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歴史ランキング 2151~2200位
物語の舞台は、後漢末期。
宮廷を牛耳る曹操は、亡き呂布の妾・貂蝉を客将の劉備に与える。美女を使って劉備と義弟の関羽・張飛の仲を裂くことが目的だった。
貂蝉は色香で張飛を惑わせ、三兄弟の間に不穏な空気が流れ始める。
関羽は彼女がただの人間ではないことを見抜くが……。
三国志の史実と民間伝承が交錯する歴史伝奇小説を刮目せよ!!
※これは、作者である青龍明良(旧・名月明)がペンネーム改名記念に執筆した短編小説です(だいたい3万文字前後
で完結の予定)。ぜひ皆様ご一読ください。
※全12話予定。8月23日から毎日2話ずつ投稿(午前7時と午後8時)折りたたむ>>続きをよむ
■あらすじ
僕は旅に出た。もう何年も前に家を出て行ったきり戻ってこない、父を探しに。その後を追って、僕たちはサルデーニャ島のサッサリまでやってきた。しかし父の行方を知っているジーノは僕たちをオスマン帝国の奴隷商人に売ろうとしていた……。
※400字詰め原稿用紙換算枚数:25枚
※非ラノベ作品です。
※こちらの作品はエブリスタ、カクヨム、小説家になろうの各小説サイトにも掲載中です。
その時、日本は変わらなかった。しかし世界は、決定的に変わってしまっていた。
令和X年3月9日23時40分頃。日本を大規模な通信障害が襲い、国外との一切の通信が遮断されてしまう。
誰もが戸惑う中、内閣総理大臣加藤忠彦は恐るべき連絡を受ける。300もの国籍不明機が、首都東京を目指して飛行中だというのだ。
即座に下される防衛出動命令。一切が謎のまま、熾烈な防空戦闘が始まった……。
井原西鶴『男色大鑑』を参考にした、若風俗の作品 その三。
この作品は「小説投稿サイト ノベルアップ+」にも掲載しています。
平安時代末期の日本に転移してしまった近未来人の龍彦は “上野国(今の群馬県)に国司として赴任する藤原定家” と偶然出会い、定家の下で公務員(平)として上野発展に奮闘する。
武士が台頭しはじめ貴族の権力が衰えつつある中、文学の衰退を危惧する定家からその卓越した知識を見込まれて国風文学の普及を命じられる龍彦。
文学を庶民の文化へと昇華させるため、武士からの干渉をのらりくらりと躱しながら庶民の生活改善として食料改革、技術革新に取り組んでいく
。
テーマは【自然との共存・共生】です。当時の人々の生活を科学技術を駆使してリープフロッグ型発展を遂げさせつつも現代史の反省を活かして可能な限り環境に配慮した優しい世界にしていこうと奮闘します。
*藤原定家の設定は一部改変されており、群馬に赴任したという史実はありません。
*史実通りの出来事も登場しますが源平合戦で中立を保った地域を舞台としているので朝廷や鎌倉幕府の登場頻度は多くありません。
*知識不足による矛盾、間違いなどがあるかもしれません。申し訳ありません。
*ツギクルと連携しています。折りたたむ>>続きをよむ
九州のある大名が、関東のある猛将が、東北の知将が声を揃えて言う。 ある時眠りにつくと光があり、その光に抗うすべもなく光に吸い込まれる。抜けた先にはどんな味をも自由に操る正に食の神というに相応しい少女がいると。 それは武士の憧れだった。大名と言っても玄米と一汁一菜の庶民よりかは豪華なもののやはり面白さに今ひとつ欠ける食事。 武士たちは少女の作る食事を求めてその少女の元に行くことを心から望んだ。 その少女がいる料亭の名は、戦国レストラン『も
ののふ亭』。折りたたむ>>続きをよむ
ラヴェンタ王国の国境付近で生まれた双子がのたどる数奇な運命と、立ちはだかるヴィザンツ帝国との戦いを描いた創作歴史小説。一部、実在の地名や史実っぽいものが出てきますが、すべてフィクションとなります。
古典を偽ギャル語読みしたらなぜか読めてしまう謎について真剣に考察したい(棒)。
おそらく彼らの言葉は共感に特化し、内容をお互い把握しなくても……。
清子(清少納言):(ぐ~ぐー)
繁子(紫式部):(すやすや)
イズミ(和泉式部):は? いみわかんなし
定子たん(本来『ていし』と読む:すばらしいおかんがえです(※わかっていない)
彰子ちゃん:学問的なお話でしたら、皆様のご興味と外れるようですのでここではご遠慮願いたいのです
が。
なお、よりマトモな訳を望む人は『桃尻語版 枕草子』を読んでください。和泉式部のキャラについては作者に知識がないので適当にでっち上げました。折りたたむ>>続きをよむ
今回の『無念! しくじり武将』は関ヶ原の戦いで一躍有名となったあのお方にお話を伺います。豊臣家中納言が何故、豊臣家に弓を引いたのか? 歴史に残る裏切りに至るまでを語っていただきましょう。
2040年頃の社会の歴史の教科書を想像して作りました。
きっとコロナが載っているはず...
