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異世界[恋愛]ランキング 2151~2200位
大陸一の軍事大国フレイローズ。
二十番目の末姫ルコットは、十六歳の誕生日に、「冥府の悪魔」と恐れられる陸軍大将、ホルガー=ベルツとの結婚を命じられる。
政治のせの字も知らない。
容姿が美しいわけでもない。
「何故あの子が!?」と周囲が気を揉む中、当の本人は、「そんなことより、今日のおやつは何にしようかしら?」とおやつの心配をしていた。
のほほんとした箱入りおっとり姫と、最強の軍人。
出会うはずのなかった二人は、互いに恋に落ちるも、
始まりが政略結婚であるばかりに、見事にすれ違っていく。
これは、両片想いをこじらせた大陸最強夫婦が、マイペースに国を立て直していくお話。折りたたむ>>続きをよむ
教会の思惑を背負って勇者パーティーで奮闘する聖女ちゃんは、勇者さんのことがちょっとだけ好きだけど、残念勇者さんは幼馴染みの男爵令嬢が大好きなんだなあ……という、うっすらした恋のお話。
※Twitterでツイートしたことがある話です。
ビオラ・フランネルには隠しごとがあった。
婚約者である王太子が見初めてしまった、ぽっと出の聖女をいじめたこと。
その聖女から聖獣を盗んだこと。聖獣を丸め込み、勝手に契約したこと。
「神聖力を持たない聖女になってしまいましたね」
朗らかに笑う聖獣がポンコツすぎて、無能聖女になってしまったこと。
すべては王太子の婚約者という立場を取り戻すためだったのに、契約を破棄せず私に縋ってくるこのポンコツ聖獣が邪魔すぎる!
婚約破棄と追放までさ
れて、なぜあんたがついてくるのよ!?
「僕と一緒に、ここで暮らしましょうよぉ……」
え、うそ、聖獣って人型になれるの?
その綺麗な顔で泣きながら縋ってこないでよ!
『獣人春の恋祭り』企画
悪役令嬢×ロバ聖獣
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※短編『冤罪で投獄ですって?! 地下牢の地縛霊に身体を譲って、逆転を狙った公爵令嬢のお話。』の連載版になります。
「フィオリーナ・ヴァレンティ公爵令嬢! おまえとの婚約は破棄する!」 第二王子カルロより、謂れのない罪で地下牢に投獄されたフィオリーナは、そこで"城に縛られた霊"と出会う。
「私は人生に絶望したの。良かったら私の身体を使って?」
誰とも知れないモヤ相手に身体を譲っちゃったたけど、しかし、それは軽率だった
!?
フィオリーナの意志に反して、カルロ王子に急接近していく霊に、いまや実体のない彼女はヤキモキ。けれど霊には別の思惑があって……。
果たして霊の真意とは? フィオリーナは幸せになれる?
本当に好きな相手と結ばれるために、霊もフィオリーナも頑張ります!
