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異世界[恋愛]ランキング 4401~4450位
見習い巫女のシキは、妹が力説していた乙女ゲームの世界に転生した。もうすぐ主人公の女の子が見習い巫女として登場するはずだが、聞いた限りでは名前さえ出てこないシキは当然ながら傍観予定でいる。はずだったのに同じ世界に転生をした妹の登場で、主人公とその攻略対象者たちに関わっていくことになる。
何だかんだと面倒見の良いお姉ちゃんが黒猫姿の弟と一緒に巻き込まれていきます。
『運命の聖女』=『運命の人』ではありませんのでご注意下さい。
仕事大好き、ワーカホリック気味の沙良(28歳)は、ある日突然、異世界に転移させられてしまった。
神様らしき”声”によると、沙良はその国の王子のお妃君に選ばれたらしい。
沙良の意思に関係なく送り込まれたネレスィマナンは、人間の常識を超えた妖精や精霊たちの世界だった。
この世界では、王子のお妃君は神から贈られるもので、王子を王位に就ける一種の職業である。妖精王が生まれなければ完全な統治ができないとアルフレード王子から懇願されて、沙良はお妃君
の地位に就くことを承諾する。
だが同時に王子の結婚は、政治闘争や恋愛バトルのきっかけとなった。不思議な世界で恋のさや当てや陰謀に巻き込まれるなか、沙良は王子と本当の夫婦になれるのか? それとも逃げ出して、神様が用意してくれた魔法使いにジョブチェンジするのか? 今度のお妃君の明日はどっちだ!折りたたむ>>続きをよむ
男爵令嬢を侍らせた王子と、対峙する公爵令嬢。衆人環視のもとでの婚約破棄騒動はテンプレ展開だけど…。
別に婚約破棄でも解消でもいいけれど、それとこれは別問題なので、きっちり訴えさせていただきます。
R15は念のためです。
大規模な自然災害により絶滅寸前となった兎耳族の生き残りは、大帝国の皇帝の計らいにより宮廷で保護という名目の軟禁下に置かれている。
彼らは宮廷内の仕事に従事しながら、一切の外出を許可されず、婚姻は同族間のみと定義づけられ、宮廷内の籠の鳥と化していた。
そんな中、宮廷薬師となった兎耳族のユーファは、帝国に滅ぼされた亡国の王子で今は皇宮の側用人となったスレンツェと共に、生まれつき病弱で両親から次期皇帝候補になることはないと見限られた五歳の第四
皇子フラムアーク付きとなり、皇子という地位にありながら冷遇された彼を献身的に支えてきた。
フラムアークはユーファに懐き、スレンツェを慕い、成長と共に少しずつ丈夫になっていく。
だがそれは、彼が現実という名の壁に直面し、自らの境遇に立ち向かっていかねばならないことを意味していた―――。
柔和な性格ながら確たる覚悟を内に秘め、男としての牙を隠す第四皇子と、高潔で侠気に富み、自らの過去と戦いながら彼を補佐する亡国の王子、彼らの心の支えとなり、国の制約と湧き起こる感情の狭間で葛藤する亜人の宮廷薬師。
三者三様の立ち位置にある彼らが手を携え合い、ひとつひとつ困難を乗り越えて掴み取る、思慕と軌跡の逆転劇。
※自サイトからの作者本人による転載です。
※アルファポリス、カクヨムにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ
可憐な男爵令嬢のローズには前世の記憶がある。それは男装軍人で、今世では女性らしく生まれ変わったので淑女たることを目指す。しかし父の投資の失敗で家は没落寸前。そんな中社交界デビューで、いい婚約者を釣り上げようとするが、釣ったのは前世の因縁によく似た公爵子息ケヴィン。
彼女は逃げようとするが、ケヴィンはローズを心底愛しているようで次々と外堀を埋めていく。
そうしてローズはケヴィンと婚約してしまうのだが……。
不定期更新。
短編版とは設定と人
物名、内容が少し異なります。
*アルファポリスでも投稿。折りたたむ>>続きをよむ
あの日、私の目の前に飛び散った赤を忘れることなんて出来ない。
大切で大好きだったアナタが傷つき、倒れた姿を見た私の中に生まれたのは恐怖だった。
強いアナタだって、死ぬことがあることをその時になって、ようやく思い至った。
もし、その原因が私であったら、正気でいられるだろうか。
ーーーだから、逃げたのに。
「ずっと傍にいるって言っただろう?約束を違えるな⋯⋯」
珍しく弱った声に思わず、いつものように背の高い彼の頭を撫でた。
こんなこ
とが癖になるほど、ずっと一緒だったなぁとボンヤリと思う。
そんな私の手をとったアナタは言った。
「責任をとって、俺と結婚してくれ」
懇願するように手の甲に落とされたキス。
この胸の高鳴りをアナタは分かっている?
