北周との戦に出征していた高長恭が、凱旋してくる。手柄を立てた長恭は、褒美として青蘭との成婚を希望する。しかし、陛下から降された爵位は楽城県開国公だった。兄弟と同じ王の位を予想していた長恭は、落胆する。祖母の皇太后も、開国公での婚姻はこれから
の出世に影響すると、返事を濁すのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-10 12:59:26
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王青蘭は、高長恭の出征の間にも祖母の皇太后が嫁選びをしているとの噂を聞いて、心穏やかではない。
婁皇太后は、長恭と青蘭との婚姻を破談にするために、四柱推命を道士に依頼する。しかし、長恭の四柱がひどく悪いと言われ、本当の四柱で見てもらうこ
とにする。そうすると、二人が結婚したら長恭は大業をなし成功を収めるが、困難にも出会うと道士に言われる。
婁皇太后は、二人の婚姻に迷い始める。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-02 16:44:07
7399文字
会話率:30%
北斉の皇子である高長恭は、王青蘭との婚姻の許しを得るために、北周との戦いに志願する決心をした。出征にあたって北軍の調練にでるが、兵士たちは美貌の長恭を甘く見て従わない。そこで百人隊の一番の猛者に戦いをいどみ圧倒的に打ち負かす。兵士たちは長恭
の強さに敬服するが、長恭は自分の中に高一族の地に流れる凶暴で残忍な一面を感じて身震いする。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-31 22:56:12
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