先祖が作った家の人形神が改築によりうっかり放置されたままで、気付いた時には家は没落寸前。
ピンチを救うべく普通の中学2年生、依る(ヨル)が不思議な扉の中へ人形神の相方、姫様を探しに旅立つ。
自分の家を救う為に旅立った筈なのに、古の予言に
巻き込まれ翻弄されていく依る。旅の相方、家猫の朝(アサ)と不思議な喋る石の付いた腕輪と共に扉を巡り旅をするうちに沢山の人と出会っていく。
知ったからには許せない、しかし価値観が違う世界で、正解などあるのだろうか。
特別な能力なんて、持ってない。持っているのは「強い想い」と「想像力」のみ。
悩みながらも「本当のこと」を探し前に進む、ヨルの恋と冒険のお話。
今日も矛盾の中で生きる
全ての人達に癒しを。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-24 05:57:59
5458321文字
会話率:30%
シオン・エイミスは魔法医として生きて人生を終えた。はずだったのに。目が覚めたら若返っていた上に、まさかの少女になっていた!? 両親から送り出されたお茶会で、シオンは逆行前の親友、若くして病で亡くなったクライブ・アッシャー公爵子息の婚約者ロ
ーズマリーと出会う。そういえばクライブはお茶会でローズマリーに一目惚れをして拗らせまくった結果、婚約解消されたのを思い出したシオン。ここはひとつ、親友のために人肌脱いで、ついでに病気も治してやろうと意気込む。シオンの奮闘の結果はいかに!?
「僕の気持ちをめちゃくちゃにしたくせに。……離れるなんて絶対に許せない。どこにもいかせない」
「……へっ?」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 23:52:42
15927文字
会話率:34%
侯爵夫人ミレイナ・エルフォードは、階段から転落し――すべての記憶を失った。
目覚めた先にいたのは、冷たい目をした夫ユリウスと、怯える使用人たち。
どうやら彼女は、仲睦まじい婚約者同士を引き裂き、ユリウスを無理やり自分の夫に据えた“悪女”だ
ったらしい。
執着、嫉妬、策略――誰からも嫌われ、恐れられていた過去。
けれど今の彼女には、その記憶も、理由さえも分からない。
罪悪感に苛まれたミレイナは、夫に離婚を申し出る。
すると、ユリウスは静かに、怒りを滲ませて告げた。
「……は? 離婚? 君がそれを言うのか?
俺を地獄に引きずり込んでおいて? ――そんなの、絶対に許さない」
記憶を失った“元・悪女”と、彼女を許せない夫。
歪んだ関係の果てに待つ未来とは――
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 21:13:43
85386文字
会話率:21%
中学三年生、ぼくは彼女を寝取られた。
彼女寝取られて、悲しいな、では終われない。
ぼくは復讐を決意する。
強くなりたい。なにかがあった時、なにかが出来るように。
許せないことの為に正しく力を振るえる人になりたい。
あの日から
失われてしまった、心から笑える自分を取り戻したいんだ。
キッカケは人それぞれでも、誰もが抱く生きている上で絶対にある山と谷。キッカケは人それぞれで、強くなる方法も人それぞれ。誰もが向き合う物語。
質問です。
君は、なにで強くなる?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 12:37:15
41196文字
会話率:35%
キュンキュンドキドキ学園ファンタジー百合ハーレムラブコメ。
“ヒーロー跡目”の宿命を背負った少女一文字勇希が、隣の席の美少女蘭鳳院麗奈の上から目線のおちょくりちょっかい悪戯になんとか見返し“わからせ”てやろうと奮闘するが……
