ピンクのブラウスに黒のスカート、黒いマスクにツインテール。地雷系ファッションに身を包む桜庭メルは、心霊系の動画配信者。撮れ高を求めて心霊スポットに足を運ぶが、なかなか成果は得られない。そんなある日、「連続殺人犯の幽霊が出る」と噂されるトンネ
ルで配信を始めたメルは、本当に連続殺人犯の幽霊と遭遇してしまう。どういう訳かトンネルから出ることもできず、幽霊に追い詰められるメル。絶体絶命の状況で、メルは機転を利かせて幽霊を「殺し返す」ことに成功する。幽霊が殺せることを知ったメルは、その後も様々な心霊スポットへと足を運び、襲い来る悪霊や怪異を次々と殺し返していく。
これは異常な戦闘能力を持つ地雷系動画配信者が、幽霊や怪異を蹂躙する物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-21 18:00:00
811465文字
会話率:56%
公爵令嬢、エリージェ・ソードルは凡庸である。
同い年の者を百名集めれば、せいぜい二、三十位ぐらいの素質しかない。
優れた機転も、奇抜な発想力も、正確無比の記憶力も、無い。
希にみる初期魔力量も、目を見張る魔術適正も、高い運動能力も、
無い。
毎年学園を訪れては卒業していく、”そこそこ”優秀な令嬢にすぎないのだ。
だが、誰もエリージェ・ソードルの凶行を止められなかった。
英才教育を受けていた次期王太子も、
剣の天才である伯爵子息も、
魔術の奇才児も、
異国の王子も……。
誰一人として、この女を止められなかった。
だから、この女は完成させた。
楽園を、愛した男達が離れていくことのない――楽園を完成させた。
だが、それもこの女に以前仕えていた使用人らの登場で崩壊することとなる。
そして、元護衛騎士の男に心臓を刺し貫かれて、この女、エリージェ・ソードルは死んだ……はずだった。
ところがである。
この女、気がつくと六年前の自邸にいた。
この女、エリージェ・ソードルは現実主義者である。
正確には、自身が理解できる範囲で物事を考える。
故にこの女、過去に戻ったこの現象を放置する。
だが、そのかわりに前回、公爵代理としてぶつかった難問を、徹底的に改善し始めて……。
――
凡庸な女、公爵令嬢エリージェ・ソードルが、恐るべきと形容すべき目的意識で身につけた魔力と”改善”をひっさげ、国のため、公爵領のため、領民のため、使用人のため、愛すべき人の為にがんがん突き進む。
そんなお話です。
この女、基本的に貴族主義です。
この女、基本的に論破とか説得とかしません。
多くの場合、地位や暴力で解決します。
そしてこの女、基本的に自重はしません。
胸くそ描写が多数含まれていますが、基本的にざまぁ、とセットです。
○設定集を作りました。(人物名一覧等)
https://ncode.syosetu.com/n0885gl/
2021/03/14 三回ほど連日投稿を行います。
2021/02/28 余りにもお待たせしすぎるのもあれなので、中途半端な所までになりますが、二回ほど連日投稿を行います。
2021/01/19 一回のみ追加投稿しました。
2021/01/12 三回ほど連日投稿を行います。
アルファポリスにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-21 07:30:00
559713文字
会話率:19%
─ Now, Crush the predicament─
さあ窮地に陥った時にこそみせよ
☆衝動の天使達シリーズ第3章開幕☆
前触れもなくテキサスの地で米陸軍に襲いかかったゲラセンの悪魔。同時期、世界規模のバイオ・テロが欧
州で火の手を上げる。即戦力で対応する民間軍事企業特殊部隊を指揮するマリア・ガーランドに狙物理法則を捻曲(ねじま)げる魔の手が迫り、その混乱に攻撃的なマスメディアの包囲網が。極限に翻弄される女指揮の窮地についに空を火炎に染める大規模空中戦へとスターズ・No1パイロットのビクが巻き込まれてゆく。押し寄せる雪崩の如(ごと)き災厄に人と異なる理(ことわり)で突っ走るM・Gは機転と強靭さが試され乗り切れるのか。
☆前章─戦いの原則─から格段にヒートアップ!
