「なんだ、その態度は!」
「えーっと……何の話でしたっけ?」
婚約破棄された後の話し合いをしている時に前世を思い出したアリシャ。婚約者の第一王子が寵愛を与えている令嬢を虐げたという理由で婚約破棄をされ、セーリオ帝国との平和協定のために人質と
して嫁ぐことになってしまった。わざわざ皇帝陛下がお迎えに来てくれることになったがアリシャは帝国のハーレムで上手くやっていけるのか……?
※8話で完結予定※
【注意】一夫多妻エンドです。正妃になるのは帝国貴族の女性です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-31 22:22:29
33891文字
会話率:57%
皇帝陛下の命令で、唐突に決まった私の結婚。しかし、それは、幸せとは程遠いものだった。
夫には顧みられず、使用人からも邪険に扱われた私は、与えられた粗末な家に引きこもって泣き暮らしていた。そんな時、出会ったのは、1匹の猫。その猫との出会いが私
の運命を変えた。
猫達とより良い暮らしを送るために、夫なんて邪魔なだけ。それに気付いた私は、さっさと婚家を脱出。それから数年、私は、猫と好きなことをして幸せに過ごしていた。
それなのに、なぜか態度を急変させた夫が、私にグイグイ迫ってきた。
「イヤイヤ、私には猫がいればいいので、旦那様は今まで通り不要なんです!」
勘違いで妻を遠ざけていた夫と猫をこよなく愛する妻のちょっとずれた愛溢れるお話
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-31 15:00:00
66702文字
会話率:32%
北の大国ヴォルフガング帝国に嫁ぐことになった、弱小国ユーフェミアの姫ミスティア。
ヴォルフガング帝国、皇帝ジークフリードからの申し出──というよりも命令だった。
ジークフリードといえば、血も涙もない氷の覇王と呼ばれる皇帝陛下。
皇太子であ
ったときに帝国の内乱を軍を率いておさめ、武力でもって周辺諸国を平定した武王である。
ユーフィミア王国もいつ属国に加えられるかとびくびくしていた矢先のことだ。
それは妃とは名ばかりの、人質のようなもの。おそらく大勢いる妃のうちの末端に加えられて、捨て置かれるのだろう。
気弱な父と母はお前がヘマをすると国が滅ぶと怯えており、野心家の姉たちは皇帝を手玉に取れとうるさく言う。
「わかっているのでしょうねミスティア、あなたが失敗すれば国が滅ぶ」
「あなたが皇帝を手玉にとれば、我が国は安泰」
今まで目立つ存在でもなかったミスティアは、皇帝を手玉に取る悪女にならなくてはいけない。民を属国の憂き目から救うために。
そう決意して帝国に向かったその日の夜、ミスティアは突然現れた仮面の女によって、呪いをかけられてしまう。
その呪いとは──夜だけ猫になる呪いであった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-31 08:26:09
40489文字
会話率:35%
ティディス・クリスティスは、没落寸前の貧乏な伯爵家の令嬢である。
家のために王宮で働く侍女に仕官したは良いけれど、緊張のせいでまともに話せず、面接で落とされそうになってしまう。
「家族のため、なんでもするからどうか働かせてください」と泣きつ
いて、手に入れた仕事は――冷血皇帝と巷で噂されている、冷酷冷血名前を呼んだだけで子供が泣くと言われているレイシールド・ガルディアス皇帝陛下のお世話係だった。
皇帝レイシールドは気難しく、人を傍に置きたがらない。
今まで何人もの侍女が、レイシールドが恐ろしくて泣きながら辞めていったのだという。
ティディスは決意する。なんとしてでも、お仕事をやりとげて、没落から家を救わなければ……!
