前世を思い出したレイラ・ユメウツツ。
彼女は無表情はまるで、感情をなくしたような無表情だ。そして、雨が好きで晴れが嫌い。前世のクラスメートの女子は『良い天気。今日も頑張ろう』と微笑むが、レイラは憂鬱な気分に一日なる。
また、雨だった時は一日
の予定を立てて、無意識だが頑張っている。彼女の苦手な人間のタイプは、『令嬢に腕などを触られても笑顔を貼り付けている人』
所謂、みんなに優しい乙女ゲームの中にいるようなキラキラ王子様だ。
——そう、乙女ゲーム。
ここは、乙女ゲームの世界。前世で既に心を壊していたレイラが、唯一の暇つぶしと言えることが乙女ゲームをやること。
そして一番苦手だったのが、王子のアクアネオ・シュード。
『令嬢に腕を触られてんのに、よく笑顔を浮かべられるよね』と、ドン引きしていたものだ。
雨の日、そんなアクアネオにあってしまった。
だからレイラはこう言った。
「——さよなら」
そして踵を返すと同時に、目を見開き呆気に取られていたアクアネオが叫んだ。
「待ってください!」
(ごめんなんて、私には言う資格はない。それに、めんどくさい……し……)
そして一生会わない。そう、思っていたのに——。
図書館で何故か、勉強することになった。
(なんで、こんなことに……)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-15 17:41:49
6253文字
会話率:28%
凄惨な幼少期、目を背けたくなるような境遇、追い討ちをかけるかの様な病、志半ばで失った夢、繰り返される挫折、いつまでも灯りの燈らない奈落の底。逃れられない運命に心を抉られ、気付けば愛だの夢だのくだらないと、誰にも関わらず人間を拒絶し笑顔を失く
し世界を断絶し、瞳に映る全てに絶望していた。だがそれでもただ懸命に、たった一つだけでもいいと〝生きる意味〟を探し続けながら大人になった孤独な男、幡西鷹斗。彼はある日、知らぬ間に病院のベッドに平伏していた。気を失っていたのか?事故か?記憶を失くしたのか?何も思い出せずにいた。ふと、何となく病室のテレビをつけてみることにした彼は、テレビを見た途端に何故かそこから様々な事がフラッシュバックしていく。以前から感じていた身体の違和感、身に起きてきた不可解な現象。しかしその自身が感じている症状は、どれだけ医師に説明しても全く伝わらず、呆気なく精神疾患だと診断されてしまう。誤診だと納得出来る訳も無く自ら身に起きる症状の原因を調べる事になったそんな中、今まで見た事が無かった色の二筋の光が微かに彼を照らし始めた。長い間暗闇に居過ぎた彼には、その微かな光でさえも眩しすぎて眩暈を起こしそうになる。しかしそれは次第に、身体と心をゆっくりと温め治し硬直していた心の筋肉を優しくほぐす様な、そして心をケアする様な感覚に包み込まれる程の光だった。〝生きる意味〟を見つける事が出来ず全てを諦めた筈なのに、世界を断絶していた筈なのに、ずっと独り殻に閉じ籠ったままで良かった筈なのに。心とは裏腹に徐々に思い出していく人の優しさ、温もり。そんな二筋の光によって色が変わり始めた運命に、人並みの幸せを掴みたいと淡い夢を見始めてしまうのだが・・・一つ乗り越えればまた一つ産み落とされる絶望。誰かと手を取り合い生きるのには必ず何らかの理由が必要なのか?幸せを手にするには必ず何かを犠牲にしなければならないのか?悲喜交々の人間世界はどこまでも儚く虚しいだけなのか?そんなわけが無いのに繰り返される暗闇は彼の心をまた揺さぶる。そしてそもそもの疑念点であった不可解な現象の真相に辿り着く事が出来るのか?人の温もりとは自分にとってどれ程大切なのか?彼の凄惨な過去とは?失った夢とは?二筋の光とは?少しずつ光と陰の狭間で蠢く様に見えてくる真実、待ち受けている本当の運命とは・・・。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-15 17:41:27
36130文字
会話率:46%
姿を消してしまった少女、山田海を救うために変わった相棒『魚』と一緒に森にやってきた本田星は、そこで一人の少年と出会った。少年の名前は葉山澄と言った。澄は自分のことを森の門番だと名乗り、星と一緒にいなくなった海を探してくれると言った。星はそ
の申し出を受けて、澄と二人で海を探しに、森の奥へ奥へと進んでいく……。
長編作品 第二作目
演劇 迷子の星(あなたを救う、……ううん。違うな。このお話は、あなたに私が救われるお話)
まんまるお月様。
こんばんは。いつも明るいお月様。あなたも夜が怖いの?
