――悪役皇帝おぢさんだが、JKギャルの聖女を召喚してしまい頭を抱えている――
「なんでこんなことに…」「まあなんとかなるっしょ~!」
中年皇帝ギルバルトは困惑していた。
「悪の帝国である」という疑いを掛けられ、
疑いを晴らすために聖女召
喚を行ったのだが、
なんと大荷物を抱えたJKギャルを召喚してしまい!?
一方、ギャルの方も困惑していた。
唯一の肉親である姉が蒸発、アパートを追い出された女子高生エイミ。
初めてのマッチングアプリに手を出し、勇気を出してOKボタンをポチった瞬間
異世界メルファリアに聖女召喚されたのだ!
悪役皇帝と聖女。
おぢさんとギャル。
正反対の二人は手を取り合い
帝国を、そして自分たちを救うことはできるのか!?
マッチングから始まる
悪役陛下&ギャル聖女の異世界ギャグコメディです
※カクヨム先行公開です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-09 17:00:00
35790文字
会話率:42%
【ヤンチャンプロットコン佳作受賞】
「お仕事」をテーマにした、悪役皇帝のやり直しスローライフ!
優しさから「悪役ジョブ」を務めていた男は、
本当の「楽しい天職」を見つけることができるのだろうか。
「容姿が怖いおかげで、本当は善人なのにい
つも悪役を押し付けられる男」善野勤(ぜんのつとむ)は、生真面目で優しい性格が災いし、押し付けられた仕事で見事に過労死してしまう。
生前プレイしたことのある異世界RPG「エリュシオン・サーガ」の世界にで目覚めたが、よりによって「死ぬほど真面目に働き最後には処刑される悪役皇帝」キャラに精神転移してしまったようで……!
おまけにこの世界……どうやらループしていて、断罪処刑の運命から逃れられない!
「もう悪役はやりたくない…普通の仕事を探したい…」
ループ8回目にして本音を漏らした彼のもとに謎の猫妖精が現れる。
「じゃあ、皇帝職をやめて無職になればいいニャ」
疑いつつも猫の言葉に従い、皇帝職を放棄。
皇帝職から無職へジョブチェンジしてから
暗殺死を装って帝国外へ逃亡し、
辺境スローライフの旅をスタート…したのだが。
「今度こそ楽しい仕事を見つけよう!」
スキル1から無職人生をやりなおすも
どこからどう見ても世界を滅ぼしそうな悪役皇帝顔で周囲に危機感を醸し出す。
だが彼のひたむきな善意とやさしさ、天然ボケは
次第に周囲の心を和ませていき…
そして明らかになっていく世界の謎。
なぜループしているのか。
いったいどこでこのゲームをプレイしたのか。
異世界RPG「エリュシオン・サーガ」とはなんなのか。
いくつもの謎を解き、
失われた仲間を探し出し、
世界を救い……
彼は本当の「楽しいお仕事=天職」を見つけることはできるのだろうか。
※ノベルアップさんにも先行連載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-19 17:00:00
44203文字
会話率:44%
羊獣人の伯爵令嬢リーゼル18歳には、双子の兄がいた。
その兄が突如、行方不明に。
リーゼルはやむを得ず兄のふりをして、皇宮の官吏となる。
叙任式をきっかけに、リーゼルは皇帝陛下の目にとまり、彼の侍従となるが。
皇帝ディートリヒは、リーゼルに
対する重大な悩みを抱えているようで。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-08 13:10:57
83062文字
会話率:40%
【最終話まで予約投稿済み】部屋にこもって絵ばかり描いていた私は、聖女の仕事を果たさない役立たずとして、王太子殿下に婚約破棄を言い渡されました。
絵を描くことは国王陛下の許可を得ていましたし、国中に結界を張る仕事はきちんとこなしていたのです
が……。
王太子殿下は私の話に聞く耳を持たず、腹違い妹のミラに最高聖女の地位を与え、自身の婚約者になさいました。
最高聖女の地位を追われ無一文で追い出された私は、幼なじみを頼り海を越えて隣国へ。
私の描いた絵には神や精霊の加護が宿るようで、ハルシュタイン国は私の描いた絵の力で発展したようなのです。
えっ? 私がいなくなって精霊の加護がなくなった? 妹のミラでは魔力量が足りなくて国中に結界を張れない?