心根の優しいお世話係の令嬢と、無口で不器用な皇帝陛下の話です。
アルファポリス様でも掲載しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-02 10:09:39
112408文字
会話率:37%
あたし四ノ宮 神美(しのみや かみ)は食べる事が大好きなぽっちゃりワガママボディのJK!。16歳の誕生日に、家族と親戚の皆で誕生日パーティーをする筈が、謎の中華服を着た集団が現れて何故か命を狙われる事にぃ!?。家族はあたしを「美豚(びとん)
」って言う中華伝説に登場する伝説の食材にする為にあたしを育てていた事が判明!?。生贄として差し出されたあたしは間一髪で、おばあちゃんに助けられたの。おばあちゃんから龍の髭で造られた不思議な指輪を渡された瞬間、目の前の景色が急に古代中国に似た世界に!!────途方に暮れていると、黒服の怪しい集団に殺されそうになるんだけど、すっごい美形の男の子に助けられちゃったの!!。ドキドキと空腹で気絶……
どうか夢でありますように
外部投稿サイト アルファポリス・カクヨムでも投稿しております折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-30 00:56:09
36549文字
会話率:69%
「皇帝陛下が行方不明になった!」
若き皇帝が支配するザクセント帝国は、そんな衝撃の事件に震撼した。
事件から一週間後、帝国の森に住み母と暮らすミネルヴァは、今日も商品を持ってお客の屋敷に向かっていた。
お客は魔女のサリア。彼女の屋敷には美し
い人間の石像が飾れていた。
その石像が、実は石にされた人間ではないかと疑いを抱いていたミネルヴァは、皇帝もサリアによって石像にされたのではないかと疑っていた。
屋敷に招き入れられたミネルヴァ。
見せられたのはやはり思った通り、石像になった皇帝だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-29 00:38:40
258063文字
会話率:42%
転生者で推しと結婚と気づき幸せな皇妃様と、そんな皇妃様に絆されてすっかり溺愛している皇帝陛下。
帝国の皇帝夫妻に纏わる物語。
以前書いた短編「捨てられる予定の皇妃ですが、皇帝が前世の推しだと気づいたのでこの状況を楽しみます!」に纏わる関連
する物語になります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-26 22:53:23
455271文字
会話率:40%
柳生凛子(17)はある日突然、異空間から現れたドラゴンを一撃で倒した騎士に異世界に攫われてしまう。
「ええと……まさか、あ……あの……お師匠様は……女……ですか?」
ーー前世が勇者だったらしい?
ーーお腹に世界を滅ぼしかけた
破壊龍を宿している??
ーー異空間からやって来てドラゴンを一撃で屠った騎士はまさかの皇帝陛下?!
前世は“絶世の美女”…にも見えなくもない女顔の勇者♂ 今世は女子高生♀ の異世界を救う予定の笑いあり?涙あり?友情あり?の波瀾万丈のラブストーリー。
※ 以前、事情によりまっさらに消えてしまった小説をのんびりと書き直して遊んでいます。
※ 人物図鑑を設置してます。
※ 絵は趣味で描いているので、邪魔にならないように【人物イラスト】(←作者の遊び場)にのみ投稿して遊ばせて貰っています。見てしまった責任は取れません。ですが、絵はその部分と活動報告くらいにしか記載しません。絵は邪魔という人はそこだけ注意して読んで下されば快適かと思われます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-26 05:51:43
791473文字
会話率:42%
十年にも及ぶ厳しい訓練を乗り越え、晴れてアデライト帝国の暗部所属となったレイシー・キャンベルだったが、育て親にして暗部を統括するベルナール・モフスから言い渡された初任務はまさかの『皇帝陛下の偽妃』というとんでもないものだった。
傾きか
けた帝国を血の粛清によって建て直し、国内外から『冷酷無慈悲の魔王』と恐れられる陛下とのイチャイチャ演技を狸ジジイ達の前でしろなんてそれなんて拷問?