見上げる冬の星空はとても美しかった。都市で見る空の何倍も美しい。たくさんの星が夜空で輝きを放っている。空はいつもよりも高く、空気は透明だった。
そこには巨大な月があった。白く輝く美しい球体があった。その球体に星の目は釘付けになる。明るい夜。とても素敵な予感がする夜だ。
森は濃い緑色の葉を生い茂らせていた。木の幹は太くて大きい。大地は焦げ茶色。そこには一本の獣道がある。数日前に雨でも降ったのか、森の草木は水気を帯びている。霧のような白い靄が浮かんでいる場所がある。
吐く息は白く、空気は凍えるように冷たい。今は冬だ。そういえば私が海と初めて出会った日も、こんな寒くて暗い冬の日だった。そんなことを本田星は久しぶりに思い出す。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-15 17:33:46
367128文字
会話率:17%
ある日、大人になった小川いろはは子供のころと同じように家出をすることにした。
最終更新:2024-02-22 18:32:22
7540文字
会話率:12%
小学六年生の男の子、島田月日は同じ教室の同級生の女の子、朝露草子に恋をしていた。
最終更新:2022-08-16 19:58:10
4070文字
会話率:22%
かつて、英雄たちに選ばれることを夢見た一群の若者たちがいた。しかし、運命は彼らに微笑まなかった。彼らは選ばれず、別々の道を歩むことになった。
ユリス、かつて「勇者の器」として期待されていた少年。だが、最終的に選ばれなかったその心は、強い自
尊心と共に砕け散った。仲間たちと共に過ごした日々は、今では遠い過去となり、彼は自分の存在に疑問を抱きながらも、ただ生きることだけを続けていた。
ラザン、無口でクールな男。過去に深い傷を負い、孤独を選んでいたが、その瞳の奥には何かを背負っている。ユリスとは偶然出会うことになるが、何か大きな力が動き出していることを感じ取っている。
ミィナ、優しさと強さを併せ持つ少女。彼女もまた、勇者の候補として選ばれることを夢見たが、その運命に翻弄され、今は別の道を歩んでいる。彼女の過去には、深く傷つけられた思い出が隠されており、その影響が今も彼女を縛りつけている。
フロレンツァ、かつての魔法の使い手で、世界を変えるような魔法を創り上げた女性。しかし、信念を持って進んだ結果、恐ろしい宗教に利用され、名誉も力もすべてを失った。彼女の心は傷つき、深く悔い改めたものの、過去の罪は簡単には消せない。
そして、舞台役者だったカイル。華々しい勇者像を演じ続け、誇り高く生きてきた。しかし、その演技が本物であることに疑問を抱くようになり、やがて本物の勇者像とは何かを見極める決意を固める。
彼らは、偶然に一堂に会し、過去と向き合わせられることとなる。傷ついた心と、重い過去を背負いながらも、それぞれが新たな希望を見出し、互いに支え合いながら前に進んでいく。
「選ばれなかった勇者たち」の物語は、仲間たちが自分を乗り越え、未来を切り開く。世界に選ばれた勇者だけが本物ではない。誰もがそれぞれの方法で英雄になることができる。
この物語は世界を救う物語ではなく、主人公たちが世界と ”向き合う” 物語だ。
全32話 書き上げ済折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-15 17:28:52
10941文字
会話率:21%
14の時、家族は野党に襲われた
生き残ったのは私だけ、その私も親戚筋の孤児院に預けられた
孤児院を経営しているスペンサー公爵家は、成人して孤児院を出て行かなくてはいけなくなった人間を自分の屋敷の使用人として雇ってくれる
春に孤児院を出るこ
とになった私も、そのお屋敷でお世話になることになった
でもスペンサーの家の人は誰もが知っている。私が貴族の娘であったことを
だからみんなが私を親戚として扱おうとするんだ、私はこのまま手に職をつけて自立したいのに