☆これは過酷な定めに健気にも挑み続けるマリーの苦悩と愛情、そして彼女に関わる激情の行動で未曾有宇の困難を乗り越えてゆく人々の物語。
☆ミリタリー・クライム・スリラー・SF・ローファンタジー。ダークでバイオレンスでありながらハート・ウォームな圧倒的な情報量で展開する複雑なストーリー凶器狂乱の絶対世界。
★当作品は毎週木曜日夜の更新です。予告なく変更致します場合もございます。
★当作品に登場する団体および個人は実在するいかなるものとも関係はございません。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-20 21:03:52
771698文字
会話率:1%
「昔、三人の女神に求婚をして殺された、愚かな男がおりました」
そんな昔話に語られる〝愚かな男〟は、百年後、公爵家の三男へと転生する。
『テオドア』と名付けられた彼には、前世と同様に、魔力がなかった。
貴族の家に生まれたからには、魔力は必須
である。
公爵家を取り仕切る第一夫人と異母兄たちは、「魔力無し」が家にいることが許せないらしい。
テオドアは幼い頃から、平民出身の第二夫人である母とともに、公爵家の敷地の隅に建つボロ小屋へ追いやられていた。
この世界には、『神』はいるが、『最高神』がいない。
遥か昔、最高神が消滅したとき、世界は大混乱に陥った。
ゆえに、神々は、自分たちが選び出した人間を〝依代〟とし、今は亡き最高神の権能を譲り渡すことによって、世界の均衡を保っていた。
〝依代〟は、選ばれれば大変な名誉だ。百年に一度、『光の女神』が選んだ五人の少年候補者が、〝依代〟の座を賭けて争う。
だが、〝依代〟候補に選ばれるには、魔力が必須。
魔力の無いテオドアには、関係の無い話だ。
――そのはずだったのに。
何故か『光の女神』に見出され、成り行きで〝依代〟候補者となったテオドアは、さまざまな人と出会い、あらゆる女性(人外含む)と恋愛フラグを立てつつ、心身ともに成長していくこととなる。
これは、「一族の恥」とまで言われて虐げられた転生公爵子息が、成り上がって世界を統べるまでの物語である。
※第一部完結までは毎日更新、その後は隔日更新か曜日固定更新に切り替わる予定です。
※構成では、全四部(+α)になる予定です。
※〝徐々に〟ハーレムです。ハーレムになることは確定しています。
フラグは比較的すぐに立ちますが、それぞれとくっつくまでの過程はじっくり描かせていただきます。お気を長くしてお待ちください。
※カクヨム様にも投稿させていただいております。カクヨム版が先行です。
題名:『最高神の〝依代〟』(副題なし)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-20 20:14:54
374368文字
会話率:34%
大学の文芸サークルに所属する藤家周也は、夏休みを利用して友人達とともに川遊びに出かけていた。
4人は川に浮かべたボートに乗り、のんびりと佇んでいた。
周也は川岸の岩肌を眺めながら、遥か昔、中国北宋の詩人蘇軾に思いを馳せて、赤壁の戦いが
見たいと呟く。
それから少しして突如大雨が降り出し、周囲に濃霧が立ち込めた。
慌てて岸に戻ろうとした4人だが、みな突然意識を失ってしまった。
目を覚ますと、4人は見知らぬ草原に、覚えのない格好をして寝転がっていた。