表では慣れないイチャイチャ演技に四苦八苦し、裏では皇帝陛下や妃を排除しようとする国内外の勢力から放たれた刺客を返り討ちにするというハードな日常の幕が上がる。
「我が妃は本当に可愛いな」
「陛下、今は演技する必要はないですよ」
「あ、それ毒が入ってますよ」
「……毒入りを何故普通に食べている?」
これはレイシー・キャンベルという一人の優秀過ぎる暗部の少女が偽妃として真面目に(?)任務をこなしていく傍らで皇帝陛下に本気で溺愛されてしまったり、敵対派閥を壊滅させてしまったり、敵国をめちゃくちゃに引っ掻き回す物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-26 00:00:00
110181文字
会話率:49%
【悪女】×【人畜無害】×【後宮ミステリー&グロ!】×【冷酷無比な皇帝陛下】
十二の属国を従え、十三神を祀るシン国。その後宮を支配し「狼妃」と恐れられた臘月は、20年前に皇帝暗殺を企てた悪女として処刑されたが、「なぜこの妾が!ちょっと酒池肉林
しただけなのに!」と全く反省していなかった。怨念が愛用の鏡に宿り、復讐の機会を待っていた。ある日、下働きの娘、羊々がその鏡を発見し、狼妃にとりつかれる。周囲に「人畜無害なお人よし」と呼ばれるほど大人しいやさしい気質の羊々を「操りやすい羊」と見なし、狼妃は自分を陥れた敵への復讐を果たす道具として利用しようとするが……それはそれとして「こんな芋を後宮に……?妾の矜持が許さぬ、そなた、美女になれ」「む、無理ですがッ
!!!!?」しこたま狼妃に鍛えられ、羊々は後宮の妃入りを目指す。
そんな二人に、皇帝たる靑劉が現れ、狼と羊の二面性を持つ不思議な宮女羊々に、「死にたくなければおれの密偵になれ」と、陰謀埋めく後宮のスパイになれと要求するのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-24 21:19:30
15540文字
会話率:33%
かつて繁栄した帝国を一夜で滅ぼした魔女ウルリカ。何の因果か現在は冒険者組合の受付嬢!目標は1000組のカップル成立!手伝ってくれるのは王弟殿下!前世が皇帝!!
前世日本人の主人公は自分がファンタジー小説でサクっと殺される魔女の体に憑依してい
ると知り、殺されないように奮闘している!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-19 22:34:15
3336文字
会話率:28%
著書を悉く有害書物認定されましたが、皇帝、貴様を愛読者にして命を守ってやるからな!絶対になッ!!というほど強い決意ではないけれど、それなりに命の危機を感じた覆面作家ライカ・ドマ令嬢と、恐ろしい冷酷無慈悲な皇帝陛下のお話。
最終更新:2022-12-11 11:54:42
8412文字
会話率:31%
禁忌の魔女アルマは一通の手紙を見て呆然としていた。それは帝国、つまりは皇帝からであり、数年間ともに暮らし、裏切った少年からの呼び出しだった。
最終更新:2025-03-24 07:11:25
4752文字
会話率:50%
歴代最強の魔術師と呼ばれてきたユリウス・アルヴィン
皇帝陛下の命令を今まで忠実に従ってきたユリウスだったが、後々ユリウスが国を裏切る事を恐れ皇帝がユリウスに毒を持った。
死の間際、禁術を使い転生することに。
もう一度、人生をやり直すこ
とが出来るのならば誰かの言いなりにはならず、自分の意思で行動する。
目が覚めるとかつていた国ではなく別世界の国の貴族ゼニス・メルデニークに転生した。
剣術の才がなく落ちこぼれとして育てられていたゼニス。
けど、魔術の方が得意なので魔術を極めさせてください。
前世では散々な人生を送っていたが、今世では幸せになる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-24 07:11:09
6332文字
会話率:39%
※第二部が大分内容が異なるため、一度削除して再投稿しております※
起こるはずだった事件をすべて、なかったことにする。
それが死に戻りしたアイシャの目的であり、自分の死を回避する唯一の方法だった。
「エルドラド帝国皇太子ヴィンセント=シグ
ルズ・ガルシアは、アイシャ=キャベンディッシュと本日をもって婚約破棄をここに表明いたします」
一度目の人生でアイシャは帝国皇太子からの悪役令嬢と罵られ、婚約破棄。そして貴族から平民へ。
数年後には魔物大量発生なる原因を作ったとされ《裏切りの大魔女》として処刑台に送られて死を迎える。《審赦の預言書》に抗おうとするも、味方は誰もおらず処刑されて死んだ。
しかし死んだはずのアイシャは、運命の分かれ道となる十二歳にまで戻っていた。処刑の未来をなんとしても阻止しようと考え、行動しようとするが──。
「まずは魔物討伐遠征で騎士団と魔人族の両方を救う。
皇帝陛下と教皇聖下の暗殺または毒殺を防ぐ。
悪役令嬢と呼ばれる前に、ヴィンセント皇太子との婚約破棄! それから……。数年後に魔物が大量発生するので内乱を何とかする。魔女呼ばわりも回避! 魔物に対抗する戦力と治療……」
予想以上にやることが多かった!
