小説家になろう 勝手にランキング
小説家になろう の 非公式 ランキングです
ヒューマンドラマランキング 9951~10000位
私は、夢を見る。何度も、何度も、同じ光景に、私は戸惑う。だから、目が覚め、私は確かめる。「今」が、不確かなものでないことを。これからが、不確かなものでないように、と。
mikage_quadrifoglio
文学
ヒューマンドラマ
「走り屋」が何故いるのだろうかと思い続けて大人になったソアラ乗りの、ちょっとした物思い。
初投稿となります。感想、評価等頂けたら幸いです。
どうぞ宜しくお願い致します。
裄瀬家シリーズ前提の短編集。季節モノメイン。某所からのリメイク含む。
※キーワードは、現在公開のものに関係の無い物も含まれます。
社会人生活から逃げ出した僕は、深夜になるとビール片手に貨物列車の往来を眺めるようになった。
かつて大学で同じサークルだった西堀さんが言う。
「もう仕事なんて我慢できない、仕事を辞めてみんなでシェアハウスしましょう」
仲間内の誰しもが、すり減りながら社会人を続けている。
エスケープしたのは僕だけだ。
「ニートの立場がいかに気楽か、みんなをそそのかしてらっしゃいな」と西堀さんは言う。
ニートっつったって、そんなに気楽じゃ
ないんだけれど。折りたたむ>>続きをよむ
遊牧民の少年、アルゲレリオン・ブルトチノはライバルのオユントゥルフールを追って日本の大相撲の世界に飛び込んだ。
しかし、入門早々ブルトチノは兄弟子の久山 力(ちから)と共に暴力事件を起こした。部屋の規律違反、くび確定だった。
時を同じくして、赤瀬部屋の師匠・赤瀬 峰夫が死んだ。
ブルトチノと久山は自分達をかばってくれた幕内力士・漣が興した五味部屋に移籍した。
弱小部屋は金銭面などあらゆる面で不利だったが、おかみ・律子の手
腕が部屋経営を助けた。
ブルトチノは「狼」の四股名をもらいデビューした。
たった二人の力士は相撲漬けの環境で実力をつけて行った。
しかし、二人に壁が立ちはだかる。
久山には十両の壁。
一人前に認められる十両力士。それまでとは待遇が一八〇度違う。給料は雲泥の差、手足となって世話をする付き人がつく。
久山は東幕下筆頭にまで登り詰めた。半枚上は天国。また、あとのない十両力士にとっては久山は地獄へと足を引っ張る存在。彼らは久山を全力で潰してきた。久山の体はぼろぼろ。何とか三勝三敗で最後の相撲にたどり着いた。相手は赤瀬部屋の赤烈風。赤烈風はアマチュアタイトルを総なめにして角界入り、入門二場所で十両力士・関取になった。
赤烈風との対戦。馬力は久山に分がある。捌きのうまさでは赤烈風。両者、自分の長所を生かし素晴らしい相撲になった。最後は稽古量がものを言う。久山が赤烈風を押し出した。
久山は関取になった。
久山を追うブルトチノの壁はバータル。対戦成績、四戦全敗。歯が立たなかった。
ブルトチノはもがいた。想像を絶した猛稽古。砂まみれ、どったが顔かわからない。そんな猛稽古でも自信が沸かない。見兼ねた師匠・五味、ブルトチノに胸を出した。相撲とは押すことである。
「押せば押せ引かば押せ押せ近場押して勝つのが相撲なりけり」
師匠はこの言葉をブルトチノの体に刻んだ。
押すとは何ぞや。それは力士のコア。押さなければ隙が生まれない。投げもいなしも意味を持たないのだ。相撲は少年の狼に牙を与えた。
折りたたむ>>続きをよむ
祖父の遺品の整理の際に見つけたスケッチブック。それには、白い犬と祖母の絵が描かれていた――。
身の回りにいた者の故意で出来上がったほんの小さい些細な出来事が、自身の身の回りを一変させてしまった。
最初から縁を切ることができれば、こんなことにはならなかったのでは……と。
――――エゴイストが友達だとしたら。
※この連載作品は、私の個人サイト「須佐乃図書館」にも掲載しています。
※改変してお題をお借りしました。
白川旭は親の都合で三度目の転校をする事となった。