ましてや子供の頃、“永遠”を約束した憧れの人は思い出からはずっと変わっていて、しかも私を露骨に避けてくる
私はなにかした記憶なんてないのに
それでも日々は進む
ある日、屋敷の壺を割ってしまった罰としてダンスホールの掃除をしていた時に全ては動き出した
私はただ、うろ覚えの夢を見続けていられればよかったのに。彼が「一緒に踊ろう」なんて言い出して
私はその手を、とってしまった———
***
※ハッキリと性描写があるわけではないですが、主人公がよく脱がされかかっているのと一回全裸の描写はあるので一応R15をつけてます
**********
一年以上前にカクヨムに上げていたものを手直ししたものになります
あくまでメイン連載である「投獄された冤罪悪役令嬢はストーカー王太子と踊る〜隣国の王太子が変態だなんて聞いてませんわ!〜」https://ncode.syosetu.com/n7482jm/ の原稿が(少なくともこの話の一話が上がってる時には)終わってないのでお茶濁しにあげているものなので、そんなに長くは続きません
元のいじっていないものはカクヨムに上がっていますが、内容は何も変わらないのにそれ以外の全てが悲惨な出来なので許してください折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-15 17:20:00
138758文字
会話率:40%
短期間だけど、プレハブの校舎で学園生活を送っていた思い出について
最終更新:2025-05-15 17:10:00
1158文字
会話率:0%
私は全ての思い出がイメージとして保管されている倉庫、『思い出倉庫』の噂を聞いた。
なんだか興味がわいて、『思い出倉庫』に行ってみた私は――
********
しいな ここみ様主催の『リライト企画』の企画作品です。
しいな ここみ様の原
作
『思い出倉庫へようこそ 4177』(https://ncode.syosetu.com/n2251im/)
を僭越ながらリライトさせていただきました。
この作品は「N2251IM」の二次創作です。作者より許可を頂いています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-05 11:11:32
800文字
会話率:0%
ぼくは伊沢裕也(いざわゆうや)だ。
平凡な小学六年生の男にすぎない。
同級生の海江田亜紀(かいえだあき)はぼくが殺した。
ぼくはお葬式でアキのママに頬をはたかれた。
「伊沢くん! あなたがアキをつれ回したからアキは死んだのよ!」
アキのママは涙を流した。
ぼくも泣いた。
たたかれた頬よりアキとの別れが痛くて。
アキは病院で逝った。
ぼくはアキの死の瞬間ごく普通の小学六年生の時間割りをこなしていた。
遅咲きの桜が散る校庭でボールを蹴った。
同級生と笑い合った。
たったいまアキが死神と闘っているとも知らずに。
海江田亜紀は小柄な女の子だった。
四月のなかばぼくらの教室に転校して来た。
死んだのは一週間後だ。
七日もいっしょにいなかった同級生だった。
アキの死でぼくの小学生は終わった気がする。
ぼくはひと足先におとなになったみたい。
アキはぼくの小学生時代を手に旅立ったのかもしれない。
ぼくは結婚して外国に行ったおばさんから聞いた話を思い出した。
「ねえユーヤ。三丁目の幽霊屋敷でね。夏至の夜に人形が歌うのよ。歌う人形はね探し物をしてるの。なくしたものを見つけてやれば願いをひとつかなえてくれる。そうわたしにささやいたわ。わたしは小学生のとき肝試しでしのびこんだの。そのとき人形に会ったのよ」
幽霊屋敷は三丁目にまだある。
いまでも肝試しの名所だ。
ぼくが想像する歌う人形はおかしな科学者が作ったロボットだ。
科学者が死んでロボットひとりが屋敷を守っているにちがいない。
歌を歌うというから子守の用途で作られたものかも?
