小説家になろう 勝手にランキング
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宇宙[SF]ランキング 1901~1950位
遠い月にて。そこでは人間に引けを取らないうさぎによる文明が発達していた。しかし、月面は楽園などではなく政府による弾圧、脅迫、粛清の温床だった。そんな政界に一匹のうさぎが迷い込んだことで物語の歯車は今動く。
田中達郎、故あって離職中の32歳独身。
家族は猫が1匹。虎鉄という雄で5才だ。
その日、突然「光」に包まれた俺と虎鉄はいつの間にやら「ある存在」に太陽系外の宇宙に連れて行かれてしまった。
その「存在」は帰れると言ったまま、俺達を知らない星にリリースしやがった!
俺と猫のスペースオペラ風味の冒険活劇はじまりはじまり。
突然降ってわいた地球滅亡。隣に座る同級生とともに最後を迎えた主人公は、どういうわけやら転生していた。
されど転生先は生物ではなくAIユニット。それも古代から発掘されたものであり、かつて戦闘に使われていたものらしい。
物語の舞台は遥か未来の宇宙の片隅。複数の星間国家がしのぎを削る宇宙戦国時代のど真ん中。そんな中に放り出された主人公のAIユニットは、誰もが欲しがる即戦力。だけどそれを持っているのは中立的立場の民間研究所。
容赦なく襲い掛
かる正規軍。はてさて、主人公と研究所の運命やいかに。折りたたむ>>続きをよむ
「流れ星」。
それは星が降る現象のみを言葉ではなかった。
発達した科学によって星を渡る者のことをも指す。
───これは、「流れ星」である一人の少女のお話。
その昔、火星には文明があった。
高等生物もいて、栄華を極めていたものの、環境を考えぬ生き方をして滅ぶ。そして地球で生物を作り直して過ちを繰り返さないようにした…
ある夜。一隻の宇宙船が地球に着陸した。
それを目にしたのはたった一人。無理はない。ここはドがつくほどの田舎に加え、今は真夜中。たまたま寝付けず、散歩に出かけていたところに、というわけだ。
その彼はそれが宇宙船だとは思わなかった。大きな黒い物体が空から林のほうへ降ってきたとだけ。巨大な鳥か隕石か。音もなくというのは変に思ったが、とにかく彼は駆け付けた。
そして、それが宇宙船だと知ると彼は驚いた。今さらながら恐怖がこみ上げてきたがド
アらしきものが開いているとわかると、好奇心を抑えられなかった。
その場、木の陰でしばらく様子を窺い、宇宙人が出てこないとみると彼は大胆にも宇宙船の中へ乗り込んだのだ。
中は暗く、天井は低かった。通路と呼ぶには短く、すぐに操縦室らしきところへ出た。外観からしてそう大きくないとは思っていたのでなんら不思議に思わなかったが、そこに足を踏み入れるや否やパッと明かりがついたことには驚き、腰が退いた。そして喋りかけられるとその腰は低く、果ては尻餅をついた。
『こんばんは。あ、どうかお逃げにならないで……』折りたたむ>>続きをよむ
『怒りを歌え、女神よ。
かくて、炎の時は来たり。』
――ホスタージ『ナホトセット』より。
星団歴4259年に起きた別々の二つの事件――第十一代東銀河帝国皇帝コンパルディノス二世の崩御と、ロウスティス橋事件を引き金とした第二次オートマータ戦争の開戦――は、仮初めの平和を謳歌していた東西銀河を再びの乱世へと陥れた。
と、このように書いてみせれば、後世の史家は安心するのかも知れない。
が、しかし、この世の乱れや平
穏は、淀みに浮かぶ泡沫の如く、勝手に消えては生まれ、勝手に生まれては消えを繰り返しているものでもない。
そう。
それらはまるで、互いが互いの旧知の如くに、互いが互いの連結連環構造の一部を成しつつ、存在しているのである。
