小説家になろう 勝手にランキング
小説家になろう の 非公式 ランキングです
推理ランキング 3251~3300位
3251位 濁り
この春、荒海高校に入学したばかりの波浜良平は、学内で何故かよく出くわす物理教師の篠原徹に、半強制的に彼が顧問を務める「文科部」に入部させられる。
そんな中、部員の可美村日向が奇妙な出来事を目撃してしまう。
高校を舞台にした、ちょっと緩めのミステリーに立ち向かう文科部員の日常をお楽しみください。
捜査一課の米良刑事はとある小説が自分の担当した事件に似ていることを不思議に思っていた。米良刑事が上司の冴子に話をすると、事件の再調査を行うことになり…
ESS(English Speaking Society)部の部室を根城にしている砂寺サテラの元に、用務員にして叔父の砂寺逍遥(しょうよう)がある事件について相談にやってきた。
それは『密室内の教室に何者かが侵入し、部屋を荒らしていった』というものだった。
そしてそれは五十年前の殺人事件も関係しているという。
日常に飽いていたサテラは、胸の高鳴りを覚え、この不可思議な謎に挑む。
週末の幼稚園のお遊戯会で一人の園児が絞殺された。少年の名前は夏目優。まだ幼い死体は手に小さな折り紙とヒーロー人形が握られていた。
沢山の人が来た週末の幼稚園で起きた惨劇。それが幾日か過ぎたある日、幼い娘と過ごす父に、突如、娘から手渡されたのがあった。それは裏側に「K」と彫られた銀色の指輪。
父親は娘に聞いた。これをどこで拾ったのか?と。幼い娘は父親の問いかけに答える。しかしその答えは父親を衝撃させるものだった。
一体、誰が園児を
殺したのか?
この小説はその謎を追う物語です。折りたたむ>>続きをよむ
新聞記者の新井孝信は剛腕で知られ、勤務する大手新聞社では社会部から学芸部に配置転換されたものの、自分の感性に呼応した事件しか追いかけず、気の向いたときだけ出社することを会社も暗黙のうちに認めていて、ほぼ毎日、新宿の飲み屋を寝場所にして生きている。
ある朝、いつものように焼肉屋の座敷で目を覚ました新井は、慌てて駆けていく暴力団の一郡を見つけ、そのあとを追う。そこで出会ったのが、トオルの父親である先代の橘雪之丞だった。
「ソープで働か
せられている」と助けを求めてきた座員の娘を連れ戻しに来たのだが、暴力沙汰になるのは火を見るより明らかだったため、新井は同僚の金子の力を借りて事を収めようとする。
暴力団の事務所には雪之丞の友人だという「チョーさん」と「チーフ」も駆けつけ交渉にあたる。
いったん解決したかのように思えた事件は、暴力団による報復へと発展する。
この出来事が新井と雪之丞との出会いであり、彼に新聞記者を辞める決心をさせた出来事だった。折りたたむ>>続きをよむ
"智糾の謎、"のスピンオフ作品。
あまり書かれてこなかったキャラクター達の物語。
留年の危機、それは自堕落な大学生が避けては通れない壁。
大学3年生になる梶村はそんな問題とは無縁の、いわば優等生であった。
しかし、彼に突き付けられたのは「不可」の2文字。提出したはずのレポートが存在しない。
彼の平平凡凡な大学生活は、消えたレポートによって激変する!
「8月17日の朝、子供は外に出て遊んではいけない」
長谷部涼太は幼い日、京都に住む祖父の才次郎からそんな話を聞かされたことがある。
夜空に赤々と「大」の字が灯される「五山の送り火」当日のことだった。
17日の朝に外で遊んではいけない理由。
それは、恐ろしい姿をした鬼が出るからだ。
才次郎は終戦直後の昭和20年8月17日に血に濡れた鬼を目撃したという……。
その話を聞かされた10年後、涼太は大学進学のために京都に住むことに
なる。
才次郎はすでに故人となっていたが、涼太は祖父の目撃した鬼の正体を突き止めることを決意する。
協力者は、幼馴染の琴美と大学の同級生である香奈子、そしてフリーライターの砂川。
やがて涼太たちの前に、田中と名乗る男が現れる。
砂川の知人である田中は、鬼の正体の見当がついているようだった。
彼は涼太に「鬼の正体に辿りつくには、五山の送り火の歴史を調べる必要がある」と告げて姿を消す。
涼太たちが調べていくなかで、かつて一度だけ五山の送り火がおこなわれなかった年のあったことが分かる。
それは昭和20年のことだった。
五山の送り火とは、祖先の霊をあの世に送り返す行事。
それがおこなわれなかったため、霊が迷い出てきたのだろうか?
