剣士ライン=キルトは、冒険者として名を馳せることを夢見て、血と汗と剣を捧げてきた。
幼い頃から剣を握り、パーティの中堅として名が通るようになったこの頃、ライン=キルトはようやく手応えを感じ始めていた。
……その矢先だった。
「悪い
けど、ここで終わりにしましょう、ライン。あなたには……未来がないもの」
恋人であり、仲間でもあった魔術師アイリスが、そう言い放った時、何を言われているのか理解できなかった。
「……どういう意味だ、それは」
アイリスは視線を逸らし、パーティのリーダーであるグレイが代わって口を開く。
「すまない、ライン。お前の剣の腕が信用できないわけじゃない。だが……今回、新たに加わることになった“彼”が条件を出してきたんだ」
「“彼”?」
聞き返すまでもない。今、貴族の道楽で冒険者を気取っている、あの男――リオネル=ダンバリー伯爵家の令息だ。
小手先の魔法と派手な装備を振りかざし、貧乏くさい冒険者の中でやたらと目立っていた。金とコネで危険な任務を避け、戦果だけを誇る男。
その男が言ったというのだ。「アイリスを専属魔導士にする。だが、あの“しがない剣士”とは縁を切ることが条件だ」と。
「私……選んだの。ごめんなさい、ライン」
目を伏せるアイリスの言葉に、ラインの胸は張り裂けそうになった。
何も言えず、何も聞こえず――店の扉を開け、ふらふらと外へ出た。
気がつけば、ギルドの前に立っていた。
まだ陽が高い。依頼掲示板の前に人だかりができている。
ラインは、呼吸を整えて掲示板に目をやった。これまで何度も挑んできたように――ひとりででも、やってやる。
「すみませんねえ、ラインさん。最近、伯爵家からの圧力がありまして……あなたに依頼を渡すのは、ちょっと……」
この街の冒険者ギルドでの依頼は受けられなくなっていた。
夕刻。人通りの少ない裏道。
貴族に歯向かえば、全てを失う。それが“この街”――貴族が支配する街の現実。
だが、だからこそ、ラインの中に燃え盛るものがあった。
「見ていろ、アイリス……ダンバリー……」
その時、ラインの中で何かが生まれた!それは、剣聖になる決意!
この時、剣聖ラインへの道が誕生した。
このまま終わってたまるか。
ここからラインの復讐劇が始まる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-12 20:40:00
52365文字
会話率:30%
妃候補として誰よりも“完璧”を求められてきた、フィオリーレ侯爵家の令嬢・エレナ。
感情を殺し、気高く、慎ましく──そうしてずっと、王太子ライネルトの隣を目指してきた。
けれどある日、偶然耳にしてしまったのは、彼と“別の令嬢”の密談。
「
エレナは都合がいい」「政略として申し分ない」
──私の人生は、“便利”で済まされるほど安くない。
裏で繋がる二人の関係、見下されていた婚約話。
全てを知ったその瞬間、エレナは決意する。
「“当たり前”にされた未来なんて、こっちから願い下げです」
これは、“選ばれるだけ”だった少女が、“自分の運命を選び直す”物語──折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-12 19:24:56
3766文字
会話率:45%
クラスの『陽キャ一軍女子』である倉橋美月は、誰もが名前を知るような人気者だった。明るく、人懐っこく、コミュニケーション能力もずば抜けている。クラスの中心にいて、どこにいても注目を集める存在──そんな彼女が、ある事件をきっかけに一気に転落する
。
きっかけは、同じグループ内の恋愛トラブルだった。美月が親しい友人の彼氏を寝取ったという噂が立ち、SNSでは裏アカの悪口スクショが出回り、彼女は一瞬で“敵”にされた。言い訳すら聞いてもらえず、翌週には孤立状態。クラス中から白い目を向けられ、味方だった友人も掌を返したように去っていった。
孤独と悪意の渦中で、美月が唯一気を許しはじめたのが、クラスの中で空気のように存在していた俺だった。
気がつけば、美月は毎日のように俺に話しかけてくるようになり、連絡も頻繁に寄こすようになった。俺が他の異性といると不機嫌になり、既読をつけなければ深夜までLINEが続く。日に日に彼女の態度は変わっていった。
甘えた声、くっついてくる距離感、他人を遮断しようとする束縛──。
だが、それを拒絶できなかったのは、俺の方かもしれない。誰にも期待されず、誰からも注目されなかった俺にとって、美月の“必要としてくれる感じ”は、どこか満たされるものがあった。
気づけば、俺も彼女に依存していた。
彼女の笑顔が見たいと思い、彼女の機嫌を損ねないように動き、彼女の悲しみに胸を痛めるようになっていた。彼女のために何かをすることが、俺の存在価値になっていったのだ。
歪な共依存。
それでも俺たちは、確かに一緒にいた。社会的には壊れかけの女と、どこにでもいる地味な男。誰にも理解されない、奇妙で危うい関係。