目が覚めた周也が当たりを散策していると、友人のひとりが姿を消していた。
パニックに陥った周也は現実逃避のために小川で釣りを始め、そこへたまたま通りかかった異世界の住民であり、小国「シーウ」の王であるサイハクと出会う。
周也はとっさの機転で、サイハクに取り入り、師として養われることとなった。
現世の名を捨て、周也は自らが敬愛する三国志周瑜の通称、「周郎」と名乗り、異世界へ迷い込んだ仲間達とともに故事の知識を活かして生き抜く。
アルファポリスからの転載です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-19 22:00:02
143569文字
会話率:41%
2年前に旦那を事故で亡くし、シングルマザーとなった私は、ある日息子とともに異世界に召喚された。
私達を召喚した人間達は、息子を勇者と呼び、復活した魔王と戦わせようとしていた。
まだ中学1年生の息子を魔物と戦わせるなんてとんでもない!と奮闘し
たところ、邪魔者扱いされた私は、たった一人で魔物の巣窟に置き去りにされる。
死を覚悟した何の力もない私を助けてくれたのは、人間の敵であるはずの魔物たち。
一緒に過ごしていくうちに情も芽生えたけれど、平和な日々は長くは続かない。
数々の試練に対抗できる自分の武器は、料理の腕と機転を利かせることだけ。
息子に会うまでは死ねない!と、日々奮闘しているうちに、いつしか私は魔王軍の幹部になってしまった。
そんな訳で、感動の親子の再会は、戦場で敵同士となる事に・・・
何でこんな事になった?責任者でてこい!大事な一人息子、絶対無事に取り返してみせます!
アラフォーおばさんの反撃が、今ここに始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-19 19:48:56
1146881文字
会話率:46%
魔法高等学校に入学した魔法士アルト・シュナイドは、同じく新入生である少女エミリーが男子上級生に襲われている現場に遭遇した。嫌がるエミリーを無理矢理物陰に連れ込もうとする上級生を止めるべく、アルトは間に割って入って説得を試みるも、邪魔されて
激怒した上級生は攻撃魔法を繰り出したのである。
しかし、アルトは魔法士の中でも最上級の才覚を持つS級で、上級生の魔法を簡単に打ち消して反撃し、一瞬にして相手を気絶させる事に成功した。
だが、この一件は学校内で権力を握る令嬢系生徒会長リンザローテに目撃されていて、無許可で魔法を行使したとして追放処分を言い渡されてしまう。当事者であるエミリーからの必死の訴えも虚しく、校則違反だと取り合わないリンザローテだが、アルトは機転によって校長の手助けを取り付けて一時的に退学は保留となり、処分が完全に撤回されるようリンザローテに改めて立ち向かう決意をするのであった。
S級ならば別に学校に通う必要は無いのではとも思うが、胸の内に秘めたとある夢と目標、そして約束のためにも退学になるわけにはいかないのだ。
が、リンザローテとの因縁など序の口で、闇魔法士と呼ばれる無法者の襲撃に遭ったり、暴走する魔法生物に襲われたりと、波乱万丈な学校生活が待ち受けているのであった……
果たして、アルトは無事に学校を卒業して夢へと近づけるのか? そして、彼を取り巻く恋愛事情の行く末はいかに…?
