畑中百合(はたなか ゆり)は『聖女召喚の儀』で現代日本からベルブレイユ魔法王国に聖女として呼び出された。
今ベルブレイユ魔法王国は深刻な魔法使い不足に悩まされているという。百合が『聖女召喚の儀』で呼び出されたのは、百合の身体に流れる「聖女の血」が、魔力を強くする力があるからだという。助けてほしいと言う一方で、王族や宰相は「聖女の血」を使って魔法使い以外を国から排除しようとしていた。
日本に返して欲しいと願うも、帰り方の書かれた『聖
女帰還の儀』の本は行方不明だった。
都合良く利用されると気づいた百合は王宮から脱出。魔法を使えない「オストラ」の村アブ・フレイラの森に降り立った。森の奥に一人住む魔薬調合師の青年エドに親切にしてもらい、この世界での初めての優しさに涙した。
翌日、百合の前に現れたのは王国筆頭魔法使いのにニール・メーガスだった。
彼は聖女である百合の血に秘められた本当の能力を明かすのだった。
一度は書いてみたかった魔法の世界への異世界転移小説です。
R15のタグは念のためです。
誤字報告ありがとうございます!
タイトル迷走中の為頻繁に変わります。
月~金 毎日(酔いつぶれていなければ)21時ごろ更新予定です。
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