小説家になろう 勝手にランキング
小説家になろう の 非公式 ランキングです
歴史ランキング 3201~3250位
空に高天が原の浮かぶ神代。
尾ひれの生える海人族の島、巳の国の人々は海の芥と呼ばれる化け物の脅威にさらされながらも、かがり火のなかで細々と暮らしていた。
島には稀代と謳われる巫女がいる。
豊巫女、チセだ。
チセは尾ひれが生えない代わりに祖神をおろせた。
海の芥の駆除にあらゆる手を尽くしてきたチセは、二〇歳の春。後継者づくりのため審神者のタオと夫婦になった。タオの真っ直ぐな愛にチセは束の間しあわせを感じていたが、その夜。
ほんの少しの留守
の間に芥に襲われ、島が滅んでしまった。
チセが芥を引き寄せたのだと、怨んだタオに自身も殺されてしまう。
次に目を覚ましたチセは巫女になる前の過去へ戻っていた。
その代償にチセは祖神をおろせなくなったが、尾ひれがはえるようになる。泳ぐ喜びを知ったチセは次こそ海の芥を滅ぼし、島を護ることを誓うのだった。折りたたむ>>続きをよむ
『五位鷺の姫君』続編。pixiv連載作品、紙版はBOOTH、電子版はKindleで販売中です。
前半オムニバス。後半長編。
陰陽師・安倍播磨守靖晶は不思議な少女に出会った。
後日、彼女は市で占い師になっていた。その行列に並んだ靖晶と預流の前のもとに次々現れる衝撃の人物! 普通そんなことはないやろ! あったんやから仕方ないやろがい!
「取り戻さなきゃいけないものがある 呪詛呪詛」
どうして呪詛が、彼らはただ行列に並んでいただ
けなのに……
注:平安時代の呪詛は殺人と同等の大罪です。
『五位鷺の姫君、うるはしき男どもに憂ひたまふ 平安ロマンチカ』
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『因果逆転のカースフォージ』にまとめて収録しています。書き下ろしあり。
続・五位鷺の姫君 因果逆転のカースフォージ - 汀こるもの - BOOTH https://korumono.booth.pm/items/1519712
続・五位鷺の姫君 因果逆転のカースフォージ Kindle版
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結婚を機に山梨へ越して来た裕は、生々しい金縛りと共に、十二人の仙人と出会う。
それから彼女は、日本古代史を覆す、大いなる秘密に迫る事となる。
トラの五黄には悩みがあった。
虎がとらを思い寅へ向かうお話。
ふんわり江戸時代。
お題、寅と夢より
「ただしあなたにとって、それは祝いではなく呪いかもしれませんがね」
舞台は江戸時代の大坂。
いわくつきのものを扱う店・祝久屋蓬莱堂(いわくやほうらいどう)。
そこにいるのは「あの世から帰ってきた」という噂と青い目を持つ若き店主・祝久屋璃兵衛(いわくやりへえ)と、エジプトから来た記憶の欠けた青年・レン。
ふたりは店を訪れた少女・茜から腹が開かれた「空っぽの遺体」の話を聞き、調査に乗り出すが……。
一蓮托生バディが繰り広げる生と死、そ
して「魂の在り方」を問う歴史ファンタジー。
※この作品はエブリスタにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ
東吾(とうご)は信濃の武家に生まれついたが、幼い頃に江戸へ養子に出される。しかし、子がなかった家に男児が生まれ、東吾はその義弟に跡を託して隠居する。何物にも縛られず、執着せず、気ままに生きる東吾は大枚に化ける変化朝顔を咲かせて生計を立てていた。そんな東吾を周囲は『朝顔師』と呼んだ。そんな東吾が通いで雇っていた下働きの老女、舟(ふね)がある日暇乞いをする。家事のできない東吾は、舟が後釜にと据えた娘を渋々受け入れるのだが――。
※アルファポ
リス様にも掲載中です。折りたたむ>>続きをよむ
源頼朝の祖先で、武将たちに神格化・英雄視された八幡太郎こと源義家の弟に生まれ、弓馬の名人・笙の名手であった文武両道の武将義光。後三年合戦で苦境に立たされた兄の義家のもとに官職をなげうって向かったことは、兄弟愛の美しさを表す姿とされました。しかし、実際の彼は、欲しいものを手に入れるために手段を選ばない人でもあったのです。皮肉にも彼の行動が一因となり、河内源氏は衰退を招いてしまうことになります。