まったく怖くない、安心安全のハピエンに向かう予定。
楽しく書いていくつもりなので、お付き合いいただけますと嬉しいです。折りたたむ>>続きをよむ
「きゃー!」
五年前に紆余曲折あって王族となったメレラ家。その屋敷では、毎日、少女の叫び声が響いていた。
「リーナ! あなた、またスカートの裾を踏んだの⁉︎」
メイドとして働くリーナを叱る、使用人のリーダー、エリーゼの怒声もまた毎日聞こえている。
他の使用人たちは日常茶飯事のこのやり取りに関わろうともしないが、すらりと背の高い男がひとり、リーナに手を差し伸べた。
「大丈夫かい? リーナ」
「ヘンリさま、私は大丈夫です。王
子の手を煩わせて申し訳ございません」
「転んだ拍子に腰元のリボンが解けたみたいだね。ほら、おいで。僕が結んであげる」
彼は王子でありながら、その綺麗な指で、リーナのリボンを結んでやる。
彼女が自分で結んだリボンは縦向きになって不恰好だというのに、彼が結ぶとまるで絵に描いたように美しいリボンになる。
二人の様子を遠目で見ていたエリーゼは、眉間に皺を寄せて呟いた。
「はあ、王子に世話されるメイドなんてみっともない……」
なにも上手くいかないけれども何事にも一生懸命なリーナ。
器用ながらも彼女にどうアプローチしたら良いか分からずにいるヘンリ。
二人は互いに違うベクトルで“不器用”でありながら、ゆっくりとその関係性を変化させていく、のかもしれない。折りたたむ>>続きをよむ
鳴川ハヤテ。16歳。
狼の獣人である父と人間の母の間に俺は生まれた。
獣人と人間。
この世界には2種類の人がいる。
昔々、愛を我慢することが出来なかった1匹の動物と1人の人間がいた。
それが獣人の始まりなのだと言う。
名前も顔も姿も知らない。
その誰かさんのことを俺は恨んでいる。
その時、我慢していてくれたなら、俺はこんな姿で生まれなかったのにと。
猫じゃらし様主催の「獣人春の恋祭り」参加作品になります。
ほんわか天然な吸血鬼公爵と、同じくほんわか天然な嫁の、この上なく幸せほのぼの吸血ハートフル新婚ラブコメディ。
貧乏男爵家の長女ラリサは、弟妹達のために働き口を探していた。そんな時、偶然出会った国王からとある仕事を持ち掛けられる。それは辺境に住む吸血鬼公爵の花嫁……という名の生贄だった。家族のため大金と引き換えに身売りを決めたラリサは、そのまま公爵の花嫁として辺境に送られる。ラリサを出迎えた公爵は、ラリサが自分の花嫁だと聞くと仰天し、急い
で花嫁を迎える準備に奔走するのだった。折りたたむ>>続きをよむ
「スカーレット•ダレス!お前との婚約を破棄する!」
第一王子のウィリアムにそう言い渡された我が主。もうこんな所有物。こちらから手放して差し上げましょう。さぁ、まずは500ヘルンから(サンドイッチ一個分)、このバカ王子。買い取りたい方はいらっしゃいませんか?
昼も薄暗い、城のほとりの魔の森に一人で暮らす、ちょっと・・大分お金にガメツイけれど、腕の立つ薬師の少女のニコラと、思考過敏症に悩まされる、美麗な魔法機動隊長、ジャンのほのぼの異世界恋愛話。
世界観としては、「レイチェル・ジーンは踊らない」に登場するリンデンバーグ領が舞台ですが、お読みにならなくとも楽しめます。ハッピーエンドです。安心してお楽しみください。
嘘は必要なんだ。聖女として生まれてしまった少女が葛藤を繰り返すお話。
「――エミリア・シルフィ・ミリオニクス!!お前のような醜悪しゅうあくな女と結婚だなんて冗談じゃない!今日、この時をもって婚約破棄とする!」
あー…アホ殿下がなんか仰っておっしゃってるわ…。
突然始まった断罪にあきれながらも
毅然と言い返す悪役令嬢(仮)
ロアナール王国とメファール王国との盟約──。
──第一王子との成婚の儀。
今宵は祝宴。
十七歳の私は、生まれ育ったロアナールのお城からお月様を見上げた。
