盤上で、歩兵と王様は呟く。
最終更新:2025-07-18 20:47:06
409文字
会話率:0%
とある世界には、サジムと呼ばれる竜の伝説が各地に伝わっていた。しかし、実際にその姿を見た者はいない。そう思っていた吟遊詩人のセオジル・マイナフは、バロス国のアビエニスカ王がサジムを捕えたという噂を聞き、確かめるためにバロスへ入国する。アビエ
ニスカ王からはサジムに音楽を聞かせるよう命じられ、それを条件にサジムを閉じ込めている洞窟へ入ることを許される。果たして、洞窟でセオジルが目にするサジムとは……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-18 20:20:00
14593文字
会話率:22%
「さすが勇者様!」
これはそんな俺TUEEEEEの物語にいる数いるモブ、その中の一人の苦労話である。
最終更新:2025-07-18 19:10:00
2271文字
会話率:35%
2XXX年1月16日この国である事件が起こった。事件の概要はこうだ。ある一人の魔女が都市部でテロ行為をしたことがきっかけで国は魔女の存在を危険視し魔女狩り制度というものを制定した。魔女狩り制度はその名の通り魔女をこの国から排除するためにで
きたものだ。もし魔女を見つけたら国に密告することで懸賞金を受け取ることができるという実に簡単な制度だった。だが世の中そううまくはいかない、別に魔女が見つからなかったわけじゃない、その逆だ、魔女が多すぎたんだ。不自然なほどに、しかし国には魔女を見分ける方法がなかった。その結果起こったのが女性の大量虐殺。懸賞金欲しさに国民は次々と関係のない女性も密告し、制度が終わるまで女性は外に出られないほどだった。そんなこんなでこの国の女性人口は魔女狩り制度以前の一パーセントにまで減ってしまった。この事件を皆はこう呼ぶ。
―――魔女狩り事件と。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-10-23 01:10:00
28296文字
会話率:60%
とある大陸にある、とある北方の国。海と山脈に囲まれ外界から閉ざされたその国にはとある噂があった。
『一年に一度。晴れた新月の夜。草花も眠る深更。天空の海より星が降る』
流浪の吟遊詩人が小さな琴を爪弾きながら歌う。村の子ども達が心を躍らせ
ながら老婆の語りを聞く。様々な国の伝承が記録された本に描かれる。
それは虚構か真実か。誰も知らない。ただ一つ確かなことは、その伝承は今でも広く語り継がれているということだ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-18 18:00:00
10811文字
会話率:37%
詩集Grave of poetryシリーズの系譜でありながら同時にそれらを完全に破壊するプロジェクトです。タイトルは日本語に訳すと死期という意味のドイツ語です。
最終更新:2025-07-18 06:43:13
19312文字
会話率:0%
お墓です。僕の口の中にあります。
最終更新:2025-07-01 07:59:47
420963文字
会話率:1%
お墓です。シリーズ名の通りです。
最終更新:2023-01-14 08:56:32
637文字
会話率:0%
あの頃、僕らは何を想っていたのだろう。
あの頃、僕らは何を見ていたのだろう。
あの頃、僕らは何を信じていたのだろう。
あの頃、僕らは何を・・・・・・
あの頃、僕らはどう傷ついていたのだろう。
あの頃、僕らはどう走っていたのだろう。
あの頃、
僕らはどう泣いていたのだろう。
あの頃、僕らはどう・・・・・・
長編小説の合間に、かつての自分が日々の思いを綴ったいくつもの詞を、懐かしみながら投稿していきたいと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-16 19:47:33
66934文字
会話率:17%
どんな物語?
渋谷のネオンが輝く2024年秋、ライブハウス「Lush Abyss」を舞台に、5人の少女が運命の出会いを果たす青春音楽群像劇!
彼女たちはそれぞれ心に傷を抱えながら、音楽を通じて「本当の自分」を取り戻し、バンド「NectarV
ow」を結成するまでを描く感動のプロローグです。
タイトルに込められた「遠い星を数えて 君を想うよ…」は、切なさと希望を織り交ぜた詩的なフレーズ。彼女たちの「蜜のように甘く、誓いのように深い」音楽が、夜明けへの一歩を刻みます!
どんなバンド?
