アシュレイ=エイズワースは、最近平民から養子になったばかりの公爵令嬢様。人よりずっと頭が良くて、見た目も満点、弱い人に優しくて、命知らずに人を助ける「善人」でした。
下町に暮らして居た頃のアシュレイは劇団で男の子として働いていて、その頃の
芸名はアッシュフォード、通称アッシュ。黒髪の人気舞台俳優アッシュにはファンもたくさんいて、公爵家に入ってからもたまに抜け出して演劇を続けます。
男の格好をしたら男にしか見えない彼女でしたが、女の格好をすればちゃんと美少女。屋敷の執事と恋に落ちたり、人生初の学校に通って友人ができたり、今まで恵まれなかった「家族」という存在をいいなと思うことも増えました。
しかし幸せだったアシュレイは、あるきっかけで自分が半神半人、神と人の間に生まれた存在であることを知ってしまうのです。今まで努力で得たと思っていた賢い頭も優れた身体能力も全てそのおかげだ、と言われたアシュレイは酷くプライドを傷つけられます。
それと同時に、自分が20歳くらいに成長しきると不老不死になってしまい、首を落とされなければ自然には死ねないのだと知らされ、自分のこれからについて苦悩するようになりました。
アシュレイと同じ半神半人で、5000年生きている今の太陽の神様と出会いこの世界の過去の話を聞き、驚いたり、見たこともないこの世界の昔の形「地球」について知り、アシュレイはどんどん神の話や昔の地球の話にのめり込んでいきます。
外交が得意な王子について他の国へ行き、そこで他の半神半人に出会ったり、身近な人が思わぬ正体を隠し持っていたり、とアシュレイの周りでは予期せぬ様々な事件が起こっていくことになりました。
これは親に愛されず、誰にとってでもいいから「大切なものになりたい」と願い、自分の命を軽視していたアシュレイが、人の愛情に触れて目に見えない大切なものを手に入れていくお話です。
そして、アシュレイだけでなく周りの友人や家族、悪人も良い人も、知り合いみんながそれぞれの人生を幸せに生きるために、それぞれ悩み必死に生きていく、人間たちの悲しくて怖くて楽しくて、嬉しい、幸せなお話です。
//気に入っていただけたら感想、評価、ブックマーク、どうかよろしくお願いします!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-03 03:01:31
540058文字
会話率:62%
【4000PV突破! 皆様、ありがとうございます<(_ _)>】
[ブラックでもホワイト企業。5時を過ぎたら、捜査はしない]
滝馬室。四十歳、独身。会社経営。安物スーツで通勤するごく普通の勤め人。
運悪く、満員電車で痴漢
間に違われた彼は、駅員から必死で逃げていた。
潔白を訴える彼が何故、逃げるのか?
それは――――――――彼が警察官だからだ。
都心の片隅に紛れた雑居ビル。
風が吹けば倒壊しそうな、このビルの上にある小さな会社。
水を売って生計を立てる会社の従業員は、わずか三人。
だが、それは世間を欺く仮の身分。
警察庁が警視庁に命じて、反社会的集団を密かに見張る為に設けた、監視チーム。
公安警察「ゼロ」から派生した集団。
”サード・パーティー”と命名されたチームは任務遂行中、警察手帳や手錠を携帯しておらず、同じ警察官からも一般人と区別がつかない。
それどころか、長い監視任務は警察内部から軽視され、いつのまにか、左遷組の吹き溜まりとなっていた。
組織の意向に不服の左遷組。
「何としても、手柄を立てて警視庁に戻る」
と掲げた部下に、滝馬室は一言添える。
「このまま、普通の会社員で行こうよ」
彼らは、警察官に復帰出来るのか?
※不定期更新です。
カクヨムでも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-02-10 12:00:00
142461文字
会話率:26%
近未来
技術と社会制度の発展が著しく働く必要がなくなった世界。
心の成長を軽視して悪戯に発展を続けた先に生じる歪みとは?
