小説家になろう 勝手にランキング
小説家になろう の 非公式 ランキングです
歴史ランキング 601~650位
楚軍は垓下城に追いつめられていた。
四面から楚歌が湧き上がり、羽将軍は絶望し、弱気な詩を読んだ。
力拔山兮 氣蓋世
時不利兮 騅不逝
騅不逝兮 可奈何
虞兮虞兮 奈若何
「無敵の人あらば敵百万と雖も恐るるに足らず」とわたしは言った。
探偵業を営むユーグのもとに、また少し変わった依頼がきた。遺産相続で別荘地にある屋敷を譲り受けた男は屋敷で美しい少女を見たというのだが、少女を見たという部屋には出入り口がなかった・・・少女は一体何者なのか?少女は何者なのかを調べていくうちに分かった真実とは。
1938年わたくしはヘレーネ。天津のドイツ祖界に住むわたくしはお父様と繋がりのある日本軍に15才の誕生日を祝ってもらってた。だけど少しも心が晴れないわ。
しかし店のオーナーであるあの人だけは違ったわ。お礼にあの人を夕食会に招待したいのだけど。
徳川幕府の体制が盤石の物となって久しい宝永元年。
戦とは無縁な泰平の世に生まれ育った若侍達は、家督を継げる時を待ちながら穏やかに過ごしていた。
若き岸和田藩士である先山光太郎と加茂内膳もまた、そんな泰平の世に生きる若侍の一員である。
今宵も二人は泉州名物の里芋を肴に差し向かいで飲みながら、四方山話に花を咲かすのだった。
(※本作品は公式企画「秋の歴史2023」の参加作品で御座います。)
時は、戦国時代。織田信長のまったく目立たない弟に転生した主人公は、のんびり暮らす為に自身の知識を自重無く使う。
歴史を無視した行動で何が起こるかわからない。
目指せスローライフ!
南町奉行池田播磨守頼方(いけだはりまのかみよりまさ)が下す裁断についての、江戸市民たちの評判がすこぶる良い。大見得を切って正義を振りかざすような派手さは無いのだが、胸にジンと染みる温情をサラリと加える加減が玄人好みなのだと、うるさ型の江戸っ子たちはいう。
池田播磨守頼方は、遠山の金さんこと遠山景元の後任の町奉行だ。あの、国定忠治に死罪を申し渡した鬼の奉行として恐れられていた。しかし、池田が下す裁断は、人情味に溢れる名裁断として江戸
市民たちの評判を呼んでいく。
幕府勘定役組頭の奥田源右衛門(おくだげんえもん)が殺された。深夜に、屋敷で首を刺されていたのだ。下手人はどうも、奥田が毎夜のように招いていた女のようだ。奥田は女好きとして有名で、その筋の女を買うことが少なくない。
その関係の殺しとも思われたが、調べが進むと、お役目に関わる事情が浮上して来た。
町奉行池田播磨守は、どうやって犯人を追い詰めるのか。そして、どのような裁断を下すのか。
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608位 王朝
大帝国、高貴な神々、多様な世界、思いつく限りの物語や思いがけない物語がすべてここにあり、数千万年に渡る歴史が目の前で繰り広げられようとしています(この小説には絶対的な主人公はいません。主文字と副文字は気にしないでください)
天正11年、燃え盛る北庄城。すでに覚悟を決めた柴田勝家の前に一人の少年が現れる。
「やあ、権六。迎えに来たよ。姉さんもね」
少年に導かれ、光る扉を抜けた先は、天文16年の尾張だった。
自身のおかれた立場を理解した勝家は、信長に天下をもたらすべく再び戦うことを誓う。
これは一人の武将の悔恨から生まれた物語である。
前々から書きたかったアーサー王伝説をアレンジして好みの姿かたちの登場人物にして書くだけです。
隕石の破片に当たって死んだ おちこぼれ学生
戦国最強の魔王、織田信長の「息子」に転生
偉大な父親の下で、おちこぼれ学生が、数々の無理ゲーに挑みながら、成長して行く物語
The story line hasn't been settled, but now I have my desire that this tale let my new born be intriguing in the overseas and widen his viewpoints.