そしてそれを子供のときの才次郎が目撃した……?
その後、鬼を目撃したのは才次郎だけではなかったことが判明する。
だが、そのもう一人の目撃者は涼太たちと会う前に殺されてしまうことに……。
調査が行き詰まった涼太たちの前に、再び田中が現れる。
そしてすべての謎が彼によって解き明かされていく。
果たして「8月17日の鬼」の正体は……?
折りたたむ>>続きをよむ
―――ようやく、ここまで来れた。
逃亡を終えた元詐欺師はついに望む場所へ辿り着き、元詐欺師と手を繋ぐことを望んだ黒髪の青年はついにその手を捕まえた。
嘘と詐欺の先の話をしようか。
元詐欺師がひとりの泣き虫になり、それから何を選んだのかを話そうか。
これからの話を、しようか。
君がいる。君といる。
―――これは、世界を愛する話。
―――前作、『マクデブルクの半球』『アステリスクの邂逅』『セントエルモの光跡』『セイリオスの逃
亡』の続編です。
どうぞ、前作を読まれてからお読みください。
折りたたむ>>続きをよむ
意匠を凝らした、凝りに凝った重層構造! 著者の渾身の姿勢が窺える小説世界。(読者より)主人公の「私」(太田)と幼馴染の河井、両家の祖先は相模の地・幸田村の草分けであり、現代を生きる二人もかつては一目置く仲であった。だが河井はなぜか400年以上も前の先祖の所業に固執、「私」を大いに翻弄する。物語は過去と現代のエピソードを交互に披露しながら、次第に河井の苦悩を明らかにしていく。息をひそめながらそれを見つめ続けた読者を最後に待つのは、意外な
ことに「私」自身の秘密の暴露であった。ラストの描写が暗示的にも感じられた分、疑念が疑念を呼び、余韻を残す結末となった。原稿審査担当部署にて丁重に拝読した結果、弊社の全国流通出版をご提案できると判断されました。(B出版社編集者A氏の書評より)折りたたむ>>続きをよむ
谷郷恭二は、東京の出版社に勤めるルポライター。
数年前、ひょんなことから事件を解決した影響で、本業の合間に事件を追うようになった。
ある日、ネットニュースで知人の名前を見つけた谷郷は、単身山口県へと向かう。
そこで彼は、知人の妹の杏子に出会う。
杏子と共に、事件を回想し始めた谷郷。
やがて、谷郷は知人を殺した犯人は杏子だと確信する。
自白を促すため、谷郷は彼女と共に思い出の場所を巡り始めるが…。
とある医者の日記を見つけた。
それは、4月に起こった事件についてのものだった。
※これは、フィクションです。
異世界に召喚された氷室結城は、何者かの手によって神官長殺しの犯人として追われることとなった。
謎多き絶世の美女ヴェルヌと共に真犯人を探し始めるが、魔法もスキルもあるファンタジー世界での犯人探しは難航を極め、頼みだった氷室のスキル<強調表示>は人類史上最弱とまでいわれる無能スキル。
真犯人を見つけなければ自分が死刑にされるという状況の中で、氷室の一世一代の大博打が始まろうとしていた!
