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歴史ランキング 4051~4100位
日ノ本最強の忍法、西国無想流忍術唯一の生き残りの男を師と仰ぐ、一人の少女 燐の視点で描く、なんちゃって戦国物語。
天下泰平を求め探して訪れた尾張で、信長、サル、そしてねねと出会った師と燐は、ねねの口から出た桶狭間の戦いの様を実現し、今川勢に比べ圧倒的に不利だったはずの信長に勝利をもたらしました。でも、それは今川義元を失う事で、戦国の世の終わりを遠のかせてしまったかも知れず、二人は義元に代わり、信長を担ぎ上げる事で、この戦国の世の終わりを
目指しますが、日ノ本一の騎馬隊を有する武田の軍勢との長篠の合戦で、師は帰らぬ人となってしまいます。
一方、現代からの転生少女であるねねは、一途に信長を本能寺の変から救おうと画策します。
(ねねは私の別作品、"なんで私がサルの嫁になんなきゃいけないのよ!"に描かれています)
ねねの一途な想いに便乗する黒田官兵衛と、師の死に隠された秘密を知った燐が織りなす本能寺の変。
光秀が主殺しに仕立て上げられるまでの本能寺の変の真相(な訳無いです)が描かれています!!折りたたむ>>続きをよむ
新卒入社から17年。
出世コースから外されることになった宇立挙(39)が
石田三成に転生。
『豊臣家の中枢を動かした男じゃん!!』
と喜んだのも束の間。
転生した時の石田三成は政争に敗れ佐和山にて蟄居中。
『4月からの俺と変わらねぇのか……』
と嘆くもそこには20万石の領国と有能な家臣たちが。
彼らに励まされた宇立挙は……。
中華風武侠小説。
寧国の女暗殺者・藩玉葉は近々周国から輿入れしてくる公主の暗殺を命じられる。
しかし、その裏には沢山の陰謀がうごめいていて…。
大好きだった祖母が死んだ。
しめやかに葬儀が行われる中、私は泣いていた。
5年前、梅の木の下で祖母が言っていたことが気になっていた。
「何が正しいのか分からない」
果たして祖母は、何かを見つけることが出来たのだろうか。
浄瑠璃の戯作者として一世を風靡した近松門左衛門。彼は還暦を過ぎて人生を振り返る。
ちょうどそのころ発表した人形浄瑠璃『国性爺合戦』が大成功を収めて祝杯を挙げていたとき、小屋の座長と浄瑠璃義太夫の政太夫にせがまれ昔話をすることになる。
『国性爺合戦』の元になった明国の武将・鄭成功には秘密があったのだ。
既に数十年が経過し、その秘密を知る者もご公儀にはいなくなったからと、門左衛門は二人にすべてを打ち明けようとする。
四十年近く前。門
左衛門は江戸で辻講釈師・吉次郎と名乗っていた。そこに近づいてきたのは少女を連れた若きサムライ・結城。彼は吉次郎に中国の書籍を講釈するように依頼する。和訳と講談風のアレンジに苦労したが、おかげで唐物講釈は人気となる。
あろうことか将軍の弟・甲府宰相に目を留められ、屋敷に呼ばれる事となった。
結城は吉次郎に正体を明かす。何と彼は明国の人間で、しかも鄭成功の孫・鄭大成であり、鄭成功が日本に援軍を求めるために大成を派遣したのだという。
吉次郎は幕府高官に近づくために利用されていたのであった。
大成の人柄を信用した吉次郎は協力することになり……折りたたむ>>続きをよむ
1937年、スペイン。ドン・キホーテの12代目、通称ドーニャ・キホーテはゲルニカ空爆で両親を失った。少女は弟と二人で政情不安のスペインを脱出し親戚を頼ってモロッコへ向かおうと決意した…
