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歴史ランキング 5301~5350位
generalleutnant der nva
歴史
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昭和二十年春に機関車を運転していた萩野機関士と動員された女学生の繰り広げた話を、筆者がインタビューしたもの。
特に本題には絡まない
古事記、日本書紀には「出雲」、「日向」のエピソードが丁寧に描かれている一方で、弥生時代の先進地域「筑紫」が描かれていない。大和王権が封印した2つの金印の真実、それは400年続いた伊都国と奴国のライバル関係。
21世紀の英国がEUからの離脱を選択したのと同じく、和の国、国創りを志向した伊都国のリーダーは大陸帝国の影響からの離脱を目指し、賛同する勢力を求めた。
本編はエピソード毎に登場人物が入れ替わる、短編集大河ドラマとして描きました。
ここ鹿児島にはたくさんの豪傑者(ぼっけもん)が棲んでいる!
私のご主人様は、美人で家庭的でおまけに歌まで得意な深窓の奥様だ。にもかかわらず、ご身分の良い夫の藤原兼家様はもう一方の妻のもとばかりではなく、あちこちに女を作って浮名を流しては私の主人を悩ませている。おかげで我が主人は「家庭的でおとなしいばかりに、夫に振り向かれない哀れな女」と呼ばれている(と、本人は思い込んでいる)けど、実際とはちょっと違う気が……。平安古典「蜻蛉日記」の独自解釈。自己顕示欲旺盛で、ちょっと我儘な可愛い奥様の書いた日記
に、腹心の侍女が突っ込みを入れまくります。折りたたむ>>続きをよむ
私は今回ほとんど扱われたことのない劉協による漢の統一を書こうと思います。
史実でも劉協は馬鹿ではなかったようですがこちらでの劉協は完全にチートスペックです。こういったご都合主義でもよいという方はぜひ読んで下さると嬉しいです。
レオンは美しい人でした。でも、レオンは断頭台で死にました。三十にもならぬ若さでその生を終えました。重い刃が落ちたとき、血に彩られ、夕闇の中、生きているときよりもなお美しく、その顔を輝かせたに違いありません……。
仏蘭西革命で活躍した一人の若い政治家の婚約者が語る。
気の強い少女が愛した青年の姿。それは革命の中での非情な決断を続けなければならない苦悩、理想とかけ離れ行く現実の世界への絶望。
理想の社会を夢見た情熱と、愛情の行方は――。
無断転載、無断複製を禁じます。折りたたむ>>続きをよむ
わたしが敬愛する池波正太郎描く『鬼平犯科帳』名演・中村吉右衛門、長谷川平蔵有終の美を個人的に惜しみます。池波氏が発掘した火付盗賊改方、長谷川平蔵の知られざる実態を記す記念エッセイです。
ゴールドラッシュに沸き、戦乱の予感に震える、17世紀半ばの蝦夷地北海道。孤独なハンター久蔵は、金掘りたちに追われる和人の女を助ける。その女が何者なのかも、これから始まる凄惨な戦いについても知らないままに。
火縄銃と毒矢と蛮刀と、大自然の猛威が交錯するアクションもの。
歴史の闇に埋もれた真の英雄ウィリアム・ランポート=エル・ゾロの少年期から死ぬまでの生涯をある程度史実に基づいて小説にしています。
「怪傑ゾロ」は殆んどが創作ですが、より写実感を強めた冒険歴史小説だと自負していますのでどうぞお読みください。
信長、光秀、秀吉、の三人が長篠の戦場で話すだけの面白味が欠けた短編小説。
信長賛美の暇潰し小説で、三千字くらいです。
朝……綺麗な女性が俺を起こす。
会ったことない美人でスタイルもいい。
その女性は俺の妻らしい。
名前は祝融
どうやら俺は若き日の孟獲に転生したみたいだ。
しかたないので俺は孟獲として生きていこうと決心する。
