小説家になろう 勝手にランキング
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推理ランキング 7451~7500位
試験も終わった、課題も出した。あとはバイトでもして充実した春休みを過ごそう。大学三年生の太田ヒロキはふと思い立って地元の神社を訪れる。しかしそこで彼を待っていたのは不思議な違和感と突然の怪異だった。
タイムスリップにも似たその現象に戸惑いながらもなんとか部屋までたどり着くと、今度はそこに女の子。よもぎと名乗るその娘は神社の結界に庇護されていた幽霊だった。
波長が合ったから。憑いてきた理由をその一言で片付ける彼女の生前は女子高生、幽
霊と言えども深夜に女の子を追い出すわけにもいかずヒロキは彼女を受け入れることに。思わぬ展開にドキドキの毎日だが、やがて二人に魔の手が忍び寄る。
見えない敵に困惑するヒロキの前に「見える人」を自称する一年後輩の女子大生、神子薗可憐が現れる。シロと名付けられた一五〇〇年を生きる天狐に護られた彼女は初対面のヒロキのみならず、よもぎのこともこれから起きるであろう災厄のことまでも知っていた。
可憐は未熟な二人にエクササイズと称した修行をさせる。順調にスキルを積む彼らだったがホワイトデーのその日、彼らはついに敵と対峙する。強い霊力と複数の霊体を引き連れた相手に怯む彼ら三人を前にして天狐シロは「知恵を出し三人で協力して臨め」とだけ告げて姿を消してしまう。
ヒロキはハーレム男と名付けた敵からよもぎを守らんとするが、しかし相手の方が遥かに上手だった。男の背後には妖狐九尾が憑いていたのだ。
男の奇襲に敗れるヒロキだったが、その機会を利用したシロの導きでついに九尾と対決、真の敵を打ち破る。
強敵に打ち勝ったよもぎはシロの提言により成仏する道を選ぶ。そして冥界で目を覚ましたよもぎを待っていたのは管理人を名乗る獄卒と禊と呼ばれる試練だった。
しかしよもぎの功績を評価するシロの後押しで禊に代わる使命が与えられる。ついによもぎはその命を果たすため再び地上に降り立つのだった。
※本作はフィクションです。登場する人物・団体・名称等は架空であり、実在のものとは関係ありません。
※作中に喫煙シーンが登場しますが、本作執筆当時は飲食店や遊技場などでの喫煙が可能でした。本作ではそれがキーワードとなる場面があるため当時のままとしています。
※本作は2019年に完結した作品のリマスター版で、カクヨムにて公開、完結しております。
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クラスメイトの西野の飼い猫・タマに生じた悲劇とは?
夏祭りだからこそ生じた事件の顛末にご注目!
越してきた隣人と一度も会っていない田中夫婦は、せめて、男か女かそれだけでも知りたかった。
女性の変死事案を取材する新人女性記者の物語。2章では不思議な少年が登場。どんな少年なのか。お楽しみください。
それは、一日で全てを忘却する“呪い”だった。
ミステリー×ファンタジー×ピアノ
美しく、切ないピアノの旋律に乗せて、今宵も彼等は忘却する。
繰り返し続ける呪いに気付いた双子の少年「レイン」と「スノウ」は、その村で起きている現象を解読し、魔女の呪いからの脱出を試みる。
これは、大人へと移ろいゆく、灰色のひとときの物語。
↓
*13時頃、21時頃に毎日投稿*
ブクマ評価レビュー感想、皆さん何卒宜しくお願い致します。
また作中に出て
くる楽曲は全て、実際の名作ピアノクラシックとなります。物語後半では特に、曲の進行と文章との時間間隔をリンクさせてありますので、実際に楽曲を聴きながら読んで頂けると本望です。折りたたむ>>続きをよむ
夏の終わり、本堂で目覚めたわたし。
それを見つけた幼なじみの家にあがると、小学生のときに引っ越した、もう一人の幼なじみが訪れる。
その幼なじみに会わなければ、わたしは__
「あれ、これ、どっかで見たような…」
__
※この作品は『プリ小説』というアプリにて同時投稿を行っております。
開発に失敗した町、富士川町で発生した連続不審死事件。その解決に俺、北小田拓雄と自称名探偵の立伊命が挑む。
