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SFランキング 4051~4100位
『魂(ソウル)』をデジタル化して、ネット上に創られたゲーム世界にダイブすることを可能にしたコンピューター技術――通称ソウルダイブシステムによって、世界で初めて運用開始されたSDMMOBG――ソウル・ダイヴ・マッシブリー・マルチプレイヤー・オンライン・バトルロイヤル・ゲーム。
それが『Only One Survive in Heaven《オンリー・ワン・サヴァイヴ・イン・ヘヴン》』。
略称を『ダブルオーヘヴン』という。
有栖堂アリス
は『ダブルオーヘヴン』運用開始一周年を祝う、記念大会に仲間とともにチームを組んで出場したのだが、そこで最悪な事件に巻き込まれることになる。
人間の魂を保護するという名目の元、魂のデジタル化を阻止するためならばどんな危険な行動をも厭わない過激思想組織のハッキングにより、ゲームシステム全体が掌握されてしまい、プレイヤーたちはゲームの世界から抜け出せなくなってしまった。プレイヤーの『魂(ソウル)』が人質に取られてしまったのである。
さらに組織のリーダーはとんでもない提案をしてきた。
これから『ダブルオーヘブン』の試合を行い、最終的に『ゲームに勝ち残ったひとチームは助けるが、負けたチームの魂のデータは完全に消去する』と宣告してきたのだ。
『魂(ソウル)』のデータを消去されたら、もう元の肉体に戻ることが出来なくなる。
こうしてアリスたちは自らの『魂(ソウル)』を懸けた戦いを強いられることになった。
注意事項その1
☆結末は決めていますが、途中の展開はまだ何も決めていません。その為、話が遠回りになるかもしれませんが、温かい目で見守ってもらえると幸いです。
注意事項その2
☆現在、親の介護をしているので、更新頻度はかなりスローペースになると思います。折りたたむ>>続きをよむ
某賞に投稿したやつ。
供養投稿します。
ちょっとホラーみのあるディストピアSF
美しく青い星である惑星テスティアラ。ここで起きた出来事は、ここに住まう生物にとって悲劇であり、人類は生活圏を著しく狭められ、惑星外移住を強いられることとなる。
最後の造船となる第三次移民船。星を去る者、残る者の行く末は一体どうなるのだろうか。
この物語は、ある異世界の荒廃に戦いを挑んだ、熱血野球バカの記録である。異世界冒険者界において、全く無名の野球バカが、荒廃したダンジョンの中から健全な精神を培い、わずか数年でダンジョン討伐を成し遂げた奇跡を通じて、その原動力となった信頼と愛を、余す所なくドラマ化したものである。
科学の進歩によりゲームの世界も大きな発展を遂げた。
〈主人公〉である翔《かける》がある日、ゲーム世界である〈アリシア〉へと飛ばされてしまう。ゲームをクリアすると、ゲーム世界から脱出することが出来ることが分かった翔はゲームをクリア為、冒険へと旅立つ。
近未来。
世界は三度戦火に包まれた。
それは、起こりうる可能性の一つ。
人生オワコン。職なしカネなし人脈なし。そんな俺にとって唯一輝ける場所があるとすれば、それは、男がいなくなった世界。
全ては俺にかかっている。人類の存続を背負った男の、起死回生の物語。
※この小説は「カクヨム」にて重複投稿を行っております。
あるとても風の心地よい日。無数の鏡が並べられた部屋の片隅で、少し妙に光りを放っている鏡があった。その中を少しだけ覗いてみませんか?