歪んだ世界でさえ、己の欲望を突き通す男
世界に絶望して、浮世を離れる人
歪み行く世界を観測し続ける人
歪みに呑まれて
目と耳を閉じた人
そして、全ての外側の仕掛け人
あなたは、どの人種に属したいですか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-31 14:03:19
4536文字
会話率:23%
伯爵令嬢の使用人アルマはある日突然前世の記憶を思い出す。
既視感のある世界に記憶を追走するアルマ。
そこはかつて本で読んだことがある世界とうり二つな世界だった。
時代背景の設定からやむを得ず「女性」と「同性愛」に対し少々軽視した表現を使用
しているところがあります。
申し訳ありません。ご了承お願いします。
残酷な描写はそれ程でもないですが念の為。
Pixivより転載。
(詳細は活動報告:誤字脱字の頁をご覧ください)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-04 19:00:00
70013文字
会話率:31%
俺の名前は大岐和珠(おおき なごみ)。
変換すれば『大きなゴミ』。その名の通り立派なゴミをしながら学生をやっている。
高校生活開幕早々のことだ。新生活に馴染めないことに嫌気が差して、首吊り自殺を試みるも、俺の体重にドアノブが耐えられず失敗。
そして、たまたま通りかかった自称天使のオルデュールに『死ねない体』になる不死の呪いをかけられてしまう。
“幸せを見つけること”を死ねない体の解放条件という契約をオルデュールに押し付けられ、新たな人生を歩み始めた俺。
嫌々と文句を言いながらも通い始めた高校で、俺が出会ったのは時瀬華撫というやたら高飛車な少女。
何故だか分からないまま、俺は時瀬に、基本的に見えないはずのオルデュールの姿と、俺に施された奇妙な呪いを見破られ、誰にも言えない弱みを握られてしまった。
そして、強制的に部活に加入させられるこの学校で、時瀬と新たな部活を作ることになってしまう。
※本作品には命を軽視した発言が幾つか存在します。ご了承ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-11-22 14:40:02
167053文字
会話率:64%
人との関係性とそれを軽視していた女の子の話。さらっと読める短編です。
それでもいつか、取って代えられない関係を築きたい。
もしよければ!
最終更新:2018-08-12 19:00:00
1340文字
会話率:0%
とある学園に通う「80'sカルチャー好きの自称・女番長」、「自意識過剰で鉄面皮の委員長」、「おバカでテキトーなギャル」というバラバラな三名が主人公。
彼女たちは、ある日、異世界の合法ブラック組織から派遣された魔法の妖精の導きで、「魔
法少女らしき者」に変身する事になってしまいます。
あとはもう、異世界からの個性的な侵略者たちと、ヒーローのように戦いながら、とにかくお気楽に、困難の中でもなるたけ前向きに、そしてそれぞれ案の定仲良くなっていくシンプルな痛快友情活劇。
・not ジャンル弄り、脱・鬱魔法少女
(それでも疑う魔法少女ガチ勢の方は、ぜひ「第7新卒」だけでもお楽しみください!)
<各章完結><各章冒頭にあらすじと人物紹介有なのでどの章からでも>
<「第1新卒」~「第3新卒」で実質一度完結>
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-07-28 23:57:32
422903文字
会話率:28%
ある年、回復術師を目指す女の子だらけの学園に入学してきたのは38歳の元石工のおっさんだった!