「お前は目を離すとすぐに死にかけるからな。俺が守ってやりたいし、幸せにしたいんだ。⋯⋯なぁ、いいだろ?」
そう言って、目を細めて笑ったアナタの手を振り解くなんて、私には出来なかった。
ーーーだって、私はアナタが好きだから。
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その日、予言の魔女メリルの元を訪れたのは、辺境騎士団に身をおく、銅色の髪と金の瞳、端正な容姿が際立つ第三王子デュークだった。
王宮では、王太子を始めとする皆が聖女に傾倒し、政も捻じ曲げられ、国が立ち行かなくなる事態に陥っているという。聖女が魅了の力を用いて王宮の皆を操っているのだ。
王子デュークは、聖女を倒すため魔女メリルに自らを生贄として差し出し、助力を乞う。
(っていうけど、魔女に生贄が必要って噂、誤解だから!! 依頼が減っち
ゃうから、ほんとやめて!)
メリルは真摯に頼み込んでくる彼にほだされて、彼が聖女を倒す手助けをすることにした。内心、この聖女が、魅了のスキルで逆ハーを狙った「同類の」転生者らしいことにため息をつきながら。
力を合わせて解決を目指すメリルとデュークだが、転生者のメリルと彼の間にラブロマンスが生まれたりはしない。何故なら十九歳のメリルは、姿変えの魔術で偏屈な白髪の老婆に変身しているのだ。悪態をつき王子をこき使う老魔女メリルに、生贄王子デュークは、今日も恭しく跪く。しかし、そこはお約束。メリルは、ある時姿変えの魔術がとけたところを見られてしまい……。
予言の魔術の結果、メリルはこの世界が乙女ゲームの世界だと知る。そして、攻略対象の一人、デュークの運命も明らかになる。
デュークとすれ違い、けれど彼のために力を尽くすメリルは、攻略対象の一人、暗殺者ロウガに助力を求める。そして、生贄騒動の犯人である隣国の貴族子息ヴァレリウスも現れて――。
メリルの前世の記憶、そして、失われたスキルは、デュークとこの国の危機を救うことができるのだろうか?
完結まで書き終わっているので、サクサク更新していきます。全三十話。お付き合いください。折りたたむ>>続きをよむ
「でね、三位決定戦で僕は圧勝して、見事三位入賞を果たしたというわけさ!」
「へえ」
婚約者であるジェフとの、二人だけの茶会の席。
いつもながらのジェフのつまらない自慢話に、適当に相槌を打つ。
大した実力者も出場していない、内輪だけのフェンシング大会で三位になったくらいで、どうしてそこまでドヤれるのかしら?