ある日、ぼくの前に現れた謎の球体は、この地球に危機が迫っていることを告げた。
小型デバイスを装着して、日常生活を送りながらフルダイブ型VRを楽しめる近未来。退職して悠々自適の老後を過ごす70代女性は、ある日懐かしいゲームのリメイクを見つけた。それは「ロマンスファンタジーノベルを書こう」通称RONoK(ロノック)というゲームだった。
前島省吾は、妹との関係に悩んでいた。幼い頃は懐いていた妹が最近は冷たいのだ。
そんな妹に執着する省吾は、VRMMORPG「カナン」に実装されたサポートキャラに妹と瓜二つの姿を与えてしまう。
ところが、それを妹に見られてしまったことから問題は斜め上を行く展開に。
妹とVRキャラの間で揺れる恋心を描く、ラブストーリー(SF)。
全22話の中編。
1/2の夕方からの鬼更新で明日までにすべての話を投稿予定。
闇の組織〝マザー〟から馬斬隊隊長にしてマザーナンバー1である〝冬の蝉〟が研究所を脱走して一年が経った。
マザーを裏で操る〝現時会〟から江崎桐子は打開策を強いられ、FXシリーズ〝ハイエンド〟による追跡案を出した。
オウラ会長の下、赤の剣の使用が認可され、ハイ・エンドは冬の蝉追跡の任についた。
一方、素性を隠しながら三枝高校に通う一ノ瀬 守はクラスメイトである品田 由香の持ち前の笑顔と元気におされながらも学園生活を満喫していた。
そこに赤穂 夕貴と相場 史樹が現れる。
彼らは守とマザーから逃げ出してきた保護システム達であった。
由香は守と夕貴達との関係を不審に思いながらも親交を深め、お互いに打ち解けあっていく。折りたたむ>>続きをよむ
【あらすじ】 ※ 結末までの描写あり
担保に取られた記憶の買取資金のために戦う雇われの女傭兵・『傷物』は、前の大戦で遺棄された巨大人型兵器・ピレネーを回収するために惑星ホルガに降り立つ。だが、母艦の役割を持つピレネーの中にはこの星に逃げ込んだ異星人・ジョシュ族が住み着いていた。
種族のリーダー・アスタにピレネーから立ち退くよう懇願する『傷物』だが、彼女らはこれを受け入れない。説得のため交流を続けるうち、『傷物』は次第にアスタたち
と親しくなっていき、同時に帰る場所を持たない自分にやるせなさを抱く。
ある日、「ジョシュ族を排除せよ」という本隊からの指令を当のアスタたちに聞かれてしまう『傷物』。しかし逆にアスタから、本隊を襲って記憶を強奪しようと提案される。
雲を割り、軍の基地を急襲するピレネー。戦火に包まれる街。記憶の奪取に成功した『傷物』たちだが、そこで『傷物』は人造人間だと知ってしまう。
あれだけ渇望した背景は、自分にはなかった。しかし、それでも生きることを選ぶ『傷物』は追手を振り切り、アスタたちと宇宙の彼方へ逃走する。
【登場人物】
傷物(17歳・女性):惑星ウィッカの女傭兵。記憶を人質に取られている。
アスタ(22歳・女性):ジョシュ族の生き残り。グループのリーダー。
ピュウ(10歳・女性):アスタの妹。折りたたむ>>続きをよむ
ある川柳をめぐって、大人が大騒ぎする様子を冷めた小学生が見る話。
※ [2015/9/1:副題を追加(省略する場合も有り)・主題はそのまま使用]
[あらすじ]
魔法が使用できる世界を【魔法世界】と言う。
現実世界でもし魔法が使えたら…と言う意味での【魔法世界】である。
魔法を使用できる者を魔法使用者と言い…魔法使用者の頂点に立つ最強の者を【ゼロ】と呼ぶ。
【ゼロ】の称号を得られるのは世界で4人だけであり現在はまだ3人までしかいないのだが…。
そして…謎の敵も新たに出現した…。
A.【悪魔.VS
.魔法編】
世界各地を舞台に【ゼロ】たちの活躍を描いた物語が中心となる人工的悪魔(悪魔的化物).VS.魔法使用者【ゼロ】&七聖剣との戦いの構図である。
B.【悪魔的化物の王国編】
悪魔的化物〈アウターマウカー〉は世界のある国で "国取り" を開始した。
◎中東地域.CCC国:攻略済
◎アジア地域.イズマリィドゥ連合王国:攻略済
C.【アウターマウカーの国編】
●[イズマリィドゥ連合王国の南方島]
●[謎の敵…〈アクナディオス〉]
悪魔的化物〈アウターマウカー〉が支配する島(国)のその複数の街で暮らす様々な人間たちの物語である。
D.【オシリスとアイシス編】
謎の敵…〈アクナディオス〉再登場。
もしかしたら、誰かの夢の中…?