webマンガ『ゲルニカの郷姫ドーニャ・キホーテの聡明なる冒険』 http://plus.comico.jp/manga/challenge/492/ の作者本人によるセルフ・ノベライズです。
『ドン・キホーテ』については著作権保護期間が終了していま
す。
『ゲルニカの郷姫ドーニャ・キホーテの聡明なる冒険』については作者本人による二次創作であるため著作権違反はありません。折りたたむ>>続きをよむ
時は戦国、その中で殆ど属国になってしまったといっても良い様な小国「水穂」。
国中に閉塞感が漂う中生まれた世継ぎ。
様々な人(国)の思惑が交錯する中、次代の領主となるであろう、この若武者は必死に自分がなすべきことを考え、隣に控える大国と、どう渡り合っていくかの試行錯誤を始める。
平安時代の話---貴族の夏基はかなりの遊び人で親兄弟も呆れる程であった。そこで手を出そうとしたのは妃候補の姫であり、すぐに失敗に終わる。その罰として下されたのは都中に悪い噂として流れる姫と結婚するということだった。
何故俺が信長なんだよ、そして何故周りの人間も転生者だらけなんだよ
猫好きの豊臣秀吉に影響されて、ひょんなことから猫を飼うことになってしまった石田三成。源吾と名付けた猫を最初は嫌っていたが、なにかと格好をつけてしまい人前でなかなか感情を表に出せない三成は、だんだん日々の愚痴や嬉しかったこと、時にブチ切れたりと、猫に話すようになる。猫の源吾を中心に、石田家の家臣団や家族、猫馬鹿の秀吉、猫アレルギーの家康、歴史の出来事を書いた、歴史フィクション小説です。
江戸幕府経済史にその名を残し、「万代不究の善政」と讃えられた徳川吉宗の「元文の改鋳」(がんぶんのかいちゅう)。それを推進したのは、斎藤道三の子孫・松波筑後守正春(まつなみ・ちくごのかみ・まさはる)であった。勘定奉行・町奉行を歴任した、知られざる人物の史実に迫る。史料に依拠した歴史小説。
三番小隊は、長州戦争の石州口で、大村益次郎の本陣を急襲する特殊任務に就きます。さらに、鳥羽伏見戦では、新撰組や会津藩別撰組と共に戦います。
「作家でごはん」との二重投稿です。
時は一七一一年、処は天下の永世江戸の城下町。とれーじゃーはんたーを自称する一人の男がいた。年は十七、名を日暮風太郎と言う。
城に勤める兄のつてで将軍より天の叢雲探しを命じられる。今にも崩れそうな神社の巫女、橘立花と共に西へと進路を取るのだった。
以前サイトで連載していたものの再投稿です。
古代ローマもの。
尊厳者アウグストゥスとユルス・アントニウスです。
時は如月、北国の山南藩にも紅白の蕾が花開き始めていた。
この日、左衛門佐と大井玄蕃の前に二人の男がやってきた。一人は中老牧和泉守、もう一人は石井数馬である。
※「霜葉の如く」「霜葉と共に」の続編になります。
未読の方は、一度そちらにも目を通していただけると幸いです。
※個人サイトにも掲載しています。
その同心には秘密があった。
闇の中、月の光を浴びて恐ろしい姿に変身する……
秀吉の参謀、黒田官兵衛孝高はある日秀吉の茶会に招かれた。茶事など武士のたしなみにあらずと考えていた官兵衛は、気の進まないまま秀吉の待つ庵へと足を進める。茶室にて対座した秀吉は官兵衛に茶の湯の良さを説くのだが……。
百人一首の歌から思いついたイメージを、平安王朝風に短編で書いてます。
上手く思い付き続けば、全部で百の短編になる・・・はず。
平安の世の人達の濃厚な人生を、楽しんでいただけたらありがたいです。
素晴らしい名歌で遊んじゃってすいません。(不定期更新)
※yamayuri様から頂いた美しいイラスト。1話「我が衣手は」のまえがきに掲載しています。ぜひご覧下さい!
