小説家になろう 勝手にランキング
小説家になろう の 非公式 ランキングです
歴史ランキング 8501~8550位
トラブルに合い現実世界の近世に似てるようで何かが違う異世界のポーランドに転移してしまった主人公
何か特別な力は無いもの天性の戦の才能を武器に彼はピンチであるポーランドを救うことが出来るのか
揺れ動く激動の時代の中で、新選組隊士のそれぞれ思いの話。
沖田総司篇
沖田総司が、何を思い1人療養していたのか。
※史実とは異なりがある場合がございます。
とある時代のとある国に住む、鏡宮青葉が織り成す物語。鋼鉄と魔法の世界で彼は生き抜く。
現役時代、大いに稼いだ商家の隠居は、私財を投じて孤児や捨て子の養育施設を作る。
山間に作られたそこでは、捨て子の数が問題になっていたという。
特にとある山に子を捨てる者が後を絶たない。
いかなる理由があるのか、探ろうとする隠居だったが……。
不慮の事故でこの世を去った見習い料理人・工藤平次。彼は医師の息子として江戸時代に転生してしまう。家業を継ぐため、料理人の道を諦めざるを得なくなった平次だったが、池で溺れていた少女を助け、自宅で熱々の粥を振る舞ったことで事態は一変する。なんと少女は徳川将軍・家綱だったのだ!
家綱の希望で、平次は将軍付きの医師兼料理人となる。病弱な家綱の体質を改善すべく、周囲の協力を得ながら東奔西走する平次。しかしそんな中、江戸城内である事件が起きてしま
う――
悩める病弱な将軍様を料理で元気に! 江戸を舞台にした、とある料理人の活躍譚が開幕。
2018年6月12日にノクスノベルスより書籍化します! リンクはページ下部より折りたたむ>>続きをよむ
1908年、ツングースカ隕石落下により遭難した宇宙船が日本の皆神山に身を潜めた。
それから36年後、太平洋戦争に日本が負けつつある事を知った異星人達は、自らを守るため戦争への介入を決断する。ただしそれは、あくまで自分達のやり方に従ったものだった。
倫理も生態も異なる異星人による太平洋戦争が始まる。
広島で生まれ育った”わし”とお兄ちゃんのキャッチボールの思い出。
広島弁の一人称です。
一人舞いの稽古をする少女の前に現れた、不思議な女性。
彼女が少女に教えたのは……
どんな分野にも、間違いに気づいて突っ込みを入れる「警察」と呼ばれる人たちがいますが、ミリタリ分野というのは特にその点で物騒なイメージがあるのではないかと思います。
「ミリに興味が特にない方を含めて、創作をされる皆さん」を読者として想定して、ミリタリ警察側の事情、考え方などをつづって行きたいと思います。
以前書いた「戦国伊賀物語〜はつと鵺〜」のリメイク版です。
前作をベースとして、語られなかったエピソードを多分に含んだ作品となります。
三十一歳のOL鹿島初音は、ひょんなことから戦国時代への扉を押し開いてしまう。
彼女が飛ばされたのは、伊賀国……鬱蒼とした赤目渓谷山中であった。
天正伊賀の乱を前にした伊賀国、その中のある里で繰り広げられる物語。
初音ことはつは、鵺やその周りの人々の力を借り、右も左もわからない戦国時代を逞しく生きて行こう
と邁進する。その中で、ある可能性に気づいていく……。
現代から戦国時代へ。
天正の頃に生きた人々と織りなす、タイムスリップ・ストーリー。折りたたむ>>続きをよむ
御伽話のような夢のようなお話。
キレイなお話ではない。
復讐と血の匂いが染み付いてしまっている。
それでもこの旅路を楽しいと、
確かに夢のような旅だと思える。
そんな旅だったよ。
軍の特殊部隊に配属となり、時間を遡りアーティファクトと呼ばれる魔導具を回収するよう命じられたアヤト。
飛び級で王立研究所に入り、時間移動実験の事故によって生死不明となった父と妹を捜し求める研究員アリシア。
幼い頃三千年前に飛ばされ、帰る方法を父と模索しながらも、王女を守る影となることを決意した騎士アミリア。
多くの兄弟姉妹がいながらそのほとんどが戦死し、敵国から故郷を守る王となることを求められた王女アミリア・ネフェルカ。
「予定調和な
んか知らない。"今"は、私達の時代だから」
これは、誰が為の物語なりや?