私は隣国の皇太子様に溺愛されているので今更そんなこと言われても困ります。というより海が荒れて祖国との国交が途絶えたので、祖国が危機的状況にあることすら知りません。
小説家になろう、アルファポリス、pixiv、カクヨムに投稿予定。
「Copyright(C)2021-九十九沢まほろ」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-05 18:20:00
92712文字
会話率:31%
王命で決められた公爵令嬢との婚約を破棄し、男爵令嬢との婚約を発表した王太子に、国王陛下が激オコです。
※他サイトにも投稿しています。
「Copyright(C)2022-九頭竜坂まほろん」
最終更新:2022-04-07 17:21:42
4693文字
会話率:28%
私の名はイルク公爵家の長女アロンザ。
卒業パーティーで王太子のハインツ様に婚約破棄されましたわ。王太子の腕の中には愛くるしい容姿に華奢な体格の男爵令嬢のミア様の姿が。
国王と王妃にハインツ様が卒業パーティーでやらかしたことをなかったこと
にされ、無理やりハインツ様の正妃にさせられましたわ。
ミア様はハインツ様の側妃となり、二人の間には息子が生まれデールと名付けられました。
私はデールと養子縁組させられ、彼の後ろ盾になることを強要された。
結婚して十八年、ハインツ様とミア様とデールの尻拭いをさせられてきた。
十六歳になったデールが学園の進級パーティーで侯爵令嬢との婚約破棄を宣言し、男爵令嬢のペピンと婚約すると言い出した。
私の脳裏に十八年前の悪夢がよみがえる。
デールを呼び出し説教をすると「お前なんか母親じゃない! 俺の母親は俺を生んでくれた母上だけだ! 俺はペピンとの真実の愛に生きる!」と怒鳴られました。
この瞬間私の中で何かが切れましたわ。
「昔から仏の顔も三度までって言うでしょう? 当時王太子だったハインツ様からの卒業パーティーで婚約破棄され恥をかかされる。前国王陛下と王太后陛下から、卒業パーティーでハインツ様がしたことをなかったことにされ正室になり仕事だけするように言われ、誇りを傷つけられる。現国王陛下とミアさんの息子であるデールを、強制的に私の養子にさせられる。これまで私は王室に三度煮え湯を飲まされてきました。……そして四度目がデールと侯爵令嬢の婚約破棄。もうこれ以上は面倒を見切れませんわ」
十八年かけて全権を握った私は、ハインツとミアとデールを見捨てることにした。
※ヒロインは気が長いです。
「Copyright(C)2021-九頭竜坂まほろん」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-31 12:22:38
12618文字
会話率:38%
世界には仙山を中心に、8色の特徴を持った国がある。
金国、銀国、朱国、藤国、翠国、碧国、珊国……
そして、黒い国「呂国」。
不吉な色と忌み嫌われる黒の国の姫は、仙皇帝妃選びの後宮へと足を踏み入れた。
【↓これが普段のあらすじ。】
婚約破棄
され行き遅れた黒の姫鈴華(リンファ)。
なんやかんやあって後宮に行くことになりました。仙皇帝陛下の妃争いには目もくれず、大好きな本を読むためにあらぬ方向へと行動をはじめ。それがなぜか、いろいろと勘違いを産んでしまうようで。
仙皇帝陛下からのプレゼント?いや、会ったことなかったですよねー?妃を目指すなんて、一言も言ってないですよね?
*重複投稿*折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-04 21:00:00
143329文字
会話率:39%
仕事は順調、ほどほどにリア充だったはずの私、 柊ジュリ(24歳・OL) 。しかしある日、突然 異世界転生 してしまった――しかも 悪役令嬢ポジション !?
期待した チートスキル は ゼロ! あるのは 前世の知識と常識 だけ。けれども、貴
族社会のしきたりも魔法のことも何も知らない私には、「普通に生きること」すら難易度ハードモード!?
「魔法があるからって、物理法則は無視できないよね?」
「そんな非効率な戦争、戦略的にどう考えてもダメでしょ」
「そもそも、王子が決めた婚約破棄って法的に無効では?」
……そんな "現代社会の常識" を活かしながら、 悪役令嬢としての人生を全力で回避 しようとした結果――
なぜか 帝都の裏で発生する事件を解決 してしまい、いつの間にか 「天才策士」 みたいな扱いに!?
