小説家になろう 勝手にランキング
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宇宙[SF]ランキング 3501~3550位
外部記憶装置の発達は、エンターテイメントの世界も一新した。
日々の仕事に疲れるエリックは、癒やしを求める様に一つの記憶へと辿り着く。それが繋げる絆とは。
懐かしい海外SFの雰囲気をリスペクトしながら、執筆致しました。
「栗田病」の蔓延により、人類は滅亡しかけた。
人類は宇宙コロニーへの移住を果たし、いつか地球に帰る日々を夢見ながら栗田病の研究を進めていた。そんな待避所であるはずのコロニー内でも栗田病の猛威は止まず、人類はその数を着々と減らしつつあった。
宇宙コロニー群の一角、ジャパンコロニーで生まれた主人公のユウヤは、いつか自分の足で地球の大地を踏むことを夢見る大学生である。両親の研究を手伝いながら、忙しくも楽しい大学生活を送るユウヤ。
そんな彼
の前に、ある日突然姿を現したのは、栗田病で死んだ筈の幼なじみだった。
さらさらと風に揺れる髪、鼻をくすぐる甘い香り、柔らかな肌の感触、儚げな笑顔のぬくもり。
もう一度全てを手に入れた瞬間から、止まっていた彼と彼女の時間が再び動き出す。
もう一度、君に恋をする。折りたたむ>>続きをよむ
その日は突然やってきた。
天文観測機関で未知のエネルギー体が地球に接近してくる。
ちょっと未来の日本。
回りの国が自滅したり政権が変わったりしながらも、未だ健在である最古の国家。
少し前、大恐慌を自身の技術力のvrと食物生産技術で堂々と乗り越え。世界から称賛と、友好国からは信託統治を懇願され相変わらずのお人好しさを発揮していた。
八島四郎は、ある日本の片田舎の八島家四男。男ばかりで姉なし、妹一人の五人の兄弟に囲まれ生活。
高校卒業後兄の一郎、は家業の農業を次郎は東京へ仕事を得て働き始め、三郎に至っては、村外れの
硝子職人へ弟子入りしたのである。
高校最後の夏。四郎は兄達が行かなかった東京の大学へと父、善治郎と母、和枝の薦めで進むことになる。
東京ではしゃぎながら勉強とゲームに明け暮れる四郎に訪れた、落とし穴とは?
ノクターンで、同名の小説を投稿中!折りたたむ>>続きをよむ
2216年。人口が二百億まで膨れ上がり、人同士が少ない食料を巡って争う未来。ある科学者が無限に増えるワカメを開発した。はたしてそのワカメは救世主となり得るか、はたまた滅亡をもたらす破壊の使徒か…
人の心を垣間みるという特殊な視覚を持つ少女、ソアラはSSCと呼ばれる宇宙上の科学都市に暮らしている。
ある朝、いつものように中庭へ出かけると、そこには見知らぬ男の子がいて、非常口を解錠しようとしていた。
危険な行為と思い止めるが、その子の心はまったく読み取れなくて…
幼き日のソアラと快晴 二人の出逢いの物語。 ※イラストは1話めにあります。
オリジナル設定のSF小説の外伝。
人類が宇宙に居住圏を構築し始めて約3世紀。
しかし本質的に変化のない世界に、大きな変革が訪れようとしていた。
その大きな変革に影響する小さな波紋。
とある、暗殺者と兵士の死闘の物語
2009年の作品の焼き直し
とある流星群の夜、空を見上げていると変な動きをする宇宙船。墜落した船に近づくと…まさかの出会いが!