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『はなのいろ』番外編。第一回は、女郎たちの怪談話です。
いつもはクールな彼女たちの怖がる姿を先輩女郎たちとお楽しみください。
もしも ドイツと日本が より
積極的に協力していれば?を考える 仮想戦記です
『歴史改変戦記」信長、中国を攻めるってよ』のオリジナル版です。最後まで批評的に書いた物語で、戸部典子は登場しません。ここから「歴史改変戦記」にどう改作したのか、興味のある方は読んでいただけたらと思います。改作において、足した分はあっても、削除した部分はほとんどありません。創作の過程を公開するようなものなので、少し恥ずかしいのですが、興味のある方は読んでみてください。
8518位 兜首
戦国時代の初期、畿内は将軍足利義晴を担ぐ管領細川高国の勢力、義晴の実弟の義継と細川晴元を担ぐ三好元長の勢力、京都を支配下に置いた丹波衆の勢力が乱立する、三勢力が鼎立していた。摂津の国も影響を受けていた。
その影響ため、借金の肩代わりとして、池田家と伊丹家との合戦に駆り出された小平太は、手柄などに目も暮れず、敵の武者から奪い取った野太刀を振り回しては、戦場からへの逃亡に成功したが、神社の境内で、野太刀の持ち主の伊丹家の武者に見つかり、何度
か武者の槍の穂先から逃れたが、追い詰められ危うく殺されそうになった時だ、戦場からの流れ矢が小平太を組伏せていた武者の襟首を貫き、小平太は生き延びる事が出来た。
その時、今まで無かった功名心が起こり、絶命した武者の首級を掻き取ろうとした時だ。金貸しの商いをしている、亡くなった父親の従兄弟の忠吉に手柄を横取りされたのである。
その結果、忠吉は侍隊将に出世して、小平太は家も畑も失い、母親も死なせてしまった。その上、初恋の娘も、忠吉の妾に取られたのだった。
何もかも失った小平太は、ただ絶望の日々を送るだけだった。そこへ、池田家の部将の児島勘兵衛が現れ、小平太は池田家の菩提寺へと連れて行かた。
そこには、領主の池田信正と池田家の重臣たちが居並んでいた。むろん、その中には、忠吉の姿もあった。その菩提寺の境内で、小平太は野太刀を渡され、勘兵衛の槍と立ち合う事となった。
立ち合いを五十回ほど刃を交わして終わると、次に勘兵衛は、忠吉とも立ち合いを始めた。だが小平太と違い、忠吉は二十回ほど刃を交わしただけで、戦意を失ってしまった。
この事によって、忠吉の手柄の横取りがバレたのだった。
その夜、忠吉は家財道具を持って、池田領から姿を消した。一方、小平太は池田に侍隊将として仕官する事となり、名も松永久秀と改めたのである。
そして、勘兵衛の恩に報いるために、一人前の侍隊将になるべく武芸の鍛練と兵法書の取得に励んだ。
三年後、畿内は再び高国の支配下に染まり、摂津内にも高国方に寝返る者も多くいた。
そうした混沌とした中、久秀は、勘兵衛に連れられて泉州堺港に連れて行かれ、忠吉と初恋の娘と再会した。そして勘兵衛から、池田家に謀叛する陰謀を聞かされ、自分が利用されていた事に気づかされたのだった。折りたたむ>>続きをよむ
創、汐良、灯梨はごく普通の街に住む、ごく普通な高校生。
そう。あくまでも、平凡なのである。
誰もが羨むようなルックスをしているわけでもない、飛び抜けた頭脳を持っているわけでもない、ましてや一つ下の次元にいる人物のように、能力を持っているわけでもない。
至って、平凡だったのである。
そんな彼らの転移によって、戦国時代は混乱を迎え、歴史が乱れ始める。激しい戦火の中を、彼らは生き抜くべく奮闘する。
ーその先に見える物を求めてー
こ
の小説は占いツクールにも投稿予定です。折りたたむ>>続きをよむ
「君にこの仕事を引き継いでもらう。何としてでもリゴーニの悪事を暴き、無念を晴らすんだ!」
パディントン探偵局の局員が、武器商人「鉄麦」リゴーニの密輸ルート捜査中に殺害された。
怒りに燃えるパディントン局長からこの捜査の継続を命じられたアデルは、エミルと共に西部の移民街へと向かう。
酒と外国文化が豊富なこの街で捜査を進める二人だったが、彼らもまた、捜査中に襲撃を受ける。
イギリスから起こった産業革命は妖精たちの居場所を奪い、その存続すら脅かしていた。それまでさんざん妖精たちの恩恵を受けていた人類は意図するにしろしないにしろ妖精たちを抹殺しようとしていた。
しかし妖精たちはしたたかであった。はたして、妖精たちと人類はどちらが勝つのであろうか?