仏教に偉大な足跡を残した空海。その足跡はあまりにも偉大だ。だがその秘密も多い。遣唐使として派遣されていた空海が、唐の長安から奈良平安京の佐伯院にいるある娘に送った手紙に、その秘密が書かれていた。
合馬四年。実在しない年号で時を刻む江戸の町。
熊沢甲兵衛という浪人がいる。
彼の元を訪ねる、幼馴染の波切左右助。
異なる武士道を歩んできた二人が、斬り合うその時までのお話。
とりあえず書いてみる。時代小説の皮を被っただけの超なんちゃって剣客物語。
古代ローマ
アウグストゥスの時代。
アウグストゥスの娘・甥姪・義理の息子たちと、クレオパトラの娘・セレネとその婚約者のお話です。
昔同人誌で出して、その後サイトに掲載したものです。
他作品とは人物設定が異なります。
語り手であるアレクサンドレイア出身の少年ステファノスと、師匠で養父のアポロニオスがオリジナルの登場人物です。
桜を象徴する村で起きた、とある姉妹の切ない和風ホラーです。
歴史ゲームで遊んでいた男が寝落ちして目が覚めると、俺はポーランド=リトアニア共和国の盟主になっている!
この地で起こった数々の不幸を知っている俺は現代知識で破滅フラグをへし折って無双する。
って、本当にゲームのように出来るの!?
ポーランド=リトアニア共和国は「共和国」と名乗っているが現実は貴族連盟という変わった政体を持つ。集まって来る貴族は奇人変人ばかり。
そんな国でどうしろと!?
この物語は近現代史で起こる不幸を無くすために立ち
上がった男の物語である。折りたたむ>>続きをよむ
フランス革命に翻弄されたある貴族の物語。
この作品はNOVEL DEYS カクヨムにも掲載しています。
何故、聖地問題が発生したのか?
イスラム教、キリスト教、ユダヤ教の背景を解説
学校では決して習わない宗教についての内容です。
聖地エルサレム問題については、ややこしく複雑な様々な歴史的背景があり理解するのが難しいと思います。
そこで数年前に私がまとめたものを公開いたします。
GHQ占領政策のため、日本人は潜在的に宗教と聞いて腰が引けると思いますが、是非お読みください。
最後は、レオナルド・ダ・ヴィンチなどの絵画についても触れていま
す。折りたたむ>>続きをよむ
嘉永六年。関東の宿場町に、吉蔵と呼ばれる博奕打ちがいた。彼は、自らの神通力を駆使して、ツボ振りを稼業として暮らしていた。そんなとき、吉蔵のもとに、不思議な形の腕輪がもたらされる。
時は寛永四年(1627年)。奥州白石(しろいし)城にて、阿梅が弟の守信に請われて語った大坂の陣。彼女は父の最期を遠目から見ていた証人だった。
慶長の始め、堺の南蛮寺に一人の老いた武士が懺悔を請いに訪れた。
裏路地で鬼にあってしまった時雨 死を覚悟しますが・・
俺は学校に通う中学三年生。なぜか特攻隊としてタイムスリップ。そこには俺が暮らしていた時代の友達、恋人がいる。この世界で暮らしていた俺についに特攻命令が。そのとき恋人の選択は―。
人と歴史が織りなす純愛ドラマ、逆らえない未来。彼がこの時代から学ぶこととは?
