目が覚めた時、オレには親がおらずイタチ族の勇者として世界樹に預けられていた。
ここは”想いが力をもつ大地“ネズミ・イタチ・カエル・インコ・トカゲ・リスといった人間と話せる動物たちが”言葉ある種族“として暮らしている。
”勇者“の役割は、
魔力によって心を蝕まれ”魔王“となってしまった生き物から皆を守る事ではあるが、ここではそれ以前に自然そのものが脅威である。
例えば自分の顔くらいのスズメバチやバッタが集団で襲い掛かってきたり、精霊の戯れで命を落とす事もあれば、ナマズや鯉に一呑みにされかけることもままある。
特に猛禽類は恐ろしく、トンビや鷹は炎は吐けぬ物の、その巨体とするどい爪でドラゴンと縄張り争いをしている。
キツネやタヌキなどの肉食動物すらも自分たちの背丈より大きく、熊や猪といった大型獣はもはや巨人と同レベルの存在、陶器の巨人の頭がクマに引き裂かれ地面に転がっている事もある。
そんな不思議な少し危険な世界で、オレは人々を守る勇者となった、ゆえにオレは世界を変える。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-15 12:20:42
10841文字
会話率:48%
“守護精霊”と呼ばれる人を守る精霊が存在する世界。
この世界の人々には、一人に必ず一体は“守護精霊”がつく。
―――ただ、その精霊をどう扱うかは人それぞれ。
多くの人々は、守護精霊を自身の手足のように扱う。
壊れれば、新しい精霊を召喚す
ればいい。
精霊が使い捨てられるのが当たり前の世界で、その哀れな魂を拾い集める者がいた。
「そう、それがこの私。どうも、ヨウです」
あ、ちょっと黙っててもらってもいいですか?
ヨウ)「え、私が主役―――」
今、そういうの求めてないんで。
ヨウ)「…………」
コホン。
雰囲気が崩れてしまったが、彼女が精霊の魂を集める変人。
何を思って集めているのかは不明だが、何やら理由がありそう。
その隣には、美貌の男性。
肌は陶磁器のように白く、スカイブルーの髪は透き通っている。
瞳は猛禽類のようで、蜜のように美しい琥珀色。
ヨウ)「え、ハイトの説明だけ熱量すごくない?私は?」
ハイト)「…………」
彼はこの世界に巣食う“貪食の黒”と呼ばれる化け物を狩る者。
“貪食の黒”はその名の通り、ドロドロとした黒い化け物。
原型はなく、唯一あるのは巨大な口に生える無数のキバ。
万物を飲み込んでいく姿から、“貪食”の名がつけられた。
これは、“貪食の黒”をきっかけに出会った二人が、それぞれの望みを叶えるためにもがく物語。
ヨウ)「そうです、私が主役の物語!」
ハイト)「うるせぇ」
……主役のせいで、この物語はコメディになりそうだ。
ヨウ)「私がモッテモテのハーレムで酒池肉林の物語だよ!」
虚偽の発言は控えて下さい。
ハイト)「…………は?」
ヨウ)「え、なんでキレてるの?」
ハイト)「おい、相手の男に会わせろ」
ヨウ)「え”」
……おやおや?これはもしかすると?
二人の関係も、なかなか面白そうだ。
ラブでコメディな物語を期待できるかもしれない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-20 00:59:53
10517文字
会話率:30%
【下書き済み、28話で完結します。】
中世ヨーロッパ?のような雰囲気の、洋風ファンタジーです。お仕事がメインの内容になります。
……とはいえ、壮大なお話ではなく日常系なので、冒険やバトル・戦記も全くありません(汗) オリジナル設定が濃
いめの作品です。
食器や家具等、身近な物を修復する魔術が使用できる一族の女の子(19歳)を中心に、お話が進みます。
人語を話せる猫(使い魔)と、使役主が違う鳥も出てきます! ですが、使い魔たちは派手で目立つようなお仕事はしていません……。
あと、宰相補佐官のイケメン魔術士(24歳)も登場しますが、恋愛要素は控えめです。
もし良かったら、読んでみてくださいね♪
カクヨム様にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-19 17:55:45
50828文字
会話率:25%
すでに夜の闇がすべてを支配していた。
ちらちらとまたたく星と青白い月の光だけがこの世界を見下ろしている。
小さく打ち寄せる波が湖面で星と月の光を反射していた。
海とも思えるほどの巨大な湖を一望する摩天楼が闇を突き刺し立ち上がっている。
これほどまでの高層建築物はかつてなかった。
最上階にはかなげな灯火のまたたき…
低く小さくはあったが、その声は朗々と板敷きの広間全体にしみわたる。
広間の壁面に灯火が揺れ、板敷きの四方にある雪洞が明暗をくっきりとさせていた。
人間五十年
下天のうちを
くらぶれば
夢まぼろしの如くなり…
敦盛の一節を謡いつつ舞う男。
見事な銀の総髪。高く結い上げたもとどり。
鼻筋が通り引き締った口元は、見様によっては酷薄とも思われがちな薄い唇。
獲物を狙う猛禽類の如き爛々とした眼光の先になにがあるのか…
