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パニック[SF]ランキング 401~450位
暗黒大魔王らじっぇgoodfire
SF
パニック[SF]
戦時中に秘密裏に開発されていた凶悪兵器が突然主人公を襲う。
彼女たちによる復興のため生きるための努力もむなしく、それが逆に引き金となって自分自身を襲ってきたのだ。
それは情など通じない、人を喰らう戦争野菜兵器…
カボチャ-KABOTYA-
食卓を侵すオカズである…
(全1031章)
2125年。
未知の地球外生命体によって人類は滅ぼされ、地球は完全に支配される。異形の者たちはひそかに地球に降り立ち、その時をうかがい続けていた。
とある名家のお嬢様に擬態するイユも、そのうちの一体。しかしイユは、他の個体とは違う目線でこの世界を見るようになる。イユにできることは、一段違っていた。
これは近い未来、世界が滅びゆくまでの、ほんの少しの間の物語。
別世界と繋がるワームホール([黒球])が生まれ、そこから現れた[亡霊]と呼ばれる怪物達によって、人類文明は崩壊した。[亡霊]との戦争の最中、悪化する戦況を覆すために、人間は[防人]と名付けた人造の兵士達を生み出した。しかし、戦況は覆せず、人類は地上から一掃され、生き残った人々は[亡霊]の脅威に怯えながら暮らす事を強いられた。
人間にとっての最後の生存圏となった地下都市、[シェルター]を防衛するために製造され、地上を警備する唯一の部隊
、通称[小隊]に配属された[防人]の一人、[新人]は、ある日、[シェルター]から逃げ出した一人の少女、ユイと出会う。
ユイは、人類が再び地上に舞い戻るため、[亡霊]を殲滅するために生み出された生体兵器だった。その役割は、[亡霊]の出現する場所である[黒球]を、自身の生命と引き換えに消滅させる事。
自身に課せられた役割を拒絶したユイは、その様な自分を生み出した[シェルター]の人間達に復讐するべく、自殺を遂げようとする。
偶然ユイと出会った[新人]は、それを阻止た。
自身を必死で助けようとする[新人]の姿を見たユイは、自身の思いの矛盾に気付き、答えを探すために[新人]の前から姿を消す。
後に、[新人]ら[防人]には[シェルター]からユイを捜索する命令が下された。[シェルター]は地上の奪還を諦めておらず、ユイを犠牲にするという方針を堅持していた。ユイを捜索するため、[新人]は地上へと向かい、そこで、実際には地上にも生き残った人々がおり、[共同体]という名の街を作っている事を知らされる。
[共同体]は、生き残った人々が自らの力だけで作り上げた街で、[新人]に、人間がもう一度文明を築き上げる可能性を実感させる。一方で、[新人]は、世界が滅んでしまった事を受け入れられず、狂ってしまった人間とも出会う。
そういった出来事の末、ユイと再会した[新人]は、ユイに課せられた使命を知り、また、未だ[亡霊]の脅威にさらされる人間の姿を目の当たりにし、ユイと、人間を救うために何かできないかと強く考えるようになる。
[新人]の思いに共感した[防人]達は、この世界から[亡霊]の脅威を排除するためにできる事を行うと決めた。[防人]達は、かつて実施されたものの、失敗してしまった作戦、[黒球]を消滅させるための[レコンキスタ]を再度、実行に移す。折りたたむ>>続きをよむ
殺人を犯した阪橋久良丞―さかばし くらすけ―は『リ・レンジ』と呼ばれる地下空間へ投獄されてしまう。投獄された矢先に殺戮ロボットに次々と囚人達が殺されてしまう。予想外の状況を助けてくれた笠鹿冬―かさか ふゆ―と酒井友樹―さかい ともき―とともにリ・レンジについて説明される。
地味な少年と自称ギャルの少女。
二人は誰もいない世界を旅している。
放置された車両。
道に転がる死体。
そして、彷徨う屍。
そんな『非日常』の中にある不器用な二人の『日常』とは――。
異界からの侵略者、それは──超巨大“かたつむり”!?