太平洋戦争末期、疎開先の家の庭にあった病気の桜の木の看病を始めた子供達と桜の木の物語。
太平洋戦争の終戦間際にソ連は対日宣戦布告を行い樺太に侵攻してきた。
日本のポツダム宣言受諾後もソ連軍の侵攻は止まらず、本土からの援軍が無い中孤軍奮闘した兵士達の戦いです。
彼らの奮闘がなければ、今頃ロシアと北海道返還交渉が行われていたのかも知れません
地球へ転移してきた地下迷宮都市~セシリア札幌戦記~の満子の夫である、国境最前線の小隊長能戸直利の視点で樺太の戦いをファンタジー抜きで描きました。
時間経過や場所等は史実を元にして
おりますが、登場人物、戦闘内容はフィクションです
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「大河ドラマでやってほしい人物シリーズ」
どこにでもいる、ごく平凡な、これといった取り柄のない男子中高生の西陣経康(仮名)が、ある日突然、応仁の乱の時代から戦国時代に入っていく頃の時代に転生することになった物語。
そして、後北条氏5代の祖となる北条早雲に仕えるということになったという物語。
この物語はフィクションです。なお、歴史上の事件や人物に関する見解は、主人公である西陣経康の個人的な見解ということで…。
近世中期、華やかな時代は遠く昔、文学や芸術を初めとする文化そのものすべてが中途半端。鎖国は外国文化をもの珍しい見せ物にし、医学も技術も発展が殆どない。ただ同じ日々が過ぎていくだけのまさしく色のない時代。
ある素性も知れない男、佐村源四郎は興味本位から文学研究をして日々食い詰めながら、文化の世界で名声を得ることを望んでいたがしかし、現実はいつもと変わらぬ日々、代わり映えのない風景に嫌気がさしていた。ところがある日、巨大な凧に乗って空
を飛ぼうとする男が目の前に現れて、そのまま凧は長屋に突っ込み失敗したが、源四郎はその瞬間、このおかしな男に着いて物語を書いて行けば、世界に色がつき始めるような、そんな気がした。それが源四郎と、後の本草学者で、発明家で、文学者で、芸術家で、西洋画家で、蘭学者である平賀源内との出会いだった。折りたたむ>>続きをよむ
まだ魔女や魔術が信じられ、王や教会の力が強大な時代。
少女コーデリアは身寄りをなくし、村の教会の神父に引き取られて生活していた。
心優しい彼女はシスターとして毎日人々のために祈りを捧げていた。貧しい時代で人々の心がやんでいたが、コーデリアの心はその金色の髪と同じように輝き続けていた。
そんな彼女はある日、銀髪で紅い瞳の不思議な少女ノエルと出会う。
コーデリアは博識でミステリアスなノエルに惹かれていくが、彼女にはある秘密があった
……。
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時は平安 数多くの浮名を流す貴公子(実は一途)と微妙に天然な従姉妹の姫君(無自覚)
二人が紡ぐじれったいほのぼの恋物語
8528位 花は
桜の番人である桜ノ宮家は、魔物が住んでいると言われている霞が山を守っていた。
春。暖かい日差しに恵まれ、いつもの様にゆったりとした時を過ごしていた。のだが…
突然、政府軍がやってきて…!?
親はいないし、兄も買出し真っ最中。戦えるのは次男、紅と三男、白だけ。
どうなる桜ノ宮家!
花は桜木、人は武士。
憂い桜に妖し刀。
春はきた!みなみよ東西!
次男と三男の英雄譚
ここに開幕。
五穀豊穣の豊受けの比売神が井戸の菊比売と物見遊山に出奔する。
そこで出会った青年からの願いを叶える為に、奔走するのだった。
日本史嫌いの主人公がタイムスリップしたのは戦国時代の岐阜だった。そこで、なぜか現代語が通じる帰蝶と出会い、何とか現代に戻ろうとする話。ちなみに帰蝶も実は・・・
1780年イギリス、ロンドン市民の不満は限界に達していた。
ジョージ・ゴードン卿に煽られた5万人の群衆は国会議事堂の周りを取り囲み、カトリック救済法の廃止を望んでいたのだ。
しかし、それが否決されたとき、市民らは行動を起こす。革命目前かと思われたゴードン暴動の結末は……
コンスタンティノープル陥落の日、ある人物が死に、そして転生した。
転生者は東ローマ帝国を復活させられるのか?