2017年にアンソロジー『河内源氏大鑑』に投
稿した小説に加筆修正を加えたものです。折りたたむ>>続きをよむ
赤い獅子舞のチャァ(実際の人物及び団体とは一切関係在りません)
歴史
歴史
人工生体コンピューター開発と言う近未来的研究の結果、”神の秘め事”と呼ばれる禁忌を犯してしまい神によって消滅させられる直前、俺を救ったのは魔王サタンだった。
悪魔との契約の結果として俺は過去に復活する事になるのだった。
長編歌謡浪曲「俵星玄蕃」
登場する俵星は架空の人物であるが異世界において
忍びの地位についていたならこのような活躍ではないだろうか。
3210位 岩流
流浪の女子から産まれた子は、佐々木小次郎を名乗り、やがて、母や妻、山伏の九左衛門らに助けられながら、巌(岩)流佐々木小次郎という天才剣士に成長した。
群像劇形式。九州の戦国物語。
武将、有馬氏に焦点を当てた作品。
長崎県諫早市の本明川で少年はタイムトラベル。
現代と昔の違い、良い悪いに気づかされ少年達は成長していく。
西暦2029年の日本は少子化などで滅ぶ寸前まで人口が減って政府も崩壊寸前までいっていた。
年金制度が崩壊し、派遣契約を切られた主人公は安楽死施設へ向かう途中で痴呆の元高級官僚が運転していた暴走車に轢かれて命を落とし、冥界で出会った日本を生み出した二柱の神の一柱である伊邪那美(イザナミ)に”兄にして夫に産屋を建てさせなさい”と言われて1984年の過去の自分に生まれ戻る。
果たして彼は日本の未来を変えられることはできるのか?
なおアメ
リカのCIAとか外資などの政治的なちょっかいとかまではパラレルワールドの日本の未来を良い方向に変えるための考察に入れておりませんし、この世界は日本に似た世界であって、現実の日本とは一切関係がない国です。
実在の団体や人物とは無関係ですし、おそらくとてもご都合主義です。
現実的に考えてここはおかしいんじゃないかといろいろ思う方はブラウザバックしてください。
[参考・引用サイト]
ウィキペディア フリー百科事典
参考URL:ja.wikipedia.org/wiki/折りたたむ>>続きをよむ
冬の冷たい森の中、十二単を着た女が萌黄の鎧を纏った男の死体の前に座っていた。
女は血を流し続ける男の右胸から心臓を抉り取り、手のひらに乗せると……。
会社をリストラされた四十歳無職・山本晴幸(やまもとはるゆき)は趣味で閲覧していた戦国系まとめサイトで怪しげな広告にアクセスするや、戦国時代にタイムスリップしてしまった。
タイムスリップした先は甲斐国・躑躅ヶ崎館の大広間、成り行きで武田信玄に仕えることとなった晴幸は歴史知識を生かして武田家の為に働くことになる。
これは、自分が武田家の名軍師、山本『勘助』に成り代わってしまったアラフォーおっさんが新しい就職先で一所懸命に働く──そんなお
話。
2年前に投稿した作品の加筆、修正したものになります。
しばらくの間は毎日夜8時頃に投稿予定。折りたたむ>>続きをよむ
記憶をなくして江戸時代に迷い込んだ女子高生と、彼女を元の時代に帰そうと奮闘する「つなぎ屋」青年のお話です。毎日投稿を心がけておりますので、よろしくお願いします。
文政5年(西暦1822年)、江戸。
月島伊織(つきしまいおり)はこの町で、今と過去とをつなぐ「つなぎ屋」を生業とし、妖である猫童(ねこわらべ)と共に暮らしていた。
ある日の仕事帰り、伊織と猫童は空から降ってきた異装の少女・宮川彩と出会う。
彩が語ったのは、
自分がはるか遠い未来から来たということ。
俄かには信じがたい告白であったが、彼女を元の世界に戻すため、伊織は未来へとつなぎを行うための方法を探る-。
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3218位 虚無
黒くて地面まで届く長い髪に鬼のような深紅の瞳。
遠い未来から来た徳の高そうに見えない“女”僧侶。
廻船問屋の若旦那【中村伊織】が呼び出したその人物と共に江戸の悪霊を退治する。