平日の住宅街で事件は起きた。
自首してきた容疑者の事情聴取が今、始まる。
閑静な住宅街で売りに出されている豪邸。
その庭には一本の桜が今を盛りと咲き誇っていた。
とある桜の木に関する、謎解き作品を男爵令嬢が読んで、読者への挑戦を受ける話です。
既出の作品のキャラが出てきますが、これだけで読めるものとなっています。
探偵×SF。
こじんまりとしつつも奇妙なめぐりあわせと不幸な事件。
大学キャンパス内で飛び降り自殺を図った男子学生がいた。彼は一命を取り留めたものの、意識不明の重体で運ばれる。現場に駆けつけた水咲は事件の状況から見て、彼の飛び降り自殺に疑問を抱く。飛び降りの直前に被害者宛てに送られたメール。水咲はそのメールの送信者が事件に関与しているのではないかと考える。
正義感かつ熱血漢あふれる刑事が自身を狙撃した犯人を追跡。やがて、この出来事がきっかけに自身の関係者が様々な殺人事件に巻き込まれる事態に発展する。しかし、その犯人を追う内に大手有名企業と裏組織、そして警察組織を巻き込む巨大な陰謀を知る事となる。そして、彼が望み求めた真実の果てには…
おもしろーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーい
もういいよ。折りたたむ>>続きをよむ
ある日の放課後、吉野を訪ねてきた少女に「名探偵に相談したい」と言われる。
内容はペンションで起きた双子の兄弟の一人の事故死について。
それは殺人事件ではないか、あるいは双子の入れ替わりではないかと疑う少女に吉野は推理を語る。
短編学園ミステリー。
pixivにもアップしています。
★【読者への挑戦状あり】真犯人は誰か当ててみてください!
ある雪山の山荘に吹雪で1週間、閉じ込められてしまった……。
雪山には人狼伝説があり、人狼は人に化けることができ、人を食らうという。
名探偵と女子高生の助手が休暇にその雪山の山荘に招待された……。
その翌日、惨殺された客が発見された。
人に化けた人狼が犯人であることは間違いないが……。
誰が犯人なのか、またいつ誰に成り代わっているのかまったくわからない……。
金色の脳細
胞IQ250を持つ男・名探偵、輝乃皇・崑児(きののう・こんじ)は、誰が人狼なのかを推理で突きとめることができるのか!?
推理ミステリー
化け物殺人事件~人狼伝説・狼の哭く夜~
あなたは犯人を見破れるか?
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一年前に弟を目の前で轢き殺されてから部屋に閉じこもるようになった神無木円。
彼女は死んだ弟の名前で呼んでくる、狂ってしまった母親に会うのが苦痛で、すべてから逃げるように一年間、両親とも顔をあわさずに暮らしていた。
精神状態が不安定な母親の療養のためにと、別荘である硝子の館へ出掛けた父の神無木操だったが、固定電話からの連絡を最後に音信不通になってしまう。
硝子の館は時価数億の宝が隠されているという噂があり、十四年前に円の祖父が消息を絶った
曰く付きの場所だった。
円は、父の友人を名乗る人物からの手紙に従い、八人の探偵を集めて硝子の館へと向かうが――。
※本格推理小説です。折りたたむ>>続きをよむ
鋼鉄の心を持つシャロホことシャーロット・ホームズの今回の依頼は単に「なんとなく普通に」依頼者とつるんで車を走らせるというものだった。しかしそれは、知ってはならない世界を垣間見るものだった。シャロホの提示した解決法は、依頼者の世界が、ひっくり返るようなものだったのだか…
とても怪しい手紙になんとなく惹かれてしまった泡野湊人は、なぜか着くことが出来た「ベルベットの揺り籠」で恐ろしい事件に巻き込まれてしまう。そして、色々あって忘れてしまっていた「ベルベット嬢の悪癖」は何なのか、彼らはたどり着くことが出来るのか。
あるペンションで起きた密室殺人。
その事件を解決されるために呼ばれた探偵は,大胆にも推理小説の禁忌に触れる。
推理小説を書く際のルールである「ノックスの十戒」をテーマにした短編ミステリー。
これは、私の叔母の時雨凛乃が解決した日常のちょっとした謎解きの話である。
