アラサーの会社員、村山星花(ムラヤマ ハコベ)は、亡くなった祖母の美枝(みえ)の遺品整理のため、祖父母の残した古い家を訪れていた。
そこへ焼香に訪れた金髪碧眼の親子。男性の方は、祖母の葬儀に来てくれた谷 織音(タニ オリオン)、女性は織
音の母親で美枝の勤めていた学校で英語講師をしていたという。
見た目は欧米人でも、日本語を流暢に話す谷は、遺品整理の手伝いを星花に申し出る。
遺品整理もかなり進んだある日、谷は美枝との間で交した約束を星花に告げる。
「ハコベさんが行き遅れたら、僕がハコベさんと結婚します、と美枝さんと約束しました」
「えっ、いつの間に勝手にそんな約束を!!? ま、まだ、行き遅れてないですからねっ!!」
星花と織音、ふたりがおばあちゃんの古い家の遺品整理をしながら距離を縮め、結婚に至るまでを描くほのぼのストーリーです。
この作品のプロローグは、ひな月さま、よつ葉さま主催【紡ぎあう絆】企画、参加作品です。
そして、1話からの星花と織音の新たなエピソードは、香月よう子さま&楠結衣さまのバレンタインの恋物語の企画に参加したかった作品です。いくつか概要から外れるため、単独で投稿致します。
どうぞよろしくお願い致します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-05 10:30:47
39696文字
会話率:29%
このお話は、香月よう子さま主催【春にはじまる恋物語企画】参加作品です。
私、鈴谷結海(すずやゆうみ)は、ある春の日、一年に一回年賀状だけやり取りしている唯一の男の人である奥寺(おくでら)さんと五年ぶりに会う約束をした。それはふたりである
ことをするため。
この作品は、友人の死に関する描写が含まれます。苦手な方はご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-06 09:44:04
10882文字
会話率:38%
【淋しいあなたに〜確率1%の出会い〜】の続編です。
葉摘(はつみ)40歳と幸祐(こうすけ)35歳は年の差カップル。付き合い始めて少しした頃のお話。幸祐のマンションで過ごすことの多い二人。そこには白くて可愛らしいフワフワのペットがいて……。
続編ですが、このお話単体だけでもお読みいただけます。前後編の予定です。
このお話は、香月よう子さま主催「夏の夜の恋物語企画」参加作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-31 22:14:10
10090文字
会話率:41%
バレンタインデーにSNSでバズった記事は、夫の書いたものだった⁉
姿を消した幼なじみをめぐる、すこし不思議なバレンタインの物語。
本作は香月よう子様・楠結衣様主催の「バレンタインの恋物語企画」参加作品です。
最終更新:2025-03-31 00:38:02
10661文字
会話率:28%
バレンタインデーに告白された大翔高校一年生が、ホワイトデーにその相手、クラスメートの凛へお返しをする話。
本作は、香月よう子さまが苦手と言っておられたボーイズラブです。
本作は、主催者が香月よう子様、発起人が楠結衣様である「バレンタインの恋
物語企画」の参加作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-31 00:27:07
4934文字
会話率:29%
今年1月に急逝した大切なお友達、香月よう子さまへ、ご厚情の感謝の気持ちと、出会えた喜びを伝えたくて。
私から見た彼女の作風にも触れています。
まだ、「ご冥福」という単語が私の内面からはでてきません。傍に居てくれているという感覚のほうが強いの
で。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-07 08:02:24
572文字
会話率:0%
本作は、一つの恋愛詩を「花」をテーマに香月よう子さまと陸なるみがリレーして綴っています。それぞれの花の持つイメージを膨らませて、いろいろな恋愛の心模様を浮き彫りにします。
こちらはリレー詩集第二集目です。前作は作者名を香月なるみ名義「リレー
詩集【季節の花を編んで絆に】」というタイトルで、香月よう子さまのアカウントのほうにあります。https://ncode.syosetu.com/n7098hv/