せめて一位になってから出直してきてほしいものだわ。
まあ、口振りからして準決勝ではボロ負けしたっぽいし、到底無理な話でし
ょうけど。
「ああそうだ、ところでエレン、実はちょっと大事な話があるんだけどさ」
「……!」
私は思わず身構えた。
ジェフがこういうことを言い出す時は、決まってろくなことがない。
依然カジノで散財して多額の借金を抱えてしまった際は、両家を巻き込んで大騒動になったものだ。
「……何?」
「うん、実はさ、せっかくだから僕も愛人を作りたいと思ってるんだけど、いいかな?」
「…………は?」折りたたむ>>続きをよむ
5歳の時に第三王子の手によって池に突き落とされたエヴァジェリーン。そのため第三王子との婚約の話は破談となり、翌年エヴァジェリーンは幼なじみと婚約をした。しかし8年後、その幼なじみとも婚約の解消を考えるようになっていた。
魔王とし、長い時間を生きるローズマリーは過去の恋人のことを忘れられずにいた。
恋人は人間であり、自分は魔王。生きる時間が違ったのである。
その恋人が転生することを知ったローズマリーは、自分も転生することを決意する。
しかし、かつての恋人は前世のことを覚えているローズマリーとは違い何も覚えていなかった。
私を忘れてしまっても、私はあなたの魂を覚えています。
例え見守ることしか出来ないとしても、あなたと生きていきたい。
あなたの魂を愛して
しまったから。折りたたむ>>続きをよむ
※2020年3月31日、『裏サンデー女子部×KADOKAWA女子ノベル部 第2回異世界転生・転移マンガ原作コンテスト』の優秀賞を受賞いたしました!
※「悪役令嬢は夜告鳥(ナイチンゲール)をめざす」として2021年1月22日からマンガワンで漫画連載を開始します。
漫画化に伴い登場人物の年齢が変更されました。
「小説になろう」掲載分は年齢変更前のものとなっております。
転生少女もののネット小説の世界に転生してしまった?!
ルート分岐などな
い小説の世界で、気づいた時にはなぜか最初から躓いてました。
原作小説の主人公は元医者なんですけど、同じ行動なんて逆立ちしたってできるわけないし、いっぱいいる攻略キャラ相手に、元喪女だった私に何ができるというのか……
くよくよしていたってしかたない。こうなったら私、この世界で夜告鳥めざします!!
──という内容の、破天荒で恋愛音痴な元喪女の織り成す、医療系ドタバタ恋愛奇譚。
ナイチンゲールを足がかりに、奇跡も魔法もない世界で基礎医療・災害医療・前線医療に着手する、お仕事系ラブコメです。
※pixiv、アルファポリスさんで同名での投稿をしております。折りたたむ>>続きをよむ
「危険です! 突然現れたそんな女など処刑して下さい!」
ある日突然、そんな怒号が飛び交う異世界に迷い込んでしまった橘莉子(たちばなりこ)。
竜王が統べるその世界では「迷い子」という、国に恩恵を与える異世界人がいたというが、莉子には全くそんな能力は無い。
「日本に帰れないうえに能力も無いなら、殺されないよう地味に生きていこう!」
そう決意し頑張る莉子だったが、なぜか竜王の子を産む「運命の花嫁」に選ばれるは、気性の荒い竜達は懐くはで
、静かに過ごせそうにない!
『ママ! 早く僕を産んでよ!』
「私に竜王のお妃様は無理だよ!」
お腹に入ってしまった子供の魂は私をせっつくけど、「運命の花嫁」だとバレないように必死に隠さなきゃ命がない!
それでも少しずつ竜王と莉子、二人の仲は近づいていくが周りの竜人女性達がそれを許すわけもなく……
これはちょっと不遇な育ちの平凡ヒロインが、知らなかった能力を開花させ竜王様に溺愛されるお話。
設定はゆるゆるです。他サイトでも重複投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ
ここはAIの作った世界(サイト)…
を、巡るのが好きな莉杏。25歳。
莉杏は妹・美杏を引き連れ、今日もサイト巡りをするのであった…
男子高校生2年生[青山晴也]は夏休みを前に気分を上げていた。しかし、突然目の前が真っ暗に。
まだ意識がある中、なんとか目を開けると!
