小説家になろう 勝手にランキング
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文学ランキング 51~100位
刑事ハボックの手に余る事件の約1週間後の話
ハボックとレックスは新たな事件解決の為に動き出す。相棒のレックスはハボックの変化に気づいて居ながら敢えて普段通りに振る舞うが、ハボックの抱える闇は次第に膨れ上がっていく。
ひとめぼれから勢いに任せて告白――、あっさり撃沈――で意気消沈中の私は、ある日、祖母から譲られた古い鏡台の、隠された引き出しを見つけた。その封印を何気なく解いた瞬間、陽気で食い意地のはった性格の、千変万化に姿を変える、付喪神との奇妙な同居生活が始まった――。コバルト短編小説新人賞、もう一歩の作品です。
バブル期に青春をすごしたネクラな作者の淡い恋心をくすぐった思い出です。
「ん、その手の動き、癖か? 前にも見たなぁ。変だからやめなさい」
「……はーい」
「って、余計にやってるじゃないか」
「あら、いいじゃないの。ねぇー」
と、彼女はおれが息子を注意すると、すぐに飛んできて話の内容もまだ分らないうちから擁護に回る。不妊治療に苦しみ悩み、ようやくできた息子だ。過保護気味になるのも無理のないことなのかもしれないが、それでは息子のためにならない気もする。やはり、直すべきところは直すべきだと思うのだが。特
に子供のうちに。
「え、癖? それなら、あなたもあるじゃない」
「え?」
「ほら、今も。何か言いたいんでしょ? 唇噛んでさ、それに他にも――」
「ねぇー、いっしょー」
「ねー! そうよねー」
えっと思ったが本当だ。言われてみて初めて気づいたが、ああ、確かにやっていた。
注意した手前、自分にも癖があったとは示しがつかない。なので、おれはひとまず引き下がり、自分の癖を直すことにしようと思った。折りたたむ>>続きをよむ
生きてきた中で何時も思うのだけど、皆突発的な予定、嫌がるよね。
心の準備とか、色々あるんだろ。
私と彼との短い会話。
どうにも昔から『察する』ということが苦手で、思った事は口に出すようにしている。
私のように『口に出して欲しい』という願いを込めて。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
ちょっと考察が必要そうな話になりました。
家紋 武範様主催の『約束企画』の参加作品です。あの子が好きだったあめを持って、私は海に行きます。もしかしたらあの子が戻ってくるんじゃないか、そんな期待を持ちながら・・・・・・。
子爵家の次男と伯爵の妾の娘の恋。貴族の血筋と言えども不遇な二人は将来を誓い合う。
しかし、ヒロインの妹は伯爵の正妻の子であり、伯爵のご令嗣さま。その妹は優しき主人公に密かに心奪われており、結婚したいと思っていた。
このままでは結婚させられてしまうと主人公はヒロインに他領に逃げようと言うのだが、ヒロインは妹を裏切れないから妹と結婚して欲しいと身を引く。
怒った主人公は、この姉妹に復讐を誓うのであった。
※サディスティックな内容が
含まれます。苦手なかたはご注意ください。
※「約束企画」参加作品です。
※「アルファポリス」にも掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ
無限列車とは、訳ありな人が訳あって乗る列車のこと、その列車は無限に続く線路をひたすらに走るから無限列車と呼ばれる。
この列車にゴールはあるのか、それは乗った人にしかわからない。
これは無限列車に乗った人の話。
私は佐々木千早といいます。小学校の卒業式の日に、異世界に落っこちてた迷子です。言葉も通じないし、暴力を振るわれ続ける日々を送っていました。
訳も分からないまま帰りたい一心で四年生き抜いたけど、もう限界。死にたい……。そう思った時に家で祀っていたオシラサマが顕れて、私は被害者だって抱き締められました。
えらい神様も巻き込んでの行われた損害賠償請求がとんでもなくて、いつの間にか私を「歴史上最も幸せにする」事が約束されてました。出来
なきゃ、援助打ちきりで今いる世界は滅亡ルートに一直線だそうです。
……でも神様、幸せって何でしたっけ?
いえ、待って。それじゃって置いてかないで!! お願いだから、損害賠償なら家に帰らせてください!! 魂だけしか無理? なら喜んで死にますから!!
幸せになれと迫る加害者と、異世界は余生と割りきって静かに暮らしたい被害者(16歳)。
夢を持てと言われても、正直、もうどうでもいいです。
移転からずっと酷い目に合いすぎて「幸せ」が迷子中の被害者と、幸せにしないと世界が滅びる加害者達の日常は今日も今日とて五里霧中。
こんなんで私、幸せになれるの?