“ソイツ”は、人類を舐めくさっていた──。
しかし、その人知を超えたチカラは本物。
恐怖に覆われる町。
発狂し、“捕食”されてゆく人々。
人は、奴に弄ばれるだけなのか!?
そんなことはない!!
わが町には『モブ子』がいる──。
すべてにおいて平均点。
いてもいなくても変わらない“脇役少女”。
しかし侵略者を倒せるのは、彼女しかいない!
“ソイツ”は、人に化け、人の中に潜
み、嗤っている──。
“ソイツ”は、意外なほど身近にいる…!
いったい誰が“ソイツ”なのか!?
見つけだし、叩きのめせ!!
人類のチカラを思い知らせるのだ!!
モブ子よ!!
戦慄のB級ホラー娯楽大作!!
「わたしは脇役です。
でも、“たったひとつだけ”、絶対に許せないことがあります」
「だから、戦います!!」折りたたむ>>続きをよむ
マンション購入でゆとり生活を夢にていた中年サラリーマン。
最後の出社時、いきなり爆発に巻き込まれる。
その後、家族への思いが不思議な空間で引き裂かれる。
そんな時、不可思議なことが起こる。
その出来事により可能性を信じて家族との再会へ挑む。
異世界転移。
異世界で特殊な力を持ち、 勇者や英雄になる物語。
初瀬浩太(はつせこうた)とその彼女、 片瀬有栖(かたせありす)は高校からの下校中に異世界転移させられ、 地球でない異世界で、 勇者として数多の魔物や魔族と激戦を繰り広げた。
五年にわたる長き戦いの末、 魔族の王たる魔王と対決、 壮絶な死等の果て、 遂に魔王を討ち、 世界に安寧をもたらした。
浩太と有栖は世界を救った英雄として貴族位の授与、 王女や王子との結婚の話も
あったが、 二人が選んだのは帰還。
元の世界へ帰る事だ。
五年間の間、 血反吐を吐いたことや、 仲間を失ったことも有る。
壮絶な日常を送った世界に別れを告げ、 故郷、 地球の日本へ帰って来た。
異世界での五年は地球では一時間にも満たなかった。
壮絶な戦いの数々で数多のスキルや戦闘技術を持っていたが、 この世界で使う機会は無いだろうと生涯封印する事を誓った。
普通の高校生の生活を再開する二人、 だが、 その頃異変が発生。
世界各地で異形の生物の目撃情報が多発、中には人的被害も出ていた。
浩太と有栖はとあるニュース番組に映し出された異形の姿に見覚えがあった。
「これって、 ギガアントか?」
「この大きさに赤い目、 このフォルム間違いないわ!」
なんとそれは、 異世界の魔物だった。
異世界の魔物が地球に現れ、 遂に死亡事件が発生。
そして、 都市部にも表れ世界中でパニックが発生。
あの怪物を知っているのは自分たちだけ、 軍隊の戦車や戦闘機でも勝てない化け物もいる、 対抗できるのは異世界で培った経験とスキル、 戦闘技術を持つ二人だけ。
剣を置き、 全ての力の封印を誓った勇者が再び剣を手に立ち上がる。
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20XX年、日本の太平洋に50mを超える氷山が流れてきた。
氷山は日本の気温で氷を保てるはずもなく、どんどんと溶けていく。
溶けた氷から大きな角のようなものが見え始める。
氷山が溶けた先に待ち受けるものとは?
鍵のかかった俺の部屋にいきなり現れた男。そいつの第一声は「私は不幸です」だった。
「エブリスタ」「魔法のiランド」「アルファポリス」「カクヨム」にも掲載しています。
近未来。すっかり汚染された世界に生きる一家の物語。断片。
七夕に遠距離恋愛中のカップルに流行した奇病。その事件の解明に医師たちは乗り出すが……。
2025年4月。中国は決断した。
中国人民の悲願である台湾統一を。
そして戦略的な要求により、沖縄の先島諸島侵攻をも。
日本を沖縄・台湾同時侵攻という未曽有の危機が襲う!