それが、俺と倉橋美月の始まりだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-10 19:03:16
1545文字
会話率:34%
恋人からの言葉は、いつの間にか凶器になっていた。
誰よりも優しかったはずの彼女は、いつから俺を支配するようになったのだろう。
ある日。作成中だった文化祭のポスターを破られた瞬間、俺の中の何かが音を立てて崩れた。
逃げるように飛び出した先
で再会したのは、幼い頃に離れ離れになった幼馴染・詩音だった。
「ウチ、来る?」
――たった一言。それだけで救われた気がした。
これはモラハラ彼女に心を削られた高校生が、懐かしい優しさに再び触れていく物語だ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-09 18:10:00
37074文字
会話率:45%
父親を治療不可の難病で幼少期に亡くし、母子家庭で育った枝野筑紫。
将来は父親のような難病患者を救うべく医者を目指したいが、入学金の問題で母子家庭に医学部は難しい話だ。
そこで、返済不要奨学金付きの特待生枠を勝ち取るべく、勉学に励む。
しかし、思うようにいかず成績が伸び悩んでいた所で幼馴染に裏切られた。
無能ガリ勉と馬鹿にされた筑紫は、学年で一番成績の良い男と見せつけるように去っていった幼馴染に絶望しながら日々を過ごす——はずだった。
「枝野クンって頭良いんだよネ!? 良かったらアタシに数学教えてくれないかナ!?」
人生最大の危機に瀕した瞬間、まさかの救いが差し伸べられた。
声をかけてくれたのは、まさかの学内でも屈指の人気美少女である帰国子女で。
さらに。
「あの、よかったら私にも勉強を教えてくれませんか?」
清楚可憐で癒し系な高嶺の花からも好意を寄せられて。
そして気付けば成績はうなぎのぼり。
実は幼馴染こそが自分の成績の伸びを妨げていた元凶だと知った筑紫。
成績が戻ったところに今更戻って来てももう遅い。
「や、やっぱりアンタと一緒にいてあげてもいいけど?」
「舐めてんのか。”ざぁこ”だったのはお前のおつむの方だろ」
これはメスガキ系幼馴染を”幸せになることで”わからせる、ちょっとしたお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-12 19:02:40
108303文字
会話率:34%
好きだった子に告白するも、フラれる主人公。
そしてその現場をクラスの陽キャに見られ、ネタにされて虐められるように。
絶望に打ちひしがれていた時、主人公はハーフサキュバスの女子大生に出会う。
ひょんなことからそのサキュバスとキスをした。
だが
しかし、その後でサキュバスは言う。
『そういえば言い忘れてたけど、サキュバスの唾液って毒性があるんだよ』
これはサキュバスの力でモテ期到来した主人公が、周りの男に嫉妬される話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-16 20:19:56
77108文字
会話率:44%
俺、千沙山柊喜には彼女がいた。
高校入学後僅か三日でできた愛嬌のある彼女。
そんな彼女に夏休みに呼び出され、俺はフラれる。
「デカいから邪魔」「お前で十分だっての」「もーいらない」「先月くらいから彼氏いるんだよね」
しかし、非道を体現化し
たみたいな彼女の本性に触れ、萎えていた晩のこと、いつものように夕飯を振舞ってくれた幼馴染にお願いをされる。
「あのさ……私たちの部活に入らない?」
ひょんなことから女子バスケ部のコーチになって欲しいと言われた俺。
嫌な事を忘れるためにもやってみるかと承諾した。
だが実際部活に顔を出すと。
高飛車で絡みづらい同級生の女。
突然キスしようとしてくる残念な先輩の女。
小学生くらいにしか見えないキャプテンの女。
そしてそこに乱入してくる元カノさん。
あの、部活どころじゃないんですけど……?
そもそもお前、どの面下げて俺に会いに来てるんだ?
お前の収まる場所なんてもうないんだが。
※ラブコメメインなので部活描写を詳細にする予定はありません折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-05 18:06:57
496380文字
会話率:45%
あらゆる生物が角、牙、爪、尾、そして翼といった竜の身体的特徴を後天的に発現し得る世界、ドラグリア。
草食動物は肉食性と凶暴性を、肉食動物は更なる凶暴性を獲得し、まだ〝竜化〟していない生物を餌とするべく獰猛かつ貪欲に襲いかかる。
そんな〝
竜化生物〟を狩猟する事を生業とする竜狩人のユニは、ある日突然ユニ自身がリーダーを務めるパーティーから抜けてほしいと宣告される。
だが、ユニは全く焦っても怒っても悲しんでもいなかった。
何故なら、それこそがユニの──……?