毎日21時更新。全12話になります。
最
後までお楽しみいただければ幸いです。
(カクヨム様でも同時連載中です)折りたたむ>>続きをよむ
探偵に憧れる。
探偵という職業は漫画やドラマや小説の中での出来事かと思っていた。
非現実的な職業。
しかし、就職募集を見ると意外と普通に掲載されている。
よく見ると、街中でも車を走っている時に探偵事務所の看板がある。
30代を迎える前に一度憧れの探偵を経験してみたいと思っていた。
私の名前は『石川 健』。
学生時代にはよくバカにされたものだ。平仮名で読むと、『いしかわけん』。
北陸地方とは縁もゆかりもない。
私は20代の頃にお金を貯め
た。まあ、ここだけの話し宝くじが少々当たったというのもあるが。
この事はこの先誰にも言うつもりはない。
年末に会社を辞めて速攻で事務所を借りた。こうゆう空気を読まない所は私らしい。
しかし、この世界いきなり一人で飛び込んでやっていけるのだろうか。
空気が読めない割に、一人前に不安にもなる。
そうだ!実際に一度探偵に会いに行こう。そして出来れば提携なんて提案してみよう。どっちみちそんなに人は雇えないから、仕事が重なった時は提携先に振れば先方も仕事が増えて嫌な筈ではないはずだ。
空気の読めない私は、その性格を利用する事にした。
どうせ行くなら大きな駅前とかで事務所を構えている探偵事務所がいいな、、、
何かあったらすぐ行けるし、人数も多そうだ。
そこで一つの名前に目が止まる。
女性の探偵事務所か。
私は『いしいゆか探偵事務所』に早速電話をしてみる事にした。
かくして、素人考えのただの憧れだけで始める探偵事務所。
自信なんて何もない。しかし、人生は一度きり。これは人に与えられた唯一の共通事項だ。それならば失敗してもいいから動いてみよう。
『動いてナンボ』
これが私の座右の銘だ。
折りたたむ>>続きをよむ
1914年(大正三年)、本庄健次郎(ほんじょうけんじろう)は椿荘の住人となった。帝都に悪名を轟かせる美しい女主人宮原椿(みやはらつばき)や毒舌メイドのアンジュと暮らす日々を送っていたが、健次郎が持ち帰った号外から彼らを取り巻く環境が少しずつ変化していく。帝都を騒がす「大正ねずみ小僧事件」の真相は? そしてその裏に潜む大金の動くカラクリとは? ――十話程度で完結の予定です。
山田海人中学3年生
名前も知らない女の人に監禁されてしまった
海人は脱出できるのか
「幸せな人間が自殺なんかするわけがない」
大雨の夜、無能探偵 愛宕 未知の元に持ち込まれた依頼は、頭部のない遺体でありながら自殺として捜査を終了した事件の調査だった。
他殺か自殺か、持ち去られた頭部はどこにあるか、見えない犯人。
全ての謎が解けた時、無能探偵は何を語るのか。
「それでは、なるべくあなたの希望に沿って、この無能探偵が事件を解決いたしましょう」
プロットはpixivに投稿しています。(https://www.pixiv.
net/novel/show.php?id=10211548)折りたたむ>>続きをよむ
倒産を防ぐために、私は会社の金を横領してギャンブルに臨むが大敗してしまう。バーでそのことを愚痴っていると詐欺師と名乗る男が現れた。私は不審に思いつつも、弱味を知られたために奇妙な契約を結ばされてしまう。それは私の代打ちを詐欺師が務めるというものだった! 負ければ私の社会的地位は陥落してしまうが、賭博師はイカサマをしている。詐欺師はそれを見破ることが出来るのだろうか?
<感謝>
麻生セツさんに美麗イラストを描いて頂きました!
イラストは本文の途中に載せたので、よろしければそちらもご覧ください!
麻生セツさんのTwitterはコチラ↓↓
@asosetu折りたたむ>>続きをよむ
死なない女子高生と人を殺したくてたまらない男子高生が、何やかんやで学校の事件を解いていくみたいな物語。
3273位 衝動
ある作家を捕まえようとする1人の刑事の物語
その作家の作品に書かれていることが本当に起こる。刑事は1人その作家を追い続ける。
小学六年生の名探偵・不老翔太郎(ふろう・しょうたろう)と、ぼく、御器所一(ごきそ・はじめ)は、隣の生姜高に通う本郷梓(ほんごう・あずさ)から、呼び出された。彼女の家に来るようになった新しい家庭教師の行動が謎めいているという。
不老翔太郎は、怪しい家庭教師の謎を追う。やがて明らかになる、哀しい事実とは……
私たちの担任の先生が作成した通知表が盗まれた。
先生は成績通りに通知表を採点せずに、自分の好みの生徒ばかりえこひいきをすると有名だった嫌な人。
そんな先生の机のうえに置かれた予告状――
「先生が採点される通信表には、私情が入り込み正しい成績が数値化されていないとのうわさを耳にいたしました。これはいけません。この私――『怪盗紳士』が盗み出してご覧に入れましょう」
怪盗紳士により盗み出された通知表と、犯人の疑いをかけられた私たち四人の生
徒。
果たして『怪盗紳士』の正体とは――。
折りたたむ>>続きをよむ
※この作品はエヴリスタにも掲載しています。
高校一年生になった私は幼馴染の美恵と再会した。浮気をきっかけに交際することになった勇樹と疎遠になっていくが、美恵は勇樹に惹かれていき、次第に私たち三人の関係がぎくしゃくしたものになっていく。そんな中、学校中に広まった一本の動画が私たちの運命を翻弄して――。それぞれの思惑が交錯する青春ミステリー。
互いを認めない太陽の民と月の民。
争いの果てに生き残るのはどちらだろうか?それはなぜだろうか?