さらに、気づけば 皇帝陛下 から 「そなた、我が帝国の未来に必要な存在だ」 とガチで目をつけられてしまい!?
──私、ただ 静かに生き抜きたいだけ なのに!!
これは、 「悪役令嬢」としての破滅ルートを回避するために"常識"で戦い続けた結果、気づけば皇帝陛下の側近に祭り上げられていたOL の物語である。
「え? 革命? いやいや、そんな面倒なことしませんよ!? え? 私、政治を動かしてる?? そんなバカな!」
――気づけば異世界の運命を変えていた、常識最強令嬢の成り上がりストーリーが今、幕を開ける!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-01 17:02:06
22765文字
会話率:49%
「誰がなんと言おうと、俺はこう思ってる。――俺のつがいを見つけたとな」
貴族に飼われた孤独な異能持ちのあやかし美少女が後宮入りして、皇帝陛下に溺愛されつつ、次第に仲間など出来つつ、後宮の穢れの浄化活動をしていくお話です。
冒頭は虐げられ
展開ですが、だんだん明るくなります。ヒロインは神獣の化身のごとき神秘的な美少女、しかし中身はまだまだ素直なお子様です。
名前の中国語読みはなし。後宮の設定もゆるふわで。
一話6万字程度の中編連作の予定です。カクヨムでも公開中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-28 17:50:03
132574文字
会話率:52%
女王陛下は愛する臣民達のため、夜な夜な司法では罰しきれない悪党共をチートな能力で成敗する!
※バッドエンドです
最終更新:2025-02-27 12:00:00
1669文字
会話率:36%
「悪いが女性の扱いが苦手でな、興味もあまりない。君を愛することとはないが政略結婚の勤めだけは果たそう」隣国から嫁いだばかりのエーレンガントは、初夜で嫁ぎ先の国王陛下ヴィルヘルムに突然そう告げられる。
確かにヴィルヘルムは結婚式の時から淡泊
で、パーティでも臣下との付き合いばかりに気を取られていた。男色なのかと思いきや単純に女が苦手らしい。
「よかったです。私の胸はしっかり釘付けになっていらっしゃいましたので、一応女の肉体には興味はおありなんだろうなとは思っていましたが」
「見ていない」
「妻なので別に見放題ですよ」
「出すな、しまえ、今は話をしたいのだろう」
おやおや、冷たかった陛下の顔がどんどん赤く。
最終的には冷たくしてごめんねを言わされる、陛下陥落の物語です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-10 12:17:13
6227文字
会話率:71%
メルガ帝国の末姫ルゼアは、帝国に敗北したゼーディス王国の新国王に嫁ぐことになった。相手は先の戦争を経て新たに擁立された新国王陛下、名はマセイアス。
マセイアスは元々ゼーディスの王侯貴族たちからは、汎愛殿下と誹られていたらしい。
国の誰をも愛
する愚かな王子殿下であると。身分の分け隔ても、帝国への憎しみも持たない、空っぽの汎愛陛下だと。
彼の有名な噂は本当で、彼は国民を汎愛していた。
国民感情を優先させたのか、彼は、結婚初夜さえ一緒にいなかった。
「私は帝国から押しつけられた妻ですもの。重々わきまえているわ」
ーーそれから数年。
かつて蝶よ花よと育てられてきたルゼアは、帝国でのいじめも経験しながら一人夫の帰りを待ち続ける妻として過ごしていた。
気がつけば白い結婚が成立する三年が過ぎようとしていた。
そんな真夜中、夫が息を切らして帰ってくる。
結婚式以来の再会をする夫に、ルゼアはついに離縁される覚悟を決めるのだがーー折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-01 18:32:53
5846文字
会話率:32%
宮殿で出稼ぎの下級メイドとして働く、平民出身の田舎少女アンシー。
洗濯や掃除など、裏方として平和に暮らしていた。
宮殿では、年に一回転属希望を出す機会がある。
今回も裏方希望を出したはずなのに『なぜか』手違いが発生し、人嫌いで有名な恐ろしい
皇帝陛下の侍女希望にされてしまった。