これは、一人のS級魔法士を中心とした学校系魔法ファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-19 13:14:08
405975文字
会話率:53%
何もかも上手くいかなかった男と13歳の伯爵令嬢が、機転とハッタリを頼りに、激変する異世界を舞台に、違法(?)ビジネスで成り上がる物語。
勇者トシヒコ一行が魔王を倒した6年後の世界──。
現代日本から転生した彼らによってもたらされた平
和な社会。街道は舗装され、電灯が夜を照らす。新しい技術によって、起こりつつある社会の分断。世界を変えた勇者と、信仰を守りたい法王。異なる価値観の対立は、やがて振興の独裁国家をも巻き込んだ、大きな争いとなっていく。
※チート能力なし、戦闘スキルなしの主人公が、知恵と工夫と口八丁によるコネで、鬼畜な令嬢と共に、チート能力者が支配する異世界で成り上がる物語です。
自作イラスト、ギャグ・パロディ、食べ物描写多めです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-18 08:11:31
1368763文字
会話率:36%
世界は、白と黒に分たれている。
それぞれ文化が独立した、数多の世界を包括する"白の世界"。
混沌とした荒廃と、砕けた鏡の大地が何処までも続く"黒の世界"。
白の世界に生きる者達が抱えた負の感情は、
黒の世界で新たに生を受ける。生まれた命はやがて"鏡像"と呼ばれた。
白の世界の者達は、ヒトの心の汚い部分から生まれた"偽物"の鏡像を忌み嫌う。
鏡像はそんな"本物"達と白の世界そのものを怨望し、羨望し、渇望し、鏡を通して白と黒の境界を超えてヒトを喰らう。
白の世界を守る種族・守護者として生を受けたシリスとヴェルの双子の姉弟は、見習いとしての最終任務を命じられた。
外の世界での簡単な視察任務。それを終えて、初めて見習いは正式に守護者を名乗ることができる。
任じられたのは平和な街。
鏡像はまだ少なく、ヒト同士の争いもない。未熟な見習いには格好の任地。
期限は3日。
快活だが、向こう見ずで体が先に動く姉。
横着だが、勘が良く機転の効く弟。
お互いを補い合うことは誰よりも自信がある。
だからきっと、今回の任務も大きなトラブルもなく終わりを迎える
はず、だった───。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-16 12:02:56
257111文字
会話率:43%
「お兄ちゃんが、世界で一番!」
「亜美は、世界で一番かわいい妹だ!」
巷で有名な、超ブラコン、超シスコン兄妹の佐藤一家。それを指摘されようが、そんなこと、お構いなし。
熱々、ラブラブ(?)で、二人の日常は、佐藤兄妹だけで安泰なのだ。
それなのに、亜美の大事な大事な兄が帰ってこない!?
心配で夜も眠れない亜美の前に現れた謎の金髪青年。勝手に家に忍び込んできて、亜美に告げる事実が、兄の晃一がAnti-terrorist(アンチ・テロリスト)のエージェント?!
一体、どうなっているの?!
秘密結社のエージェント。テロリストに誘拐・監禁。身の危険が迫っていて。
そんなの亜美には関係ない。
誰も助けてくれないのなら、亜美が絶対に大好きな兄を救出する!
真冬のアラスカ、ロシアにドイツ。世界を跨いで、兄の救出に大活躍(ドタバタ劇)。亜美の行く場所全てで、事件発生。亜美の機転と、負けずのど根性で、テロリストもなんのその。
お兄ちゃん、待っててね! 亜美が必ず助けるから
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-15 12:00:00
99657文字
会話率:33%
アイラ――自由奔放で、性格が強く、口も(少々)うるさくて、怖いもの知らずの、なかなか――豪快な気性である。
全国でも有名な超進学校に転入してきて、素性も経歴も明かさず、ただ名前だけを口にして、何か裏のありそうな、なんだか謎の少女だった
。
その学校で知り合った男友達(?)菊川(きくかわ)龍之介(りゅうのすけ)(素直で快活、腕っぷしは先祖直伝)と藤波(ふじなみ)廉(れん)(冷静沈着、淡々男)の二人を巻き込んで、全く対照的なその3人が揃い、一人は意図的に、そして偶然に――学園の裏で繰り広げられている危ない事件に遭遇していく。
危ない事件に首を突っ込んでも、怖いもの知らず。
「かかって来るなら、かかって来い!」――とのアイラの側に廉がつけられることとなってしまった。
そしてその廉を引き連れて、更に危ないことに首を突っ込んでいくアイラ。
なのに、何も知らされていないはずの龍之介まで、事件に巻き込まれることになって、平穏だった学園生活がなんだかハチャメチャになってしまったのだろうか……。
アイラに振り回されて、その性格に翻弄されて、その行動に巻き込まれて。
それでも、性格も行動も違う3人が揃い、アイラの機転に、廉と龍之介の手助けも借りて、事件の解決に望む3人は、やっぱりやらねば――と全力投球!