慣れぬ環境・何故か辛辣に当たる隣の席の生徒に緊張しつつ、旭が転校から初の授業を何となしにこなしている折、机の中に誰の物か分からない交換ノートを見つける。
たかがコンビニバイト。されど侮るなかれ!誤発注、ワンオペ、クレームにバックレなんのその!ゴールのないリレーを大疾走するバイトリーダー清宮と個性豊かなバイトたちのバイト奮闘記!(予定)
彼女は捻くれ者で、はみ出し者だ。
彼女は泣き虫で癇癪持ちだ。
彼女は臆病で、弱虫だ。
彼女は流されやすくて、八方美人だ。
彼女は不器用で、口下手だ。
彼女は孤独で、寂しがり屋だ。
彼女は泣いてばかりで笑わない。
だから、私は彼女が大嫌いだ。
彼は私を助けてくれた。
そんな彼は謎を残したまま、逝ってしまった…
幼少期に家族の愛情を受けられないまま、大人になった主人公が大人になり、家庭を持つ事になる。だが、家族を大切にするあまり間違った愛情が進み、大切な物を失う事になる。
ある夏の夜、ベランダにいる彼の姿は普段と違って見えて…
東野裕樹は人見知りなところはあるもののごく普通の男子高校生。中学時代の同級生、菅原健が自殺したことを聞いて驚愕する。
それほど親しくないのに親族のみで行う通夜・葬式には行けそうもない。有志による「偲ぶ会」を行うと聞き、参加することにしたのだが……。
かつて妖精に攫われたことがあるフィアネットは、婚約者の彼から一方的に別れを告げられた。傷心の彼女が妖精の世界に里帰りするまでの話。
オンゴーイング・タイトル『INDOMITABLE PLANTMAN』の纏め。ヒーローという変わり者達が実在する世界でヒーローになった一人の若者。ヒーロー達の活躍の裏には様々な出来事があり、心に深い傷を付けるような事も多かった。現実の辛さを知った上でなお不屈たらんとする若者の日常。
一年前に高校を卒業したものの中々就職が出来ずに気づけば部屋に引きこもり
一日中ゲームやパソコンやアニメに没頭し、好き放題食べている田村直樹は
身長170cmで体重120キロのデブニートである。そんな直樹はひょんな事から
母校である私立虹色学園の事務員となる。表向きは事務員であるが、理事長の
白河冬美からは生徒達の悩みを解決する様に命じられるのだった…直樹は独自の破天荒な
やり方で生徒らの問題を解決していく…
まさちかは ふりょうから やんきーへ いめちぇんした。しゅじんこうが あらわれた。
マンション階段にある踊り場。小学生のユキにとって、そこは聖地で避難所。そこで出会ったのは……。少しずつ大人になる気持ちと悩み。八の字眉毛で困った顔をして笑う少年との交流。冬の話です。
田辺正樹はネットゲームを始めて一つ年下の片桐星奈と出会い、多感な少年少女時代を影響し合う。
星と月シリーズ 田辺正樹編
ミリオンセラーを夢見るコウタは書籍編集者。新入社員の頃から指導を受けていたヤスさんは夢を果たさないまま、自主退職を受け入れて会社を去る。自分の才能に見切りをつけて転職をしようかと悩んでいたコウタがついにベストセラーを生み出すが・・・
*『ICHIROYAのブログ』に掲載。カクヨムにも投稿。
ある事故をきっかけに、行方不明の双子の兄と入れ替わり男として過ごして来た夏樹。男装生活8年を経て、やっと女の子に戻れたのは良かったものの、でも女の子って大変!またまた波瀾が一杯で…?そして幼馴染みとの恋の行方は…?『ツインクロス』の続編ですが単品でも読める内容になっています。※この作品は『魔法のiらんど』との重複投稿になります。
暖かな気温と涼しげな風がなびく4月。
辺境の地に引っ越してきた高校二年生、逆波真白はとあるクラスメイトに魅了される。
訪れる青春の日々に、差し込んだ非日常の断片。
死についての答話。揺れる薄情な笑み。
死に絶える冷たい身体。
『それでも彼女は・・・笑っていた。』
逆波真白の穏やかな青春は、音もなく奇妙なものへと歪んでいた!