ロボットのなくしたなにかを見つけてやれば超科学力で願いをかなえてくれるのだろう。
死んだアキを生き返らせることも可能かもしれない。
ぼくは歌う人形を捜しに三丁目の幽霊屋敷にしのびこんだ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-15 17:09:33
62850文字
会話率:18%
近未来の日本。異能力を持つ主人公の青年、御門羅我は入院中の妹、美亜の治療費の為に街を汚染するダストと呼ばれる怪異を取り除く仕事をしている。
ある日ダストの巣の中で黒い刀を見つけた。その刀の正体は悪魔蛇腹のリリス。主である羅我に回収されるのを
待ち望んでいた。
仕事帰り羅我の前に、特級怪異デーモンが出現。
奴らは人を喰う異形なる化物で羅我はデーモンと戦うが、リリスを上手く使いこなせずピンチ。だが喰われる直前かつて自分はリリスの主だったと思い出しリリスを装甲にして身体へ纏い人の心を持った悪魔、アクママンへ変身する。
デーモンを倒したアクママンの前に、デーモンハンターの美少女が現れた。彼女は羅我を危険な存在と判断し、ハサミの悪魔のグラビティを使い退治するため戦いを挑む。
1章あらすじ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-15 16:41:12
37671文字
会話率:51%
勇者に罪をでっちあげられて追放された貴族は、前世の記憶を思い出したことで、ここがゲームの世界だと理解する。そしてゲーム知識によって、最強のサイコキネシス能力を手に入れることに成功したので、立ちはだかる敵を全てぶちのめしていく。ひたすら最強能
力で敵を蹴散らしていく展開の物語。
本作は以下の要素を含みます。
・異世界転生。VRMMO転生
・ストレスフリー系
・戦闘などでは無双するため苦戦なし
・ハッピーエンド
・成り上がり要素あり
・ざまあ要素あり
・剣と魔法のハイファンタジー
・冒険や旅をして過ごす折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-15 16:40:00
104782文字
会話率:28%
とある犯罪者にユニークスキルを奪われて、無能力者になったことで追放された主人公は、最下層の身分として生きていくことを余儀なくされる。しかし、そのとき前世の記憶を思い出す。ここがゲーム異世界であると知った主人公は、自身が積み上げたRTAの知識
を駆使して、この異世界を最速で攻略する。
本作は以下の要素を含みます。
・ゲーム世界への転生。異世界転生。
・ゲーム知識チート
・戦闘においては無双
・苦戦展開ナシ
・ハッピーエンド
・ざまあ展開あり
・剣と魔法の異世界ハイファンタジー
・冒険や旅の要素がメイン折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-10 08:10:00
16778文字
会話率:24%
「貴様を王家から除名する!」
この日、ポロロン王国第4王子、エドワード・スパム・ポロロンは王家から除名される。
国内で大きな問題を起こした罪で。
「そんな!父上!どうかお考え直しを!!」
「ならん!お前はこれより一男爵として、南部ボロ
ンゴ一帯を領主として治めよ!これは決定事項だ」
南部ボロンゴ。
それは不毛の荒れ地と、強力な魔物ひしめく広大な死の森が広がるだけの地だ。
元々流刑地であったそこに住まう住人は、罪人の子孫のみでSの数は100にも満たない。
「無理です!お慈悲を!!」
王家の血筋であるため裸一貫でこそなかったが、そんな領地を真面に治める事など出来るはずもなく。
王家でぬくぬくと育ったエドワードに待っているのは、地獄の様な生活なのだから必死に懇願するのも当然だ。
「ならん!この男を連れて行け!!」
だがその温情の訴えは聞き入れられる事はなく、第4王子は強制的に南部ボロンゴへと送られる。
「こんな場所でどうしろってんだ……」
領主館は手入れもされていない崩れかけの幽霊屋敷。
従者は一人もおらず。
領内唯一の村は、悪天候続きの影響で今年を越す事も出来るか分からない有様。
こんな場所をどう治めろというのか?