ご感想、ご評価いただき嬉しく思っています。
個人的な想いを綴ることが多い詩作をリレーするというのも他にはない試みのようで、「リレー詩集」と検索していただくと出てくるのは私たちの詩集のみのようです。
お互い何行書くとも決めず、書けなかったら「続かない」と返却もあり。それでも最後には「できたね」と同じ景色を眺めていることが不思議であり楽しいと感じています。
春が近づくにつれ咲く花も増えてまいりますので、満を持して第二集を投稿する運びとなりました。
* 二人で織りなす四季折々の花々と恋の詩をお楽しみください折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-25 07:00:00
11008文字
会話率:28%
──再会は偶然だった。
アラフォー専業主婦の私は、偶然、カフェで同級生に再会する。
彼は私の初恋の人で……。
不倫を匂わせる描写があります。苦手な方はご注意ください。R15は保険です。
香月よう子さんに捧ぐ。『バレンタインの恋
物語』企画参加作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-29 22:50:58
5114文字
会話率:38%
『ある日の昼企画』
「ある日の昼 ふとこぼれた笑み」から始まる詩。
「ある日の昼 ふとこぼれた○○」から始まる詩。
テーマは昼で自由にうたおう
この三つのお題から様々な表現、発想が広がっています。
『昼』をテーマにした皆さまの素敵
な詩をご堪能ください。
※昼に詩う者たち【執筆者】
十条 楓、香月よう子、山之上舞花、檸檬 絵郎、菜須よつ葉、秋野 木星、ゆき、長岡更紗、秋月 忍、小鳩子鈴、Lika、星影、みわかず、アンリ、鷹羽飛鳥、藤乃 澄乃、たま、LE-389、あやぺん、なななん、銘尾 友朗、蒼井真ノ介、クレヨン、石川 翠、武 頼庵(敬称略、掲載順)
【主催】遥彼方
【扉絵提供】ブーバン
※「○○さまと連歌」となっているものは、執筆者さまの詩に主催者が返歌をしております。
※無断転載を禁じます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-06-29 12:10:12
11719文字
会話率:13%
4年間付き合っていた彼氏に振られてしまい、気力を失ってしまった律子。
彼女はこれ以上歩く気力がないと、目に付いた喫茶店に入ると、そこは喫茶店ではなくホストクラブだった。
お酒なんて普段まともに飲まない彼女だが、このまま帰る気力すら湧か
ずに、そのままそのホストクラブに入ることにする。
すると、今回案内してくれたホストが振られた彼氏に似ており、そのまま彼を指名して飲むことになるのだった。
※ジャンルは迷子故の純文学であるため、純文学ではないと怒られそうですが、ジャンルは変更するつもりはありませんのでご了承ください。
※また作者は二十歳を超えているものの、ホストクラブを行った経験はなく、未だにお酒すら1滴も飲んだことがないので、完全に想像だけで書いておりますので、設定はガバガバです。
本作は、主催者が香月よう子様、発起人が楠結衣様である「バレンタインの恋物語企画」の参加作品です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-29 10:22:52
10827文字
会話率:56%
香月よう子様・楠結衣様主催「バレンタインの恋物語企画」(企画期間:R7.3.14~R7.3.31)に参加したくて書いた作品。手作りしたチョコレートが没収される話。
最終更新:2025-03-22 21:56:32
200文字
会話率:0%
香月よう子 様 主催の「春にはじまる恋物語企画」(企画期間:R4.3.26~R4.4.10)に参加したくて書いた作品。
席が隣同士の男子生徒と女子生徒の話。
最終更新:2022-03-26 18:41:31
4135文字
会話率:47%
香月よう子 様 主催の「夏の夜の恋物語企画」に参加したくて書いた作品。
侯爵家の令息殿と、伯爵家の令嬢サラティア。
婚約期間も残りわずか。
2人だけのお茶会。
交わされる会話。
そして時計の針は絶え間なく動き、変わる天候、自転する地球……
夜の訪れ。
場所を伯爵家から侯爵家へと移し、再び会話が交わされる。
ニワトリの行方は???
2人の関係は!!!