そう。
この物語は、皇帝崩御に始まる東西銀河の混乱を主軸に、これら乱れと何かしらの“縁”を持つ幾つかの歴史的事件を取り上げつつ、ひとりの少女と、彼女との“縁”を持つに至ったふたりの男についての、その“愛”と“怒り”についての物語を、語ろうとするものである。
…………多分ね。
※同時公開『銀河漂流ウラシマン (ディレクターズカット版)』
※『ノベルアップ+』様との重複投稿作品です。折りたたむ>>続きをよむ
超知能subjectiaの出現によって、取り残された人間たちの物語。
太陽系時代第1期の後、彼らの陰で宇宙進出を続けた人間たちは、しかし、永遠に人間のままである。その愚行とうつくしさ。
『鉄と紅の世界を旅して』の数百年後の世界です。
雲居の趣味にしばしお付き合い頂ければ、幸いです。
いつの間にか僕は死んでしまっていたらしい。
6歳の誕生日に前世の記憶を取り戻してから、前世の憧れであった「空」へと挑戦する。
空への挑戦はいつしか、宇宙への挑戦へと変わってゆき。。。
長い長い旅を経て、故郷である星にたどり着くまでの、科学と魔法の冒険譚。
開幕です。
1977年に地球から打ち上げれれたボイジャーには、宇宙へのメッセージ「ゴールデンレコード」が載せられている。それを発見したある星のある少年の話。
フィクションの領域で語られる事の多い宇宙戦闘という概念について、現代の技術を前提として最も可能性の高い未来として考えた考察です。
とりあえずハードSFとか宇宙戦闘とかがお好きなら読んでいただければ幸いです。
俺の名前はバルト。裏家業の1つ『運び屋』を営む宇宙船操縦の天才。ちなみに相棒にレニスっていう発明の天才が居るんだが、今日はちょっと一緒に仕事ができないようで……。
その試みを人類はパソコンやテレビ、スマホの画面の前で、熱心な者は現地で見守った。
そのロケットに内包されているのは千にも及ぶ数の小型のポッド。
一つが炊飯器ほどの大きさのその小型のポッドには
これまた小さなジェット噴射口が備わっており
地球を出たら風に吹かれるタンポポの綿毛のように散り、宇宙を旅する。
中身は地球の写真、位置座標、本、酒、食料、植物、おもちゃなど。
保存状態は完璧だ。
この計画の目的は言わばメッセージボトル。
いじめを受けていた主人公はある日事件の後、目が覚めた際転生することを告げられる。
生きることを一度は諦めた人間の転生先は荒廃した世界
地球ではないどこか別の銀河の星、名は【アーデライト】
この世界で新たに第二の人生を謳歌するためこの世界を救う事を考えたり考えなかったり…
「五年間で一度も排便したことがないなんて信じられませんね。便秘はですね、便が中々排便されずに、腸に溜まってしまうという症状なんです。あなたの話が本当であれば、あなたの便は一体どこに行ってしまったというんですか?」
遼州司法局実働部隊に課せられる訓練『閉所白兵戦訓練』
いつもの閉所白兵戦訓練で同時に製造された友人の話から実はクリスマスイブが誕生日と分かったカウラ。
そんな彼女をお祝いすると言う名目でアメリアとかなめは誠の実家でのパーティーを企画することになる。
予想通り趣味に走ったプレゼントを用意するアメリア。いかにもセレブな買い物をするかなめ。そんな二人をしり目に誠は独自でのプレゼントを考える。
誠はいかにも絵師らしくカウラを描くことになっ
た。
閑話休題的物語。折りたたむ>>続きをよむ
1921位 惹恋
たった1枚の写真から始まった恋の物語。
少年は、恋を成就するために宇宙を目指した。そして――
タイトルは『じゃくれん』と読みます。どうしようも無い存在に惹かれ恋をした男性の物語。