中国側の情報・世論工作に、日本社会は気付くことが出来るのか?
侵攻意図を秘匿する中国に対し、政府の防衛出動命令は手遅れにならないのか?
そして自衛隊は、沖縄の先島諸島を守ることができるのか?
圧倒的な中国軍の前に、台湾は抵抗しきれるのか?
中国の陰謀に巻き込ま
れた母娘の運命は?
超楽観的展開(Easy mode)で、今そこにある危機を描くシュミレーション小説。
※本作品は2023年に、執筆した「沖縄・台湾侵攻2025 Easy Mode」を、各種大賞への応募のため、内容を整理した作品です。
50万字に達していた文字数を、38万字まで削減しています。
削減したのは、主に米軍の戦闘パートです。文字数を減らし、民間人パートの比率を増やし、テンポを改善したつもりです。
従来の作品は「完全版」としています。
※※※完全版をお読み頂いた方は、敢えて読まなくても大丈夫です!!!折りたたむ>>続きをよむ
雛宇いはみ様からいただいたお題『好きな人と体が入れ替わったので好き放題します!』で書いた作品になります。
戦争で崩壊した世界で二人の男女が出合い、人生を謳歌する話です。
怨嗟によって人間が化け物へと変貌し、この世は血と肉塊の飛び散る地獄と化した。最も厄介なのは圧倒的強さを持った四体の死神。その凶刃に対抗すべく幼い陰陽師は救世主を顕現させた。闇落ちして最強最悪の化け物に変貌する以前の死神達本人を。少女と最強保護者によるダークファンタジー。
競技場内で沢山の競技出場者が競技を行っている夢を見た。
なろうラジオ大賞4参加作品です。
世界の“大崩壊”が起きて500年余り。
人類は荒廃した環境に適応する為、人類生存可能領域として移動型都市を造り上げた。
そこに住む姉妹レビィとヘレナは、都市最強の称号である“ガーディアン”になることを目指して闘技大会に参加する。しかし、その参加者の中には差別対象である“人間”が一人混じっていた。
空想上にのみ存在するとされていた様々な怪物が跳梁跋扈し、人類の文明社会が終焉を迎えてしまった現実世界。
ある日、主人公である“私”は、自身に特別な力が宿っていることに気づく。
戦えば戦うほどにレベルが上がり、新たなスキルや魔法を覚えていく者、――“プレイヤー”と呼ばれる人々の一員となった彼女は、自身の力を怪物退治と人助け、……それと、まったり終末ライフのために使うことを決めるのだった。
※現在、本編の連載はお休み中です。
※書籍版 第
一~三巻 講談社レジェンドノベルス様より発売中。
※コミカライズ版、マガポケ様にて連載中です。
https://pocket.shonenmagazine.com/episode/10834108156727217364
マンガ化した本編をよろしくお願いします!折りたたむ>>続きをよむ
男子校には女のおっぱいはない。
でもおっぱいは揉みたい。だったらデブのおっぱい揉むしかねぇよなぁ!?
俺は男のおっぱい揉みガチ勢だ。
……ところでよぉ。
アラフォーサラリーマン田中が偶然訪れた世界
そこで会った神様的な存在
田中は世界を救えるのか!?