執権北条時頼からの書状を披露する為、北条重時は葉室定嗣を六波羅へ招いたが――
※自サイト『京都にての物語』からの転載となります。
「3 words.」4作目。ユリものテーマの平安風恋愛ものでーす。姫と女房の秘めたる気持ちをちょっと過去風に語ってみました。まあ、最終的には普通の恋愛成就の方向で(笑)
『こんにちは! 妙高型重巡洋艦の一番艦、妙高です! 妙高は今、コスタリカにあるプエルト・リモン鎮守府、長門様が率いる第五艦隊に所属しています。親友の高雄やちょっと変わった信濃、駆逐艦の峯風ちゃん、涼月ちゃん。頼れる仲間と一緒に、人々を守るため、人類の敵アイギスと日夜戦いを繰り広げています! 今日はちょっと変わった任務で――高雄、危ない!! え……? 長門様、どうして……?』
『我々人類は本当の意味で機械を操れてはいないのです。我々は常に
計器で機械の状態を把握し、ボタンやレバーで間接的に制御している。だから私は、機械と人間とを直接に繋ぎ合わせ、五感のように機械を把握し、手足を動かすようにそれを動かせる、そんな方法を研究しているのです。東條参謀長殿、いかがですか?』
『マイン・フューラー(我が総統)、命令を。スターリンもチャーチルも、我が艦載機で雑作もなく殺してやりましょう。――え? どっちも殺さないで欲しい?』
『タヴァーリシ(同志)スターリン、御命令を。我らが祖国を侵す敵は全て、この私が殲滅いたします。――決して沈んではならない、ですか。無論、政治的に私が沈むわけにいかないことは――そういうことではない?』
『――船魄(せんぱく)。それは軍艦を自らの手足のように操る少女達。艦が肉体であるのなら、私達はその魂。艦そのものである私達が操る軍艦に、人間が対抗することは不可能に近いわ。人類が最初に手にした船魄は、日本がフィリピン沖海戦で投入した瑞鶴、つまり私ってわけ。私は日本を守るためアメリカと戦い、奴らから全てを奪ってやった。その代わりに何もかも失ったけど。この話、聞きたい?』
本作のメインテーマは、あくまで史実の地球を舞台とし、そこに船魄(せんぱく)という異物を投入したらどうなるのか、です。いわゆる艦船擬人化ものですが、特に軍艦や歴史の知識がなくとも楽しめるようにしてあります。もちろん知識があった方が楽しめることは違いないですが。
なお軍人がたくさん出て来ますが、船魄同士の関係に踏み込むことはありません。つまり船魄達の人間関係としては百合しかありませんので、ご安心もしくはご承知おきを。
新感覚、リアル志向の艦船擬人化小説を是非お楽しみください。またブックマークや感想などよろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ
現代の高校生の俺は、目覚めたら馬車に轢かれかけていた。ここはどうやら19世紀末・ヴィクトリア朝英国風の世界らしい。スラム街のショーウィンドウに映った俺は痩せっぽちでボサボサ頭、目は落ち窪んでどう見ても--モブだった。たぶん死ぬ。三秒後にはどっかのイカれた奴に刺されて死にそうな顔してる。
--ぜっっったいに、死にたくねー!!!
なぜか持ってるスマホのAIをチートアイテムにして、俺は全力でこの時代をモブとして生き抜くことに決めた。
不定
期更新。いろいろユルい。最後まで完結させるつもりです。気長にユルく読んでもらえたら嬉しいです。
【作中に登場するAIの回答部分のみに限定して、実際にCopilotの回答を一部抜粋・編集して用いています】折りたたむ>>続きをよむ
常陸之介寛浩★OVL5金賞受賞☆本能寺から始める信長との天下統一
歴史
歴史
賢者タイムから戦国ハーレムへ!泥まみれの俺が天下と美少女を掴む!
龍ケ崎弘彌、16歳。歴史オタクでハーレムラノベに取り憑かれた高校生だ。ある夜、秀吉の妻ねねや淀殿を妄想しながらオナニーに没頭しすぎ、「秀吉のハーレム、俺にくれよぉ!」と叫んだ直後、賢者タイムの虚無感で魂が抜けた――と思ったら、目覚めたのは戦国時代のドロドロ田んぼ脇、半壊した藁の山の中。目の前に浮かぶステータスは【名前:木下藤吉郎】【職業:流れ者】。そう、俺が豊
臣秀吉の若き姿に転生しちまった!