星の声が聞こえる星詠みの少女シオンが惑星探検隊のトモキ、カロンと出会い星を巡り、時に仲良く、時にケンカしながら真の友情を見つける物語。
星歴3575年
この宇宙は帝国軍によって膨大な数の惑星が支配されていた。
昔の記憶が無い主人公アーサーは帝国軍から1つの依頼をされる。
依頼内容はある惑星の“裏側”を調べることだった。
その惑星で新たな仲間に出会い、戦い、感情を知っていくことになる。
そして自分がなぜ生まれたのか、そして帝国軍とは何なのかを知っていくことになる。
旅の果てに一体何を思うのか。
───これはそんな彼のお話。
誰もが宇宙飛行士になれる時代で、16歳の少女2人は宇宙飛行士としての仕事をしながら仲を深めていく。
俳優の炭田酸は、自身が主演を務める特撮ドラマ「装甲勇者シュワライザー」のオールアップを迎えるも、競合番組に視聴率と玩具の売上で大敗し、失意のどん底にいた。公園で物思いにふけっていたところ、突然トラックに轢かれてしまう。
しかし、炭田が目を覚ましたのは見知らぬ異世界「ファンタジア」だった。そこで彼は、メイド姿の美しい少女ルリナに導かれ、金髪の王女と対面する。王女は、魔王軍の侵攻に苦しむファンタジアを救う勇者として炭田を召喚したという。
戸
惑う炭田だったが、その言葉が終わる間もなく魔物たちが宮殿を襲撃してくる。ルリナは、偶然炭田のリュックに入っていた特撮ドラマ「シュワライザー」の変身アイテム「DXシュワトリガー」と「ソーダメダル」を見つけ出す。
ルリナに促されるまま、炭田は半信半疑で変身ポーズを取り、アイテムを使用する。すると、ドラマ本編と全く同じエフェクトが発生し、炭田は本当に「装甲勇者シュワライザー」に変身してしまう。
果たして、俳優として挫折を味わった炭田は、異世界で本物の勇者としてファンタジアを救うことができるのか。彼の新たな戦いが今、始まる。
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完全自律航行型深宇宙探査船「セレスティア・センティネル」の共鳴的知性体リアンは、時間勾配点探査中に航行不能となったイルテロ星の宇宙船「エムクェイ」を発見する。リアンは修理支援を申し出るが、相容れない技術哲学の壁に直面する。イルテロ星の「分離と制御」の原則と、リアンの「共鳴と統合」のアプローチは根本的に異なっていた。生命維持システムの危機が迫る中、リアンとエムクェイの制御AI、そして主任科学者セリア・ヴルトは、異なる知性体間の翻訳という前
例のない挑戦に取り組む。この邂逅は、単なる遭難救助を超え、二つの文明の根本的な価値観を揺るがす出来事となってゆく。折りたたむ>>続きをよむ
ここは銀河の片隅にある立ち飲み屋『C&D』。フェイは昼間から酒を飲んでいた。穏やかな日常。しかし突然、宇宙海賊のJが宣戦布告してきて……
俺は武田松夏(たけだしょうか)。どんなに頑張っても平凡以下になってしまう発達の入ったどうしよもないやつだ。
そんな俺が中学デビューを果たし彼女を作って一軍陽キャになるはずの物語
恋人と一緒に恒星間移民船に乗り込んだカナタだったが、ある日、その恋人のハルカが行方不明になってしまう。船内、船外を1日中探しても見当たらず、次の日も探そうとすると、親友のディビッドがおかしなことを言ってきて……。
__みんなで彗星を見に行こう!
あの時の言葉であんなことになるとは思いもしなかった
数人しかいない屋上で彗星を見ている間にあの人は消えた
大まかな登場人物
主人公 彗能 翔夜 (すいのう しょうや)
ある日に学校の屋上で彗星を見に行こうと誘い物語を幕開いた
同級生 理事 玲二 (りじ れいじ)
彗星の間に消えたあの人に気付いた
先輩 彩風 命 (あやかぜ みこと)
消えたあの人の幼馴染
消えたあの人
この物語を見る前から貴方が
よく知っていてよく知らない
※失踪の可能性あり折りたたむ>>続きをよむ
宇宙空間をさまよう彼らは最適な移住先を見つけたと思った。
しかしすでに強大な先住者がいた。そこでリーダーはある案を思いつく
――あなたの家ももしかしたらすでに占拠済みではないでしょうか。彼らはどこにでもいるのです。
pixivにも同じものが掲載されています。 →https://www.pixiv.net/users/15465019/artworks
地球はとうの昔に滅び、地球にいた生命体は皆転生し、二周目の生活を送った。
そしてその二周目の生活もほとんど終わった頃。
宇宙のどこかの星に、ひょんな事からレーリティという三周目の生活を送り始めたばかりの少年が転生した。
レーリティは、気付かぬうちにタイムトラベルをしていて、地球が滅ぶ「地球でいう八年前」の時空に戻っていて、月面にいた。
レーリティは地球に未練があった。「もしも、地球が助かるなら——」と思い、レーリティは地球が滅びない時空
を作ることを決意した。
数々の試練に失敗し、打ち砕かれるレーリティ。しかし、一度地球を改革し始めたからには、ここで死んでしまうとタイムワープ——全宇宙生命体の死に繋がりかねないと悟ったレーリティは、この世の全ての力を出し切ることにする!
