死に急ぐ母と悲しむ息子。
*自殺願望者が出てきます。暗い内容ですので、苦手な方はお読みにならないでください。
重複投稿です。
最終更新:2015-08-05 20:42:13
2214文字
会話率:25%
東堂悦は夜な夜な妙な夢を見る。
蔦に這いまわられた墓に閉じ込められる女が、助けてほしいと訴えるのである。
女を繋ぎ止める妄執と、救いのない愛憎の闇。
能楽「定家」をモチーフにしています。
*重複投稿です。
最終更新:2015-06-24 02:59:56
1437文字
会話率:23%
砂漠のオアシスで旅人と娼婦が紡ぎだす、現実と幻の間の一夜。
母に捨てられた男と子を手放した女の、哀しく鮮やかな物語。
*重複投稿です。
最終更新:2015-05-15 09:24:22
1439文字
会話率:12%
新月の夜、アニマとヴォラーは契約をする。
キーワード:
最終更新:2015-07-02 22:08:06
4161文字
会話率:56%
寛永六年。
上州上野之国にて、ある果たし合いが行われた。
歴史にも記されぬ対決など、如何様にも数多く在るが、この果たし合いもまた、その一つである。
一人の浪人は、三日月が如く反り深い太刀持つツキノワグマ。
一人の侍は、新月の闇に濡れたが如
く黒色の鞘を腰に帯びる白兎。
異端の剣客二人の数奇な対決は、果たして…………
すみません…………思いっきり時代劇やってみたくやりました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-06-25 19:52:22
55980文字
会話率:16%
病院を退院したばかりの吉村千歳に知らされたのは、「同級生の失踪」だった。
2週間前、通り魔事件に巻き込まれた人間が次々に行方不明になっているのだという。唯一、行方不明になっていないのは入院中だった吉村千歳、そしてこん睡状態が続いていたもう一
人の友人だけだった。
帰宅途中奇妙な男に出会い、通り魔事件について問われた千歳は、半ば強引にその事件の全容解明に協力することとなる。
タイムリミットは、10日後の新月の夜まで。それまでに「事件の根幹」を見出し、解決しなければ失踪した同級生の命はおろか、千歳自身の命も消え失せるという。
「生」への興味があまりない少女と青年の伝奇譚。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-06-03 23:15:32
4490文字
会話率:46%
俺の親友の名は群青新(ぐんじょう あらた)。
犬嫌いで新月の夜を非常に怖がる暗闇恐怖症。
そんな親友の秘密を、嫌々ながら知ることになったあの日のお話。
最終更新:2015-02-28 15:41:33
3935文字
会話率:37%
大森パトロール社で土日夜間限定で警護員として勤めている河合茂は、猫を通じて別のフルタイム警護員の槙野俊幸と親交を得る。茂は、葛城と組む次の警護案件で、クライアントとの意思疎通がうまくいかない上、なんとなく嫌な予感がすると槙野に打ち明ける。
一方、大森パトロール社のライバルともいえる阪元探偵社では、再びそのターゲットが大森パトロール社のクライアントと重なることを踏まえ、入念な準備が行われていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-02-25 20:46:51
64878文字
会話率:77%
霧の街ロンドン。切り裂きジャック事件が下火に出たこの街に新たな怪談が湧き始める。
"決まって新月の日になると死神が表れ、人非なるモノを刈っていく"
ちょっと過度の男性恐怖症である少女、フレデリア。彼女は親友シャルロットに
とある喫茶店を紹介される。男性がいる空間に慣れる為、との事で紹介されたフレデリアはそこで"碧い瞳"の少年と出会い…
この物語は偽りの死神として夜を駆ける少年とその周りの、"永遠"に抗う物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-02-17 02:45:58
202文字
会話率:0%
この世界で一番の勢力と国土を誇る王族『ゼイレスト家』。その城で生まれた王子はなんと、人間ではなかった。
王は王子を恐れ、地下牢に閉じ込めてしまう…
しかし、その十年後王子が牢から脱出してしまい…!?
最終更新:2015-01-28 18:03:08
6802文字
会話率:48%
引き籠っていた影の魔神ディスの城に、瀕死の人間がやってきて他愛ない話をする。最後に人間は「もし、気が向いたらで構わない」と、自分の遺品をとある場所に届けてくれと言い残して死ぬ。ディスはその願いを受けて物質界に降臨するが、そもそも創世記戦争後
ずっと引き籠っていたので世界のことが全然分からない。
とりあえず、同じ人間に聞けば何とかなるだろう。位の軽い気持ちで遺品を届けに行く事にした。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-01-24 21:43:20
69929文字
会話率:33%
ニートと理系女子で
トレンディードラマを作ったら?