そんな絶望的な状況の中、エドワードは唐突に思い出す。
自身が転生者である事を。
そして転生時に、神から【ランクアップ】というチートを授かっていた事を。
これは王家から捨てられた第4王子が、ゴミの様な領地を神から貰った力で発展させていく物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-15 16:33:30
297213文字
会話率:28%
安田孝仁(やすだたかひと)16歳。
彼は異世界帰りだった。
異世界では25年間過ごしていた為(日本では一ヵ月しかたっていない)かなり記憶があいまいだが、彼は日本へと返って来た。
自分を心配する母の元へ。
「ああ、そういや俺って虐められて
たっけ」
帰還してからの初登校で自分の状況を孝仁は思い出す。
だが異世界で生き死にをかけた戦いを繰り広げていた彼にとって、それは児戯に等しい内容だでしかない。
「一々相手するのも面倒だから、二度と手出ししてこない様制圧しとくか」
それは異世界帰りの彼にとって、赤子の手を捻るよりも簡単な子だった。
だがいじめっ子共を制圧すると、何故か芋づる式にずるずるとロクデナシ共に絡まれる事に。
これは異世界帰りの安田孝仁が、法を無視した理不尽な連中をそれ以上の理不尽で制圧して行く物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-14 19:06:28
178253文字
会話率:32%
ある日突然、ユーリは前世の記憶を思い出す。
自身がヘブンスオンラインというゲームに置いて、極限レイドと周囲から呼ばれる程の廃ゲーマーだった事を。
そして気づく。
今いる場所が、自分がやり込んでいたヘブンスオンラインというゲームに瓜二つで
ある事に。
「死霊術師が最弱?へっ、見せてやるよ!俺が最強のネクロマンサーって奴を!」
この物語は最弱職と言われる死霊術師クラスで生まれて来たユーリが、前世廃知識を使って最強のネクロマンサーに昇り詰める物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-04 16:45:44
171443文字
会話率:22%
呑兵衛であり会社員の鈴木太星は、大好きな酒が仇となり急性アルコール中毒で死んでしまった。
それを思い出したのは今世の我が家であり、公爵家自慢のバラ園。転んでも熱を出しても馬車に轢かれたりもしていない。ただただ突然と思い出した。
そして気付く
、今世の自分は女子であり、大好きな小説のモブだった事を…!
初のTS転生ものです!温かい目で見て欲しい…!
誤字訂正があったら教えて下さい!お願いします!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-15 16:30:00
84556文字
会話率:39%
お義父様とお義母様に王太子アルバート様を引っ掛けて来いと指示をされたマリアはそれを実行していた。しかし、アルバート様の婚約者、イザベラ様やその取り巻き達から日常的に虐めを受けていた。
生きる気力を無くし、カッターで自分の首を掻っ切ったマリア
は前世の記憶を思い出す。
マリアが考えた復讐とは…!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-31 16:56:31
4018文字
会話率:42%
五歳の誕生日、私ソフィア・サブジーナスは前世の記憶を思い出した。ここは乙女ゲームの世界で私は悪役令嬢!?何でよりにもよって悪役令嬢に?
なんてことは言わないわ。前世の漫画や小説にあったように逆ハーレムを作っちゃうわよ!
そのためにはまず屋敷
の人たちを懐柔だ!と意気こんだものの、私最低過ぎた。どこで知ったかわからないような凄い甘い言葉を言わせたり遊びで人を大怪我させたり。小さいときからヤバくないですか?私。
逆ハーレムを目指したがメイン攻略対象に嫌われたからと逆ハーレムを諦め、残りの人生好き勝手に生きたら逆ハーレムになっていたという悪役令嬢のお話。(逆ハーレムを諦めるのは随分先です)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-15 16:28:29
17677文字
会話率:35%
日本の地方都市で暮らす文子は、旅先で出会った一冊の本をきっかけに自分の過去世を思い出す。
地球とは異なる世界で、侯爵令嬢レベッカとして生きていたが、その人生は不幸の連続で最後には殺人事件の被害者になってしまう、という悲しいものだった。
過去
の事は忘れて、今の人生を前を向いて生きていこうと決意する文子だったが、三年後事故に遭った事をきっかけに、再びレベッカの人生に戻ってしまう。