そこは見たこともない異世界!の牢屋の中だった。
「なんでやねん!」そんな文句と一緒に始まる俺のフラグ回収能力ストーリー。
幼くして子爵家当主となったリーシャは、妹からの頼まれごとを済ませて家に帰ると、とんでもない光景を目撃してしまう。
よくある寝取られ物……かと思いきや、実は妹にはある思惑が……。
全6話。本日中に完結します。
R15は保険です。前作のような残酷な表現はありませんので安心してください。設定甘めなので頭を空っぽにして読んで頂けると嬉しいです。
「さいくろぷす」。目が一つしかない言ってみれば――人外のことだ。ぼくが生きている昨今においては、決して珍しい存在だというわけでもない。「さいくろぷす」は苦労している。ヒトと少し見た目が違うだけで疎まれ、蔑まれるからだ。不躾にいいかっこはしたくない。積極的に性善説を唱えるつもりもない。ただ、とてもではないけれど、ぼくは「さいくろぷす」を嫌う気にはなれない。
他人の魔法属性を視ることのできるサリーシュは、そのことを隠して田舎でひっそりと暮していた。
ところが王宮のパーティーに出席することになり、更には方向音痴が災いして無能と呼ばれる王子の離宮に迷い込んでしまう。
そこで氷の騎士ことクロードと、崖っぷちと言われる無能王子ことカミーユに遭遇する。
だが実際に目にしてみると、王子は無能どころかすべての属性の魔法を使いこなす素質を秘めていた。
クロードに殺されかけ、苦し紛れでカミーユに仕えるためにや
ってきたと宣言するサラーシュ。
これは無能王子の侍女となったサリーシュが、クロードに監視されながらもカミーユを追放から救う物語。
折りたたむ>>続きをよむ
希少な獣人に生まれたノエル・ブラックウッド。彼女はその能力を見込まれて第二王子ヴィンセントの婚約者となるが、彼に執着する公爵令嬢、ミカエラによって夜会の最中に殺害されてしまう。しかも、ヴィンセントには秘密の恋人がいて、ノエルはミカエラから彼女を守る盾にされたのだ。
番の裏切りに色々諦めの境地で死んだノエルは気づくと百年先の未来に生まれ変わっていた。少し戸惑いながらも新しい人生を歩むノエルの元に縁談が舞い込む。相手は『第二王子のヴィン
セント』だった。
番と前世の記憶に翻弄されるノエルのお話です。
中世ヨーロッパ風で、獣人と番がある世界。ゆるっと読んでくださるとありがたいです。折りたたむ>>続きをよむ
今日は最低最悪な日だ。
次期女王であるミリスティアは思った。
愛する婚約者が別の女性に愛を求め縋りつく姿を見てしまったのだから。
それでも、彼女は進むしかない。
※リハビリ作品です。書きたいものを詰め込んでます。
直接的な表現はありませんが、後宮が出てくるので匂わせる表現があります。
悪役令嬢として生まれたことに気がついた私は、365日後の婚約破棄に向け準備を進めていた。
すでに狙いは定められていることを知らないのは、私だけだとも知らずに。
私の婚約者である第二王子メンスール・ヘラクリウス殿下はメンヘラ。
「ヤミレ・デュ・リチャードソン! 君との婚約を破棄するッ!」
今日も今日とてそんなことを言い出していらっしゃいます。
でも大丈夫。私は彼を溺愛していますもの。泥棒猫にだって二人の関係を壊すことなどできませんわ。
親友だと思った人と、恋人だと思った人から手酷い裏切りを受けた魔法詠唱士のカテリーナ。
傷心のままに一人で魔法技術先進国の帝国へと移住し、魔法技術を売る人間として、様々なことがありながらもなんとか生きていくことに成功する。
だがそれから三年後、カテリーナを裏切った二人と、まさかの場所で再会してしまった!
しかも「未練があるんだろ」などと意味の分からないことを言われてしまう。
……この人達は、いったい何を言っているのだろう?