普通の15
歳の女子高生であった一文字勇希は、兄の死によって、一族の宿命であるヒーロー跡目候補に指名される。
ヒーロー跡目とは、一文字の一族に大昔から代々受け継がれてきた、世界を守り、救い、戦うという宿命を果たす者のことである。
大昔からの決まりで、ヒーロー跡目は “男” でなければならなかった。女子も、ヒーロー跡目になることができたが、18歳までに、“誰もが認める男のヒーロー” にならなければいけないのである。
このヒーロー跡目の宿命を断ったり、逃げたり、失敗したりしたら、大きな呪いがかけられて、破滅するのである。
否応なく、一文字勇希は、宿命を背負うこととなった。
女子である一文字勇希は、転校し、男装して、男子高校生としての、学園生活を始めるのである。
周囲に女子だとバレたら、それで終わり。なんとしても、男として、男のヒーローとして認められなければならない。
男装女子一文字勇希は、ひたすら女子バレを怖れるが、クラスの女子からは、「乙女男子」「美少女なボーイッシュ」としてまとわりつかれ、オモチャにされてしまう。
真の男のヒーローになることを目指す勇希は、必死に男になるための修行をする。
勇希の考えた男になるための修行とは、少年ヒーロー漫画を読み耽り、マンガヒーローの如く振る舞うと言うものである。
平和な学園のクラスでヒーローたらんとする一文字勇希は、トンチンカンな混乱を巻き起こしていく。
隣の席の美少女蘭鳳院麗奈からは、何かと上から目線のおちょくり悪戯にあう。
蘭鳳院を始めとするクラスの女子たちを、なんとしても、見返し“わからせ”てやらねばならない。ヒーローと認めさせてやらねばならない。
一文字勇希の孤高の戦いが始まるのである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 12:01:17
522041文字
会話率:21%
どうしても許せない者がいる。
だが司法によって裁くことができない。
呪いで人を殺す?
諦めかけていた時に司法に代わって密かに処理してくれる存在を知ることになった。
数百年もの間、世の中の裏側で人知れず暗躍する陰陽師の末裔である「のろいにん」
特殊能力を駆使してあなたの「恨み」を確実に叶えてさしあげますと連綿につないでいく物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 09:46:25
156812文字
会話率:5%
ヤッホー!
私、メグミ アイ。
自然豊かな小さな村で暮らしてるの!身の回りにはたくさんの自然を司る妖精さんたちもいるんだよ!
だけど、いきなり自然が凶暴になっちゃった!
誰の仕業なのか分からないけど、こんなの絶対許せない!
いくよ!感情☆
出力!エモーショナルセイバーズ!
『喜怒アイ楽!』折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-22 22:13:32
60387文字
会話率:47%
日本で生を受けて必死に生きてきた田宮空。
血を継いでいるからとヤクザの組長になれと言われて逃げ回ったが外堀を埋められて、自分の大切な人を守れる場所がそこしかないという状態になっていたため継ぐことを決意。
継ぐからには真っ黒なことからは手を
引かせ町を守る自警団にした。
そんなある日のこと、田宮が継いだことで変わった組が許せないという下っ端構成員に裏切られて軍勢を連れて組ごと攻撃される。いつもなら避け切れるものでも徹夜をして始末書を片付けていたことにより判断力が低下。
幹部が狙われていたのを庇って急所をやられてしまった。そのまま意識が戻らず……のはずだったのだが!
