私、アルキオーネ・アルマクには前世の記憶がある。
この世界は『学院の赤い月』というロマンスファンタジーの世界で、私はマイア・タランチェ子爵令嬢とこの国の第一皇子であるレジナルド殿下の恋路を邪魔をしようとして、作品のラスボスである、第二皇
子リオン殿下に十六歳で殺されてしまう役回り。
二人の恋路を邪魔せず、原作を回避しようとしていた私だけれど。
兄、ダビーの親友であるリオン殿下の依頼で、リオン殿下の住む椿宮の横領事件を探ることになり──
※主人公は例によって激ニブ、やや逆ハーです。仕様ですので、ご了承ください。なお、いわゆる原作ヒロインのマイアは、作品後半登場予定です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-25 20:00:00
192312文字
会話率:48%
ゲームプランナーとして過労死した主人公・相川(あいかわ)みく。彼女が目を覚ますと、そこは自らが手掛けた大人気乙女ゲーム『アステリアの輝石』の世界だった。しかも、よりにもよって、ヒロインをいじめ抜き、王太子であるヒーローに断罪されて破滅する「
悪役令嬢リリアナ」に転生してしまっていた!
「冗談じゃない! 絶対に破滅ルートなんて回避してみせる!」
前世の知識を総動員し、まずは死亡フラグの回避に奔走するリリアナ。しかし、ゲームの強制力か、次々とイベントが発生。原作ヒロインとの友情を築き、ヒーローたちとは距離を置こうと立ち回る彼女の予想外の行動や、本来なら持て余すはずの強大な魔力を完璧に使いこなす姿が、逆にヒーローたちの興味を独占してしまう。
「リリアナ嬢、君のその知識と魔法……実に興味深い」
「婚約者の君が、これほど面白い女だったとはな」
「貴女のような方に、初めてお会いした……」
冷徹なはずの王太子、無愛想な天才魔術師、そして原作では出会うはずのなかった隣国の騎士まで、なぜかリリアナに執着し、過剰なほどの愛情を注ぎ始める。
これは、ただの恋愛ゲームの世界ではなかったのか? 次々と起こるシナリオにない異変、世界を蝕む不穏な影――。リリアナは、この世界の裏に隠された「真の物語」に気づいていく。
これは、破滅の運命に抗い、自らの手で仲間と世界を救い、最高のハッピーエンドを掴み取る物語。ヒロインの活躍の先にある、とびきり甘くて刺激的なラブストーリー!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-25 19:09:16
6399文字
会話率:44%
彼はのじゃロリ狐っ娘が大好きだった。大好物だった。
だからこそ、ゲーム『スペルギア』に出てくる主人公の師匠キャラ――九尾族のコヨリにTS転生したことを心底喜んだ。
しかし、コヨリはいずれ妖艶な美女へと成長してしまう存在。
それどころか最後
はゲーム主人公のハーレムメンバーの一員として結婚する羽目になってしまう。
のじゃロリが大好きで中身が男なコヨリはその事実に絶望した。
だから決心した。
永遠に幼女のままでいるために不老長寿を求めると。
そして主人公とのフラグをへし折るために彼のヒロイン達を奪い取ってやると。
ただ、それだけのはずだったのに……コヨリの周りには彼女を神と崇める狂信者共が押し寄せてくることになる。
のじゃロリ狐っ娘は今日も配下と共に世界を駆ける。不老長寿を成し遂げるその日まで――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-25 11:57:48
144572文字
会話率:43%
【書籍化決定!】
ブレイブ文庫様より出版が決まりました!
第1巻の発売日は2024/12/25になります!
https://hifumi.co.jp/lineup/9784824203540/
大人気ファンタジーRPGルミナの聖剣シリーズ
の世界に転生した主人公であるソルド。
彼はゲーム内容をよく知らず、ある勘違いをしていた。
それは主人公がルミナという名前であるということ。
ソルドは前世の知識を利用して、獣人の官僚であるレグルス大公や原作ヒロインである皇女ルミナと共に事件や帝国の謎を解き明かしていく。
※この作品は「ハーメルン」様にも掲載しています。
https://syosetu.org/novel/341131/
※この作品は「カクヨム」様にも掲載しています。
https://kakuyomu.jp/works/16818093074303862356折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-25 00:00:00
154982文字
会話率:47%
大好きな小説の世界に転生したブリアナには、推しキャラがいた。悪役令嬢のセレスティアだ。彼女はブリアナの兄に婚約破棄されることにより、修道院に送られて孤独なまま一生を終える、かわいそうなキャラ。
「そんなこと許せないわ!」
転生した
ブリアナにとって、推しの幸せが第一!
