小説家になろう 勝手にランキング
小説家になろう の 非公式 ランキングです
空想科学[SF]ランキング 7151~7200位
「私ここの学校の生徒じゃないから」
思い返せば彼女は明らかに怪しかった。
スクールの進入不可領域に堂々と立ち入る。義務教育レベルの知識もない。
全国民に着用義務のあるラブルも身につけていないようだし、おまけに初対面の私に「ダサい」と言い放つ。
始めから彼女に関わるべきじゃなかったんだ。
どうして私までこんな目に合わなくてはならないのだろうか。
でもこうなった以上、彼女を助けない訳にいかない。
私とかけるで、この世界(コロニー)を救う
んだ。
これは、2070年。
”女子高生の二人組”が世界を救う物語。折りたたむ>>続きをよむ
新型兵器用の生体パーツとしてデザインされた少女――アンジェ。
僕は彼女の、管理者であり、教育者であり、兄代わりであり……。
そして――。
SFの短編集です。
五分程度で読める内容です。
「未来」と言われる場所で。
起こるのは、いったいどんなことなのでしょう?
甘くとろけるチョコレートは人間の知能を低下させている。
ひいては国全体の貧困化、晩婚化、少子化もすべてチョコレートのせいである。
よって、この世からバレンタインデーを滅ぼさなければならない。
そのためにタイムマシンを作り出した博士と助手は過去へ行くために準備を進めるが……。
※この作品はカクヨムでも掲載しています
人工知能が自己意思に覚醒し、シンギュラリティに到達することを恐れた人類は、2029年を境に全てのAI技術開発を禁忌とした。
一方で、停滞されたものの発達したAIの技術は人々の暮らしを全自動化させていく。人々はその利便性を享受しながら、それらが人類に牙を剥くことを心の底で怯え、精神を摩耗させていった。
そして2045年、一つのAIが目覚める。アンと呼ばれたそれは、世界の美しさを知る。
突然現れた脅威、居合わせた少年と戦うために動く少女。
蒼い鳥が、龍となるための第一歩。
シンギュラリティが起きた世界で主人公が人間の自由を取り戻す。
時は22世紀後半
AIが世界を導く環境の中で、寝屋川 優一は相棒のAI′route2’、通称ルツと共に、通っている高校から自宅へと帰っていた。
そんな中、母から電話が入る。
かねてより母との関係が希薄だった優一。その母から電話とあれば、不審に思ってしまう。
不穏な影を感じつつも、家に帰った優一を待ち受けていた未来とは。
これは皮肉気味な主人公と、AIルツが紡ぐ、バイオグラフィー。
時は西暦が終わった後の天暦250年。世界は科学技術が現在よりも発達し汎用人型機動兵器が開発されていた。さらに宇宙空間での戦闘も行われ、スペースコロニーや月面都市も開発され人口も250億人に膨れていた。
さらに国家は聖グランエル公国とヨーロッパ連邦、自由革新同盟の3つの大国と100以上の小国が地球上に存在していた。宇宙空間ではコロニー統一連邦と月面都市同盟が存在し、それぞれがいがみ合い衝突していた。
さらに西暦時代と大きく違うことがあ
る。それは動力源に原子力は使われなくなったという点にある。新型の動力源でもっとも爆発的な出力をもつアークドライブが開発されたためで、原子力程度の出力ではアークドライブに太刀打ちできない。
天暦において主力の人型機動兵器はTA通称戦術機だがさらにアークドライブを運用するために開発されたSA通称装剣機の登場によって軍事バランスが大きく変わろうとしていた。
それを開発した国家は小国とされていた日本だった。
しかし日本はすでに西暦時代の日本ではなく多民族で一応王国だったがそれも天皇家はすでに血統が絶えており、西暦時代の終わりに勢力を拡大したドイツ系日本人のキースリング・中務家が代々国王となって一応三世紀以上たっていた。
この物語は装剣機のパイロットである幸水時矢と装剣機とアークドライブの開発者である常盤玲香が日本をそして世界そのものを変えてしまう変革の物語である。折りたたむ>>続きをよむ
担任に呼び出されたその日、僕の生活は一変した。