だが周りは脳筋ばかりで戦以外役に立たない。
なら脳筋以外を召し抱える為に俺は三国志の世界に旅立っことにした。
廃村の外れに建つ社の氏神、初瀬比古命は死を望んで深い眠りの中にいた。
そんな彼を叩き起こしたのは、凶悪・横暴・旁若無人と三拍子揃った押しかけ巫女の那智。
凶暴な彼女の存在に、怯えていた初瀬であったが、山賊の襲来から救いを求める声に応えた時、二人の関係に変化が生じる。
死にたがり氏神とド外道な巫女の、和風ファンタジー。全六話。完結済み。
平家物語の一幕。高倉院と平徳子の宮島での一夜。
旧サイト風待ちの湊(現在閉鎖)より転載。
時は平安…朱雀天皇の御世。
その頃の都は魑魅魍魎の跋扈により政の機能が低下していた。
事態を憂えた帝は陰陽寮に事態の収拾を指示し、命を受けた陰陽寮は安倍晴明に一任した。
それと同じ頃、叡山では一人の僧侶がこの事態に疑問を持ち始めていた。
僧侶の名を良源。
良源は原因を探るべく、数年前に保護した養い子・維将(これまさ)とともに都へと降りる。
尚子に残された道は二つ。父と愛する祖国のために心を捨てて生きるか。それとも、父や兄弟を捨てて愛する人と共に生きるか。
それは、自分らしく生きたいと願った二人の激しい恋の物語──。エロカッコイイ(?)平将門によるラブファンタジック将門記1(平安のロミオとジュリエット)
《※9/26加筆終了※》
徳川家康の側室の一人で、二代将軍・秀忠の娘、和子が天皇に嫁ぐとき代母として付き添い、徳川家の隆盛を陰で支えた阿茶局の生涯。
時は、明治九年。異国の文化が馴染み始めた横浜の地で、元旗本の次男である桐嶋雄斗は、何でも屋「銀杏堂」を営んでいる。
24歳になっても妻を迎えず悠々自適に暮らしているように見える雄斗だが、実は、もう一つの顔がある。それは魔を打ち払う術を持つ”魔祓師”。といっても法術が使えず、仲間からは”ヘタレ法師”と呼ばれている。
そんな雄斗は、ある日、路地裏で廓から逃げ出した振袖新造──瑠華を拾ってしまい、己の運命が大きく変わっていく。
これは一
度は全てを投げ捨て横浜に逃げた青年の、再起と奮起と、運命を覆す物語。
あるいは港町横浜で織りなす、一人の不器用な青年と、不遇な少女の恋のおはなし──
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戦国時代、尾張一の商業地・津島で一番の大店を仕切る女商人『吉乃』はふとしたことで織田家の兵糧が横流しされる事件に巻き込まれてしまう。
その男勝りで勝ち気な性格のせいで吉乃は織田家の侍たちに立ち向かうのだが、その時一人の若武者が吉乃の前に現れる。それは、家督を継いだばかりの若き織田信長で・・・
後に信長の側室となる、生駒吉乃。彼女はどのような人で、どのような人生を送ったのか。
信長最愛の女性とされるその謎多き人物像を、史実とフィクション
を織り交ぜながら描きます。
織田信長の妻として有名なのは濃姫。でも他にも側室はいるんだよ!!むしろ濃姫よりも魅力的で信長に愛された女性がいるんだよ!!!みたいな気持ちを小説にしてみました。折りたたむ>>続きをよむ
【講読時のアドバイス】
時代順に読みたい場合は完結から遡り読んでいただくのもよいです。
通常の進行とは違い、物語は死後葬儀→暗殺→晩年→と年月を遡る形式で更新していきます。
スイスで暗殺され客死したオーストリア帝国皇后の葬儀から始まります。
1836年12月24日のクリスマス
今のドイツ南部バイエルン王国の王族バイエルン公爵とバイエルン王の妹ルドビィカ王女の第二子として誕生した。
エリーザベト・アメリア・オイゲーニャ・フォン・ヴィテ
ルスバッハ・ヘルツォーゲン・イン・バイエルンの劇的なシンデレラ人生を回顧録風に空る物語です。
実在したシンデレラは本当に幸せだったのか?