大体毎日12時更新です。
短めですが、どうぞご覧下さい。
戦前のオタク柿揚青年は現代で言うところの萌同人誌「萌星」を楽しみに生活を送るが、ついに戦争に行くことになる。しかし柿揚はフィリピンの俘虜収容所で新生「萌星」を立ち上げ、オタク生活をフィリピンでも過ごす。その物語。
(noteにも投稿しております。)
姓名判断研究家の視点から、歴史上の様々な組織を検証する。
前作『金吾殿』を超える妄想歴史ロマンになったらと
思っています
翌年に日華事変がはじまるとは、誰も想像もつかなかった昭和11年は、戦前最後の平和な年であった。その年の五月、県下有数の名門校である浜松一中では、恒例の大運動会が開催された。校長はのちにサッカー王国静岡の礎を築いた錦織兵三郎であった。名校長として生徒や教職員からも深く慕われていた。
運動会が終了すると、全生徒や教職員に紅白の大福もちが土産として配られた。製作した菓子司は浜松で有名な人気店であった。ところが翌日から、その大福もちを口にした生
徒や、浜松に駐屯する兵士の間で、食中毒の症状が現れる。市当局の必死の調査にもかかわらず、食中毒の原因や病名が分からない。県や内務省の名立たる研究者や衛生技師が調査に当たるも、感染経路や原因は不明のままである。二日目になると、生徒たちやその家族から、続々と死者が報告される。浜松市内は恐怖のためにパニック状態となり、医師会や看護協会が巡回診療を始めるも、統一した組織を作ることができず、行き当たりばったりの施策は、ますます混乱を深めていった。
一方で、陸軍軍医学校防疫教室の石井四郎軍医正を中心としたグループは、事件発生当初から、サルモネラ菌(当時の言い方ではゲルトネル氏菌)による集団食中毒事件と判断し、早め早めに感染拡大阻止と、患者治療にあたっていた。そのために軍人の患者からは一人の死者も出すことなく、また二次感染も起こることなく収束していった。それに反して民間では、名古屋帝大法医学の教授が解剖を行うも原因が判明できず、食中毒説、薬物中毒説、果ては人為的な毒物混入説まで現れ、恐怖と不信感は浜松全体に及び、当局の対応が後手後手に回ったことにより、二次感染、三次感染と犠牲者は増加する一方であった。
最終的に、陸軍の提供した血清によって、この大惨事がサルモネラ菌による食中毒ということが立証されたが、市民の間には行政機関に対する不信感が深かった。患者総数二千人以上、死者四十四名を数えた浜松毒大福事件は、こうして六月近くになって、ようやく終息したのであった。
この作品は重複作品です。本文は小荷田歯科医院のホームページにあります。http://www011.upp.so-net.ne.jp/konita/kouhakunosaturikusha.pdf折りたたむ>>続きをよむ
巨大化能力を身につけた鬼姫の影武者おあき。奈津姫の亡き後、特殊な性癖の持ち主、酒井隆之介と共に各地の大名達を震えあがらせる。
江戸屈指の絹問屋に、幼女はいた。
だがそこはすぐに、いられなくなってしまった...。
次に選んだのは、料亭だった。
さぁ、ここには長く居られるだろうか?