当初は周りの生徒からも距離を置かれていたものの、ある日リーダー格の女子生徒の命を石工としての経験と知識を駆使して救ったことがきっかけでクラス中から
慕われるようになる。
魔術の使用が特権階級によって制限され、自然科学の軽視される世界で学園生活を謳歌するおっさんと女子生徒たち。
やがて反体制派の事件や自身の出生にまつわる謎、そして国家間の争いに直面するも、持ち前の明るさで仲間たちとともに困難を乗り越え、立派な回復術師を目指していく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-07-27 17:40:45
337552文字
会話率:45%
有名大学の付属校に進学したサトルは、焦燥感で破裂しそうになっていた。中学生時代はトップクラスだった自分が、優秀な生徒ばかりの高校ではビリグループから抜け出せず、自分の存在に不安を覚えていたのだ。同時に、つきあっていた中学校の同級生シノハ
ラから自分の驕ったエリート根性を痛烈に批判され、ショックですべての自信を失ってしまう。
夏休みの初めの公園で知らない男性、テリーさんから声をかけられたサトルは、彼の会社でアルバイトを始める。商業高校に通うシノハラが勉強する簿記を軽視していたサトルは、悔しさと未練から、仕事を兼ねて簿記を勉強しシノハラを見返そうと考える。
テリーさんの会社はカウボーイに関する商品を扱うネットショップを営んでいた。テリーさんは一風変わった人物で、サトルは仕事を通じて、これまでの自分とは違う物の考え方や価値観を見せつけられる。しかし、父親からややいびつなエリート意識の薫陶を受けて育っていたサトルは、そうした自由な発想を受け入れることができない。
夏休みも半ばを過ぎた頃、怪我で休職していた社員のシドさんがやってくる。ロックバンドをやっている大雑把な性格のシドさんに、当初サトルは反感を抱く。ところが、シドさんに付き添って行った病院で、シノハラが交通事故に遭い意識不明のまま入院していることを知り、やがて、シドさんや、シノハラが現在つきあっているキクリンとともに、シノハラの目を覚ますため、事故のきっかけとなった猫探しを始めることになる。
この夏、関わった人たちの言葉に影響を受けながら、サトルは自分の心を見つめ直し、過去の自分と、未来の自分の分岐点である現在を、新たな気持ちで生きていくことになる。自分の傲慢さに気づき、父親の弱さも知ったサトルは、次のステージへと進み、シノハラに呼ばれていた「サルトル」というかつてのあだ名と訣別することとなる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-05-10 00:05:14
85622文字
会話率:42%
さて、一転してこんどは上座部系仏教です。昔の日本では「自分ひとりしか救われない小乗仏教」と言われ軽視されていましたが、これがなかなかどうしてあなどれない(汗)。ここに描かれてたのは初転法輪(最初の説法)の一部分のようですが、デビュー説法でブ
ッダはどんなことを言ってたのでしょうか?(注:のべらいずであり正確な翻訳ではありません)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-31 21:01:39
3390文字
会話率:29%
2016年度にわいせつ行為が原因で処分を受けた教員は226人いたそうです。今でもテレビやネットでは学校/教員の不祥事の話が後を絶ちません。今回のエッセイはそんな「学校の不祥事」の話です。
最終更新:2018-02-10 13:00:00
1782文字
会話率:0%
彼女が欲しい超ネガティブなオタク大学生と 恋愛を軽視する小悪魔
女子中学生!?それぞれの恋愛物語 恋には、秘密がつきものです。
恋に恋する男女を巡るラブコメです。
最終更新:2018-01-31 19:00:00
58056文字
会話率:28%
現代のナチズム、フェミ・ナチズム。
そう呼称される主義者たちの思想、行動を分かりやすく書いたエッセイ。
読んでどうにかなる代物ではなく、物好きだけが読む物です。
書いといてあれですが、女性を軽視する感想は慎むように、願います。
人類の半分
を占める女性の中で、一万人もいない程度の主義者である事を、ここに明記します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-11-13 07:00:00
3105文字
会話率:13%
地球を飛び出し、銀河系のいたるところに拡散して生息域を広げ、離合集散・栄枯盛衰・切磋琢磨を繰り返した末に、全銀河・全人類を包含した統一政体のもと、恒久平和を実現するに至った人類の、一万年にも及ぶ、大樹のごとき歩みの経脈-それが、銀河戦国史
です。
その大樹よりこぼれ落ちた一葉の物語が、今日もエリス少年のもとに舞い込むのです。彼は、恒久平和実現後の銀河系で暮らす、歴史好きの少年です。今日も彼は、一葉の物語に乗って、遥かなる歴史の探索に乗り出すでしょう。
さあ!あなたも、銀河系を股にかけた全人類史という壮大な歴史叙事詩の1ページを、エリス少年と一緒に垣間見ようではありませんか!