幼い頃に婚約して相思相愛の王太子エドワードと公爵令嬢ステファニー。エドワードが20歳、ステファニーが18歳になる翌年に結婚予定だった。だが、そこに悲劇が襲ってステファニーは心身ともに傷を負って王家に輿入れする資格を失い、婚約を解消せざるを得なくなった。その後、彼女は過酷な運命を辿ることになる。
一方、次世代唯一の王位継承権保有者のエドワードは、意に反して次の婚約を迫られた。紆余曲折の末、隣国の王女を娶ることになった。エドワードは愛する女
性が別にいることを婚前に王女に告白し、お互いに仕事上のパートナーとして尊重すると約束し合った。その約束には後継ぎを作るための閨も含まれていた。エドワードは妃を約束通り丁重に扱ったが、閨がうまくいかず、妃は徐々に不満を募らせ、エドワードのまずい対応もあって妃の母国との国際問題に発展していく。
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結末はメリーバッドエンドへ向かう予定です。でも、本当に書けるかどうかは保証できませんが、読者の反応によってはハッピーエンドのIF編も書くかもしれません。
登場人物のうち、特にステファニーは過酷な無理矢理行為を受け、複数人と関係を持たされることになります。そのような凌辱行為を実際にすることを肯定・推進するものではありません。具体的な描写はしませんが、抵抗のある方はご自衛お願いします。
R15に相当する話のタイトルには*をつけています。
他サイトでも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ
諦めたはずなのに、少し情が残ってたお話。
主人公は婚約者と上手くいっていない。いつも彼の幼馴染が邪魔をしてくる。主人公は、婚約解消を決意する。しかしその後元婚約者となった彼から手紙が来て、さらにメイドから彼のその後を聞いてしまった。その時に感じた思いとは。
アルファポリス様でも投稿しています。
「どうか、俺との婚約を破棄してほしい!」
王宮舞踏会の真っ只中、公爵令嬢フィオナは婚約者から懇願された。どうやら婚約者が運命的な恋をしてしまったらしい。公衆の面前でそんなことを言われてしまったフィオナは、しかし全くショックを受けていなかった。これまで六回婚約して、そのすべてで婚約者が別の女性と結婚してきたから。そんなフィオナに「七回目の婚約破棄おめでとう」と言ったのはローグラン侯爵。これまでの婚約を壊すきっかけを作ってきた男の言葉に、フ
ィオナは発奮して「悪女的な男漁り」と称した婚活を始めた。しかし結果はなぜか周囲の縁結びばかり。
思っていたのと違う……と涙目になるフィオナに、ローグラン侯爵が声をかけてくる。しかしフィオナの縁談を壊してきた男のこれまでの行動は、ある目的があった。真実を知ったフィオナは、高圧的に選択を迫る。「破滅か、屈辱か、どちらかを選びなさい」そしてついにローグラン侯爵はフィオナの前にひざまづいた。
美しく有能な行き遅れ令嬢が、持ち前のポンコツぶりを発揮しつつ、一人の男を逆に翻弄して、自らの意思で結婚したい相手を見出すまでの物語。
(他所で異なるタイトルで連載していたものの過去編を省略した修正版です。)折りたたむ>>続きをよむ
扉を開け華やかな夜会を見た瞬間異世界転生の記憶蘇る。
前世ラノベ系異世界&冒険モノ読んでたけれど、どの世界に来たかすら分からず。
わたくしの役割あるのかしら???乙女ゲーはやった事ないけれど、乙女ゲーと某RPGが混ざった世界観。
折角異世界転生したからには冒険したいんですの。
これは欲望に忠実な侯爵令嬢が学園生活でトラブルに巻き込まれながら、ヒロインとタッグを組み○○○様から逃げまくりながら学園生活満喫しつつ冒険する物語。
王子の婚約者であるミラージュは、もう九度も冤罪からの婚約破棄→処刑をループしている。
十度目ともなると、流れもわかっているし、クソ王子に言いたいことは全て言い放って、今世と別れを告げましょう、と処刑を受け入れる。
しかし、冤罪の処刑を十度繰り返してはならないという国の掟があって……?