マグマとかドロドロの地底のお母さんが幻想郷に入る話。というか幻想郷が来る。
大切な一文【この小説はフィクションです】。
御館の乱終息の時、上杉景勝は非情の決断を下す。
※自サイト『京都にての物語』からの転載となります。
戦国、江戸時代と起こった出来事を僕なりの視点で描き、どんな思いだったのかを描いたものです。
時代は冷戦時代。
1人の過去に心の傷を負った医者がいた。
それと同時にトラウマも負ってしまった。
あるとき、親子が診察に来た。
しかし、トラウマという壁が立ちはだかっていた。
「お前は、なぜ死ににいく」
俺は――――・・・。
幕末の儚く散った人々を中心に、書き綴りたいと思います。
現在は、『禁門の変』を執筆中。
真田昌幸の息子であり、真田幸村の兄である真田信之の戦記。
時は幕末。後、新選組の一番隊隊長となる沖田総司が、まだ宗次郎と云う名の少年の頃。ふとした事で迷子になり、辿り着いたの先が、芝居の町、猿若町。そこで一晩世話になった、子供のいない夫婦との話です。
吉原大門の落とす陰には悪鬼が棲むという。
吉原の遊女達を閉じ込める象徴の大門。
毎夜の春をひさぐ女達の哀しみと怨念は、渦巻く波となって毎夜吉原大門に向かって怒濤の如く押し寄せる。
しかし大門に棲む悪鬼はその渦巻く波を悉く跳ね返すのだ。
そして跳ね返された渦巻く波は再び濁流となって吉原の中之町に流れ込んで行く。
その渦巻く波と悪鬼が棲む吉原大門を楼閣の二階からいつも眺めている一人の遊女が居た。
本編の主人公、松ノ尾太夫である。
彼女が吉
原に売られてきたいきさつとは?
どのようにして太夫の地位まで登り詰めたのか?
当時の吉原のしきたりや文化、そして吉原で生きる遊女達の様々な運命と共に、力強くしなやかに生きていく松ノ尾の姿を描き出します。
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茶聖・千利休を幼少期から描くことで、偶像化された利休から等身大の利休を描く。
三好長慶との友情と三人の天下人(長慶・信長・秀吉)との関わりを利休の視点から描く。
織田家家臣 池田家当主 池田恒興。
晩年の彼は不遇と後悔ばかりだった。
最愛の主君であり義兄・織田信長を本能寺で失い、その後は羽柴秀吉に従わざるを得なくなった。
そして運命の長久手で捨石の如く、その生を終える。
……が、気が付けば信長と共に桶狭間に向かう自分がいた。
何故こうなったかの理由なんかどうでもいい、そこに織田信長がいるのなら。
そして恒興は”2度目”の桶狭間に挑む。
ネコ語みたいのが標準装備させられているのに悩みながら。
これ
は似て非なる戦国で信長の天下統一を叶えようとする恒興のリベンジ物語。
カクヨムにも掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ
二月二日。
歴史オタクであり京都人でもある私は毎年恒例の四方参りを完遂した。
四方参りとは、|節分《イベント開催》の日に|湧き出る《ポップする》|鬼《レアゴブリン》を|京都市《通常マップ》内に|長方形《魔法陣》を描くように追いかけ回し、北野天満宮の末社である|福部社《イベントマップ》に封印する参拝方法である。千年以上前からこの風習があるので、中二病の原点にして頂点である|陰陽師《ホンモノ》達が考案したと私は考えている。
京都市上京区に
ある北野天満宮に参拝し、無事、鬼を封印したその足で名物の餅を買った帰り道。
バス停で祇園行きの市バスを待ちつつスマートフォンでネットサーフィンをする。
【戦国時代で一番マイナーな人物の名前を出した奴が優勝wwwww】
数秒前に建てられたばかりのスレッドを発見した。
ふと手に抱えている銘菓の由来を思い出し、私は真っ先にその人物の名前を書き込んだ。
1:河内屋長五郎
2:誰www優勝
3:本当に実在したなら勝ちでいいよ
4:>>1 優勝
7:マジで誰w
9:ドマイナーの極み
10:調べたら武将ですらなかった
16:庶民の名前を挙げられた時点で誰も勝てない
スレ民の反応を愉悦に浸りながら眺めつつ、帰宅したら時代劇でも観ながら長五郎餅を食べようかと思ったところで私の前世の記憶は途絶えている。
実際の所、本当に前世であるのかは分からない。と言うのも、今、私が生きている時代が十五世紀の日本であるからだ。故に、来世の夢を見たと評した方が良いのかも知れない。
が、そんな事はどうでも良い。今、最も重要な事はただ一つ。
「天文法華の乱で家が焼けたッ!!」
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【参考文献】
『天文法華一揆 武装する町衆』今谷 明 著 2009/09/21 洋泉社
『近世の庶民文化』高尾 一彦 著 2006/12/15 岩波現代文庫
『京都の中世史6 戦国乱世の都』尾下成敏・馬部隆弘・谷徹也 著
2021/9/10 吉川弘文館
『歴史のなかの女性の人権』田端泰子 著 2012/12/20 公益財団法人世界人権問題研究センター
『京のわる口、ほめころし』石橋郁子 著 2004/12/24 淡交社折りたたむ>>続きをよむ