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-06 09:39:15
20810文字
会話率:58%
魔術師ギルドの受付嬢であるミルティアは成人したにもかかわらず幼い容姿でギルドのマスコット的存在。そんな彼女の憧れの存在、ギルド長は呪いによりフクロウの姿になってしまう。その呪いを解くのは『真実の愛』だけ。……のはずが『事故ちゅー』で呪いは解
けてしまう。
イケオジモフモフ猛禽類ヒーロー×ギルド受付嬢ヒロイン
ヒーローの溺愛はヒロインの恋よりとても多い。ハッピーエンドに至る予定のジレジレラブファンタジー折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-20 06:43:57
6132文字
会話率:39%
その世界には「ミセリア」と呼ばれる怪物がいた。
人間の手によって生み出されたそれの目的は「人間を殺す」こと。
その目的のために生み出された哀れな存在であった。
主人公のリヒトもまた怪物である。
彼の容姿は上半身が狼、両腕がオオトカゲ、下半身
が猛禽類と俗に言うキメラの格好をしており、彼に与えられた使命もまた人間を殺すことであった。
故に、人間と怪物との間には深い対立の溝が存在していた。
そんな中、リヒトは物語の本に登場する騎士に憧れる。
産みの親である研究者達からはその憧れに疎ましく感じるものも多かったが、ただ一人リヒトが唯一「兄」と慕う少年のおかげで夢を抱き続けることが出来た。
そんな時、リヒトの住む研究所で謎の爆発が起き、それに乗じて逃げ出したリヒトは地上の世界で数年の時を過ごす。
そして、16歳となったある日彼が数年過ごした孤児院で一緒に過ごしたアルナという少女とともに怪物が騎士になるための旅を始める。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-28 22:22:35
116907文字
会話率:21%
私は、とある姫様のペットである鷹。
一人きりで城の塔に閉じ込められている姫様にとって私は唯一の友達だった。
なんとか姫様をお支えしたい。それが私の願いであり夢である。
そんなある日、姫様がたまたま出席したパーティーで隣国の王子に恋をした。
彼にまた会いたいと夢見る姫様。しかしそれは誰にも許されなかった。
それでも姫様は諦め切れず、王子へ手紙を書く。それを見ていた私は居た堪れなくなった。
……私が姫様の恋路を応援したい。
そう思った私は、王子の元へ手紙を届けるため、城を飛び立つのだった。
※この作品は『設定投げて! 企画』参加作品です。猫じゃらし様のイラストを元にして書かせていただきました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-07 05:26:38
5500文字
会話率:15%
渓谷の小国、ファーロウの姫は鷹匠である。
雛のころから育てた雄の鷹に「ウィダルグ」と名付け、それは見事に馴らしていた。
ところが、国の成り立ちや王家の紋に用いられる国鳥を縁に、なぜか隣国の皇帝から武力行使まがいな求婚を受けるはめに。
愚
かと評判の若い皇帝は、みずからが率いる軍を国境地帯に展開させ、「明後日の夜明けに花嫁姿の姫差し出すように」と最終通告してくる始末。
王も王妃も、宰相もその子息も悲壮な覚悟で戦にそなえていた。
そのとき、姫がとった行動は──?
※冒頭シーンのイメージとして、猫じゃらしさま(ユーザID:1694034)のフリーイラストを使わせていただきました。
※ややラブコメ。ハッピーエンドのじれもだです。
シリアスなのは最初だけと思し召しください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-01 05:00:00
7200文字
会話率:42%
空を見上げることが趣味だった。
「鳥になりたい」が子供の頃の夢だった。
だから空を目指す。
悠々と空を旋回する、あの猛禽類のように空を独り占めするために。
最終更新:2021-11-03 02:27:14
24710文字
会話率:36%
恋に恋をしていた青年は小動物に見せかけた猛禽類の彼女に見事食われました。
というのが私の前世の話。
なぜか女性に生まれ変わった現在、明らかに彼女と思しき同級生のイケメンが爽やかな顔を貼り付けて今日も私に好きですと言ってくる。
前世女→来世
男と前世男→来世女のラブコメものです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-22 13:13:27
9402文字
会話率:56%
俺には、歳の離れた妹がいる。俗に言ういやいや期だろうか。年々、わがままになってる気もする。両親が忙しく、俺が見るしかないから、見てきたけど、俺、まだ中1だ。妹に振り回される苦労兄、猿渡理世。
野生の勘なら、誰よりも強い妹、猿渡理世。
理世の
幼馴染みで将来を誓う小さなナイト、音無響。
保育園に迎えに行っただけなのに!異世界転移!?やめなさい!!よく見ろ!!それは猛禽類だよ!バカ!犬じゃない!蜥蜴じゃない!ドラコンだ!!