NectarVowは、葵(ボーカル)、花音(ギター/作詞)、結衣(キーボード/作曲)、凛(ドラム)、美月(ベース/コーラス)の5人組ガールズバンド。彼女たちが目指すのは、心をぎゅっと掴む共感性の高いメロディと詩的で胸に刺さる歌詞。切なさと希望が交錯するサウンドは、青春の痛みや夢を優しく包み込みます。そこにオルタナティブロックやポストパンクのエッジ、キラキラしたステージパフォーマンスが加わり、女性ファンは歌詞に涙し、男性ファンは彼女たちの魅力に心奪われます!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-15 13:00:29
72503文字
会話率:27%
掌篇。彝之イタルを追悼する詩歌。
キーワード:
最終更新:2025-07-14 02:10:15
2245文字
会話率:0%
今回はじめて、俳句のポエジーに私たちの詩的想像力や詩的感受性や詩的言語感覚を活性化された最後に、大木実の詩を5篇読んでみることになります。
前にも言ったように、意味作用に満ち満ちたふつうの詩(短歌もそうですが)を読むときには、夢想だとか
イマージュだとか詩的想像力だとかをまったく意識しないで、なにも考えずに、詩の言葉の意味をたどるだけのほうが、しぜんと、俳句のポエジーが育成してくれた私たちの詩的なたましいがあらわになって、いやでも、純粋な詩情や詩的な喜びや慰めを感じとらせてくれるようです。
したがって、今回、この作品のなかで読むことになる40句の俳句を深く味わうことだけに集中して、私たちの詩的想像力や詩的感受性や詩的言語感覚、つまり、私たちの詩的なたましいが活性化されたその最後に、大木実の詩5篇を読んでみるのがいちばんだと考えます。
(少し大胆に言ってしまいますが)私の作品に触れる前には思いもしなかったような、詩を読むことの、深くて大きな喜びをご自分のものにすることができるなんて、なんて素敵な人生がはじまろうとしているのだろう!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-13 07:12:28
6957文字
会話率:22%
いよいよほとんどバシュラールの言葉の手助けだけで3句ずつ150句を50回にわたって味わうことになる(パート6・完結ーその3)をおとどけします。「イマージュをたのしみ、イマージュをそれ自体として愛する」というふつうの詩では至難と思えるバシュ
ラールのこの言葉は、イマージュだけがむき出しになった俳句を味わうことのできる私たち日本人にもっともふさわしい言葉ではないかと思われます。そんなふうにして俳句を読んでいくそのことのくりかえしによって、必然的にレベルアップしてくれる俳句のポエジーが、これも必然的に、私たちの言葉の夢幻的感受性、つまり、ふつうの詩や短歌を味わうために不可欠な私たち自身の詩的想像力や詩的感受性や詩的言語感覚を育成してくれないはずはないと思われます。
意味作用に満ち満ちたふつうの詩をこれから読んでいくときには、夢想だとかイマージュだとかポエジーだとかを意識しないで、なにも考えずに詩的言語の意味を追っていくだけのほうが、かえって、いやでも、詩をより深く、よりゆたかに味わえるような気がします。そう、今回の150句もそうですが、これまでの掲載作の俳句をくりかえし味わっていただけたなら、このあと、ちかいうちに読むことになるふつうの詩の、詩情や詩的な喜びや慰めを感じとることなんて、きっと、わけないこと。
そんなわけで、ふつうの詩をそれなりに味わえる程度の詩的想像力や詩的感受性や詩的言語感覚をそれなりにご自分のものにするために、はじめて詩を本格的に味わうことになる(パート7-その1)の投稿は、アクセス数や読者数の状態をみながら、少し間隔をおいたほうがいいかなと考えています。先を急がず先に進むのを惜しむようにしてそれまでのページを何度もくりかえし読んでいただくのが、私の作品の有効な活用法だと思いますので。俳句のポエジーは一度味わえばそれでおしまいというものではありませんし、これまでの発表作の俳句だけでも、そのようにくりかえし読むほどにレベルアップしていくポエジーを味わっていただくには十分すぎるほどの量だと思っています。
なお、今回の(パート6・完結ーその3)は、一気に読んでいだだくには多すぎますし、いつでも気が向いた時に、すぐに、好きなように味わっていただけるように、作者マイページでは作品一覧のトップにのる、代表作に設定しなおそうと思っています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-15 00:02:11