神様の予定にもなく、唐突に肉体から離脱した僕。せっかく肉体という不自由から逃れ、悠々自適な未来を見て進もうとするも、すぐに現れる神様。このお話は、やがて使命を付与されながら、ハイスペックな子どもとして地球ライフをもう一度歩みだす地球再誕物語である。
宇宙海賊デュラハンの船に、居候兼メイドとして乗り込んでいたラライの前に、意外な人物が現れた。困惑するラライの前で、その人物は、自分もこの船に乗せてもらいたいと言い出すが・・・。蒼翼のライ5の後日譚にあたるエピソードです。全3回。短いですがよろしくお願いします。
現在から少し先の未来、人類は苦しんでいた。
人口爆発──それは、貧富の差を拡大し、差別を助長し、不正と貧困を栄養にして、大きく育っていた。発展途上国であふれた難民は、先進国になだれ込み、経済発展の足を引っ張っていた。
『このままでは共倒れになる』
地球人類を牽引する先進各国は追い詰められていた。
そこで、人口爆発の解決方法として、人類は地球圏外への移住を計画した。
スペースコロニー、月面基地、太陽系惑星のテラフォーミ
ング……全てが失敗し、人類に明日はないかに見えた。
だが、そんな中、三人の科学者──エトウ(Etoh)、スズキ(Suzuki)、パウリ(Pauli)らにより超光速推進機関が発明されてしまった。三人の頭文字を冠して『ESPエンジン』と名付けられたそれは、光速の壁を突破し、何百光年もの距離を隔てた宇宙の果てまで人類を送り出すことに成功した。これにより、人類は太陽系外部へと進出し、銀河を探索できるようになった。
そして、第七十七太陽系発見に因んで名付けられた六隻目の超光速移民船──ギャラクシー77が、地球を出港し、大銀河の大海原へと飛び立った。
これは、とある事がきっかけでギャラクシー77のパイロットに選ばれた少女の物語である。折りたたむ>>続きをよむ
小惑星帯は英雄たちが駆け巡る。西暦2080年代、開拓者たちは地球の重力から決別し、エネルギー鉱物スニタニーを得るため、幾万の星々が集う小惑星帯へ解き放たれた。
そして、西暦2239年、開拓者たちの末孫は、小惑星帯に国家を樹立し、小惑星連合、ジュピトリ英才政治主義国、人工知能共和国に分かれ、戦いを繰り広げていた。
科学技術の進歩により、人類は銀河系内各地へと生存圏を拡大した。人類は銀河系内を宇宙船で縦横無尽に駆け巡り、その航宙技術は日進月歩で発展した。
いや、日進月歩で発展できる程度の未熟な技術であったといえる。
結果として銀河中では多数の事故が発生しており、その調査とフィードバックは人類全体にとって最優先課題の一つであった。
銀河系内における最大の国家連合組織である銀河連合はSAIB(航宙事故調査局)を設立し、銀河系内で日夜発生する航宙事故を調
査し、改善案や航宙規則の改正を提言した。
これはSAIBに所属するある主任調査官による事故報告書である。折りたたむ>>続きをよむ
『ムーン・セイヴァーズ』
それは人類に反旗を翻し、地球を乗っ取った人工知能の軍団から、最後の生存圏となった月面都市を守り抜くために戦う。
そんな世界観を持つ、マルチプレイ可能なフルダイブ型VRアクションゲームである。
片田舎に立つ、全校生徒たった十二人という、小さな分校に通う高校生、木原開人。彼はそこで、日々漫然と過ごしながら、ひたすらそのゲームに明け暮れていた。
同じ学校へ通う、彼のクラスメイト全員と共に。
それが、あ
まりにも――
不自然な状態であるのだと、一切気づくことのないままで……
※とある特殊な状況に追い込まれた、十二人の高校生の戦いを描く物語です。バトルあり、恋愛あり、少しミステリアスな要素もあり、グロ表現は無し、という作品になっています。折りたたむ>>続きをよむ