鼻をつく腐臭、泥まみれのボロ着物、腹ペコで追いかけてくる畑のオッサン。史実より遥かに悲惨なスタートだ。でも、俺の胸は熱いぜ。秀吉といえば貧乏から天下人へ駆け上がった伝説の男。そして何より、ハーレムだ!清楚で芯の強いねね、妖艶でミステリアスな淀殿、さらには史実に隠れた戦国美少女たちを娶って、俺だけの夢の楽園を築くのが目標だ!
まずは腹を満たすため、泥だらけの田んぼを這い回り、農民に怒鳴られながらも図太い根性を発揮。転生オタクの知識と情熱を武器に、ドタバタしながら出世街道を突き進む。天下と美少女、両方掴む俺のハチャメチャな戦国ライフが、ここから始まるぜ!
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主人公と仲間達が現世の知識と好奇心、そして現世にはなかった使命感で幕末日本を変える!?
『戦国時代に転生~中略~サバイバル』の二作目です^^
人生100年時代の折り返し地点に来た企画営業部長の清水亨は、大きなプロジェクトをやり遂げて、久しぶりに長崎の実家に帰ってきた。
学生時代の仲間とどんちゃん騒ぎのあげく、急性アルコール中毒で死んでしまう。
しかし、目が覚めたら幕末の動乱期。龍馬や西郷や桂や高杉……と思いつつ。あまり幕末史でも
知名度のない「薩長土肥」の『肥』のさらに隣の藩の大村藩のお話。
で、誰に転生したかと言うと、これまた誰も知らない、地元の人もおそらく知らない人の末裔として。
なーんにもしなければ、間違いなく幕末の動乱に巻き込まれ、戊辰戦争マッシグラ。それを回避して西洋列強にまけない国(藩)づくりに励む事になるのだが……。折りたたむ>>続きをよむ
幕末から明治にかけての物語ですが、展開は現代にも至ります。主人公は旗本の嫡男と長崎遊女の娘で、周囲の人々にもスポットを当てています。主な舞台は江戸、長崎、東京、アメリカ東海岸、横浜でサブタイトルに使用しています。実在人物も登場しますが、史実ではない箇所もあります。作品構成上、差別用語も使用しており、また、方言等の誤った表現内容や不鮮明な時代設定は作者の勉強不足によるものとお詫びいたします。
源氏と平氏、どちらの味方をすれば良いのか迷っていた男は鶏を闘わせて決めた。
あたし友香。女子高校2年。シャンプーとコンディショナーをうっかり混ぜてしまったら、それを欲しいって隣の男子が言って来たんだけど、男子といっしょの香りになるってはずかしくない?いったんは断ったんだけど、歴史の授業中になぜだか眠くなって……気が付いたら巴御前になってたの!
初めまして、天川裕司です。
ここではシリーズでやってます『夢時代』と『思記』の原稿を投稿して居ります。
また、YouTubeドラマ用に仕上げたシナリオ等も別枠で投稿して行きます。
どうぞよろしくお願い致します。
少しでも楽しんで頂き、読んだ方の心の糧になれば幸いです。
サクッと読める幻想小説です(^^♪
お暇な時にでもぜひどうぞ♬
【アメーバブログ】
https://blog.ameba.jp/ucs/top.do
【男山教会ホーム
ページ】
https://otokoyamakyoukai.jimdofree.com/
【YouTube】(不思議のパルプンテ)
https://www.youtube.com/@user-vh3fk4nl7i/videos
【ノート】
https://note.com/unique_panda3782
【カクヨム】
https://kakuyomu.jp/my/works
【YouTubeドラマにつきまして】
無課金でやっておりますので、これで精一杯…と言うところもあり、
お見苦しい点はすみません。 なので音声も無しです(BGMのみ)。
基本的に【ライトノベル感覚のイメージストーリー】です。
創造力・空想力・独創力を思いっきり働かせて見て頂けると嬉しいです(^^♪
出来れば心の声で聴いて頂けると幸いです♬
