《サドウ・オブ・ザ・ティー》
――一服で勝負は決まる。茶道バトル青春譚!
時は現代。
日本では密かに「茶道バトル」が流行していた。
それはただの作法でも、趣味でもない――
魂と覚悟を込めた、一撃必殺の美学。
一服の抹茶が、勝敗を決める。
点てる技、湯加減、香り、想い――
すべてをぶつけ合うその戦いに、人生を懸ける者たちがいた。
北海道・札幌。
S高校茶道部の主将・**御茶乃水子(おちゃのみず・すいこ)**は、
冷静沈着、茶にかけては誰にも負けない天才茶人。
だが、彼女が点てる茶には、
かつて交わした“ある約束”があった。
そんな水子の前に、次々と現れる個性豊かなライバルたち――
爆熱湯加減を操る九州男児・煎茶 陣、
舞うように点てる関西の悪癖茶姫・京坂 茶々、
英国仕込みの紅き騎士・アールグレイ一星、
金箔を飛ばす成金お嬢様・無糖 ひかり、
忍の技を使う闇茶人・風魔 夜叉之丞、
そして、お茶の残り湯から生まれた悲しきモンスター・チャ・ゴーレム……
笑いあり、涙あり、湯気あり。
仲間と戦い、時には抱き合い、
水子は「なぜ、自分は茶を点てるのか」と向き合っていく。
そして、ついに迎える全国大会決勝戦。
相手は、すべての流派を超越した“無所属最強茶人”――茶無双。
己の流派も過去も捨てた彼に、
水子は「誰かのために点てる茶」で挑む。
戦いの末に水子が点てた一服は、
勝ち負けを超え、
茶の心を取り戻す一服となった。
これは、
たかが一杯、されど一服。
“茶道”という静けさの中で、
最も熱い戦いを繰り広げた若者たちの物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-12 06:10:44
20506文字
会話率:37%
放課後は自由。何もしないのが最強――
そんな信念で“帰宅部”を貫いていた高校2年の佐藤ユウト。
しかし、新学期早々、学校の新制度により「帰宅部見学ツアー」なる謎企画に強制参加させられてしまう。
初日は静寂とプレッシャーの茶道部、
次はガ
チで幽霊が出る心霊研究部、
そして昔のゲーマーの血が騒ぐeスポーツ部へ――。
個性とクセが強すぎる部活たちに振り回されながらも、
なぜか少しずつ、ユウトの中の何かが変わっていく。
そして迎えた最終日。彼が選んだ場所は――
「帰宅部復活の会(仮)」?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-05 12:23:10
4325文字
会話率:52%
五七(ごしち)の僕と、七七(しちしち)の君。
ふたりの韻律が重なるとき、きっと思いも重なるはずだ。合わぬ歩幅もいつかは揃う。
偶然を運命と言う君だから。僕の名前を呼ぶ君だから。
最終更新:2025-04-23 20:17:25
1635文字
会話率:30%
ひょんなことから、パソコンを手に入れた鈴(りん)。パソコンを使っているうちに、パソコン部に入りたくなった。しかし、そんな部活はこの学校にはなかった。なければ作ればいい。
そして、廃部寸前の茶道部、文芸部を巻き込んで、なんとか設立する。
名称は茶道文芸パソコン部だ。略してパソコン部。
みんなで合宿をしたり、夏休みの宿題をやったりしているうちに、文化祭が近づいてきた。
鈴は某有名な横スクロールアクションゲームのようなものを作ろうと、開発に躍起になる。
R15は念のため。
※Windows95あたりの時代を想定してます。ただ、ゲームの立ち上げとかはメディアを入れて、電源オン(またはリセット)など、8ビット風になっていたりと、ちょっといびつになってます。Windows95でも、DOSのゲームはフロッピー等で起動できそうだけど、やったことないです。FM-TOWNSはCD-ROM起動とかできましたね。