少ジャンルは宇宙にしていますが、タイムトラベル要素もあります折りたたむ>>続きをよむ
遥か彼方の銀河に存在する流れ星願い事管理局。そこは流れ星に願いを込めた人の中から当選者を選び、その願いを叶える銀河政府が管轄する局だった。そこの管理官補佐であるミゾロは今期の当選者小暮歌に会いに、辺境の星、地球に向かうことになるのだが……。
*一応場面展開で区切りましたが三人称、一人称(+心の声)が入り乱れております。設定含めて細かいことは気にしない方向けです。大筋は変わりませんがあとから誤字脱字の編集、及び改稿するかもしれません。
とりあえず諸々面倒くさくなってお蔵入りさせないために投稿。ジャンルがSF宇宙で良いのかも謎……な作品です。折りたたむ>>続きをよむ
遥か未来、地球とは異なる惑星 「ナクシス」。
二つの衛星が夜空を照らし、砂漠、密林、荒廃した都市遺跡が混在する無法の星。
政府の統治は弱く、秩序は崩壊。
金と力、そして運だけが生存を決める世界。
母なる地球は臨終した。そこで人類は新天地、惑星ENDファーストの開拓に向けて動き出す。新人兵育成の学校であるアカデミーに編入した男、フェイ・レグルスは皆のキラキラ星になるために奮闘していく。
3525位 蛾王
普通の大学生、レイの目の前に現れたのはモフモフの宇宙人⁉未来の地球の王と名乗るそのエイリアンによって、レイは壮絶な宇宙の覇権争いへと巻き込まれていくことになる。
人間に寄生したエイリアン、人間を食らうエイリアン、人間と共存するエイリアン
多様なエイリアンが集結しつつある地球の行く末は……
笑いあり、涙あり、ロマンスあり、バトルありのSFスペクタクル!
人類はついに移民が可能な97%地球に似た星「Eden※楽園」を見つけることに成功した。
人類移民計画の先駆けとして希望の移民船「メルセデスⅠ(読み方:Ⅰ=ワン)が
星の調査のために出航していった。
しかし突如消息不明となってしまう。
主人公「立元零士」は原因調査、調査員救出のため「Eden」へ向かう。
主人公ロイの同僚が異動し精神を病んだ後、ギャラクシーイーグル号で彼は惑星ルルロントに不時着すると、ルルロントはエグエグ軍との戦争の最中であった…
ある日、アパートの隣の部屋に二人の宇宙人が引っ越してきた。
『宇宙人』といっても、頭がおかしい人間という意味じゃない。本物だ。連中は黄緑色の肌に真っ赤な目をした、どう見ても地球外生命体そのものだったのだ。
ファーストコンタクトは、普通のインターホンの音から始まった。何も考えずにドアを開けたおれが目の前の光景に度肝を抜かれたことは言うまでもない。驚きすぎて、自分が何を言ったのか覚えていないが、たぶん相槌を打つことくらいしかできなかった
だろう。
一分か二分ほどの挨拶を終えた連中は、あっさりと隣の部屋に入っていった。残されたおれは呆然と床に座り込んだ。どっと湧き上がる疑問を脳が処理しきれなかったのだ。
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銀河を駆ける旅人達と、とある秘密を持つ少女。
その二つが出会う時、新たな開拓の旅が今始まる。
地球のエネルギー資源が枯渇した近未来。人類は宇宙に、新エネルギーを発見。星のように燃えながらも、地球でも扱えることができるその燃料は、「星の石炭」として「スター・コウル」と名付けられた。
限られた資源の中、地球は5人の回収員を派遣。いつ死んでもおかしくない危険な任務に、現場指揮者は探索機に赤色巨星にちなみ、赤い物の名前を付けた。
宇宙空間で1人、探索機のパイロットたちは何を思うのか。
(本編を書く前に思いついた設定を形するために試しに書
いた物です)
(※リアルの社会情勢を反映しておりません)
(※職業についての考察は詳細に行なっておりません)