王家に繋がる公爵家に生まれながら自由奔放で自然に囲まれ家庭的なブルジョア階級の様な暮らしをしていた少女。
15歳で偶然にもオーストリア帝国の皇帝に一目ぼれされ16歳で結婚しハプスブルク家の若き皇后となった。
そこから彼女の苦悩と自立、そして挫折と栄光、悲劇、世紀末ヨーロッパで繰り広げられた真実の愛と憎悪の物語。
宮廷の儀礼と慣例に反逆し、苦悩の果てに勝ち取ったものは?
失ったものはなんだったのか?
早い時代に生まれ一つの価値観、一つの時代が終わる斜陽の帝国に咲いた「バイエルンの薔薇」ヨーロッパ宮廷一美しいと呼ばれた。
女性の生涯をお楽しみ頂けたら嬉しいです。
参考引用書籍
皇妃エリーザベトの真実・皇妃エリーザベトの生涯・麗しの皇妃エリーザベト・エリーザベト美しき皇妃の伝説・皇妃エリーザベトハプスブルグの美神・皇妃エリーザベトその名はシシッ・皇妃エリーザベトをめぐる旅・マリーヴァレリーの日記 清泉女子大学 オーストリア皇妃エリザベートの死をめぐる報道・エリーザベトの婚礼・マリーヴァレリー・フォン・オーストリアの日記・イルマ・シュターライ伯爵夫人「晩年のエリーザベト皇后」・マリー・フェステティクス・デ・トルナ伯爵夫人の日記
尚:史実を資料ベースを元に展開していますが、感情導入させるためにフィクションも一部含みます。
あまり知られていない逸話も載せています。
シシッフアン講読必須?!
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葉山藩目付役高橋惣兵衛は妻を亡くしてやもめ暮らしをしている。晩酌が生き甲斐の「のんべえ」だが、そこにヨネという若い新しい下女が来た。
ヨネは言葉が不自由で人見知りも激しい、いわゆる変わった女であるが、物の寸法を即座に正確に言い当てる才能を持っていた。
折しも、藩では大規模な堤の建設を行なっていたが、その検査を担当していた藩士が死亡する事故が起こった。
医者による検死の結果、その藩士は殺された可能性が出て来た。
惣兵衛は
目付役として真相を解明して行くが、次第に、この堤建設工事に関わる大規模な不正の疑惑が浮上して来る。
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とりあえず、連合艦隊を勝たせるためにバフを詰め込んでみました。
戦記IFがお好きな方もそうでない方もどうぞご覧ください。
納得がいかないまま熟年離婚してしまった主人公は、離婚してから3年経った時に、分水嶺と思われる日に戻ることになったが……。
公式企画の「秋の歴史2024」の参加作品です。
5323位 狼煙
紀元前三百十二年、中華の大地。
天下の覇権を握りたく、戦争をくりたしたのは斉王、楚王、そして秦王。
争いの世で生き残り、今の錦衣玉食を保てば良いと思うのは韓王、魏王。
改革維新、土地を開き、国力をあげることに専念するのは趙王。
名だたる戦国諸王には、それぞれの思惑がある。
人質として韓国にいる燕公子姫職は、趙の馬車を乗り、北東へ母国に向かう。
五年前、燕王は王位を宰相子之譲り、太子の姫平が反発し、燕は内戦に陥った。
その内乱に乗じて、斉
と中山は燕を侵攻し、財貨、土地を奪い、都、宗廟を焼き払った。
斉が憎い。中山が憎い。子之を擁護した貴族達が憎い。
そして何より、奸臣の讒言を信じた父王は憎たらしい。
趙国から使者が現れる前に、人質の彼は何もできない。
だが今、趙王は自分を王座に就けさせる。
馬車の中、燕国の王は復讐を誓った。折りたたむ>>続きをよむ
アレクサンドリアって大灯台があった所でしょ。灯台好きー。
誰もが知るイエス・キリスト
2000年前のしがない1人の大工の息子の話は
これまでずっと語り継がれてきた
だが、本当の彼を知る人は誰もいない
武器を持って戦う英雄でもない
魔法を使った訳でもない
どこにでもいる1人の男
なのに、なぜ彼は何千年と時が経っても忘れられず
永遠に語り継がれるのか?