もう不幸な人生は嫌だ。殺人事件の被害者になるのも嫌だ。愛する家族と一緒に幸せに長生きがしたい。
そう決意したレベッカは、死亡フラグを折ったり、新たに立ててしまったり、新しい出会いをつくったりしながら、ひたむきに前を向いて生きていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-15 16:12:10
1550216文字
会話率:38%
42歳、冴えない独身サラリーマン・佐藤誠は、ある日、通勤途中に出会った女子高生・高橋ひなたの「恋愛相談室ごっこ」に巻き込まれる。
「恋に悩める人を救いたい」と勢いで始めたひなたの無計画な活動。だが、恋愛から遠ざかっていたはずの佐藤の、どこ
かズレた昭和風アドバイスが意外にも的を射ていて、相談者たちに大ウケ。一躍、街角の恋の名医(?)として人気者に。
正反対の年齢、価値観、人生観。それでも相談室を通じて築かれていくふたりの奇妙な絆。ひなたは徐々に佐藤に特別な想いを抱き始め、佐藤もまた、心の奥にしまっていた『恋する気持ち』を少しずつ思い出していく。
だが、年齢差、社会的な立場、そして『恋愛とは何か』という根本的なズレが、やがてふたりの間に静かに影を落とし始める。
これは恋ではない。
でも、きっと恋のようなものだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-15 15:30:00
1939文字
会話率:57%
春のある日、公園で寝転がっていた無職青年ミナトのもとに、かつての幼なじみのミコトが現れる。就職に失敗し、スマホも持たず日雇いで気ままに生きていた彼にとって、これは一年ぶりの再会だった。
やがてミナトの前に、サクラ、ツバサ、カナデといったか
つての仲間たちも集まり、自然と話は弾んでいく。みんなそれぞれ社会で活躍している中、ひとりだけ無職なミナトだが、仲間たちは変わらぬテンポで、冗談と本音を交えながら再会の時間を楽しむ。
冗談を言い合いながらも、どこか温かく支えてくれる彼らとの時間の中で、ミナトは少しずつ、また何かを始める気持ちを思い出していく。みんなで旅行を計画する流れになり、ミナトもスマホを買って連絡手段を取り戻すことを決意。
何も持っていないようで、実はかけがえのないものを持っている青年と、その仲間たちが織りなす、再会の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-04 21:00:00
61049文字
会話率:51%
★“道具”になりたい薄幸少女とお嬢様とメイド達で送る、ダンジョン経営ライフ!★
「ファイさん! わたくしのエナリアで、働いていただけませんかっ?」
「うん、いいよ、ニナ」
「即答っ!? よ、よろしいのですか? わたくしのエナリアは今も
絶賛、経営難。いわば沈みかけの船……。いえ、泥船なのですがっ!」
「うん、大丈夫」
「迷い無しですわっ!?」
そんな、何とも締まらないやり取りで始まる、異世界人2人によるダンジョンの経営。
ファイとしては、自分を“道具”で居させてくれるのなら誰でも良く、ニナに至っては、
(ファイさん! 顔が……いいえっ! 存在が、天才すぎますわぁ~~~! はい、採用っ!)
ただの思いつきだった。
しかし、そうして始まったそれぞれの“幸せ”を探すその日々は、2人にとってかけがえのない思い出になる――。
●あらすじ
白髪金眼の剣士『ファイ』。幼いころに誘拐されて戦闘の道具として育てられた彼女は、幸せだった。必要としてもらえる。生きていて良いのだと言ってもらえる。それだけで、ファイは心の底から幸せを噛みしめることができた。自身を誘拐した人々でさえ、ファイにとってはかけがえのない“恩人”だった。
しかし、ある時。『エナリア』と呼ばれるダンジョンの中で、彼女はそんな恩人たちと離れ離れになってしまう。
戦闘しか能のない自分は、これからどうなってしまうのか。このままでは、何もできない“人間”に戻ってしまう。そんな彼女の前に現れたのは、エナリアを管理していると名乗る異世界の少女――『ニナ』だった。
彼女は、自身のエナリアを「ウルン人とガルン人の両方が幸せになれる場所にしたい」と夢を語り、その夢にファイを巻き込もうとしてくる。
本来、両者は狩る・狩られるの関係であり、共存など不可能だ。
しかし、ウルンで最強の証である白髪のファイと、能力を持たない最弱種――人族でありながら最難関のエナリアの経営を任されているニナ。そして、2人を支える個性豊かな使用人(メイド)たち。