でもこの条件から出来るだけ面白く工夫してみようと思ってますので、
どうぞよろしくお願いします(^^♪
少しでも楽しんで頂き、読んだ方の心の糧になれば幸いです。
サクッと読める幻想小説です(^^♪
お暇な時にでもぜひどうぞ♬
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私は室町幕府・管領の細川勝元の娘として生まれた。だが、私はが七歳か八歳の頃に応仁の乱が勃発する。
この戦乱では、東軍の指揮を私の父・勝元が執り、対する西軍を率いるのは、母方の祖父・山名宗全であった。
十一年にも及ぶ応仁の乱は、父・勝元と祖父・宗全の病死により、勝者のないまま、終息していく。
だが、戦禍で焼け野原になった京の都で、私は謎の怪僧・果心居士と出会った。
果心居士の呪術によって私は『永遠の十七歳』になり、女性忍
者(くのいち)として、この乱世を見届ける事となる。折りたたむ>>続きをよむ
弥生下旬早朝。古隅田川に隅田村の世話人弥助の斬殺死体があがった。検視の結果、下手人は二人で一人は左利きだ。
天下普請で江戸に職人が増え、野菜が大量生産され下肥が値上がりした。下肥を買う百姓を気遣う肥問屋の大番頭仁吉は、弥助と石田浪人に、吉田屋を通さず直に下肥を買いつけさせが、その際、弥助が、肥問屋の主の廻船問屋吉田屋吉次郎の奉公人に顔を見られていた。特使探索方は、下肥商いの縄張り争いで吉次郎が弥助に刺客を放ったと推察した。
弥助の
葬儀の日、肥問屋の仁吉が、吉田屋吉次郎のさし向けた浪人三人を伴って弥助の葬儀に現れた。浪人が特使探索方の藤兵衛に因縁をつけて斬ろうとしたが三人は唐十郎と石田に捕えられた。吉次郎は甥と偽って、亡き香具師の元締の藤五郎の跡目を継いでいたが、実際の相続権は藤五郎の養女のお藤が持っていた。この事もあり、吉次郎が、下肥商いの縄張りを荒した肥問屋の仁吉とお藤に、五人の刺客を差しむけるが、刺客はお藤が仕込んだ眠り薬入りの酒を飲んでたやすく唐十郎と石田たちに捕えられ肥樽に入れられた。
唐十郎は与力藤堂八郎と肥問屋に、翌早朝、浪人たちを舟で茅場町の大番屋へ移送すると告げると、肥問屋の裏から、奉公人が吉次郎に事の成り行きを知らせに走った。
ただちに唐十郎と藤堂八郎は捕縛した刺客たちを舟で茅場町の大番屋へ移送し、翌朝の吉次郎が放つ刺客の襲撃に備えた。
その夜、吉田屋の奥座敷で吉次郎が鎌鼬に殺害された。
翌早朝、刺客七人が新大坂町の吉田屋の蔵を出て舟で大川を溯った。刺客たちの舟を囲んだ十艘の部切船から、船頭と人足たちに扮した特使探索方と町方が肥柄杓で刺客に下肥を浴びせ浪人たちは下肥まみれになって捕縛された。
朝五ツ半(午前九時)。検視方の日野徳三郎と町医者竹原松月は吉田屋吉次郎を検視し、鎌鼬の仕業と判断した。検視の場で与力藤堂八郎は刺客に下肥を浴びせて捕縛した唐十郎の奇策を話し、こたびの下肥騒動に下るであろう沙汰を説明した。廻船問屋吉田屋は取り潰し。家族は島流し。奉公人は所払い。刺客は打ち首を免れない。
お藤は亀甲屋の奉公人を守るため香具師の元締藤五郎の養女であることを隠していたが、こたびの下肥騒動解決に夫仁吉とともに協力したこともあり、御上は肥問屋吉田屋を存続させてお藤に香具師の元締め、藤五郎の跡目を継がせる策を講ずるらしかった。
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歴史改変のために大日本帝国に派遣された自衛隊、警察、消防、海保及びその他の公務員、民間団体の居場所となる日本共和区。IFの本編と外伝とは独立した政治外交、上位組織の奮戦をメインとした話です。
秋の落語演目としてメジャーな【目黒のさんま】。
複数の噺家の師匠の講演を参考に落語声劇台本として書き起こしました。