病弱な女の子が冷酷だという噂の皇太子に溺愛されるお話です。
目を覚ませば、そこは人外達の王を決める選定の場だった。
唯一の選定者として他の世界より召喚されたイヴァンレインは選択する。
「選定者である私、イヴは私自身を王に選びます」
不思議な世界で試し続けることをイヴは選んだ。
決して空気は読まない人間と、振り回される人外達の物語。
***
毎週月曜日更新予定です。
よろしくお願い致します。
冒険者になって二年目の俺、リヒト(18才)
クエストの帰り道に幼馴染の貴族令嬢であるソーレ(18才)が奴隷としてオークションで売られている現場に遭遇する
傷だらけの状態で俯いているソーレを見て、俺は居ても立っても居られなくなり多額の借金をしてソーレを買う
だが、八年ぶりに会うソーレは外見だけでなく中身も元のわがままな性格から従順な性格になり奴隷として変わり果てていた
それでも、どんな過去があっても、どんな時間がたっても、変わらないも
のが二人にはあった――
これは、不器用な二人が支えあい、かつて孤児院で誓い合った将来を実現するまでの物語
折りたたむ>>続きをよむ
エレノアはタロットカードで占うことが大好き。
そろそろ結婚相手を探さないといけないと思いつつ、いい出会いがありますか?とタロットカードで占った結果は”新しい出会い”
きっといい出会いがあるはずと喜んで参加した夜会で、偶然隣国の王子と出会いお誘いを受けてしまう。
美しい異国の王子にエレノアはドキドキして、夢うつつ。
きっと運命の出会いなのだと喜んでいたエレノアだったが、数年ぶりに会った城の警護をしていた幼馴染のアドルフに王子だけはやめてお
けと言われてしまう。
口煩いアドルフのいう事など聞かずに、美しい王子を忘れられないエレノアは王子の滞在先へとに向かってしまた。
行く前に引いたタロットでは10本の剣が男に刺さっている絵柄の”ソード10”のカード。
占の結果が悪く引き返そうとするも、王子に掴まりそうになり逃げて帰って来たのになぜか、
翌日城の騎士がエレノアを連行しにやって来た。
どうしてこうなってしまったのか。私はやっていませんと訴える占好きのエレノアの恋のお話。
折りたたむ>>続きをよむ
趣味は読書(漫画やラノベにネット小説)とゲーム、会社員だった私(前世)は帰宅中不慮の事故で一生を終えた。
そんな私(今世)は、公爵令嬢で吊り目に金髪の美少女に転生してしまった。ただ知っている作品量が多くて、作品特定出来ない!
しかも私(今世)は悪役令嬢っぽい、どうしよう(汗)
破滅ルートに立ち向かうために決めた三原則にのっとり、なんとか破滅ルート回避目指します!
男爵令嬢であるコルテ・リナローズは、生まれつき醜い声しか出せず、使用人たちから「マンドレイク令嬢」と呼ばれ蔑まれている。
早々に見切りをつけた父は、コルテを別館へ追い払い、そして都合よく忘れた。
忘れ去られて十数年、18歳になってしばらく経ったある日、コルテは父から呼び出される。
「喜べ、コルテ。ヴィラロン伯爵家から婚約の打診がきたぞ」
ヴィラロン伯爵家といえば、ドSで有名な一族である。
しかもこの婚約、父の失態を埋め合わせするた
めのものだった。
コルテは醜い声を理由に婚約から逃げようとするものの、声を封じるために魔法使いを呼ばれてしまう。
やって来たのは、国一番の魔法使いで「偉大なる魔法使い」と呼ばれるジロンド・フェラン。
なんと彼は、前世マンドレイクだったコルテを媚薬の材料にした因縁のある魔法使いだった──。
折りたたむ>>続きをよむ
『異世界転生ってナンだっけ』のリーゼロッテとルートヴィッヒの子供たちの話です
*前作とは舞台設定が同じなだけで内容は粗関係ありません*
※タグにラブコメをつけていますが、ラブは何時になるかは作者にも解りません
貧乏から借金まみれになり、ど貧乏子爵令嬢となった、ミランダ・リンツ。小柄で愛らしい容姿だが、婚約者のアレックスは浮気三昧のどうしようもない男。
穏便に婚約破棄出来ないかと、日々せっせと浮気の証拠を集めている。
そんなある日、幼馴染の侯爵令息、ノア・パーラメントから呼び出され、一気に物語は動き出します。
ほんわか設定です、広い心でお読みください。
(*'ω'*)
夜会の場で婚約破棄をしようとした王子だったが、突然しゃがみこんだ後、別人のように婚約者に愛を囁く。その異変のわけには幼少期の婚約式でかけられた魔法があった。
ユーナとエルは旅の相棒である。
しかしユーナはある日、エルが自分に恋心を抱いていることに気づいてしまう。
でもユーナには重大な隠し事があって...。
この秘密を明かせば、もう2人はただの相棒ではいられなくなる。
だからユーナはこの旅を終わらせることにした。
お互いが、あるべき姿に戻るために。
でもあれ?