私の幸せが世界の存続に関わるって、ちょっと責任重大過ぎると思いませんか?
【非なろう系を目指す】【鬱展開ばっちこい】【欠損表現有り】【強姦未遂表現有り】【恋愛要素は薄い】【シリアス好きが本気だしてシリアスに書く重苦しい物語(予定)】【きっと胸くそ】【たまにざまぁ】
ひとつでも地雷がある方は回避してください。
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「ルミ王女。起きてください。ルミ王女っ!」「んぅ...?」目を擦りながら声のした方を向くと、白髪のまじった男が、心底安心したような顔でこちらを見ていた。「......は?」思わず零した声も、その男は気にもとめていないようで、微動だにしない。ていうか......「ここはどこ?あなたは誰......?」そう言った瞬間、男が今まで見せていた安堵の表情が豹変し、サッと血の気がひいたように顔色が徐々に悪くなっていく。「あぁ、なんと哀れな...やは
りあの時に...」そうブツブツ呟く男を不思議に見つめていると、途端バッと顔を上げ、男は覚悟を決めたように私に言った。「あなたは、この国の第一王女。ルミリア・フィトラス。記憶を失ったようですが、貴女の実力は本物です。ルミ王女。どうか、この国をお守りください」
この作品はhttps://story.nola-novel.com/mypage/novel/N-8776f54e-0275-424a-8def-dd0f5b73e495にも掲載しています折りたたむ>>続きをよむ
監禁棟3作目!まぁ、ここまで続けれるのも…自分のモチベ―ションがあったからねぇ…
監禁棟 season0のURL
https://ncode.syosetu.com/n3611ib/
監禁棟 season1のURL
https://ncode.syosetu.com/n3452hx/
監禁棟anotherstoryのURL
https://ncode.syosetu.com/n1295ic/
監禁棟season2のURL
https:/
/ncode.syosetu.com/n9393ic/
discordのリンク
https://discord.gg/e8vRyuUBC3
マシュマロリンク
https://marshmallow-qa.com/takumi_syosetu?utm_medium=url_text&utm_source=promotion折りたたむ>>続きをよむ
クラウド ルーズは転生者だ。
ルーズが転生した世界はなんと魔法が存在する、ファンタジーの世界だった。
そんな世界でルーズは様々なことを経験し、自分の過ちに気づき悲観し、絶望してしまう。
この物語は主人公ルーズが新たな人生を歩んでいくにつれて仲間と出会いその仲間と”後悔”を”希望”へと変えていく物語だ。
16歳になったティアラはアンドロイド執事を買い換えた。
フレンドリー社製アンドロイドからプロ社製アンドロイドへ、データは問題なく移された。口うるさい老執事を手放し、希望通りのハンサムな青年執事を側に置いて新天地での生活が始まる。
快適に過ごさせてくれる青年執事に不満はない。それなのに何かにつけて思い出すのは老執事の事。そつなく対応し冗談も口にする青年執事。問題は何もない、習慣も彼女の好みもデータは全て移植されている。それなのに他愛
もない会話に何かが足りない。
手放した何気ない日常、過去になるはずだった思い出を取り戻すまでの物語。
カクヨム、エブリスタにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ
バアちゃんが体調を悪くした!
俺は長男だからバアちゃんの面倒みなくては!!
