人間社会の陰に潜む異形のものたち。 それを狩るのは、もう一つの異形。 古より繰り返される生存を賭けた闘争。 青年は、如何にしてそれに身を投じることとなったのか――
最終更新:2025-03-23 21:20:00
327155文字
会話率:48%
高校三年生の鳴鳥天尋は、下校途中に見知らぬ道に迷い込んだことに気づく。不安を覚えながら歩いても全く生き物に出会わない。そんな中やっと出会った生き物は恐ろしい異形のもので今にも喰われそうになる。
そこを救ったのが龍人であるハルタカだった。
常
識も人体も、全く違う世界の二人が出会ったことで何が変わっていくのか。
*「カベワタリ」=転移してきた人
*雌雄同体の世界です。独自設定の説明が所々出てきます。生殖に関わる言葉が出てきますのでR15 にしています。
*トワの世界 というところでのお話です。他の同じ世界のお話も「トワの世界の物語」として書いています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-14 17:10:00
311960文字
会話率:38%
※エロティシズムな要素は一文もありません。ほとんど書き終わっていて、あとは加筆修正とエピローグのみです。
それは快晴の空からふと降り注いできた通り雨の様な唐突さで訪れた空前絶後のカタストロフィだった。
怪人、物の怪、化け物と言った想
像上の異形が現し世を跋扈し世界を浸食し始めたその日から、人々が口にする"悪"と言う言葉は勝者が敗者を定義するための言葉ではなく、またある個人にとっての主観的な価値観でもなく、概ね人の生活を脅かす化け物たちの事を指すようになっていた。あらゆる国家、あらゆる人種に降りかかった平等なる悪の災いは人々から平穏と未来を瞬く奪い去り、人類の善悪に対する概念を一変してしまったのだ。 悲嘆、哀願、怒号、諦観……まともな抵抗の手段もなくただただ異形たちに蹂躙される絶望の中、人々が思い焦がれる一縷の希望は奇しくも異形の存在たちと同じ想像上の何かであった。悪に染まらず、悪を打ち滅ぼす何か。悪を滅ぼす超常的な力を持ったおとぎ話のような何か。損得勘定などなく、ただ善のために力を揮う何か。
即ち、正義の味方。
この世に悪の栄えたためしなし!悪たる異形のものたちの出現が前触れなく起こったものであったなら、その悪を打ち砕く強い力と高潔な精神を兼ね備えた者たちが人類の中から現れだしたのもまた突然だった。無数の力なき者たちの願いを受けて理ことわりを超越した何かが呼応したのか。それとも人類自体に備わっていた種としての力なのか。あるいは争いに愉悦する何かが気まぐれに糸を引いたのか。だが例え力を得ることに如何な理由があろうとも、正義の味方と呼ばれる彼らが異形たちと熾烈な戦いを始めたのは彼ら自身の心に強い意志を灯したが故だった。
そうして、始まりの日カタストロフィからから五十年。正義の味方たちの力と人々の団結によって人類は五十年前ほど平穏とはいかなくとも、新たな常識と秩序を一部で築き上げるまでに至ったのだ。
これはそんな世界の中でもうじき引退を向かえる、とある魔法少女の悪墜ちの序章である。
※プロローグままです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-12 14:04:33
85198文字
会話率:45%
「きみ、ぼくを尾行しましたね」
高校2年生の天蔵 螢介(あまくら けいすけ)は、さくや亭の主人にタマシイをつかまれた。その夜から異形のものが見えるようになり、亭主のなりわいを手伝うことになるが──。
〈聞き書き〉とは、話し手の言葉を一字
一句すべてを書き記して、ひとつの文章にまとめること。
※ シリアス+ギャグあり、微ホラー。亭主によるイイトコ取り、造語あり。こちはら[アルファポリス]にて連載中のキャラ文芸(新作)です。
※ 十翼(あやかし)は得体の知れない連中として登場しますが、危険な存在とはかぎりません。日常怪綺譚。独自設定あり。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-03 08:00:43
106000文字
会話率:52%
深い森の中に突然不気味な「黒い輪」が出現し、それは徐々に拡がりながら異形のものを生み出し始めたという。
それから14年後、「輪」の傍で暮らす少年ルシの前に、滅多に人前に現れぬはずの妖精の王子が現れた。彼は「ルシの魔法が禁じられている」と
言う……。
《賢者の塔》の薬草園を管理する夫婦の養い子、出自のわからぬ孤児にすぎないルシには意味のわからない言葉。一体、彼は何者なのか?