最悪の未来を防ぐため行動を起こした結果、魔人族の長レオンハルトに気にられ、師として尊敬していた教皇にも求婚を迫られ、挙句の果てアイシャを処刑台に送った張本人のルークと意外な出会いを果たし、熱烈なアプローチを受けることに……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-23 19:54:52
120312文字
会話率:41%
カクヨムでも連載中。
辺境伯爵であるミハエル侯に、皇帝陛下より内紛の鎮圧命令が下される。そのためローレン辺境伯領は、領主不在で主戦力を欠く状態であった。そんな中まるで狙っていたかのように、他国の軍勢が侵攻して来たと知らせが届く。
【ファンタ
ジーですので、結婚可能な成人年齢は十五歳、飲酒可能な年齢は十二歳からに設定しております。これは日本の法律に反する行為を、容認ないし推奨するものではありません。予めご了承下さい】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-23 11:32:51
702591文字
会話率:59%
羊獣人の伯爵令嬢リーゼル18歳には、双子の兄がいた。
その兄が突如、行方不明に。
リーゼルはやむを得ず兄のふりをして、皇宮の官吏となる。
叙任式をきっかけに、リーゼルは皇帝陛下の目にとまり、彼の侍従となるが。
皇帝ディートリヒは、リーゼルに
対する重大な悩みを抱えているようで。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-08 13:10:57
83061文字
会話率:40%
世界には仙山を中心に、8色の特徴を持った国がある。
金国、銀国、朱国、藤国、翠国、碧国、珊国……
そして、黒い国「呂国」。
不吉な色と忌み嫌われる黒の国の姫は、仙皇帝妃選びの後宮へと足を踏み入れた。
【↓これが普段のあらすじ。】
婚約破棄
され行き遅れた黒の姫鈴華(リンファ)。
なんやかんやあって後宮に行くことになりました。仙皇帝陛下の妃争いには目もくれず、大好きな本を読むためにあらぬ方向へと行動をはじめ。それがなぜか、いろいろと勘違いを産んでしまうようで。
仙皇帝陛下からのプレゼント?いや、会ったことなかったですよねー?妃を目指すなんて、一言も言ってないですよね?
*重複投稿*折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-04 21:00:00
143329文字
会話率:39%
極貧な子供時代を過ごしたが故に食に貪欲な性格に育ったアイラは、十八歳のある日、住んでいた街がとある魔法使いの爆破魔法のせいで吹っ飛んでしまったので、職&新たな食材を探して国境を越え隣国の冒険者都市へと足を踏み入れる。
そこは過酷
な環境故に魔物がうごめく地域で、そして(アイラにとっては)ありとあらゆる食材が集う夢のような都市だった!
爆破? 家なし? それがどーした、負けてたまるかっ! どーせ住むとこ無くなったんなら、まだ見ぬ美味しい食材求めて冒険者都市で次なる人生を送ってやる!!