平凡に普通に暮らしていた社会人の主人公。
ある日突然異世界に召喚され・・・
その国は瘴気と言われる汚れと、それによって凶暴化している魔物より脅かされていて、異世界からの『聖女』が必要だったらしいのだが・・・
「貴様の様な者が、聖女なはずはない!」と、召喚の指揮をしていた王太子殿下に言われた主人公は、「それなら好きにさせてもらいます!」と、売られた喧嘩を買う事に!
自分の知識、力、その他諸々を駆使し、好きに生きて行きます!
王太子アレイスターの婚約者である、才色兼備の美しい伯爵令嬢トレシア・クロムウェルは、王宮の舞踏会で浮気相手の男爵令嬢と共にアレイスターから一方的な言い掛かりを付けられ、婚約破棄を迫られてしまう。
しかし、一体何故なのか、トレシアはアレイスターの言い分に対して見事に言い返しながらも、結局婚約破棄を受け入れて王宮を去ってしまい、更に人目のつかない場所で「ぃよっしゃぁぁあ!」とガッツポーズまで取る始末。
実はトレシアには、とある秘密があ
り……。折りたたむ>>続きをよむ
人に頼ったり甘えたりが苦手だった少女✖️甘やかしたいダンピール皇子のお話です。
周囲の人々とは異なる瞳の色と髪の色を持った妖精のように美しいエヴァは、ティフリス王国のスタール辺境伯の娘として伸び伸びと育ったが、10歳の嵐の夜に馬車の事故で両親が亡くなってからは一変した人生を送っていた。
全てに於いて閉鎖的なティフリス王国で、他国の母を持つエヴァは“異質”な存在だった。
辺境伯の爵位を継いだ叔父一家からは、異質さ故に対等に扱われず虐げ
られてきた。
「緑の手」を持っていた亡くなった母は植物を上手に育てる人で、エヴァも「緑の手」を持つ人になりたいと願っている。
庭師と一緒に辺境伯敷地の庭仕事をするのが唯一の喜びで、特に母が作った薔薇園がお気に入りだ。
17歳のある日、大国ダキア皇国から来た青年と偶然出会う。
ダキア皇国はティフリス王国とは真逆の国だ。
人間が治めるティフリス王国は純血の人間以外を受け入れようとしない、考え方が閉鎖的な国だ。
かたやダキア皇国は、様々な種族の国民がいる多様性を持つ国。国民には獣人、竜人、エルフ、ドワーフがいて、そして代々皇帝は吸血鬼の一族から選ばれている。
エヴァが出会った青年は自分の出自から、心に鬱屈した想いを抱えていた。
二人が偶然であり必然であった出会いを経て、お互いに初めての感情を持て余しつつ惹かれあっていく。
第一章 ティフリス王国編
第二章 ダキア皇国編 が始まりました。
完結まで予約投稿 毎日2回更新します(7時 17時)
どうぞよろしくお願いします。
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シエル・ラパン(♀)はシエル・エトワール(♂)として生きます。
シエルの故郷は伝染病が流行り、生き残ったのは自分一人だけだった。
この世界には烙印《スティグマ》を持つ人がいて、その人たちは特殊な能力を持っている。
シエルの背中には羽模様の烙印《スティグマ》があり、治癒能力がある。
それは昔この国を救ったアンジュという人を彷彿させるものだった。
身寄りがないシエルは、ギルバートという騎士団長に助けられ、養子になることに。
シエルと同じくアンジュの翼のような羽の烙印《スティグマ》を持った女性が過去にいたことがあるらしい。
だが、治癒能力は貴重なため悪用しようと狙ってくる輩がいるという。そして、羽の烙印《スティグマ》は女性にしか現れないという。
なのでギルバートはシエルの身を守るために、男として生きるように言った。
