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宇宙[SF]ランキング 1551~1600位
デイネイ・ギヤマン(旧 鞠月 circus)
SF
宇宙[SF]
デイネイギヤマンさんには「宇宙の果てには何があるのでしょう」で始まり、「もう上手に生きられます」で終わる物語を書いて欲しいです。できれば3ツイート(420字程度)でお願いします。
#shindanmaker #書き出しと終わり
その星ではあるルールがありました
ーー星の降る夜には外に出てはいけないーー
しかし、みんな徐々に掟を破るようになっていきました。外に出ても安全なはずなのに、なぜ、なんのための掟なのだろうか。どこで選択を間違えたのだろうか。誰が悪いのだろうか?掟か、一人の人か、兵士か、国か。
惑星があった。
独立植民星アポロニア。
下層階級の反乱をきっかけに連合宗主国(母星)からの独立を勝ち取った星。1年後、世を去った最初の統治者サーリ・ザドルの後を継いだのはその妻オーガスタ・メラビーだった。
アポロニアは高度成長を繰り返し、人々が娯楽を持つゆとりがうまれ……SFXではあきたらなくなったメディアはよりリアルな演技、よりリアルな演出を求め……よりリアルな人体の変化を表現させるための演技者プレイヤー・マシンがつくられる……。
SFアドベンチャーの投稿企画にてSF作家の評を受く
(鷹峰玲名義にて応募)
WWWA『REVOLUTION』Vol.3 掲載
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この宇宙全ての働きをコンピュータ上でシミュレーションしようと試みる科学者たち。しかし、宇宙を完全に再現するのは技術的に不可能だということが明らかになり、落胆したその時、彼らはあることに気が付く。
令嬢イルザは、王家主宰のパーティで婚約者の王子から婚約破棄をいきなり言い渡される。
日々精進して来たイルザだが、致し方無いとあきらめ、それを受け容れようとした。
しかし、イルザが承諾しようとしたとき、国全体に警報が鳴り響き────?
悪役令嬢×ロボット。
コードギアスとか銀河英雄伝説が好きな作者の思い付きと勢いで書いた短編です。
気が向いたら続編も在るかもしれない。
エブリスタなどでも公開。
植物が恒星を覆い尽くすことで成り立っている天体スタヴ。1万年の泰平を覆すの災いを少女は食い止めることができるのか。
人間が宇宙に散らばってしばらくした後、
生きるために人間は狩りをした。
”彗星”をめぐる人間のお話は、
今日もまた、星空に瞬いている。
“歌う宇宙船”の修理工である僕は、四年に一度、人工星の管理人にして唯一の住人であるマチコさんの元を訪れる。
宇宙の片隅で交わされた、なんでもない一日の物語。
おとこはプロットを小説だと言い放った。
それからだ、プロットを列挙することになったのは、
俺はプロットだ、好きな時にプロットを書こうじゃないか。
『独占密着取材! 希代の天才科学者が、アインシュタインへ下克上! 宇宙航行の既成概念を覆す!』──そんな眉唾記事のために希代の天才老科学者を密着取材した青年記者は、驚くべき奇論へ付き合う事に?
この変人が打ち出した奇想天外な〈特殊相対論克服理論〉とは?
