昭和30年代前半。
上総のどこかの里山に茅葺屋根の古民家で暮らす娘さんがおりました。
田の神山の神である姫神様のお世話をしながら、狐の少年とともに昔ながらの道具を使ってのんびりと、ときには年中行事で季節を彩りながら穏やかな毎日を過ごしていま
す。
でも最近は毎晩村の青年医師が訪ねてきて、何やら変化がある様子。
はたして二人の恋の行方は?
ノスタルジック恋愛ファンタジーをどうぞお楽しみください!
――以下が好きな人におすすめです――
昭和、レトロ、郷愁、ノスタルジック、恋愛、人外、古民家、古道具、民具、民俗学、文化、風習、習俗、風俗、年中行事、信仰、儀式、儀礼、歳時記、村、里、山、田舎、料理
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-18 17:34:52
330709文字
会話率:40%
それは 「とある世界」の物語
その世界は 一人の主神によって作られました
そして 沢山の神々が生まれ 管理が始まり 樹が育てられ 魚や獣が作られ
人やエルフ 獣人やドワーフ 吸血人や鳥人など「人類」と呼ばれる 様々な 生き物が 作られ
ました
こんなに にぎやかになっても
この世界には 名前 が付けられることはありませんでした
きっと 主神にとって この とある世界は たいして大切な世界ではなかったのでしょう
だから 最低限 陸を「大地」と 大きい水たまりを「海」と名付けました
この世界には 名前が ありません
これは そんな ちょっと寂しい「とある世界」を守るために戦う 人々の 物語です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-24 16:15:12
191160文字
会話率:25%
文学短編
古代の人間たちに化け物か神とされた人間の、ふるい伝承にせまる。
村に病がはびこり困った木こりの与作は、ある山に住むという山の神と呼ばれる者を探しにゆく
最終更新:2024-10-05 13:00:00
3920文字
会話率:5%
魔力量が多い子供とレジネール王国の瓦版にも載ったことがある伯爵令嬢ルジアダ・フォン・エルランジュは、幼いころに魔力が多い婚約者が欲しいというジルレ侯爵家から次期当主のフィガロ・フォン・ジルレ様との婚約も決まり、国が決めた魔力が多い子供だけ
が通うフィリパ学園に通っている。
若干家族に問題はあったり、幼いころから一緒にいる護衛兼学友のシャールが人の姿に変身した精霊だったりするけれど、王都で暮らす婚約者とも問題なく、母方の祖父であるアウスバッハ辺境伯のもとで楽しく暮らしていた。
通っているフィリパ学園では五年に一度、選ばれた学生が国宝の剣が奉納してある霊峰ヴェスパ山の神殿に向かい儀式を行う。
儀式の代表者に選ばれたルジアダは、驚異的な速さで儀式終わらせる。
その後、散策に出た先で誘拐された子供に出会い、助けたところ……。
*「竜に変身できる種族に転生したと思ったら、ちょっと違うみたいです。」と同じ世界観ですが、作品を読まなくても読んでいただけます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-16 20:13:00
225210文字
会話率:32%
山野辺家は山の神に仕える巫女一族だったが、夕子はその能力をきちんと持っていない落ちこぼれ。
巫女だった母が亡きあと、伯父夫婦の家に居候をしていたが、高等学校を卒業するにあたり、家を出ることを考える。しかし『巫女』という時代錯誤なあやしい出自
が邪魔をして、就職がままならない。
どうしたものかと悩む夕子に縁談が舞い込んだ。
山野辺の巫女筋の縁組をしたいらしい。
その相手というのは『祓い屋』という、これまた時代錯誤な仕事を持つ田舎の一族。
もう後がない夕子は一念発起。汽車に乗り、お相手の草薙家へ単身で乗り込むのであった。
※他サイトにも掲載折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-15 20:09:56
8006文字
会話率:33%
製薬企業のMRとして勤務していた空木健介は、中途退職を決意し、出身地である東京国分寺市で探偵事務所を開設する。ある日、初めての仕事ともいえる依頼が、封書で届く。その依頼は、滋賀県と岐阜県の県境にある霊仙山に登る予定の男を尾行してほしいとい
う依頼だった。空木は、依頼された尾行を引き受けるが、尾行したその日、その男は、霊仙山の麓の廃屋で首吊り自殺に見せかけた絞殺死体で見つかった。空木は、重要容疑者となるが、幼馴染みの現職刑事の協力で疑いは晴れる。