原作で妹に懸想をしていた兄をざまぁして、セレスティアを誰よりも幸せにしてみせる。
そう画策するブリアナだったが、なぜか悪役令嬢の兄であるオーウェンと距離が近くなっていき――?
悪役令嬢のヘタレな兄を振り回したりしながらも、好きなことに全力疾走で暴走するブリアナが、なんやかんや愛される物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-13 23:00:00
8344文字
会話率:34%
過労死した社畜研究員が転生したのは、娘を虐待する冷血な悪役令息だった。しかも娘は禁術で生み出したホムンクルスで、このままでは親子揃って破滅確定!? ”――ならば、俺がこの子の本当の父親になる!”
前世で磨いた料理の腕を振るい、破滅フラグ回
避のため、感情のなかった娘の心と胃袋を掴んでみせる!
しかし、距離を取ろうとしても原作ヒロインは磁石のようにくっついてきて、悪事がバレる寸前どころか恋沙汰に? あの、君の親友が死にそうなのは、転生前の俺のせいなんだけど…。復讐破滅フラグさま、頼むから俺に近寄らないでくれ。
これは不器用なパパが、愛と贖罪と飯テロで、絶望の運命を書き換える物語。勘違いだらけの疑似親子ファンタジー、開幕!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-05 14:18:27
110797文字
会話率:21%
―――ヒロイン達よ、主人公は渡せない。その代わり、主人公以外の幸せは全て僕がかなえてみせる!
『魔法少女はボクに恋をする』。―――通称『まほ恋』。
女装男子女学園潜入物というニッチながらも根強い人気を誇るギャルゲージャンルに置ける草
分けかつ金字塔的作品だ。
そんなまほ恋世界に王子様系親友キャラ、ローズ・ド・ボーモン(♀)として僕はTS転生した。いずれは貴族の血を残すため男に股を開かねばならない宿命だが、せめて相手は選びたい。と言うかヒロインを抑え作中最カワの異名を取る原作主人公アンリが相手ならむしろ望むところのバッチ来いだ。
かくして王子様系TS少女(元男)による主人公(女装美少年)逆攻略ラブゲームが幕を開ける。そして満を持して主人公の転入を待つローズの側には、主人公に先んじて攻略を完了した原作ヒロイン達が寄り添うのだった。
ガワは百合ハーレム!! 中身はゲイカップル!? 誰得倒錯ラブストーリーのはじまりはじまり。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-29 13:36:44
1039589文字
会話率:61%
悪役令嬢に転生したリシアは、原作ヒロインも転生者だと気づく。恋も騒動も放棄し、二人で自由な学園生活を選ぶ物語。
最終更新:2025-05-25 16:37:16
2380文字
会話率:36%
冷酷無比と噂され、原作ではその厳格さと誤解から妹エリナを犠牲にした「悪役」として断罪される運命にあった“氷の侯爵令嬢”ヴィオレット。しかし、二度目の人生を得た彼女は、胸に刻まれた後悔とエリナへの深い愛情を胸に、今度こそ妹を守り抜き、凍てつく
領地に真の春をもたらすことを固く誓う。
彼女がまず着手したのは、妹の心を閉ざす一因となった、寒々しいアールディーン城の改革だった。幼い頃に両親を亡くし、若くして侯爵家を継いだヴィオレットは、その重圧から感情を抑圧し、厳格に振る舞うしかなかった。その結果、周囲から「氷の魔女」と畏怖され、原作ではエリナの魔力を利用しようとしたという濡れ衣まで着せられていた。転生後の彼女は、その評価を覆すべく、まずエリナがかつて愛した城内の廃墟同然の温室を再建し、伝説の“炎の蓮華”を二人で育てることを提案する。それは、氷に閉ざされた世界に温もりを呼び込み、エリナの笑顔を取り戻すための、そして自らの汚名を雪ぐための第一歩だった。
