京都市内に住む䰠宮櫻真は能楽師であり陰陽師でもある。
そんな櫻真はある日、不思議な夢幻を見た櫻真は従鬼である桜鬼と契約を結ぶ。
だが、これは櫻真が陰陽師の当主となりうる器の内の一人に選ばれたという証明だった。
器になりうる者は、櫻真を含め八
名。そしてその主に使役する八人の従鬼。
この八組で13個ある「鬼絵巻」を集め奪う当主争いが始まるのだった。
和風異能戦闘系でありながら、恋愛あり、笑いありのローファンタジー。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-23 16:55:09
1059722文字
会話率:37%
お忙しい方のためのあらすじ動画はこちら↓
https://youtu.be/JhmJvv-Z5jI
【ストーリーあらすじ】
■■室町、花の都で世阿弥が舞いで怪異を鎮める室町歴史和風ファンタジー■■
■■ブロマンス風、男男女の三人コンビ■
■
室町時代、申楽――後の能楽――の役者の子として生まれた鬼夜叉(おにやしゃ)。
ある日、美しい鬼の少女との出会いをきっかけにして、
鬼夜叉は自分の舞いには荒ぶった魂を鎮める力があることを知る。
時は流れ、鬼夜叉たち一座は新熊野神社で申楽を演じる機会を得る。
一座とともに都に渡った鬼夜叉は、
そこで室町幕府三代将軍 足利義満(あしかが よしみつ)と出会う。
一座のため、申楽のため、義満についた怨霊を調査することになった鬼夜叉。
これは後に能楽の大成者と呼ばれた世阿弥と、彼の支援者である義満、
そして物語に書かれた美しい鬼「花鬼」たちの物語。
【その他、作品】
浅草を舞台にした和風歴史ファンタジー小説も書いていますので
興味がありましたらどうぞ~!(ブロマンス風、男男女の三人コンビ)
■あらすじ動画(1分)
https://youtu.be/AE5HQr2mx94
■あらすじ動画(3分)
https://youtu.be/dJ6__uR1REU折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-21 03:00:00
63930文字
会話率:45%
鏡花一代の名作と讃えられる本作。
中世、近世の文学に深く根を下ろし、極度に切り詰められた文体で語られる能楽の芸道もの……といえば敷居が高いのですが、物語そのものは、数奇な運命で結ばれた若い男女の恋愛に、芸道の師弟の情愛がからむ、きわめて
シンプルな感動作です。
現代語訳となると、鏡花一流の華麗な修辞は犠牲にならざるをえませんが、ストーリーの面白さとみごとな構成美の概容は感じてもらえるのではないでしょうか。
原文は一から二十三の数字の章立てからなっていますが、全体は世阿弥以降の古典芸能の序(じょ)・破(は)・急(きゅう)五段の形式に、整然と整えられています。それをふまえて、各章を、序、破の序、破の破、破の急、急の五部にまとめることにしました。
難しい作品なので、掲載はゆっくりになると思います。各部ごとに(あとがき)と題して参考知識などをまとめていますが、読み飛ばしても、後からまとめて読んでくださってもかまいません。
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-06-06 17:24:28
78745文字
会話率:35%
その昔、揚子(ようず)の里の市で高風(こうふう)なる男が酒を商う屋台を出しておりました。
彼の屋台には毎晩のようにやってくる不思議な客がいました。
その客は、高風の屋台で一番強い酒をどれほど飲んでもまったく顔色が変わらないのです。
ある日、
その客は高風に言いました。
「明日の夜、儂ら猩猩(しょうじょう)の酒を飲みに来ぬか」
能楽の演目「猩猩」と、クトゥルフ神話をモチーフにした短編作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-22 21:00:00
9244文字
会話率:19%
学校行事の一環で能楽を鑑賞する事になった男子小学生。
無表情な能面への恐怖感もあって、当初は能楽を敬遠していたのだが、その第一印象は些細な閃きをキッカケに大きく変化する事に…
※ 本作品は「第4回小説家になろうラジオ大賞」の参加作品で御座い
ます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-29 19:14:15
1000文字
会話率:21%
令和4年に京都の能楽堂で能面をつけた殺人事件が発生。女子高生棋士と新米刑事が一夜明けたら戦国時代の初代将棋名人の子供とその許嫁にかわっていた。二人は戦国時代に秀吉と家康が所有していた月の能面を追う。二人は令和で復活できるのか。
最終更新:2022-12-05 16:00:00
132104文字
会話率:33%
これはノンフィクションです。
小学校3年生の時に始まりました 幽霊の影が待ち遠しいので、他の能楽の子供とは違うと思い始めました。
最終更新:2022-01-31 22:40:03
4717文字
会話率:9%
こんばんは!