当たり前ですが完全なる1個人の妄想です
スパルタ人男性カリロス(アミュクライ在住・31歳)が過ごした、なにげない1日の様子。
(小説家になろうユーザー自主企画『夏のいけおぢ祭り』に参加するために書き下ろしたものです)
天保七年春、歴史的な大凶作は三年続いていた。大坂城代土井利位は、米商人高津屋に依頼し江戸への廻米を秘かに画策し成功した。ところが秋になり、幕府は更なる糧米確保を目論み、江戸への廻米の幕命を発令した。米不足の中での強権発動で、京・大阪の不満は高まった。
城代の近習、牧野小次郎は、町人に扮し、治安目的で大塩平八郎の私塾『洗心洞』の内偵を進めた。しかし、役人の私利私欲や豪商との癒着に嫌気がさし、次第に洗心洞一派の義憤に共感するようになった。ま
た、同じ裏長屋に住む通い女中おせんに惹かれ、将来、所帯を持って小商いを一緒に営もうという夢を持っていた。
高津屋の一人娘おしのには、商家の息子で伝八という許嫁がいたが、伝八は突然婚約解消を申し出た。正義感の強い伝八は『洗心洞』で住込みの塾生になったので、決起した時、おしのに累が及ばないように、予め離縁を決意したのだった。しかし、おしのは一途で、伝八の決起と共に、自決する心積もりだった。
洗心洞は、知行同一を教えの根幹に据えていた。塾頭の平八郎は、東町奉行跡部良弼に政治改革の上書を提出した。しかし、分限も弁えず無礼者と、無視され叱責を受けただけだった。ついに、廻米令を機に天誅を下さんと決意する。かつて同僚だった与力、栗林隼人は平八郎に遺恨があり、塾生に返り忠(裏切り)をそそのかした。
翌、天保八年二月、小次郎は決起直前に檄文を入手、義と忠の板挟みに悩んだが城代に通報。一部塾生の返り忠も生じた。
洗心洞一党は、役人と豪商に天誅を下さんと決起し、大坂各所に火を放った。事件の当日、伝八は銃火を浴びて死亡、さらし首となった。自決を覚悟していたおしのだが、お腹の子のため、小次郎の説得で思い止まった。小次郎も騒乱の中、死亡。事件後、おせんは、小次郎との夢であったうどん屋の女将になった。大坂の町の炎上と共に武家社会の終焉を迎えた。
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元海上自衛隊の横須賀地方総監の山本は第二次世界大戦の世界へと転生することになる、しかい現代の艦隊を一緒に持っていくことができ、その力で日本側に加勢するが、現代艦隊ならではの問題が多数発生、果たして山本率いる艦隊は今後どうなるか
2165位 桜
75年前、桜が咲き始めたころ、沖縄へ向かおうとした最後の艦隊がいた。
そんな艦隊の中心であった彼女の思いとは。
史実をもとにしていますがかなりオリジナル要素が入ってます。
艦魂出てきます、苦手な人は注意してください。
第二艦隊の将兵と艦達に合掌……。
アルファポリス・カクヨム・ノベルバ・エブリスタにも掲載しています。
南アフリカのジンバブエで見つかった古代の遺跡。
20世紀の初頭に白人入植者達は黒人による文明の跡を徹底的に破壊していきました。
略奪と差別による破壊の後に残ったわずかな痕跡を女性考古学者が調査発掘を行なっていきます。
激しい差別と黒人社会に古代文明は無かったと一方的に決め付けられる時代に、学術調査でそれらを証明していくのは時代的にも大変なことだったでしょう。
日本ではほとんど知られていない考古学に女性が携わるきっかけをつくったイギリス女
性の物語。
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昔、昔、あるところに
お侍の出で立ちをした、大そう大きな猫がおったそうな。
その猫は刀を携え、袴を着て、いかにもお侍の風貌をしてはいたが、
人前で悪戯に刃を向けることはせず、また人を化かす様な悪さもせず、
あっちへフラフラ、こっちへフラフラと、気の向くまま、風の吹くまま、
あてもなく流離っておった。
人はその猫のことを、猫のお侍、「猫侍」と呼び、ふらりと人里に下りてきた時には、
お茶や飯、雨露を凌ぐための軒
先三寸程を貸したりして、世話をしてやったそうな。