ウェリアという異世界を舞台にした古風な王道ファンタジーです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-07 21:07:45
56163文字
会話率:33%
普通の人と魔法使いが住まう世界。
主人公カモミールは精霊や悪魔などあらゆる異形のものから好かれる体質で天涯孤独となったところを10歳で魔女のローズマリーに保護された。
ローズマリーのところには聖女にしかできない加護をもたらすことができる兄弟
子セージがいて、自分の力の使い方を模索しているところだった。
二年間、奇妙な三人暮らしをしたのちカモミールは独り自分の契約すべき精霊を探しに旅に出て行った。そして五年後……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-20 13:36:07
76959文字
会話率:62%
大災害の後の崩壊した世界。遥か地の底より現れた異形のものたち「禍獣」。その荒廃した世界の中で銃鬼と裂姫は類まれな戦闘能力で禍獣を滅していく。二人は禍獣を倒しながら、この大災害の真の意味に迫る。
暴走する「禍獣対策委員会」の面々。暗躍する
「ゲーデ教団」の影。深淵の果てに待つものは……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-04 00:07:52
81676文字
会話率:51%
どっちがいい?
異形のものと人間。
最終更新:2024-07-24 11:11:16
884文字
会話率:22%
並はずれた巨躯を持つ人斬りのダイマは漆黒の妖刀不仁を携えて旅をする。
旅の目的は、北の地にいるという大妖を討つこと。
彼の持つ妖刀には、ある特別な力があった。
「刀を持つものに不死の力を与える」という力が。
刀の力を奪おうと命を狙ってく
る黒衣のものたち。
刀の妖気に惹かれて喰らわんと襲ってくる妖たち。
不死の力を得て数奇な運命をたどるダイマの物語。
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刀や侍が登場する時代の日本を舞台にしていますが、史実に基づいたお話ではありません。
妖や異形のものたちも登場するファンタジーです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-16 10:00:00
14232文字
会話率:31%
――儚さを 他には言わじ 桜花 瞬きの間に 散りぬ 我が身も……
高校一年の春休み――佐久良 櫻子は母親が狂乱の果てに起こした火事に巻き込まれた。
次に目覚めると、目の前にいたのは桜のような髪と緋色の瞳を持った、この世のものとは思えな
い美貌の青年。
「僕と結婚して、子を生んで頂けないでしょうか?」
「……断る」
自称 神を名乗るカグツチからの申し出を、櫻子はバッサリと断った。
しかし、帰る当てのない櫻子はカグツチの邸に滞在することに……。
なぜか櫻子を襲おうとする異形のものもいて、混乱する櫻子。
そんな中で、カグツチの深い愛情に、次第に警戒を解いていく。
だが、ある日を境に、カグツチの態度は一変して……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-05 23:14:15
9184文字
会話率:33%
鈴川御樹は人知れず異形のものを倒す一族に生まれたが、その力が要求に満たなかったこともあり、分家である鈴川家に養子という形で出されていた。
様々な事情から実家である高宮家に呼び戻されたものの、御樹は自分の技量のなさから異形との戦いに自信が持て
ずにいた。そんな中、かつて交流があった少女との再会や、死んでしまった姉の恋人だった少年との出会いを経て、徐々に自分に自信を取り戻していく。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-14 12:00:00
108306文字
会話率:55%
とある東の国で、"枯魔(こま)"と呼ばれる異形のものが、人々を脅かしていた。それらを退治するべく作られた"械樞(カラクリ)"と呼ばれる道具を扱える者・主師。その中では珍しい、女性の主師が存在していた。
彼女の主師としての能力は、愛する夫から指南してもらったものだったが、その夫は現在、記憶喪失で…。
※『taskey』でも、同タイトル・同内容で公開しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-11 17:00:00
15878文字
会話率:67%
タイトルで釣ろうと思いながら、、、でも信じて読んだ人のクレームが怖くて()内を書いてしまっています。
結局のところ「俺」は最弱です。最弱、特殊能力ゼロ、。能力的には一般人のまま異世界で恐れられる魔王様に転生! まわりは恐ろしい能力を持っ
た異形のものたち。その上、世界は破滅的終末的な戦争状態。
はっきり言って無理です! 無茶です! 無謀です!
