バセレシウ王国。神テアディースが最初の人間を創ったとされるテアディース大陸の大部分を支配する王国は今、大きな火種を抱えていた。
バセレシウ王国の国教であり、神テアディースを唯一神として崇めるテアディース教の教会が内部分裂を起こし、そのうち
の一つである原理主義派が台頭、王政への発言力を強めてきたのである。
王族派はそんな教会原理主義派の力を削ぐため、神テアディースが与えたとされる三つの恩恵のいずれかの不存在を証明しようと考えていた。
時を同じくして、王都ヴァシーリオにある三つの大学のうちの一つであるヴァシーリオ学術大学に通う少年、アスティニース・イオルもまた教会によって人生を大きく狂わされようとしていた。
史上最年少で難関と言われる試験に合格した彼は、学術大学でテアディース教から危険視されている天文学を専修していた。ある日、同級生の友人であり、王国第四王子でもあるソフィロス・バセレシウからとある頼み事をされる。アスティニースはその頼み事を解決するため、持ち前の知識を使い王都の詳細な地図を作成したのだった。
ソフィロスからの頼み事は無事解決したが、この地図作りによってアスティニースは教会から狙われることになる。強硬な手段を使われ次々と居場所を追われていく彼を、その能力を見込んだ王族派が呼び出し密命をくだす。
「テアディース大陸の地図を作れ」
王族派は神テアディースが与えた三つの恩恵の一つである”正円の大陸”が存在しないことを、アスティニースに地図を作らせることで証明しようと考えたのだ。
アスティニースは世界の真実を知るため、仲間と共に長い大陸地図作成の旅に出る。
そして、旅の中で彼らは想像をはるかに超える真実に出会う。
王国の成り立ち、大陸の歴史、神テアディースの存在。
これは、一人の少年が「世界を作る」物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-15 18:00:00
104568文字
会話率:50%
ジョアンヴィル商会の商会長ライアン・ジョアンヴィルにはある秘密があった。
それは名家オレオール家の長男であるということ。にもかかわらず10歳のときに従兄アーレン・オレオールの策略によって姉を殺され、家を追われて6年間 路地裏暮らしをしていた
ということ。
そして、アーレン・オレオールとその父リガロ・オレオールへの復讐を画策しているということ。
失われた魔法王国とこの国の成り立ちの謎。アーレンのさらなる野望。
彼の復讐はやがて世界を巻き込む大きな渦へと発展していく。
【第1章】オレオールの過去:ライアンの姉ルディア・オレオールの物語。
【第2章】路地裏のネズミたち:ライアンが路地裏に墜ちてからジョアンヴィル商会長になるまでのお話。
以後続章折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-16 21:45:10
44399文字
会話率:25%
転生した場所は戦いの最中だった姉弟。
魔国と王国の成り立ちや魔王など結構重要なことを知ってしまった二人。
戦いの最中に起こった爆発により呪いがかかり、死なない体となってしまった。
死なない体なので自分たちのやりたいことをやっていく。
世界に
どのような影響を与えていくのかは不明。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-26 12:38:36
3217文字
会話率:22%
渓谷の小国、ファーロウの姫は鷹匠である。
雛のころから育てた雄の鷹に「ウィダルグ」と名付け、それは見事に馴らしていた。
ところが、国の成り立ちや王家の紋に用いられる国鳥を縁に、なぜか隣国の皇帝から武力行使まがいな求婚を受けるはめに。
愚
かと評判の若い皇帝は、みずからが率いる軍を国境地帯に展開させ、「明後日の夜明けに花嫁姿の姫差し出すように」と最終通告してくる始末。
王も王妃も、宰相もその子息も悲壮な覚悟で戦にそなえていた。
そのとき、姫がとった行動は──?
※冒頭シーンのイメージとして、猫じゃらしさま(ユーザID:1694034)のフリーイラストを使わせていただきました。
※ややラブコメ。ハッピーエンドのじれもだです。
シリアスなのは最初だけと思し召しください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-01 05:00:00
7200文字
会話率:42%
これは、蒼き星の日出国(ひいずるくに)の歴史を知る物語
神 斬
髪 切 り屋
田舎に住む少年
主人公 朱右(しゅう)が
稲荷の神 白狐(びゃっこ)と出会い
自身がもつ不思議な力がもとで
この国の成り立ちと戦いの歴史を
知ることになる
お話です。
あらわれる敵、黒髪とは?
黒髪と戦う、人と神の策とは?
この国の創生と歴史の謎とは?
