小説家になろう 勝手にランキング
小説家になろう の 非公式 ランキングです
純文学ランキング 1601~1650位
この作品は十市さんの『反チョコレートミントアイスクリーム宣言』を企画でカバーさせて頂いたものです。本人からの許諾は得ております。
詳しい事はTwitterのハッシュタグ『#NC実験室』へどうぞ。
1602位 寡婦
夫を次々と亡くした主人公は、寡婦として世間から敬遠される。
そんな折、彼女に心を寄せる男が現れる。
倉田は役者を目指していた好青年だった。しかし、二十三歳の冬、検察の不当捜査と友人の裏切りにより無実の罪を着せられ投獄されてしまう。罪状は住居侵入罪と強制わいせつ罪、そして殺人罪。懲役16年という刑罰から解放された倉田には何も残されていなかった。40を目前に控えた重い体と潰えた夢。役者になりたかったという過去の残滓。ふと、倉田は思い立つ。自分にはまだ演じなければいけない役があったではないかと。自分を犯罪者だと告げた検察、元友人、裁判官に
復讐をするため、彼らの願い通り主演倉田孝介による配役――殺人鬼を本当に演じてやろうと、そう思った。これは倉田の人生を舞台にした復讐の演目。冤罪によってすべてを失った倉田が本物の犯罪者へと生まれ変わる犯罪目録である。※プロットはできていますが(犯罪に関する)勉強不足に加え気分転換を目的に書いているので更新は牛歩。折りたたむ>>続きをよむ
1604位 露草
江戸の片隅に片寄せあって暮らす若い夫婦。
お露と新三郎の二人が巡る運命(さだめ)の輪。
ひっそりと咲く露草の如く小さな幸せでよかった。
ただそれだけであったのに……
地下鉄の床に天秤を置き振れる回数をメモに取る白髪交じりの先生は、夢に怯えていた。
「マグネット!」三題噺コン提出作からの転載です。
お題「地下鉄」「天秤」「メモ」5000文字以内
にけ作:なろう アルファポリス マグネット カクヨム エブリスタ掲載
ある学生が木枯らしの吹いた日、外套を隣で同じ小説を読んでいた女学生に貸した。お互い想い想われるようになるのだが…?貸した外套が彼の手元に帰ってくるまでの話。
彼は妖狩りたる家業持つ。
その月なんと、40年。15からと想定すれば55年程である。そんな彼は目の当たりにする。
本業とする妖狩り、そよ妖によって最愛の妻が乗っ取られていた事を。
そして彼は決断した。息を落ち着かせて、妻を斬る事を。
【近々筆を取り直そう思い、リハビリに書かせていただきました。800字程度の物なので軽く読んでみてください】
1608位 湖上
接唇された。柔らかい唇が触れ、惜しむ間も無く直ぐに離された。
すっごく昔に書きなぐった小説もどきです。とにかくつまらないかと思いますが、ほんのちょっとした暇つぶしにでもなっていただけたら幸いです。
どこにでもいる女子大生美香が知り合ったのは、一風変わった宏司だった。
それは昔、まだ人間が人魚と助け合って生きていた時代から、そう時を隔てていないころの話。
とある男が、流行りのシミュレーションゲームを遊んでみた話です。
片思いの失恋を忘れられない真央(まお)は、海辺の消波ブロックの上で失恋相手涛(なみ)と再会する。
涛は何を話すのだろうか。
大学生の俺は田舎に卒業レポートの為に其の夏数日滞在した、のどかな人々、銘水の里、少女の歌声、いつの間にか気が付くこと無く、迷い込んだ異世界ー
それは、ふたりの少女のおはなし。
きっとまた、夏に。
1620位 夕日
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私が落ちた、最初で最後の恋。
それは、壮絶な恋だった。
1622位 鈍光
博物館の「住人」が放つ鈍い光に惹かれる瑞樹。
ある日それをかき消すものに出会う。
君があの夏に居るように感じてしまう。ゆらゆらとした陽炎の中、コンクリートの上を裸足で。
君が死んでから3年が経とうとしている。それなのにまだ、墓参りに行けない。
私の住む街の水族館では国内で唯一、ジュゴンが飼育されていた。
彼の家族が経営するその水族館が潰れて一年が経つ今日、私は彼の家の跡地を訪れた。