12218文字
会話率:24%
今回の前半では詩を読んだりするだけで途方もない喜びの感情を味わうことのできたひとの、もうひとつの理由でもある夢想の楽天主義を感じさせてくれるような言葉を、わたしの「バシュラール・ノート」から拾ってみました。
夢想とは本来、自由で、だれに
でもできる気楽な行為なのだと教えてくれて、しかも人生最高の喜びを私たちに体験させてくれるバシュラールの夢想のオプティミズムって、ほんとうに、すごい。
幼少時代の核があらわになった状態でイマージュの幸福にうっとりすることが夢想するということだったわけですけれど「イマージュをたのしみ、イマージュをそれ体として愛する」って、詩のなかでも俳句だけが、もっとも純粋なかたちで、私たちに体験させてくれることになります。そのことによってもたらされる俳句のポエジーが、私たち自身の詩的想像力や詩的感受性や詩的言語感覚を育成してくれるのは、ごく自然なこと。
このようにして、言葉の意味作用に邪魔されてイマージュだけをそれ自体としてたのしんだり愛したりすることのむずかしいふつうの詩や短歌を、そのうちどなたにも味わってもらうようにするのが私の本の存在理由のひとつでもあるのです。
この原稿を売りこむために頑張って投稿をつづけているのですが、少しでも興味をもたれた出版関係の方には「メッセージ」や最新先の「感想」でご連絡していただければ、本になるかどうかはともかくとして、未発表の部分をふくめたワードの原稿を2分冊にした仮綴じ本を送らせていただくつもりでおります。なお、(パート5-その2)のこのコーナーに自己PRをのせているので、そこもついでに開いていただけたならありがたく思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-08 00:02:40
8142文字
会話率:23%
急に目の前で婚約破棄を言い出された主人公。
しかし、ここがどこかも分かっていない。
トラックではなく、自転車にひかれた彼女はいろんな人物をたたってやろうと思いながら、この世界を生きていこうとする。
しかし、彼女はこの体の少女の事も、この
世界のこともわかっていない。
そんな中で、ダンディーな人物にこの体の持ち主である少女になってくれと言われて…!?
困惑しながらも、夢に描いていた旅をしながら歌っていうことを、この世界で叶えようとする。
この先、一体どうなっていくのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-13 00:56:55
2855文字
会話率:40%
剣聖の家系に生まれたニック・リベルランド。しかし、彼に与えられた天職は、剣を使えない吟遊詩人。父親に見放され、家を追い出されてしまった。
けれども、異世界から来た師匠のもとで、ニックは【音系武功《おんけいぶこう》】と呼ばれる、音で攻撃
する技術を学ぶ。
史上最強の吟遊詩人、ここに誕生!
*
またふと思いついて、まずは書いてみました。どんな感じになるか様子を見ようと思ってます。前作と同じく、ChatGPTで翻訳しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-12 11:54:58
13659文字
会話率:46%
中国・唐代の詩人たち(王維、李白、杜甫、白居易、杜牧、李商隠、そして魚玄機)が閉じ込められたのは、100点を100回出さないと出られないカラオケルーム。現代の歌謡曲を知らない彼らは自らの詩を詠んで、脱出を試みる。完全なアカペラカラオケに挑む
詩人たちに何が起こったのか……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-11 16:48:05
8030文字
会話率:34%
内容はいつもの短歌の代わりです。
最終更新:2025-07-11 10:10:00
226文字
会話率:0%
この物語は、名も形も持たない蝉として始まった。 ただ、体の奥に残る熱だけが確かだった。
飛ぶことでも、耐えることでもなく、 沈黙が訪れる前に歌うこと。 たとえ一夏だけでも、 強く存在すること。
街は止まらない。 時間は戻らない。
それ
でも、誰かがその声に気づいたなら、 それは、夏の中で生きていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-10 06:10:00
2262文字
会話率:0%
自作の詩・歌詞をAIに歌ってもらったりしています。