シエルは今度こそみんなを守れるようにギルバートみたいな騎士になりたいと思い鍛えると、真面目なこともありとても強くなった。
そして、16歳の今日、グランネリエ学園に入学し、入学試験成績優秀者(ガーディアン)に選ばれた。
ガーディアンはその力の高さを活かして学園を守っていく立場なのだ。
穏便に学園を卒業して騎士団に入りたかったのに、ガーディアンの仲間は個性が強すぎるし……
無事、シエルは学園生活を終えることができるのか!?折りたたむ>>続きをよむ
私はただのしがないプリンだ。
「いつか、誰かに食べてもらうために、日々最高級の食材を探している」
その後横にいる男は言った
「……そんなことのために?」
「『眠り姫』にまつわる物語」の番外編短編集です。
各話メインキャラに関するエピソードや、サブキャラのお話などを書いていく予定。不定期更新です。
北の大国ノーザブレスと、南の大国サザウィール。
大陸を二分する両国の、長く続いた争いは、1つの転機を迎えていた。
きっかけは、サザウィール本国に届いた『敵軍が守る砦で【聖天】を確認した』と言う報せ。
他者を癒し、守るのを得意とするノーザブレスでも、最高の癒し手を指す称号である【聖天】の存在は、戦いが長引かせ、犠牲も増えてしまう。
そう考えたサザウィール国王は、【聖天】と対を成す、【逢魔】の称号を持つ戦士の派遣を決定したのだった。
これは、敵対する二つの国で生まれ、“破壊“と”再生”と言う真逆の力を身に付けた二人が、戦場で出会い、心を通わせていく物語。折りたたむ>>続きをよむ
いつかのどこか、誰かが語る、人間とそうでないもののお話。時に甘く、時に切なく、けれど全ては過ぎたこと。どこかの世界で確かに起きていた、過去を覗き込むような、ただそれだけの話。
七歳で前世の記憶を蘇らせ、代わりにそれまでの感情と思考の記憶を失った公爵令嬢ベルローズ。
物事や経験の記憶は保持していたので、それらと前世の記憶をすり合わせた結果、彼女は許容できない未来を否定するために最大限の努力を決意した。
けれど運命は非情で───。
※ハロウィンだしホラーっぽいヒーローとまとまる話でも、と書き始めたら結局いつもの感じになりました。かなり長いので、お時間のある時にどうぞ。
貧乏貴族の令嬢メリシーズ・カティは、裕福な貴族を目指す。家人からは裏王家の血筋の男性を捜し婚約するように厳命されていた。だが、裏王家の者など都市伝説に近い。雲をつかむような話だ。メリシーズは、ある日、魔石を拾って神獣に変身してしまう。すると超絶美形な男が寄ってきた。
リヴィランと名乗る青年は、探し求めていた裏王家の血筋ジュサートの姓を持つ存在だった。
フラウは平民の少女だったが、貴族へのあこがれから貴族の学校へ入学した。憧れのお茶会で優雅なひとときを送りたいと思っていたフラウ。しかし実際の貴族のお茶会は格付けと陰口ばかりで、優雅さなんてひとつもなかった。
せめて一度だけでも優雅なお茶会を楽しんでみたいと思っていたフラウは綺麗なバラ園に迷い込む。そこには謎めいた男性がいて、フラウは彼からお茶会に誘われる。
実はその男性こそ、この国の第一王子だったのだが…!?
これは身分の違う二人の、恋
の始まりの物語。折りたたむ>>続きをよむ
エルンスト・アレクトス公爵令息は学園から帰ろうとすると、呼び止められて、馬車の中で待っていた、フィレンティーヌ・コレティトス公爵令嬢から、苦情を言われる。
付きまとうのはやめてほしいと…でも、彼女の足元から覗くのはやめられなくて…
彼女は王太子殿下の婚約者。しかし、王太子は男爵令嬢と浮気をし、何やら企んでいる様子…どうなるのか?