【ジャンル】
SFラブコメ
ハーレム系
序盤に若干下ネタあり
後半話が少し重くなります
【あらすじ】
中古商品を扱うオオツカンパニーの営業マンであるクリフは突如社長の勅命によりチームを外され単独での営業を言い渡され、代わりに一隻の宇宙船とサポートに幼女型アンドロイドを支給された。
これは社員1人にしては破格の支給ではあった……どちらも中古品で特にアンドロイドのほうは色々と壊れていて表情が作れず目付きが悪い。しかも相棒であるクリフを
平然と罵倒してくるオンボロ加減に彼は落胆した。
追い討ちを立てるようにクリフは仕事で母星であるヘレカントレスを出立する際、付き合って2ヶ月の彼女から別れを告げられてしまう。今まで声をかけてきた中でもとびっきりの相手だと喜んでいた矢先だ。
テレッサは次の営業に向けて放心状態のクリフを連れて宇宙港をでてゆく。彼らの行く先にとんでもない事件が待ち受けているとも知らず……
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無限の時を生きるスキエンティア星の宇宙人。
いつも宇宙生物の資料を勝手に読んで暇を潰している。
今日のお題は、「夢オチ」。
家紋 武範様主催【夢幻企画】の参加小説です。
『宇宙船をもらった男、もらったのは星だった!?』https://ncode.syosetu.com/n6166fw/
第1話、250万PV達成御礼SS
第2話、350万PV達成御礼SS
カクヨムにも投稿しています
この作品はFRONTIER(仮・タイトル変更の可能性あり)の外伝として書きました。
城崎アユハの視点で、初陣に始まり、さまざまな戦場や日常のあれこれを書いていきます。
N星の衛星ショーンで、積荷を基地に運ぶズカシとトピ。
トピはこの仕事が終われば、母の故郷のN星に行くことができる。
期待に胸をふくらませるトピだったが・・・。
イラストはいつもお願いしている中村さんに描いていただきました。
宇宙人と戦争をしている世界で、その宇宙人を研究している博士と助手との会話。主に博士の目標とそれに対して助手が思ったことを話してます。
スペースコロニーグリーン・サイトとゲルトリアの歴史的講和条約の会議が始まる中、それを妨害しようとする勢力が暗躍し、会場にパワードスーツの部隊が突入、戦闘が勃発するのだった
終焉へと向かうこの世界。
主人公は様々な人に出会い、別れて成長していく。
最後の最後まで抗い続けて、希望を見出すことができるのか!?
想像を絶する物語です!!
この作品はフィクションです。
登場する人、物等は一切架空のものでありますので
実在のものとは関係ありません。
何かがおかしい。病気などとは違う体調不良を訴える者が少なくない。何だ、これは? 何か、大変なことが起きているのでは?。
惑星のコアに異変が発見された。異常な衝撃波が出ており、それに対し鋭敏な者が体調を乱していたようだ。その症状を抑えることは可能だが、コアの異変には手が出ない。それが惑星全体に悪影響を及ぼしている……
2019.05Up
とっても迷惑な、マゾな女性だけの「まぞーん」という種族が、宇宙を暴れまわっていた。
しかし、対抗するのは、宇宙海賊キャプテンイチジク!
だが、彼もゲスな海賊だった!
そして、ある旅をしていたお姫様に手を出したばっかりに!?
き(ん)ちゃん、昭和30年代生まれの親父
SF
宇宙[SF]
今、感じてることを綴りながら
つれずれなるままにスマフォにふれるだけですので、あらすじは皆さんのご意見で変わるかもフェスタ
ブラック?いいえ、多分健全な職業です!
自分のスキルを上げるチャンス!
配達員絶賛募集中!