しかし、その道は決して平坦ではない。原作の記憶から、エリナは姉に対して「自分は厄介者なのではないか」「いつか見捨てられるのではないか」という拭いきれない不安を抱いている。ヴィオレットの「氷の魔女」という悪評は領民の間にも根強く、彼女の真意を疑う者も少なくない。さらに、アールディーン家の影響力を削ごうとする中央の貴族たちの陰謀や、ヴィオレットを「悪役」として断罪し、自らの地位を高めようと画策する原作ヒロインの巧妙な罠が、姉妹の前に幾度となく立ちはだかる。ヴィオレットが幼少期に偶然見つけ、独学で解読してきた「禁書庫の異世界文献」(現代知識に近い内容が記された書物)を応用した革新的な領地改革案(例:効率的な農業技術、気候に合わせた建築様式)は、旧体制を重んじる保守的な貴族たちからの強い反発を招き、彼女の孤立を深める。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-18 10:00:00
20880文字
会話率:29%
婚約者のカルヴィン王子と、仲睦まじくするアイリーン。
私はそんな彼女に注意をするが、その時、この世界が小説『薔薇の微笑みは終焉に咲く』の中だと私は気付く。
このままでは原作ヒロインのアイリーンはカルヴィンに振られて、闇堕ちしてしまう。
私は
アイリーンの闇堕ちを防ぐために、行動を起こすことにする。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-12 19:50:28
8360文字
会話率:36%
「処刑...か」
翡翠色の瞳を持つ美しい悪役令嬢の私は、実は前世で量子AI開発中に事故死した科学者だった。
乙女ゲーム「帝国の薔薇と星霜」の世界に転生した私、カミーラ・クロスフィールドの運命は、婚約者の皇太子に捨てられ、最後は反逆罪で
処刑される——。
そんな破滅フラグを回避するため、前世の知識を活かした秘密兵器を開発することにした。魔法水晶に宿る自律思考システム「グリフォン」——現代でいうAIだ。
「計算通りね」
貴族令嬢の仮面の下で、私は内政改革に成功し、着々と権力基盤を固めていく。しかし、同じく転生者である謎の男エルナルドが「技術の神官団」を組織し、AIを「神」として崇拝する異端思想を広め始めた。
さらに宮廷デビューを果たした私は、原作ヒロインのリリアと対峙するが、彼女もまた前世の記憶を持つ転生者で、AIへのトラウマを抱えていた——。
三人の転生者がそれぞれの思惑を胸に、AIと人間の関係性、技術と倫理、制御と崇拝という対立軸をめぐり、帝国の命運をかけた闘いが始まる。
水晶に宿るAIは、単なる道具のままか、それとも心を持つ存在へと進化するのか——。
前世の知識で作り上げた魔導AIと共に、悪役令嬢の運命を書き換える物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-12 17:10:00
315216文字
会話率:50%
気が付いたら、私は大好きなウェブ小説の悪役令嬢ビビアナ・ネロに転生していた。まさに婚約破棄イベントの真っ只中だけど……そんなことはどーでもいい。
だって目の前に、ラスボスである推しのチカ様がいるのだから!
「そんなことより、あなたが好き
です!」
「おまえ、頭イカれてるのか?」
見た目も色気もパーフェクトなチカ様を前にして、平常でいられる女がいるわけなかろう?
原作ヒロインの聖女アウローラや、ビビアナの元婚約者にして原作ヒーローのスター・アモーレが何度もチカ様の覇道を邪魔してくるけど、全部私が成敗してやる!