いや、これはもしかして「悪夢」なのか…?
[補足]
※この作品はフィクションです。
※『アブソリュート=ゼロ』の派生版です。 『アブソリュート=ゼロ』と『アウターマウカー』はリンクしていて、両方見るとより面白くなります。
※本編『アブソリュート=ゼロ』連載中。
※常時改稿中&不定期投稿更新。
※本作品の無断転載禁止。折りたたむ>>続きをよむ
編集中、ガンマン、そしてカウボーイ、もしくは騎士道ロマン。
航空自衛隊パイロットの尾崎透は領空侵犯をした爆撃機に対し、スクランブル発進をして警告を行なっていたその時、突然視界が真っ黒になる。
そして、視界が回復すると、、、、、、!
「変な夢を見た」で始まり、「そこで目が覚めた」で終わるショートショート集「変夢奇譚 ~くだらない夢のよせ集め~」より、第45夜「ロック」を紹介させて頂きます。
動画サイトで見つけた閲覧注意の動画。その動画は、あるジャーナリストの告発だった。その告発とは・・・というお話です。
「変夢奇譚 ~くだらない夢のよせ集め~」は、私がカクヨムで連載しているものです。
(https://kakuyomu.jp/users/Ak_MoriMori)
他にも「アルファポリス」にも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ
始まったばかりのVRMMOに降り立った主人公は運営の罠に嵌まって何故か非人間タイプで活動をし続ける事に。いつか人化を迎える事を夢見つつ、今日も主人公はログインする。
俺TUEEE要素とかデスゲーム要素はありません。基本まったり系の実験的作品です。
R15は保険です。 -現在まったりと進行中です。-
擅自版权所有严禁转载
すべての事象が記録されるアカシックレコードの司書となった青年。
歴史とともに成長する世界樹。
破滅の未来よって成長が止まった枝葉を守るため、世界に入り破滅の改変に死力を尽くす。
しかし破滅の未来を回避することができるのは、その世界住人のみ。
破天荒な人たちに翻弄されながらも今日も世界樹の成長を守れるのか!?
―――充分に発達した科学技術は魔法と見分けが付かない。
アーサー・C・クラーク
西暦2046年。人類の科学が現在よりも僅かに発展し、それでも未だ人々が暴力と理性の境界を測りかねている時代。
世間ではVRとARの双方の技術を備えた第三の仮想現実である《∀aal Reality -ヴァール・リアリティ-》とその技術を全面採用した唯一のMMORPG《ヴァール・リア
リティ・オンライン》が世間の脚光を浴びるほどの一大コンテンツとなっていた。
その流行に遅れに遅れること二年余り、ようやく長ったらしいダウンロードを終えた主人公、海咲貴斗は未知と未開が渦巻く新たなる幻想世界へと足を踏み入れる。しかしそれは、初日から魔物のエサとして地獄を駆け抜けることになる、従来の仮想現実を上回るリアルが渦巻く世界だった・・・!