満月は全てを見ている……。
●焼き鳥の誘惑に負けそうになりながらもロマンチックに夢見る乙女心でなんとか振り切る話。
●山陰に恋してやまない令嬢の話。
●月の光に導かれるはずが、月光って何だっけ?くらいに暗い話。
●何度も巡り会うかは不明だか、既に出会っている2人の現状と今後に軽く触れる程度のゆるいお話。
●ただ「最中」の読み方をコンプリートしたかった話折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-24 16:24:46
4093文字
会話率:30%
高校一年生戸浦くんは今までバレンタインチョコレートというものをお母さん以外からもらったことがありません。
ちんちくりんで、非イケメンで、スポーツマンでもありません。
かくて自分が非モテであると自覚していますが、バレンタインチョコレートは
ほしいwww
取り柄と言えば、いろいろなことを知っていて、人から聞かれるとそれを惜しげもなく教えることですが、果たして今年はバレンタインチョコレートをもらえるのでしょうか?
香月よう子様・楠結衣様主催の「バレンタイン恋物語」企画参加作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-21 21:20:00
1889文字
会話率:62%
この王国は長く女性の方から告白することは、はしたないこととされていました。
その文化を変えたのは、魔王討伐のために召喚された聖女。今は王妃です。
王妃は女性は2月14日に意中の男性にチョコレートを贈ることで告白できるという文化を導入。それは
瞬く間に王国全土に広まりました。
しかしそれは男性にとって、恋愛強者と弱者を明確化してしまう側面もあったのです。
ポーレット侯爵家を継承することになっているモーリスも山のようにチョコレートをもらう弟アルフレッドの姿を見せつけられて自信を持てないでいます。
だけど彼は実直で、そんな彼を見つめている女性もいるのですが、それにはまるで気づかず。そんな彼にハピエンはくるのでしょうか?
本作は香月よう子様が立案し、楠結衣様が引き継いだ「バレンタイン企画」に参加予定でしたが、参加要件を満たさないので、独自で投稿されたものです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-05 08:20:00
5038文字
会話率:48%
主人公の滝井くんは司会は上手くこなします。今回も新入生歓迎会の司会を無難にやり遂げました。
でも、そんな彼の素顔は陰キャで人見知り。そのためモテないと本人も思って来たのですが……
香月よう子様主催の「春にはじまる恋物語」企画参加作品です。
最終更新:2022-03-26 00:00:00
3987文字
会話率:38%
頑張るあなたを誰かが見ている。穏やかで甘い大人の恋物語です。
→その魔法に、救われた。入社3年目の石田は今日も職場で憂鬱を抱える。そんな残業中の彼女の元に、優秀だと噂の先輩社員 甲斐が訪れて……。毎日頑張るあなたに捧げます。
香月よう子さん
・楠結衣さん主催『バレンタインの恋物語企画』、武頼庵さん主催『さいかい物語企画』参加作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-21 07:01:29
5498文字
会話率:32%
友達以上、恋人未満の彼女から、渡されようとしていたヴァレンタインの本命チョコ。
なのにその口からは義理チョコ宣言が?!