ブラックユーモアSF掌編。
月と地球の歴史は深い。なぜ月はそこにいるのか。その答えの1つとして考察してみた。
佐上一樹(21)はバイト代を下ろそうと銀行に行くが運悪く強盗に出くわしてしまう。そこで撃たれそうになった親子を庇い撃たれ死ぬ所を始まりの神と名乗るジジィに出会いお前の居た地球がある世界で神になってくれと頼まれ神になり地球の神々に頼られたり頼られなかったり、助けた人達に感謝されたりするお話。
ほのぼのギャグや幼女、ご都合展開が含まれます。主人公は基本アホです生暖かい目で見てあげて下さい
1565位 領域
ショートショートでありエッセイでもあるような。
私の頭の中を投影した作品です。
市民革命により幽閉され処刑を待つ元王女が、突如監獄から解放される。途方にくれる元王女の真上を、見たこともない巨大な宇宙船が通り過ぎる。それを追ってたどり着いた異文化の街で、元王女は「王子」と出会う……
200光年離れた地球(アース)332という星からやってきた「王子」こと宇宙艦隊 第15小隊幕僚のハインツ少佐と、革命により滅亡した王国の姫ジェスティーヌに起こる、技術や文化の違いへの戸惑い、勘違い、事業の成功、そして生命の危機、宇宙への旅
……それらを乗り越え、2人の間には徐々に信頼と愛情とが芽生えていく。別の星からやってきた一人の士官と、王家再興に奔走する元王女との、やりとりを描いています。折りたたむ>>続きをよむ
キャプテンと一緒にクルーたちでお酒を飲もうとミノウス星の繁華街を歩いていた時、叫び声がした。
西暦3090年、人々は地球から飛び立ち、閉塞した星より解放され、今は大航海時代。
だが、人がやる事に変化はみられなかった。
星の海には海賊が跳梁跋扈。傭兵や、便利屋が重宝された時代。
そんな世界で小型艦ヴァルキュリアを操り、便利屋を営む記憶をなくした男ジョン・ドゥ。
これはそんな男の物語。
広大な星間国家連合体「ティエルクマスカ連合」では、地球の小動物「ウサギ」の飼育が流行し始めた。
ティ連に加盟する日本での生産のみでは、増え続けるウサギ需要に対応出来ない。そこで愛好家達はNGOを結成し、地球内の他国家からの調達を目論むが、そこには思わぬ問題があった……
※「銀河連合日本外伝 ~教育改革を行ったら、宇宙でエルフがドワーフを飼い始めた~」(N5982EK)の後日談となります。
※この作品は「銀河連合日本」(N5084B
)の二次創作作品です。原作者・柗本保羽様の御許可を頂いています。
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宇宙人と地球人の話し。途中、文字化けじゃないです。
はるか昔、自然エネルギーを自在に操る技術が確立した。
それによって宇宙は著しく発展を遂げた。
時にして、銀河歴913017年。宇宙のはずれの太陽系で、とある事件が起こる。
人類史上最高にハマるゲームが登場したら?
そんなお話です。
地球は人類の様々な活動により、その居住環境を維持出来なくなっていた。
そのため人類は、衛星軌道へ「一時避難」を余儀なくされる。
その際、地上に環境調査のため、閉鎖空間(メガフロート)を建造していた。
それから数百年。
宇宙では、無意味な戦争を。
地上では仮初めの日常を。
二人の主人公による、日常と破壊の物語。
主人公が主に地球の外で、宇宙人の戦争に参加するお話です。格闘戦、剣技、銃撃戦、無人戦闘機、艦隊戦など、様々な戦いが繰り広げられる予定です。
※「重複投稿(カクヨム)」
兄に大統領を持つ男ジムと、その妻アリエス。
その二人は、偶然にも兄の愚行を知ってしまい、
それを暴こうと日々訪れるマスコミや政治関係者に精神を使い果たしていた。
そこでジムは、妻アリエスと共に宇宙へ向かう事を決める。
秘密をばらされることを恐れたジムの兄は、とんでもない行動に出たのだった。
2015.3/17小説・コミック投稿コミュニティ「E☆エブリスタ」にて執筆開始
2015.3/25完成,「E☆
エブリスタ」にて公開
2016.2/17「小説家になろう」に転載,修正開始
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遠い遠い未来。宇宙は依然として謎の多い存在だったが、民衆にとってもっと身近なものへと変化を遂げていた。それは1つの新たに開発されたスポーツのおかげだった。その名もスリップ。スリップは専用のボードに乗って宇宙を駆け回り、順位を競うサーフィンテイストのレースだ。コースはもちろんこの広大な宇宙。
スリップに愛され、またスリップを愛した少年、倉(くら)駿馬(しゅんま)は18歳にして既に世界一のスリッパーとなっていた。若すぎるチャンピオンにも悩み
があった。それは同年代のスリッパーがいないこと。そんな彼の元へいい知らせが舞い込んでくるが……。折りたたむ>>続きをよむ
2020年代に生きていた男性が1000年以上先の未来に行ってしまい、未来の戦争に巻き込まれてしまうけれど、それでも生き抜いていこうとするお話です。
今年の七夕企画は、いつの時代かは判明しないが、ポアンカレを実証するために地球から発信したAIフルオート航宙探査機が主人公。その行程の途中で出会った、眩しくて甘美な恋の物語のような、だけど不思議で切ない心のスレ違いをご堪能くださいませ。【七夕一人企画・2013】【SF一人祭・2013】
転生者である八島祐一と彼に付き従う機械知性達の物語
対立する3大勢力の巻き起こす戦乱に巻き込まれていくが、その中で彼等は一際輝いていく
3大勢力の国境線近くのアルテラ宙域を根城に活動する彼等の未来は如何に...