冴えない三十路の男、華蔵閣皐(かぞうかくさつき)は先祖代々由緒正しきへんた・・・面食いだった
美女とイケメンにとにかく弱い彼は、また異常な観察力とこだわりで人知れず事件を紐解いていく
事件を通して奇妙な縁でつながっていく
探偵と “元犯罪者” のサスペンスストーリー
資産家の高級腕時計のコレクションが盗まれた。犯人はいったい誰なのか。難解でも奇怪でもない、平々凡々な事件に挑むのは、奇天烈帽子男の異名をとる個性派刑事、千光士月光。
現場に残るあらゆる痕跡から、独自の発想でもって、論理の橋を構築する月光。
その論理の橋が犯人の足元へと架かった時、犯人の正体と、すべての謎が解き明かされる。
殺人を犯した主人公たちの目の前に現れる、頭脳明晰で容姿端麗な高校生探偵、二宮浩太郎。
犯罪者たちは予想外な二宮の登場と天真爛漫な振る舞いに戸惑い、そして優れた観察眼と洞察力により論理的に組み立てられる彼の推理に舌を巻き、冷や汗を流す。
だが彼らも無策ではない。トリック、そして自らの胆力を武器にして、着実に追い詰めてくる二宮に一対一で対峙するのだ……
主人公の大学生、“知念 誠人”は、ある日を境に頻繁に悪夢を見ることになる。
しかし、その悪夢はただの悪夢ではない。
夢の中身が正夢となる──“予知夢”だったのだ。
散々悪夢に悩まされ続けた誠人は、その苦悩を友人に打ち明けるが、そこで信じられないことが起きる。
集まった友人の全員が、誠人と同じように悪夢──予知夢を見ていた。
この面子から考えられるのものは、もう“あれ”しかない。
昔みんなで見た、大きな流れ星……
その
時に起こった不思議な現象……きっかけは、この“流れ星”に違いないはず。
あの星が墜ちた夜から──物語はすでに始まっていたんだ。
基本シリアス、時々ギャグ。
ヒューマンドラマに、青春あり。
あわゆる要素を兼ね備えた──SFミステリー(サスペンス)作品、ここに開幕。
悪夢を未然に防ぐために、誠人達が立ち上がる。
※こちらの作品は、ノベルアップ+、ステキブンゲイにも掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ
家庭教師のアルバイトで受け持つことになった受験生の生徒・愛崎さんは僕の秘密を知っている。
不衛生で不潔を好む不登校児の彼女から弱みを握られた僕に課された条件は彼女とゲームをすること。
そのゲームとは彼女が不登校になった理由を来年の合格発表の日までに当てること。もし僕が彼女の不登校になった理由を当てることができなかった場合、その日に彼女は合格した学校の屋上から飛び降り自殺をし、僕がゲームに勝った場合合格した学校にまっとうに通い、僕の秘密は
守られるという。
このゲーム、必ず勝つしか選択肢がない。
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某年某国。争いの耐えない世界で、遂に魔王と勇者が永きに渡る戦いに決着をつけた・・・ハズが、なぜか現代へ転生する。その頃、現代では「魔王」と名乗る者から「挑戦状」という名の犯行予告が警察に届く。警察と記者、普通の高校生、殺人容疑をかけられたヤクザ、人気俳優、謎の黒服集団・・・冒県桜川市で巻き起こる複数の事件に、勇者と魔王が巻き込まれてー・・・。
20XX年、日本。そこではロボット工学の発達により、人間にとてもに近しいロボットーーアイリスが作られとても身近な存在になっていた。アイリスは人々を守る存在になり、特に、犯罪率の低下に一足買っていた。
警察ではアイリスの導入が進んでおり、地域のパトロール、交通整理なども行ってくれる優秀な存在だ。主人公である刑事の鷹山は、署にいても暇でいて平和な日々を過ごしているだけだった。
そんなある日、彼の管轄である江ノ島で殺人事件が起きたとの一報
を受けとる。しかも、殺されたのはロボットであるアイリス。三原則によってアイリスの自殺は有り得ないとされるなか、前代未聞の事件に鷹山は挑む。折りたたむ>>続きをよむ
技術系IT企業のスタートアップが立ち上がっては消えてゆくそんな時代に、 最新のWebサービスを使った負の方面での技術活用を目指した殺人が静かに広がりつつあった.