ある日オヤジの叫びと共に突如引越しが決まって隣の家まで車で十分以上、ライフラインはあれどメインは湧水、ぼっとん便所に鍵のない家。
じゃあ後はバアちゃんを頼むなと言って一人単身赴任で東京に帰るオヤジと新しいパート見つけたから実家から通うけど高校受験をすててまで来た俺に高校生なら一人でも大丈夫よね?と言って育児拒否をするオフクロ。
ほぼ病院生活となっ
たバアちゃんが他界してから築百年以上の古民家で一人引きこもる俺の日常。
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リクエストがありましたのでアルファポリス様より転載しております。
アルファポリス様で先行して掲載しておりますがあしからず。
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16歳の高校生東山幸は、異世界に転移する。成績優秀、スポーツ万能、容姿端麗、生徒会長までやってる彼女だけど、異世界は優しくない。
奴隷コウとして、冒険者ギルドのメイドとして働きながら、自分を買い戻すために彼女は春を売る。
スキルなし、チートなし。
それでも尊厳と優しさだけは失わない東山幸の物語。
過酷な異世界で生き抜く彼女が、最後に選んだ道とは。
注)R18ですがエッチシーンはそんなにありません。
4万字程度の中編です。ム
ーンライトノベルズで掲載していたものをR15向けに改変したものです。折りたたむ>>続きをよむ
日曜日の朝、白衣を着た若い男が彷徨っていた。
彼の名は藤田佑(ふじたたすく)。前日の土曜日、患者の家族の横柄な態度にブチ切れ、さらに今までの鬱積した不満も爆発して、「こいつらを刺してやろう」と考えた。ところが血まみれの光景を想像した途端に恐ろしくなり、叫び声をあげて職場から逃げ出すと、錯乱状態のまま夜を越して横浜を歩いていた。
AMGを運転するいかにも羽振りの良さそうな男が佑の姿に気がついた。車を降りて佑に近づくと、男は、元介護士の伊庭
進次郎(いばしんじろう)、ツイッターネーム「蜃気楼(しんきろう)」と名乗った。
伊庭は佑をファミレスに連れて行き話を聞くと、こう告げた。
「今の仕事を続けていると取り返しのつかないことになる。自分を大事にしろ。介護士の先輩としておまえを助けてやる。信用してもらって大丈夫だ」
伊庭は所有しているというポルシェやフェラーリの写真を佑に見せた。そして、ある女に連絡をいれて話をつけた。
伊庭の車で横浜駅西口に行くと、ポルシェ・カイエンに乗った黒づくめの女が佑の前に現れる。それまで尊大だった伊庭の態度が掌を返すかのように変わった。女は蓬莱(ほうらい)ゆき子と名乗り、伊庭から佑を引き取った。
「伊庭に頼まれたから仕方なく引き受けた。あなたには絶対に勝てる勝負をしてもらう。その勝負に勝ってあなたはお金を手にする。実際にあなたがやるのは事務作業だけ」佑を自宅へ連れて行く途中、ゆき子は簡潔に言った。
ゆき子と伊庭は、成功した個人投資家だった。
佑はゆき子の言いなりになるしかなく…。折りたたむ>>続きをよむ
「最果ての星に集うのは、どいつもこいつもクズばかり」
銀河の辺境に開拓された植民惑星エンデラは、入植から三十年経ってもなお自立の気配なく、今なお本国の支援にたかり続けるお荷物惑星。しかも『龍』と呼びならわされる現地の巨大生物が時折暴れまわるというからたちが悪い。
そんな問題の星の住人たちも、負けず劣らずひと癖もふた癖もある輩ばかり。龍を仕留めることに執念を燃やすハンター紛いの保安官、怪しげな情報が飛び交うバーを営む義眼の女、本国に戻
る日を指折り数える役人気質丸出しの責任者、ちっぽけな星の経済を牛耳る大物気取りのちょび髭オヤジ、等々。
そこに現れたのは、女遊びが過ぎて出世街道から転げ落ちた、元エリートのニヤけた青年。本国の宇宙港爆発事故の責任を押し付けられて左遷されたという彼には、どうやらそれだけではなさそうな雰囲気がつきまとう。果たして彼の登場がこの星に新たな風を吹き込むのか、それともさらなる混乱を巻き起こすだけなのか。
宇宙港爆発事故の謎を縦軸に、龍が棲まうという辺境の惑星で繰り広げられる、個性豊かなクズ共の競演、どうぞご笑覧ください。
※カクヨム、ノベルアップ+にも重複投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ
夜な夜な女性が足繁く通う謎のアパートの一室の張り込みをしている記者の俺。
この記事がヒットすれば、俺の出世は間違いなしで、冷え切った夫婦関係も戻せそうな気がする。
家主に誘われるように立ち入ったその部屋で行われていることとは?
女の目的とは?そして俺の行末とは?