1万年後の地球。
そこには驚くべき世界が広がっていた。
歌舞伎町に存在するかと思われるタピオカ店員。
人肉と言う流行に抵抗をしている店員。
名前以外の記憶を失った青年、狭間 誠は世界のほとんどが海の底に沈んだ世界で目覚める。
水色の空と水色の海。そんな中誠は異形のなにかや謎の人物と出会うが…
平和を世界観に掲げたヴェリスティア王国。その国内で、今、国を大混乱へ貶める事件が始まる。
「エリザベス、この時を持ってあなたとの婚約を破棄する!」
最近馬鹿になってきた王太子を必死に支えていた公爵令嬢エリザベスに婚約破棄を突き付けられる。
この言葉により、この国の、いやこの世界のサイコロはなげられることになったのだ。
魔法があるが文明が中世程度の異世界に突如召喚された日本。
突然の出来事に戸惑う日本と日本に国力で圧倒される異世界側の苦悩。
異世界の人類と地球では架空の存在だった異種族との交流と対立。
もともとは転移した瞬間、呼吸不可能で即全滅エンドの予定だったので、設定やプロットは一切存在していない見切り発車でスタートしています。
なので、設定やストーリーに矛盾していたり、大規模な修正が出ます。
いくら何でもあらすじと本編の乖離しているのであらす
じを微修正。
あらすじに書いていた主人公(伊井綱作三等陸尉)は本編に出てこないと思います。
リスペクト元、オマージュ元、パクリ元、どういう表現でもいいですけど、タイトルも某作品が書籍化してしまい、ちょっと反省しました。折りたたむ>>続きをよむ
人間は死ねなくなった・・・・
20年前、ブラジルを発生源に<不死ウイルス>が世界中に広まった。<不死ウイルス>に感染した者は<不死病>を患い、大怪我を負っても、大病を患っても、空腹に飢えても、老いても人間は死ぬことができない。
その結果急激な人口増加を招き社会システムが崩壊していく。
不死ウイルスに対抗するため、各国研究機関は不死ウイルスに唯一対抗できる武器<グリムリーパー>を開発、この世界において唯一人間を殺せる武器であり、方
法となった。
日本政府は人口増加に歯止めをかけるため、20歳以上の国民に<生存権>を高値で販売する政策を実施する。
生き残るには半年ごとに生存権を購入する必要があり、購入できなかったものはグリムリーパーを用いて執行(処刑)される。
香山悟は執行を担当する専門機関、法務省管轄の<執行局>の一員で、彼の仕事は人を殺すこと・・・ 処刑請負人である。
様々な人間死際に触れて彼は何を想うのか。
折りたたむ>>続きをよむ
「太郎さんは、世界で一番はじめにゾンビとなってしまった男です」
この言葉をキーワードにして1000字以内の短編小説を書き続けていきます。
連載四コマ漫画のような小説を目指して書いていきたいと思って居ます。
ある日、クラスメイトですることになったジンセイゲーム。それは恐るべきウイルスによる支配だった。
主人公の好太郎とともに世界を救うサバイバルバイオハザード。
chocochip_cider
SF
パニック[SF]
紅い、それはある一定の時間になると訪れる空の色を変化。綺麗なその光景は人々の心を和ませ、今日という日の終わりを告げてくれる。
たとえそれが良い日でも悪い日でも…
東洋のある国で、恋愛に関する革命が起きていた!
※この作品は、遥彼方さんの「紅の秋」企画参加作品です。
島には見た事がない生物や生き物などが暴れまわっている。
引きこもりが体験した事ないような非現実的な日常が襲いかかる。。
果たして生き残ることはできるのか。。。
現代の当たり前のサービスに麻痺した現代果たして無償のサービスはいつまで続くのか?