最終更新:2025-07-08 23:33:36
6799文字
会話率:0%
シャイで奥手で硬派な主人公の夏野空(なつのそら)は、名門野球部所属の高校2年生。部活の帰りに急に降り出した雨に驚くも、持っていた傘をさし歩いていると……クラスでも人気の秀才美少女、涼風愛優(すずかぜあゆ)が雨やどりしているのを見かける。
空
は想いをよせている愛優に傘を差し出す。
様々な出来事に遭遇しながらも、良き協力者のもと進展してゆくのか。
ふたりの淡い胸キュンな恋模様をお楽しみ下さい。
作中、愛優の心情を表す詩も挿入します。そちらも併せてお楽しみ下さい。
この作品の第1章・第2章は、遥彼方さまの「夏祭りと君」企画参加作品です。
著作者:藤乃 澄乃
無断転載は固く禁じます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-07 20:50:00
154586文字
会話率:27%
地元の高校に通う梨里香(りりか)は、明るく活発な16歳。夏休みを田舎の祖父母の家で過ごそうとバス停で待ちながら、お気に入りのファンタジー小説を読んでいた。
いつの間にか降り出した雨は雷雨と変わる。
遅れてきたバスに乗り込み、停留場で降車する
も傘を持たずにいたので、濡れながら祖父母の家を目指すことに。
途中、道に迷い諦めかけたとき、見知らぬ少年が梨里香を助けてくれる。
その出逢いが全ての始まりだった。
一方、高校2年生の紫苑(しおん)は同じくバス停でバスを待ちながら、お気に入りの曲『Meet You Again』を聴いていた。
いつの間にか降り出した雨は雷雨と変わる。
遅れてきたバスに乗り込み、停留場で降車するも傘を持たずにいたので、濡れながら祖父母の家を目指すことに。
途中、道に迷い諦めかけたとき、全てが意外な方向へと。
その時すでにはじまっていた、もうひとつの世界での不穏な動き。
なにかがどこかで繋がったとき、現代と異世界が交錯する。
登場人物一覧は随時更新していきます。
尚、作中に出てくるお料理レシピは、作者のオリジナルです。
著作者:藤乃 澄乃 2020年5月6日投稿開始
無断転載は固く禁じます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-03 20:30:00
148419文字
会話率:29%
私は池田 藍(あい)。高校2年生。
気がつけばいつも隣にいる、ひとつ年下の田中 碧斗(へきと)とは、同じ部活の先輩後輩の間柄。
普段はちょっかいばかりかけてきてへらへらしているくせに、意外と頼りになるときもあって。
だんだんと気になる存在に
。
だけど、バレンタインに「チョコくれよな」って言われたのに「友チョコあげるね」なんて言っちゃって。
そんな中、彼を好きだという先輩に……。
自作の『詩』も入ってます。
音楽好きの方も楽しんでいただけるのではないかな、と思います。
著作者:藤乃 澄乃
無断転載は固く禁じます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-14 23:23:34
29889文字
会話率:21%
感情が“結晶”として管理・流通される王都《ラメルクロム》。
そこでは恋愛や悲しみといった“揺らぎ”の感情は即座に凍結・包装され、整列された幸福として配給される。
雪医見習いの少女・**凍梁冬芽**は
くしゃみひとつで周囲の感情を“無色の霜
結晶”へ変えてしまう特異体質を持ち
いつしか自身の恋心すら密封してしまうようになっていた。
だがある日、彼女の前に現れたのは
竪琴を背負い「感情の本当の色」を探す青年・雪柳昴光。
彼の音楽は、冬芽の凍った感情にほんの一滴、温度を与えはじめる。
「包装なんてしなくていい。恋も痛みも、混ざってこそ色になる。」
冷たすぎる社会、凍てついた自己像。
そのすべてを解かすように、二人は“列”の外へと一歩を踏み出す――。
愛を凍らせた少女と、歌で世界を解かす青年が出会うとき
結晶世界に初めて“混ざった色”が灯る。
これは、未包装のまま届けられた恋の物語。
❄ 登場人物紹介
■ 凍梁 冬芽
種族:人間
年齢:19歳(王都大学・雪医学部所属)
職能:〈雪医見習い〉
特徴:くしゃみひとつで周囲の情結晶を“無色凍結”させる特異体質。
性格:繊細で臆病。だが芯の部分に確かな意志と情熱を秘めている。
備考:感情を凍らせすぎて“自分自身”すら曖昧になっていたが、昴光の音によって少しずつ変わっていく。
■ 雪柳 昴光
種族:吟遊種(人間に近いが情結晶との親和性が高い)