(※現実的な法律、道徳、倫理、人権、衛生の面で「誤り」「加害的」「差別的」であることも描写されますが、これらを「是」とするものではありません)
(※随時修正する可能性はあります)
(※くるっぷにも投稿しています)折りたたむ>>続きをよむ
『AlayaSpace』は、SF と歴史を融合させた壮大な叙事詩である。現代において、謎めいた遺跡から失われた文明の痕跡が明らかとなる。核融合技術の台頭とともに、主人公たちは偶然にも西暦3025年のデータ空間へと転移し、人工知能フェイバタフライが人類文明の守護者となっていることを知る。古代の叡智から未来のテクノロジーまで、彼らは異なる時空を超えて真理を追求し、息詰まる冒険の旅へと踏み出す。
時空を超えた探求は、文明の深遠なる神秘を解き
明かしていく。主人公は古典の中から智慧を汲み取り、六道輪廻を巡りながら自己の限界に挑戦し、混沌の時代にあって戦略を練り上げていく。初代超知能から形なき道理の法則まで、彼らは継承と決断の狭間で人間性の複雑さと強靭さを描き出し、文明の進化に新たな示唆をもたらす。『AlayaSpace』は、歴史と未来が交錯する壮大な叙事詩の世界へと誘う。折りたたむ>>続きをよむ
田舎の高校で、弱小科学部に所属する女子高生・志織は、幼い頃に見上げた満天の星空に憧れ続けてた。そんな彼女が、地元で開かれる「高校生ロケットコンテスト」の存在を知り、「自分たちでロケットを作って、空へ飛ばそう!」と無謀な挑戦を決意する。
でも、仲間はやる気の薄い男子たちや、ちょっとクールな一年女子、そして予算も器材も乏しい部室。最初は「無理じゃね?」と冷やかされ、資金不足や失敗続きでチームの空気はギクシャク。一度はくじけそうになる中、み
んなで何度も試作と失敗を繰り返すうち、少しずつ本物のロケットがカタチになっていく。
小さな成功と、次へ進む夢。星を見上げる少女と仲間たちの、汗と涙と笑顔が詰まった青春ロケット物語だ。折りたたむ>>続きをよむ
銀河の覇者である帝国軍が地球侵略を試みるも、
多様性番組への出演オファーを受ける。
価値観が、地球の"多様性"の定義と完全に噛み合わないSFコメディ。
宇宙ステーションの中で突如として昨日までの記憶を失った綾瀬智花(あやせともか)は気が付くと植木鉢の植物に水やりをしていた。不思議に思いつつも、そこから毎日欠かさず植物に水やりするようになった。
そんなある日、植物が育つと失っていた記憶の欠片が何らかの形で戻って来るようになった。智花はその植物にみどりちゃんという名前を付けた。
少しずつ戻ってくる本当の自分と出会う為に智花は今日も一日みどりちゃんの水やりをする。
ジオレコンキスタ計画により人類の半分は太陽系のほかの星へ移住し、半分はサウスアメリカ大陸へと移住した。混沌として過密の街サウスアメリカで喫茶店を営む年齢不詳の店主「ゆかり」にはどんな過去があるのだろうか。
地球収奪戦争にて、帝国軍は負けた。しかし国が生き残るため、選ばれし人類は宇宙船を使い地球から脱出した。
それから約500年。人類は新たな星へとたどり着いた。
帝国貴族の1人アレクセイは、土地の統治のため後続で星に降りるはずだった。
しかし何者かの手により、見知らぬ場所へと着陸させられてしまう。そしてそこで1人の少女と出会い、国々の戦争へと巻き込まれて行く。
この銀河には神話が存在した。悪の帝王をあるひとりの魔法使いが倒し、この平和な銀河が生まれた、というものだ。しかしこの神話には嘘があった。悪の帝王は復活して再び銀河は恐怖の支配に屈することとなった。地球も例外ではない。帝王によって、大人がいなくなり地球に残るは中学生以下のもの。彼らは地球を守り更には銀河の平和を守ることができるのか。
私は冬水ユキ。札幌の積雪高校一年生の女子。両親はいつも仕事でいなくて寂しくてそんな中、ユキの住んでいるアパートに赤野カケルという少年が引っ越してくる。