紀元前104年、長安の遊民であった李広利は突如大宛攻略の命を皇帝から受けた。大宛とは西域の果てにある未知の国。そこにたどり着くまでには天まで届く山脈、さまよえる湖、広大な砂漠、果てしない草原……さまざまな障害が彼の前に立ちふさがる。そこに生きる人々との出会いは希望に満ちたものか、それとも幻滅か。
現在ではシルクロードと呼ばれる回廊を右往左往し、将軍として勝利を義務づけられた男の人生と、西域の神秘を描いた歴史ロマン。
侍女として婁皇太后に仕えるようになった青蘭は、その率直な人柄で婁皇太后の信頼を得るようになった。
婁氏に許され、長恭と会えるようになった青蘭であった。しかし、その喜びもつかの間、父王琳が、斉に臣従することとなり、侍女としての勤めも終り、宮殿を出ることになった。
2020年の時間犯罪のはじまりはじまりです。
逆行転生者が存在したとして、逆行転生した者が残した足跡によってどのように日本の歴史が変化するのかシヴィライゼーションするお話です。
主人公は日本の歴史であり、逆行転生者はその中の一コマ扱いです。
歴史読本の類であり、小説とは少し趣きが異なります。
連載は不定期です。
北征新選組最後の戦いを前に、土方歳三は小姓に想いを託す。
「エブリスタ」にも掲載しています。
奇妙なデータを好奇心から書き換えてしまった凄腕ハッカーは気がついたら縄文時代に居た。電気もない世界にとびこんだハッカーに一体なにができるというのか。
楽するためなら苦労はいとわない好奇心に溢れたハッカーが、縄文時代をあちこちみて見て回る縄文探幽記。縄文大海進の頃の日本をハッカーの目から覗き込みます。
この作品はカクヨム連載中の作品をリライトしつつすすめています
https://kakuyomu.jp/works/485220142
5154942621折りたたむ>>続きをよむ
歴史好きなら誰もが知っているノモンハン事件。しかし、その実際について果たしてどれほどの人が知っているだろうか。ノモンハン事件を辻参謀の書と陸軍の戦例教本とから読み解いてゆく。
時は今から千八百年以上前。
四百年続く栄華を誇る王朝にも、腐敗が進み始める。
それは徐々に、しかし確実に、表面に出る頃には誰にも止める事の出来ない崩壊を引き起こす。
それが呼び水となり、後に百年に及ぶ戦乱の世となる。
時代は後漢末期。
綺羅星の如く英雄達がしのぎを削り、知恵者が全身全霊をかけた戦いの時代。
その中にあって、最強の武将と呼ばれる人物がいた。
飛将軍と呼ばれる事となる、呂布奉先。
三国志正史の著者、
陳寿はこう評した。
「虎の様な強さがありながら英略も無く、軽はずみにして狡猾、ただ目先の利益を追う。この様な者が破滅しなかった試しはない」
※三国志の事をまったく知らない方でも楽しめる様に、知っている方でもさらに楽しめる様な内容を目指してます。折りたたむ>>続きをよむ
第二次世界大戦末期、ドイツは敗色濃厚であった。
ナチスドイツの首都、ベルリンには数百万からなる連合軍が迫りつつある。
ヒトラー総統はベルリン死守命令を出して、自身は、ベルリンから断固として離れないとしている。
1945年四月二十五日、ソ連軍は二百万もの部隊でベルリンを包囲し、数万もの砲でもってベルリンを徹底的に攻撃する。しかしその時、ベルリンは正体不明の霧のようなものでおおわれてしまう。その後、ソ連軍はベルリンへ向けて突撃を開始するが、
彼らがベルリン後に降り立った時目にしたものは、ただ広々と広がる荒野のみであった。
―――
ナチスドイツは異世界転移を果たした。それが何かの意思によるものか、はたまたまったくの偶然であるかはわからない。しかし、彼らはその世界でも自身の正義を主張し、決して終わらない泥沼の戦いに引き込まれていく。ナチスドイツはどうやって異世界で生き残るのか折りたたむ>>続きをよむ
この拙い手記を、偉大なる航空技師エール・ド・シャリゼ、そして、我が妻レイとその息子、ヘインツに贈る。
帝紀295年 芽吹きの季節に
男は十年待った。
ただ一人の男を殺す為に。
死はいつも傍にあった。だが、お前が殺した男の死は違うのだ。
稼ぎ人、籾井仏弥の不敗剣が哀しみを斬る!