なんか上手くいかないぞ?!
気のいい相棒は、どうやら執着系だったようで。
“別れ”を口に出したばっかりに、うっかり相棒を本気にさ
せてしまった女の、たぶん幸せな末路。折りたたむ>>続きをよむ
乙女ゲーの悪役令嬢に転生したことを知りあがいてみたものの、ついに婚約破棄と断罪のための謹慎を申し渡されるアマリエ。暗躍するヒロインに命を狙われて逃げ出すも、呪われた聖女喰いの聖剣に喰われてしまう。一方、訳あって本心を封じ、婚約破棄をした王子だが、アマリエ救出には間に合わなかった。しかしそれがすべての始まりだった。
アマリエを喰うことで呪いから解かれ使い手が現れるまで休眠状態となる聖剣と、聖剣の中で自意識を保ち続けるアマリエ。生きるために
乙女ゲームの世界をあがいたアマリエは幸せをつかむために生き続ける。
キーワードの「悲恋」は序章のみです。(「乙女ゲーム」も序章だけかも…)
この作品はアルファポリス様にも投稿予定です。折りたたむ>>続きをよむ
王都にある果実店の果実飴は、連日行列の人気店。
そこで働く孤児院出身のエレノアは、聖女として教会からやりがい搾取されたあげく、あっさり捨てられた。大切な人を失い、働くことへの意義を失ったエレノア。しかし、果実飴の成功により、働き方改革に成功して、穏やかな日常を取り戻していた。
そこにやって来たのは、場違いなイケメン騎士。
「エレノア殿、迎えに来ました」
「はあ?」
それから毎日果実飴を買いにやって来る騎士。
果実飴が気に入ったのか
と思ったその騎士、アイザークは、実はエレノアとの結婚が目的で?!
これは、エレノアにだけ距離感がおかしいアイザークと、失意にいながらも大切な物を取り返していくエレノアが、次第に心を通わせていくラブストーリー。折りたたむ>>続きをよむ
女子高校生、葉月菖蒲はとある事故に巻き込まれて死んでしまう。死んでからすぐ女神に出会い、「音楽の力で異世界を救ってほしい。そうしたらもとの世界にもどしてやる」と言われる。そんなの無理でしょ!とも思いつつ、異世界に転生。転生したのは、勇者や姫などではなく、奴隷!?……まじですか。そして、その後出会ったのは……?こんなんで本当にもとの世界に帰れるの?恋愛要素あり。チートっぽい能力を得たものの使いこなせてない女主人公です。
後半はシリアスに
なりますが、今のところはわりと明るめ。不定期更新です。折りたたむ>>続きをよむ
鋼鉄に輝く鎧のような鱗。獣のようにすべてを射抜く黄金の目。
そして天に挑みかかるかのように、らせんを描きながら伸びる角。
龍。ドラゴン。絵本の中だけの存在だと分かっていた。彼らが現実には存在しないことは。
それでもずっとずっと焦がれていた。
そしてそんな私にチャンスがやってくる。
「異世界転生したんですか! やったー!」
「でもドラゴン飼えないじゃないですか! やだー!」
話が長くなるから結論だけ言う。
この世界のドラゴンは人間に懐
かないらしい。
私の夢は、計画はどうなるのだ。
異世界に来れても、私のそばにドラゴンが居ないなら20割は意味がない。
その事実にうちのめされて、悲しみに打ちひしがれていた私に、世話係としてついてくれていた執事が言う。
「お見せしたいものがあります」折りたたむ>>続きをよむ
周りの人間から避けられ文字通り空気のような扱いを受ける少女リーリエは学園に入学したことを機に、自分が王子の呪いに関係する『生贄』だったことに気づく。
空気ではなくひとりの人間として生きたいリーリエは王子に呪いを解くことを提案する。
そもそも生贄であるリーリエのせいで呪いが発現した王子ローレウスは半信半疑であったが、今まで何をしても消えることのなかった呪いを解くことについてリーリエと協力することに。
生贄のリーリエがなぜ生きているの
か、そもそもなぜ呪いは存在するのか。
家族からさえも空気扱いをされたことで信じられない打たれ強さを発揮するリーリエに振り回されながらも、2人は真相に近づいていく。