魔導帝国から留学している男爵令息アロイス・トゥールはとある婚約破棄の現場に立ち会っていた。悪役令嬢に仕立てあげられたのは幼馴染のシャルロット。第二王子に嵌められた彼女を救うため、そして今度こそ想いを伝えるため、アロイスは重い腰を上げて表舞台へと躍り出る……!/息抜きに流行りの婚約破棄ものを書いてみました。感想などいただけると励みになります。
突然、ディケオスィニ公爵家の公女が変わった。
美貌も才能にも溢れた公女。王太子の婚約者であった公女。
将来を嘱望され、聖女とまで謳われた彼女は悪女に堕ちた。
なぜ、彼女は変貌したのか。
――それは、ただひとり愛する王子のために――
※この話はアルファポリスにも掲載しております。
すまん、うんこしたい! オレは逃げるぜ!
情けないって言うなよな!
岩田は死んだ。次に目を覚ますとそこは死後の世界だった。
新しい生を受けるため、魂を管理している魂魄管理局で手続きをすると、特殊転生の対象に選ばれた。
特殊転生者は、使命を受けて異世界転生をする者のことだった。
だが、その使命は難度SSSのハードモード。
担当官に、そのまま転生させるのはまずいということで鍛えてもらうことに…。
だが、鍛えても鍛えても課題をクリアすることが出来ない。
果たして、岩田はいつになったら転生できるのだろうか?
折りたたむ>>続きをよむ
だらだら大好きな男爵家令嬢は、階段から落ちてこの世を去り、小説の悪役令嬢オリヴィアに転生してしまう。小説とは異なり愛し合っていたオリヴィアと婚約者ルシフェルだったが、学院に入学してヒロインが登場したことでその関係は壊れてしまった。オリヴィアは王命を覆して婚約解消をすることに決めた。
「傾国の美女になってしまったんだが」
デブス系悪役令嬢に生まれた私は、とにかく美しい悪の華になろうとがんばった。賢くて美しい令嬢なら、だとえ断罪されてもまだ未来がある。
そう思って、前世の知識を活用してダイエットに励んだのだが。
いつの間にかパトロンが大量発生していた。
「お金みつけた。これで今日は温かいごはんが食べられる」孤児院育ちのウテは十五歳になったので、孤児院を出た。今はホームレスだ。ゴミ収集の仕事をしている。ごはんはゴミの中の残飯だ。あるときウテは金貨をくれる男に出会った。ある建物を見張れば金貨をくれるというのだ。おいしいごはんを食べるため、ウテは張り切って見張りをするが……。
交通事故にあった高校生の主人公、
命を失ったと思ったが奇跡的に生き返った。
そしてその日目を閉じて眠りについたら...
見たことも聞いたこともない異世界の風景が目に広がった。
これは夢かな? それとも現実?
婚約破棄されてから塞ぎ込んでいたラウラは、友人の誘いで剣術大会を見物することになった。年に一度のお祭り騒ぎのなか、迷子になった彼女を助けたのは怪しい仮面の男。
見た目と裏腹に親切な彼とはこれっきりと思っていたけれど……。
※ざまぁはお気持ち程度です
7歳の頃、私は中庭で走って転んで頭を打ったことで前世の記憶が蘇る。私が今いる世界は前世でプレイしたゲーム、『茜色の恋の狂想曲〜光の聖女と闇の貴公子〜』らしい。
転生において重要なのは、どのポジションに転生したかということだ。
ヒロインである聖女?それともヒロインを虐める悪役?モブ令嬢?はたまた田舎娘?
ーー否、そのどれにも当てはまらない。
私が転生したのは、ゲーム上で数々の凄惨な事件を引き起こす黒幕、キュイ・ノーヴェルの義妹。
ゲームの序盤どころか始まる前に彼に殺され、体を操られながら事件に加担する、悲惨な最期+中途半端な悪役だった。
でも、転生したものを嘆いていてもしょうがない。生まれ変わったからには、全力で義兄の凶行を止めてみせる。
私、フィアナ・ノーヴェルは、この物語を始めさせません!