次に目を覚ますと田宮は女の子になっていて、しかも聖女とか言われて逃げられないし、仲間に似ている人もいて……どうしていいか分からないんだが⁈というお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-21 22:43:34
90208文字
会話率:44%
「昔、三人の女神に求婚をして殺された、愚かな男がおりました」
そんな昔話に語られる〝愚かな男〟は、百年後、公爵家の三男へと転生する。
『テオドア』と名付けられた彼には、前世と同様に、魔力がなかった。
貴族の家に生まれたからには、魔力は必須
である。
公爵家を取り仕切る第一夫人と異母兄たちは、「魔力無し」が家にいることが許せないらしい。
テオドアは幼い頃から、平民出身の第二夫人である母とともに、公爵家の敷地の隅に建つボロ小屋へ追いやられていた。
この世界には、『神』はいるが、『最高神』がいない。
遥か昔、最高神が消滅したとき、世界は大混乱に陥った。
ゆえに、神々は、自分たちが選び出した人間を〝依代〟とし、今は亡き最高神の権能を譲り渡すことによって、世界の均衡を保っていた。
〝依代〟は、選ばれれば大変な名誉だ。百年に一度、『光の女神』が選んだ五人の少年候補者が、〝依代〟の座を賭けて争う。
だが、〝依代〟候補に選ばれるには、魔力が必須。
魔力の無いテオドアには、関係の無い話だ。
――そのはずだったのに。
何故か『光の女神』に見出され、成り行きで〝依代〟候補者となったテオドアは、さまざまな人と出会い、あらゆる女性(人外含む)と恋愛フラグを立てつつ、心身ともに成長していくこととなる。
これは、「一族の恥」とまで言われて虐げられた転生公爵子息が、成り上がって世界を統べるまでの物語である。
※第一部完結までは毎日更新、その後は隔日更新か曜日固定更新に切り替わる予定です。
※構成では、全四部(+α)になる予定です。
※〝徐々に〟ハーレムです。ハーレムになることは確定しています。
フラグは比較的すぐに立ちますが、それぞれとくっつくまでの過程はじっくり描かせていただきます。お気を長くしてお待ちください。
※カクヨム様にも投稿させていただいております。カクヨム版が先行です。
題名:『最高神の〝依代〟』(副題なし)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-19 23:42:38
817700文字
会話率:35%
酷いことは続くし終わらない。
最終更新:2025-07-19 15:26:57
52334文字
会話率:2%
契約結婚した夫。これは愛のない結婚。
だけど私には、どうしても許せないことがある――。
この一年我慢してきたけれど、もうやめる。
どうして私ばかりが我慢しなければならないのか。
これからは、はっきり言います。
※夫を反省させるお話です。
いくじなし男だったりしますので広い心でお読みいただけると嬉しいです。
短編『夫にアレを奪われた』『私を置いて行くのなら、もうそれで構いません』『一言くらい、言ってほしかった』が元になった連載版です。基本的に単話完結のお話になる予定です。軽く読めます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-14 20:01:26
36766文字
会話率:31%
契約結婚した夫。これは愛のない結婚。だけど私にはどうしても許せないことがある――。
どうして私ばかりが我慢しなければならないのか。あちらは好きにしているのだから、私も好きにする。我慢はやめて、はっきり言います。
最終更新:2025-06-27 20:22:00
3412文字
会話率:41%
大好きな小説の世界に転生したブリアナには、推しキャラがいた。悪役令嬢のセレスティアだ。彼女はブリアナの兄に婚約破棄されることにより、修道院に送られて孤独なまま一生を終える、かわいそうなキャラ。
「そんなこと許せないわ!」
転生した
ブリアナにとって、推しの幸せが第一!
原作で妹に懸想をしていた兄をざまぁして、セレスティアを誰よりも幸せにしてみせる。
そう画策するブリアナだったが、なぜか悪役令嬢の兄であるオーウェンと距離が近くなっていき――?
悪役令嬢のヘタレな兄を振り回したりしながらも、好きなことに全力疾走で暴走するブリアナが、なんやかんや愛される物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-13 23:00:00
8344文字
会話率:34%
私、今日から推し活します!
目が覚めたら――乙女ゲームの世界⁈
しかも私、ヒロイン役に転生してるってどういうこと⁈
……でも、そんなことより大問題。
推しの悪役令嬢クラリーチェ様が、最終章で断罪されてしまう運命だなんて許せない!!
攻
略対象?恋愛ルート?
ノーサンキューです、それより推し活!!
シナリオ通りなんてお断り!
私、今日から全力でクラリーチェ様の名誉を守る非公式広報委員になります!!
私の願いはただ一つ!
推しが幸せであることです!
でもこの世界、なんか様子が変……?
え?二人目のヒロイン参戦⁈ ってどういうこと?