***ここまであらすじ***
*舞台は江戸時代初期としていますが、物語の関係上、独自の用語が散見されます。少しずつ解説を入れるものの、それらと史実は一切の関係がありません。
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【あらすじ】
小国のさらにはずれの穏やかな町。過去の大きな戦争で大きな塀に囲まれたその町は今は平和を享受していた。森の中にあるため害獣に悩まされていたが、それ以外は暮らす分に人々に危害は無い。
孤児院を営むシスターメアリは通称マザーと呼ばれたいた。慎ましやかに彼女は子供たちと生活するが、それを覗く一人の少女がいた…
以下あらすじはネタバレありです。ご注意ください。
【あらすじ】
彼女はアリシア、伝説と思われている生物「吸血鬼」を駆
ることを生業に生きている。しかし、彼女は自分の育ての親を「吸血鬼」に殺された過去を持ち、復讐のために戦い続けているのだ。その時現場に居合わせた後遺症の記憶障害から思い出せない父親の正体を知りたいと願う彼女は広い世界を歩く。そしていつか敵である父親を殺した「吸血鬼」を見つけることを今も夢見ている。折りたたむ>>続きをよむ
のほほんと平穏に生きてきた大滝東《おおたきあずま》だったが、公園から帰る途中、鈍器で殴られて意識を失ってしまう。気がつくと、1582年の安土城にいた。なんだかんだで信長の家臣になった東は、学校建設や妻などを迎えて次々と出世していく。
復讐を試みた少年バンダルは崖から落ちて記憶を失う__記憶を取り戻した瞬間世の中は狂い出す
21世紀に生きていた歴史好きの男性がもし明智光秀に転生したら?
そして、織田信長を殺さなければ歴史が変わってしまうことを知っていたら?
……というのを思いついたので書いてみました。
【主な登場人物】
喜之助……いたずら好きの少年。主人公。宗太郎に男手一つで育てられる。
宗太郎……有名な薬師。喜之助の父。
一とせ……宗太郎の客。「夜鷹」と呼ばれる最下級の遊女。
【あらすじ】
薬師の一人息子、喜之助はある日、父・宗太郎から使いを頼まれる。今夜、とある薬の取引があるというのだ。待ち合わせの場所に向かうと、そこに現れたのは黒い着物に身を包んだ色白の若い女・一とせだった。取引は無事終わり、一とせと喜之助は再開の約束をして別
れる。
数日後、喜之助は窮地を一とせに救われる。一とせに惹かれる喜之助。彼女のために文鳥を贈ろうとする喜之助だが、一とせには何か秘密があるようだった。折りたたむ>>続きをよむ
高校生のカスピが、納屋にある鏡から室町時代中期にタイムスリップ。
出会うのは、銀閣寺を造り、応仁の大乱の火種も作った足利八代将軍の義政。幼なじみでクラスメートの渓市もカスピに巻き込まれてしまう。
左大臣・久我久秀の三の姫、朔は公家の姫らしく、しとやかにするのが苦手だった。父の勧めで都から二日ほどの距離にある別荘に、遊びに来ていた。
朔の「変わり者」というウワサを聞き、好奇心から従者に紛れ込んでいた、家柄は良いが無位無官の大伴真夏は、里の者にも分け隔てなく接する朔に惹かれる。
真夏の涼やかな様子に朔も惹かれるが、彼女は姉の悲恋のため、恋に臆病になっていた。
そんな時に、右大臣の娘が帝の子を出産し、朔の父が失脚に追い込まれた
と、知らせが入り――。
「メクる」等にも掲載。折りたたむ>>続きをよむ
思いつくままに書いてみた雑文です。
山口多聞氏の主催する「架空戦記創作大会2017夏」の参加作品となります。
テーマは「架空の河川・湖用兵器に関する架空戦記」です。
突出し(女郎デビュー)の日を迎え、初めての客を取ることになった遊女・花雪。
姐の清水花魁のはからいで、加賀屋の旦那が突出しの面倒を見てくれることになった。
そして女郎としての初めての夜、花雪は加賀屋の旦那と床を共にしようとするが――。
第五回サークル・シエスタ課題短編(お題「愛」)
中世イングランドのなだらかな丘陵地帯。草原と森。とある女剣士が旅の途中に出合った一件。
明治になって、廃刀令が出された。もはや刀を必要としない時代に、その男はまだ刀を打ち続ける。そんな生き方しか男は知らないのだから。
高橋隆19歳はある日タイムトラベルしてしまう。果たして生き残れるのか!?