本当に彼は存在したのか?
それとも聖書はただのおとぎ話なのか?
神は本当に存在するのか?
イエスは十字架上で死んだのか?
そのイエスの生
涯を通して
聖書と世界の歴史における様々な謎と嘘について
小説風でもって語っていきます
特に93話からは
歴史学はもちろん、自然科学、天文学、政治、経済、文化、風俗、工学、軍事など、
あらゆる科学的資料に基づき
これまで世界の誰もが目にした事のない、
決して誰も口にしようとしない、
そんな禁断の人類の歴史について書かせていただきます
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蜀漢の皇帝 劉備は孫呉の軍勢に惨敗した後、白帝城でその生涯を終えたはずだった。
しかし彼が再び目覚めると、そこは徐州の州牧邸であったのだ。
不思議なことに劉備は、29年もの時をさかのぼっていた。
時は彼が徐州牧になったばかりの194年の夏。
翌年には呂布に徐州を乗っ取られるという失態を演じるが、それも知っていれば避けようはある。
おまけに関羽と張飛も未来の記憶を持っていることが分かり、3人はやり直しを決意した。
絶望の淵からよみがえった
男たちの戦いが、今また始まる。折りたたむ>>続きをよむ
初めまして、天川裕司です。
ここではシリーズでやってます『夢時代』と『思記』の原稿を投稿して居ります。
また、YouTubeドラマ用に仕上げたシナリオ等も別枠で投稿して行きます。
どうぞよろしくお願い致します。
少しでも楽しんで頂き、読んだ方の心の糧になれば幸いです。
サクッと読める幻想小説です(^^♪
お暇な時にでもぜひどうぞ♬
【アメーバブログ】
https://blog.ameba.jp/ucs/top.do
【男山教会ホーム
ページ】
https://otokoyamakyoukai.jimdofree.com/
【YouTube】(不思議のパルプンテ)
https://www.youtube.com/@user-vh3fk4nl7i/videos
【ノート】
https://note.com/unique_panda3782
【カクヨム】
https://kakuyomu.jp/my/works
【YouTubeドラマにつきまして】
無課金でやっておりますので、これで精一杯…と言うところもあり、
お見苦しい点はすみません。 なので音声も無しです(BGMのみ)。
基本的に【ライトノベル感覚のイメージストーリー】です。
創造力・空想力・独創力を思いっきり働かせて見て頂けると嬉しいです(^^♪
出来れば心の声で聴いて頂けると幸いです♬
でもこの条件から出来るだけ面白く工夫してみようと思ってますので、
どうぞよろしくお願いします(^^♪
少しでも楽しんで頂き、読んだ方の心の糧になれば幸いです。
サクッと読める幻想小説です(^^♪
お暇な時にでもぜひどうぞ♬
折りたたむ>>続きをよむ
中国大陸初の統一王朝である秦朝を脅かした、史上初の農民反乱である「大澤郷起義」。
この農民反乱を首謀した陳勝と呉広は、歴史を動かした英雄として今も高い人気を誇っている。
中華王朝の第一王女にして次期王位継承者である愛新覚羅翠蘭は、古の歴史に触れる事で天子として果たすべき役割を再認識するのだった。
