小説家になろう 勝手にランキング
小説家になろう の 非公式 ランキングです
純文学ランキング 1951~2000位
昭和の時代に街中でよく見かけたチリ紙交換だが、ヤマはそれを生業とする偏屈な男だった。昭和という時代とともに去り行くチリ交、その時代の流れに沿うように、チリ交ヤマは死んだ。
『追悼、西村賢太』
突然の訃報を受け、西村賢太について書いた、評論的文章。
私の恋人。
ようやく出会うことができた素敵な恋人。
はじめてあった気がしないほど、意気投合した二人。
しかし彼らは決して出会ってはいけなかった。
二人の過去に隠された衝撃的な事実。
彼らはどう乗り越えるのだろうか。
そして、どんな選択をするのだろうか。
高校生の望未は、小学生の頃から強迫性障害に悩まされていた。異常な手洗い、入浴、洗濯・・・。汚れることを異常なまでに怖がっていた。親友の理沙のおかげもあり、そんな症状も少しづつ落ち着いてきた頃だ。世の中に新型コロナ・ウィルスなるものが現れた。気が付けば人々は、かつての自分自身のようになっていた。常にマスクで鼻と口を覆い、手の平をアルコールで消毒し、話をしたり一緒に食事をすることさえ恐れるようになっていた。そんな生活の中で、心を病んでしまっ
たのは親友の理沙だった。望未はコロナ渦に溺れた親友を救うべく、改めて自分自身と向き合い、成長していく。折りたたむ>>続きをよむ
とある一室、暗闇に寄り添う二人の男女。彼らの決断した明日は、一体どんな未来を描くのか?
ジャンルに迷いましたが、以前投稿時に戴いた感想を元に「純文学」を選びました。
三千文字強の短い物語です。どうぞお気軽にお目通しください。
ねえお母様、どうして私はお父様と似ていないの?
それはね、あなたがお父様と血が繋がっていないからですよ
私の本当のお父様はどこにいるの?
わからない。でも本当にそっくり…まるであの人が生まれてきたのかと思ったのよ。
※直接的な表現も一部含みますのでお気を付けください。
※ハッピーエンドが好きな方は閲覧を避けてください。
1961位 満天
渋谷の通りは乞食でいっぱい! お腹いっぱい!
*サイト「即興小説トレーニング」で書いたのを整えました。
あたしが10歳の頃、ひいおばあちゃんがまだ生きていた。
松井大輔は36歳の売れないホスト。ツケ払いをしていた客の女に飛ばれ、追い込みをかけにアパートに行ったところ、彼女は末期の重病で自宅療養をしていた……
『自立姿勢の反映』番外編
『自立姿勢の反映』の番外編。現実的な、自立姿勢と、それに纏わる、自己の姿勢について。
【完結】ぱっと冴えないタイラー・ダラスは恋人のアンリエット・ファーマンへのプロポーズを考えつつも、うじうじと言い出せずに過ごしていた。ある時、アンリは仕事の関係で出張に行くことになる。仕事先で悩ませても悪いと思い、タイラーはまたプロポーズを先送りしてしまう。
ところが、アンリは出張先で海難事故にあい帰らぬ人となってしまう。プロポーズ間際の別れに、打ちひしがれるタイラーは、もてあました気持ちと時間を埋めるため仕事に打ち込む。あれよあれよと
仕事で結果が出る。その過程で資産家のシーザーとも知り合う。
ある時、シーザーから仕事の関係で、出向いてほしい場所があると告げられる。その地は、アンリが海難事故にあった海辺の街であった。これも何かの縁だとタイラーはシーザーの誘いに乗る。そこで恋人との決別を胸に、海辺の街へ行くことにした。
海辺の街ではシーザーの別荘に滞在することになっていた。その別荘には、シーザーの妹のロビンと、使用人のソニアという二十歳前後の少女二人が暮らしていた。
髪色も年齢も違うのにソニアはどことなくアンリに似ていた。タイラーは、そんなソニアという少女に少しずつ惹かれていくのであった。
※モチーフ、人魚姫。
※アルファポリスには改稿版を投稿してます。折りたたむ>>続きをよむ
ジャンルごちゃまぜの短編集です。それこそ、おでんみたいに色々な具を入れようと思います。気が向いたときに更新します。もちろん一話完結、それぞれの話につながりはないので更新順に関係なく気になる話を読んでいただけます。
1969位 汗
大学時代の友人に誘われた遙香は、既婚の身で「独身」と偽ってセレブ婚活パーティに参加するが……
雪の世界はいつも、赤で溢れていた。終わりだけをただ、願っていた。
ある時、雪を知る一人の少年が現れる。年下のくせに世話焼きでお節介な中島。
死を求める少女と、ただひたすら少女を想う優しき少年の物語。
純々文学です。