少しでも機嫌を損ねれば即日解雇という噂だ。
アンシーが震えながら皇帝陛下の前で待機していると、菓子を作れと命じられる。
実は、アンシーは【0kcal】という謎スキルを持っており、作った料理や菓子のカロリーを『0』にすることができたのだ。
苺のタルトを作って振る舞うと、大層喜ばれた。
皇帝陛下は甘い物が好きだが太りたくない。
そのため、普段からイライラしているとのこと。
アンシーはスキルと腕前を気に入られてしまい、恐ろしい皇帝陛下の専属パティシエに任命されてしまうのであった――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-21 20:20:00
6182文字
会話率:27%
鍛冶師ギルドのデレートは“必要以上に頑張らない”信念の下、近所の子どもたちにおもちゃの武器を造ってあげながらほどほどに生活していた。
しかし十五年後、飲みにケーションだけでギルドマスターとなった同僚に追放される。
追い出されたデレートは、子
どもの一人から手紙をもらっていたこともあり王都へ向かう。
すると、近所の子どもたちは“あのおもちゃ”で軍団長、魔法学院の筆頭教官、銃士隊の隊長という“英雄”になっていた。
デレートは彼女らの武器を造った伝説の大名工として、国軍の専属鍛冶師や魔法学院の特別講師に任命されるなど、周囲から正しい評価を受けていく――。
一方、ギルドマスター。
デレートが造った国宝の修理をするも一秒で破壊。
失職した挙句、女王陛下の命によりデレートの下で修行を命じられるのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-18 12:15:12
101713文字
会話率:37%
「王冠にふさわしい者は誰?」
オステリア東帝国。広大な領土と輝かしい文化を誇るこの国には、人間族、エルフ族、獣人族が共存する世界が広がっていた。しかし、その実態は平等とは程遠く、種族間の差別が根深く残る社会だった。
主人公リヤ・イズリオ
ンは、人間族の王と獣人族の母の間に生まれた王女。王宮内では「混血」として蔑まれ、冷たい視線を浴びながらも、母リュタチの優しさに支えられて生きていた。しかし、穏やかな日々は長く続かなかった。母が無実の罪で処刑され、兄フレリックからのいじめに耐えながら、王宮の孤独に苛まれる。
母の死を乗り越え、リヤは一つの決意を抱く――「復讐のためではない。この国を変えるために、女王になる」と。だが、彼女の道は平坦ではない。差別的な思想を掲げ、獣人族を迫害する兄との対立。王宮を取り巻く複雑な陰謀。アンゲナ南帝国の王子ソメイルの歪んだ愛。そして、幼馴染であり筆頭公爵家の三男ルマンの献身的な支え。
彼女の心が揺れる中、感情が高まるたびに現れる獣人族の象徴――愛らしいうさぎの耳。それを隠そうとしながらも、やがてリヤはそれを「自分の一部」として受け入れる。
迫害される者たちの声を背負い、リヤは一人の王女から、民を導く女王へと成長していく。権力争いに揺れる帝国で、彼女は希望の光となることができるのか。そして、自身を支えるルマンとの愛は実るのか。
孤独と誇りを胸に、王冠をかけた戦いが今始まる――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-12 19:30:00
116400文字
会話率:44%
強く気高く美しい、女王陛下の近衛騎士である女公爵閣下が呪われた。
どんなに手を尽くしても、眠りについて目覚めることがない。
これ以上はどうにもならないということで、王宮の隅で冷や飯ぐらいをしている呪術師に声がかかった。
蛇の道は蛇。見事
この呪いを解いてみせよ、と。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-11 21:25:10
8000文字
会話率:41%
「あなたを愛することはない」
戦争のあった二国を結びつける政略結婚に際し、若き王アベルは、十歳年上の王女エステルに冷笑を浮かべてそう言った。
しかしエステルには「目を合わせた相手の心の声が聞こえる」という能力があり、アベルの内心が言葉
とは真逆であることに気づいてしまい……!?