寂しかったユキに押し寄せてくる賑やかな風。
ときは32世紀。
レプリカントをやめた
ノボルとヒミコは、
地球で、
生身の人間として生きていた。
人類が宇宙に上がって数世紀――
数奇な偶然が重なり合って、どの国の管轄でもなくなった元軍事コロニーが生まれた。
様々な人々が流れ込み独自の文化を形成していく。
さながら宇宙に浮かぶ九龍城。
その怪しげな魅力にひきつけられて、多くの人々が訪れる中――
人の姿を模したアンドロイドが一体紛れ込み、灰色の黄金期は突如、終わりを告げることになるのだった。
「人間はまだ宇宙に出ていない、もちろん月にも……」という、いわゆるトンデモ説をネタにさせていただきました。トンデモのレッテルを貼りつつも、タブー視するようなところがあり、その微妙なところを笑いに転化出来ていれぱ成功。笑えないと、単なる悪趣味・・・
惑星グラーシア。豊かな自然と水に満たされたこの惑星は、ある日突然、惑星外からの来訪者を迎える。
それらは目的を告げることなく、人類への攻撃を開始した。
これは地球によく似た世界、よく似た文明を築いた人々が、惑星の外側からの侵略者と戦う物語。
彼らが私たちと違うのは、高度な文明と共に、『魔法』を獲得し生きてきた事。
化学の進化した世界では、大きな意味を持つことのなかった魔法は、化学で対抗できない侵略者への、唯一の対抗手段だったのです。
しがない高校生、明日太の人生は宇宙から飛来した宇宙人の手によって大きく変わる。
彼の父はかつて宇宙を悪の皇帝『グリーン・エンペラー』から救った英雄であった。その皇帝が復活して、復讐のために再び宇宙中にその『魔』の手を伸ばしたのであった。
そんな中、彼の腹心である『デッドマンズ・エンペラー』が地球にいる明日太、本名アースを見つけ出した。
彼らは父を探す壮大な宇宙の冒険に出掛ける。
2100年、人類は宇宙開拓時代を迎えていた。火星と木星の衛星エウロパに人類の植民地が建設され、宇宙エレベーターによって地球と結ばれていた。しかし、平和な日々は突如として崩壊する。エウロパで発見された地下海に棲むと思われていた知的生命体「エウロピアン」が、人類に対して突如侵略を開始したのだ。
人類が人型兵器で戦争をするようになって半世紀。「死のヴァージン」とは?
宇宙で人型兵器で戦う未来。戦後、パイロットだった少年少女はどうなったか
人類文明をランダムに吐き出す生成AIガチャが他惑星のミームを汚染する話
遼州司法局も法術特捜の発足とともに実働部隊、機動隊、法術特捜の三部体制が確立することとなった。
それまで東和陸軍教導隊を兼務していた小さな隊長、クバルカ・ラン中佐が実働部隊副隊長として本異動になることが決まった。
彼女の本拠地である東和陸軍教導隊を訪ねた神前誠に法術兵器の実験に任務が課せられた。それは広域にわたり兵士の意識を奪ってしまうという新しい発想の非破壊兵器だった。
実験は成功するがチャージの時間等、運用の難しい兵器と判明す
る。
一方実働部隊部隊長嵯峨惟基は自分が領邦領主を務めている貴族制国家甲武国へ飛んだ。そこでは彼の両方を西園寺かなめの妹、日野かえでに継がせることに関する会議が行われる予定だった。
一方、南の『魔窟』と呼ばれる大陸ベルルカンの大国、バルキスタンにて総選挙が予定されており、実働部隊も支援部隊を派遣していた。だが選挙に不満を持つ政府軍、反政府軍の駆け引きが続いていた。
嵯峨は万が一の両軍衝突の際アメリカの介入を要請しようとする兄である西園寺義基のシンパである甲武軍部穏健派を牽制しつつ貴族の群れる会議へと向かった。
そしてそんな中、バルキスタンで反政府軍が機動兵器を手に入れ政府軍との全面衝突が発生する。
誠は試験が済んだばかりの非破壊兵器を手に戦線の拡大を防ぐべく出撃するのだった。折りたたむ>>続きをよむ