僕は鶴岡・レオニダス・潤(つるおか・レオニダス・じゅん)! 東京府立能楽町高校に通う一年生! ピッチピチの十五歳、花の男子高生です!
能楽町高校に入学して四ヶ月! 青春を謳歌し、アルバイトも始めた僕は今、能楽町二丁目の近
くにあるコンビニで働いています!
お客さんはちょっと変わった人が多いけど、それも社会勉強だと思って気にしない!
今日も雑誌コーナーの窓の外には色んな人達が行き交ってます!
夏なのにレザーコートを着込んだ、髪の色が左右で違う女の人とか、タンポポみたいに巨大なアフロヘアの巨漢とか、それから拳銃やナイフで武装した見るからにガラの悪そうな防毒マスクの団体さんとか!
あっ、団体さんが入ってきた! いらっしゃいませ!
はい、何にしましょう!? うちは夏でもおでんをやってますし、冷たい飲み物もたくさん用意してますよ!
え? 店の金を全部出せって? え? これってもしかして、今話題の連続コンビニ強盗ですかぁー!?
ガクブルで銃口を突き付けられる僕!
ガクブルで一目散に逃げ出す店長!
一体僕はどうしたらいいの!?
その時、その人は現れたのです!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-10 21:00:00
264539文字
会話率:32%
祖母を失い、高校生にして天涯孤独の身となった少年、斉藤礼司。
生きる意味がわからなくなっていた彼は外を歩いていたときに見かけた喫茶店「ヒガン」を訪れる
最終更新:2021-02-20 22:09:22
8113文字
会話率:32%
さあ歴史好きの皆様、変わったものが読みたい皆様。
ここらで一つ「狂言」なんて如何でしょうか。
【第二回】は狂言『口真似』
前回の解説でポロっと出てきた、豊臣秀吉公、徳川家康公、前田利家公が演じた可能性がある狂言の片割れでございま
す。
今回はとある歴史上の人物に登場していただきました。
果たして「市兵衛」とは何者なのでしょうか?
ちょっとした歴史クイズですが歴史に自信ありの皆さまは是非、挑戦してみてください。
あらすじ
黒田家の家臣である、とある侍は羽柴様より御酒を賜った。
これ幸いに酒を飲もうとしたけれども、一人酒は寂しい。
一人で酒を飲みたくない侍は、下人である太郎冠者に誰か連れてこいと命令する。
そして太郎冠者は、知り合いのとある人物を連れてきた。
しかし、それはトンデモナイ人物だったようで――。
出典は国立国会図書館デジタルコレクションより――。
『和泉流狂言大成 山脇和泉 著 (わんや江島伊兵衛, 1919) 』全4巻。
この本の著作権の詳細の解説を行うにはこの『あらすじ』は余りにも狭すぎるので、第一話の後書きに置いておきます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-22 23:38:38
17110文字
会話率:44%
さあ歴史好きの皆様、変わったものが読みたい皆様。
ここらで一つ「狂言」なんて如何でしょうか。
【第一回】の狂言は『|井杭《いぐい》』。
特に歴史好きの皆様にお勧めします。
何故なら、かつてこの狂言は日本史上最高の役者によって演じられ
ております。
かつて時の天皇陛下の前で演じられたその時の『|井杭《いぐい》』の演者は――
――豊臣秀吉公、徳川家康公、前田利家公――
どうです? 豪華とは思いませんか?