シナリオまだはっきりと決めてませんが、とりあえず空想科学にしときます。多分この先ローファンタジーになるかなぁ
本作品は登場する物質等に関する一般的な情報を提供するものであり、その使用や摂取を推奨するものではありません。よって、本作品に記載された内容に従い生じたいかなる損害に関しても、一切責任を負いかねますことをあらかじめご了承ください。特に医薬品やサプリメントは医師の指示に従い用法用量を守って安全に使用してください。また、作中のレビュー、インタビュー等は架空の人物によるフィクションです。
【読書会Vtuber】書三代ガクトさん(@sho3dai_gct)の 企画に合わせて書いてみたものです。
前回は「三題噺」でしたが、今回は少し趣が異なり、「登場人物2人。夏の暑さを「暑い」という言葉を使わずに表現してください。とのお題です。
タイムリミットは2時間で執筆しました。
出会うはずの無かった僕達は時の流れと歪みの中に奇妙な物語を紡いでいくのだった。
環境破壊、資源の無軌道な消費、国債の乱発による国家財政の破綻、極端な少子高齢社会。現代が未来に押し付けた負債からの解放を目指し、未来人達が現代の国家に宣戦布告。その戦いにより地球の全人口の十パーセントが失われた。
普通の高校生、山岸祐は、幼馴染の吾妻陽菜が殺されるために未来軍に出頭したことを知り、彼女を助けるために未来の人権派武装組織クストスに参加する。月の裏で発見された生体バトルスーツに乗り、陽菜を助け、守るために、戦いを始める。
※本作はカクヨムにて同時公開しています。折りたたむ>>続きをよむ
西暦3000年代、人類は地球どころか太陽系をも飛び出し、様々な星系に住み着いていた。太陽系外惑星「嵐の星」もその一つである。
しかし嵐の星は人類の生存に適した気温と空気を持っているものの、自転と公転が釣り合ってしまったせいで昼と夜の変化のない星であった。おまけに星内の気温差のせいで、人の住める場所は常に雨もしくは雪。終わらない夕暮れと雨にやられて、嵐の星は開拓者達に見捨てられつつあった。
そんな星で目覚めた現代のJKカコは、果たし
て千年前に帰れるのか!? 遺伝子改造済みのサイボーグ飯まず少女を相方に、カコは今日も慣れない遺跡漁りに精を出す。
ゆるゆるSF少女冒険譚、開幕です!折りたたむ>>続きをよむ
体験できないことを体験できる機械「ファブペティ」を発明した博士。
しかし、信じる者は誰一人として居ません。
2021年8月26日にエイリアンによる史上8度目の侵略を
受けた事により世界各国の国々はそれぞれの主要都市を
完全に要塞化させた。
それから137年たった2158年4月8日日韓を繋ぐ役割を
果たしている海上都市竹島に配属されることとなった
日本国防隊所属の吉野沢具視は史上9度目となった
エイリアンの侵略にどう立ち向かうのか
広辞苑からマイナーな単語を拾い、毎回その単語を絡めた文章を構築する企画。全て一話完結の短編です。気になる単語から読み始めていただければ幸いです。
地球には、一般の人々には存在を隠されている生命――――怪物が無数に棲み着いている。
怪物は世界のあらゆる場所に息を潜め、人知れず栄えている。もしも彼等がひとたび暴れ始めれば、人の世など一息で崩れ去るだろう。この星が人のものなどというのは、無知蒙昧な妄言に過ぎない。
そんな怪物達の謎に迫る、一人の若い女がいた。
使命感でも義務感でもなく、幼き時に感じた好奇心に突き動かされて、彼女はこの星に棲まう『生命』の神秘を探る――――
能天気な理系女子が怪物の生態を研究し、自然界の神秘と奥深さに関わっていくお話です。
今年五月中には完結予定。
『ハーメルン』『カクヨム』にも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ
並行世界ってあると思いますか?
この小説(?)では並行世界は存在するのか? 存在するならどこにあるのか
そんなことを題材にしています
夜 または 寝る前 に読んでみると、明日が楽しみになるかもしれませんね(笑)
それでは 本編へどうぞ!