佐藤祐介は剣道を学ぶ17歳の高校生である。
彼の祖父でもあり剣の師匠である佐藤英二が亡くなった後、道場で祖父の形見の刀を持ったとたん、急に地震に巻き込まれ、目を開けると、知らない場所に来てしまっていた。
そこで困っていた少女2人に協力すると、2人は、西郷吉之助、大久保正助と名乗り、自分が江戸末期の薩摩、しかも一部の人間が女性となっていて、本来の歴史と違うところに来てしまったと自覚する。
その2人を藩主となって見出す島津斉彬も少女。元
の世界に戻るために、歴史を狂わせてはいけないと思い、島津斉彬に協力して、彼女を藩主にしようと祐介は剣道から学んだ高い志と精神力で奔走するのであった。
※時代としては、鎖国が解除される少し前から、島津斉彬が藩主になるまでの薩摩の物語です。
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「わたし」はフランスのパリにいた。
どうしてこうなったのかは分からない。
ただ一つ分かっているのは、
これから先、身一つで暮らしていかないといけないことだ。
異文化交流が化学反応する、料理歴史ファンタジー。
シベリア抑留された人の恐怖を創作した人物たちを通して、書きました。
戊辰戦争にて散った二本松少年隊の物語です。主人公は架空の少年ですが、他はすべて歴史上の人物です。主人公の少年は大壇口の戦いから生き残り、母成峠、会津鶴ヶ城、五稜郭と転戦し新政府軍に挑み続けます。少年隊の仲間たちはもちろん、多くの歴史上の人物が登場します。
白虎隊士、山本八重、土方歳三、伊庭八郎、榎本武揚、高松凌雲、木戸孝允等々、多くの史実の人物が主人公と関わります。
維新後も生き残り、ついには西南戦争にも関わります。最後まで二本松武士
道を貫いた少年の物語をお読みください。
なお、この小説は作者ホームページにて連載完結したものを、さらに改訂して投稿する作品です。折りたたむ>>続きをよむ
僕は「昭和」と言う古き良き時代をあまり知っていなかった。ある日昭和についておじいちゃんに聞いた…
政略結婚で嫁いだ家が、謀反の火に燃えて落ちる。
夫を置いて、その中を逃げる女と従者。従者はうちあける。
「殿は、無事姫を助け出した暁には、私との結婚を認めてくださるとおおせになった」と。
この作品は「カクヨム」にも掲載しています。
遼帝国の太祖耶律阿保機の末子(第4子)である耶律牙里果の7世の子孫に当たる。遼が滅亡する際に、契丹人を引き連れて西へ逃れてその地で勢力を広げ、モンゴル高原西部・新疆ウイグル自治区からカザフスタン東部・マー・ワラー・アンナフルまでの広大な地域を領有すると、故地回復を望んで東征軍を出すが途中で挫折した。保大2年(1122年)、女真人の金から攻撃を受けた皇帝・天祚帝は、この攻撃を防ぐことができず、中京から西の雲中の陰山に逃亡した。この時、大石
は宰相の李処温とともに燕京(現在の北京)において、第7代興宗の孫の耶律涅里(天祚帝の従父)を半ば無理やりに擁立して、天錫帝として北遼を建国した。後に、天祚帝は大石に天錫帝を擁立したことを責めたが、大石は傲然と天祚帝が逃げたから擁立したのだと反論し、天祚帝も反論が出来なかったという。ある説では、大石は隠れマニ教徒だったという。折りたたむ>>続きをよむ