これは、どこまでも己の夢を叶える為だけに世界を渡り歩いて竜を狩る、1人の竜狩人と。
その竜狩人に連れられて現世を往く、3柱の人外たちが織り成す冒険譚である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-12 19:00:00
597794文字
会話率:35%
王妃とのお茶会をしている所に、浮気相手の子爵令嬢と共に現れた婚約者の王太子から、虐めの冤罪を掛けられて婚約破棄された公爵令嬢。
彼女は冷静に自分の無実を証明してから、すんなりと婚約破棄を受け入れる。
しかし騒ぎを聞いて飛んできた宰相で
ある父から叱られ、王太子に謝罪して婚約を続けるように怒鳴りつけられた。
彼女がそれを拒否すると、祖母の元へ行って反省しろと命じられた。
彼女の祖母はかつて女魔王と呼ばれていた元女公爵で、公爵家で最も恐れられている人物。
そして現在祖母の住んでいる領地は、一族の子供が悪さをすると再教育のために送られる恐怖の場所だった。
公爵令嬢は父と共に現れた超美形の長兄によって、その領地へ連れて行かれる。
そこで彼女は、祖母と初めてともいえる触れ合いの時間を持つ。
そして会話を交わしていくうちに、祖母もかつて前国王の婚約者候補だったという過去の話を聞くことになるのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-12 19:00:00
111919文字
会話率:12%
ある裕福な伯爵令嬢が、侯爵家の次男に熱烈な愛の詩を捧げられて婚約した。
その婚約者は大陸一と言われる金髪碧眼の美貌の貴公子で、しかも詩人としても人気の高い貴公子で、国内外のご令嬢やご婦人から人気があった。
そんな人気者がいくら裕福とは
いえ、高々伯爵家のしかもきつい顔をした可愛げのない令嬢の婿養子になることを、みんなは納得しなかった。
しかし、これは政略的な婚約なのだ。自分に文句を言われても困る。浮気者の婚約者なんて本当はこちらから婚約破棄したい、と伯爵令嬢は思っていた。
しかし、両家の親も浮気男も婚約の続行を望んだために、その後彼女は嫌々その男と結婚し、跡取りである息子を産む。
案外二人は上手くいっているのか、と誰もが思い始めた頃、馬車の事故で妻が侍従と共になくなった。
するとそれまで神妙にしていた婿が領地を好き勝手に運営するようになった。しかも使用人よ女性に次々手を出す始末。
そんなある日、領地内で幽霊騒ぎが起きる。最初はくだらない話と気にしなかった領地管理人の婿だったが、悪霊に祟られて大怪我を負う者達が続出して、やがて彼は窮地に陥るのだった。
✽✽✽✽✽
メインの四人の中の一名がクズの極悪人なのですが、残りの三人が善人かというとそうめもない少々ダークな話です。完璧な人間なんていないがモットーなので。
この作品は中世から近代ヨーロッパ風のイメージですが、あくまでも異世界の話。宗教、思想、倫理観、社会制度は全て作者の想像の産物です。それを承知の方に読んでもらえたらと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-25 19:10:00
61723文字
会話率:15%
学園ファンタジーRPGの悪役貴族グレイ・ブラッドレイに転生した俺。
顔よし!努力よし!!チートよし!!!
さあ成り上がってチーレムだ…てヒロインがいねえええええええええ
あ、いや待て。
一人だけいた。
原作ゲームの隠しヒロイン
男装令嬢《
アシュレイ・アストリッド》。
そう、俺が転生したのは乙女ゲー世界。
ハーレムなんて贅沢な夢を抱いている場合じゃない。
腐海に飲まれたこの世界で、たった一つの幸せ《女の子との恋愛》を掴むため、俺は全力で君を堕としにかかる!
※こんなタイトルですがちゃんとヒロインとラブコメします
※約15万字程度で第一部ひと段落の予定。完結確約折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-12 18:42:19
34216文字
会話率:24%
病弱な体で短い人生を終えた少女は、異世界にて公爵令嬢フレデリカ・ミュルグレスへ転生した。
健康な体を授かり何不自由なく過ごしたフレデリカの人生は、12歳になり、スキルを授かる儀式「ステラライツ」を迎えたことで一変する。
「え、わたしのス
キル……ゴミ!?」
その日を境に転落していくフレデリカの人生。
家族から見放され、婚約者に裏切られ、本当の名前すらうばわれて、一人で生きていくことを強いられるフレデリカ。
だけど。
絶対に少女の表情は曇らない。
殺されかけても、ホームレスになっても、前を向いて生きていく!
すべてを失ったフレデリカがたどり着いたのは、冒険者とダンジョンで成り立つ自由都市『リーフダム』。
そして、彼女が授かったスキル《ゴミ》は、実はチート級のリサイクルスキルだった。
街のゴミ拾いをしたり、
新しい仲間を作ったり、
ダンジョンに潜ったり、
モンスターをテイムしたり、
ゴミをリサイクルして売ったり、
自分のお店を経営したり…
第二の人生を、フレデリカは、どこまでも自分らしく生きていく。
夢と希望と自由にあふれた、転生少女の前向きリサイクルライフが幕を開ける!