アーサー王のエクスカリバーは有名なのに
日出国(ひいずるくに)初代帝が使った刀はほとんどの方が知らない
というわけで
ラノベ風、伝記ロマン時代劇和風ファンタジー
日出国(ひいずるくに)の歴史を知る物語
神 斬
髪 切 り 屋
今、はじまる、人と神が紡いでいく物語
pixiv・ストリエにも重複して投稿しております。
神 斬
髪 切 り屋
公式ページ
https://www.facebook.com/kamigiriya/
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-28 21:53:48
87955文字
会話率:38%
とある国で起きた物語。
最終更新:2021-12-13 12:00:00
11923文字
会話率:68%
孤児院育ちの少年ゼンは幼馴染のベティアに首ったけ。
名門魔法学園在籍の彼女を追いかけ自分もと受験を決意するが、超のつくバカで魔力もない彼は途方に暮れる。
悩んだ挙句ある人物から得た謎の石板に手を出すが――なんと邪神化していく呪いにかかってし
まう。
代わりに手に入れた力で入学試験を突破。授業でも常にトップ。
これでベティアも自分に振り向くはず!
しかしそううまくは転がらず、その上ゼンは国の成り立ちに関わる騒動に巻き込まれていくことになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-07 15:44:42
58799文字
会話率:39%
ある日突然何もわからず異世界に転移してしまった5人。 信じられるのは5人だけ、お互いに励まし助け合い異世界での強制サバイバルが始まった。
転移した世界では異世界からの来訪者は「異界の者」として伝承や国の成り立ちに大きく関わっていた。 そん
な異界の者を巡り複数の国、教会が動き出す。 5人はそんな国や教会の思惑にどう対抗して行くのか!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-28 15:00:00
169924文字
会話率:61%
架空の王国キサルピーナ、建国の言い伝えの裏にある真実のもとに何世代も暮らしてきた人々。その人々の前で正統な後継者たるべき皇太子が殺されてしまう。
かろうじて皇太子の命を救った彼らは、王子を一旦安全な場所へと隠し、古の約束を果たすためにとある
人物を探し求めるが……。
国の成り立ちに神話をからめたファンタジーです。運命に翻弄される子供と大人たちをテーマに書いた作品です。最後までお楽しみいただけたら嬉しいです。
2020.10.8 魔法のiランド、小説家になろう 同時掲載折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-17 07:57:32
538545文字
会話率:47%
国の成り立ち上、「武勲が評価される」国ルーン。貴族が権力を手に入れるためには、冒険者或いは騎士団での功績が必須である。そんな国で、貴族とは全く関係無しにS級冒険者になったロックは、ひょんなことから若返させられ貴族達が集まる学園にぶちこまれる
ことになった。しかしいざ入った学園は、もろに貴族の階級構造が反映される場所であった。そこで家のバックボーンがないロックはDランクに入れられ、ゴミ同然の扱いを受ける。これは、圧倒的な実力を持つロックが、何やかんやで下克上を目指す話である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-16 20:26:46
46022文字
会話率:49%
エルランド大陸に繁栄を誇るベルク連合国。
4つの国家からなるこの連合国は、建国400年を迎えても尚、その威信を隣国に示し、大連合国としての結束は緩むことなく栄華を極めていた。
〜カサン・ベルク王立エルランド学院〜
「マラン教授!やはり
今のベルク連合国は間違っていますよ!」
1人の若い学生が教授室で熱弁を振るう。
「おいおい、いきなり何を言い出すんだい。アルくん?その一言は下手したら国家侮辱罪にあたるよ??」
「だって、そうでしょ?ベルクの正統後継者は王家直系のキシャード・ベルクさまが治めるこのカサン・ベルクです。従属国としてならまだしも連合とは一体どういう訳か、、、」
「ふむ、建国400年経って尚、そんな事をまだ訴えている者がいるのもまた事実じゃな。」
「じゃが、いいかいアラートくん?今のカサン・ベルクがあるのは他の三国の助けがあったからこそじゃ。カサン・ベルク一国では今頃カサン・ベルクは滅んでいた事であろう。」
「なっ?!マラン教授なんて不敬な事を!!!」
若者の顔がより一層強張っていく。
「いいから聞きなさい!君は今一度ベルク連合国の成り立ちを学ばねばならんようじゃ。連合成立に尽力し、その命をも国のために捧げた者たちの想いを感じなさい。」
「想いって、ジオール戦役の事なら授業で一通り学んでますよ、僕は。」
「そうではない、授業で文字をいくらなぞってもそこに至るまでの人の想いまでは分からんであろう。よいかい?ベルク連合国はな、、、。」
このお話はベルク連合国の建国に至るまでにその生涯をエルランド大陸最大の戦争、後に「ジオール戦役」と名付けらてた戦いの渦中に身を投じた者たちの記録を綴った英雄譚である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-02 14:28:50
5091文字
会話率:56%
大学を卒業して、国の成り立ちを立て直すべく、帰国した夜会で、政敵とも言える黒の公爵に出会う。
アレンを間にして、恋仇となっていた彼によってアウルの思惑は覆されることになる。その結末や如何に?!
