、ミャーが話しかけてきた!普通に日本語を話してるネコってどういう事!?しかも迷いネコが事件に巻き込まれ殺されたと訴えてきた。まさかと思いつつも、ミャーの言う通りに森へ向かうと、本当に迷いネコの死骸を見つけてしまう……。
泉美の幼馴染でもある牧師・藤河七道は「これは生贄儀式事件!」と騒ぎ始
める。七道は陰謀論マニアの変わり者。そんな変わり者発言はどうしても信じられないが、次々と明かされるご近所の秘密にカフェ経営も大ピンチに陥ってしまう。そんな時、聖書のとある言葉が事件解決のヒントとなる事に気づき……?ネコとカフェ店長が謎を解く聖・コージーミステリ、ここに爆誕!※他サイトに公開中の作品のリライトバージョンです。折りたたむ>>続きをよむ
本当に短い話です。
読むのが早い方ならば、3分間もかからないかもしれません。
でも、最後まで読んでいただければ、必ず「あっ」と言ってもらえるものと思っております。
6291位 虚
初めてのミステリです。
あらすじ無しで読んでみて下さい( ´∀`)。
《栄養》×《ミステリー》
管理栄養士として、芦屋医大の精神科に勤務する宇田川舞(28)は、同大学院で、ヒトの食行動と神経についても研究している。
ある初秋の早朝、殺害現場を目撃した。
被疑者は白い寝間着姿の若い女。
川沿いのベンチで眠る浮浪者の頸椎を、ペーパーナイフで一突。
舞は、夢遊病者による突飛な行動だと直感。
興奮神経の跳躍運動を行う《ランビエの絞輪》に注目した。
通報時に、舞の事情聴取を担当したのは、西宮警察署の喜多川俊子
(27)。
被疑者の精神鑑定は、精神科医局長の錦城孝則(63)。
被害者の遺体の解剖は、荒垣壮太(38)が行った。
そして、被疑者の白い女の正体も、分かってくる……。
そんな折、大手製薬会社から新しい抗鬱薬が発表される。
考案者は、前述の錦城だった。
四年前から治験も実施されていた。
舞は、解剖医の荒垣に、押収品から桐花の指紋の分析を依頼。
荒垣は桐花の血液を手に入れて分析。新薬の主成分が出てきた。
だが、新薬の治験対象者リストに、被疑者の白い女の名はない。
リストを管理していたのは、院内の薬剤師、北島楓(31)だった。
新薬の主成分の副作用に、若年層の自殺願望や突飛な行動がある。
新薬の発売を確実にするため、錦城が、事実を隠蔽している可能性が高かった。
事件の謎を解くため、舞は、指導教員の精神科医、仁川優子(53)に相談する。
しかし、錦城への不信感が大きくなる中、錦城が脳梗塞で急逝した。
錦城は、献脳に登録していたため、迅速解剖が行われた。
舞は、錦城の胃の残留物から他殺だと考察した。
荒垣も錦城の他殺説を疑っていた。
舞が、管理栄養士の目線で、独自調査を続ける。
その結果、荒垣と優子には、錦城を亡き者にする動機があった……。
※作品内容はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。折りたたむ>>続きをよむ
「・・・『見えざる射手』に命を刈取られてしまわぬように」
青い瞳の黒猫を付き従えて、その少女は謎を解く
それは……亡き当主の遺産を巡る遺言に秘められた謎
それは……誰にも倒せぬ最強を死に至らしめた剣の謎
それは……
時に子供のようにあどけなく……
時にぞっとするほど美しく……
まるで引き寄せたかのように、行く先々で出逢う謎を解いていく
その少女の名はアーステール
これは私がお仕えする、賢くも愛らしいお嬢様の記録。
「作戦会議に入る前に、大阪支部で救出された宮田教授だが、意識混濁状態のままだが、回復次第、事情聴取する。最近、『オマージュ株』に続く、『変異株新種』と言われている『JO.3』だが、敷島徹君の証言によると、そもそもの起点の『俯瞰株』のバージョンアップした『俯瞰株2』と呼ぶべきビールスが『オマージュ株』で、『JO.3』は、『俯瞰株3』と呼ぶべきビールスだそうだ。詰まり、最初から、日本中が欺されていた。
ミステリーと呼ぶべきかはわからない3000字ちょっとの短編。
塚本武彦は、ある日、散歩コースになっている公園で紙くずを拾い、榊コーポ103号室の自分の部屋に持ち帰ることになる。公園のくずかごに捨てようとした時、掌(てのひら)の中で蠢(うごめ)いたからである。部屋の中を転がる紙くずは、リビングの隅っこを自分の居場所に決めた。
少し経つと、塚本の散歩に連れて行け、という動きをし始める。塚本は、リモコンで動く玩具の試作品ということで、散歩に連れて行く。
紙くずに不思議な能力があるのは確かだった。103号
室の平田さんの家で飼われているゴンジロウというネコも初めは寄せ付けなかった。
紙くずは、変貌することもあった。やがて、街の中にペットや鳩を襲う痩せたカラスに見える鳥が出現する。
次々に襲われるペット達。変貌した紙くずは、「カミクズ」の名のもとにゴンジロウと共に戦うことになる。
カミクズが、塚本の前から消えた数日間の間に妹が疾走して行方不明だという女性が塚本の部屋を訪ねて来る。
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三日前、とある女子生徒が通称「極悪令嬢」のアース・クリスタに毒殺されようとした。
噂によると、極悪令嬢アースはその女生徒の美貌と才能を妬んで毒殺を企んだらしい。
そこで、極悪令嬢を退学させるか否か、生徒会で決定することになった。
生徒会のほぼ全員が極悪令嬢の有罪を疑わなかった。しかし──
「ちょっといいかな。これらの証拠にはどれも矛盾があるように見えるんだけど」
一人だけ。生徒会長のウラヌスだけが、そう主張した。
そこで生徒会は改
めて証拠を見直し、今回の毒殺事件についてウラヌスを中心として話し合っていく──。
***
カクヨム、エブリスタ、アルファポリス、Nolaノベル、pixivにも掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ
伊武受雷が一年ぶりに帰って来た。
今回の事件の舞台は沖縄津堅島となる。
作者の沖縄行きたい熱が、ついついこの拙作を書くことに・・・。
14才の『息子』が、父にほんとうの気持ちをつたえるはなしです。
魔女カサンドラは何百年も小説家として多くの作品を世に出していた。
その魔女の館へ編集者のメグは先輩の代わりに行くことになる。
そこでカサンドラから重大な発表がもたらされ――
ファンタジーテイストのミステリーです。
原稿用紙325枚