呪いを解いたその先には何があるのか、空気な贄の少女と常識人な呪われた王子の物語。折りたたむ>>続きをよむ
伯爵令嬢のアキエーサ・イカゾノスは日ごろから、義妹のワカマリナと義妹を溺愛する両親に虐げられていた。屋敷では使用人のように扱われ、ドレスやアクセサリーなども奪われるばかりか、アキエーサの婚約者までもが妹にばかり優先する。義妹を溺愛する両親の決定で、いずれ婚約破棄されることも決まっていた。だが、肝心のワカマリナが突如として行方不明となり、両親も婚約者も大騒ぎ。義妹を溺愛する人たちの身勝手な証言で行方不明事件の重要参考人にされそうになったア
キエーサは、そしてワカマリナは一体どうなるのか?
折りたたむ>>続きをよむ
幼馴染との結婚式の直前、「妖精の愛し子」であることが発覚してしまったエリザベス。この婚約はどうなってしまうのっ?!
あと一週間で空から降ってきた星がぶつかり世界が終わる。王国の魔術協会が研究の結果、そう結論付けた。
貴族令嬢だったフィオーレはそれをきっかけにして幼い頃からの夢である庶民の生活を楽しもうとする。
──終わりを迎える世界が綺麗で残酷なのはきっと気の所為なんかじゃないと思う。
世界史オタクで旅行好きの羽南(ハナ)は、会社帰りに雨に濡れた子供を保護した。そのご縁で4泊5日の異世界の旅へご招待!紳士的なイケメン青年アレクの案内で、19世紀ヨーロッパ風の世界をオタク心全開で観光するが、予想外のことが起こって…?
題に「ワーホリ(ワーキングホリデー)」とありますがお仕事展開は第2章からです。異文化交流多め。
本オタク×歴史オタクの誠実真面目カプの恋愛展開はゆっくりで全年齢。ヒロインが歴史・旅行への愛を糧に(?)人生切
り開いていきます。
ヒーローは地道で堅実な職業ですが、実は王子や魔王というオチはありません。家事万能年下男子。魔法やチートはないけどエセ科学はある。女子が仲良し。メインでありませんがざまぁ(因果応報)あり。ハッピーエンド。
毎日18時投稿、全話予約投稿済。
この作品はアルファポリスにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ
少女の名はアイリーン。
籠の鳥……。
これは恋に目覚める少女の物語。
「贖罪の婚約なら破棄してください」
ポーラは婚約者のルイードに言う。ポーラ・ローキンスは、大国に挟まれた、テイジア王国に生まれた。ローキンス家は地味な子爵家だが、両親と二歳上の兄の愛情に包まれて、ポーラはすくすくと育っていた。何事もなく、幸せな生活だった。あの日までは。子爵家周辺の貴族の子どもたちと、ポーラも兄のクアールも一緒に遊んでいた。特に公爵家のマジェスティ家の兄弟とは、爵位に関係なく、四人で仲良くしていた。マジェスティ家嫡男のハ
ウダーはクアールと、弟のルイードはポーラと、それぞれ同い年で、外での遊びに夢中になっていたのだ。テイジア国の冬は、初霜が降りた日から始まる。木々の梢にも霜は降り、朝日にキラキラと輝くのだ。初霜が降りた枝を持っていると、願い事が叶うという。四人はある年の初霜の日に、木に登り枝を取ろうとする。だが、登った少年たちの一人が落下して、ポーラを傷つけてしまう。傷を負わせたお詫びに、マジェスティ家のルイードとポーラは婚約する。それから十年が過ぎた。二人の関係にも微妙な変化が訪れる。足の動きが万全ではないポーラも、夜会へ招待される。「ダンスが踊れない令嬢なんて」
ポーラはどうするのだろう。ルイードとの婚約はどうなるのだろうか。
※本作は、XI様主催の「真・恋愛企画」参加作品です。
◎R15は保険ですが、ケガをするシーンがあります。なお、他の作品の登場人物が出てきますが、他の作品を読んでいなくても全く問題ないでしょう。でも読んでくださいますと嬉しいです。折りたたむ>>続きをよむ