年齢:23歳
職能:〈霜詠士〉/感情に“色”を取り戻す詩と旋律を奏でる旅の一族
特徴:竪琴と風防つきの外套を持ち歩く。
性格:朗らかで包容力があり、冬芽に対して一貫して優しい。が、本心をあまり語らない部分も。
備考:世界から消えた“混ざり合う感情”を再び人々に取り戻すことを使命とし、封凍核の謎を追っている。
■ 霜宮 綺硝
種族:人間
年齢:冬芽と同い年。王都庁の官吏見習い。
職能:秩序局 〈整列管理課〉
特徴:冷静沈着なメガネ男子。黒い制服と正確な足取り。
性格:秩序第一。だが冬芽への感情は複雑で、社会的正義と個人的な情の狭間で揺れている。
備考:冬芽の幼馴染だが、現在は“列”側の人間として彼女と対峙することになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-04 00:44:14
4673文字
会話率:31%
恋は、燃える。ときに街ごと。
それでも、恋塚愛咲は信じていた――「距離は紙一枚」と。
ガルドロニアの城下町に暮らす恋縫師・愛咲のもとに届き続けるのは、旅する吟遊詩人アマレー・コーダントからの情熱的な恋文の数々。
だが――彼の“歌”が、世
界を裂いているという噂。
恋が溢れすぎて、境界門が壊れ始めたという真実。
ならば、縫い合わせるしかない。
血で、想いで、そして、信じる針で――
これは
恋愛感情がインフレ率より高騰して
世界のほうが先に限界を迎えるファンタジー。
◆登場人物紹介
◉ 恋塚 愛咲
・職業:恋縫師
・性格:情熱家、寡黙なようでいて感情が顔に出やすい
・特徴:縫うことで手紙を紡ぐ“想いの伝達師”
・武器:銀針、血糸、そして信じる気持ち
・備考:手紙を読まずとも返事を書ける、希少な“感糸持ち”
◉ アマレー・コーダント
・職業:吟遊詩人/詩楽士
・性格:軽やかで誠実、愛を惜しまない浪漫主義者
・特徴:胸元に銀鈴をつけ、黒羽根飾りのリュートを操る
・備考:歌の旋律が“空間の境界”に作用する特殊体質
◉ ルシーレ・クェア
・職業:踊り子/舞詠士
・性格:奔放で感覚的、情の深さを隠して生きる
・特徴:アマレーと旧知の間柄。
・備考:舞で音と空間を操り、二人の間に割って入る“第三の糸”
◉ アマンティア(宰相代理)
・職業:門都政庁 宰相代理
・性格:冷徹、秩序主義、恋を“不安定要素”とみなす合理主義者
・特徴:言霊弾で言葉を武器に変える折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-28 05:36:14
6387文字
会話率:30%
『竜殺しに捧ぐ詩』
かつて、ひとつの村が滅びた。
焦土と化したその場所で、少年は立ち尽くす。
炎に包まれた父母、断末魔をあげる人々。
すべてを奪った“竜”への復讐を胸に、彼は剣を取った。
少年の旅はやがて、世界の真実を暴き、戦争の渦に身を
投じていく。
赦されぬ血を持つ者が、赦しのために戦う。
これは、ひとつの詩であり、
すべての怒りと、すべての悲しみに捧ぐ鎮魂歌──。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-03 07:00:00
5340文字
会話率:33%
私たちは歌う。みんなとまた、会うために___。
ちびっこや大きなお友だちに人気の美少女アニメ『ハートフル少女 ラブリーピース!』
二人組の戦闘少女、ラブリーピースの活躍により、悪の帝王ブラックサイダーは改心し、世界は平和を取り戻し
た。いや、以前よりもずっと平和な、理想の世界となった。
しかしある日突然、世界は消え失せる。
世界が消えた後、ラブリーピースが目を覚ましたのは、視聴者が暮らす現実世界。そこでラブリーピースを見て育った小6少女と出会う。
動画配信で自分たちの存在を示せば、アニメの世界に住んでいた家族や知人と再会できるかも。
そんな思いから、ラブリーピースは自らが歌い奏で踊る動画を配信し始めた。
音楽って、楽しい!
最初は人探しのためだけに始めた配信だけど、だんだん音楽そのものが楽しくなってきた!
‘元’戦闘少女の新たなステージがいま、始まる!
※ダンス、演奏シーンは詩付きでお送りいたします!
※『カクヨム』にて後発掲載中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-01 19:10:00
144373文字
会話率:56%
ポエム置き場。
歌詞なので気になったタイトルのものから覗いて下さい。
最終更新:2025-07-01 17:52:46
15201文字
会話率:19%