「あなたの浮気、叶えます」女はそう言うのだった。
牛すき鍋膳を食べるときの葛藤を書きました。今度食べてみてください
とある帝国では、悪名高き皇帝や貴族を倒して国を救わんとする革命の機運が高まっていた。平穏で退屈な農村に暮らす「俺」もまた、「兄貴」と共に革命へと身を投じる。
(この作品は、カクヨムにも掲載しています。)
【不幸な人は他人を殺す】ブログ。
それは、不幸な人を殺人鬼に変えるブログだった。
ブログ作成者は自身が生み出した殺人鬼に殺された。
しかし・・意思を継ぐものによってブログは更新され続ける・・
(ここまで前回の悪魔の声3)
(ここから悪魔の声3.1)
そんな中、東京で銃撃事件が発生。
犯人は”不幸な人は他人を殺す”と叫んでいた。
主人公は事件解決のため東京へ出張する。
先輩の協力や警視庁の仲間と事件を解決。
だが事件は、巨大な組織
が裏で手を引いていた。
そして・・動き出す不幸な人は他人を殺すブログ。
不幸な人を救うため、革命を呼びかける・・
【1話~18話(完結)】
※現実の事件を連想させる箇所があり、
模倣の可能性を考え規約に基づき15禁にしています。
※前作【不幸な人は他人を殺す2~悪魔の声3~】の続きです。
知らなくても全体の流れはわかると思います。
前作を知っていると今作がより楽しめる・・なんてことはないです。
元々楽しい話ではないので。折りたたむ>>続きをよむ
2020年米国大統領選挙。
現職のトランプ大統領に不正選挙で大勝したはずのジョーカー・ライアン大統領候補は意外な伏兵でピンチに陥っていた。
だが、孤独の中で自分に向き合ううちに、彼は逆転の秘策を思いつく。
散文的なモノを書こうと思ったので。特に決まりは無いです。
17歳の少年主人ジュリアス・シザーランドと11歳の奴隷幼女ネーナの細やかながらも、かけがえのない日常を描いた物語。
『銀河帝国衰亡史~銀河を駆ける三連星~』の外伝に当たる作品で、時系列的にはこれよりも少し前になります。
銀河を駆ける三連星では、あまり描けていない、ジュリアスとネーナの日常回をこちらに投稿していきます。
奴隷とご主人様が楽しく過ごす日常を描きたいので、本編を読んでいなくても問題は無いと思います。
俺には超能力がある。念じた場所に瞬時に移動できる、テレポーテーションというヤツだ。
優しげな顔の父と、私に執着する母、聡明な姉と私。
至って普通な伯爵家だが、幼い頃から感じていた違和感。押しつぶされそうだった私を支えたのは、大好きな姉だった。
「美人な妹と、私」の妹視点のストーリーです。
第三次世界大戦後の世界。文明は崩壊し、また1からやり直す事となった人類。そして再び栄えた文明。しかし、戦争時にばら撒かれたウィルス兵器により、女性は十分の一に減ってしまった。バレンタイン症候群という精神に干渉するウィルスがもたらす症状とは………主人公ユチカとヤンデレヒロインニャロのほのぼの(?)サイココメディー(?)。
就職、それは長きにわたる人生を大きく左右する超必殺技である。
学生時代、下らないことにパワーゲージを使い過ぎた者はいざという肝心な時に選考→面接→内定のコンボをうまく繋げられなくなる致命的な不利を背負う羽目になる。
通らない一次選考。うまくしゃべれないグループディスカッション。やっとこぎ着けた面接でバースト挟んでも付け焼刃のアピールポイントは全て読まれて、卒業という名のタイムフェンスの壁際に追い込まれてしまう。
これは、社会に旅立つため
に必要なパワーを温存し続けるエリクサー病患者が真面目に仕事に行くまでの物語……ではない。折りたたむ>>続きをよむ
イスラム教の国の女子大生が留学で東京の下町にやってきた。
勉強していた日本に来れて本当に希望でいっぱいわくわくだ。
そんな彼女が突然テロリストと間違えられて、国家組織から追いかけられることに。
おまけにちょっと美人な彼女は空港でカメラマンに目をつけられて、ストーカーにも追い回されることになる。
彼女は疑惑をはらして楽しい留学生活に戻ることができるだろうか。
三沢佳苗は看護師。合コンで知り合った不動産会社の社長、高嶺司に騙されてマンションを三十五年ローンで購入させられて、日々借金に追われて過ごしている。
売るに売れないマンションで、仕方なく弟である俊希と共同生活をしているが、柔道経験者で我が儘な弟は、佳苗を家政婦扱いしている。そんなある日、俊希が結婚して家を出て行く事になる。
弟から解放されたものの、佳苗は勤めている病院でいじめを受け始める。しかし、ローンのある佳苗は、辞めるに辞められ