官位の高さが最高じゃないですか。
自らを歴史好きを自認する皆さまであれば、豊臣秀吉公、徳川家康公、前田利家公が役者をした演劇を知らないなんて、勿体ない。
教養の一環としても是非知っていてほしい。そんな御話です。
あらすじ
いつもいつも屋敷の主人に頭を叩かれる|井杭《いぐい》。
何とか頭を叩かれるのを防ごうと清水寺の観世音菩薩に祈願をしたところ、姿が消える不思議な頭巾を|賜《たまわ》った。|井杭《いぐい》はその頭巾を被って姿を隠し頭を叩かれまいとする。
最初の内は成功するが腕の良い占い師の登場で次第に追い詰められていく|井杭《いぐい》。
|井杭《いぐい》は、屋敷の主人と占い師の鼻を明かせるのだろうか。
さて「|井杭《いぐい》」の著作権ですが、これに限らず私がこれから書く狂言を基にしたシリーズの底本は国立国会図書館デジタルコレクションにて公開されている――
――『和泉流狂言大成 山脇和泉 著 (わんや江島伊兵衛, 1919) 』全4巻となっています。
著作者は4巻とも『山脇 和泉』と奥付に記載されております。
よって二次創作のガイドラインにある『童話、古典文学など著作権の保護期間が終了している作品を原作とした小説』に当たります。
しかしこのことを証明するにはこの『あらすじ』は余りにも狭すぎるので、後に設ける『作品解説』及び『第一話の後書き』の中に置いて細かい事を書くことに致します。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-18 00:34:40
13088文字
会話率:48%
私は企業のウェブサイトや営業ツール、展示会グラフィックなどの企画・コピーライトを生業としています。エネルギー、エンジニアリング、業務システムなどが主戦場なので仕事でエモーショナルな文章を書くことは皆無です。日頃の鬱憤を晴らすべく本能の儘に書
いた「鬼たちに捧ぐ」を始め、羽生結弦選手の演技についての文章が思いもかけずたくさんの方にお読みいただく機会に恵まれ幸せなことでした。鑑賞するこころを教わったのは能楽からです。能は決められた形に忠実に、数百年謡い継がれた言葉、節、演奏を守って演じられなければなりません。それでも、あるいはそれだからこそ演じる者によって全く違った舞台になること、能を能たらしめる無駄をそぎ落とし洗練を極めた表現は、フィジカルな鍛錬を尽くした上にこそ成り立つことに気づかせてくれたのは塚田光太郎の舞台でした。
泉下の光太郎に寄せて、忘れがたい秋の能「龍田」について書かせていただきました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-18 23:42:38
4080文字
会話率:8%
2019年フィギュアスケート世界選手権、羽生結弦観戦記。「Origin(オリジン)」を舞う羽生選手の姿は能楽の早舞(はやまい)を見るように神々しく、同時に激しい勝利への渇望をうかがわせる鬼気迫るものでした。これまでのフィギュアスケートの概念
に収まらない独自の流麗な息遣いに雅楽や能楽にさかのぼる和のDNAを感じ、能「黒塚」に重ねました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-03 01:35:29
11074文字
会話率:4%
【能楽部に腹黒眼鏡男子とロリィタ女子が入部する話】
峰雀高校能楽部のサイトが乗っ取られ、活動自粛となる。
部員は3年生の榛木佳織ただ一人。活動できず、新入生の受け入れができなれば廃部になりかねない。
佳織がサイト乗っ取りの犯人を探すため
、協力を依頼したのは……
※note、pixiv、エブリスタ、セルバンテス、カクヨムに掲載。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-12 20:00:00
115901文字
会話率:58%
ある若い能楽師の稽古場へ一人の妙齢の女性が稽古に来るようになる。始めから普通の人とは思えない彼女の一挙一動に、不思議と惹かれていく。やがて能に触れるうちに彼女もまた、心を開いていく。
不器用でプライドの高い能楽師と、美しくもどこか狂った女の
心の交流を描いていく物語です。
※能楽:日本の室町時代から続く伝統芸能。「小面」「般若」等の能面を用いる「能」と、「狂言」からなる舞台芸術。
※能楽師:能楽を生業とする職業。主に舞台出演と素人ヘの稽古を仕事とする。この小説では能の中心人物役や地謡、楽屋などを担当するシテ方を描く。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-04-18 21:25:56
28233文字
会話率:34%
東堂悦は夜な夜な妙な夢を見る。
蔦に這いまわられた墓に閉じ込められる女が、助けてほしいと訴えるのである。
女を繋ぎ止める妄執と、救いのない愛憎の闇。
能楽「定家」をモチーフにしています。
*重複投稿です。
最終更新:2015-06-24 02:59:56
1437文字
会話率:23%
ある宵口、二人の男が酒を酌み交わしていた。
ふと、柔らかい声が風に乗る。
どうやら片割れが歌いだしたようだった。
*重複投稿です。
最終更新:2015-01-14 10:01:01
2199文字
会話率:43%
酒造りと水妖の話。
能楽・猩々をもととしています。
最終更新:2014-11-17 20:05:54
3905文字
会話率:19%
アンチ義経がこじれて人間嫌いになった二代目大天狗とかの物語。
能楽「鞍馬天狗」をもとにしています。
第一部 鞍馬天狗
貴方さまが浮世へ旅立たれるその日まで、わたくしは貴方さまを守護することにしよう――――
第二部 裏語り
ひとは、よわい
。ひとは、儚い。けれど、それゆえに――――
第三部
おれは、童を――――。
◆◇◆登場人物◆◇◆
◆初代・大天狗
初めて全国の天狗たちを統率した、すごいおじいさん。
御年800(人間に換算すると40代後半くらい)。
晩年に授かった一人息子が、かわいくてかわいくて仕方がない。
顔が怖くなくて威厳がないのを気にしていて、
いかつい鴉面をいつも被っている。
◇能力(のうりき)
お寺のつかいっぱしり。
すばらしい能力はありません。
またの名をモブ・その1。
◇僧
東ノ谷の僧。
またの名をモブ・その2.