※言語はBASIC風でもあり、C言語風でもあります。直接リストが出てくるような表現はありません。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-18 20:26:01
60068文字
会話率:32%
茶聖・千利休を幼少期から描くことで、偶像化された利休から等身大の利休を描く。
三好長慶との友情と三人の天下人(長慶・信長・秀吉)との関わりを利休の視点から描く。
最終更新:2025-04-13 06:00:00
211349文字
会話率:39%
私が考える日本人の在り方とは、まず第一に、自然との調和を中心に据えることです。日本には古来より、自然を単なる資源として消費するのではなく、そこに宿る命や力を敬い、共に生きる姿勢が根付いていました。山や川、海、そして四季の移ろいに感謝し、そこ
から得られる恵みを慎ましく享受するという思想が、私たちの文化の中に息づいています。それは、里山の管理や祭り、俳句や茶道といった芸術を通じて、自然を「愛でる」という独自の形で表現されてきました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-03 13:03:40
891文字
会話率:0%
バレンタインデーに告白された大翔高校一年生が、ホワイトデーにその相手、クラスメートの凛へお返しをする話。
本作は、香月よう子さまが苦手と言っておられたボーイズラブです。
本作は、主催者が香月よう子様、発起人が楠結衣様である「バレンタインの恋
物語企画」の参加作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-31 00:27:07
4934文字
会話率:29%
この作品はフィクションです。
実在する土地、人名、その他の物とは一切関係がありません事を明記致します。
ー簡単な?あらすじー
ヤマト国の西の果て、軍港"佐世保"の片隅にある"山の上の学校"
;。
この話は、そんな学校に通う生徒のとある日々を淡々と記したものです。過度な期待は(ry
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-25 15:30:00
12698文字
会話率:41%
【ゆるい四コマ小説的なやつです!! たまにシリアス!!】
高校へ入学して数日、茶道兼模型部、通称「ゆる部」に入部した波瀬智成(はせともなり)。強気でたまにヤンキー口調だけど小柄な部長の貴戸由真(きどゆま)、見た目はギャルなのに中身は真面目な
読書好きかつ同級生な義妹の里奈(りな)、世界的トップシェアを誇る企業のひとり娘で天才肌なのに家出して普通を満喫するNTR嫌いな先輩の茅沼千雪(かやぬまちゆき)、同じく実家を捨てて千雪と付き合っている自称おっぱいとお尻大きくて優しいえっちな先輩の宇城菫(うしろすみれ)、だらしなくてすぐにいじける面倒くさい性格な同級生としか思えないのに顧問と指導員を兼任する古賀瞳(こがひとみ)。そんな六人は、何でもないいつもの日々を過ごしていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-05 00:10:00
150279文字
会話率:64%
華道、茶道、書道…
世の乙女達は各々の道で己を鍛え、その道を極めんと、日頃から血の滲むような努力を糧とし、たゆまぬ研鑽に励んでいた───
そして、所謂、その三道の他にもう1つ、乙女の嗜みが存在した───
刄と刄のぶつかり合いで、己を体現
し、自らを高めあう───
桜刄姫道(おとめどう)と呼ばれる、乙女の、乙女による、乙女の為の武芸である!!
桜刄姫道を極めんとする、乙女達は刄姫(サムライ)と呼ばれ、いつしか他の乙女達からの憧れの的となっていた。
勿論、桜刄姫道にも披露の場は存在する…!!