*10万字まで書き溜めすみ。
*微百合路線です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-12 18:41:50
26359文字
会話率:22%
錬金術師は真理を追求する研究者。くだらない迷信を信じてこの少女を追放なんてできるわけない――
この世界で忌み嫌われる『赤い瞳』を持つ少女をかばい、一緒にS級ギルドを追放されてしまった錬金術師、ニコ・フラメル。
追放された二人はパーティー
を組んで、辺境の街の小さなアトリエで一緒に生活することに。
すべてが足りない辺境の地では、アイテム錬成に素材採集、魔族討伐にダンジョン探索。街の復興作業に住民との交流など、やることが……やることが多い!
この物語は、追放された二人が力をあわせて困難をブチ破る。冒険、開拓、グルメに恋愛、スローライフにアイテム錬成、ついでにざまあ! ジャンルてんこ盛り・バディ・ストーリー!
ーーーーーー
※10万字程度まで書き溜め済です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-12 12:26:13
326532文字
会話率:39%
「私は不貞などしておりません」
艶やかな黒髪と血のように赤い瞳の令嬢は、そう言って自害した。
自らの従者に己の首を斬らせたのである。
しかし、不貞の罪は公爵令嬢による冤罪だ。
自害した令嬢は、ヒトゥーヴァと呼ばれる東の隣国の民であり、公爵令
嬢が愛する辺境伯令息の婚約者だ。
公爵令嬢は嫉妬に狂って冤罪を着せたが、まさか自害するとは思っていなかった。
「な、何故?どうしてこうなったの?私はただ、ベルナール様を手に入れたいだけだったのに」
公爵令嬢は呆然と呟き、破滅していくのだった。
前半は加害者である公爵令嬢、後半は別人物視点になります。
ざまぁ、恋愛、残酷な描写などがあります。お楽しみください。
加害者たちにとってはバッドエンド。それ以外にとってはハッピーエンドです。
他サイトにも掲載予定です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-12 18:40:00
64752文字
会話率:33%
精霊と契約することで魔法を習得する世界。
アルバート・レイクラフトは精霊と契約できないため魔法を使えず、魔法学園で落ちこぼれ扱いされていた。
ある日クラスメイトによって突き落とされたダンジョンの下層で、一体の精霊と出会う。
「貴方、とても
多い魔力をもっているのね。私と契約しましょう?」
そうしてアルバートは精霊『フィオーネ』と契約する。
なんと、その精霊は神級精霊という世界最高ランクの精霊だった。
神級精霊と契約して最高ランクの魔法を授かったアルバートの活躍の日々が始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-12 18:10:00
70130文字
会話率:42%
S級冒険者シド・ヴァリスは幼馴染である聖女と婚約していたが、彼女を迎えに行く貴族学園の卒業式の日に婚約破棄されてしまう。
公爵令嬢アリシア・エーゼンフローヌは王子と婚約していたが、貴族学園の卒業式の日に婚約破棄されてしまう。
ひょんな
ことから出会った二人はお互いが同じ日に婚約破棄されたこと、そしてその婚約破棄にお互いの元婚約者であった聖女と王子が関わっていることを知る。
二人は婚約破棄同盟を結成し、お互いを裏切った相手に罰を与えることを決意するのであった。
本作品は「カクヨム」でも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-20 18:10:00
65411文字
会話率:39%
「アレス。戦うこともできないお前は僕たちのパーティにふさわしくない。出ていけ」
アレス・リュートはポーターとして冒険者パーティ『暁の翼』に所属していた。
しかしある日、「戦うこともできない雑魚はいらない」と言われて追放されてしまう。
新し
く他のパーティに入れてもらおうとギルドに来たその時――、
「アレス君! 私のパーティに入ってくれない!?」
「わたくしのパーティに入りませんこと?」
「やっと見つけました、アレスさん。一緒にパーティを組みましょう!」
Sランクの冒険者(美少女)たち3人からパーティに誘われてしまう。
そう、実は彼はアイテムボックスというレアなスキルと類まれなる支援魔術の使い手であったのだ。
彼の実力を評価する美少女たちに迫られるアレス。
一方、アレスに助けられていたことを知らずに彼を追いだした『暁の翼』は、アレスがいなくなったため元のように活躍することができずに落ちぶれていくのであった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-30 10:28:09
12597文字
会話率:43%
外の世界で仕事やお金や家すらも奪われた主人公。
自暴自棄になり、ダンジョンへ引きこもってひたすら攻略を進めていたある日、孤独に耐えられずにリスナーとコメントで会話ができるダンジョン配信というものを始めた。
数少ないリスナー達へ向けて配信
をしながら、ダンジョンに引きこもって生活をしていたのだが、双子の人気アイドル配信者やリスナーを助けることによってだんだんと…
※掲示板回は少なめで、しばらくあとになります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-12 18:10:00
386512文字
会話率:43%
学校でのいじめを苦に自殺を図ろうとする高校生の立原正義。だが、偶然に助かり部屋の天井に異世界への扉が開いた。どうせ死んだ命だからと得体の知れない扉へ飛び込むと、そこは異世界で大賢者が生前使っていた家だった。大賢者からの手紙を読むと勝手に継
承魔法が発動し、多大な苦痛と引き換えに大賢者の魔法、スキル、レベルを全て継承した。元の世界と異世界を自由に行き来できるようになり、大賢者の力を継承した正義は異世界と日本をどちらもその圧倒的な力で無双する。
※カクヨム様、アルファポリス様でも掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-08 18:00:00
448387文字
会話率:56%
娼館で暮らすニアナ。
貧乏子爵家の令嬢だった彼女は、幼いころに母と共に父から捨てられた。
困窮する母子の命を救ったのは、下町の娼館の女たち。
彼女たちはニアナにとって実の親以上の、本当の家族となった。
そんな彼女にある日、自分を捨てた子爵家
から使いがやってくる。
親殺しの噂もある有名な変人、冷血公爵ウィリオンへの縁談だった……。
共に過去の傷を背負って生きるふたり。
国を揺るがす陰謀に直面しながら、互いの本当の姿をゆっくりと見つけてゆく。
健気で真っ直ぐ、だけどぽんこつ風味のヒロイン。
無口で冷徹、だけどとんでもないクセありなヒーロー。
あははと笑って、ぐすっと泣いて、手に汗握って。
そうして最後は登場人物たちと手を握って青空にジャンプしたくなるような、そんなお話にしてみました。
ニアナと一緒に幸せになってください!