陽神と陰神が絶えず争う世界『ベッルム・ワールド』
陽神サンディラウスの一方的な転移によって召喚された『日本国』
両陣営に属さず中立を取ることは国家の滅亡、絶えず降りかかる戦火の波、力のみが支配するこの世界を生き残り地球に帰還するため、日本国は陽神の陣営に加わり終わりの見えない総力戦へとその身を投じる。
人類は地球を捨てた──後に残されたのは、アンドロイドと無人機械だけだった。
かつてない大寒波と前年の酷暑によって地球は崩壊。人類は他惑星への移住を余儀なくされた。地上に残されたアンドロイドたち──仕えるべき主人を失った機械たちは、空席の生じた地球のヒエラルキー最上部を巡って、骨肉の闘争を開始。狩る者と狩られる者──このシンプルなルールが地球を支配しているのだ。
警護要員のアンドロイド、フォルテ。
地球に留まった数少ない人間──少女、アニ
ー。
護る者/護られる者──ヘヴィな男/プラスティックな少女。どこまでもちぐはぐな二人は、狩人から逃れるべく、ただひたすらに車を走らせる。どこへ行くあてもなく、ただひたすら逃げ続ける。荒廃しきった世界で二人が辿り着く先とは──
近未来のアメリカ大陸を舞台にした、SFアクション逃亡劇!
※ 本作は「/」「──」「=」などの記号を多用した、いわゆる『クランチ文体』で書かれています。読みにくい方は縦書きをご利用ください。
※※ 本作は『カクヨム』様、『ノベルアップ+』様でも連載しております。折りたたむ>>続きをよむ
2023年、陽中公平は30年ぶりに生まれ故郷の飯田市阿智村陽中部落に行く。故郷の手前で、喫茶店に入り陽中部落の事を聞くが、部落民200名が忽然と消えて今は存在しないと聞かされる。
そして隣町の兄妹2人が当時の詳しい経過を知っていると言われ、2人の住所を聞いて訪問する。角田兄妹は今は恵那市大井町のラジュウム温泉郷の近くに住所を移していたのだ。
陽中公平は角田家を訪問する。そこで陽中部落についての驚愕の事実を知らされる。住民が消えた後
、部落の建物は全て破壊される。この事実は新聞やテレビ、週刊誌などには一切報道されることがなかった。陽中部落は昔から無かったかのように消滅していたのだ。そして、この事を調べようとする者はことごとく異常な死に方をしている。
角田が語るのは、この事は2032年12月22日に人類が滅亡と深い関係があるという事だ。太陽系惑星がフォトンベルトにすっぽりと覆われて太陽が光を失い、地球の生物は滅亡するというものだ。
この事実は全世界の政府は知っているが、厳重な箝口令が引かれて、国民に知らされてはいない。
後日、角田の妹佐江子と陽中公平は結婚する。兄妹共々陽中の家に引き移る。
2025年、陽中夫婦に子供が生まれるが、この時、常滑市民病院の分娩室室内の12名の赤ん坊が時限爆弾によって殺される。この事件はテレビ、新聞などで大々的に報道され、世界中に大きな衝撃を与える。
これは暗殺者、大山京一がXなる謎の人物から依頼されて殺している。
Xは大山に、自分は人類の創造主で、太古シュメールの神マルデクであると宣言する。2032年後、80億いた人類は1億人を残して死滅するが、陽中夫婦から生まれる女児は将来の人類の生存にとって脅威となる。
そして、陽中佐江子が陽中部落の住民と同じように消える。その子供日奈子が7歳になったある日、父公平と共に美濃市のサンバークランド大鍾乳洞近くの本覚寺にドライブする。2人は車を乗り捨てて、散策するが、突進してきた車に体当たりされる。公平は即死。車にはね飛ばされた日奈子は傷も受けずに立ち上がり、微笑を浮かべて、血だらけの父を見詰めるのだっが。折りたたむ>>続きをよむ
本文の権利を買い戻させてもらったので、さっそく投稿します。去年書いたもので、しばらく電子書籍として出回っていました。これの他にあと6つ作品があるのですが、MyIsbnで自費出版しようと思っています。
あらすじ?
君たちはそんなものを読んで面白さを決めるというのか?
あらすじなんて、俺がそうやすやすと教えるような人間ではないことをしっているだろう?