男女問わず、観客全てが熱狂し、
競技人口は1億5000万人規模とまで言われている
競技名「RiVE(ライブ)」
本来の表記は雷舞(らいぶ)だが、世界規模の競技となると共に、表記統一という事で「RiVE」に改名された経緯がある。
この競技に参加し、様々な大会で優勝する事が彼女達のステータスとなり、ひいては将来のアドバンテージとなる。
RiVEを制するものは、世界を制す。という格言が生まれる程であり、決して過言ではない。
これは、刄姫(サムライ)達が雷舞(RiVE)で覇を競い、己を昇華させていく乙女達の成長の物語である。
そして、物語の始まりの舞台は「綺羅星女学園高等学校(きらぼしじょがくえんこうとうがっこう)」
略して、綺羅女(きらじょ)
ここに1人の少女が入学するところから全てが始まる。
名は東雲(しののめ) 雨千夏(うちか)
彼女もまた刄姫を目指す乙女の1人である。
だが、しかし──
お約束の展開かもしれないが、敢えて言おう。
この綺羅女には、なんと、桜刄姫道が無かったのである!!!!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-02 23:41:47
123599文字
会話率:49%
茶道を愛する高校1年生の「僕」は、憧れの高校茶道部への入部を心待ちにしていた。しかし訪れた茶道部の部室で目にしたのは、剣道着姿で腕立て伏せに励む部員たちと、「茶道こそが最強に通じる道!」と豪語する異様な部長の姿だった。
茶道の本質を見失った
先輩たちに、「僕」は真の茶道の精神を伝えようと立ち上がる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-23 20:59:13
4638文字
会話率:34%
中学生の頃からの親友が指定難病の可能性があると知り、女子高生の七瀬いをりは
親友が入院している病院へ向かいバスに乗っていた。
いをりが中学生の時、彼女にしてあげた事と同じことをするために。
いをりの横の席には、なぜか茶道部の後輩が座ってい
た。
彼女は、いをりの親友のお見舞いに強引について来たのだ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-08 19:07:30
21580文字
会話率:14%
晴れて高校一年生となった僕、春山勝喜(はるやま かつき)は早くも新生活に悩んでいた。特に社交的でも明るいというわけでもない。
むしろ消極的引っ込み思案な僕は、クラスに上手くなじめない。そうこうしているうちに、部活動を選択し入部届の提出期限が
迫ってきた。
部活が盛んで必ずどこかに所属しなければならない風潮のこの高校で。
スポーツ万能というわけでもなく、かといって芸術的才能も音楽センスにも秀でているわけでもない。
そんな僕が部活選びに苦心していると、アイドル顔負けの美少女に勧誘された。
「ねぇ、『主人公』になってみない?」
「茶道部には入れば、誰でも『主役』になれるよ」
黒く長い髪をなびかせた2年生の茶道部部長、秋芳香奈衣(あきよし かなえ)先輩に優しく声をかけられた。
思えばそれがすべての始まりだった。
そして今日の部活でも……
「春山くん、今まで黙ってたんだけどね。本当は女の子しか茶道部に入れないのよ」
「そんなこと、あるわけないじゃないですか」
「だからね、これからは、バレないように女装してきて」
「……何言ってるんですか? 部長?」
「ここに女子用の制服あるから着てみて」
「嫌ですよ。っていうか、どこから用意したんです? その制服」
黙っていれば美少女の部長。でも、急にからかってきたり、隙あらばくっ付いてきたり、たまに年上っぽく振舞ったり、時折可愛くみせたり。部活のたびに部長にもてあそばれる僕。
部活の先輩後輩であり、友達でもあり、仲間でもあり、姉弟でもあるような。
そんな恋人?ではないような関係……
つかずはなれず、ゆっくりと過ぎていく時間。今日はいったいどんな事件が起きるのだろうか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-16 17:34:24
961395文字
会話率:46%
地味で内気で消極的な高校生の春山勝喜(はるやま かつき)は無事に進級して2年生に。
新学期が始まると、クラスには留学生がやって来た。彼女は、はるばるノルウェーからニンジャを探しに留学してきたという、金髪碧眼のグラビアアイドル。諾乳《だくにゅ
う》の威天使《いてんし》と呼ばれるイングリーデゥ・エルスタッドさん。そんな彼女は、どうやらモブキャラの春山くんに興味を持ったようです。
これは『僕は茶道部部長に弄ばれる』の別次元のサイドストーリーとなっております。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-20 19:41:52
10496文字
会話率:47%
「あのね、最近、うちの金魚が元気ないんだ。エサも食べないし、底に沈んだままだし。なんだか寂しがってそう」そうなんだ。それもそのはず、その金魚って、ガラス細工の金魚だもんね。小説家になろうラジオ大賞5 参加作品。テーマは「金魚」です。*もと
ネタは、投稿中の作品「僕は茶道部部長に弄ばれる」からです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-31 17:59:47
1000文字
会話率:41%
某アニメの影響か、バイクに乗って旅をするかっこいい女性に憧れてしまった女の子は、入念?な旅の準備をしました。
外国語を習い、護身術で太極拳を習い、バイクの免許をとり、日本文化も知らなければと茶道まで習った女の子は、大学時代に塾講師や家庭
教師で貯めたお金を持って念願の旅に出ます。
そして、辿り着いたのは何故か異世界。
これは異世界転生ファンタジーのパターンかと喜ぶものの現実は甘くなく、チートどころかマイナス・スタートで、問題だけが突きつけられます。
えぇ?!言語チートは?!チートな魔力は?!なんか周りの貴族の視線、怖いんですけど?!