そこで待っていたのは、亡くなったはずのジュゴンが庭で泳いでいる光景だった
百年、待っていて下さい
女はそう言って死んだ
特別を作らない男の特別になりたかった女の
小さな悪巧みのお話
とある王国の貴族の娘として産まれたヴィオラ。彼女の貴族としての豪勢な暮らしは、ある日突如として終わりを告げます。彼女の両親が、何者かの手によって暗殺されてしまったのです。
ヴィオラは貴族という身分から一転、帰る家すら持たぬ平民へと成り下がってしまします。自分の小さな芸を売って小銭を稼ぐ日々。そんな中、彼女の体はみるみる弱っていき、とうとう力尽きようとしていました。
そのとき、彼女に救いの手を差し伸べる者がいました。その者の名は
リュート。彼に命を救われたヴィオラは、彼の給仕として仕えることを心に決めました。
平凡な、しかし幸せな日々を再び送るヴィオラ。そして、そんな日々の中で、二人は少しずつ距離を縮めていきます。
けれど、またしても幸せだった日々は突如終わりを告げてしまいます。リュートが家を空けたまま、帰らなくなってしまったのです。折りたたむ>>続きをよむ
わたしは統合失調症患者である。16歳のときに、精神病院に入院していた。女子高生であった。
処女作です。純文学にしてますが、詩かもしれません、どちらでもないかもしれません。ピンクフロイドの二次創作かもしれません。解らないです。
一日一本小説書きます。
本日は二月二十五日ヱビスビールの日です。
メキシコ、ユカタン半島にあるメリダというユカタン州都にユカタン州立大学がある。
この物語は日墨交換の政府留学生として一年間、その大学に留学した若者の物語という
構成を取っている。若者はスペイン語には堪能であるが、更に習熟しようとしていた
ところ、住んでいるアパートの管理人の老人が聴き取りのテストをしてやろうという
話になり、毎晩、一話ずつ、マヤに伝わっている伝説を語ってくれることとなった。
この一話話は六夜続いた。マヤの伝説はなかなか面
白い。読者もこの若者同様、香り
高い伝説のお話を楽しんでください。折りたたむ>>続きをよむ
僕はどのようにして現在の文学的青年とでも呼べる気恥ずかしくも自己を奮い立たせ未来へと十分に投げ打てる存在になったのだろうか。何があり、何を読み、どんなことがあったのか、回想録と愉しく怖ろしいエピソード録。
1639位 初産
東京駅から夜行バスに乗った私は変な男に遭遇した。私の傍の窓際に座った男だった。何やら、ぶつぶつと独り言を呟いているのだ。まるで、誰かに語りかけているような口調だった。はた迷惑な、うざい男だと思い、私は注意しようとした。
檸檬の樹の枝には希望が引っかかっている! これは信じていいことなんだよ。
はい、梶井基次郎の『桜の樹の下には』から着想を得ました。
『無』とは何かというのは知っているだろうか。
『零』の様に何も無いとも言える。
しかし、それは全てに当てはまらないだけで。
当てはめればそれになる。
矛盾にも言える言い方だけれど、何にもならないわけじゃ無い。
白と同じ様で違う。
音色も同じ様で違う。
そんな、無から生まれたーー
昨今、哀しい事件に巻き込まれてしまったペットが増えております。
少しでも、彼等が救われてくれることを祈りつつ。
捨てられてしまった犬を描いてみました。
男のいらない、おんなの3人暮らしを始めた。
福岡から上京した雪菜は、ひょんなことから子持ちのシングルマザー佐也子とゆるふわお嬢様系の美優と3人で暮らし始める。恋愛、仕事、結婚、出産ーー女性がこなすライフイベントはどれも難しくてどれも楽しい。
欠落している少年は、ただそれを補いたかっただけだった。
この小説は作者が気分転換に書いた『二人称小説』です。
ちゃんと書けているかは分かりません!
なのにどうして殺されちゃったんだろうね。 ネタバレあるので伏せますが、何でも大丈夫な方向けです。痛々しい表現があります。
漂流物の中にとある人形を見つける。そしてぼくは夢を見た。
惚れた腫れたとは言いますが、それの正体とはなんなのでしょうか。