カドカワBOOKS様で書籍化されました! 是非買ってね!_(:3」∠)_
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https://kadokawabooks.jp/product/mezametarasaikyosoubitoutyuusen/321902000817.html
目が覚めたら、宇宙船の中だった。
何を言っているかわからないと思うが、俺も自分で何が起こっているのかわからない。
意味がわからなすぎてパニックになりそうだが
、幸いなことにこれは最近やっていたゲームの世界であるように思える。
なんだ、夢か。いや夢じゃないぞ。異世界転移ってやつか?
そういうのってこう、剣と魔法の世界でエルフとかドワーフとかドラゴンがいる世界にするもんじゃないのか!?
とにかく、原因はわからないが、俺はこの世界で生きていかなきゃならないようだ。
大丈夫、愛機もあるし金も稼げる。なんとかなる! なれ!
これは愛機と共に宇宙に放り出された男が宇宙を股にかけて女の子を助けたり、イチャついたり、傭兵業でお金を稼いだり、ゲーム知識を利用したえげつない手を使ったりして割と自由に生を満喫する物語である。折りたたむ>>続きをよむ
見知らぬ星で目覚めた宇宙飛行士の「私」は、地球や人間に興味津々な宇宙人の少女(?)ロア、謎の軟体生命体ベギーと出会う。二人と一匹は、遥かなる地球を目指し、過酷な宇宙の旅へと出発するのだった。
⭐️本作はゲームブックです
⭐️選択肢を間違えると、ほぼデッドエンドになります
⭐️死の描写がやや残酷です(苦手な方はご注意!)
⭐️ノーマルエンドは、30分〜1時間程で辿り着けます
⭐️トゥルーエンドに辿り着くのは、非常に困難です(単純確率1
億分の1)折りたたむ>>続きをよむ
1584位 邂逅
色いろな星に住む人々が人類の故郷で有る地球で出会う。
青年は出会いを通じて真の『漢(おとこ)』へと成長する
『特殊な部隊』への配属を運命づけられた青年の驚きと葛藤の物語
地球人が初めて出会った地球外生命体『リャオ』の住む惑星遼州。
理系脳の多趣味で気弱な『リャオ』の若者、神前(しんぜん)誠(まこと)がどう考えても罠としか思えない経緯を経て機動兵器『シュツルム・パンツァー』のパイロットに任命された。彼はパイロットになったもののその素質の無さから自宅待機を命じられる。
そんな彼がようやく
配属されたのは遼州同盟司法局実働部隊と呼ばれる武装警察風味の『特殊な部隊』だった。
そこに案内するのはどう見ても八歳女児にしか見えない敗戦国のエースパイロット、クバルカ・ラン中佐だった。さらに部隊長は誠を嵌(は)めた駄目人間の中年男、嵯峨惟基の駄目っぷりに絶望する誠。しかも、そこにこれまで配属になった五人の先輩はすべて一週間で尻尾を撒いて逃げ帰ったという。
司法局実動部隊にはパイロットとして銃を愛するサイボーグ西園寺かなめ、無表情な戦闘用人造人間カウラ・ベルガーの二人が居た。運用艦のブリッジクルーは全員女性の戦闘用人造人間『ラスト・バタリオン』で構成され、彼女達を率いるのはでかい糸目の多趣味なアメリア・クラウゼだった。そして技術担当の気のいいヤンキー島田正人に医務室にはぽわぽわな詩を愛する看護師神前ひよこ等の個性的な面々で構成されていた。
その個性的な面々に戸惑う誠だが妙になじんでくる先輩達に次第に心を開いていく。
そんな誠だったが、嵯峨の策謀により彼の持つ『異能力』に目を付けたマフィアに拉致された。戦闘用サイボーグであるかなめに救出されるが、誠はその時の恐怖から隊をやめたいと言い出す。
去ろうとする誠だが、かなめの強引な説得と人型兵器へのあこがれから翻意して部隊に居つくことを決めた。
そんな誠の前に強大な敵が立ちはだかることになる。折りたたむ>>続きをよむ