※この物語は、「巷説江戸演義」と題した筑前筑後オリジナル作品企画の作品群です。舞台は江戸時代ですが、オリジナル解釈の江戸時代ですので、史実とは違う部分も多数ございますので、どうぞご注意ください。また、作中には実際の地名が登場しますが、実在のものとは違いますので、併せてご注意ください。
※こ
の物語はフィクションです。実在の人物・団体・地名とは一切関係ありません。折りたたむ>>続きをよむ
授業中。
幼なじみの高校生2人。
その2人を巡り、トラベラー達による奪い合いが勃発。
果たして人類の命運が2人に掛かっている理由とは・・。
戦場に赴いた僕。争いの絶えない中、出会った一人の少女とのラブストーリー第一章。
漢王朝。
中国が三つにわかれる前から中国全土を支配していた王朝が獣・董卓により滅ぼされようとしていた。
反董卓連合軍が結成させるも奇しくも大敗。
董卓は長安への遷都を強行。
恐怖政治を進めていた。
これを憂い、立ち上がったのは司徒・王允。
養女・貂蝉を使った王允苦心の策、美女連環の計。
後に中国四大美女の一人として数えられる貂蝉の物語が始まる。
某出版社の新人賞に応募して落ちた作品です。
平安貴族の邸宅にお勤めに出た若い娘の視点から、貴族のお宅ってどんなものって書いてみたかったもので、こんな風になりました。
むめ女が仕事を辞めた叔母に代わって貴族の邸宅で下働きを始めます。
厨で働きながら、お屋敷の噂話や、よく訪ねてくる青年が気になります。
下働きの日常なので、華やかでも雅やかでもありません。
活動報告に載せていました参考文献を後書きに加えました。
無断転載、無断複製を
禁じます。折りたたむ>>続きをよむ
今から七十年前の八月六日の朝にあった惨劇。
八時十五分に確かに君はそこで笑っていた──
戦艦武蔵を舞台とした戦争兼友情の話です。
初投稿なので、稚拙な表現があるやもしれませんが、見逃してやってください。
ご指導お願いします!
ある少女が江戸時代の幕末にタイムスリップをした
その時、身寄りもない少女を保護した新選組…
けど、新選組はまだ気づいていない
その少女が自分達に大きな影響を与えるという事を…
※この小説は重複投稿です
天下分け目の関ヶ原。西軍についた真田昌幸の想いとは――
※自サイト『京都にての物語』からの転載となります。
古代中国は後漢末期。史上最大の民衆反乱・『黄巾の乱』以前の中華。西方で起きた異民族の侵攻で郷里を逐われた少年は、いつしか、漢王朝に仕官する事を夢見るようになった。西方の小さな英雄、その生誕を追った小さなif物語。
中国古代王朝、漢。
秦の始皇帝を倒し、初代皇帝劉邦によって建国されたその国家は王莽により簒奪され滅ぼされるも、光武帝により再興する。
しかしながら、再興より一五九年後に起きた黄巾の乱を切っ掛けとなって衰退への道筋を辿り始める。
だがそれは、新たな戦乱の時代への幕開けでもあった。
舞台は二世紀の中国、漢(後漢・東漢)の後期、黄巾の乱の前からとなります。
いわゆる三国志へと繋がる時代ですが、主人公は綺羅星のごと
く登場した英雄たちのいずれでもありません。
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二本松藩の泰平の眠りを醒ましたのは、尊皇攘夷の嵐だった――。
文久2年、思いがけず名家を継いだ二本松藩の番頭、大谷鳴海の視点から二本松藩内における幕末動乱、そして天狗党騒乱について語っていきます。
令和の時代において、しがない大学生だった俺は戦国の世で武士の息子に転生した。
しかし、そこは俺の知っている過去の世界とは少しばかり様子が違うようで…
この小説は日本の戦国時代と良く似た、しかし確実に違う世界で起こる戦国時代小説風ファンタジー小説です。
歴史物やIF物をご期待の方には合わない可能性が有りますので御注意下さい。
また、地名、人名は架空の名前を使用しますが自然物(植物、動物)や産物(料理、工芸品)、また宗教(細かな宗派につ
いては架空)について読み手も書き手も混乱を避ける為、現実世界と同様の名前を使用する予定です。
登場人物の言葉遣いに関しては読みやすさ、分かり易さ重視とするつもりです。あくまで娯楽としてお楽しみ頂ければと思います。(お楽しみ頂けるレベルの作品を提供できるよう努力致します。)折りたたむ>>続きをよむ
高天神城攻略の祝宴が開かれた翌朝。武田勝頼が採った行動により、これまで疎遠となっていた武田四天王との関係が修復。一致団結し向かった先は長篠城。
台本形式で綴っていきます。
追記
『旅行先で目を覚ましたら武田勝頼になっていた私。どうやら自分が当主らしい。そこまでわかって不安に覚える事が1つ。それは今私が居るのは天正何年?』
の内、
長篠の戦いの部分を
アルファポリス用に転生要素を取り除きまとめました。
アルファポリスに重複投稿してい
ます。折りたたむ>>続きをよむ
架空戦記創作大会2024春 参加作品です。
史実より早く竣工した空母「大鳳」が活躍をする太平洋戦争を描く架空戦記です。
戦場を死者の群れが蹂躙している。
蠢く死体は、人を町を国を飲み込んで進み続ける。
天に届く死体の山の上で、大日本帝国と不愉快な仲間は、凱歌を上げる事が出来るのであろうか?