予定調和をぶっ壊せ!
“正しい物語”の外側から、推しを救うオタク魂フルスロットルの異世界転生ファンタジー!
↓ご注意下さい↓
※この作品はメタ発言が大変多いです。
※主人公は悪役令嬢を推していますが、GLではありません。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-12 11:50:00
66645文字
会話率:11%
ただのゲーム好きの会社員の俺。
初めて乙女ゲームをプレイするがドハマリし全ルートを最高難度でクリアするほどやりこんでしまう。
しかしなんだかんだで死んでしまいその先にあったのは乙女ゲームの世界。
完全モブのエドワードとして新しく生を受けた
俺は大人しく静かに家族や街のみんなと暮らそうとするが自分の住む街がいずれ魔物に大規模な襲撃を受ける街だと気づき考えを改める。
早めに対策を立ててもらうために王侯貴族たちが通うフリージア学園への入学を決意する。
必死にお金を貯め、自分を鍛え上げなんとか入学した先にあったのは厳しすぎる『平民いじめ』
そこで俺は堪忍袋の尾が切れた。
名作のストーリーをキャラたちの腐りきった性根のせいで汚されることが許せない。
そんなことになるくらいだったら俺がこの世界に否を突きつけ絶対悪としてこのストーリーをぶっ壊してしまえば良い。
邪魔する者は倍返し、いらつく無能はフルボッコ、頭がお花畑のヒロインとそんなバカ女にしか興味がない最低攻略対象どもはぶっ潰す。
これはそんなモブとその光に惹かれた者たちが織りなす物語──
※カクヨム様でも連載しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-08 07:10:00
182398文字
会話率:35%
そなたとの婚約を破棄する。
人間族の王太子レイブンは、懇親会の場で高らかに宣言した。
静まり返る会場。
人間は嘲笑し、魔族は憤慨する。婚約破棄を突きつけられた皇女アストレアは、王太子には目もくれず、護衛の任に付いているアレンを見つめていた。
人間でありながら、アレンはかつて皇女に仕えていた。自分の元を去って、人間側に戻ったアレンに対し、アストレアは複雑な思いを抱いていた。
※
「王太子が婚約破棄を宣言したので、魔界のご令嬢がお怒りになりました」のアストレア視点です。
ネタバレを含みます折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-03 21:12:12
7376文字
会話率:26%
※残酷 グロテスク 暴力表現が多数あります
苦手な方はお控えください
意識を取り戻した
気がつくと、体は骨になっている
何も思い出せない・・・
ここはどこだ
戦場か
横たわる鎧姿や、剣や槍などが散乱し、血を流し倒れ伏している者が
大勢いる
みすぼらしい男たちが死体から何かをはぎ取っている・・・
奴らは生きている
その瞬間、俺の見る景色は怒りに燃えるように真っ赤に染まった
湧き上がる怒り
体を震わせる衝撃
生きている者が許せない・・・
急速に意識が遠のいていく・・・
暗転していく世界の中で、周囲の音は消え、視界が靄に包まれていく
かろうじて見えたのは、湧き上がる衝動に突き動かされ、男たちに襲い掛かる骨の体だった
意識が戻ると、俺は倒れつくす者たちの前で、真っ赤な液体に染まった骨の手のひらを眺めていた
滴り落ちる血が地面に到達した時、俺は僅かに思い出した
日本という国のことを・・・
・・・
※再度注意ですが、この物語では「生者を憎むアンデット視点」です。
残酷残忍グロテスク暴力殺人など、頻繁に出てきます。
読後、気分が悪くなったら一旦読むことをやめて深呼吸。
落ち着いて生きている事を実感してください。
私からの注意はここまでです。
読むかどうかはあなた次第。
アンデッドの目から見える世界の片鱗が見えるかもしれません・・・折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-25 00:00:00
227817文字
会話率:21%
僕は少女の笑顔を消す存在が許せない。理由はただ一つ僕がロリコンだからだ。僕は幼女や少女を守るために研鑽を続け異能を手にした。僕は怪物に立ち向かう。僕はいつでも小さい女の子の味方だ!これは僕が最高のロリコンを目指して戦う物語だ。
最終更新:2025-06-21 15:18:11
3378文字
会話率:17%
ふとSNSを見ていると、こんなコメントが流れてきた。
――付き合ってるなら、体を渡すのは当たり前。それが嫌なら風俗に行くことを許せ。
その言葉を見る度に、舌打ちしそうになる。
私はそれが許せない、懐の狭〜い女だから振られた。振ってやった。
だから君のお兄ちゃんとは付き合わないよ?