☆10話+別視点3話の9話完結。毎日投稿です。折りたたむ>>続きをよむ
――マルグリットにとって、初めての竜の記憶は、虫の羽音のような細い『声』だ。――
その身に竜を宿して生まれた『竜の愛し仔』。そうとは知らず『竜の愛し仔』として生まれ育った領主の総領娘であるマルグリットと、生まれながらに『竜の愛し仔』として育ち、岩山で独り暮らすホルトが出会い、結ばれるまでのお話。
「マリールゥの幸せカフェへようこそ」
https://ncode.syosetu.com/n7614hu/
このお話の他者視点になります。
マリールゥ・シェリンガム侯爵令嬢は転生者。ご多聞に漏れず乙女ゲームの登場キャラクターなのだが、彼女の立ち位置はモブ当て馬。
どうやっても婚約者には婚約破棄されるし、修道院に送られる途中にバッドエンドを迎えてしまう悲しい未来しか待っていないようだ。
全力で抗う事を決めたマリールゥは、同じく転生仲間
のメイド、ユリアの手を借りて、運命の改変に挑み続ける。
そんな中、ゲーム登場人物ではない義弟が出来てしまう。ユリアは、義弟クリスティアンはバグだから、ゲームは改変されるかもしれないと言うのだが、強制力が働いて婚約解消が出来ない。
運命の卒業パーティを無事に乗り切って逃げ切れたと思ったマリールゥの前に現れたのは、、、。
◎同じ話の義弟クリスティアン視点になります。
ヤンデレ気味のヤバそうな彼のマリールゥ愛爆裂で、ドン引きしたらごめんなさい。
◎御都合主義のラブコメなので笑って読んでください。
誤字脱字報告、感想などありましたらよろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ
筋肉をこよなく愛する転生ヒロイン(自覚なし)と、彼女に恋をした攻略対象達の始まらない物語
星の聖女であるニーナは、癒やしの力で人々を救うことを生き甲斐にしていた。そんな彼女は、第二王子に恋をしている。
しかし、病気の国王を救えなかったことでニーナは生きる意味を見失ってしまい、第二王子の兄とも対立。結果、濡れ衣を着せられて国外へと追放されてしまう。
けれど、第二王子はニーナの無実を信じていたようで……。
これは、生きる意味を失ってしまった聖女が、新しい幸せを見つけるまでの話。
「お姉様、私はあなたの婚約者を次々と奪う悪魔のような妹なの」
伯爵令嬢ソニアは、今日もまた決まったばかりの婚約が破談となった。それは偏に、麗しく愛らしい異母妹の天使のような微笑みのせいである。彼女に微笑みを向けられた婚約者達はたちまち魅了され、ソニアに例外なく婚約破棄を告げるのだった。妹にその気も悪気もないのは分かっているが、こうも続くとこたえるものがある。そんな疲れた心が癒されるのは秘密の友達と趣味に興じる時間だった。
だがある日
、妹から縁談を代わりに断ってきて欲しいと泣きつかれ、仕方なく出向くとそこにいたのは秘密の趣味友達だった。それに動揺したソニアはつい嘘を吐いてしまう。自分が縁談相手の妹本人であると。折りたたむ>>続きをよむ
幼い頃、婚約者を庇って負った怪我のせいで目つきの悪い猛禽令嬢こと侯爵令嬢アリアナ・カレンデュラは、ある日、この世界は前世の自分がプレイしていた乙女ゲーム「マジカル・愛ラブユー」の世界で、自分はそのゲームの悪役令嬢だと気が付いた。
王太子であり婚約者でもあるフリードリヒ・ヴァン・アレンドロを心から愛しているアリアナは、それが破滅を呼ぶと分かっていてもヒロインをいじめることをやめられなかった。
最近ではフリードリヒとの仲もギクシャクして
、目すら合わせてもらえない。
あとは断罪を待つばかりのアリアナに、フリードリヒが告げた言葉とはーー……!
積み重なった誤解が織りなす、溺愛・激重感情ラブコメディ!
※王太子の愛が重いです。折りたたむ>>続きをよむ