“こんなことを言ったら絶対に嫌われてしまう。嫌われたくない……ッ。でも周囲の反発を抑えきれていない現状で、俺がエステル姉さまを溺愛していると知られたら、エステル姉さまを危険に晒してしまうッ”
遡ること十二年前。
アベルは、二つの国が一触即発、戦争となれば身の安全は保証されない――そんな過酷な状況下で、実の父に捨て駒扱いをされて「人質」としてエステルの国の王宮で暮らしていたことがあった。
周囲に対して心を閉ざしたアベルに、年上のエステルは真正面から向き合った。
そのときからずっとエステルに淡い思慕を抱いていたアベルであるが、いざ大人になり憧れの相手と「夫婦」となると自分の大き過ぎる感情に戸惑うばかり。しかも、辛い日々の中でうまく笑うこともできなくなっていた。
再会したエステルはアベルの窮状に気づき、ふたたびその心を開くために寄り添う決意をする。
素直に愛を示せない年下の国王と、自分の思いが恋愛とは気づいていない年上の王妃。
大人になって出会ったふたりが、互いを伴侶として意識し、恋に落ちて結ばれるまで。
※短編「陛下、「あなたを愛することはない」と言ったそばから、心の声がダダ漏れでして」(https://ncode.syosetu.com/n7109ho/)の連載版です。現在は【連載版】を入れたタイトルですが、後ほど変更予定です。
※ストレス展開・流血表現あり。タグ等確認の上、苦手な要素の含まれる方はご注意ください。短編版の場面までに過去編があります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-16 18:15:03
102383文字
会話率:30%
戦争のあった二国を結びつけるための政略結婚。
若き王アベルは、結婚相手である十歳年上の王女エステルに「あなたを愛することはない」と告げる。
しかし、エステルには「目を合わせた相手の心の声が聞こえる」という特殊能力があって……。
最終更新:2022-04-11 13:40:15
8000文字
会話率:16%
世界の南に位置する小さな国、ルネディア王国の末姫であるイザベラは、世間で男勝りな姫として呼ばれていた。
彼女は170cmを超えるスラリとしたスタイルで、姫らしい煌びやかなドレスではなく、特注の乗馬服を身にまとう。
貴族令嬢らしく艶や
かな銀髪を優雅に靡かせることはなく、動きやすいよう高い位置でひとつに纏めている。イザベラは幼少期から王宮の騎士たちに混じり剣の稽古をしていて、かなりの腕前である。
そんな変わり者の姫は幼少期から正妃や側室、義兄姉に虐められていた。そのため結婚適齢期に入ってもいまだ婚約者が決まっていなかった。綺麗なドレスを持っていないため社交にも力を入れることが出来ず、お茶会にも滅多に顔を出さないイザベラは貴族たちの笑い者であった。
魔国の魔王と政略結婚せよと国王に命じられて、イザベラは嫁ぐことになるが恐れていたより、むしろ自国よりもずっと快適な暮らしを送ることになって……?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-10 21:57:16
53340文字
会話率:43%
北周との戦に出征していた高長恭が、凱旋してくる。手柄を立てた長恭は、褒美として青蘭との成婚を希望する。しかし、陛下から降された爵位は楽城県開国公だった。兄弟と同じ王の位を予想していた長恭は、落胆する。祖母の皇太后も、開国公での婚姻はこれから
の出世に影響すると、返事を濁すのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-10 12:59:26
9420文字
会話率:40%
シルヴィーは元孤児で、諜報と暗殺を仕込まれた、先の女王の護衛女官。
舞踏会の会場で、先の女王コーネリアからの密書を国王に渡す任務についていた。
恋い慕う国王を舞踏会に残し、シルヴィーはコーネリアの元に戻ろうとする。
若き国王は別れ際、
シルヴィーの腕をつかんで引き留めた。
「元気で」
という言葉を言うために。
先の女王シリーズ二作目となりますが、このお話のみで読めます。
前作とは主人公が違います。『ざまぁ』はありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-09 08:02:48
5404文字
会話率:23%
伯爵令嬢のオリビアは、ある日、父から娘の一人を平民の嫁にしなければならなくなったと告げられた。
オリビアは、父の命の恩人である平民のテオドールに嫁ぐことになった。
テオドールの元に小さな鞄一つしか持たず嫁いだオリビアは、テオドールから辺
境で父だけでなく、国王陛下も救ったと聞かされた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-24 08:03:05
12742文字
会話率:36%
高校生の頃『聖女』として突如異世界に召喚された私、佐久良小春。その役目を立派に果たし無事こちらの世界に戻ってきてから早7年。社畜として忙殺されそうな日々を送っていたら再びの召喚。
今度は一体何をお願いされるのかと思ったら。
「我が妃となれ
、聖女コハルよ」
知らない俺様イケメンからいきなり求婚されました。
実は彼、7年前に可愛がっていた皇子様で――!?