絵師・栄松斎長喜は、蔦屋重三郎が営む耕書堂に居住する絵師だ。ある春の日に、斎藤十郎兵衛と名乗る男が連れてきた「喜乃」という名の少女とで出会う。五歳の娘とは思えぬ美貌を持ちながら、周囲の人間に異常な敵愾心を抱く喜乃に興味を引かれる。耕書堂に居住で丁稚を始めた喜乃に懐かれ、共に過ごすようになる。長喜の真似をして絵を描き始めた喜乃に、自分の師匠である鳥山石燕を紹介する長喜。石燕の暮らす吾柳庵には、二人の妖怪が居住し、石燕の世話をしていた。妖怪
とも仲良くなり、石燕の指導の下、絵の才覚を現していく喜乃。「絵師にはしてやれねぇ」という蔦重の真意がわからぬまま、喜乃を見守り続ける。ある日、喜乃にずっとついて回る黒い影に気が付いて、嫌な予感を覚える長喜。どう考えても訳ありな身の上である喜乃を気に掛ける長喜に「深入りするな」と忠言する京伝。様々な人々に囲まれながらも、どこか独りぼっちな喜乃を長喜は放っておけなかった。娘を育てるような気持で喜乃に接する長喜だが、師匠の石燕もまた、孫に接するように喜乃に接する。そんなある日、石燕から「俺の似絵を描いてくれ」と頼まれる。長喜が書いた似絵は、魂を冥府に誘う道標になる。それを知る石燕からの依頼であった。折りたたむ>>続きをよむ
マッチを売る貧しい少女。彼女が寒さに耐えきれずマッチに火をつけると、そこにはナポレオンが現れて……
ムー大陸と呼ばれる現代では幻の大陸とされる太平洋に存在したと想定されている巨大な大陸。そこには古代に高度に進んだ技術を持った文明があったとされ。大規模な自然災害により。古代に1日で滅び海底に沈んでしまったとされる大陸。この大陸が沈まなかった世界線では、どのような世界線が描かれるのか。皆様と一緒に作っていく。IF世界史です。興味や好感を持てて頂けると幸いです。興味を持って下さり関連作品を作ってくださる方等が居ましたらご連絡貰えると有り難い
です(コメントでも有り難いです)折りたたむ>>続きをよむ
大艦巨砲主義かあるいは航空主兵主義か。
海軍内で起きた主導権争いは、だがしかしとある人物の心変わりによって主流派の鉄砲屋ではなく傍流だったはずの飛行機屋が勝利する。
軍縮条約明け後を見据えたマル三計画で帝国海軍は四隻の装甲空母を建造、対米戦に突入する。
※この作品はカクヨムにも掲載しています。
戦国の世。
ある夜毛利元就が向かった先は、正室の美伊の方の部屋だった。
たった一日の短くも暖かい、最期の日の物語。
文久三年の夏、浦賀港付近を縄張りとするチンピラ博徒・野槌の亥吉は、ある廃寺で巨大な馬の姿を目にする。
マレンゴと言う、その野生馬をつれた武士・多田省吾に話を聞くと、南蛮渡来で極めて高価である、との事。
売れば一儲けできると企んだ亥吉は、得意の博打でマレンゴを勝取る。
貴重な宝を奪われた筈なのに、何故か秘かな笑みを浮かべる多田。
間も無く、秘められた陰謀と狡猾な多田の企てが明らかになり、亥吉はマレンゴを殺して逃走しようかと考
え始める。
でも彼の幼少時、亡父が可愛がっていた愛馬の記憶が蘇り、無抵抗な野生馬を殺す気になれない。
ある小屋に追い詰められ、逃避行は終焉を迎えるが、そこで一人と一頭の心は何時しか触合い、奇妙な友情が育まれていく。
それは亥吉にとって、孤独な生涯に嘗て無い安らぎの一時であった。
アルファポリス、エブリスタ、ノベルアップ+にも投稿しております。
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通信兵として北支に派遣され現地で終戦を終えた池田氏は現地で不思議な体験をする。
恋坂という峠で逢引きを重ねていた伊太郎とおまつ。夫婦になる約束をしていた2人だったがおまつの父親が博奕で借金を作ってしまい、おまつは借金のカタに女郎屋に売られることになってしまう。そこで伊太郎とおまつの従妹のおつきと偶然出くわした栄心という僧侶がおまつの救出計画を実行する。九頭竜川の鳴鹿の渡しを舞台にした純愛小説。
戦国時代末期、一つの命が運命に流される…取捨選択のない過程の中で命は何を見つけるのか?