※ 香月よう子先生追悼の【バレンタインの恋物語企画】参加作品です
最終更新:2025-03-20 14:34:46
1572文字
会話率:16%
佐々木杏奈は中学二年生のソフトボール部。部内唯一の先輩として後輩達を取り纏めるキャプテンだ。毎日楽しくソフトボールができる喜び、その日々が決して当たり前でないことを杏奈は知っている。
一年の秋、部室でたった一人で過ごした日々。ソフトボールを
諦めて辞めようと決意したあの日。
「一緒に練習しないか?」
「キャッチボールやろうぜ」
その誘いが、杏奈の今に繋がっている。
そして、その感謝を伝えようと思いたった、その日のお話。
この作品は、香月よう子さま & 楠 結衣さま主催
『バレンタインの恋物語』企画参加作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-20 00:03:07
8436文字
会話率:43%
日本各地には数々の伝説が存在する。ある島には竜にまつわる伝説があるがそれを知る人は少ない。これは島に渡った青年、七弦と島の池に住む竜の娘による異類恋愛のお話。
香月よう子さま主催の「夏の夜の恋物語企画」参加作品になります。
最終更新:2021-08-01 16:15:10
4786文字
会話率:65%
バレンタインデーの放課後、もだもだ、うだうだしている女子高校生のお話。3500字程度の掌編です。
本作は、香月よう子様主催『バレンタインの恋物語』企画参加作品です。
私が2021年に発表した中編『天の川とアイスコーヒー』と長編『地上一セン
チの天使』のスピンオフ作品ですが、単独でもお楽しみいただけます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-17 19:18:13
3848文字
会話率:34%
高校二年の夏休み、一人で絵を描いていると、日頃からちょっとしたおしゃべりでちょっかいを出してくる美術部の先輩が通りかかった。この人、苦手なんだけど……。人付き合いがあまり得意ではないヒロイン・諸富薫(もろとみ・かおる)と、ひょうひょうとして
何を考えているかわからない三年生・小木曽一(おぎそ・はじめ)のささやかな一夏の物語。全五話(約一万五千字)で完結します。一日一話投稿の予定です。
香月よう子様主催『夏の夜の恋物語企画』参加作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-22 11:21:41
15429文字
会話率:45%
大学二年の新藤隼は、一人の店員に恋をしていた。
優しい笑みを浮かべていつもカフェラテを用意してくれる彼女。
新藤は会話の糸口がつかめずにモヤモヤしていた。
けれども、彼女は彼女で新藤に恋をしていたのだった。
こちらは、香月よう子様 楠結衣
様主催『バレンタインの恋物語企画』参加作品です。
1話めは香月よう子様原作、たこす改稿。
2話め(前半)は香月よう子様執筆。
2話め(後半)以降はたこす執筆となっております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-17 03:00:00
7288文字
会話率:29%
誰がどの作品を書いたか当ててみようという企画第三弾。
総勢29名の作者様が名前を隠して参加しております。
これ書いたの誰? と思ったら迷わず予想した作者さんのマイページへGO!
あなた好みの作者さんに出会えるかもしれません。
さあ、あ
なたも誰がどの作品を書いたか予想してみてください。
読者様の予想も感想も大歓迎です!
(予想の回答はたこすの活動報告を利用してください)
【紅組①~⑮参加者一覧】
たこす
腹田 貝様
柴野いずみ様
水渕成分様
黒星★チーコ様
風音柴杏様
咲月そら様
石江京子様
ひだまりのねこ様
しいたけ様
かわかみれい様
サカキショーゴ様
高取和生様
翔という者様
Ghost SAF様
【白組⑯~㉙参加者一覧】
香月よう子様
みこと。様
しましまにゃんこ様
瑞月風花様
山之上 舞花様
猫じゃらし様
楠 結衣様
武 頼庵(藤谷 K介)様
本羽 香那様
アホリアSS様
八木愛里様
Bergamasque様
アンリ様
F式 大熊猫改(Lika)様
※参加者様はブックマーク登録、感想欄の使用は禁止です。
※答え発表後、たこす名義で掲載した作品はそれぞれ書いた作者様に権利をお返しします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-19 07:00:00
80892文字
会話率:34%