相棒のもふもふ火狐ルインにまたがって、アイラはまだ見ぬ食材を求めて森を平野を雪山を、火山を海を縦横無尽に駆け回る。
そんなことをしていると、アイラの評判がどんどん冒険者都市で広がっていき……。
ーーこれは一人のたくましい根性を持った少女が、冒険者都市の周辺で凶悪な魔物をやっつけて料理を作り、冒険者たちや都市を統括する貴族の胃袋を掴んでいくお話である。
※この作品はカクヨムでも公開しています
※無断転載、翻訳、AI学習などは固くお断りします
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-03 10:11:10
651619文字
会話率:51%
東京都中央区日本橋。
高層ビルが林立し、高級ホテル、一流企業のオフィス、おしゃれな飲食店、モードなファッションを扱う店などが存在する場所。
まさに東京といったこの場所に、時代から置き去りにされた一軒の喫茶店がある。
メニューはい
たってシンプルだ。
卵とツナのミックスサンド
オムライス
ナポリタン
チョコレートパフェ
プリン・ア・ラ・モード
クリームソーダ
ドリップコーヒー
などなど。
店内は喫煙も可能。本日も看板を出して営業中。
あぁ、一つだけ、普通の喫茶店とは違う部分がある。
――この喫茶店の店長は、ねこだった。
都会の生活に疲れた人々が、今日も癒しを求めてねこ店長の喫茶店にやってくる。
ねこが店長を務める喫茶店に集う個性豊かな常連たちが織りなす、笑いあり涙ありのドタバタ喫茶店物語。
※無断転載、翻訳、AI学習などは固くお断りしております
※本作はカクヨムにも投稿しております
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-02 10:10:09
80057文字
会話率:48%
首都サンティエンヌに住まう、十七歳の貧しい平民の娘リュシーは、夜にランタンの光を灯して道先案内をする仕事、ファロティエを生業としていた。
都の夜は危険であり、ひとたび路地裏に入り込めば「魔」と呼ばれる存在に取り憑かれ、人間は悪魔に成り果て
る。「魔」を追い払う力を持つのは、聖なる光を生み出せるルナ・ファロティエと呼ばれる存在だけだった。
五歳の時に偶然、悪魔になった少年に出会ったリュシーは、聖なる光を生み出して少年を助けることに成功する。その後、ルナ・ファロティエになることを夢見て日々の仕事に従事していた。
しかし幼馴染で夜の都を警邏する夜警官のアルフォンスは、リュシーの身を案じて仕事を辞めてほしいと言う。さらには「俺と結婚しよう」と言い出してリュシーを困惑させる。
そんな時偶然にも、リュシーは五歳の時出会った少年に十二年ぶりに再会するが、なんと彼は国の王太子ジルベールだった。
美貌の王太子はリュシーに会うなり「ずっと君を探していた」と言い、宮殿へと連れ帰って甲斐甲斐しくリュシーの世話を焼き始める。全身を綺麗に磨き、薄汚れた衣服の代わりに上等なドレスを与え、見たこともないようなお菓子を与えてくれた。そして専属のファロティエになって欲しいと頼むのだ。
ジルベールと再会したことにより、リュシーの生活は一変した。
しかし与えられる贅沢品の数々に、リュシーは喜びよりも困惑するばかりだった。
ルナ・ファロティエになりたいという夢、幼馴染からのプロポーズ、そして王子から向けられる甘い視線に戸惑いつつ、リュシーが出した結論とは。
※全10万字、完結保証。
※作品の無断転載、翻訳、AI学習は固くお断りいたします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-09 08:31:20
101381文字
会話率:41%
仕事は順調、ほどほどにリア充だったはずの私、 柊ジュリ(24歳・OL) 。しかしある日、突然 異世界転生 してしまった――しかも 悪役令嬢ポジション !?
期待した チートスキル は ゼロ! あるのは 前世の知識と常識 だけ。けれども、貴
族社会のしきたりも魔法のことも何も知らない私には、「普通に生きること」すら難易度ハードモード!?
「魔法があるからって、物理法則は無視できないよね?」
「そんな非効率な戦争、戦略的にどう考えてもダメでしょ」
「そもそも、王子が決めた婚約破棄って法的に無効では?」
……そんな "現代社会の常識" を活かしながら、 悪役令嬢としての人生を全力で回避 しようとした結果――
なぜか 帝都の裏で発生する事件を解決 してしまい、いつの間にか 「天才策士」 みたいな扱いに!?
さらに、気づけば 皇帝陛下 から 「そなた、我が帝国の未来に必要な存在だ」 とガチで目をつけられてしまい!?
──私、ただ 静かに生き抜きたいだけ なのに!!