それでもハーレムっぽく・・、、なってないかな? 疑似ハーレム物、疑似オレツエー物
なお、クレームを恐れるあまり多めにキーワードをチェックしていますが、ボーイズラブや、ガールズラブ成分は、ほとんどありません。それを期待して読まないでください! R15も残酷描写も、ほぼありません。それらも、それ自体を期待しないでください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-30 19:12:31
77133文字
会話率:38%
両親を亡くした孤独な少女・あかりは、ある夜大きな翼を持つ異形のものと出会う。彼──シリウスとの交流を経て小説家になるという夢を抱いたあかりだが、なかなかうまくいかない。そんな中、シリウスの語る不思議な寝物語を元に小説を書き、それが評価され
たことをきっかけに、あかりは自分の夢に苦しめられ、葛藤の果てに、自分が何を望んでいたのかを悟る。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-07 00:00:00
21133文字
会話率:36%
妻を亡くした主人公の前に、真っ白な茄子のような異形のものが現れる。そして、中年サラリーマンの主人公の身の回りで不思議なことが起こり始める。
最終更新:2023-03-07 23:39:20
36944文字
会話率:44%
人造人間。
人が作り出したもうひとつの形。
社会情勢によって求められた、神託をもたらすAI「KAI-26」
演算能力・身体能力・データ処理能力。
全て完璧なはずの彼に備わっていない心……
その答えを見つけられなかったが故の廃棄処分。
「人間になりたかった」その言葉を残した彼に手を差し伸べる神。
この物語は、心を知らないAIロボットが異世界で生まれ変わり、異形のもの達と心を知る物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-25 16:00:00
7754文字
会話率:36%
この世界には幾つかの世界があるそうだ
自分の行いによって魂はその世界を永遠に転生し続ける
善い行いをした者は良い世界へ
逆に、悪い行いをした者は悪い世界へ
またその世界の中で人に転生するとは決まっていない
鳥だったり、虫だったり、異形のも
のだったり・・・
これは罪を犯し地獄へ転生した少女の話
そして、転生せずして地獄から少女の魂を救うため
自ら地獄の世界へ行った青年の話
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-26 16:47:58
11905文字
会話率:15%
突然に現れてはその地を人が住めぬ土地に変えてしまう「厄災」。それは大地に開いた大穴だったり、晴れぬ霧だったり、陽の光が差し込まぬ森だったり様々な形態をとって現れた。そしてそこからは「魔」と呼ばれる異形のものが溢れ出す。人はそれに追われる日
々を送っていたが、「魔」から抽出される雫と呼ばれる液体を使って「魔」をそして厄災の中心核を破壊する手段を生み出す。そしてその雫を操れる者達は雫師と呼ばれる様になった。
「王の手」と呼ばれる国家の正式な雫師では手が回らない辺境や小規模の「厄災」はギルドと呼ばれる民間の組織が国家雫師には至らない雫師達を組織して、厄災への対処を行なっていた。街道筋ではあったが辺境の街、ウィルトルに起きた厄災を管理しているギルドに属するランドは、ある日、厄災の開けた穴の中の探索で安物で使いこ込まれた防具を見つける。それはベテランと呼ばれる変わった雫師の遺品だった。「雲雀亭」の店主からその遺品を引き受けることになったランドは、自分の休暇を利用してそれを渡すべき相手の探す旅に出かける事にした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-09 08:19:50
32177文字
会話率:57%
中学生の圭太はある日、不登校の友人、隆平から気になることを告げられる。
「僕の元にバケモノが報せに現れた。これから呪いがはじまるんだよ」
圭太らは四年前、忌み地と恐れられる山の中で、異形のものに襲われるという経験をしていた。
そのバ
ケモノは、全員に呪いをかけたのだという。
「お前たちから必ず奪ってやるからな……」
今日まで何事もなく過ぎていたのに、どうしてこのタイミングで呪いが発動する?
隆平の言葉に半信半疑の圭太だったが、友人らが呪いによって平和な日常を奪われていたことを知り、奮い立つ。
「俺たちでなんとかして呪いを解こう」
圭太たちは呪いを解く方法、そしてバケモノの正体について探ることを決める。
時を同じくして、周辺では通り魔事件が発生するなど、不穏な空気が漂いはじめていた――。
※「アルファポリス」「NOVEL DAYS」にも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-17 15:22:29
143560文字
会話率:45%
『闘技場』
それは今まで剣闘士が闘いあう大きな建物の1つであった。
しかしその規模は建物を超え、地域を超え、大きな国の1つになる。
もちろん建物としての闘技場は顕在し栄えてもいるが、それはただの人間同士が闘う場である。
国としての闘技場は
クリーチャーが溢れる人間とクリーチャーの闘いの場。
人間はクリーチャーから人を守るためにその地へ赴く。
そして『この物語の主人公であるジキル』もまた父親のなし得なかった夢や目標を継いでいる。
世界は4つの大陸に分断されている。
『人間界』
主に人間が暮らす大陸。
種族の違いこそあるが、人間同士で文明を発達させた大陸。
また、様々な友好的な種族もそこに暮らす。
住宅、ビルなどが立ち並ぶ。
『妖精界』
|妖精族《フェアリー》や|弓武族《エルフ》が暮らす大陸。
他の種族を毛嫌い、不浄なものだと考える種族が多く存在する。
主に魔力など魔法の力で文明を発達させた。
森や木々などが多い。
『異界』
魔神、クリーチャー、不死者など異形のものが暮らす。
唯一他種族が立ち入ることの出来ない大陸。
魔素や瘴気などで覆われ、耐性が無いものが侵入すれば骸と化す。
『コロッセオ』
他3つの大陸の中心にある大陸。
1番大きな大陸でもある。
食物、鉱石、魔力全てに恵まれている。
この大陸の領土の取り合いが常に行なわれている。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-03 01:49:04
533文字
会話率:19%