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
上手い回答が出来ない人間なので、感想欄閉じてます。
これは読者様の問題ではなく、私の問題。
詳しく知りたい方は代表作の『作品と作者の注意点』に書いてあります。
注意事項2
浮気とか、風俗とかも、迷惑に入ると思ってるんです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-18 18:11:55
1148文字
会話率:19%
まぁよくある話。『〇〇界隈は全て害悪』。
その言葉を見る度に思うのだ。
『別に全てじゃないよ』って。
ただ一部の害悪な人って、声が馬鹿みたいにデカいからさ。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
上手い回答が出来ない人間なので、感想欄閉じてます。
これは読者様の問題ではなく、私の問題。
詳しく知りたい方は代表作の『作品と作者の注意点』に書いてあります。
注意事項2
なんでも許せる方向け。
もう酷いことしか書いてないんで。
私達の作品って、結構読者に左右されると思うんですよ。
だからこそ、深く読まれない、理解されない、そうして中傷を受けると言うのは、屈辱なんです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-09 18:01:09
1013文字
会話率:20%
流行りジャンルには総じてひとの欲が関わってくる。
だから其れに反した私達の行いというのは、お門違いなのだと思ってしまう。
気持ち悪いね。
天才の謙遜というのは。
本気出して居ないだけというのは。
殺意を覚える程に、気持ち悪いね。
注意事
項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
諭羅の精神がボッキリ行った時の話。
目に入るもの全てがきっと、許せないんだろうな。
開き直って欲しいんだろうな。
謙遜とか要らなんだろうな。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-25 21:31:18
999文字
会話率:24%
頼まれたら断れない性格のぼっち系男子・天ヶ瀬陽太郎はある日の放課後、修羅場に遭遇する。クラス一の美女である神楽坂詩が一条健矢と抱き合っている瞬間――を食い入るように見つめる一条の彼女・杠葉ちとせの後ろ姿を目撃してしまったのだった。
「――ね
え、わたしの復讐、手伝ってよ。キミも同罪だよ」
「いったい何の罪ですか!?」
一条の浮気を許せない杠葉の頼みを断り切れず、二人は復讐作戦を開始する。けれど神楽坂にもなにやら事情があるようで――?
新感覚の復讐系ストーリー! 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-12 19:53:22
253513文字
会話率:38%
私、サフラン・チズム子爵夫人は、イライラしていた。
夫コルマ子爵が、七歳も年下で、しかも既婚女性であるリンデ・ポート公爵夫人の色香に惑わされ、仕事と称しては街ブラなどの外出を繰り返し、彼女とのイチャイチャぶりを私に見せつけてくるからだ。
他所の女とこれ見よがしにイチャつくのはやめてくれ、と言っても、夫は無視する。
「公爵夫人がサロンを開く手伝いをしているだけだから、嫉妬するなよ」と笑う。
学園時代、他にも言い寄る男性がいた中、コルマを夫に選んだのは、自分の領地の特産品がワインだったので、利き酒ができるコルマを婿として迎え入れれば、我が家のさらなる発展が見込めると思ったからだ。
ところが、結婚した途端、「釣った魚に餌はやらない」とばかりに、夫は私に思いやりも愛情も示さなくなった。
さらに夫はますます若い公爵夫人にのめり込み、馬車に同乗して遠出したり、パーティーでは妻である私を無視して、公爵夫人と踊ったりする。
ついに開かれたサロンでは、私ではなく、リンデ公爵夫人と手を繋ぎあって壇上に昇る始末だ。
きっと夫は、私、サフランが嫌がるのを見てみたい、嫉妬して擦り寄って来てもらいたい、と思っているのだろう。
ひょっとしたらリンデ公爵夫人相手にも「妻を愛していますから」などと言って、私たち女性二人が自分を取り合うーーそういう〈モテ男ムーヴ〉を夢見て、悦に入っているのかも。
でもね、それだけ他の女とイチャつくのを見せつけられたら、愛情も枯れ果てるに決まってるでしょ。そんなことも、わかんないの?