◇和尚
のっぺりした顔がちゃーむぽいんと。
偉いけど、またの名をモブ・その3。
◇源義経
いい国作ろう鎌倉幕府を開いた源頼朝の弟。
わりとイケメン☆に語られている美形くん。
幼名は牛若丸。
ただし、鞍馬寺に預けられたときは遮那王と名のっていた。
あと色々二つ名あるけどパス。
◆二代目
初代の一人息子。元・ひきニート。薬師。
平和主義。だけどアンチ義経で人間が切り刻むくらい嫌いと物騒。
静寂大好き。読書大好き。
女顔を気にしていて、いかつい鴉面をかぶっている。
◆凪葉
二代目の付き人。苦労人。四天狗の一人。
◆猩々
初代、二代目と仲がいい霊獣。
めんどうみのいい、みんなのアニキ。
◆煌羽
やたらとキラキラしいオーラを放つ色男くん。
腕っぷしには結構自信あり。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-05-01 21:17:53
14737文字
会話率:33%
時は戦国、主人公の名は長田伝八郎。三河国大浜郷の城主の子に生まれ、幼い頃から能楽と忍術を学び、忍術の師匠がその死に際し、何か大事を為すよう期待される。その後、伊賀で腕試しをし、伊賀甲賀最強と称賛される。
その後、徳川家康の嫡男信康に仕え、
その美貌故、色子となる。しかし信康は武田勝頼との関係を舅信長に疑われ、家康を通して切腹を申しつけられる。だが、伝八郎は信康と共に逃げてしまう。
伝八郎は信康を妻に預け、信康の父親の家康に仕える。それから間もなく、信長が本能寺で殺され、ちょうど堺見物をしていた家康一行は、光秀に命を狙われてしまう。そこで、伊賀越えを敢行して三河に逃げることとする。危険な伊賀越えだったが、伝八郎らの活躍により、無事成し遂げたのだった。
帰国した家康は、兵を率いて信長の仇を討とうとするが、仇の光秀は秀吉によって既に葬られた後であった。さらに織田の旧臣達を倒し、いよいよ家康と結着を付ける戦となる。この小牧長久手の戦いにおいて秀吉は約十一万、家康は一万八千と、兵力に大差をつけられてしまった。しかし家康は自分の勢力圏内で有利に戦を進め、膠着状態となる。焦った秀吉は、養子の秀次を総大将に池田勝入斎らを付けて総勢二万の別働隊が徳川の本拠岡崎を衝くと云う作戦に出た。この情報を掴んだ家康は密かに自ら軍を率いて城を出て、この別働隊に襲いかかる。この奇襲の際、これが秀吉本隊に知られるのを恐れ、別働隊粉砕に時間を掛けられない家康は、敵の実力者池田を暗殺するよう伝八郎に命じるのだった。勝入斎は伝八郎に討ち取られ、その長男元助も討たれたのだった。池田軍は次男輝政と共に撤退し、戦全体の趨勢も喫っしてしまう。手柄を立てた伝八郎は、疎まれていた主君家康からようやく評価され、一万石を得た上、姓名も永井直勝となった。勝利した家康ではあったが、秀吉の巧妙な外交戦略により徳川は秀吉の家臣となることになってしまう。
秀吉の朝鮮出兵の折、直勝は家康と共に本陣に赴き、かつて討ち取った池田勝入斎の忘れ形見輝政と引き合わされる。仇打ちを受けることを覚悟した直勝だったが、この時輝政は驚いたことに、自分の父を討った英雄にしては直勝の石高が低過ぎることに憤り、家康に直談判してそれを上げてもらっていたのである。これによって直勝は大名の仲間入りをし、最終的に三万二千石取りとなる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-03-11 09:25:57
39721文字
会話率:58%
親友である信乃に誘われて、能楽を観に来ていた皐月は、その舞台上で人が殺されると言う事件に遭遇してしまう。
最終更新:2012-12-16 00:00:00
20714文字
会話率:66%
能楽の雄:松宝流の末っ子には、この世ならぬものを感じる取る力があって・・・。
松浦龍之介と、その同級生を巡っての怪が、あれやこれやと・・、続くとよいのですが・・・。
最終更新:2012-09-24 21:42:35
1479文字
会話率:30%