今回エリス少年のもとに舞い込んで来た物語の舞台は、銀河史における“古代”の末期です。古代と中世の分水嶺というべき、第1次銀河連邦政府の樹立。その直前の、ヘラクレス回廊群と呼ばれる、この時代の銀河において、最も繁栄していた宙域における冒険譚です。
宇宙貿易商社「ウニヴェルズム・フォンテイン」に所属する、宇宙商船「ウォタリングキグナス」のクルー達が、数千光年の遥かな距離を飛び越えて、旅をします。
人命軽視、利益優先と揶揄されるのが、宇宙貿易商社「ウニヴェルズム・フォンテイン」であり、その持ち船「ウォタリングキグナス」のクルー達の仕事は、命がけのものです。そして、危険の中で業務に従事する彼等は、それぞれの夢や、憧れや、大切な人を心に宿しています。
銀河古代において繁栄を極めた、ヘラクレス回廊群に生きる人々、暮らし、技術、風景、そして、そこを舞台にした「ウォタリングキグナス」クルー達の、闘い、恋、友情、そんな物語を、是非、目撃して下さい。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-11-04 17:00:00
649976文字
会話率:52%
【実話を題材にしたプロレタリア文学作品。2013年に、書籍化された新人賞佳作作品】
盛岡市生まれ育ちの主人公赤星妙子は、家族と不仲の中、地元の短大を中退してアルバイト生活に入るが、自動車産業都市の車組み立て工場『ニチドー』に、地元の知り合
い仲介人から勧められた派遣会社『セーフティ』を経由して、「2度と実家に帰るまい」との決心で職を得る。
派遣先の寮に、夜行バスで一緒に来た多重債務者の恋人の小泉潤と半同棲生活をしながら、妙子は、工場で検査員として必死に勤める。
過酷な労働現場を派遣社員として実体験していく。
まもなく、作業上の不始末で解雇になった小泉潤に、突然帰郷されたことへの不安が残るなか、職場はの上司の加藤狩雄から、妙子へ人員整理解雇の脅迫による交際強要が、会社に伏せたまま巧妙陰険に始まる。
加藤の性的交際の度重なるセクハラ・パワハラを、いったんは身の保全を考え、拒否できず、応じたものの、結局はやがて妙子も非情に解雇され、加藤に責任を求めるも無視されて、力なく傷付き、実家に帰郷する。
そこで、かつてアルバイト先で知り合った、同年輩の司法書士の瀬川新次と再会する。
親身な瀬川新次の支援も幸いして、経済的理由から弁護士へ委任できない、個人単独での『本人訴訟』で、少額賠償として簡易裁判に訴えることを、妙子は、精神上の自己回復として必要と思い決意した。
妙子の訴訟は、被告側の多数の悪徳弁護士たちとの困難な闘いとなったが、裁判所の温情判決により、いわゆる和解が勧告されて、長かった過去の過ちへの精神的清算を果たす。
判決後、妙子がこれからのことで瀬川と相談したり、訴訟を最後には応援してくれた母親と和解したところで、自己の確立と独立へ向かう光明を得る。
大テーマに、虚実入り混じるエピソードを組み合わせながら進展し、ストーリーは、後日の展開を割愛省略して足早に収束させて終える。
『無機質な腐敗』を呈している産業界大資本企業と御用弁護士たちの悪行、悪徳、裁判司法の人権軽視の姿勢とのメインの闘いが、次第に、『女性の人権』や『労働者の権利』や『人生の幸福』などを追求する主人公の『有機質な成長』を、作者のモチーフが支える。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-08-25 09:39:45
35756文字
会話率:15%
観測官候補生の訓練が始まり、時空監視局本部で研修生活を始めた亜紀と茜。
本人たちはまったく呑気に過ごしていたが、複数の勢力と関わり政治的問題とは無縁でいられない監視局にとって、二人を取り巻く状況はけして軽視出来るものではない。
そんな中でB
二〇二二から派遣されてきた人員は、監視局がかつて起こした大事件と無縁の人物ではなく……
新作です(2016年初出)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-08-11 21:00:00
43831文字
会話率:56%
人々の想いが星を護り、魔法を生み繁栄する世界《レイディアントロスト》
ここは【大樹イルスンミール】の恩恵によって多くの生命と自然がその命をを循環させて生きている。
【大樹イルスンミール】もまた《レイディアントロスト》を支える11の光柱《セフ
ィロト》によってその〔核〕を支えられている。