絵師・栄松斎長喜は、蔦屋重三郎が営む耕書堂に居住する絵師だ。ある春の日に、斎藤十郎兵衛と名乗る男が連れてきた「喜乃」という名の少女とで出会う。五歳の娘とは思えぬ美貌を持ちながら、周囲の人間に異常な敵愾心を抱く喜乃に興味を引かれる。耕書堂に居住で丁稚を始めた喜乃に懐かれ、共に過ごすようになる。長喜の真似をして絵を描き始めた喜乃に、自分の師匠である鳥山石燕を紹介する長喜。石燕の暮らす吾柳庵には、二人の妖怪が居住し、石燕の世話をしていた。妖怪
とも仲良くなり、石燕の指導の下、絵の才覚を現していく喜乃。「絵師にはしてやれねぇ」という蔦重の真意がわからぬまま、喜乃を見守り続ける。ある日、喜乃にずっとついて回る黒い影に気が付いて、嫌な予感を覚える長喜。どう考えても訳ありな身の上である喜乃を気に掛ける長喜に「深入りするな」と忠言する京伝。様々な人々に囲まれながらも、どこか独りぼっちな喜乃を長喜は放っておけなかった。娘を育てるような気持で喜乃に接する長喜だが、師匠の石燕もまた、孫に接するように喜乃に接する。そんなある日、石燕から「俺の似絵を描いてくれ」と頼まれる。長喜が書いた似絵は、魂を冥府に誘う道標になる。それを知る石燕からの依頼であった。折りたたむ>>続きをよむ
終戦、そして復興をめぐる激動の時代、昭和。その騒ぎの中で密かに、かつ華麗に多額の金銭詐欺を遂行して見せた一人の青年はほとぼりが冷めるまで国外へ逃亡。行き着く先は日本のとある田舎であった。その地に古くからある神社には『こっくりさんをすると十円を必ずなくす』とかいう超ショボい噂が流れており、青年が偶然そこを通りかかったその時。
「――私に……人をだますことを教えてくれませんか?」
詐欺師の青年と一人の小さな少女が『ぐる』になる時、時代は
激しさを増す。折りたたむ>>続きをよむ
バレンタインデーの由来となった聖バレンタインを処刑した皇帝。
時のローマ皇帝クラウディウス二世の小話です。
彼はいかにして、司祭を絞首刑に処すに至ったのか?
戦国時代に跳ばされた少年は九尾の妖孤と出会う。
「わらわの名は鈴蘭。お主の妻じゃ‼」
トンでもない発言から始まりそんなこんなな成り行きで二人は怪異収集の旅を始めたり路銀の為に商人になったり色々な妖怪に関わり狐に魅せられた男は戦国時代でどう成り上がるのか!?
二人に巻き込まれた色々な方々が繰り広げる怪異忌憚の開幕‼
平成の日本で突如死んでしまった男は、18世紀のイギリスに転生してしまった。転生先では、ジョン・ハワードと言う名を受け生きる。ところがある日、家から勘当されてしまい路頭に迷うこととなる。何とか職を手にして落ち着いて来たある時、いつもの酒場で強制徴募に合い水兵となる。ジョンは果たして過酷な海の上で生き残れるのか…。これはジョンと愉快な仲間達の物語である。
ある時、饗宴が主催者宅で行われた。食卓に集った人々は、自己の満足を満たすため、食欲と自己顕示欲を満たすため、食材に因んだ蘊蓄を披露する。