ようこそ公爵家へ、そして銀の魔女亭へ!
*2025年4月12日より毎日18時に更新
*2025年5月17日最終回
*書籍化、コミカライズ対応いたします
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-12 18:00:00
101242文字
会話率:32%
「クラリス嬢、ついに武技大会で俺は優勝しました!! どうか、俺と結婚してください!」
王立学院で出会ったブリス様は、一目ぼれの結果、私に熱烈にアタックし続けました。
その果敢さはやがて学院の生徒全ての知るところとなり、いつしか王都の貴族中に
その恋物語が知られました。
私の両親すら、彼の恋が実るように応援するようになったのです。
でも、私は彼を愛していないし結婚したいと思っていませんから、勝利のトロフィーになどなってたまるものですか!
家族や友人から軽視されて味方がほとんどいないなかで、愛を貫こうとする一人の少女のお話です。
ラストまで99%執筆済み、6万6千字くらい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-12 17:40:00
70337文字
会話率:20%
『リライト成功!』のAbridged edition(縮約版)です。
設定を簡略化し、本編の本筋を抜粋しつつ内容を追加、
気軽にささっと読めるように"リライト"しました。
最後まで読んでいただけたら嬉しく思います。
【あらすじ】
突然の落雷とともに、4人の男女は異世界転移してしまう。
”王族なのに何の能力も持たず遊んでばかりのクズ王子”
”邪悪な黒魔法に長けた冷酷非情な公爵令嬢”
”実はたいした力を持たない偽の聖女”
”正規の軍に選ばれず、落ちこぼれた兵士”、
へと、それぞれが成り代わっていたのだ。
嫌われ、蔑まれ、馬鹿にされ、疎外され。
4人とも理不尽な扱いを受け、
不遇な生活を送っている人物だった。
しかも、これから自分たちを待ち受けるのは
”残酷な拷問や刑罰を受けた後での処刑”という
最低最悪の結末なのだ。
ショックを受けるが、現代人の価値観で言えば
そんな不当な扱いを受け入れることなどあり得ない。
こうなったら、そんなシナリオは書き換えてやる!
4人は一致団結し、
知恵と勇気とズルい手(スマホ)を使い
自分たちを馬鹿にする奴らや虐げる奴らをぶっとばし、
悲惨な未来を素晴らしいものへとリライトしていくのだ。
皆様の周りの理不尽な現実が、
スカッとリライトされますように!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-12 17:10:00
75180文字
会話率:23%
突然、落雷とともに、4人の男女はそれぞれ、
王族なのに何の能力も持たず遊んでばかりのクズ王子、
邪悪な黒魔法に長けた冷酷非情な公爵令嬢、
実は弱小な癒しの力しか持たない聖女、
正規の軍から落ちこぼれた兵士、
に異世界転生してしまった。
嫌
われ、蔑まれ、馬鹿にされ、疎外され。
ヒドイ扱いを受けている人物になっただけでなく
しかも、これから自分たちを待ち受けるのは
最低最悪の結末だったのだ。
こうなったら、そんなシナリオは書き換えてやる!
4人は一致団結し、知恵と勇気とズルい手を使って
邪魔する奴らや自分たちを虐げる奴らをぶっとばし、
悲惨な未来を素晴らしいものへとリライトしていく。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-22 15:20:32
508008文字
会話率:21%
パルブス国で次々と起こる魔獣の侵入や呪病を解決するため、
皇国エルシオンより派遣されたアスティレア。
しかし赴任わずか二か月弱で、パルブス国の第三王子より
衆人環視の中、国外追放を宣言されてしまう。
その理由は、聖女ではないから、というもの
だったが、
そもそも聖女として呼ばれたわけではないのに。
きちんと仕事もしていたのに、なんで?!