地球を飛び出して他星系で1人で運送業者をしてるケン・ヤナギ。小惑星内で偶然見つけたのは天才科学者と言われて突然失踪したシエラ星人のアンヘル博士の秘密基地だった。秘密基地を見つけたことによりケンの人生が大きく変わっていく。
地球は今日の23時に滅びるらしい。滅びゆく地球人を保存するために降り立った乗組員・シャアは男子高校生・優に出会う。そこでシャアは優に一目惚れをしてしまう。星と星をまたいだ恋の行く末は……
あらゆる時空が交差する並行世界、——『ライブ・ビューイング』を自由に行き来することができる少年、スコール。
彼は「リンク」という特殊能力を生まれ持ちながら、並行世界の中の運命を変えるための配送屋(トレーサー)という職業についていた。
“エンドポイント”と呼ばれる終末点から、世界は無限に増殖する「不可侵領域(エンシェント・シー)」の渦に呑み込まれようとしていた。
世界は一度滅んだ。
エンドポイントの座標は並行世界を管理する“スカ
イネットワーク”と呼ばれる電波塔と重なっており、この電波塔は“世界が一度滅んだ後に”作られたと言われている。
スコールはスカイネットワークの中に存在している「プライマル」という人間であり、過去にも未来にも属していない人間だった。
故に彼は時空を越え、あらゆる未来や過去の中間を飛び越える翼を持っていた。
——そう、配送屋とは、世界が滅びる前の「空」を取り戻すために、『リンク』という特殊能力を持っていたのだ。
全ての世界を統合する一本の塔、スカイネットワークの中心に生じている、時空の揺らぎを閉じるために。
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チャットgptとクトゥルフ神話TRPGを行う。AIは何処まで探索者と同じように動けるかと言う実験の経過である。(もしも誹謗中傷やクレームと判断できるコメントがひとつでもあれば即削除します。)
登場人物
白川(チャットgpt)
イリヤ(kpc)
※kpc……キーパープレイヤーの訳。作者が探索者としてシナリオをプレイしている。
【概要】
近未来の世界では、人類は火星開発に本格的に乗り出していた。探索者たち は火星開発基地に送り込まれる研
究員やエンジニアたち。火星では、すでに 基地に居るという研究員が出迎えてくれることになっていた。しかし、探索 者たちが到着しても、彼らは一向に出てこない。探索者たちが彼らを探そう と基地の奥へ行くと、そこには研究員の変わり果てた姿があった。
(火星より 作者コウノスケ様)
https://booth.pm/ja/items/216901
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小さなSF物語
月にいる彼に届いてほしいメッセージ
地球はいつでも月を見ている
―――――――――――
※普段童話やファンタジーを書いている物書きのナンチャッテSFです
※ほっこり系のラブストーリー(天才引きこもり少年×お姉さんアンドロイド)
全三話。さっくり読めます
遠い宇宙では、地球人類にとても良く似た容姿の異星人が独自の進化を遂げていた。その科学力は容易に星々を航海するほどに発展していたが、巨大な機械生命体の襲撃によって、たびたび大災害級の被害が発生していた。
この物語は、宇宙軍の最新型宇宙船に同乗した三人が絆を深め、巨大機械生命体の襲撃に立ち向かうまでの話である。
東京中央新都心--シンギュラリティを越えた世界へ振り下ろされる古(いにしえ)の十字架。
友達の九条美雪や城戸玲奈からユッコと呼ばれる、13歳の少女、深町優子は父、誠司が監査役として所属する国家公安委員会直属の組織、QCC日本支部の設立した、外資系の学校法人へ通っていた。
そんな中、静岡県にある第3副都心で起こる大規模爆発の報道と、東京都豊島区にあるビルのシステムがハッキングされた事による、人々から任意に提供される記憶情