時は平安時代。風音(かざね)の姫君こと左大臣家の次女として風香は生まれた。が、彼女は風流ごとに関してはあまり才能がない。唯一、才能があるのは歌う事であった。
風香には何故か平成の時代に生きた史華という女性としての前世の記憶があった。その記憶を頼りに歌を口ずさむのが風香の楽しみだった。
三歳上の姉である香屋子も平成から令和の時代になって一カ月後までの記憶を持っていた。そんな香屋子を慕いつつも風香は日々を過ごしていた。そんな彼女に東宮様への
入内--縁談が持ち上がる。周りが大騒ぎする中、冷めた目で見ていた風香だったが……?折りたたむ>>続きをよむ
アイヌと和人との間に生まれた子、シクヌは、乗っていた船が、嵐に遭い、太平洋を漂流することになる。長い漂流の末、シクヌは、遠く離れた北米大陸西岸に漂着することになる。
明治時代の日清戦争に命を賭けた陸軍軍人の心理小説。
明治天皇や伊藤博文が登場する。
栄光の時代である明治国家を描きました。
1593年(文禄2)に、小笠原諸島を発見したとされる小笠原貞頼の事績。
安土城の地下1階の穴倉に、夜叉太郎という者が囚われていた。彼は、安土城の信長の寝所に忍び込んだという。それから後、本能寺の変で、信長を討った明智光秀が、安土城にやって来て、穴倉にいる夜叉太郎を見つけることになる。光秀に夜叉太郎は、「俺を仕えば、天下を取らせてやる。」というが…。
時は1945年。第二次世界大戦の真っ只中、大日本帝国海軍に所属する菅野直だったが、終戦まであと二週間で命を落としてしまう。戦死した後、剣部隊の仲間達と再会を果たした菅野。
そんな菅野達の目の前に現れた男によって70年後の日本にとばされてしまう!?
とばされた先で栞(しおり)と言う女性と出会い一緒に住むことになった。
第二次世界大戦で活躍した剣部隊達と平成時代を生きる女性が一緒に生活し、時代の文化や価値観の違いに触れていく物語で
す。
皆様、初めまして。
初投稿ですが、よろしくお願いします
※誤字脱字、文脈が可笑しい部分があると思いますがご了承ください。
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厩戸皇子の庶子として産まれた皇子は、流行り病により死のとこにあった。だが皇子は死なず生を繋いだ
だが皇子は10年、20年を経ても歳をとらなくなっていた。不老となった皇子が日本の歴史を変えて行く
現代日本で亡くなった、しがないサラリーマンの転生先は源氏物語!?
僕の母親はなんと紫の上。父親は言わずもがな光源氏。てか、源氏物語に紫の上の息子なんていたか?
いや、そんなことはどうでもいい。父様イケメン。母様超美人。同い年のちい姫は超可愛い。玉鬘? ああ、あの超絶美女のことね。夕霧の兄様とか爽やか格好いい。そんな家族に囲まれてるし、多分僕も超イケメン。
え、これもしかして、源氏の息子ってだけで、ハーレム作れちゃう?
な
、な、なんて魅力的な!
慣れない平安の世に放り出された主人公が恋愛など、色々頑張って源氏物語の世界を生き抜く!
※知識不足による矛盾、間違いなどがあるかもしれません。申し訳ありません。ねつ造が出てきます。ご了承ください。R15は保険です。折りたたむ>>続きをよむ
1945年、太平洋戦争末期、大日本帝国陸軍初のジェット戦闘機、通称・・・火龍が図面まで完成されていた。
終戦により、完成されなかったと歴史にはあるが、実際は試作機が1機だけ制作されていたのだ。
その試作機は、極秘裏に九州まで運ばれていた。
知覧飛行場が運用に支障をきたすようになり、急遽、補助飛行場を設立、万世飛行場と呼ばれ、その補助飛行場は、後に幻の特攻基地と呼ばれる。
その基地のナンバーワンエースパイロットと呼ばれた、雨傘完爾大尉の操
縦により、本日、試作機 火龍 のテスト飛行が開始される。
テスト終了後、海軍から、B-29の撃墜応援を要請された万世飛行場、迎撃範囲に試作機火龍が飛んでいた為、護衛機の屠龍3機と一緒に撃墜命令を下すことになる。
試作機 火龍 と、屠龍3機、対 B-29艦隊が7機、
大空での空戦の結果は・・・?