これは特権意識の高い王族と貴族が、
自国より大きな国からやってきた少女に対し
身分が低そうなくせに自分たちより能力が高いことが許せず、
また密かに民衆に隠れて暴利をむさぼっていたことを
あばかれないように急いで追放したけど、
それは滅亡への始まりでした……というお話です。
怒涛の逆転裁判まで、どうぞよろしくお願いいたします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-29 23:05:11
733122文字
会話率:19%
浮気相手になにもかも奪われた――王宮から追いだされた妻と子は。
「本当にあなたの子ですか?」
突然現れた浮気相手、私の夫である国王陛下の子を身籠っているという。
夫、王妃の座、全て奪われ冷遇される日々――王宮から、追われた私のお腹
には陛下の子が宿っていた。
私は強くなることを決意する。
「この子は私が育てます!」
お腹にいる子供は王の子。
王の子だけが不思議な力を持つ。
私は育った子供を連れて王宮へ戻る。
――そして、私を追い出したことを後悔してください。
※夫の後悔、浮気相手と虐げられからのざまあ
※他サイト様でも掲載しております。【初出 2023.02.23】
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-12 17:10:00
11720文字
会話率:35%
キュンキュンドキドキ学園ファンタジー百合ハーレムラブコメ。
“ヒーロー跡目”の宿命を背負った少女一文字勇希が、隣の席の美少女蘭鳳院麗奈の上から目線のおちょくりちょっかい悪戯になんとか見返し“わからせ”てやろうと奮闘するが……
普通の15
歳の女子高生であった一文字勇希は、兄の死によって、一族の宿命であるヒーロー跡目候補に指名される。
ヒーロー跡目とは、一文字の一族に大昔から代々受け継がれてきた、世界を守り、救い、戦うという宿命を果たす者のことである。
大昔からの決まりで、ヒーロー跡目は “男” でなければならなかった。女子も、ヒーロー跡目になることができたが、18歳までに、“誰もが認める男のヒーロー” にならなければいけないのである。
このヒーロー跡目の宿命を断ったり、逃げたり、失敗したりしたら、大きな呪いがかけられて、破滅するのである。
否応なく、一文字勇希は、宿命を背負うこととなった。
女子である一文字勇希は、転校し、男装して、男子高校生としての、学園生活を始めるのである。
周囲に女子だとバレたら、それで終わり。なんとしても、男として、男のヒーローとして認められなければならない。
男装女子一文字勇希は、ひたすら女子バレを怖れるが、クラスの女子からは、「乙女男子」「美少女なボーイッシュ」としてまとわりつかれ、オモチャにされてしまう。
真の男のヒーローになることを目指す勇希は、必死に男になるための修行をする。
勇希の考えた男になるための修行とは、少年ヒーロー漫画を読み耽り、マンガヒーローの如く振る舞うと言うものである。
平和な学園のクラスでヒーローたらんとする一文字勇希は、トンチンカンな混乱を巻き起こしていく。
隣の席の美少女蘭鳳院麗奈からは、何かと上から目線のおちょくり悪戯にあう。
蘭鳳院を始めとするクラスの女子たちを、なんとしても、見返し“わからせ”てやらねばならない。ヒーローと認めさせてやらねばならない。
一文字勇希の孤高の戦いが始まるのである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-12 17:05:24
272568文字
会話率:19%
近代ヨーロッパの、ようなある大陸のある帝国王女の物語。
30才で断頭台にかけられた王妃が、次の瞬間3才の自分に戻った。
1度目の世界では盲目的に母を立派な女帝だと思っていたが、よくよく思い起こせば、兄妹間で格差をつけて、お気に入りの子だけ
依怙贔屓する毒親だと気づいた。
だいたい帝国は男子継承と決まっていたのをねじ曲げて強欲にも女帝になり、初恋の父との恋も成就させた結果、継承戦争起こし帝国は二つに割ってしまう。王配になった父は人の良いだけで頼りなく、全く人を見る目のないので軍の幹部に登用した者は役に立たない。
そんな両親と早い段階で決別し今度こそ幸せな人生を過ごすのだと、決意を胸に生き直すマリアンナ。
史実に良く似た出来事もあるかもしれませんが、この物語はフィクションです。
世界史の人物と同名が出てきますが、別人です。
全くのフィクションですので、歴史考察はありません。
*あくまでも異世界ヒューマンドラマであり、恋愛あり、残業ありの娯楽小説です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-12 17:00:00
49920文字
会話率:28%
その時、大陸が4つの帝国に支配されていた。
大陸の南東から北へ西へと領土を拡大していった東の帝国茗(メイ)。西の帝国との間にある大いなる砂漠のオアシス都市の連合の蘭国は茗に吸収されることを望み、3族長の娘を其々恭順の証として皇帝に差し出した