俺様竜帝陛下(元ツンデレ皇子様)と真面目なだけが取り柄の平凡女子(一応聖女様)との異世界トリップラブコメディ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-08 21:50:01
196255文字
会話率:43%
公爵令嬢アメリーは妾の子。両親を失った後、公爵位を継いだ異母兄から厄介者扱いされていた。
さっさと結婚して家を出ようとするものの、婚約者が次々に死亡。
アメリーには「悪霊憑き」の噂が流れてしまい、縁談が来なくなってしまった。
結婚は
あきらめて、同い年の姪の侍女として後宮で働くことにしたのだが――
ある夜、国王ジェラルドの寝室に呼ばれたことで、アメリーは思いがけず六人目の妃にされてしまう。しかも、毎週一回竪琴を弾くだけの形だけの妃に。
実のところ、アメリーは「竪琴の継承者」――死者の魂と干渉できる異能を持つ者――として、後継者になる女の子を産まなければならなかった。
母親(魂)に「子作り」をせっつかれるものの、アメリーの気持ちはなかなかついて行かないもので……。
異能持ちの妃×悪霊憑きの国王、恋愛に無自覚&不器用な二人が徐々に心を通わせていくラブストーリー!
*悪霊などが出てくるので、タグに「ライトホラー」を入れていますが、怖いというより心温まる物語を目指しています。
*恋愛部分はコメディ寄りで……。
*毎日更新予定。
*カクヨム様にて先行公開中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-08 18:13:29
128128文字
会話率:41%
結婚式と広縁が終わって案内されたのは豪奢な公爵邸ではなく少し離れたところに建った小さな家だった。
キャローナと侍女三人がその家に入ると外から閂が降ろされてしまう。
窓、ベランダには鉄格子がはめられていて、他の出入り口を確かめてみても扉は開か
なかった。閉じ込められたもののキャローナはそれほど慌ててはいなかった。
いざとなったら家を燃やしてやればいいと考えていた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-07 17:00:00
36164文字
会話率:36%
第一王子と婚約をしていたジュリアーノは、王子から婚約破棄を伝えられて、王子の目の前で首を割れたグラスで一線ひいてしまう。
目が覚めると、ぜんぜん違う人格がジュリアーノの中に入っていて、陛下から慰謝料を巻き上げてしまう。
最終更新:2024-02-23 17:00:00
4482文字
会話率:50%
ビンクブロンドの男爵令嬢はみんなから愛されていた。
公爵令嬢に出会い、初めて人に嫌われ、虐められて傷つく。
見かねた公爵令嬢の婚約者の第二王子が苦言を申し入れても聞き入れられず、第二王子は陛下の力を借りることにした。
虐めはより陰湿になって
いく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-11 17:00:00
3831文字
会話率:24%
蛇香帝の正妃となった、田舎娘の菊花。
彼女は寒がりな皇帝をあたためる《皇帝陛下のあたため係》も拝命している。
重臣の裏切りによって朝廷は荒れに荒れ、なんとか立て直ってきた今日この頃。
菊花は夫である香樹から隣国である戌の国への訪問を提案さ
れる。
戌の国は、彼女が「おねえさま」と呼び慕っているリリーベルがいる国だ。
喜ぶ菊花だが、提案してきた香樹はなにやら浮かない様子で……。
訪れた戌の国で開催された舞踏会で悪口を言われ、戸惑う菊花。
香樹はそんな菊花の仇を打つために奮闘するけれど──。
その隙を狙うように、兎の国の王子が菊花に接近してきて……?