地球温暖化の影響により北極の氷がとけ厚い氷に閉じこめられていた、何万年も眠っていた太古のウイルスがフランスの調査員によって確認された。 その後自国の研究所においてその未知のウイルスを復活させる試みがなされたが、それが人類の運命を大いに変える出来事だとはその場にいた誰もが知る術も無かった。 そのウイルスはずっとこの時を待っていたのだ。まるで人類を食い殺す意志を持っていたかのように。結果、フランスを始めとしてヨーロッパ全体そしてロシア、中国
と続き感染者は空路で世界中に運ばれた。着実に感染者を増やしていく。
そんな人類史を揺るがす感染爆発(パンデミック)が進行していく中、日本も例外では無かった。 政府によるウイルス感染封じ込め作戦は失敗。自衛隊の出動もあったが、無数の感染者に対して無力であった。 政府首脳陣は行方不明となり、都市機能は停止。 各地の自衛隊は指揮官の独断によって発電所などに回りライフラインは数ヶ月保たれたのだが、それも機能を停止すると民間人による物資の奪い合いや犯罪が多発した。かつての平和だった日本国はどこにも存在しない。 あるのは感染者が蔓延る無法地帯だった。 しかしその中に一人の勇士がいた。彼は生き残った生存者達と共に日本国の再建を目指し、着々と安全地帯を確保していく。 のだが、日本各地の世紀末の覇者たちは平和な日本の
再建など望んでいなかった。暴力と権力だけが全てであるこの世界こそが我々には相応しいと主張する者たち。彼らとの殺し合いは必至だった。彼はこの戦いで何を想い、そして何を得るのか?その答えはこの物語が僕たちに教えてくれるだろう。 折りたたむ>>続きをよむ
深い海の底を、僕はゆったりと進む。
未来を掛けた使命をおびて。
この僕、サブマリン3775は進む。
※作者的に初挑戦な事をやってみています
442位 壁
ニール・スティーブンスンと彼を紹介してくれた昔の友人と、彼の作品。ダイヤモンドエイジに感謝を捧げる。
現代において不治の病を患った少女が、冷凍睡眠によって二十二世紀末に甦るという物語です。
現代生まれの少女が二十二世紀末という異世界で、ヴァーチャルゲームや冒険旅行を体験するストーリーを楽しんでいただければ幸いです。
タイトルは作者の誕生日にちなんで付けました
私達の知るものとは異なる『空』がある世界で、この世界にもいるような女子高生と男子高生が駄弁ってるかんじの話です。
少女は最強のハイジアになるはずだった。
放射能に汚染された世界を逃れるため、ヒトは高地へ登り、地下へもぐり、都市を築いた。
地下都市・浅間を守るのは、遺伝子操作を受けた少女たち──ハイジア。
衛生の女神の名を冠し、彼女たちは「ペスト」を狩る。
最強になるはずだった失敗作は、その存在理由を取り戻す。
サイト「ぐりぐり ぐりむ☆りーぱー」からの転載小説です。
父から旅行券を貰った笠井修二は、クラスメイトの皆と共に御影島へと旅行に来ていた。楽しい思い出作りに来た御影島への旅行はその夜、ホテルで起きたクラスメイトの美香の死から歯車が狂っていく。
携帯は繋がらなくなり、ホテルの職員が誰もいなくなったことに気づいた修二達は事態の重さに焦燥感を抱く。
ロビーに向かわせていた菅原達の行方が分からなくなり、探しに向かった修二はホテルの外で異形の姿と化した友人と出会うことになる。
これは、どこにでも
いる平凡な高校生の一人、笠井修二が体感する地獄の物語。彼が失い、得るものとはなんなのか。
※血や死体などの描写はかなり多めです。折りたたむ>>続きをよむ
この世界には人を主食として食べる一族がいる。一見物騒にも思うが、そんなことはない。何百年か前に俺たち人間側と人喰い一族が協定のようなものを結んだらしく、今は高さ10mもあろう塀の中で暮らしているそうだ。俺の住む水入町の中にも人喰い一族の集落がある。こう言った集落は全国に何ヶ所かあるらしいが、俺はこの街を出たことがないため、この集落以外見たことがない。
2045年、AIが社会に深く浸透した世界。かつて人間が行っていた多くの仕事がAIに置き換えられ、人々はAIに支えられた生活を送っている。しかし、AIの進化は止まらず、人々はAIへの不安と脅威を抱えるようになる。仕事、生きがい、そして人間の存在意義すら揺るぎ始める中、人々はAIとどう向き合っていくのか。そして、彼らの未来は?
西暦2027年――この年の夏の暑さは尋常ではなかった。
六月に行われた小学校の運動会では、ある児童の体調不良により組体操のピラミッドが崩壊。大阪の住宅では老人が深夜、熱中症に罹患。
時が経つにつれて暑さは急速に強まっていき、それに付随して起こるは熱中症、取水制限、給水制限、断水、作物不作、操業停止、脱線事故、そして――。
いつか訪れるかもしれない激烈な猛暑を市井の人々の目線で描き出す、オムニバス災害小説。
※『列島壊滅――
超巨大台風襲来』の前日譚ですが、単体でも問題なくお読みいただけます。折りたたむ>>続きをよむ