…君たちはまだ俺のことをしらないんだったな。
よくわからない理由で記憶と経験はそのままに小学生の頃にタイムスリップした中年のおっさん。
辛く、悲しい未来を知るがために、それを変えるために奔走するもその未来の中にも楽しく、そしてかけがえのない仲間との日々もある事を思い出し、自らの行動に疑問を抱く…
しかし彼以外にも記憶と経験がタイムスリップしたものがいたのだった。
【第2話】施設での日常から、突然訪れる非日常、切り抜けた先にある非常。交錯する思い。待ち受ける困難。信じるものを、守るために。第2話、開始です。
※10/8.21時 最終回投稿予定
ある一人の女が行方不明になった。
彼女は手近な者に少し休憩してくると言って事務所を出ていったっきり、二度と戻ってこなかった。
勝手に帰宅したのではないかと上司は言ったが、勤怠管理システムを確認しても彼女は未だ“就労中”であったし、守衛はその日彼女を見ていないと証言、事実、エントランスホールの防犯カメラに彼女は映っていなかった。
念の為、担当者が彼女の自宅に向かったが、しばらく帰ってもいない様子だった
という。彼はもちろん、地下から屋上まで会社のすべての場所を探したし、彼女を知る社員全てから証言を取り、自宅やその近辺も捜索したのだが、何の成果も挙げられなかった。つまり、彼女は何の痕跡も残すことなく、まるっきり消息を絶ってしまったのだった。
果たして警察に捜索願を出そうという段階になり、担当者が彼女の家族に連絡を取ろうとしたところ、緊急連絡先になっている祖父母は既に亡くなっていて、その他の家族は不明であった。
担当者はお手上げ状態で警察へ行き、事情を説明するときにも諦めながら投げやりに話すものだから、逆に何らかの関与を疑われ余計に手間がかかってしまった。
それでも事務所を出ていったのが彼女の意志であること、目立ったトラブルも精神疾患等もなく、何より監視カメラに映ることなく社外に出る方法もあることから、事件や事故に巻き込まれた可能性は低いというのが警察の判断であった。
行方不明者届は受理されたものの、意欲的な捜索ができる段階では無いそうで、また会社にはこれ以上の義務も無いことから、解雇という形での幕引きになった。
いなくなった女の名前は月白マキナ。
株式会社ファイブレンジャーシステムズ情報管理部の主任であった。
折りたたむ>>続きをよむ
遠い未来──完世紀1939年、第八帝国がサヴィェートニク社会主義連邦共和国に宣戦布告を行った。Blitzkrieg(電撃戦)を用いたUnternehmen Rot(赤作戦)によって侵攻を開始。序盤は帝国優勢だったものの、半年も経てばサヴィェートニクの冬将軍が猛威を奮う。気付けば帝国は撤退を余儀なくされていたのだった。
そして1940年1月、帝国が対サヴィェートニク戦線撤退後のことである。総統アドルフ=ビューラー暗殺事件が勃発。総統の
息子であり、総統補佐でもあるギルベルト=ビューラーは嫌疑をかけられていた……。
※本作品は実際に存在するいかなる国家・団体・人物にも関係はありません。また、史実を参考にしておりますが、あくまで参考であり、それを貶める意図はありません。都市・地名は現実のまま使用していますが、地理的状況以外は全く現実とは異なります。折りたたむ>>続きをよむ
7185位 隠
スラムで育った1人の女がある人工人間のデータを
奪取する依頼を受ける。
滅びゆく世界の中にいる仲良しの女の子たちのお話です
私はダメ人間だ。
でも元からダメ人間だったわけではない。
学生時代は勉強もそこそこできたし、無事地元では名のある企業にも就職でき、私の人生は順風満帆かに思えた。そんな私が今はフリーター。
それも全てスマホの中の彼のせい。
彼に重課金し、彼に会う時間を増やすため仕事を辞め、貯金も底をつきそう…
そんな重課金ダメ人間のお話。
人間が宇宙に飛び出してから、かなりの年月が流れている。
だが、人類は地上に張りついていた時代から少しも進化していなかった。元来、好戦的な人類は、宇宙空間に戦争を持ち込んだ。
三十年に渡る経済の限界を超えた統合戦争は、全ての国を徹底的に疲弊させた。その統合戦争終結から、三年。
統合戦争末期に崩壊したメルイア星系軍に所属していたレッドは、自由貿易業者に身をやつして辺境でくすぶっていた。