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不思議な力をもって生まれた虎千代(のちの上杉謙信)は鬼の子として忌み嫌われて育った。
虎千代の師である天室光育の勧めにより、虎千代の中に巣食う悪鬼を払わんと妖刀「鬼斬り丸」の力を借りようする。
鬼斬り丸を手に入れるために困難な旅が始まる。
虎千代の旅のお供に選ばれたのが天才忍者と名高い加当段蔵だった。
旅を通して虎千代に魅かれていく段蔵。
天界を揺るがす戦話(いくさばなし)が今ここに降臨せしめん!!
『信長公記』巻12。『京都四条こゆい町糸屋後家の事』より。
義太夫狂言 伊達娘恋緋鹿子 櫓のお七から
謡を元に時代背景を追加しています。
建久2年(1191年)閏12月28日の明るい雪の朝、のちの天台座主慈円は宇治平等院で、関白九条兼実の息子、左近衛大将藤原良経と十首の和歌を交わしました。その和歌に秘められたメッセージを読み解き、政治と和歌の新旧交代を描きます。彼らは新古今和歌集の代表歌人です。
源義経は、なぜ美形だったり、「本当はブサイクだった」とイジられたりするのか?
両極端に揺れ動く容貌の理由、その元ネタの話です。
なお先に言ってしまうと、「本当はブサイク」は嘘です。
ひどいよね。
メロスは羊飼いである。両親はすでになく、妹との二人ぐらしをしている。
その妹がこの秋結婚することになった。立派な式で送り出すのが兄のつとめだ。
そうだ、王都へ行こう。王都で婚礼の衣装を買ってくるのだ。
そうして王都へ行ったメロスは王の那智暴虐な行いを知り、王宮に突入するのだった。
偶然出会い、ふと何気なく互いの秘密を明かし合うふたり。
片や徳川14代将軍に内定したばかりの、家茂。片や、21世紀初頭から幕末にタイムスリップしたばかりの、女子大生ライカ。
家茂はライカから、幕末動乱期以降の歴史を根掘り葉掘り聞き出し、そして考え込む。
時代はふたりの努力により、大きく変化し始める。
同時に、ふたりは身も心も固い絆で結ばれ、ひとつの運命を共にする存在となる。
はたして近代日本の歴史はどのように変容するのか!? そしてふ
たりの行末や如何に……。
2020年12月、改修作業に着手!!
ほんわかラブストーリー軸に、ガチ歴史小説テイストで抜本的に書き直します。
新たな歴史文芸ジャンルの確立を目指して頑張るぞ~!!(相変わらずの大風呂敷....笑)
※
当作品は、「カクヨム」サイトにも並行して掲載しています。
推敲作業の関係で、アップは「カクヨム」サイト側が若干先行します。
1章分書き上げる毎に推敲し、それから順次アップしていく予定です。
なので不定期連載という形になるかと思います。折りたたむ>>続きをよむ
岡っ引色吉の捕物帖。色吉は北町奉行所同心、羽生多大有の供も兼ねており、出退勤時と市中見廻り時には随行する。羽生はなにを考えているのかまったくわからないが、それというのも実はぜんまい仕掛けの絡繰人形だからである。色吉捕物帖の続きです。
架空の明治に似た時代を舞台とした話。 それぞれ人と異なる容姿を持つが故にしがらみを背負い生きる軍人と女学生そして、その周りの人々が織りなす明治時代風恋愛物語。 Pixivで連載しているリレー小説の重複投稿です。編集再投稿となります。
関ヶ原で大敗した西軍。奇妙な病を抱えながらも友の為に参陣し敗軍の将となった大谷吉継は、負け戦を前に初めて三成と話した日のことを思い出していた
皆さんも三国志はご存じですね、私も学生の頃嵌って読みふけりました。丁度図書委員をしていたので放課後遅くまで図書館で読んでいたのを思い出します。
三国志を見ていると弱くて何時も逃げている劉備と強い曹操を見て何時も不思議に思っていました。
劉備の配下には曹操配下の猛将に劣らない関羽、張飛、趙雲等の勇将が居るのに、なぜ?何時も負けているのか?