(この作品は「カクヨム 」にも掲載しています。)
迷宮入りしかけた事件を推理!?
SSから着想した小説です。
彼の職業=探偵。
ペット探しから浮気調査など、彼はどんな依頼も引き受ける。
しかし、彼には探偵としての致命的な弱点がある。
周囲から無能と呼ばれる彼は、負けじと今日も依頼人の幸せのために奮闘する。
警視庁捜査一課の佐藤刑事はこの事件を解決できるか?
Nocturnal Heavy Knight(NHK)と名乗る殺人鬼による報道関係者の連続殺害事件が続く中、とうとう先輩を殺された主人公が次に殺されると推測したのはなんと……。
本文があらすじでは表現できず、またあらすじを書くに値しない文章にもなりきれないプリペンダー
全国区のダンス部がある一方で、同じ高校にある廃部寸前まで追い込まれた弱小ダンス部が今後どうなっていくのか。乞うご期待。
栃岡高校の風紀委員である宝野有栖(ほうの・ありす)は、図書室から溢れた本を仕舞う「蔵書保管室」に幽霊が居るとの通報を受け向かう。そこで彼女は鳥栖正誤(とりす・しょうご)と言う自称探偵の男子生徒と出会う。
そして、二人が巻き込まれた殺人事件で、正誤は宇宙警察ディクターを名乗る宇宙人?精神生命体?と出会い、そこから更に幾つもの妙な事件に巻き込まれて行く・・・。
何かを隠そうとする有栖と、ディクターを隠しながら有栖の秘密を暴こうとする正誤。
やり取りについていけないが場だけは引っ掻き回す天然野郎ディクター。
三人のドタバタ推理劇と知恵比べが幕を開ける、のか?
※某勇者シリーズをリスペクトした要素があります。あるはずです。
※トリックに過度な期待はしないで下さい。折りたたむ>>続きをよむ
館の中でバラバラ遺体が発見された。
主人公「幸人」と家政婦「昭子」は、その遺体が誰なのかを確かめるために、屋敷内の宿泊者を順に訪ねていく。
死体は、一体誰のものなのか?最後の一行を読んだ時、あなたは予想だにしない真実に直面する――。
家の手伝いでダンジョンの運営を手伝っていた少年が、政府関係者からとあるダンジョンの鍵を開けて、ついでにトラブル解決に協力してくれと言われる話。
人間の大熊は、ロボットのジンタイに心理学を教える。
テーマは、「人間関係」について学習する。
「その場所にはよく死人が出る。それでもいいか?」と、嘗て幼馴染だった天才に言われながらも、主人公――回帰人折(かいき ひとおり)は死人の出る場所――有原小島へと向かう。
そして天才が、凡人が、金持ちが、有原小島に集まった。そしてその場所で、『試験』という名の最高に最悪な物語は始動する。
『試験』の謎は絡みだす。
発見される、二人で一つのツギハギ死体。
物語の終着点は思わぬ方向へと転がっていく。
これはネタ
ミライセンス――どうしようもなく、どうにもならない。
登場人物
回帰人折(かいきひとおり)_________________________???