馬を専門とする平民出身のムジーク波乱万丈物語。
ニコライ・レスコフという海外であまり知られていないがチェホフによって「一列に並ぶべき作家」の小説の単略サマリ。
黒田官兵衛如水の生涯を史実を基に描く小説。Twitter、Instagramにも掲載しています。
金正論。
父親に「正論を大事にしろ」と言う名をつけられた朝鮮人である。
彼は大韓帝国末期で、王妃がカルト宗教に課金するのを知って「止めて欲しい」と言うと罵倒され追放されてしまう。
正論は「愛する祖国が、カルト宗教に蝕まれているのが残念」と思って悲しむ。
王妃は国費をカルト宗教に課金、ロシアから借金してカルト宗教に課金、そんな奴だ。
そして親友の金玉均と一緒に「日本みたいな維新を俺達でやろう」と誓い合う。
金玉均は福沢諭吉と
会って「日本の協力」を取り付けて、正論は嬉しくなった。
さらにしばらくして、金玉均が閔妃に殺されてしまう。
正論は悲しみ、閔妃の政敵である大院君派につくことを決意。
朝鮮民族七百万人の命運の為に、一進会に加入して日韓併合を成し遂げる。
「国税をカルト宗教に課金するなんて間違ってる。ましてや、民が苦しんでるのを無視して、ロシアから借金してさらにカルト宗教に課金するなど、言語道断!」
未来の朝鮮人の為に、良い朝鮮を作りたい。
そう思って生きて、正論は工作活動をして閔妃を打倒する。
そんな正論は政治の世界から距離を置こうと思ったら、福沢諭吉に仕事を任される。
朝鮮で初めての辞書を作れ、という。
金正論は、妻も子供もいない。彼は結局、国に尽くすという行為に勤しむことになる。
※金正論は架空の人物です。しかし親日派と罵倒される朝鮮人ってどんな風に生きたのかな? と私なりに思ったらこんな人物になりました。
今の韓国では「親日派=売国奴」のイメージですが、調べた私によるとそれは間違ってます。
親日派と言われた人々はクソ塗れの朝鮮を変える為に行動したんです。
そして、カルト宗教が国を乗っ取る。
まさに今の日本人にも刺さってくれるかな……と淡く期待しました。
まぁ、日本人の方に読んで貰いたいですね。折りたたむ>>続きをよむ
前世では果たせなかった夢を、人生をやり直す事で叶えようとする男の物語。
内容は昭和の終盤から平成にかけてのプロ野球です。主にパ・リーグ。
チートは多少有りですが、超人的な活躍は期待しないで下さいませ。
秋の歴史2022参加作品です。
「もしも」の戦争物です。
題名から分かると思うけど胸糞な作品なので、戦争物(仮想戦記物含む)が好物だという方以外は読まない方が良いよ。
警告したからね。
言い訳を言えば、歴史ジャンルでお題を手紙にした運営が悪いんだ。
歴史で手紙を考えていたら浮んでしまったネタなんでね。
これは普通の御家人の物語である。
神話の時代、神武天皇が東征《とうせい》したとき、東国は|従わない者《エミシ》と呼ばれる民が支配していた。この一大勢力に対して神武天皇は毒矢を放った。すると毒矢は無数の矢雨となりふりそそぎ、敵対者はすべて死体の山と化した。この無数の屍《かばね》が積み重なって蔵《くら》のようになった。
この死が横たわる地を屍蔵《かばねくら》と呼び、それがなまったのが鎌倉《かまくら》である。
鎌倉幕府はその
神話の上に築かれた。
――鎌倉、その語源のひとつ。折りたたむ>>続きをよむ