短編習作です。
ガバガバな世界設定のSFにおける運送会社社員の話となっております。
超新星爆発により飛び散ったガスの末端、『積乱雲』にしか存在しない鉱石があった。 求めて駆ける積乱雲チェイサーの真の理由とは? お馴染みのメンバー再集結! (2008年完結済)
(この小説はスマホ閲覧用、およびPDF化を目的にホームページ『N.riverの食っちゃ寝、創作!@HOME』より転載したものです)
宇宙がフロンティアだった時代は終わった。
宇宙開発が進みかつてのフロンティアは、生活の基盤となった。
未知と不思議は消えつつある。
しかしそこで暮らすものがいる。
木星行‐火星着の輸送ラインは、宇宙海賊に狙われる。
二つの星の間にある、小惑星帯から出撃する海賊船。
目的は、航行する自走自律コンテナを破壊すること。
企業への脅し、あるいは残骸から物資を頂戴するため。
それを阻止するものもまたいた。
企業の雇われ護衛
船たち。
宇宙は、地上と同じく生存競争で満ちる。
一瞬が生死を分ける、数秒の世界。
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未来的な人工知能であるAI。
彼と彼女は今、とあるスペースで日常を過ごし生きているのだ。
【五月末再開予定】
ファンタジー世界でハーレムするんだと、知識も体力も準備万端だった俺が目をさましたのは、グレー一色の無機質な狭い空間。丸窓から見えるのは、深くきらめく宇宙空間。扉は開閉の概念を捨てて、一瞬にして消え去る仕様になり、ハーレム予定の俺を迎えにきたのは、むきむきマッチョ。与えられた仕事はまさかの戦闘機のエサ。
それでも俺はあきらめない。ぜったいハーレムしてやるぜ。チートだって、チートだって……神様そりゃ無いぜな成り上がりスト
ーリー。
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別宇宙から現れて軍艦を襲う〝何か〟。その〝何か〟に対抗するため、天才少年博士ナイトリーは四体の人型兵器を作り、銀河系を四分する各勢力にパイロット供出を要請した。だが、それから二年後のある日、彼は謎の死を遂げてしまう。周囲は頭を抱えるが、彼の記憶の一部は意外なところに潜んでいた――。猫キチ男が猫型ロボットを撫で回しているなんちゃってスペースファンタジー(コメディ寄り)。◆ 同盟サイト「BL3(ビーエルスリー)」のお題企画・第8回「ロボット
・アンドロイド」に参加しています(http://m-pe.tv/u/m/bbs/?uid=blthree&id=9)。◆加筆修正しました。話の筋は変わりません(2019/06/25・2019/10/31)。折りたたむ>>続きをよむ
【この作品はアナログハック・オープンリソース(http://www63.atwiki.jp/analoghack/)を使用しています】
オーバーマン(記憶を外部記録した人間)が地球から独立するために宇宙で戦う恋愛風味ロボットアクションです。
法術装甲隊ダグフェロン 第五部
遼州人の青年神前誠(しんぜんまこと)が司法局実働部隊機動部隊第一小隊に配属になってからほぼ半年の時が過ぎようとしていた。
訓練場での閉所室内戦闘訓練からの帰りの途中、誠は周りの見慣れない雪景色に目を奪われた。
そんな誠に小隊長のカウラ・ベルガー大尉は彼女がロールアウトした時も同じように雪が降っていたと語った。そして、その日が12月25日であることを告げた。そして彼女がロールアウトして今年で9年になる
新しい人造人間であること誠は知った。
同行していた運用艦『ふさ』の艦長であるアメリア・クラウゼ中佐は、クリスマスと重なるこの機会に何かイベントをしようと第二小隊のもう一人の隊員西園寺かなめ大尉に語り掛けた。
こうしてアメリアの企画で誠の実家である『神前一刀流道場』でのカウラのクリスマス会が開催されることになった。
誠の家は母が道場主を務め、父である誠一は全寮制の私立高校の剣道教師としてほとんど家に帰らない家だった。
四人は休みを取り、誠の実家で待つ誠の母、神前薫(しんぜんかおる)のところを訪れた。
そこで待ち受けているのは上流貴族であるかなめのとんでもなく上品なプレゼントを買いに行く行事、誠の『許婚』を自称するかなめの妹で両刀遣いの変態マゾヒスト日野かえで少佐の訪問、アメリアの部下である運航部の面々による蟹パーティーなどの忙しい日々だった。
そんな中、誠はカウラへのプレゼントとしてイラストを描くことを思いつき、様々な妨害に会いながらもなんとか仕上げることが出来たのだが……。
SFお仕事ギャグロマン小説。
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