戦乱の世を生きる外岡士郎は安房の国館山城の城主の娘美少女天羽経丸の事が大好き。館山城城主、経丸の父長経が不在の間に隣国の悪徳大名都賀が天羽家と戦をする為に罪のない天羽家の農民達を十数人殺害する事件を起こす。それに怒り立ち上がり戦をすることを決意する経丸とイケメン家臣片倉水道、士郎は格上の都賀と戦をするのは絶対に勝てないと言い戦をしないよう説得を試みるが経丸の決意は固い。片倉さんの「心配するのはわかるが信じることも大切なんじゃないのか?」
の言葉で士郎は経丸を信じ共に戦う事を決意する。士郎は武術も弱く自分が役立てる事を考え農民達に共に戦うよう呼び掛けることと都賀軍の金で雇われていて忠誠心のない人達に大金を払い裏切るように調略する。そして経丸と士気の高い経丸軍は大軍の都賀軍と正面から戦う。数では劣るが経丸軍は五分以上に戦う。頃合いを見て士郎が法螺貝を吹きそれを合図に調略した者達が裏切り行為を始めると都賀軍は大混乱に陥る。その隙に経丸、片倉さんは総攻撃をし都賀軍を敗走させ更に経丸と片倉さんは都賀を追い込みそして経丸が都賀を討ち取る。
経丸は都賀を討ち取り安房の国を守り切る事に成功した。折りたたむ>>続きをよむ
第二次世界大戦を生き延びた長門は、新生日本海軍の一員として、朝鮮戦争に参加する
突然の火事で故郷である里山を失った鳥天狗の少年は、零と名乗る人鬼に拾われ「睦樹」という名を与えられる。名前も火事の時の記憶もない少年は零の住処『隠れ家』に身を置くことに。そこは行き場のない訳あり妖怪たちの住む場所。一風変わった萬事処『あやし亭』でもあった。妖狐の一葉、猫又の双実、化狸の参太、人魚の五浦、死ねない人の志念、正体不明の紫苑。一癖も二癖もある『あやし亭』の妖達と火事の真相と自分の記憶を解明すべく動き出す。どうやらこの件には、火
事に遭った里山と隣接する芽吹村を再建すると名乗り出た札差・近江屋佐平次が関わっているようで―――。妖怪と人が交わる江戸、人の世で生きる妖が事件を解き明かす怪奇譚。折りたたむ>>続きをよむ
これはある和歌から想像して作られた姉弟の物語。
「うつそみの 人にある我らや 明日よりは
二上山を 弟背と我が見む」
万葉集百六十五番より
明治の頃。子爵家の娘・紗智子は春日伯爵邸の桜宴に出かけた折、友人である広瀬季子の婚約の噂を聞きつける。相手は季子が常々想ってきた柴田瑛一だった。季子は侯爵家の令嬢、柴田も子爵家の子息、家柄も似合いの組み合わせだが、紗智子は心配になった。それは柴田の持つある力に纏わるものである。
紗智子の兄、幸之朗は柴田の学友、故に紗智子も幼少の頃から親しく、故に知ったのだが、柴田は不思議な力を持っている。柴田の血脈では珍しくはないその力を、一族の者
は「未来視」と呼んだ。未来を、そして瑛一の場合は過去や夢もその目に映す。ただ、あてにはならない。視たものが過去だか未来だか、現在であるのかもわからないのだ。
親しいと思っていた自分たち(幸之朗もなにも聞いてはいなかったのだ)に、一切知らせずに行われた婚姻契約。どうやら柴田は『とても急いで』いたようなのだ。それを柴田の乳母たちから聞きだした紗智子は、急ぐ理由を考えるうちにある推論にたどり着いてしまった。
推論――季子に未来はないのではないのか?