水泳が大好きだった。運動は苦手だったけど、小2の時に泳げるようになった。それで水泳が大好きになった。中学校では水泳部に入ろうと決めていた。
新しい景色は、いつもすぐそこに。
※「カクヨム」様でも公開しています。
主人公は、休暇の間、北欧の雪国の親戚のもとに滞在することになった。サンタ撃ち落とし祭りなるお祭りがあることを聞かされ、足を運ぶことになったー
彼・彼女達は、間違いを犯しながらも日々未来に向かって歩いている。これは、そんな日常を切り取った物語。1話目は、「彼女を巡るせい」と同じ内容です。大体1話完結、たまに上下に分かれたりしてます。大体、学生の私にとって重い題材を扱うと思います。出てくる土地・人名etc……はフィクションです。
田舎の公立高校にやってきた新任国語教師・足代るい先生は、美人だけどちょっと変わっています。
授業には必ずうさぎのぬいぐるみ(ペット)を持ってくるし、せっかく綺麗な服なのにその上から運動用ジャージを羽織っちゃってるし。
いつでも無表情でまったく笑わないけど、優しいし、授業は面白いし、なんだかんだで良い先生。
生徒たちから「うさぎ先生」と呼ばれるようになった足代先生は、一躍学校の人気者になったのですが……。
楽しいけどちょっと切ない、そん
な青春ラブコメディの始まり始まり。
※全6頁。27日から31日まで(5と6は同日更新)、毎日21時に更新します。折りたたむ>>続きをよむ
隣の席の野村さん。
基本、男の子と女の子が駄弁ってるだけのおはなしです。
小さな町の、小さな街角に、そのお店はあった。
「魔法屋」とかかれた看板のあるそこは、不思議なものであふれていた。彼女はそこへ、白い猫の案内で訪れる。
彼女が手に取ったのは、紫水晶の小さな小箱。
その中に入っていたアメジストの欠片は、夢へと誘う小さな魔法だった。
長年、婚約者は馬鹿なことをしでかしてそれを尻拭いをし、そして何事にも我慢していたアンヌ。
あまりにも身勝手な婚約者レオナルに婚約破棄を言い渡される。それに対して当然反論する。なぜなら、当たり前だが政略のための婚約だからだ。
私達の為の結婚ではなく、家の為の結婚。
家族よりも自分を優先しようとする2人にとうとうアンヌはキレる。
短編より短いショートショートです。
かなり短いのであらすじも何もありませんが、
ちょっとした別れの1シーン、
描写もなくできるだけ短く表現してみました。
どんな光景が浮かぶかは、
読んだ人の数だけあるかなと思います。
一枚絵のイラストとかにつけたいSSです。
革命の英雄”怪盗紳士”。彼がかつての友である政府へと牙をむいたのは何故なのか。
追う者を指揮する大統領、彼の無事を祈る尼僧。
老境に差しかからんとする紳士に追手が迫った時、彼らはそこに”怪盗紳士 月影”の再誕を見る。
……連載予定作品でしたが、二話以降が続かないため短編としてアップします……。
バンド「RINGER」をめぐる人々の話その1。
初期結成メンバー、ヴォーカルのカナイとベースのマキノが出会う話。
マキノ側の事情を彼の視点で書いていきます。
孤独な彼にベースを教えてくれた「トモさん」との曖昧で刹那的な関係はどう始まってどう変わっていくのか。
破壊されたレーダー基地の兵士は、ある日、括り罠に嵌って身動きの取れない敵兵を発見する【戦争の始まった日】
戦争が終わって十年、内務省で防諜に当たっている男達に、当時の協力者の身柄を確保する命令が下された【最後の勝利】
同じ世界、時代を舞台としておりますが、一話毎に独立した物語群です。
主人公が所属する側も話によってまちまちです。
一応、ある一人の行動の結末はこの二話だけで完結しておりますが、思いついたら新しいエピソードを追加する可能
性があります。折りたたむ>>続きをよむ
「僕はソメイヨシノのように立派にはなれなかった――」
吉坂春希は気弱な中学1年生。不安や悩み事を抱えながら進学し、迫り来る悲劇と犯した罪を春希は実感する。校舎に立つソメイヨシノのように、彼の苦難に満ちた1年が今、始まろうとしている。
サークル・シエスタ参加作品
小説投稿サイトで出会った人との交流を描いてみました。