これは、白蛇獣人の皇帝陛下と、その番に選ばれた少女の恋物語。
※前作の『皇帝陛下のあたため係』は主婦と生活社様より2023年12月に書籍化していただきました。こちらは、その続編になります。未読の方は、ご注意ください。
『皇帝陛下のあたため係』
出版社:主婦と生活社
レーベル: PASH!ブックスFiore
イラストレーター:Matsukiさま
発売日:2023年12月20日
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-07 07:10:00
101451文字
会話率:25%
天涯孤独な菊花は、新しい皇帝である蛇香帝の新たな後宮の花候補として、宦官の登月に見出された。
集められた女子たちは、これから女大学と呼ばれる学問所で、宮女に相応しい教育を施されるらしい。
学のない菊花は、タダで勉強が出来ると喜んだ。そん
なこと、貴族の娘しかできないことだから。
だが、そんな虫のいい話なんてなかったのだ!
新しい環境に慣れてきた頃、菊花は呼ばれた。
宦官は言った。「これは仕方のないことで、決してお前が選ばれたわけではない」と。
わけがわからないまま放り込まれた部屋にいたのは、今にも死にそうな顔色の美青年で……。
(あたためてくれって、どういうこと⁈)
これは、白蛇獣人の皇帝陛下と、その番に選ばれた少女の恋物語。
※同タイトルの作品を2022年4月まで掲載していましたが、公募の規約に則り削除しました。最終選考までいったのですが残念ながら落選となりましたので、さらに改稿したものを公開しています。
※この作品は他サイトにも掲載しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-15 19:10:00
101150文字
会話率:24%
「私は聖女を愛さなければいけない。だから君を愛することはない」
夫となるユーリ陛下にそう言われた私は、お飾りの王妃として静かに日々を過ごしていくことを決意する。
だが、いざ聖女が召喚されたと思ったら……えっ? 聖女は5歳?
その上怯え
切って、体には殴られた痕跡が。
痛む心をぐっとこらえ、私は決意する。
「この子は、私がたっぷり愛します!」
これは身も心も傷ついた聖女(5歳)が、ひたすら甘やかされ愛されてすくすく成長するだけのお話。
ついでに愛されて開花した聖女は、色々無双もする。
*1~8話が短編の範囲ですが、3話から大きめの要素が入っているので、短編読んだ人もぜひ3~7話は読んでいただければと思います。
*短編「聖女が来るから君を愛することはないと言われたのでお飾り王妃に徹していたら、夫と聖女の様子がおかしいのですが」の連載版となります。
*冒頭だけ少し虐待要素が入っていますが、すぐ終わります。
*「◆――〇〇」と入っている箇所は別人物視点になります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-04 12:00:00
353944文字
会話率:36%
エティーナ=ローザンドラはローザンドラ男爵のご令嬢。
しかし、その実は、日本の戦国好きオタクの生まれ変わりだった。
戦乱のマクシミリアンの世界に生まれ変わり、後宮に輿入れすることが決まったエティーナは、溢れる戦国知識で皇帝陛下を数多くの勝利
に導いて行く。
これは、エティーナが軍師姫として名を馳せ、皇帝陛下と結ばれるまでの愛と戦いの物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-31 15:34:01
81593文字
会話率:33%
無実の罪をあえて被り、処刑されたイザベル。目を開けると産まれたての赤子になっていた。
どうやら処刑された後、同じ国の伯爵家にテレーゼと名付けられて生まれたらしい。
(よく分からないけれど、こうなったら前世の心残りを解消しましょう!)
そ
う思い、想い人──ユリウスの情報を集め始めると、何やら耳を疑うような噂ばかり入ってくる。
(冷酷無慈悲、血に飢えた皇帝、皇位簒だ──父帝殺害!? えっ、あの優しかったユースが……?)
記憶と真反対の噂に戸惑いながら、17歳になったテレーゼは彼に会うため皇宮の侍女に志願した。
だが、そこにいた彼は17年前と変わらない美貌を除いて過去の面影が一切無くなっていて──?
「はっ戯言を述べるのはいい加減にしろ。……臣下は狂帝だと噂するのに」
「そんなことありません。誰が何を言おうと、わたしはユリウス陛下がお優しい方だと知っています」
徐々に何者なのか疑われているのを知らぬまま、テレーゼとなったイザベルは、過去に囚われ続け、止まってしまった針を動かしていく。
これは悲恋に終わったはずの恋がもう一度、結ばれるまでの話。
※アルファポリスにも投稿中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-31 06:00:00
251304文字
会話率:41%