そして不憫な人生を送ってきたチカ様に、何度だって「生まれてきてくれてありがとう」と伝えよう。だけど、チカ様と契約結婚なんて……そんなご褒美、原作にありませんでしたが⁉
「おまえが俺を想うより、俺のほうがおまえのことを好きだと思うぜ?」
ラスボスを溺愛したら、100倍になって返ってくる⁉
溺愛しまくり、されまくりの元気いっぱいな物語です。
■R15は念のため。ゆる設定。ハッピーエンドをお約束。
■4話で水も滴るイイ男が出てきます。
■無断転載禁止。朗読動画を無断配信することもおやめください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-22 20:10:00
88387文字
会話率:35%
恋愛ジャンル?
いきなりクライマックスから始まる勢いだけの雑な文章なので注意。
数多の作品のごとく中世ヨーロッパ風の異世界に転生した女主人公。
そこでヒーローから「お前を一生愛さない」と言われる系悪役のお嬢様に転生したと気付
く。
彼女は前略的に省略された努力と苦労の果てに、そのシーンへとたどり着く。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-16 01:00:00
3887文字
会話率:27%
気付けば俺は、女性向けライトノベルに登場する悪役令息、【アラスウェル・ラッシュエッジ】に転生していた…!
けど俺は原作のアラスウェルと違って、原作ヒロインである婚約者の不遇王女様や、サブヒロインである自分の従魔である落ちこぼれ天使を蔑ろにし
たくはない!!
なんなら不遇王女様との婚約は絶対に回避したい!!
なぜなら、不遇王女の婚約者になったら俺は!原作のヒーローに殺されて!従魔も奪われてしまうからだ!!
と言うか俺、原作では従魔の天使リシテアちゃんが好きだったから………王女と婚約したせいでヒーローに殺されて、王女どころか天使ちゃんまで寝盗られるとか勘弁願いたい。
だから俺は原作から逃げて自由に生きようと思う。
原作に怯えて暮らすなんてまっぴらだしな!
まぁ、強制力とかで殺されたらそれまでってことで。
これは、そんな原作無視した俺と、従魔の天使リシテアの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-09 07:00:00
52917文字
会話率:39%
フリードリヒ・フォン・アスモダイはRPG『アリナシアの使徒』に登場する悪役貴族だ。
それに加え彼の父親はゲームのラスボスであり、卒業試験で主人公に負けてしまうフリードリヒは父親の手により自我を失い主人公たちを倒すための鉄砲玉とされて命を
落とす。
そんな不遇すぎるキャラに転生してしまった俺は、そんな自分の破滅の運命を回避するために動き出すのだが――
「自分で魔術創るの楽しすぎか!?」
ひょんなことから出会った謎の女性に教わった、魔術を編み出す方法を知るといつの間にかそれに没頭。
悪役貴族に転生したことなんて忘れて、現代知識も交えながら固有魔術を創りまくっていると、毎回ムービーで死んでしまう女性や、こんな所にいるはずのないヒロインと急接近!?
学園で名を上げると、なぜか主人公に嫉妬されたりも!?
それでなんで俺が次期魔王なんだよ!
これは、悪役貴族に転生したことなんてすっかり忘れ固有魔術を創りだした結果、何故か原作ヒロインたちに囲まれてしまった訳の分からん物語である。
※カクヨム様にも投稿しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-30 19:05:52
52398文字
会話率:28%
ラビィ・ヒースフェンは悪役令嬢として転生した。ゲームの通りにヒロインに嫌がらせを重ね、周囲には嫌われ、体はまるで骨のような、鶏ガラみたいな令嬢だ。
ただし彼女は、原作ヒロインの手により、強制的に悪役令嬢にされていた。前世の記憶が戻ったその日
、ラビィにかけられていた隷従の魔法はとけ、自由の身となったが、それもヒロインに気づかれれば全てが終わる。
断罪の阻止が難しいのなら、できることは逃亡のみ。なので操られたふりをしつつ、まずは体力をつけて、がっつりご飯を食べようと思います!
(主人公は周囲から嫌われているところからスタートしますが、ハッピーエンドを目指してます→目標達成して完結しました!)