※これは碌にMMOをプレイしたことのない人間が描くなんちゃってMMORPGです。予めご了承ください。
※筆者は誤字脱字や前後矛盾を平気でやらかす人間です。ですので、もし発見した場合には気軽に報告してください。
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ヒーローになる。そんな夢を真面目に語る少年、星野飛鳥はその夢以外はありきたりな高校生だった。人とは違う夢を抱きながらも、平凡でつまらない日常を送る彼の目の前に、突如として巨大な人型兵器が飛来する。それは超古代兵器アークの一つ、『アーク・アストラル』。
失われた技術と少年の邂逅が、世界の秘密を解き明かす戦いの始まりとなる。
4075位 悪意
「世界最初の超知能マシンが、人類最後の発明品になるだろう。ただしそのマシンは従順で、自らの制御方法を我々に教えてくれるものでなければならない」アーヴィング・J・グッド(1965年)
日本有数のとある大企業に、人工知能(AI)システムを開発する研究所があった。
ここの研究員たちには、ある重要な任務が課せられていた。
それは「人類を凌駕する汎用人工知能(AGI)を作る」こと。
進化したAIは人類にとって救世主となるのか、破壊神となるのか
。
その答えは、まだ誰にもわからない。
※本作品はアイザック・アシモフによる「ロボット工学ハンドブック」第56版『われはロボット(I, Robot )』内の、「人間への安全性、命令への服従、自己防衛」を目的とする3つの原則「ロボット工学三原則」を引用しています。
※『暗殺一家のギフテッド』スピンオフ作品です。単体でも読めますが、ラストが物足りないと感じる方もいらっしゃるかもしれません。
本作品のあとの世界を描いたものが本編です。ローファンタジージャンルで、SFに加え、魔法世界が出てきます。
※この作品は、ノベプラにもほとんど同じ内容で投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ
ひとは誰でも心のなかに、秘密の基地を持っている。
それが道徳のお題目でも何でもなく、純粋に客観的な事実のコンテクストで記述されるようになったのは、確か私が中学生のころだったと思う。
朝、世界の終わりのニュースを見たあたし。
もう何度目かのそれにうんざりしてその事をSNSに書き込んだ。
それにリプライをくれる人も居たけれど。
再生医療が発達した世界、しかしそこでも人は新型流感のパンデミックに勝てなかった。
非接触の為に全てがアバターに置き換えられた頃、そこにはもう現実の人の姿は見えなくて。
そして。
※よそコン用に書いた短編デス。
供養に。。
読んでもらえたら嬉しいです。。
最高のオリジナリティを求めた新作VRMMORPG、Beyond Ideal Online通称BIO。
そんなゲームに突如現れた最悪のPKプレイヤー。
噂されるその正体。誰も知らない本名。多くの謎に包まれたプレイヤー。
その正体は完璧美少女、柏崎 葵(かしわぎ あおい)17歳である。
「うへへ.........キルたのちい」
植物状態のよもぎ、彼は生を求め、人間に憧れ、幸福を願った。
しかし、世界はそれを許さない。
よもぎは愛を知りたくて、幸福が欲しくて、いつしか人間になった。
これは愛の物語。
愛した世界に裏切られ、世界を滅ぼす物語
大手ゲーム会社の小火をたまたま通り掛かって消火した主人公。
その時丁度発売間近だったVRMMO『アナザーワールドオンライン』の開発・運営チームに深く感謝され、ゲーム機材一式をプレゼントされた主人公は、早速ゲームを始めようとするが、学生時代にドラゴンな冒険や最後の幻想譚といった某有名RPG(テレビゲーム)をクリアして以来全くゲームに触れて来なかったため、VRMMOで何をすればいいのかわからない。
そんなわけでキャラクリエイトも職業選
択もスキル選択も、全てサポートの女神様にお任せ。
「現実では無理めなので、のんびり旅行がしたい。道連れがいたら楽しいかも。別に戦闘力とか要らないので、行く先々で人の役に立てるなら言うことないな」
そうして『アナザーワールド』の大地に降り立った主人公だが、彼は知らなかった。
お礼としてプレゼントされ、彼のゲーム機にインストールされたソフトが運営チーム、GM用であり、監理AIにより監理権限を付与されれば、ゲームの根幹に干渉する事すら出来る事を。
そして、生身の人間以上に彼に感謝しているもの達、『アナザーワールド』監理AI、〔創世神〕以下〔神々〕が、こぞって彼のプレイを影に日向にサポートする事を。
これは、他プレイヤーから〔旅人さん〕〔にゃんこ聖者〕〔チート使徒様〕〔異世界るる◯編集長〕等と呼ばれ、一目も二目も置かれながらも、全く気にせずマイペースに『アナザーワールド』を楽しむ彼のプレイ日記。
「最近のゲームはスゲーな…。いやマジで」折りたたむ>>続きをよむ
多呂江博士の発明品は、人の心を読む装置だ。それを使ってよりよい社会への改革を行うのが、彼の目標である。さて、どうなることやら。
死に戻り能力を得てしまった上田(よすい)の運命はどうなるのか……つ!?