未来を視る柴田の目は、季子の寿命を視たのではないか。最後の日々に季子の願いを叶えるためにと婚姻を急いでいるのではないか。それが紗智子の考えだった。兄・幸之朗に相談するも、彼は持ち前の暢気さを存分に発揮し、なかなか話にならない。しかし話を重ねるうちには、紗智子の苦悩は無事に幸之朗にも伝染した。後には幸之朗のほうが、友の一大事に気を揉むこととなる。
果たして。柴田の意図や如何に。折りたたむ>>続きをよむ
パリピがあれば、マザピもあるさっ。
三国志きってのマザコン徐庶が現代へ転移した。
締め切りギリギリに滑り込みセーフ。
拙作のショート作品集より、いざ出陣じゃあ。
わたしは大学の卒業旅行でインドを観光中だった。
その日わたしは、インドの数多の英雄達の中でも特に魅かれていた英雄が眠る霊廟を訪れていた。 偶然だがその日は彼が戦場で散った日から200年後にあたる日であった。
だが彼の墓の前で祈りをささげたあの時・・ そこからの私の記憶は無い。
その後のわたしの記憶は、あの船の中で蘇生した時の記憶から始まる・・・
軍人藤浪東吾の手記
戦争の時代戦禍に身を投じた男。
戦争とはなにか。意味のある戦いなのか
敗戦後投獄された地で綴る懺悔の手記の記録である
とある少年の夢に現れた不思議な世界。その世界で少年が目撃したのは…妖魔解封?
暫し雌伏の時を経て、大宋国中に散った妖魔達が沈黙を破り蠢き始める。
中国の四大奇書「水滸伝」。これはその登場人物達が繰り広げる、時にユルく、時にシリアスに、時に殺伐と、時にはキュンと、たまーにエグく、でも全体的にはほのぼのとした、それでいて壮大…かどうかは定かではないプロローグ的なアレとか何とか──そりゃそうだ、だって水滸「前」伝だもの。
「水滸伝」をご存知の
方はもちろん、全くご存知ない方から、そもそも「四大奇書ってなにそれおいしいの?」って方まで、色々な方々に楽しんでいただけたら作者冥利に尽きます。折りたたむ>>続きをよむ
肥後人吉藩最大の御家騒動、「お下の乱」。その過程と決着を、当事者それぞれの視点で描く。
今回は「因幡の白兎」について語り出したのですが、全く違う方向にグダグダとした会話が続いていくこととなりました。
新撰組一番隊隊長沖田総司。病に侵され、京を追われ、仲間のもとに帰れないまま現世で生涯を終えた彼は、気づいたら『異界』に立っていた。
最期の間際に斬ろうとした黒猫と一緒に。
そこで出会った高倉虎丸という武士が言うに、現世の年齢のまま異界に転生し、第二の生を得る機会を得たという。しかも病が治った身体で。
第二の生。沖田は、その機会に恵まれたことを喜びつつ、近藤さんや土方さんの元に帰れなければ何の意味はないと現世への未練が募った。
龍宮京とい
う都に導かれた沖田は、そこの主、高倉浪平の薦めで、学校の剣の先生をしながら、第二の生についてどうするのか考えてみることにする。
元々は剣の道場の塾頭で、子供好きである沖田にとって、そこは、故郷と同じような日々を送れる安らかな場所だった。
現世の過去からでも、未来からでも誰かがやって来る龍宮京の学校で、沖田は様々な人物と出会うことになる。校長を務める菅原先生、令和の世からの来校生たち、そしてかつての仲間にも――。
※数話で完結予定。不定期更新になります。折りたたむ>>続きをよむ
ノエルは化物に捕まっていたところ、先生と呼ばれる男に死を代償として助けられた。その戦いぶりは憧れとなるほどに心を打たれる。
「わたしも、あんな風になりたい」
記憶が欠落して空っぽな状態だったことで、何を置いてでも憧れをなしたいと思うようになる。だが、先生の弟子を筆頭に、周囲からとめられる。ノエルの常識離れの考えによる憧れをなしたい想いに、制限がかけられた。
妥協したくないノエルは憧れのために奮闘する。生活能力は皆無なため、弟子をバデ
ィにして化物を討伐しつつ、ノエルは日々強さを身に付けていった。折りたたむ>>続きをよむ