小説に崇高な思想や学術的見地から見る癖をお持ちの方はあまり見ないほうがいいかもしれません。
倫理・ドア・チャット・破壊・蛾・裏切り をテーマに書いた実験的私小説です。
誇張はもちろんあります。
1976位 悪者
僕の最大の鬼門は友達なのか。よろしくお願いします。
少年は天井も玄関もない家に住んでいた。
部屋はワンルームでだだっ広く、15畳ほどある。ほとんど物はない。
部屋の真ん中には、ちゃぶ台が一つと暖炉が2つ置かれている。ちゃぶ台は正方形で一辺が1mほどである。使い古されたものらしく、方々で色が剥げている。暖炉は大きさも色も異なる。一つは真っ青に塗られていて、大きく、少年の背丈の半分ほどもある。もうひとつはキャンプで使うような携帯型だ。
その他にあるのは大きな本棚のみである。
本棚は部屋の一辺を全て占めており、幅は4mほど、高さは2mほどある。
半分は本で埋まっていたが、半分は何も置かれていない。
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この作品は以下のサイトにも掲載しています。
https://note.com/ida48折りたたむ>>続きをよむ
パパの買ってきた牛肉はみんなをそわそわさせる。それは家族みんな一緒だから、たっぷり食べられるのか不安になる者もあって……。
*「即興小説トレーニング」で即興したのを直して整えたものです。
「月曜日を暗殺してくださらない?」
殺し屋を営む主人公のところに来た依頼、それは「月曜日を暗殺すること」だった。この難題に対し、主人公はあの手この手を尽くして挑むことになる。
初めての短編。BLでも全然濃くないです。ほぼ要素無いです。
人間の心は他人からの客観的なもの
この考え方をする一人の人間が一つの殺人事件の容疑者になることで考え方が変わっていくといった感じのミステリー小説
私はロングスリーパーといって、平均10時間は寝ないと頭が働かないのですが、5分か10分仮眠をとるだけで、体がカーッと熱くなってスキッと目がさめることがあります。
いろいろな作品の影響を受けて
自分の中にある魂の要素を顧みる
聖スピカ女学院。日本では真珠星の名で知られる星の名を戴くその花園には、今日も少女達が慎ましやかに美しく学園生活を送っている。
1990位 文藝
正規の部活ではない眞神文學倶楽部。顧問も生徒会の補助もない。それでも卒業してまでも、OB会は月例で開催される。そこに集う奇天烈な人々。眞神文學倶楽部外伝。
「カクヨム」さんにも掲載。重複投稿。
ホームズはなによりもそのすばらしい人柄に強くひかれました
個人差というものを夢中でみがいた時がありました
おひけえなすって。手前、生国はえーっと、湾岸帰りの原子力潜水艦でごぜえやす。ひょんなことから先生ご一家に世話になることになりました。
数奇な運命とごくごく平凡な日常を駆け抜けていった一匹の雄猫ミシシッピーの短くも暖かい物語。
フランス人は歴史をとても大切にしているという感じがします。
気管支を少しばかり痛めたのか、埃や冷たい風の流れを吸い込めば、ゲホゲホと激しく咳き込み、ところ構わずハンケチを強く当て、口も鼻も塞ぐ有様。感染ると思われ、あらか様に避ける人々。ソレは館に仕える召使い達もそう。
両親と年離れた妹と、未だに『坊っちゃん』と呼ぶ乳母やだけは違っていたけれど。
これでは将来に差し障ると慌てた、都会生まれの両親がさる筋を頼り、街中の館から空気の良い静かな田舎の屋敷へと、乳母を伴い静養に出された。
大学生である主人公は、ある日、駅で変わったポスターを目にする。最初バカにしていたものの、ひょんなことから表題のそのイベントに参加することになったのだが……。
卒業式。
先輩と後輩。
屋上へ続く、思い出の螺旋階段。
黒森冬炎さまの『ソフトクリーム&ロボ〜螺旋企画〜』参加作品です。
『楢柴家、一巡目指名。麻生高校三年新島克明。ポジション、長男』
何もかも体験し、知り尽くしてしまった主人公。
そんな彼は、世界で最も美味いとされる食べ物があると知った。
刺激に飢えていた彼は、持て余した金をふんだんに使ってその食べ物を突き止める。
食べ物はとある国の、砂漠の中にあるオアシスに生息している金色の牛であった。
その牛には毒があって、調理方法は仙人のみが知っている。
彼はその仙人に協力を仰いだ。仙人は協力をする代わりに、わずかな水と食料のみで砂漠を渡り、食材を手に入れることを要求した。
主
人公はその条件を呑んだ。
かくして、主人公は過酷な旅を始めるのであった……。折りたたむ>>続きをよむ