純度90%実話です。
町工場を営む村井は、サイトで知り合った人と深い交流を始めた。
相手の状況を知った村井は、励みになればと看板を作ってやると約束する。
村井が持っていた板は、看板にすれば良いような形をしていた。
しかし、反って、曲がって、ねじくれている。
それを丹念に削りながら、送られた絵に添えられていた言葉に衝撃を受けていた。
『自分のかたちで
、自分の色で、実りたい』
板を無理に平らにすることをやめた村井。
一枚の板で多くのことを学び、
人に喜んでもらうことを体験する。
折りたたむ>>続きをよむ
高校生の駅伝ものです。
※ 久保田さん主催の「クリスマス杯2014」に参加するために一日で書き殴ったものになります。
※ 「カクヨム」でも掲載しています。
花屋なんて継ぎたくない! そんな私に課せられた条件が、家業を三ヶ月間手伝うというもの。これをやり遂げたら店を継がなくてもいい? よし、なんとしてでもやり遂げる! そして親友と同じ大学に進学するのだ! って、ネコ耳付けろって何? ……そんな彼女の苦闘の日々をのんびりと描いていきます。仕事についての話がメインになりますが、そんなにツラい内容にはなりません。気楽にお楽しみ下さいませ。 (なお、このお話の舞台である『上葛城商店街』は拙作「和菓子
屋『野乃屋』の看板娘」の舞台でもあり、登場人物の一部も重なりますが、このお話単独でお楽しみ頂けるようになっております) 高校の名前を秋月高校から秋篠高校に変更しました。折りたたむ>>続きをよむ
静かな山里に住むアキラとユウナは幼なじみ。
二人で同じ景色を眺めながら通学し、取り留めの無い会話を交わしてゆく。
水田を渡る春風の匂い、梅雨の紫陽花、夏空の青さと真っ白な入道雲――。
静かに続いてゆく二人の日常を、季節ごとに淡々と紡ぎます。
観察者の弟子である「僕」の前に現れた、自身をロボットだと称する男。
彼は僕に尋ねる、「どうしてあなたはご自分が人間だと思われるのでしょうか」と。
僕の師匠は言った、「そもそもロボットと人間は何が違う?」と。
奇妙な深夜のドライブの果てに、師匠と同じ“通り名”を持つ観察者の姿がちらつく。
そして、自称ロボットが僕に刃を向けた時。
「ロボットの君を殺めたとしても、なんの罪の意識にとらわれる必要もないな?」
“僕”と“ある場所”を守るた
め、僕の師匠はそこに現れた。
僕は、こんな空気に慣れてはいけないのだ。生きている人間だから。
前作「観察(http://ncode.syosetu.com/n3099by/)」「観察2(http://ncode.syosetu.com/n5850by/)」をお読みいただいてからこちらを読むことを強くおすすめします。
ブログでも同時掲載しております。(http://ameblo.jp/izuminosyousetu/entry-11905044921.html)折りたたむ>>続きをよむ
福浦(ふくうら)達(いたる)はどこにでもいるごく普通の男子。
ただ彼は右耳から不思議な長くて白い毛を持っていた。
GWはついつい健康管理をサボりがちですよね。という、よくある「あるあるネタ」です。
辛い環境の中で育った双子の兄弟は強い愛情で結ばれていた。寄り添いながら生きてきた二人だったが、二十歳の誕生日を迎えた日から、貧しくても幸せだった日常に変化が訪れる。少年から大人への階段を上り始めた若者の戸惑いとひたむきな兄弟の愛情の物語。
心の優しい女の子、角館空が様々な困難を乗り越えてゆく。
空色縞瑪瑙の短編を参考に、お話をまとめました。
人型ロボットのウィローは、自分をつくりだした生みの親であるエカルラートとともに、とある館で彼女の研究を手伝っていた。いまは亡きエカルラートの恋人と同じ姿で作られたウィローは、彼女に恋心を抱き、けれど伝えられないその想いに苦悩していた。
第168回コバルト短編小説新人賞最終候補作品です。
偶然ネット上で衝撃的なニュース画像を目にした。そこには彼女そっくりな女子高生が写っていた。そっくりというより彼女そのものだった。僕は付き合っていた彼女に対する思いがこみ上げてきた。