見ていなさい。
泣いて後悔して、
「遊びだった、ほんとうに愛してるのはおまえだけ」
って言っても、もう遅い!
※ざまぁ系のストーリーです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-12 12:10:00
17670文字
会話率:13%
孤児院に仲良し三人組がいました。
が、女の子二人に男の子一人だったので、オトコの取り合いとなりました。
その結果、敗れたエリーは残る二人、アメリアとライクを祝福した後、孤児院から出て行きました。
老婦人が現われ、貰われていったのです。
その
老婦人は男爵家のおばあさんで、いきなりエリーは男爵令嬢として豊かな資産を相続できることになったのです。
しかも、かつての恋敵であったアメリアと、その恋人ライクを、二人とも男爵家の従業員に雇い入れ、好き勝手に振る舞い始めました。
連日連夜パーティーに出席して豪華な食事を楽しむエリー。
そんな彼女に、ライクは心が傾き、恋人であるアメリアと疎遠になっていきます。
おまけに、エリーが暗躍して、先輩侍女からアメリアは数々の嫌がらせを受け、男爵家のおばあさんの介護も押し付けられ、挙句、ほかの貴族家の使用人や下男に襲われ、強制的に乱交パーティーに参加させられてしまいます。
男爵令嬢になったことを良いことに、エリーはアメリアに復讐をしていたのです。
案の定、アメリアは苦境に追い込まれてしまいました。
恋人のライクからは淫乱呼ばわりされてフラれるし、頼みの綱だったおばあさんにも死なれてしまいーー。
※ざまぁ系のストーリーです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-16 14:10:00
11609文字
会話率:21%
音楽の王国に、姉妹の可愛いお姫様がいました。
ところが、姉姫は生まれつき口が利けません。
当然、歌も唄えません。
母親である女王は、「出来損ないも良いところだわ」と嫌って、妹姫ばかりを可愛がります。
姉姫は楽器も触らせてもらえず、雑用ばかり
を命じられ、下女部屋で寝起きする生活を強いられてしまいました。
ところが、王宮から漏れ聴こえるハープの音色に魅せられて、音楽に興味を持ち、壊れたハープを手に入れると、熱心に演奏し、多くの聴衆を集めて〈音神姫〉と称されるほどになりました。
母親である女王は、そんな姉姫を利用しようと考えます。
妹姫を表舞台に立たせて、陰で姉姫にハープを弾かせて、「妹姫が演奏した」と思わせようとしたのです。
帝国の皇太子の前でも、同じように演奏させ、結果、妹姫を皇宮に送り込むことに成功しました。
ところが、妹姫はハープを上手に弾けません。
じつは姉姫が演奏していたと知り、皇太子は激怒します。
音楽の女王は、口の利けない「出来損ない」の姉姫が、〈音神姫〉と称されるほどの名演奏家とバレて、皇宮に呼ばれることが許せません。
とうとう刃物を持ち出し、泣き叫ぶのを無視して、姉姫の指を根こそぎ切ってしまいました。
実母による、あまりに酷い仕打ちに、帝国の皇太子のみならず、他の王国のお姫様たちも憤慨しーー。
※ざまぁ系のストーリーです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-09 14:10:00
11488文字
会話率:20%