事故に遭い乙女ゲームの世界へ悪女として転生してしまった。しかもこのゲームの悪女はどのルートを回っても死亡フラグが立ってしまう。それだけは回避したい。だって長生きしたいしね‼︎取り敢えずフラグ折るのに専念します。って、ちょっとヒロインちゃん⁉︎私女だよ⁉︎
乙女ゲーム×新撰組×幕末×○○な話
慶長十九年、真田信之は弟幸村が配流先を抜け出し大阪城に入場した報を受け一計を講じた。
それに翻弄されながらも大坂冬の陣は講和締結で終わった。
豊臣との関係に早くけりをつけたい徳川家康は大阪城の濠埋めを急がせ、重ねて幸村の伯父信尹を使い幸村の調略しようとするが失敗に終わる。
そこには日の本の行く末を案ずるそれぞれの想いがあった。
幸村の戦の才に不安を覚えた信之は真田忍びに幸村の殺害を命じ、大阪夏の陣が始まった。
共に戦う後藤基次の想い、家
康を追い詰める幸村とそれを阻止する真田忍びと遺恨。
そして終戦後、信之は語るのであった。折りたたむ>>続きをよむ
戦国時代の思想家荘子と名家(論理学派)の恵子の討論。
未だ寒さが色濃く残る一月の中旬。雨の降る黄昏時を、一人の男が慌てた様子で身震いしながら駆けている。雨を避ける道具を持参していなかったらしく、急いで目的地に辿り着く事以外頭にないように見えた。
この辺りは清洲城より五十里ほど東の比良城主佐々家が治める土地であるが、南北を貫く堤の東側には広大な芦原が広がっている。そして西側には『あまが池』と呼ばれる池がある。ちょうど男はその辺りに差し掛かった所だ。
不意に男の足が止まる。男の視線はある
一点に注がれていた。既に暗くてよく見えないが、一際大きい黒いなにかがそこには居た。胴体らしき部位は堤の上にあり、首らしきものは堤から伸びて今少しで池に入らんとするかのように見えた。
そしてそれは、おもむろに首を上げる。まるで鹿のような奇怪な顔だ。その目は星のように輝き、開かれた真っ赤な舌は人間の掌のようだった。折りたたむ>>続きをよむ
歴史初心者の人でも
1分も経たずに歴史の勉強ができる
短編小説集です。
三好・松永勢一万余の襲撃を受けた剣豪将軍足利義輝は、数多の名刀を畳に突き刺し奮戦する。
※自サイト『京都にての物語』からの転載となります。
第一回京都博覧会の会場を訪れた明治天皇の名誉ある案内役を務めたのは、知事の長谷信篤ではなく参事の槇村正直だった。
※自サイト『京都にての物語』からの転載となります。
若い兵ヴェンヒェルは、森で男装の麗人グートルーンに深傷のところを治療される。片腕が狼のグートルーンは、狼を使役する美しい魔女であった……その地の領主は彼女を人狼姫と呼んで殺そうとしていた。ヴェンヒェルは狼の血族をめぐる陰謀と闘争に巻き込まれていく。
シャルルマーニュが「西ヨーロッパ」とのちに呼ばれる地域を統合しつつあった九世紀ごろ。古ゲルマンの狼さまよう黒い森を舞台とした、ヒストリカルロマンスファンタジー。
歴史とは何故に勉強しなければならないのだろうか 何か楽しくすることはできないのだろうか 室町時代にタイムスリップしてしまった主人公の前で関ヶ原の戦いの幕が開ける
天神菅原道真公のお姿とは、まさに雷神足られたのである。
アケリアの若き王ハーン。宿敵デュラウス王国とアケラ河畔で激突する。その戦いに勝つためハーンは策を講じていた。