廃屋の死体は、空木健介が尾行した男なのか、空木を犯人に仕立てようとした依頼人は誰なのか、空木は警察の捜査に協力しながら、独自に調査を進めて行く。警察の捜査により、死んだのは、製薬会社の現職部長と判明する。捜査は、名古屋、東京、仙台で勧められて行く中、空木は、死亡した被害者の妻からの依頼を受けて、死亡した男の仙台でのスキャンダルの有無を調べることになるが、ある日、事件の真相を話すので山形県の月山の神社に来て欲しいという手紙が届く。その月山で、またまた製薬会社の社員が死亡する事故が発生する。空木は、その事故に疑念を抱きながら仙台から北海道とスキャンダルの有無、真相を求めて調査を進めて行く。
調査の中で、死んだ被害者の仙台でのスキャンダルがおぼろげに浮かび上がるとともに、最初に空木に男の尾行を依頼した人物も浮かんでくる。さらには、製薬会社の支店幹部の自己保身、エゴの実態が明らかにっていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-10 16:04:16
123478文字
会話率:38%
山の神様のおじ神様と、おじ神様に嫁いだ娘ハナの物語。おじ神様とハナは徐々に心を通わせます。
最終更新:2024-05-16 22:42:57
11141文字
会話率:60%
「僕」は小学生の時に母の実家に預けられていた。
それは父が伯父の借金の保証人になっていたからだ。
新しい学校に馴染めないで、ひとりぼっちで遊んでいた僕は「もう一人の僕がいるといい」と願った。そして御山の神社に行くとそれを祈った。
ある日、
いつもの様に神社に行った僕の前に一匹の狐が現れた。
柚木のパワスポシリーズ第3弾。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-12 12:00:00
10286文字
会話率:15%
さびれたほこらを掃除した『俺』は、着物姿のお兄さんに声をかけられる。
「一つだけ願いを叶えてやろう」と言われ、
『俺』は「友達がほしい」と願ったが、そこにはちょっとしたカン違いがあった。
地域によって意味の違う言葉って意外と多いですね。と
いう話。
ハッピーエンドです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-05 22:59:21
1385文字
会話率:18%
ありふれた高校生最後が近づいている。
夕暮れ時のクラスに飛行機が墜落し、何人かの人が巻き添えで死んでしまった。その中で、主人公 |藤巻 純奈《ふじまき すみな》も事件に巻き込まれる。
光の本流に身を流して、目を覚ましたそこには、
物語のち
っちゃいおじさんや妖精がいたり、狼が話したり不思議な世界。
気づいたら、赤ちゃんになっていて…え?なにこれ…
山の中で力に目覚めたりなんやかんやあるけど、狼のテンドウ..(謎)が、山神にするとか…人に会うな。とかうるさいけど…
私頑張る‼
ちょっと冒険、ちょっと恋愛、平凡な女の子が世界に揉まれる物語の1ページ折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-13 09:00:00
346174文字
会話率:59%
彼が遠くに行っちゃうなんて嫌……!
恋人と離れ離れになりたくなくて、神頼みにやって来た愛稀。
迷い込んでしまった山の中で、不思議な少年・ユウと出逢う。
「姉さんの結婚がなくなりますように」
ユウもそんな願いを抱えていた。
それぞれの大切な人
に向けた望みをかなえるべく、二人は山の神々に祈るが――。
「あなたの、真実の願いは、何?」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-18 17:42:38
44217文字
会話率:45%
今まで沢山の神様を拝見してきた。
神格を一言で表すには、人格を語るのと同じで、余りにも難しい。
けれどもこれだけは言える。
『身内には蕩けるように甘く。それ以外にはドライ。ただ一柱を除いては』
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺
に思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
ナチュラルに嫉妬しかけた私です。
だったら好き避けすんなよ。と突っ込まれそうですが。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-12 20:37:56
1049文字
会話率:37%
大型連休、最終日。
私は初日に訪れた場所に戻って参りました。
ええ、山の神様の場所ではなく、もう一つの。
これはこじつけかも知れません。いいえ、こじつけです!!
でも、お呼ばれしたと思う事に大きな意味が御座います!!