バレンタインにチョコレートが貰えないぼっち高校生な俺は放課後、一つ下の学年の後輩である美少女Bに呼び出される。そこで待っていたのは3人の美男美女と粉々のチョコレートそして、難解な事件だった。
──「先輩、もしこの事件を解決してくれたら、ほっぺにチューしてあげます。」──
木更津一樹《きさらずかずき》は友人と、 恋人、神無月桃香
《かんなづきももか》との 旅行中、泊まった洋館で、殺人事件に
巻き込まれる。 恋人の桃香が、何者かに殺されたのだ。
被害者のハズなのに、容疑者として疑われる一樹。
犯人を捕まえるため、彼は一人、決意するのだった。
地学部が文化祭に向けて製作していたトリケラトプスの骨格標本が何者かの悪戯により汚された。部員であるクラスメイトの依頼を受けた霧野美梨は、犯人の動機を探るべく捜査を開始する。その末に真相に辿り着いた彼女は、探偵役としての在り方を問われることになる──。
祖母の突然の死で十五歳まで暮らした港町へ帰った智章は見知らぬ女子高校生と出会う。祖母の死とその女の子は何か関係があるのか? 祖母の死が切っ掛けになり、智章の特殊能力、実父、義理の父、そして奔放な母との関係などが浮き彫りになっていく。
GWたけなわ、一人の男が交通事故で亡くなった。
亡き妻は事故ではないと主張する。閑職にある初老の刑事が捜査に当たるが・・・
自殺か?他殺か、それとも。
この作品は地獄ワイドショー内にも掲載されています。
https://blogs.yahoo.co.jp/tamiyajirojiro/66181186.html
探偵戒崎蒼の住む町ではとある猟奇殺人事件が起きていた。そんなある日隣町の市議会議員から人探しの依頼が舞いこむ。彼が言うには猟奇殺人の犯人は息子だというのだが…。
3285位 願い
都内でひとり暮しの地味な女性が、不思議な白髪の老人から言われる。「近々いいことがあるじゃろう」
ファインダーの向こう側に吸い込まれた若い蕎麦屋は、鏡の中に迷い込み そして...
古道具屋で姿見を買った定年間近の男は真夜中に 鏡の中に迷い込み そして...
「ファインダーの向こう側」 の続編
この作品は ブログ「女将のお針箱」2012年8月にも掲載しています。
謎の穴を壁に残して、ロンドンで2人の清国人が絶命した。
折しも清国山東省で、同じく2人のドイツ人が殺される。
体の癒えたホームズを訪れた謎の女性とは?
シベリアを駆けるドイツの諜報の目的は?
そして神槍と呼ばれた伝説の武術家、李書文とは?
国家を揺るがす新兵器をめぐり、東西の天才がユーラシアを駆ける!