彼女たちの力が良い感じにまとまりさえすれば、夢物語も現実になる……かもしれなかった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-15 15:17:12
504908文字
会話率:42%
場末に不思議なレストランがある。その名も「星屑の厨房」。そこでは、普通の食材は使われず、宇宙の果てから届いた星屑を料理するのが特徴だった。
男が作る料理は人々の記憶や感情に寄り添い、彼らが忘れていた夢を思い出すきっかけになっていく。
最終更新:2025-05-15 15:00:00
1425文字
会話率:11%
アーナヒターはスプンタ・ナザル教の上級祭司の娘であり、ホルシードハーク帝国のハレムに輿入れすることが決まっていた。
そのため、父の命令で薔薇のモスクで良縁祈願をさせられていた。
そのとき―――日本でシンガーをしていた過去を思い出し、歌いたい
という情熱が湧き上がって来た。
しかし、産まれた時から輿入れは決まっていた事。断ることはできない。邪悪な気配の王の婚約者となるが、そこに王に瓜二つの謎の男が現れる。
彼は四弦のバルバットを操る吟遊詩人だった。
彼は自分の計画に協力することを条件に彼女に歌う機会を与える約束をする。そして、アーナヒターは『顔出しNG』の吟遊詩人となるのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-15 15:00:00
26228文字
会話率:31%
豊穣の神が営むおむすび処のメニューは1つ。店主の思い出の味のみ――。
大学進学を機に田舎から都会に上京した伊勢山莉亜は、都会に馴染めず、居場所のなさを感じていた。
とある夕方、花見で立ち寄った公園で人のいない場所を探していると、キジ白の猫
である神使のハルに導かれて、名前を忘れた豊穣の神・蓬が営むおむすび処に辿り着く。
自分が使役する神使のハルが迷惑を掛けたお詫びとして、おむすび処の唯一のメニューである塩おにぎりをご馳走してくれる蓬。おにぎりを食べた莉亜は心を解きほぐされ、今まで溜めこんでいた感情を吐露して泣き出してしまうのだった。
店に通うようになった莉亜は、蓬が料理人として致命的なある物を失っていることを知ってしまう。そして、それを失っている蓬は近い内に消滅してしまうとも。
それでも蓬は自身が消える時までおにぎりを握り続け、店を開けるという。
そこにはおむすび処の唯一のメニューである塩おにぎりと、かつて蓬を信仰していた人間・セイとの間にあった優しい思い出と大切な借り物、そして蓬が犯した取り返しのつかない罪が深く関わっていたのだった。
「これも俺の運命だ。アイツが現れるまで、ここでアイツから借りたものを守り続けること。それが俺に出来る、唯一の贖罪だ」
蓬を助けるには、豊穣の神としての蓬の名前とセイとの思い出の味という塩おにぎりが必要だという。
莉亜は蓬とセイのために、蓬の名前とセイとの思い出の味を見つけると決意するがーー。
蓬がセイに犯した罪とは、そして蓬は名前と思い出の味を思い出せるのかーー。
※アルファポリスにも掲載しています(四片霞彩名義)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-15 14:30:00
31977文字
会話率:51%
『天与』と呼ばれる力を持った者たちと、羽獣人と呼ばれる異形の者たちが各国各地で確認されている星を舞台に、幼馴染であるカザハリ・ツガルとゴサクラ・トコロが世界を旅する、愛と思い出の冒険譚。
業火を放つ者、海に住まう巨大な怪異、誇り高き戦士、
救世主........
多くと出逢い、別れる、二人の旅の行く末は......折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-15 14:11:40
28719文字
会話率:59%
乙女ゲーム『輝け青春☆エイト学園高等部』通称『エイト学園』の世界に転生してしまった佐藤美鈴。
これから沢山のイケメンとの出会いがあると震えあがっていた。
その理由は美鈴がとある理由から『男性恐怖症』だったから。
美鈴は転生を理解した瞬間から
、イケメン達との出会いを避けるべく奮闘するが、その結果は散々な物である。
とは言え、美鈴だってただただ指を咥えている訳ではない。
これは様々な出会いと経験を経て、大きな愛を『思い出す』美鈴の成長ストーリー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-15 14:00:00
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会話率:42%