2002年(平成14年)台風シーズンが過ぎた秋の出来事になります。
当時、常駐していたビルの最下階に機械室があったのですが、その中央には一部鉄板で塞がれた柱がありました。
そこが何で塞がれているのかは、長年いる人しか知りませんでした。
ある日、その鉄板の下から水が垂れてきたので、中を点検する事にしました。
台風で大分雨が降ったから、きっと中には水溜りがあるんだろう?
そう思って、鉄板を外して点検口の中を開けると、思わぬ物を発見
したのです。
その時の様子を短編小説にしました。
それでは、本文へどうぞ。
※登場人物は全て仮名です。折りたたむ>>続きをよむ