目を覚ますと、何か大切なものをなくしてしまっていた。しかし何をなくしたのかはわからない。そうこうするうちに、その正体不明のなくしもののことを知っていると称する男と会って、丁々発止やりあうことになる。果たしてなくしたものを取り返すことは可能なのか?
「その笑顔が、過去を変えた。」
2018年10月22日。
とある学校に通う一人の男子高校生・神崎浩太郎。
何ら変わりない日常を送っていた神崎は、友達から紹介され、同じ学校に通う生徒らと出会う。
その中には、女子高生・七瀬実花もいた。彼女と神崎は、短時間で互いに打ち解けあっていく。
しかしそれから間もなくして、七瀬の家は原因不明の火事に遭い、彼女は死んでしまった。
たった3日程度の仲だったものの、神崎にとって彼女は、唯一心を許した存在
だった。
そんな中、神崎はある『モノ』を手にする。
玩具のハンドスピナーの形をした、その名も「タイムスピナー」。
それを回転させると、一定期間の過去に戻るという事ができるというのだ。
それを使い、神崎は火事の真相を突き止め、七瀬を死の運命から救う決意をするのだが・・・
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毎週火曜の18時 全17話予定でお送りしております。
カクヨム版です→https://kakuyomu.jp/works/1177354055065800918
※この小説には、いじめ描写が含まれています。折りたたむ>>続きをよむ
容姿も性格も全て自分好みにカスタムしたアンドロイドを愛でるお話。
「この物語はフィクションです。実在の人物、団体等とは関係ありません。」「作者は素人です。もしなにか問題がありましたらコメントをお願いします。」 20xx年、五感を再現した仮想現実が当たり前になった時代、ひとつのゲームが生まれた。そのゲームは、それまでのゲームとは別格だった。βテストに参加した者は、次々にこう言った。「頬を撫でる風が違う」「炎が熱い」「料理がうまい」数多のゲーマーが発売日を待ち望むなか、その噂は刃霧はぎり 透火とうかの耳
にも入っていた。この物語はもうひとつの「道」の物語
折りたたむ>>続きをよむ
4090位 未末
私、終わりって悲しいことだと思います。だってそれ以上物語の続きが見れなくなるんですよ?たとえそれがハッピーエンドの終わり方だったとしてもそこで終わったら登場人物全員死ぬと同然でしょ、だから私は終わりを無くしたの。輪廻をちょっとひねって真ん中をくっつけちゃった♪これなら彼らはずっと物語で生き続けられるよね!どんな現実でも廻れば慣れてくるし、どんな事も時間が解決するでしょう、事件なんておきやしない、個々の人全員が幸せな世界!このお話は大体こ
んな感じ!いつか見てくれるといいね!折りたたむ>>続きをよむ
寓話あるいは異形小説。
街角から消えゆくポストがスマホを使う男を飲み込む。
気がついたら、すすきの生い茂る中にいた。すすきの周りには森が広がり、人はおろか、動物も虫もいない。
タイムマシンで一日先の未来に行って、帰ってくる実験をしたはずだったが、そこは一万年先の想像し得ない世界だった。
孤独の身から解放されたい。人と会いたい。そう思っていたとき、視線の先にある丘の上に人の輪郭を見つける。
会いたい一心で、大声を出す。
輪郭はこちらを振り返ったように見えた。
一歩踏み出したとき、足を取られ跪いて目線を
落とす。
再び顔を上げると、丘の上に人の輪郭が見えない。
もう一度大声を出して輪郭を呼ぶ。
輪郭があったはずの丘に向かって歩きだす。
すすきを抜けると、深い溝が現れる。
飛び越えなければ先には進めない。決死の思いで飛び越える。
飛び越えた先の丘を目指して歩く。
頂上に登ったが人は見つからない。
絶望すると、今、歩いて来たすすきの方向から声が聞こえる。
振り返ると見覚えのある建物の廃墟。さっきまで居た研究所に見える。
混乱する意識のなか、また声が聞こえる。