最終更新:2020-01-20 21:18:10
16022文字
会話率:32%
神話の時代から幾度となく繰り返される侵略と支配、そして同化。
攻める側にはこの地を畏れる理由があり、攻められる側には立ち向かうだけの理由があった。
安倍貞任、奥州藤原三代、伊達政宗、各時代を駆け抜けた英雄たち。彼らは古代まで遡る、この国の成
り立ちに関わる何かを知り、守り、抗おうとしていた。
この地で畏れ、敬われ、そして祀られるものは一体何なのか。
この国の二千年にわたる歴史に秘された因果が織りなす相克の物語りが始まる。
(いにしえの陸奥国において最大の大社は鹽竈神社である。しかし当事の国家の正式なリストである延喜式にはその名前すら記載されていない。にもかかわらず国家の税収から他を圧倒する五倍もの祭祀料を下されていた。これは何を意味するのか?神武東征との関わりとは?アマテルは二人いる?歴史の裏側に隠された真実とは?)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-02-13 16:49:15
120226文字
会話率:32%
ある王国では住める国民の人数が決まっており
1人生まれると国民の誰か1人を間引かなくてはいけなかった。
その選別を任された王子はある日疑問に思い王様と妃に抗議する。
王様から語られるこの王国の成り立ちとは・・・
最終更新:2019-01-30 06:00:00
2530文字
会話率:11%
個性的な仲間たちと古代の船に乗り、与えられた使命を果たすため「旅」に出る。
主な同行者は美少女二人、武人で戦略家の船長と部下の船乗りたち。
だが、時代は十世紀の初め(平安時代中期)で、舞台は東シナ海と周辺の国や島々だ。
航海の出
発点は、鹿児島県の奄美群島の一つ徳之島――。
そこに小さな王国「トカム(度感)」があった。
異世界に転がり込んだ当初から、命の危険にさらされるような出来事が続き、憔悴気味のカイト。
王の館に招かれ、少女たちと引き合わされる。
一人は王の娘、もう一人は、海賊にさらわれてきた南方系の少女だった。
島の暮らしに慣れた頃、王から「沖縄への旅」を依頼される。
王国存続のために必要な「ある物」を受け取ってきて欲しいと言うのだ。
「なぜ僕が?」と思い、断ろうとした。しかし、結果として船に乗ることとなった。
カイトと二人の少女は、それぞれ内面に課題を抱えていた。
旅の過程で、課題と正面から向き合わざるを得なくなる。
「旅」は苦難の連続だった。
海賊、妖魔、怪物、大陸からの侵攻軍などに襲われ、何度も絶体絶命のピンチに陥る。
その度に「旅の仲間たち」は力を合わせ知恵を振り絞って困難を乗り越えていく。
《一章》「トカム王国」の暮らし。奄美航路
・王国の成り立ちを知る。海賊の襲撃を受け、海の亡霊や妖怪と遭遇する。
《二章》沖縄本島での海戦。「聖地」へ向けての旅
・海賊と正面から激突。ある部族の村へ行き、「聖なる山」を目指すことになる。
《三章》現代の東京へ時間旅行。少女たちと散策
・「聖地」から「浅草寺」へ。あるカミ神)と出会い、上野で花見を楽しむ。
《四章》「斎場御嶽」の巫女集団。防衛体制の構築。
・沖縄へ転移し、巫女たちに迎えられる。大陸からの侵攻を知り、味方を集めて砦を築く。
《五章》「首里」の砦での防衛戦。妖術、邪神の襲来
・沖縄を生活の場とする者たちが集結。大陸からの侵略軍と戦うが、追いつめられる。
《六章》「ケラマ諸島」での海戦。ラスボスとの一騎打ち
・起死回生の反撃に出る。しかし、巨大な邪神が現れ、味方の船団は壊滅した。だが……。
《七章》「羽衣伝説」と琉球国へ道。その後のカイトは?
・「旅の仲間」たちは、夢の実現へ。現代に戻ったカイトが、学校で考えたこと。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-25 17:11:38
266034文字
会話率:19%