言葉を覚えて魔法も勉強して、側近も育てなきゃだし… 学校作って領地も発展させて、とにかく自分の立場を安定させる!!
気がつけば救国の英雄、国の重鎮(でも、本人に自覚なし)、国王すらも手を出せない存在になっていて…
何とか異世界を生き抜こうとがんばる女の子の話です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-12 12:17:58
907594文字
会話率:13%
長岡“大蔵卿法印”幽斎。嘗て“細川”姓で足利・織田・羽柴家に仕え、現在は家督を譲った隠居人である。茶道・蹴鞠のみならず囲碁・猿楽・料理など幅広い分野に精通し、中でも和歌に関しては当代随一の人物として知られていた。
慶長四年〈一五九九年〉
一月、公儀に無断で家康が諸大名との間で婚姻を結んだ事に端を発し大坂・伏見で武力衝突の可能性が高まる中、前田家の縁戚と徳川家への忠誠で板挟みになる忠興へ、自らは伏見へ参ると宣言する。
翌年に勃発した天下を揺るがす家康と反家康の戦いで、幽斎は家康に従軍する忠興に代わり領国を守るべく丹後へ入る。文化人で知られる隠居人風情に何が出来る。敵味方が疑問視する中、幽斎はある秘策があった――!!
◇第104回オール讀物歴史時代小説新人賞応募作品(一次落選)◇
〇『小説家になろう公式企画・秋の歴史2024』参加作品〇
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-28 19:30:00
35686文字
会話率:34%
南関東在住の還暦おばさんが、ゆるゆると着物生活をしています。
家は和室が一つしかない建売住宅。趣味はピアノ。仕事は英語塾。和菓子が苦手なので茶道に興味なし。日舞は才能がなくてずっと初心者のまんまという日本文化を守る気を感じさせないおばさんが
なぜか服装だけは和装をして、ああでもないこうでもないと試行錯誤しながらいつの間にか年を取っていく日常です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-08 18:37:02
8669文字
会話率:5%
もしもである。
超AIが発達した機械生命体が地球にやってきたら?
人間のパートナーとなり、共に共存する事になったら?
そんな世界に暮らす茶道鈴里とそのパートナー【ロズ】。
物心から共に過ごす2人のほのぼのな日常をどうか一緒にお過ごし下さ
い。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-21 21:13:44
6230文字
会話率:57%
年の暮れの黄昏時。人の居ぬ間にとある茶室で繰り広げられる、茶道具の付喪神たちによる一夜の茶の湯。
それは夕暮れから始まり、手燭の灯りを頼りに進む「夜咄(よばなし)」という茶事。毎年年末に、主人の留守に行われるその会の呈主は、喚鐘の付喪神。
そして今年の客としてくじで選ばれたのは、抹茶茶碗の付喪神の「天蜘蛛」、茶釜の付喪神の「千猫」、そして茶杓の付喪神の「処心」だ。
それぞれ人のかたちをとった彼らは、呈主の心づくしの夜咄の茶会が和やかに進むなかで、それぞれの思い出話を大いに語り尽くしていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-03 19:20:00
71152文字
会話率:46%
学校に居場所がない男子高校生と、そこに救いの手を差し伸べてくれた先輩がいた。
美人で巨乳の先輩に思いも掛けない一目惚れをしてしまう。
女生徒下着紛失事件を二人で退治したことから意気投合し、茶道部を作って毎日、煩悩にまみれながらお茶を飲む。
たまに持ち込まれる変な事件は解決するけど、いつまでたっても二人の距離は縮まらない。
ちょっとスラップスティックな学園ラブコメです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-25 22:04:00
374303文字
会話率:39%
高校には特殊な部活動がある、茶道、薙刀、フェンシング、アーチェリー、漫画、アニメ…
部活動必須のこの学校だが特に入りたい部活が無かったので初めて出会った友達に決めてもらう舞。体験入部ができる部活が限られていて、選んだ部活はまさかの「演劇」。
友達の響が絶対に選ばない部活だったが、とりあえず赴くことに。
出会った流星に心奪われ、舞はその光を追いかけていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-30 03:12:38
4254文字
会話率:75%