非日常を愛し、憧れる新高校生・深井世は、私立百舌鳥学園の『犯罪研究部』に入部した。そしてそこにいたのは、犯罪マニアで奇妙な先輩達ばかり。
部員の一人である真白曖に、元気な祖父の死を宣告、またその死の謎を解き明かされ、これからの日々を楽しみにしていた世であるが、非日常な事件はそれ以降訪れず、退屈な日々だけが過ぎていった。
そんな日常の最中、犯罪を愛してやまない『犯罪研究部』は、刑務所から脱獄した殺人鬼を目撃し、不可解な事件に(喜んで)巻き
込まれていく。
彼らは事件の真相を解き明かそうとするのだが......。折りたたむ>>続きをよむ
天使が降ってくる夜に、僕がぼんやりと空を眺めていた。
天使、いつになったら降ってくるんだろう、と。
前田智花(まえだちはな)は夏休みの間、叔母の小泉麻子(こいずみあさこ)とその娘小泉柚乃(こいずみゆの)の家で過ごすことになった。
そこで一卵性双生児の兄弟、成沢樹生(なるさわいつき)奏多(かなた)に出会う。
不思議な瞳をした謎の多い双子の兄弟と急接近する柚乃、戸惑いながら惹かれ始める智花は、平和な住宅街で突然起きた事件に巻き込まれる。その中で次第に見えてくる兄弟の過去と現在……愛と憎しみ、贖罪。
刑事の北河信也は超がつくほど口が悪い。だが推理力は抜群によく、相手を洗脳して自白させたり嘘を言って信じこませたりとなんでもありな捜査官。そんな彼に振り回されながらもついていく相棒の草原真弓と難事件を次々解決していく。
日本國-帝都の大手新聞社にこの春から就職した主人公。
彼の配属先は伝奇・超能力を取り扱っている部署。通称ー探求部
主人公は、女性新聞記者ー明智円の運転手兼相棒を任命された。
そして明智の取材先は今はやりのオカルト教団’’水野幹’’だった。彼女の目的は教祖ー瀬戸内乃海の不思議な力の解明。教祖は人の心を読むことが出来たり、浮遊することができるとのことだった。
はたして教祖の力は本物なのか?それともインチキなのか?
取材先へと向かった二人はそ
こで事件に巻き込まれることとなる…折りたたむ>>続きをよむ
前科者、覚醒剤中毒者、路上格闘家、謎の窓際サラリーマン……社会の底辺にて蠢く四人の人生が、ある連続殺人事件をきっかけに交錯し、変化していくノワール群像劇です。犯罪に関する描写が多々ありますが、犯罪行為を推奨しているわけではありませんので。
主人公には、幼い頃からよく見る夢がある。
泣いている彼女に、優し気な青年が赤い風船を渡してくれる夢だ。
彼女はその青年に見覚えがない。
けれどある日、夢にそっくりな青年が隣の家に引っ越してきて……。
満月の夜にこの噂を聞くとフードを被った男の人が現れるらしいんだけどね──
一回ボタンを押すとランダムに一人人が死ぬ変わりに一万円が手に入るボタンを渡されたら、あなたならどうしますか?
「僕の人生の全てを変えた彼女は、僕のヒロイン…なのだろうか?」
テルウィンからの挑戦状が届きました。
題名の薄れた5冊の本。
その著者が最後に残した不可解な言葉。
あなたにはこの謎を解くことが出来るだろうか。
読者推理型小説。
『復讐の味は愛を超えるだろうか――』
日本の神話が描かれている『古事記』を創作した持統(じとう)天皇は夫を裏切ったスパイ――。
日本人の父親と中国人の母親の間で生まれたリー・シュンは両親の復讐を果たすために日本に潜入していた。
日本での作戦は『伊勢神宮に祀られている神・天照大神(あまてらすおおかみ)の本来の姿を暴くこと』だった。父親はその秘密を知ったため日本のスパイに殺されたのだ。
作戦は一班四名で潜入し、日本に潜入し
たリーの役目は熱田神宮の巫女・椿原葵(つばきはら あおい)と接触することだった。
リーは葵に対してアプローチを仕掛け神社の秘密を暴いていく。葵はリーに疑う様子もなく、熱田神宮の秘密を話し彼と共に行動するようになる。
リーと葵は四季を巡るたび天照に関わる神社に赴き、隠蔽された神を探すキーポイントとなる勾玉を入手していく。
全ての勾玉を手に入れたリーはその全貌を知り、思わぬ行動に出る――。
彼は愛を取るのか、それとも哀を取るか――。
折りたたむ>>続きをよむ
主人公は幼女かもしれないし幼女じゃないかもしれません。
もしかしたら残酷なミステリー入りのあたたかい話になるかもしれません。
誰しも後悔を抱えて生きている。もし、あの時違う行動を取っていれば、どのような結末を迎えたのだろうか。ここ田原坂事務所は、そんなあなたの好奇心と悔悟の念を癒すための場所。