2015年の愛の始まり
最終更新:2015-01-20 14:53:25
315文字
会話率:0%
現代、クリスマスに黒羽 零の部屋に聖 七架が飛び込んでくる。この二人の間ではこれが日常茶飯事だ。七架は零と共にクリスマスを過ごしたかったのだが用事があると断られる。零はある人物の仕事を手伝うために過去住んでいた廃墟街と呼ばれる街に赴き恩人
・伽竜羅 数汰と落ち合う。廃墟街を廃墟街たらしめたのは《新月の神隠し》と呼ばれる五十人超の少年少女が犠牲となった事件が原因だ。零と七架はその神隠しでの帰還者八人の中の二人で、零は闇の能力を得て、七架は記憶を失い能力ももたずに帰還した。事件以降、街で大規模な住民移動が起こり今のような状態へと成り果ててしまった。落ち合った零とカルラは廃墟街の真下、暗黒街に下りカルラは《能力の売店 繊月の矛》にて自身の仕事、能力の販売を始める。そこに七架を抱えた零の因縁の相手、王咲 千里が現れカルラの力と七架を賭けコロシアムで決闘することになる。彼は《新月の神隠し》の帰還者の一人であり、その中でも最凶と歌われていた。序盤は零が押していたものの王咲の圧倒的な力の前に死の淵に立たされる。しかし零は暴走寸前の力で王咲をねじ伏せ、勝利を収める。そこに王咲の所属する能力の売店《道化師の御手玉》の売却人、ジャック・Wが現れ、カルラに忠告する。それは《能力の売店の代理戦争》のことであった。今までカルラは零の存在を隠し、戦争への参加を拒んできた。しかし此度の決闘でいくつかの能力の売店に店員である零が公になってしまったため次の代理戦争へ参加しなければならない。ジャックが去った直後、戦争参加の証である店の紋章が零だけではなく七架にも現れる。代理戦争への参加は絶対、逃げることも断ることも不可能だ。零は七架を守り抜くことを誓い、代理戦争に身を投じて行く。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-01-09 20:55:16
19746文字
会話率:52%
ゆうやは月に向かって願いことをした。「友達をください」
そんなゆうやの前に1人の少年が現れる。
最終更新:2014-12-21 01:00:54
3192文字
会話率:52%
生まれつき日の光に弱く、夜にしか生きられない少年ヨルは、ある新月の夜の神社で緑の目の少女と出会う。
最終更新:2014-11-12 18:03:18
15981文字
会話率:21%
聞け、古から継がれる約束を
新月の夜は、誰も外に出てはならない。
眠り朝が訪れるまで、闊歩する足音を聞くなかれ。
聞いても決してその姿、見てはならぬ―
月が背く暗闇の時。
それは唯一「王の許されし時間」
神聖なる一時に、誰も踏み入れては
ならぬ。
足音を聞いても耳を塞げ。
嘶きを聞いても聞かぬふりをしろ。
その姿、もし見たとしても記憶から消せ。
新月の夜―決して破られなかった約束が
運命なのか、一人の少女は出会ってしまう。
「死者を統べる王」に― 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-11-02 04:51:33
70746文字
会話率:31%
満月の夜から新月の夜までの
海に生きる者と光を失った者の
恋のお話
最終更新:2014-10-06 21:49:29
396文字
会話率:100%
もしも神隠しが現代でも起こっていたら――?
ある日、陰陽師の父を持つ医学生の安部大介は、父の依頼により現れた女性・杏里と出会う。
何の違和感もなく、ごく普通の女性の彼女だが、しかし彼女はただの人間ではない。
狐の妖魔の血肉が適合した、半妖
魔であった。
未だに根強く残る『神隠し』
幼くして結んだ狐の妖魔『妖狐』との約束。
「忘れるな、杏里。
お前はもう人間に戻れない。戻ることはできない。
まぁ、俺達妖魔を殺しつくしてまで人間に肩を持ち続けるなら、妖力が上がって俺を殺しに来い。
その時は、俺がお前を取り込んでやる。
そして実感させてやる。
人間を捨てることが正解だったとな』
そして杏里は『闇の能力者』となり、人々の知らぬところで、日々妖魔を倒す日々を送ることになる。
新月の夜。
彼女は妖魔の姿となり、夜な夜な出没する妖魔を闇に葬っていく。
『闇の能力者』として現代社会を生きる杏里に、大介は何を思うのか――?
彼女の境遇、彼女の生きる意味を知った時、大介は彼女に言う。
「杏里は、人間を捨てて正解だったのかもな…。
人間は妖魔より残忍で、貪欲で、狡猾で、不気味だ。
俺は必ず、お前を人間にしない。
妖魔としてお前を葬ってやる…。
でもお前が、誰よりも人間らしくて、誰よりも純粋で、誰よりも好きだ…。
だから、俺のエゴのために、人間になってくれないか…?」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-08-13 23:47:32
5431文字
会話率:42%
昔咄をしようか。
俺の小さい頃の咄。
とてもつまらない退屈な咄かもしれないけど、聴いてくれたら嬉しい。
そういえばいつからだったかな? 俺の瞳が色を映さなくなったのは。
多分、あの夜に全部の色が無くなったー…
『カラフル』という作品の番外
編です。
主人公の過去の話になります。
『カラフル』本編↓
http://ncode.syosetu.com/n0517ca/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-08-10 18:33:09
10588文字
会話率:23%
辺境は春の暖かさに包まれた
春は人や妖怪に分け隔てることなく恵みを与えた
人も妖怪も春の風物詩を楽しみ、陽気な雰囲気を作り上げた
ある日の新月の日、その日は全ての存在が静かだった。明日への力を蓄えるかのように
月がまた輝く時にはまた騒ごう
そしてその日から、月は輝くことをやめた折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-08-07 22:45:02
99117文字
会話率:51%
待ちに待った新月の夜。
その日は都合良く、星明かり一つなかった。
閉じた箱庭から彼女が抜け出すには、絶好の機会だった。
最終更新:2014-08-02 00:02:26
3035文字
会話率:5%
異形の血、鬼上の血に目覚めた綾面 陸は趣味と実益を兼ねた殺しをしていた。
ある日、彼の前に見たことの無い敵が出現し、それと時期を同じくして街では死体の内臓と血液をごっそり抜き取る事件が発生する。
タイミング悪く宗家の血筋の少女もや
ってきて、成り行きで彼女と共に犯人を事件の犯人を探すこととなった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-07-27 02:03:46
98131文字
会話率:32%