大樹は生命を循環させ、人々はその恩恵に感謝し《セフィロト》を護る。
そうやって世界は未来永劫に安寧と安らぎを紡いでいくことに疑いなど生まれ無かった。
故に、大樹を脅かすものなど存在するはずもなかったのである。
だが……長い悠久の時は、人々に忘却という名の結果を生ませることになり忘れずともそれを軽視して生きるようになっていった。
とある田舎里で里の子供達に教鞭をとる魔法学者であり魔導師のクリード・リアファイトは、子供達に魔法と自分の知恵を伝えること、そして
【大樹イルスンミール】の伝説を日々探究することで幸せに過ごしていた。
あの声を聞き……旅立ちを迎える時までは……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-03-27 15:55:48
731文字
会話率:0%
人々の想いが星を護り、魔法を生み繁栄する世界 《レイディアントロスト》。
ここは《大樹イルスンミール》の恩恵《マナ》に よって多くの人間、異種族、自然という全ての命を宿すものがその生命を循環させて生きている。
そして《大樹イルスンミ
ール》もまた
《レイディアントロスト》を支える11の光の柱 《セフィロト》によって、その核に恩恵を授かっている。
大樹は生命を循環させ、人々はその恩恵に感謝し
《セフィロト》を守りその恩恵を大樹へと還元する。
こうしてこの世界は未来永劫に安らぎと安寧を紡いでいくことに疑いは生まれなかった
故に大樹を脅かす存在など生まれるはずも無かったのだ。
だが……長い悠久の時が流れる中、人々はいつしか大樹
の存在を軽視して生きるようになっていった。
とある田舎里にて村の子供の達に教鞭をとる
魔法学者クラファイド・リートは、子供達に自分が持てる知識を伝えること
そして《大樹イルスンミール》に関わる知識を探求して過ごすことで毎日の幸せを実感していた。
あの声が心に響くまでは…………。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-09-20 06:56:14
21955文字
会話率:51%
「凪人の周りには、花が咲いている」
そのように言われている少年は、恋をして、濡れ衣を着せられ、心が壊れかける。
凪人自身と、彼を取り巻く少年少女の物語。
※優しい世界。作者は修行中。
最終更新:2015-12-30 22:34:30
60260文字
会話率:59%
1978年初夏、テヘランの空は真っ青だ。まさにペルシャンブルーの空だ。抜けるように高い空に、雲ひとつない!!!
この素晴らしい青空の下で、パーラビ王朝は繁栄を誇っていたが、水面下で無理な近代化にともなう貧富格差の増大やイスラム教軽視の政治
への反発で、反政府・反国王運動のうねりが静かに始まっていた。このような時期に僕はペルシャ語(ファルシー)を学ぶとともに、将来のイランの政財界を指導する若きエリート達と親しい関係を作ることを目的とし2年間の予定でテヘラン大学に留学生として派遣されてきたのである。27歳、入籍をしたばかりの新婚の妻、愛子を日本に残しての単身留学である。
1978年7月から1979年2月にイラン革命が起きるまでの革命前夜のテヘランの町やイラン人の生活を留学生の目を通して綴って見ました。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-09-05 15:25:20
24828文字
会話率:0%
大トルコ戦争終結後…
南より突発として現れた異世界の軍勢。
それは狙うかのように現れ、物の見事にヨーロッパを侵略という名の大きな布で覆い包んだ。
異界の政府は侵略後、ヨーロッパに巨大な都市を幾つも作り上げ、世界で唯一高度な文明を持った種族へ
と白人たちを進捗させた。
多くの白人たちはそれを喜んだが、それを逆に認めず反対する者たちも少なからず現れる。
人々は彼らをアグリードッグと呼んだ。
政府は軽視していたものの、その組織がだんだんと力をつけると、一人の青年がアグリードッグに着く。
それはかつて王政や人々を震え上がらせ、ヨーロッパでは最悪の敵と称される程の悪業を政府で繰り返した悪魔の姿であった。
この悪魔は何故、政府を裏切り反組織に入ったのか、そして何の為に人殺しへの道を歩んだのか。
破壊される続ける世界。
彼が求めるのは絶望か自由への戦いか。
それは定かではない折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-08-28 21:04:54
22976文字
会話率:32%