これは、 「悪役令嬢」としての破滅ルートを回避するために"常識"で戦い続けた結果、気づけば皇帝陛下の側近に祭り上げられていたOL の物語である。
「え? 革命? いやいや、そんな面倒なことしませんよ!? え? 私、政治を動かしてる?? そんなバカな!」
――気づけば異世界の運命を変えていた、常識最強令嬢の成り上がりストーリーが今、幕を開ける!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-01 17:02:06
22765文字
会話率:49%
「誰がなんと言おうと、俺はこう思ってる。――俺のつがいを見つけたとな」
貴族に飼われた孤独な異能持ちのあやかし美少女が後宮入りして、皇帝陛下に溺愛されつつ、次第に仲間など出来つつ、後宮の穢れの浄化活動をしていくお話です。
冒頭は虐げられ
展開ですが、だんだん明るくなります。ヒロインは神獣の化身のごとき神秘的な美少女、しかし中身はまだまだ素直なお子様です。
名前の中国語読みはなし。後宮の設定もゆるふわで。
一話6万字程度の中編連作の予定です。カクヨムでも公開中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-28 17:50:03
132574文字
会話率:52%
宮殿で出稼ぎの下級メイドとして働く、平民出身の田舎少女アンシー。
洗濯や掃除など、裏方として平和に暮らしていた。
宮殿では、年に一回転属希望を出す機会がある。
今回も裏方希望を出したはずなのに『なぜか』手違いが発生し、人嫌いで有名な恐ろしい
皇帝陛下の侍女希望にされてしまった。
少しでも機嫌を損ねれば即日解雇という噂だ。
アンシーが震えながら皇帝陛下の前で待機していると、菓子を作れと命じられる。
実は、アンシーは【0kcal】という謎スキルを持っており、作った料理や菓子のカロリーを『0』にすることができたのだ。
苺のタルトを作って振る舞うと、大層喜ばれた。
皇帝陛下は甘い物が好きだが太りたくない。
そのため、普段からイライラしているとのこと。
アンシーはスキルと腕前を気に入られてしまい、恐ろしい皇帝陛下の専属パティシエに任命されてしまうのであった――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-21 20:20:00
6182文字
会話率:27%
蛇香帝の正妃となった、田舎娘の菊花。
彼女は寒がりな皇帝をあたためる《皇帝陛下のあたため係》も拝命している。
重臣の裏切りによって朝廷は荒れに荒れ、なんとか立て直ってきた今日この頃。
菊花は夫である香樹から隣国である戌の国への訪問を提案さ
れる。
戌の国は、彼女が「おねえさま」と呼び慕っているリリーベルがいる国だ。
喜ぶ菊花だが、提案してきた香樹はなにやら浮かない様子で……。
訪れた戌の国で開催された舞踏会で悪口を言われ、戸惑う菊花。
香樹はそんな菊花の仇を打つために奮闘するけれど──。
その隙を狙うように、兎の国の王子が菊花に接近してきて……?
これは、白蛇獣人の皇帝陛下と、その番に選ばれた少女の恋物語。
※前作の『皇帝陛下のあたため係』は主婦と生活社様より2023年12月に書籍化していただきました。こちらは、その続編になります。未読の方は、ご注意ください。
『皇帝陛下のあたため係』
出版社:主婦と生活社
レーベル: PASH!ブックスFiore
イラストレーター:Matsukiさま
発売日:2023年12月20日
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-07 07:10:00
101451文字
会話率:25%
天涯孤独な菊花は、新しい皇帝である蛇香帝の新たな後宮の花候補として、宦官の登月に見出された。
集められた女子たちは、これから女大学と呼ばれる学問所で、宮女に相応しい教育を施されるらしい。
学のない菊花は、タダで勉強が出来ると喜んだ。そん
なこと、貴族の娘しかできないことだから。
だが、そんな虫のいい話なんてなかったのだ!
新しい環境に慣れてきた頃、菊花は呼ばれた。
宦官は言った。「これは仕方のないことで、決してお前が選ばれたわけではない」と。
わけがわからないまま放り込まれた部屋にいたのは、今にも死にそうな顔色の美青年で……。
(あたためてくれって、どういうこと⁈)
これは、白蛇獣人の皇帝陛下と、その番に選ばれた少女の恋物語。
※同タイトルの作品を2022年4月まで掲載していましたが、公募の規約に則り削除しました。最終選考までいったのですが残念ながら落選となりましたので、さらに改稿したものを公開しています。
※この作品は他サイトにも掲載しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-15 19:10:00
101150文字
会話率:24%