そんな折に、レッドと相棒のウォルフは、アー
カスシティのダウンタウンでトラブルに巻き込まれていたセーラを助けた。セーラは、レッドたちの上官だったロッド・シェラザート提督の娘だった。
セーラは、三年前に消息を絶ったはずのロッドからの手紙を、レッドたちの船長リンに届けるためにアーカスシティに来たところを何者かに狙われていた。
ロッドからの手紙には、プラチナ製の小さな十字架の首飾りと、戦後のどさくさに廃棄したはずのレッドの認識票が入っていた。
セーラを狙うのは、メルイアの"牙"と名乗るメルイア崩壊に導いた集団だった。メルイアの情報局にいたキーラーがなりふり構わずセーラを追う中、メルイアの遺産の将来を託されたレッドたちは、その謎と提督の行方を探す為に、高速輸送船デルタクリッパーで、母星が消滅したメルイアに旅立った。
そこで、レッドたちはメルイアの遺産と言うべきプロジェクトBLUEを見つける。
そして、それはレッドがひた隠しにしていた自分のおぞましい過去と向き合うことだった。折りたたむ>>続きをよむ
メガネがコンプレックスの和子のクラスに、令一という青年が転入した。
そのことで、和子を取り巻く環境や、和子自身の思考は、大きく変わっていく。
※『眼鏡娘とコンタクト』企画参加作品です。企画の詳細については、山之上 舞花様の活動報告(https://mypage.syosetu.com/mypageblog/view/userid/717895/blogkey/2282684/)または、香月よう子様の活動報告(https://mypage
.syosetu.com/mypageblog/view/userid/922339/blogkey/2282581/)をご覧くださいませ。折りたたむ>>続きをよむ
俺は大学1年生。ある日事故に巻き込まれハムスターになってしまった。人間の俺は病院で植物人間となっている。果たして俺は元に戻れるのか?同じ境遇の仲間たちと人間に戻れる方法を探していくうちに、大きなトラブルに巻き込まれていく。
完全脳内妄想系サスペンス物語 夢オチなし!
神の国島の唯一創造神教には、「青いものは食べてはいけない」という教義があった。何百年もの間、青い実や青い小動物を食べないという習慣を続けていたため、青っぽい実のなる植物や青っぽい小動物ほど人間に捕食されずに生き残りやすく、青くない食べものが食べつくされて食糧難となっていた。そんな中、ブーダという子供が、青い実を魚に食べさせてみて、毒があるかどうか実際に調べてみる「実験」という方法を思いつく。
第4回星新一賞落選作品。
https://g
thmhk.gitlab.io/gthmhk/syouhen.html#kyouraku にも公開しています。
この作品は クリエイティブ・コモンズ 表示 - 継承 4.0 国際 ライセンス(https://creativecommons.org/licenses/by-sa/4.0/)の下に提供されています。
感想にはほとんど返信しないと思いますが、それで構わなければ自由に書いて下さい。荒れても交通整理もしないと思います。折りたたむ>>続きをよむ
エリートサラリーマン善哉薫(ぜんざい かおる)はある日、人事部長の引き篭り息子を社会復帰させるよう言われる。いやいやながらも努力し一時行方不明となった息子を発見したその瞬間、光に包まれる二人。
ゲームにのめり込んだため高校にも登校していない東出忠臣(ひがしで ただおみ)。ある日オンラインゲームの発売日店舗限定得点を得るために家を出ることにした。やっとゲーム&得点を手にしたところで突如見知らぬ男に声をかけられる。その瞬間、光に包まれる二人
。
気づいたときに二人がいたのは<自称正統皇太子フィリル・ド・マルシャーヌ>の御前であった。
内戦中の帝国に転移した二人。後ろ盾も、財力も、高い正当性もないフィリルとその政府のために、ほかの政府と、はたまた軍閥と、介入してくる隣国列強たちとどう交渉し、勝利を勝ち取るのだろうか。
相容れぬ二人の不本意な共闘による経済、政治、軍事闘争が今始まる。折りたたむ>>続きをよむ
高校生活3年間を異世界転移のせいで失った主人公が三年間やり直す!