そんなアイラの周囲のもにぎやかで、誰がアイラを手にするのか?
振り回される龍之介と廉、そして、賑やかなアイラの“一族”も出て来て、ありふれた平穏無事と日常から離れて、ちょっとスパイスなアドベンチャーを、「やっぱりやらねば」ね?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-21 12:00:00
495123文字
会話率:57%
この短編は、架空の王国とその周辺地域を舞台に、王権を覆す革命計画に参加する青年が、王政側に捕えられ、拷問を受ける物語です。「残酷シーン有り」と判断し、R15としましたが、最も残酷な拷問は、実際には行われません。責める役人が、脅し文句として語
るだけです(聞くだけでもゾッとしますが…)。
青年が受ける暴力と拷問、身体へのダメージを詳しく描いていますが、「残酷」だけの小説ではありません。苦痛と恐怖、絶望にさいなまれながら葛藤する青年の心情を丁寧に描きました。それでも故郷のため、仲間のために耐え忍び、極限状態の中でも機転をきかせて目的を達成しようとする強さと健気さ、そして、折れそうな心の本音と、父親の前で見せる子どもらしさに触れ、あなたもきっと この15歳の青年を愛おしいと感じることでしょう。
愛情あふれる父親と交わされる親子の情、思い・思われる仲間との強い繋がりが、悲劇の中にも温かく浮かび上がり、泣けます! 筆者自身も、毎日推敲し、声に出して読み返しながら、何度でも、何度でも、心地良い涙を流しております。
そして最後には救いも…、希望も…???
…きっと少しだけ明るい気持ちで読み終えていただけると思います。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-04 23:15:54
20786文字
会話率:36%
西洋技術に通じている大国、肥前国の姫である鍋島伊織に結婚を申し込んだ青年がいた。彼の名は松平信康。将軍の従兄弟であり、将軍の妹・令子を正妻に持つ男だ。
結婚に興味が無い伊織は機械いじりが出来るならとあっさり承諾するが、側室の存在を快く思
わない令子は伊織のみの入城しか許さなく、伊織に付いてきた肥前国の家臣達を帰らせてしまう。
ーー大奥は女の園。
一国の主人である信康でも手助けは出来ない。嫌がらせを続ける令子から伊織を守るため、ある事件で罪人となった元姫とその家臣三人を付き人にする。
心を閉ざした少女・ミツハ。女装が得意な少年・しぶき。腹黒策士の青年・渓谷。自由闊達な初老・厳。この四人を味方につけた伊織は持ち前の明るさと機転を利かせ難局を乗り切っていくが……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-30 21:06:29
29849文字
会話率:42%
婚約者の王太子に裏切られた侯爵令嬢のカロリーナは、処刑される寸前だった。王宮の冷たい廊下を、兵士に引きずられながら連れて行かれる。必死に抵抗するカロリーナは、怒りの感情が頂点に達しその状況から逃れるためか前世の記憶を思い出した。なんとか危機
一髪で処刑を回避したが、身一つで王宮から追い出され下町での生活を送ることに……。機転を利かせたカロリーナは、修道院に身を寄せる。そこで地味な暮らしに馴染むも、元の人格であった悪女であるカロリーナの感情が心の中でくすぶり続ける。このまま平民として生きていきたくないと心を新たにし、王太子妃の座に返り咲いてやると決心する。前世の記憶を取り戻しひたむきで思いやりのある性格に変化した侯爵令嬢が、悪女としての自分も抱えながら下町からやり直し自分の力で元の地位に返り咲く。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-26 12:10:00
150700文字
会話率:41%
北海道、札幌市。
見知らぬ人の葬式に遺族のふりをして紛れ込む〈葬式ゲーム〉が趣味の青年・環波春は運悪くその行為を見咎められ、窮地に陥る。しかし、そこに偶然居合わせた女子高校生・榎本翠の機転によって春は危機を救われる。翠は小児がんの治療を受け
る子どもたちのボランティアをしているという。
少々歪な出会いをきっかけにして二人の距離は近づいていくが、春と翠は互いに秘密を抱えていて……。