妹に振り回されるのか!!折角の異世界なのに!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-29 14:00:00
8934文字
会話率:43%
ある日突然自宅が異世界とつながってしまった。
異世界から来た少年を匿い、「現代社会」で生活するうちに、そんなつもりは一切ないのに、なぜか少年からプロポーズされることに!?
こんなおばさんじゃなくて綺麗なお嬢さんと結婚してね。
※大前提とし
て「完結するかわかりません」未完として終わる可能性が高いです。ご注意ください。
(書きたいところだけ書いていくつもりなので時系列もばらばらになるかもです)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-14 14:19:41
5129文字
会話率:24%
「私、レイといい仲なの。だから、ニコルさん、彼と別れてくれない?」
十センチはあるヒールを履いたエリカは、勝ち誇った顔でニコルを見下ろした。──婚約者を狙う猛禽類女に、思い知らせてやるお話。
最終更新:2021-02-17 16:14:22
5993文字
会話率:28%
【掌編】
まさかの猛禽類・恋愛短編小説、ホー。
その場所は、恋人たちが出会い、愛をささやく場所。ただしその恋人は、人間ではなくフクロウだった。不思議な世界観で繰り広げられる、恋愛小説です。
最終更新:2019-11-05 19:00:00
3958文字
会話率:26%
リネットはウサギの獣人である。正しくは動物界脊索動物門脊椎動物亜門哺乳綱ウサギ目ウサギ科アナウサギ属アナウサギ。
王都で郵便配達員として働く彼女の前に、見合い相手として現れたのは猛禽類の鳥人だった!
命からがら逃げ帰りほっとしたのも束の間
、仕事先で運命の再会を果たし、彼女は決意する。何とか関わらないように生きて行こうと。
一方、鷲の獣人であるオリヴァーは思った。彼女と結婚しよう――と。
超重量級の愛を持つ鷲男と、彼から逃げたい兎女のラブコメディ。(15話前後で完結予定)
※5/18に色々間違って一度削除してしまいました。まだ読んでくださると言う方はブクマし直していただけると嬉しいです。本当にごめんなさい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-20 00:02:40
21692文字
会話率:46%
冒険者たちが退治した魔物の死骸は、まばゆい宝石に変わるわけでも、光を放ち霧散するわけでもない。
ただそこに肉塊として転がり、やがて朽ちていく。
それを処理するのは、屍肉を食(は)む蛆であり、猛禽類であり、肉食獣であり、土に混じった微生物
であり、そして時にロクショウと呼ばれる職業人たちであった。
※大変遅筆で申し訳ありませんが、なにとぞご容赦下さい。
タイトル変更しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-17 17:35:39
23204文字
会話率:30%
元冒険者が転生したのは鳥!?
鳥って卵産むよね!
何度かやり直せばそのうち最強!?
鳥なのに最強って?でも猛禽類は生態系の頂点の一角でしょ!
最終更新:2018-11-03 22:20:40
14782文字
会話率:0%
正体不明の敵性飛行生命体が突如出現し、それに対抗する人型決戦兵器が戦線に投入された近未来。戦闘機はもはや空戦の花形ではなくなっていた。
前線基地の一つであるハワイのヒッカム空軍基地にて、接近してきた敵性飛行生命体を迎撃すべく警報が鳴り響く
。
しかしスクランブル配置に着いていたのは、主力の人型決戦兵器ではなく、斥候のために虎視眈々と空を見つめる鉄の猛禽類。
元世界最強の制空戦闘機F-22を操るクロウラー隊が、人型決戦兵器が闊歩する空を駆け巡る。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-06-02 12:02:22
11465文字
会話率:50%
とある田舎町の片隅にある猛禽類と爬虫類のいる喫茶店「ラプタイル・カフェ」。三羽と二匹、たまに人間の織りなす日常の物語……。一杯いかがですか?
最終更新:2016-08-20 15:00:00
3758文字
会話率:59%
一人の人間が死んだ。毎秒約2回のペースで起こっているありふれた出来事だ。神様がいたとしても気にも留めなかっただろう。
彼は世界に溶けていく事に対して抗ったが、それもよくある事で数時間か数年永らえた所で大差はない。
しかし、その前に彼は出会
い転生した。
異世界に使い魔として召喚&TS
TS要素薄いのに何故わざわざTSさせたの?って言われそうだが趣味だから折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-05-10 23:45:11
8365文字
会話率:36%