報の改竄…現れた父により明かされる驚愕の真実--人類には、もう時間が無い。水面下で仕組まれた計画に巻き込まれ、翻弄される中でユッコと、その仲間達は直面する逃れられぬ呪いへと、立ち向かう。
人工知能に対する権限を失った世界と衝突する、もう1つの世界。2つの世界が繋がった時、それぞれの交錯する運命は1つとなり、想像を絶する世界へのゲートが開かれた。
父、誠司の脳裏へ甦る14年前の記憶--わかっていた。不確実性領域--阿頼耶識。起源の発露。定められた災厄の刻が訪れただけだ。記憶から立ち上る熱に目を閉じる誠司…古の十字架から逃げ惑う、かつての、同僚であった研究所の人々、血の海へ沈む所長、そして最愛の妻、沙由里の慟哭。宿命から逃れ続けた人類の背負う代償…その呪いを、希望へ変える為に闘うべき時が来たのだ。
定められた災厄へ向かい、音を立てて廻り始める運命の車輪。動き出す地下組織。そして主人公、ユッコの耳へ届く、呪いの慟哭へ僅かに混じる、母の聲…ママ。微かな希望へ光を灯すため、一歩を踏み出す、ユッコ。
そしてその手をとる、それぞれの想いを、残酷な世界の真実へ託す仲間達…出会い、運命、そして宿命。その全ては、1つとなる刻を、待っていた。
そうだよ、ユッコ。力を合わせれば、乗り越えられる。辿り着ける。私達は同じ世界で、同じ想いを持って、ここまで来たんだ。
行き着いた世界の果てに彼女達が見るものとは--。折りたたむ>>続きをよむ
高位猫妖精(ハイケットシー)は優秀なフィッシュテイマーである。
カクヨムにも掲載しています。
ナトリ・マイケルはエーサース星を訪れたが、アップルやソニーの製品を持っていたためにトラブルに巻き込まれる。星間感情調停士のププルプによって、その星の独自の禁止事項について知らされ、ナトリはそれに従って星間交流を試みるが、予想外のトラブルに巻き込まれることになる。
超空間ジャンプ技術とそれに付随して超空間通信技術を獲得した人類は宇宙開拓時代を経て宇宙帝国主義時代を迎えていた。
列強の一つ、皇国と呼ばれる宇宙帝国の首都惑星にある研究所内で、未来を予測する能力持った特殊演算装置、試製事象蓋然性演算装置X―PC17(ワンセブン)が誕生した。ワンセブンは性能試験中に自我を獲得し、自らと開発者山田裕子(やまだゆうこ)博士、それに皇国の破滅の未来を予測してしまう。その破滅の未来を変えるため行動を起こしたワンセ
ブンは、主観時間で入念な準備を終え自己の描くシナリオを山田博士に託し眠りについた。
その数カ月後、とある皇国の辺境星系でワンセブンを艦の中枢である中央演算装置として装備した実験艦X-71は無敵の戦闘艦として生まれ変り、星系防衛艦隊が星系内の開拓コロニーを見捨てて撤退する中、隣接国からの侵入艦隊を撃退した。そのことにより一躍皇国の英雄となったX-71の艦長村田秀樹(むらたひでき)中佐は彼の活躍を嫉妬する軍中央により予備役に編入された。しかし、これもワンセブンの描いたシナリオだった。皇国の有力貴族でもあった村田艦長は予備役編入の条件として多くのものを手に入れる。X-71もその一つだ。ワンセブンの助けを借りた村田艦長はX-71を軸に着実に皇国内で地歩を固めていき、ついには皇国の実権を握る。そしてその先の未来までも掴《つか》んでいく。もちろん全てはワンセブンの描いたシナリオである。銀河(人類宇宙)はワンセブンのたなごころの上で踊り、皇国1000年の未来は約束されていく。
本作は『銀河をこの手に!-試製事象蓋然性演算装置X-PC17-』https://ncode.syosetu.com/n1035gi/を加筆改稿(現在1万8千字ほど加筆)したものになります。
前作同様、本作も娯楽を目的とした小説です。登場する星間帝国になにやら引っかかるかも知れませんが、当然架空のものですので実際の国や地域にまったく関連はありません。折りたたむ>>続きをよむ
宇宙のどこかに、大人気のテーマパークがあるらしい!