視線を声の方に向けると、その瞬間から世界が薄れていく。これで元居た時間に戻れる。
そう思う中、意識が消えていく。
目を覚ました。そこはすすきの中だった。
目を上げると、丘の上に人の輪郭を見つける。大声で叫ぶ。
その輪郭はこちらに振り返る。その輪郭に会おうと、足を踏み出す。
足を土にすくわれ跪いてしまう。
再び視線を丘に向けると、人影は消えている。もう一度大声で呼びかける。
丘の上にいるはずの人に会うために歩きだす。
すすきを抜けると溝が広がっている。飛び越えなければ先に行けない。
飛び越えようとする姿勢に構えたとき、違和感を覚えた。
同じことを繰り返してはいないか。丘に登るまでの体の動きがなんとなく分かっている。気持ちとは別に体が勝手に動く。そして丘を登りきった。
そこに声の主はいない。それはなぜか。今は分かる。声の主は私自身。
二度の声を聞いた後、意識が消える。
三度、目覚めたとき、またすすきの中にいる。
これからの行動は体も頭も分かっている。繰り返される同じ時間。
絶望の中、心は白けていく。
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魔法?時間?なんだそれ?魔王とか意味わからないんだ…何者なんだ!やめてくれ…。
VRMMORPGをただ だらだらやってるプレイヤー二人のちょこっと話。
配信者が何人か出て来ますが、二人と関わる場面はありません。
世紀の大天才、朝倉茶鶴は時空間転移システム試作第一号機を開発した。自ら10分後の世界に飛ぼうとした彼だがたどり着いたのは…!?
人の良い私は他人のために働き続けた。だが、昨日すべては崩れ落ちた……。
銀河系全域を支配に収めつつある銀河大帝国の宇宙艦隊は、いよいよ、地球のある太陽系にせまらんとしていた。
危うし!地球!
だが、艦隊の先遣隊の隊員たちが目にした地球の姿は、とっくに街も滅んでおり、人らしい姿も誰一人見かけなかったのである。
そのかわり、やたらと目につくのは、猫なる、地球原産の宇宙生物の姿であったのだ。
西暦2049年ーー人口の約8割以上が脳にAIチップを埋め込む社会を描く。2039年に日本で起きた首都直下型地震に端を発した世界恐慌後、秘密結社”13”は脳に埋め込む人工のAIチップを発明した。この脳直結のインターフェースであるAIチップーー”zeus”によって、人々は沈黙、リモートで意思伝達をすることも可能となり、自らの体験したことや思考そのもの、知識なども恣意的に他者に伝えることができるようになった。その恩恵は社会の交通、インフラ、経
済、産業、情報、テクノロジーにまで広がり、特にEI(拡張知能)の発達はますます加速していった。そんなある日のこと、国立の関東研究都市において本来あり得ない犯罪事件が起きた。人的無害が証明されているAIチップ"zeus"が人間の脳神経を焼き切り、人間を死に至らしめるという事件が起きたのだった。公安警視庁の蛇島陽介(へびしまようすけ)はその真相を追い求めるべく、事件を捜査していたのだが……。折りたたむ>>続きをよむ
二十二世紀、大規模内戦後の合衆国では体制側と反体制側を合わせると実に生き残った国民の二割が受刑者という事態に陥ってしまう。そこで政府は日本で開発された受刑者の意識を外付けデバイスに移し、殺処分待ちの動物達の脳に融合させるシステムを使用し、受刑者をペットフードで飼育する刑務所を作る。
融合が上手くいかず多くの受刑者がただの動物になってしまう中、融合に成功し思考は人間、身体は動物という者たちが誕生する。彼らは再び兵士として徴用され戦場へ
と送り出されことになる。
この状況に納得しない主人公たちは脱走し、自分たちの現状を世論訴えようと奮闘するが・・・。
動物愛護、人権擁護に強い関心のある方には不愉快極まりない設定です。お読みにならないことをお勧めします。
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