能登歩美(のとあゆみ)________________________人折の幼馴染
紅涼(くれないりょう)_____________________ハイスクールの天才
高原美華(たかはらみか)_____________________天才プログラマー
有原右助(ありはらうすけ)_____________________有原財団の息子
有原左助(ありはらさすけ)_____________________有原財団の息子
有原両助(ありはらりょうすけ)___________________有原財団の息子
セバスチャン_________________________________執事
ホワイトデビル_____________________________最悪な人間
他サイトでも投稿しています。
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平成の時代に生まれた悲しい性。ゆとり世代という謎の単語。人間という名の存在として解き放たれ、脳の限界を超えた物語が今始まる。それに、若き彼はどう立ち向かうのか?
読者の推理と読解の力が今試される。
『スクランブル選挙』
佐久間(さくま)オミトは、高校二年の夏休みに家業である祓い屋を継ぐための修業を始めることになった。しかしなぜか最近、闇市に関連した未練を持つ霊が多くなり、オミトの父は霊の相談内容が理解できずに苦心していた。この日に相談に表れた浮遊霊・神田(かんだ)千佳子(ちかこ)も闇市に関係した未練を持っていた。神田によると、昔この街で開かれた戦後初の選挙に落選したことが心残りで成仏できないのだという。彼女を成仏させるために調
査を行うことにしたオミトは、闇市の痕跡が残る飲み屋街で一人の少女が倒れているのを発見する。その少女には神田千佳子と同じく、右腕に「AAF」と象られた傷跡が刻まれていた。少女は赤川リルと名乗った。リルは女子高生でありながら闇市や戦後史に詳しく、オミトはリルに協力を要請する。
『大を兼ねぬ小』
闇市街のラジオ焼き屋に来たオミトとリルは、そこの女将から闇市街で流れる噂話を聞かされる。最近闇市街ではなぜか路上に小銭が置かれ、しかも金額が増減するのだという。次の日、西野という女性が事務所に訪れる。西野さんは、旦那が突然夢遊病を発祥し、夜のうちに行方不明になってしまったと話す。写真に映る旦那さんは、昨日オミトが闇市街で見た、路上に小銭を置く怪しげな男と同一人物だった。 『だれかリルを知らないか』
事務所にリルの母が現れ、自宅がポルターガイストの被害に遭っているという相談を受ける。オミトは闇市街のリルの小屋でもポルターガイストに遭遇し、それがリルの亡き父の仕業だと判明する。折りたたむ>>続きをよむ
彼は、見知らぬ部屋で目覚めた。
記憶は痛みによって遮られている。
なぜ、こんな所にいる? 俺は何者なんだ?
次に何をすれば良いのか、
決めるのは彼ではない。
大学の吹奏楽部から「マウスピースだけ」が盗まれる不可解な事件が起きた。当事者である大学生が、碓氷に相談をもちかける。謎めいた盗難事件は、安楽椅子探偵によって無事解決されるのか?
※初めてお読みになる方は、修正版を逐次更新しておりますので、そちらでお読みください。本編では、誤字、脱字、寝ぼけて意味不明な文章、少々非論理的になってしまった部分など、そのままにしている箇所もありますので。(修正版・辺境の墓標)http://ncode.syosetu.com/n5921df/
北海道東部(道東)を舞台にした、近現代史も絡めた長編推理小説になります。史実と創作の合作によるミステリーです。名作「飢餓海峡」「砂の器」、そ
してテレビゲームソフトにおける推理モノの金字塔の1つである「オホーツクに消ゆ」にヒントを得た作品です。
タコ部屋労働で有名な「常紋トンネル」付近で発生した死亡事案から、思いもかけぬ過去の事件に巻き込まれていく、地方の所轄刑事の物語となります。戦前から戦後、そして現代に至るまでの事件、事故と複雑に絡みあった事件を全国各地を捜査しながら、そして時を超えた推理を交えながら物語は進んでいきます。純粋な単独作で100万文字を超える作品ですので、読む側としてもかなりの根気を必要とする作品になってしまっているかもしれませんが、「どんでん返し」や「奇抜なトリック」ではなく、必然性という点を重視した作品となっておりますので、結末にはそれなりに納得していただけるものと考えています。
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