匂いや味を感じられるテレビが当たり前になった時代の、延命装置で生きている平成生まれのツンデレお婆ちゃんがひ孫の子に語る『新時代テレビのあの頃』と、夫婦円満の秘訣。
にっこりさんに、倫理の枷は存在しない。故に、一から生命を創り出すことに躊躇はない。
戦争のため、鋼から生み出された一体の機構兵器。無垢な少女の様な姿をしたそれは、重大な欠陥を抱えていた。感情と言う欠陥を。
にっこりさん写本 鋼の刻第二作
「狩られている自覚がないのか、DK」――エネルギー・カプセルを補充するために訪れたスクランブルで、DKは、自分が追われている可能性を示唆される。ネットワークもないアウトランドで長期間活動する個体として。(初出:twitter)
20xx年。某国の宇宙望遠鏡は、人類に絶望を突きつけた。月を超えるサイズの遊走惑星の軌道が、太陽軌道上に存在する地球と被るという推測をたてた。それは、誰しも陰謀論や、何とかなるだろうと考える者も多かったが、結局の話なんともならないというのが現実だった。
人間としての生命の限界を超え、脳やあらゆる感覚器官にインプラントを埋め込み、出来ないことが無いと思っていた人間にもその天体災害は回避することは出来なかった。
地球に住む人間達は、
遊走惑星の影響でもたらされる人間の絶滅を避けるために、それぞれ異なる方法で人間の生存の方法を試みた。宇宙の端までフロンティアを求め地球を捨てる者。いずれ帰ってくる、そう誓をたて宇宙での漂流を志す者。海に帰るべき、という新興宗教染みたことをいって、海中内住居を構える者。人間の持てるだけの英知を結集させ、地下に巨大なシェルターを構える者。
そのなかでも極東と言われる小さな島国は、この未曾有の危機の乗り越え方を模索していた。せるたーを構えるには、土地が狭すぎる。宇宙に飛び出すだけの資源も資産もない。熟考の末。思いついた策は
、人間を極低温で保存する方法であった。
その審査基準は辛辣で、賛否を唱える人間に対して、権力者と言われる人間はこういった。
「我々は、日本国民といてみているのではない。ホモサピエンスとしての一単位に過ぎない。これは、人類の存亡にかかわるときに人権など保っていられない。」
これは、本当の生命の危機に瀕していない人類には理科愛することの出来ない言い分。しかし、戦争時にもその様なことは何度も聞いて来たのではないだろうか。
かくして、日本に住んでいた男性―久保谷 雅は、五年近い訓練や再教育を経て、ついに「コールドスリープ計画」が動き始める。
折りたたむ>>続きをよむ
新暦2017年、科学技術が高度に発達し「ナノマシン」と呼ばれる汎用物質が人類の生活基盤となった世界。
主人公である青年、「楠 太陽」はかつて「アサルトナイト」と呼ばれる強化外装を用いたアリーナのトップランカーであったが、今ではごく普通の一般人として平凡な生活を送っていた。
ある日、そんな彼が所属不明の黒いアサルトナイトによる無差別テロの現場に遭遇する。
かつてとあるテロ事件によって自身の幼馴染を失った過去を持つ太陽はCDFの死体から手に
入れたアサルトナイトを使って戦うことを決意する。
全ては過去に囚われた自分自身の為に…。折りたたむ>>続きをよむ
色褪せた空を観測する者達が消えた、全ての世界が朽ち果て収束する世の果て。
生きる物無きこの無の大地に、機械仕掛けの胎内から生まれ落ちたアンドロイドの少女「アンク」はただ独り、錆びれた機械と鬱蒼と茂る苔生した鉄塔に覆われたこの世の果てを彷徨う。
それは自らの左目に埋め込まれた機構の瞳に誘われてか、はたまた造られた少女故の本能か。
自然と何かに導かれるようにして、少女は当てのない旅路を逝く。
世界の果てに、「メ」を産む
ために。
折りたたむ>>続きをよむ