最終日に拝見した物が、
この社の内部で本当に良かった。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
巡り巡ったその最果て。
例え、こじつけだとしても、思う事に意味がある。
幻想奇譚、初日に回帰。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-07 17:39:52
1542文字
会話率:26%
火の神、風の神、森の神、山の神……。万物に神は宿っている。すっかり自然を征服した現代日本だが、もしそんな神々が反抗し、その力を暴力として人間に振るったとしたら……。
最終更新:2024-01-18 21:05:03
4907文字
会話率:47%
あるとき、あるところに、八人の姫様がおりました。
けれど、毎年ひとりずつ姫様は倒れ、残ったのは、美姫と名高い『七の姫様』と、化け物と畏れられる『八の姫様』の二人きり。
八の姫様は、生まれ持った人ならざる力を持っておりました。
彼女の力を畏れ
、残った七の姫様の死を恐れた両親は、異世界から刀を携えやってきた一人の男に頼んだのです。
「あの化け物を、殺してください」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-17 19:38:21
11279文字
会話率:26%
遭難者が発生している雪山への登山を決行する山岳部。彼らを待ち受けているものは何か。
最終更新:2023-12-27 16:10:06
718文字
会話率:39%
有名な場所といえば、大昔に閉鎖されてしまった銀山ぐらいしか無いような、人も産業もない片田舎。
祓魔師と呼ばれる怪異狩りを専門に生き残ってきた地方豪族の末裔九浅寺颯馬は、ある日山に獣の怨霊が出るという事で様子を見に行ったら、銀山の廃坑跡から不
思議な空間へ迷い込んでしまった。
目の前には銀山の龍。
地元の山の神みたいなものに出会ってしまい、これは恐れ多いと畏まっていたら、龍が勝手に話を進める。
「そこの若者ちょうどいい。ウチの養女の警護を命じる」
横には都内ITベンチャーでプロジェクトリーダーでもやっていそうな今風のバリキャリシティガールの若い娘。
「手下ガチャのSSRゲットだぜ」
腕っぷしの良い手下を手に入れた娘は大喜び。
そんな彼女は怪異や霊を引き寄せて力を増幅させる、不思議な体質を持つ女の子だったのだ。
平穏で変化のない田舎で彼女をきっかけに起きる怪異譚。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-07 19:00:00
45295文字
会話率:32%
「この子犬が、ライオネル……?」
ナディアは呆然とすることしかできなかった。青ざめた父親が差し出した子犬が、自分の婚約者ライオネルなのだと言われてしまって。
父親によると、どうやらライオネルは山の神の怒りを買って、この姿に変えられたよう
だった。しかもどうやら、この子犬は自分がライオネルだという自覚がないらしい。
だったら自分が、彼を元に戻してみせる。そう決意したナディアは、子犬を連れて思い出の場所をめぐるようになった。
しかし子犬は、一向に元に戻る気配がない。さすがのナディアも弱気になり始めたある日、彼女の新しい婚約者と名乗る青年が訪ねてきた。彼女の両親は、もうライオネルは戻ってこないものと考え、ナディアとライオネルとの婚約を解消してもいいと判断してしまったのだ。
ライオネルのことをあきらめたくない。けれど、一人で耐えているのも辛い。そうして涙するナディアを見た子犬が、思いもかけない行動に出てしまい……。
これは互いを信じ抜いた二人が、苦難を乗り越えて幸せをつかみ取る物語。
(※全13話のお話になります)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-03 12:23:15
46769文字
会話率:37%
20億年の時をかけて生まれてきた虹の女神・アイリス。天界において2番目に高い位に付きながら、とある事情により山奥での隠居生活を余儀なくされる。
このまま打つ手立て無く、一生隠れて暮らさなければならないのかと焦るアイリスにいつも寄り添ってく
れるのは……?
天界を舞台とした
「最弱・虹の女神 × 堅物・風の神」
のラブ・ハイファンタジー。
「誰か1人とだけ愛し合う、なんてことはないです」
この世とはちょっと違う価値観を持つ、博愛を基本とする神の世界の、色んな『愛』のお話です。
※恋愛要素が出てくるのは結構後ろの方です。最初の方はただのハイファンタジーとしてお楽しみ下さい。
※このお話には沢山の神や天使が出てきますが、あらゆる神話、宗教とも関係ありません。全て作者の妄想による産物です。
※神様は普通「柱」で数えますが、読みやすさを重視してあえて「1人、2人...」という数え方で書いています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-26 18:50:55
225754文字
会話率:47%
山の神「ヤマオノサマ」は実在するのか
最終更新:2023-07-20 16:36:29
2427文字
会話率:9%
「山深く響くこだまは、狂愛のなごり」に続くエピソード。
浮世から、山に逃げた姉妹。自然の脅威にさらされ命を失いそうになった二人を山の神は助けた。十年経ち、妹は里の男性の元へ嫁ぎ、姉は山に残った。その姉には「山の神」と話ができる不思議な力があ
った。神と交流を深めるうち、無垢な少女は山の神に叶わぬ恋心を抱いた。
「山深く響くこだまは、狂愛のなごり~身を捧げた姫の末路~」の神話となった話になります。
こちらの物語を先に読んで頂いても楽しめるかと思います。
「山深く響くこだまは、狂愛のなごり~身を捧げた姫の末路~」を既に読んで頂いた方は、謎が解けると思います。ぜひ読んでいただけたら幸いです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-09 23:19:03
16025文字
会話率:14%