ない。そんな苦境の中、院長から見合いの話が来る。相手は江中亨。病院に来ていた銀行の営業マンだと聞かされるが、佳苗にはそんな人に会った覚えが無い。一度会うだけだと思い、出かけたホテルで、佳苗は自分を騙した相手である、高嶺に再会する事になる……。折りたたむ>>続きをよむ
コンビニ強盗犯の犯人として疑われる全く無関係の高梨。地道に無関係のことを証明すべく奮闘する。
高梨 会社員。警察から全く無関係のコンビニ強盗に疑われる。
岩貞 社長。笑顔を絶やさない元気な人。たまにジョークを言う。いわゆる天然。
池谷 友人。警察署に共に来る。
田中 店員。事件現場で働く店員。当日は、休みであった。
永治 店長。店員・田中の父親。この事件の通報者。
福間 警官。高梨の取調べを担当する。
甲斐 真犯人。実際の犯人で現在逃
走中らしい。高梨とは風貌が似ているが全くの無関係。折りたたむ>>続きをよむ
世界的な資産家にして、神秘の遺物を集めるハンター・草薙月斗(くさなぎ げっと)。
彼は過去にある凄惨な事件に巻き込まれ、家族と自らの肉体を失っていた。
引き換えに手に入れたのはサイボーグの身体。しかも右腕に悪魔アスモデウス、左眼に天使デュナミスを宿すという魔導科学の結晶だった。
神魔に持ち去られた肉体(パーツ)を取り戻し、復讐を遂げるため、彼は手がかりを探す。
そんな草薙月斗が目をつけたのが、神の知恵が記されているという〈ラジエ
ルの書〉だ。
同じく〈ラジエルの書〉を狙うナチスドイツの残党と、世界を股にかけた争奪戦を繰り広げる。
アクション&伝奇ロマン!? オールドスタイルを喰らえ!折りたたむ>>続きをよむ
働こう
仕事をクビにさせられニート生活を送って一年、とあるオンラインゲームの配布アイテムが重複していることに気付いた時、彼女は子供のころを思い出した。
一人で考えるのに飽きたのなら、二人で考えよう。
相応しい相手がいないのなら、自分で用意しよう。
生きることに意味を見いだせない一人の少女、紫香楽 美樹は、ある出会いをきっかけに生きることの素晴らしさに気付いていく。
アイドルの幼馴染とベランダでお話をするお話。
ややシリアス寄りで表現も穏やかだけど、年上の幼馴染、クール、平坦な口調、などなど自分の萌えポイントを詰め込んだ感じ。
pixivにも掲載中。
木々に語りかける話のその1として、昔から知られている結論を自分で考える話を語って聞かせることにした。語りでだけでなく、聞き手がこのような結論になってほしいと思う内容にそって考える。恋している者同士が別れる運命になっても命永らえるほうを選ぶのか、別れるくらいなら死んでしまうほうがいいと思うか。物語であるからどちらを選んでも問題はない。
朝の日差し、山の自然。私は好きな人からしばし離れ、山奥の母の実家に足を踏み入れた。
安くておいしい料理を作るのが趣味の洋介は、おデブでいじめられっ子だった暗い過去を持つ。無事ダイエットに成功してからは、二度といじめのターゲットにならないよう用心しながら学校生活を送っていた。そんな洋介のマンションに、ある日エキセントリックな美少女月子が引っ越してくる。同じクラスに転入してきた月子は、毎日のように洋介の家にごはんを食べにくるようになり……平和だった洋介の生活に忍び寄る、恋と波乱の予感。
少年がお母さんとお父さんから話を聞いた、お父さんがサイボーグロボットになったわけを話す。
背番号十番の野球部キャプテン、竹内信友。
特に嫌なことはないが、自分にとって特別なこともない高校生。
すべてのことを「そこそこ楽しめ」、たいていのことは「どうでもいい」と思う。
そんな彼が初めて手に入れた「どうでもよくないもの」とは?
全く以て信じ難い事に、此の編は卒業論文であり、私は此の編で以て卒業を果たしたのです。指導担当の教授に大変な御迷惑を掛けた代物ですが、もしも仏教や老荘思想に興味を持つ方の一助となれば僥倖です。
※前後編です。
十年前に起こった原発事故で封鎖された地域、通称「チェルノブイリ」で暮らす十七歳の主人公、小林を巡る物語。
原発事故以降、チェルノブイリは完全封鎖されて、中から人・物が出ることは一切禁止された。逃げ出そうとした者たちはすぐに殺される。俺の友人の吉木のように。
物資は軍によって配給される。その物資の中に含まれる薬「ドニム」が、放射線に満ちた世界の中で唯一生き残るための命綱だった。
吉木の死からすぐ、若者たちのリーダーである友人の松本は脱
走を企てていた。ほとんど不可能であろうその計画は、しかしどうしようも無く動き出してしまう。
そして時を同じくして、国家反逆罪を犯した少女がチェルノブイリに連行されてきた。ドニムを持たずに。声帯を潰され喋れない彼女に課されたのは、放射線による苦痛と死だった――折りたたむ>>続きをよむ