近所に住む春奈ねえちゃんと桜を見に行く僕。
今年も春奈ねえちゃんはとっても綺麗で。
でも僕には風の噂で聞いていた気になることがあった。
※こちらは香月よう子様とのリレー小説作品です。
最終更新:2022-08-12 11:00:00
2598文字
会話率:47%
如月優馬は、見た目も中身もごく普通の男子高校生。しかし、彼には誰にも話せない秘密があった。それは、学校のアイドルである水無瀬祈里が幼馴染であること。祈里は完璧な外見と、人当たりの良い性格で周りから特別視されているが、実は勉強が大の苦手。そん
な彼女を助けるのが、優馬のもうひとつの「秘密の役割」だった。
二月となり周りはバレンタイン一色、大量のチョコレートを配るという祈里に、それとなく自分も欲しいと伝えた優馬だったが――――
「はあ? アンタにチョコ買ってくるわけないでしょ!!」
俺は義理チョコ以下かと落ち込む優馬。
そして――――バレンタイン当日、事態は思わぬ展開を迎えることになる。
この作品は、香月よう子さま & 楠 結衣さま主催
『バレンタインの恋物語』企画参加作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-16 10:59:15
3385文字
会話率:54%
香月よう子さま主催の「春にはじまる恋物語企画」参加作品です。
拙作「同じ映画を二度見る理由」の続編の世界観でもありますが、単独で読んでもらってわかるようになっております。
実質二人きりの映画鑑賞部の先輩と後輩。周囲から見ればお互いに好き
同士なのはバレバレなのだか、当人同士はまったくそのことに気付いていないわけで。
先輩の引退と卒業を機に二人の関係は変わる……かもしれない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-26 01:31:54
2198文字
会話率:40%
香月よう子さま主催の『夏の夜の恋物語企画』参加作品です。
空き瓶に手紙を入れて海へ流した少女。そしてそれを拾った少年の繰り広げる物語。
果たして二人は巡り合うことができるのか。その結末は……。
楽しんでいただければ幸いです。
最終更新:2021-07-24 00:00:00
3999文字
会話率:52%
上松 温輝は中学を卒業したら漁師になるつもりだった。
千葉県南房総市で暮らす少年は、代々伝統的な見突き(舟から箱メガネで海底をのぞき、銛で魚介を突く漁法)の漁師の子として生まれた。
父、賢次も洩れなく継いだのだが、最近オネエに目覚めてしまい
、稼業を投げ出して夜の商売へとシフトしてしまった。 温輝が受け継いだのだった。
中学へ通うかたわら、早朝、内房へ舟で漕ぎ出し、一人、見突き漁に励む。
本当はクラスメイトのみんなと、憧れの恩座 百寧とも一緒に学校生活を送りたいし、高校にも進学したかった。ヤングケアラーゆえの鬱屈した悩みを抱えていた。
百寧のことが頭から離れない。漁をしながらも彼女のことが箱メガネの向こうに重なる。
中学3年の2月14日だった。大寒波が南房総を襲うなか、一人漁に出ていた。
夕方、雪の降るさなかに港へ帰ってきたとき、そこの待っていたのは百寧の姿だった……。
※本作は楠結衣さん主催・香月よう子さんを追悼する『バレンタインの恋物語企画』の参加作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-16 05:10:00
13564文字
会話率:20%
香月よう子様&楠結衣様主催【バレンタインの恋物語企画】参加作品です。バレンタインのプレゼントとしてこの世に誕生した手作りトリュフチョコレート。想いを伝えるという、大切な使命を帯びて彼の元へと手渡されたのに。肝心の彼は、なにを臆したの
かちっとも箱を開けてはくれない。閉じ込められたままのチョコレートは、進展しない状況に焦り気味。ようやくあけられたと思えば、すでにカレンダーの日付は3月13日で。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-15 13:12:52
2149文字
会話率:6%
闇夜に迷い込んだ森の館で見たものは。背後からの甘く危険な誘いと、青い薔薇が放つ罪の香り。香月よう子様主催「夏の夜の恋物語企画」参加作品です。
最終更新:2021-08-01 00:00:00
341文字
会話率:100%
ある日の会社帰り、ヤリモク合コンの相手男性の一人が待ち伏せしていた。「お付き合い前提にデートでも」
私は拒否した。
ヤリモク合コンで出会った男性なんて、信用ならないにもほどがある!