街を脅かす連続殺人事件、春の秘密、そして翠の願いが絡み合うとき、物語が動き出す。
これはどこか変わった「君」と歪んだ「僕」の、たった三ヶ月の恋愛小説。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-06 22:01:03
39316文字
会話率:41%
一目でわかるあらすじ:異世界転移して不遇職っぽいけど頑張る話
ちょっと深めのあらすじ:異世界転移したが、不遇職っぽいものを引き当ててしまった主人公。機転を利かせ、頑張るうちに、スキル・職業が進化するも、周りには見下される。しかし、勇者となっ
た幼馴染と、ともに頑張っていく話。
残酷な描写あり・R15は保険です。出てこないかもしれません。
つたない文章でも大目に見てください。ビシバシ指導をお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-14 18:00:00
66015文字
会話率:49%
閻魔の判決・第三話
今回の閻魔の緊急出動先は江戸の商家だった。その家の死んだ少女がサルに変身して獄卒を撃退したという。それはありえんだろうと思いつつ急行すると、商家の息子が誘拐されたのがことの発端だった。浮世絵にも名を遺す美女の一人が誘拐
犯だった。少女は勇猛果敢に犯罪者に挑み、息子を救出するも、屋根の下敷きとなり死んだのだ。だが機転がきく上にすばしっこい彼女は、こともあろうに閻魔の仕事道具をかすめ取り閻魔の判決を待たず、自分で自分の運命を変えてしまったのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-14 00:47:54
5254文字
会話率:65%
美少女系育成シュミレーションRPGの世界のヒロインの一人に転生したイリス。
貴族の家に生まれるも、魔力がない、両親に似ていないなどの理由により16歳まで軟禁されて一人の乳母の手によって育てられる。
そんなイリスに転機が訪れたのは、継母
が待望の嫡男を生んだことだった。不要になったイリスを殺そうとする父。金に目の眩んだ父の侍従の手によって奴隷として売られてしまう。
「私は誰の奴隷にもならないわ」
イリスの隠された能力と機転によって難を逃れるが……。
イリスの恋と冒険の物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-07 18:00:00
75382文字
会話率:50%
都会に憧れて上京した佐々木咲。唯一の趣味は自炊。特技なし。ある日、見習い召喚士が間違えて異世界に咲を召喚してしまった。間違えたものは仕方がないと元の世界に戻るようお願いするも、なんとそれは叶わぬ願いだった。運動音痴で機転が効く訳でもない咲は
、魔物蔓延る混沌とした世界で生き残る事は出来るのか!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-04 00:56:38
174432文字
会話率:33%
カルチャーセンターに勤務する紺野瞳 (こんのひとみ)は、友人の上原美花 (うえはらみか)に誘われお見合いパーティーに参加したが、結果は惨敗。会場を後にすると、今度は気のない相手にしつこくつきまとわれ困惑していた。しかし、仕事でホテルを訪れ
ていたSコーポレーションの社長・桜井雅紀 (さくらいまさき)と、その秘書である堤真理子 (つつみまりこ)の機転によって難を逃れることが出来たのだった。後日、偶然にも桜井と再会。年の差があるにもかかわらず、瞳は桜井に惹かれ仲を深めていく。すると、桜井に密かに思いを寄せていた真理子は、二人の仲を引き裂こうと策略を企てるようになり……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-01 18:00:00
46072文字
会話率:57%
第一王女タムタムは、兄のマラケシュ、妹のヤムヤム、侍女のシャナなどと、のびのびと王宮ライフを送っていた。しかし、隣国の陰謀により、タムタムはすべてを失ってしまう。タムタムは持ち前の魔法の才能と少しの機転を生かして、冒険者を目指す旅に出る。
最終更新:2024-01-31 19:53:01
16393文字
会話率:61%