。茗らしい黒髪黒目で妖艶な美しさを持つ16才と17才の二人とは違い、濃茶色髪に榛色の瞳蜂蜜色の肌を持つ星(せい)は砂漠を東西に移動して商売をするキャラバン隊の踊り子を母に持つ妾腹の娘12才であった。後宮へ入って早々お手付きになった二人と違い、幼さの残る星は皇帝からお手付きの無い乙女の身のまま5年を過ごすことになった。
北の大国ロシノフ帝国と東の茗国に挟まれた緩衝地帯として独立を許されているヴェルボク国にロシノフ帝国が侵攻してきた。ロシノフ帝国は広大な領土全てを統治出来ておらず、西の端にある首都以外は地元の豪族が好きに統治しているのだが王家の醜聞が起こると、国民の目を反らすため度々ヴェルボク国へと侵攻を仕掛けるのだ。大国に挟まれたヴェルボク国は茗と同盟を結ぶことを願い出て、聞き入られる。
その約束の証しとして、17才になっていた側妃星は北東の国へと再度嫁ぐことになった。
嫁いだヴェルボク国の国王夫妻は先の侵攻で亡くなってしまい、急遽即位したのは14才のユーリイ。土地は痩せて寒く、資源となる鉱物も無い大国同士が隣にならないように緩衝地帯としてしか価値のない場所。ある意味捨て置かれた場所で鎖国のように細々と独立を守ってきた国。そんな国の貴族は世情に疎く年若い国王を操ろうと戯言を吹き込み、嫁いできた大国の元側妃である星に辛くあたる。ユーリイに至っては乳母の娘に騙されて初夜の晩に「お前を愛することは無い!」と宣った。それを聞いた星はユーリイに物の通りと世情を教えると共に、「この落とし前はどうつけるんだい?」と艶やかに微笑みながら脅すのだった。
そんな、コメディです。
前後編でお届けします。
元サヤ恋愛物です。元サヤがお嫌いな方は申し訳ありませんがブラウザバックでお願い致します。
年上の男性(夫以外)との匂わせがあります。
もちろん、想像の産物ですので、時代考証など出来ておりません。
妄想の賜物とお時間潰し位のゆるさでお願いします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-29 19:13:27
8896文字
会話率:41%
誰もが魔法を使える大陸にあるトーホー王国の公爵家にサリエルという娘が生まれた。サリエルは年端もいかぬ頃から勉学に励み優秀で自慢の公爵令嬢に育っていったが、弟が生まれた頃突然反抗期になりメイドや執事、家庭教師の手に終えない問題児になってしまう
。ある日もなぜなぜと質問をしては周囲を困らせるサリエルに怒った父親が部屋に閉じ込めてしまうが、まだ習ってもいない闇魔法を使い家出したサリエルは娼婦の息子で孤児のガブリエルとたまたま出会う。ガブリエルはサリエルの専用従者として公爵家に雇用され、問題児のサリエルのお世話係をすることに。数年後、王子の婚約者候補となったサリエルだが、王宮で王子と喧嘩をしてしまい隣国に留学させられてしまう。親元を離れたことを良いことに、冒険者ギルドで冒険者登録をしてサリエルはガブリエルと共に週末冒険者として冒険をしながらガブリエルとの愛を深めていく。公爵令嬢サリエルと従者ガブリエルの身分差恋愛譚。 アルファポリスにも時差投稿します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-02 18:20:00
101725文字
会話率:38%
「あの3人には恨みがあるんだ。」
ある男の告白に親友トムは戸惑う。
前世で恨みを残したまま死に、勇者召喚により異世界転生した男レイは、復讐者となった。
ひたすら修行して強くなり、一緒に召喚された3人を殺すまで追い続ける。
「楽に死ねると思う
なよ。」
親友トムと2匹の猫とともに紡ぐ異世界物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-12 16:00:00
363975文字
会話率:44%
フルール・ルグロ 十七歳。
由緒正しきルグロ伯爵家の伯爵令嬢である。
食べることが大好きで豊満な体型をしているが、家族全員が同じような体型のため何も気にせずに毎日美食を楽しんでいる。
そんなフルールの十七歳の誕生日に、城から夜会の招待状が届
く。
城で振る舞われる料理に心躍らされるフルールだったが、その他にも夜会に行きたい理由があった。
それは、ずっと憧れていた人に会って一緒にダンスを踊りたいという願いがあるからだった。
家族や使用人たちの見送りを受け、フルールは一人、城の夜会に向かう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-12 15:52:48
18954文字
会話率:36%
勇者に罪をでっちあげられて追放された貴族は、前世の記憶を思い出したことで、ここがゲームの世界だと理解する。そしてゲーム知識によって、最強のサイコキネシス能力を手に入れることに成功したので、立ちはだかる敵を全てぶちのめしていく。ひたすら最強能
力で敵を蹴散らしていく展開の物語。
本作は以下の要素を含みます。
・異世界転生。VRMMO転生
・ストレスフリー系
・戦闘などでは無双するため苦戦なし
・ハッピーエンド
・成り上がり要素あり
・ざまあ要素あり
・剣と魔法のハイファンタジー
・冒険や旅をして過ごす折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-12 15:20:00