人魚姫をモチーフとした悪役令嬢にされてしまったヒロインとその従者の愛の物語。ビターエンドのような。微ざまぁ。(本当にごくわずかです)
人魚姫を大幅に改変した解釈があるので、ご注意ください。そこまで強くはありませんが、微GLに見えるかもしれない要素があります。
いつからだろう。「し」で終わる言葉の後に付く「ね」が気になり出したのは。言葉を丁寧にするための「ね」が、なぜか僕には丁寧な言葉に聞こえない。言霊を信じている僕には呪いの様に聞こえてしまう。
原作を担当していた少女漫画に悪役令嬢として転生してしまったリディシア(高城有紗)と、婚約者で王太子のルクシス殿下のお話。
この作品は過去に投稿していた「悪役令嬢は婚約者様に拉致監禁される」の再構成投稿です。
1-25は姉妹サイトに更新していたものですが、R-15相当で執筆していたためこちらにお引越ししました。一部修正を加えていますが再投稿扱いです。
毎日0時に一話ずつ開示。以降は不定期更新。
・
この小説はカクヨムに重複投稿してい
ます。更新日時は同時に調整。
関連小説の開示状況については活動報告に記載しています。折りたたむ>>続きをよむ
愛した皇太子に黒魔術をかけた罪で、国外追放となったアーシャ。
名前を偽り、醜女として、隣国ヘイル国でひっそり生きる決意をしていた。アーシャの優れた回復魔力の噂を聞き付けたヘイル国皇女ミュゼットにより、とある男性と出逢い、彼女の人生は大きく変化していくことになる。
不幸な境遇の元育った女性が、恋愛と友情に恵まれ幸せになるまでのストーリー。
※完結済作品、『この世で一番悲しい日~エメラルドの真実』に登場するキャラクターのその後の話になりま
す。
こちらだけでもお楽しみ頂ける様書いていきますが、アーシャに興味を持って頂いた方は、そちらも読んで頂けましたら嬉しいです。折りたたむ>>続きをよむ
侯爵家に双子の娘として生まれたアリスローゼ。双子は忌み子であると地方に追放され、慎ましく暮らしていたのだが、ある日、実の父親が尋ねてくる。
なんでも後宮で貴妃の位を得ていた妹が不慮の事故にあったとのこと。妹は療養のためしばし後宮を離れるそうだが、その間だけでも妹の代わりをしてくれないか――とのことであった。
「なんでわたしが――」
「もしも願いを聞き届けてくれたら帝国司書に推薦するぞ。それと後宮にいる間は王室図書室にも出入り自由だ
」
「――その任務、引き受けさせていただきます」
本の虫であるアリスローゼはふたつ返事で引き受けるのだが、アリスローゼの妹は後宮で稀代の悪女として名を馳せていたようで……。折りたたむ>>続きをよむ
公爵令嬢エリアージュは最近婚約者である王太子ととある男爵令嬢が良い関係になりつつある、という噂を聞いた。エリアージュはその男爵令嬢カトリーヌにお茶会の招待状を出した……。
リーングラッシュ第八王子殿下はその見た目から人間不信になるという、美形にありがちな設定を美のついでに盛られて生まれてきたとしか思えない程に、他人に心を開かない。特に女子には。
そんな彼に近寄れる女の子は、婚約者と噂されるユリアンナ嬢──ではなく、幼馴染みのロウルースだけである。
……というか、ロウルースが近寄らなくてもリーングラッシュが寄ってくるのだ。
だが、リーングラッシュのロウルースへの扱いは酷い。今日もポーターのような扱いで、鞄を
もたされている。
ふたりの距離感は近く、愛称で呼び合う仲ではあるが、それも強制されたもの。
「まああの子、またリーングラッシュ殿下のお傍にいるわよ!」──などの陰口はあるものの、その一方で彼の複雑な身上と麗し過ぎる見目、そして上記のようなロウルースへの態度の酷さから『アレは殿下の犬なんだ』と処理されており、あまり問題視されていない。
元々マイペースでストレス皆無なツッコミ気質のロウルースと、プライドが無駄に高くツンデレを拗らせてしまいモラハラ気味になってしまうリーングラッシュ。
はたしてふたりの関係は?