劉備は5千から1万近い兵力も持っていたのに、小さな群規模なら充分占領出来ただろう。
又平原の
令を務めていたのに陶謙の危機と聞くと何もかも捨てて徐州へ赴く等私たちから見れば不可思議な行動が多い。
普通の人なら全兵力5千の戦力の中で平原の守りに2千程の兵を置き、3千の兵で応援に行くのが一般的な考え方だと思う。自身の家族や身内又部下の家族や軍属の召使等守るものもあるはずだからだ。
劉備も漸く軍師諸葛亮を得て蜀と言う辺境の小国の主となりますが、漢王朝の復興も出来ないまま死んでいきます。
反三国志等が出て、徐庶の母親を趙雲が助けて、鳳士元、諸葛亮、徐元直の3名の軍師が揃って、劉備が曹操を打倒する物語もあります。
他だ黄巾党が滅んだ時点で軍師なり有能な文官が付いていれば1国の主となり、曹操や孫権、董卓や袁紹等にも対抗で来たのではないでしょうか?
兎も角劉備に漢帝国を再興して欲しいので、この物語を書きました。是非、皆さんも応援してください!
早くに父親を失った劉備は従兄らと長安を牛耳る秦王劉星玄に招集され、彼の一番下の息子となる。
秦王には16名の息子、娘がいてそれぞれ師範級の腕前を持っていた。
彼らの教育を受けながら劉備は成長して行く、10歳になり幼年学校に進み同じく劉氏の子弟達と争いながらも成長して行く。幼年学校を3年で納めた劉備は12歳で高校に進んだ。
劉備はここで知己を得て人脈を築いていく、師範級の兄達に幼少時から剣術、槍術、弓術、太極拳等を叩き込まれた劉備は学生では敵う者がなかった。高校を是も2年で終わらせ大学へ進む。
大学では学生以外に学者や官吏、商人とも接する機会があり、劉備の人脈は急速に拡大した。
大学を3年で終わらせ劉備は18歳で南陽の丞(太守の副官)となり政治の世界に入った。
これから太守を目指して勉学に勤しむ劉備の姿があった。折りたたむ>>続きをよむ
長篠の戦いの一年前。甲斐武田家の老臣、山県昌景・内藤昌豊・馬場信房の三人は当主・武田勝頼の増長と暴走を憂えていた。三人はその身を賭して武田の滅びを食い止め、勝頼の目を覚まさせるべく動く。
覇王・織田信長と徳川家康率いる連合軍の前に、三将はどう立ち向かうのか。
2月23日完結、集英社WEB小説大賞に応募しました。
戦国時代のこと。大軍をもって、隣国に攻め込んだ領主がいた。
その勢いはまさに破竹のごとしで、相手方の支城を次々と落とし、残るは本城と相成る。
降伏勧告を受け入れない相手方だったが、ある夕方に、城からおびただしい量の炊煙が立ち上り……。
まだ16歳の若きレディ・ジェイ・グレイは英国の政争に巻き込まれ、死刑の宣告を受ける。刑を受けるまでの数ヶ月の間、ロンドン塔の粗末な一室に幽閉される。そこでジェイは時空を超え旅をする。
とあるお寺の小僧の前に見知らぬ女子が現れる。小僧は女子を「慈円姫」と呼んだ。
江戸時代、長尾景虎公の遠い末裔と云われる長尾虎之助は長崎で抜け荷(密貿易)の密偵をしていた。しかしそれが知られ、命を狙われる。そして家族と仲間を殺害されてしまう。そこに現れたのが
……。
役人を殺害した虎之助は赤猫団と知合い、共に長崎を離れ英国へと向かう。
赤猫団の小夜の愛犬ハチはロンドンで逸れてしまう。衛兵隊長マイクがハチを見つけ、幽閉されているジェイの元へハチと共に訪れる。折りたたむ>>続きをよむ