91426文字
会話率:27%
とある犯罪者にユニークスキルを奪われて、無能力者になったことで追放された主人公は、最下層の身分として生きていくことを余儀なくされる。しかし、そのとき前世の記憶を思い出す。ここがゲーム異世界であると知った主人公は、自身が積み上げたRTAの知識
を駆使して、この異世界を最速で攻略する。
本作は以下の要素を含みます。
・ゲーム世界への転生。異世界転生。
・ゲーム知識チート
・戦闘においては無双
・苦戦展開ナシ
・ハッピーエンド
・ざまあ展開あり
・剣と魔法の異世界ハイファンタジー
・冒険や旅の要素がメイン折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-10 08:10:00
16778文字
会話率:24%
10000字以内に完結する短編です。あらすじ→乙女ゲームの異世界。浮気をでっちあげられて追放されることになる公爵令嬢・クリスティアに転生してしまった。錬金術と前世の知識を使って、この未来を回避するためにあらがう。
最終更新:2023-12-02 16:38:52
5656文字
会話率:31%
塔に幽閉されたぽっちゃり令嬢のミレーユ。
彼女は引きこもりの占い魔法オタクで占い魔法ならなんでも使える。
幽閉されてまず自身を占ってみるとなんと未来は「餓死」。
なんとか死の未来から脱するため、運勢を上げる占い魔法を駆使して毎日を過ごす。
ーーそして一年後、激やせしたミレーユのもとへ素敵な男性たちが訪れたのだ。
運勢が向上したことに気づいて確認してみると、恋愛運が振り切れてカンストしていた。
一番縁遠いと思っていた恋愛運だけが、人間の限界を超えていたのだ。
これは、神の領域に到達した恋愛運で、素敵な恋をして塔からの脱出を目指す令嬢のお話。
およそ12万5千字、本一冊分で完結です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-12 14:48:02
50632文字
会話率:29%
下位貴族の令嬢マリーは大好きな貴族の彼から「結婚したい人がいる」と打ち明けられた。
彼はただの幼馴染みでずっと一緒にはいられない。
それはマリーも理解していたが「結婚したい人がいる」という彼の告白に、気を失うほどのショックを受ける。
彼
への想いを消せないまま、マリーは家計を支えるため王城と宮殿のメイド仕事に励む。
毎日の激務と人間関係に疲れ果てる彼女に対して、なぜか彼は以前にもまして優しい。
「結婚したい人」がいるはずの彼は、婚約もせずに毎週末マリーを溺愛してくるのだ。
そんな、仕事を頑張り恋に一途なマリーが、謎の多い彼からたっぷり甘やかされて愛してると言われるお話。
※10万文字、本一冊分でハピエン完結です。
※R15は念のためです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-06 14:42:45
106834文字
会話率:37%
冒険者ギルドの受付嬢アイリスは、仕事でストレスが溜まってゴミ箱を蹴り飛ばした……はずだった。
しかし、彼女の脚は空を切る。
「バカめ、残像だ!」
ゴミ箱は誰もが知る伝説のチートスキルで、彼女の蹴りを回避して後ろへ回り込んだのだ。
そして、伝
説のスキルに驚愕したアイリスがゴミ箱へ弟子入りするという、胸あつ展開へ発展する。
これは、しゃべるゴミ箱に弟子入りして、セクハラ職場にざまぁする受付嬢の話。
※作中の胸あつ展開を探してみてね!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-31 12:01:51
10543文字
会話率:50%
盟主・モデル・諜報員のヒーロー
VS
台風マイペースヒロイン
盟主『エルヴィス・ディン・オリオン』には、盟主の他に、いくつか『顔』があった。
産業を盛り立てる『モデル』。
諸
侯同盟をまとめる『盟主』。
そして──『諜報員』。
以上3つの顔を使いこなしながら革命の世を生きる彼は、ある日街で絡まれていた女(ミリア)に靴を投げられる。
「そういうのよくない! 一番良くない!」
「……ちょっと。こんな引き止められ方、はじめてなんだけど?」
彼女が繰り出した「必殺・パンプスストライク」に、即行始まる口喧嘩。
売り言葉に買い言葉、言葉の応酬という印象的な出会いを果たしたあと、エルヴィス(エリック)の元に舞い込んできたのは一つの「依頼」。
よりによって厄介な業界の調査を入れることになったエルヴィス(エリック)が、その情報源として白羽の矢を立てたのは────『靴を投げた女 ミリア』だった。
情報を引っこ抜きたいヒーローと
マイワールドをいくヒロインの
☆軽妙快速 コメラブディ☆
・この作品は「ノベルコミック」です
・小説っていうより漫画
・横書きでお読みください(縦書きには適しません)
・悪役令嬢やざまあありません出てきません
・転生してません
・途中CMや提供が挟まります
・作者は大いに楽しんでおります
・とにかく漫画です!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-12 13:48:23
735549文字
会話率:27%