中世文学の代表とも言える葉楽日本紀から、桃太郎伝を現代語訳した。現代においていわゆる「桃太郎」として知られる物語の原型であるで、細部においては異なっている。テキストはピケール版(国文学研資料館所蔵)を用いた。
明治11年(1878年)日本史史上最大の内戦「西南戦争」
を乗り越えた明治新政府の黒田清隆らは同じ鹿児島出身である大久保利通や川路利良と共に、その傷が癒える間もなく次の難題がふりかかろうとしていた。
巨星 西郷隆盛の死と薩摩、長州の藩閥ごとの思惑が
歴史を思わぬ方向へとつき動かしていく…
この作品は「https://kakuyomu.jp/works/16816927861329062866」にも掲載しています。
突然時空の転移に巻き込まれた大学生の巡(じゅん)は平成二四年から一八三一年の江戸に飛ばされた。その信じられない現象に混乱した巡だったが、転移先の番人であるシゲによって転移して来た人々でつくる組織「組」で保護され、組織の一部である口入屋「ほたる屋」で、平太(へいた)と名を変えて働くことになった。
時を同じくして江戸市中では、両替商や貸金業者の店が次々と爆破される事件が連続して発生し始めるが、その犯人と犯行方法は全くの不明で、巷間では輪
入道や天狗といった妖怪の仕業との噂が実しやかに流れていた。
連続する事件発生に手を焼いた南町奉行所では、与力であり、実は転移して来た者でもある村田(むらた)を中心として捜査を進めることとなったが、妖怪などではなく人間の犯行であると判断した村田は、同じく転移して来た者達であるほたる屋の面々、店主の清造(せいぞう)、番頭格の忠助(ちゅうすけ)、まだ少年とも言うべき太一(たいち)、そして大学で近代技術学を学んでいた平太と共に、未来の知識に基づいた推理を開始した。その中で平太は、次の事件が発生した際の現場検証に臨場を申し出て、村田の承諾を取りつけた。
程なく発生した五件目の犯行現場に臨んだ平太は、御用聞きの留吉(とめきち)やその女房シメの協力で犯行方法の解明に成功するとともに、実験によってそれを証明し、犯行動機にも肉薄した。そして、奉行所の強引な捜査手法に巻き込まれ、犯行グループのアジトと目される男茶屋に潜入捜査を敢行した平太の努力で次の犯行計画が判明し、その犯行当夜、北町南町奉行所の総力をもって犯行グループは捕縛、壊滅に至った。
その捕り物に留吉と共に臨場していた平太は、犯行グループの残した道具一式を見て愕然とした。それらは、この時代には未だ発明や出現をみていない、近未来の技術や装置であった。しかし、捕縛された犯行グループに「未来から転移して来た者」はいなかった。
この事から、新たな手口での犯行を予感する平太と村田であった。折りたたむ>>続きをよむ
【ヨアケマエ】世界に登場する兵器をオムニバス形式で紹介していくものです。
文章は小説形式でなく解説文みたいなものなので、その辺をご理解の上ご覧ください。
また紹介する兵器の順番に特に決まりはないのでゴチャゴチャしてしまうかも知れませんがご容赦ください。
石田三成が豊臣秀吉に命じられる。美味しい柿の食べ方を考えろと。
以て「梁書」を作る。
なんちゃって中華風世界の王朝交代物。連作短編。
こちらは自サイト「既了庵」にも掲載しています。
思い立ったが吉日、目指せ毎週更新。
知っているだろうか?
歴代の天下人に愛された名宝の存在を。
炎に包まれてなお生き残り、落城の後にバラバラになりながらも、時の天下人に望まれた茶入。
粉々に割れても修復を望まれた一品。
持った者が天下人の証と謳われた茄子茶入。
伝説の茶入は『九十九髪茄子』といわれた。
歴代の天下人達に愛された『九十九髪茄子』。
長い年月を経た道具には霊魂が宿るといい、人を誑かすとされている。
他サイトにも公開中。
戦国武将小峠依道は急に衝動的にジムで筋トレがしたくなってしまい、暗い山道の中地下の近未来世界に通ずる穴を探していた。