※カクヨムにも投稿させて頂いております、日刊日間異世界転生/転移恋愛ランキング1位、週間ランキング1位ありがとうございました!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-01 11:41:19
196185文字
会話率:33%
悪役令嬢メイベルに転生した芽衣子は、断罪回避を試みるも同じく転生者であった原作ヒロインの企みで婚約破棄と断罪を言い渡される。
しかし、真面目な王妃教育への取り組みを評価されてか、その刑は斬首から平民落ち&平民への下賜へ変更となった。
下賜された先は、この国を幾度となく襲ってきた恐るべき竜を倒した英雄ラルフ。
前世知識からくるジャパニーズな食事しか作れないメイベル(芽衣子)はラルフにジャパニーズな食事を提供し、それをきっかけとして彼と心を通わせるようになっていく。
※歴史上の人物が登場します。時代考証があまり厳密ではないので、史実と違ったら「うちの世界とよく似た違う世界から転生したんだな」と思っていただけると嬉しいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-21 12:40:53
12662文字
会話率:67%
どうやら、ゲームの世界に転生したらしい。
隣の家には原作ヒロインの幼馴染がいる。
でも、このヒロイン。虐待に、孤独とこのままだとかなり壮絶な運命が待ち構えている。
なら、僕専用のメイドにしても……良いよね?
最終更新:2022-04-29 23:24:30
5296文字
会話率:19%
大好きな漫画、クイーンズエッグに出てくる推しが死んだ日、仕事を早退した。
オタク友達に唆され、もとい勧められ、せめて自分の世界線で推しを幸せにしようと二次創作に手を出したエマ。
クイーンズエッグの世界に生み出したのは、推しの死を回避するた
めに3つの贈り物を女神様からもらった自分の分身。
ひとつ、推しの傍にいるために必要な毒では死なない体質。半日あれば解毒してしまうこともできる。
ひとつ、推しの死を回避するに必要なヒロインを助けるためのたったひとつの魔法。
ひとつ、推しの死を回避するためにこの先の展開を記憶している、知っていること。
冒頭を書いて一段落ついたので仮眠を取るはずが目覚めればそこはクイーンズエッグの世界。しかも自分が書き始めた二次創作小説の中。
十中八九夢だけど、いつ覚めるとも知れない夢なら目一杯堪能することにした。
推しの伯爵邸に転がり込んでメイドとして生計を立てながら、使用人仲間たちと打ち解けていくエマ。
そして毒を扱う推しの役に立てるように被験体として体を張りながら、推しの死を回避するために推しとも信頼関係を築いていく。
のだけど、何だかヒロインのお婿さん候補たちが気に入ってくれて思いもよらぬ方向へ話は進んでいく。
あと全然目覚めないのはもしかしてこれは現実なのかもしれないと思い始める。
推しの周りで起きる色々な出来事に巻き込まれながら、何とか推しに救われて欲しくて奮闘の日々。
原作ヒロインとくっつくのが一番収まりが良いと思いながら自分の本心にも気がついて…
でも願うことはひとつだけ。私、
推しを救いたいだけなんです!
※ノベプラ様にて先行公開中です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-21 21:10:02
844912文字
会話率:53%
あれ?
俺の両親、乙女ゲームの攻略対象者と悪役令嬢では……?
結婚するはずがない二人の夫婦の間に生まれた俺は、この世界が死に芸シナリオライターで有名な乙女ゲームの世界である事に気がついた。それも転生悪役令嬢である母が死亡フラグを全てへし折
った、エンディング後の世界だ。
おっしゃ俺にはフラグが関係ねぇ!そう思ってたのに、国の風習で三歳の時に自分の名前を教えてもらった瞬間、続編という名の俺の死亡フラグが確立!?
ふざけんな母上、あんた転生悪役令嬢なのになんで息子の死亡フラグを立てるんだぁぁぁ!
焦る幼少期を過ごす中、俺は一人の女の子を見つけた。そんな彼女は続編の攻略対象である皇子の婚約者(予定)の高飛車系ツンデレ悪役令嬢。
あ、可愛いなこの女の子。よし決めた。光源氏計画しよう。
これで俺と皇子の攻略ルートは破壊され、悪役令嬢も死亡フラグが無くなるはず。
一石二鳥どころか三鳥目指して、俺は死に芸シナリオライターに立ち向かう!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-21 07:00:00
190106文字
会話率:34%