※昔の少女漫画風味ドタバタ学園ラブコメです。
※異世界恋愛は要素であり、設定は激ユル。ご注意ください。あくまでもドタバタ学園ラブコメです!折りたたむ>>続きをよむ
古(いにしえ)から生きてきた不死身の吸血鬼(ヴァンパイア)の男は、優秀なエクソシストによって、ようやく"死"という概念を知ることができた。
永遠を生きる男は、退屈で退屈で死にそうな日常からの解放を知り、とても喜んだ。
現実世界でやるべきことは全てやった男は、人間が言う"あの世"に期待感を寄せながら、自分を消し去る光の中へ飲み込まれていく。
ーーーそして、現在。
吸血鬼の男は、異世界に
召喚される。
死ねたはずだったのに、気づくとそこには邪教っぽい黒いフードの一団が頭を下げていた。
禁断の儀式により召喚され、伝説の悪魔"サタン"と勘違いされた男は、話を聞くだけのつもりが、いつの間にか、帝国の圧政に苦しむ彼らの村を救う約束をしてしまう。
(なんで死ねねーんだよ!!ってか、なんで村救わなきゃいけねーんだよ!!)
正義のヒーローでもなんでもない不死身の男は、果たして今度こそ異世界で"死ぬ"ことができるのか?
「お願いですから!!誰か俺を殺して下さいーーー!!」折りたたむ>>続きをよむ
父である国王から『学園卒業までに然るべき相手と婚約する事』と告げられ、それから婚約しては数日で破棄する事を繰り返す皇太子キュール・ダル・ティシャート。
その数が百を超えたある日、同級生で平民のジェニー・プロディージェにも婚約の申し出が向けられました。
キュールの憂いを知るジェニーは、少しでも心痛が軽くなればとその申し出を受け入れます。
しかし数日で破棄されるはずの婚約は、なかなか破棄されず……?
私、アシュリー・リッジウェイは、前世読んだことのある女児向け児童書「マジック☆ガール♡宝石探偵団!」シリーズのサブキャラである。転生者である。
主人公たちの担任として平和に過ごしていたはずが、主人公を脅すための材料にするためダークヒーローのミスター・ジョーカーに誘拐されてしまった。
イケメンだけど児童書のキャラらしいどきついデザインで、ウインクをするたびに物理的に☆が飛ぶミスター・ジョーカーになぜか懐かれてしまった、私の話。
前世で知っている乙女ゲームに転生したモブ男爵令嬢のシャーロットは同じくモブの侯爵令息と婚約中。ゲームの舞台の学園に入学するとヒロインに出会う。
ゲームなら序盤の段階で何を勘違いしたのか、侯爵令息を寝とられて二人の婚約は破棄される。
全然ダメージを受けないシャーロットが二年生に進級後、馬鹿とヒロインに呼び止められる話。