――私には間違ってセフレを好きになってしまった苦
い過去があったから。
本作品は、香月よう子様の自主企画【バレンタインの恋物語企画】(取りまとめ:楠結衣様)への参加作品となります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-14 04:10:00
15000文字
会話率:42%
幼稚園の時、隣の家に引っ越してきたヒロ君に恋をした柚(ゆず)。初めてのバレンタインで手作りチョコを作ったけれど、恥ずかしくてチョコを郵便受けに入れてしまった。
二人は仲のいい幼馴染として高校生に。ずっと続くと思われた関係もヒロ君が東京の大学
へ進学すると聞いてしまって……。
両片思いの二人がバレンタインをきっかけに進展するハッピーエンドストーリーです。
⭐︎香月よう子様 主催「バレンタインの恋物語」参加作品です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-14 00:00:00
4175文字
会話率:55%
「エリーゼ嬢、婚約はなかったことにして欲しい」
こう告げられたのは、真実の愛を謳歌する小説のような学園の卒業パーティーでも舞踏会でもなんでもなく、我がヒビスクス伯爵家の馬車の中だったーー。
由緒あるヒビスクス伯爵家の一人娘であるエリ
ーゼはすてきなお婿さまを探しているのに毎回失敗ばかり。
そんなエリーゼが新しい恋をはじめたのは……。
◇香月よう子さま主催「夏の夜の恋物語企画」の参加作品になります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-25 21:31:47
7724文字
会話率:40%
香月よう子&楠結衣様主催【バレンタインの恋物語企画】参加作品です。
明日のバレンタインデーの為に、職場用義理チョコを妻が作っていたら、夫がサプライズバレンタインプレゼントをするお話です。
※洋酒入りチョコレートが登場しますが、未
成年やアルコールに弱い方、妊娠・授乳期の方、運転される方への飲食を推奨するものではありません。
※作中に登場するチョコレート調理について、実際のレシピを参考に執筆していますが、食品衛生面等を保証するものではありませんので、予めご了承ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-03 17:02:37
3138文字
会話率:56%
香月よう子様主催の「春にはじまる恋物語企画」参加作品です。
完結済連載小説『防犯シャツが強過ぎて誰も近付かなくなったけど、何故か長身イケメンが私に頻繁に接触を図るようになりました。』の後日譚ですが、本作単体で読めるようにしております。
『防
犯シャツ〜』を読む必要はありません。
■■■■■■
春休み。オランダ留学中のマサトが一時帰国する為、大学生のかすみは国際空港へ彼を迎えに行く。
かすみは彼が旅立つ時に、自分の部屋の鍵を、旅のお守りとして渡している。
でも二人は付き合ってはいない。
見上げる空は同じなのに、お互いの気持ちはきっと違う。
ずっと遠距離だった友達以上恋人未満の二人が、空港を舞台に心の距離を縮め合おうとするお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-26 01:00:00
6848文字
会話率:19%
「今年は、くれないのかよ?」
幼なじみの大介が、いつもより真剣な顔で言った。
物心ついたときから、毎年バレンタインにチョコを渡してきた。
でも今年は違う。高校卒業を控えた今、私はただの義理じゃなく、本当の気持ちを込めて渡したかった。
だ
けど、タイミングが悪すぎる!
ようやく決心したのに、電車では人が多いし、エレベーターは満員。
結局、私は渡せなかった。
──もう二度と、渡せないのかもしれない。
「ふぇ、ふえぇえええん……っ」
こぼれた涙と一緒に、想いも終わるはずだったのに──
「おい、メグ?」
ラストチャンス。
私はこのチョコに、本当の気持ちを込める。
ずっと、好きだったから。
香月よう子さん & 楠 結衣さん主催
『バレンタインの恋物語』企画参加作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-01 19:02:48
1890文字
会話率:34%
妹の護衛騎士がずっと好きだった王子。
国が滅び、王子という肩書きがなくなることで、自分の気持ちを告白できるようになったのだった。
香月よう子さんの『夏の夜の恋物語企画』参加作品です。
最終更新:2021-07-28 19:28:21
2516文字
会話率:46%
なろうでの親友、香月よう子さんとのあれこれを思い出して書いたものです。
最終更新:2025-02-22 13:44:08
1737文字
会話率:0%
地味系眼鏡女子の戸田小浪(とださなみ)は、不幸な事故で眼鏡が壊れてしまった。仕方なく好きではないコンタクトをつけて学校に来た。コンタクト男子の相田君はまるで小浪と入れ替わるように眼鏡にしてきた。だけどやっぱり合わなくて、小浪はコンタクトも外
すことになった。そんな小浪のぼんやりとしたドタバタな一日の話。
この作品は香月よう子様、柿原凛様、私、山之上舞花の三人企画で、『眼鏡娘とコンタクト』をテーマに書いています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-03 11:00:00
5402文字
会話率:57%