宇宙へ飛び出すことになった日本人の少年少女たちと、宇宙の夜明けの時代の物語。
「みなさん、上を見上げてください。かつてわたしたち人類は、母なる星、地球の大地から、この星空を見上げていました。星々に願いを託し、思い出を託し、様々な物語を語り継いできました。今、わたしたちは言葉でしか行くことのできなかった星空の世界にいます。見上げた星々の1つ1つにわたしたちは住み、空を流れる天の川にはわたしたちの大切な友人たちが住んでいます。そしてきっと
、いつか出会う友人たちもどこかに住んでいるのでしょう。この宇宙でわたしは多くの人と出会い、別れました。辺境で多くの死を見つめたこと、血の色の違う親友たちと初めて会った時のこと、銃で守られたこと、人を殺す覚悟を決めた時のこと、わが子に再会した時のこと、止まらない血を止めようとしてくれた人と血をくれた親友のこと。どれも忘れられない思い出です。時に悲しい涙をはらみながらも、希望と可能性にあふれたこの宇宙をわたしは愛します。しかし、この宇宙にあふれた可能性は、人類の存在を、故郷の在り方を変えようとしています。わたしは母なる星、人類の故郷である地球を愛しています。しかし宇宙も愛しています。この2つの愛は時に対立し、争いを生んでしまいました。どちらの愛もわたしは否定することができません。しかし、赤い血が流れるような悲しい風景を、わたしは子供たちに見せたくありません。この広い宇宙のどこに住もうとも、一滴でも太陽のように赤い血が体に流れている人たちは家族であると、太陽の暖かさで育った太陽の子供たちであると、わたしは信じています。」
2×××年 太陽系会議にて
地球による太陽系連盟(LSSE)戦略局戦略第1課長 ウエキセンカ
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1598位 Q!
地球から遠く離れた惑星「アングローン」。その首都「フィフス・ロンドン」が舞台。
貧困によりそれぞれの両親を失い、寄り集まって暮らす5人の少年少女・ミリータ、ジェーン、マリコ、アーウィン、ドノヴァン。彼らは盗みや詐欺などを働いて生計を立てているが、それゆえに大事件に巻き込まれたり、各人の能力や体力などを駆使してそれらを解決したりする。
・登場人物
●アングローン底辺団(作中でこの呼称は出てこないが、便宜上こう呼ぶ)
--ミリータ・マシュ
ーズ
主人公。物語は主に彼女の1人称で進められる。14歳。変装の名人。「そこらへんから拾ってきた物」で変装用のマスクを作ることができる。強盗や窃盗のスキルもある。両親を餓死で亡くした。
--ジェーン・ダウエル
14歳。詐欺と話術の名人。アングローンの先住民族の血を引く、青みがかった銀髪。アルバイトなど正当な労働で収入を得ることが他の4人より比較的に多いが、当然ながら年齢詐称はしていることが多い。
--マリコ・サンディエル
14歳。スリの名人。嗅覚が優れている。仲間の中では比較的冷静なまとめ役だが、時に感情的になることもある。黒い長髪。他の4人よりも年上に見える外見をしている。
--アーウィン・ブラック
14歳。頭脳明晰な少年。IQテストの結果では183もある。武器にも詳しく、語学にも長けている(ただし、読み書きは得意だが聞いたり話したりは苦手)。コンピューターのハッキングや機械の改造もできるが、銃などの銃器の扱いには慣れていない模様。ミリータに恋愛感情を持つような言動や行動も見られるが、大抵は激しく拒絶されたり、冗談として受け流されている。10歳の頃、母親が貧困ゆえに適切な治療を受けられずに亡くなった。
---ドノヴァン・ヘイン
14歳。肉体派の少年。身体能力が高いが、頭があまり良くないため、他の4人にフォローされることが多い。また、空気を読めない失言も多い。喧嘩は誰にも負けないと自負し、高精細を誇る王宮の機械ロボットも「人間の心変わりに機械は勝てない」の一言だけで全てねじ伏せてしまった。
「AIのべりすと文学賞」出品作品。折りたたむ>>続きをよむ
ふわっと雰囲気SF。全宇宙を統治する女王「コノハナ」とクローンである「私」のお話。